JP2004141647A - スプリンクラーヘッド - Google Patents

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    • A62C31/05Nozzles specially adapted for fire-extinguishing with two or more outlets

Abstract

【課題】 スプリンクラーヘッドの作動後に、ロック機構や弁が飛散しないスプリンクラーヘッドを提供する。
【解決手段】 給水配管側より、該給水配管と接続され中空なノズルを有する本体10、本体10のノズル出口を閉鎖する弁、弁を閉止位置に支持する上下一対の挟持体51、52と拡張・縮小可能なリング53より構成されるロック機構、下側挟持体52と接続されるデフレクター41、ロック機構と接続され熱に反応してロック機構を解除させる感熱部63が順に設けられ、平時はロック機構のリング53が拡張状態にあり、リング53の外側が本体下端22に係止され、弁体が閉止状態にあるスプリンクラーヘッドにおいて、デフレクター41の径がリング53の径より大きく、デフレクター41より上にリング53が設置されており、ノズル出口を閉鎖する弁本体30は上側挟持体51の上部の窪み内部に設置され、上側挟持体51の上端は内側に屈曲されている。
【選択図】  図1

Description

本発明は、消火用のスプリンクラーヘッドに関するものである。
スプリンクラーヘッドは、消火水供給源と接続されており、火災の際には内部の弁体が開放され、消火水供給源より送水される消火水を散布して火災を鎮圧・消火するものである。
従来のスプリンクラーヘッドとして、例えば特許文献1、2、3に記載されたものがある。
特許文献1のスプリンクラーヘッドは、図6に示すように本体1のノズル2を塞ぐ弁体3の下方に、皿バネを介してロック機構が設けられている。ロック機構は上下一対の挟持体4、5と、挟持体4、5の間に挟まれる一部が切欠かれたリング6から構成され、挟持体4、5の中心に螺設された牝ネジに感熱部が貫通されたボルトを螺入させることによってリング6が拡張された状態になっている。
挟持体4、5により拡張されたリング6は、挟持体4、5の周縁より突出した状態にあり、該突出部分をフレーム7の内フランジ上部の斜面8に係止させ、弁体3をノズル2側へ押圧して閉鎖している。
火災時には、挟持体4、5の下部に設置された感熱部であるシリンダー9内の低融点合金が溶融することで下側の挟持体5がリング6の収縮力により下方に移動し、上下の挟持体4、5の間にリング6が元の形状に復元して挟み込まれる。
リング6が収縮したことによって係止が解除され挟持体4、5が落下し、挟持体4、5によって押圧されていた弁体3も落下して弁体3に設置されたデフレクターDの上部が前記フレーム7の内フランジの斜面8に係止される。弁体3の開放によってノズル2が開放され、消火水が放出してデフレクターDに衝突して室内に散布され火災を抑制・消火する。
上記のスプリンクラーヘッドは、作動後デフレクターDが天井面から室内側に突出するフラッシュタイプのスプリンクラーヘッドであり、スプリンクラーヘッドの本体1や弁体3、デフレクターD等は天井内に埋め込まれた位置にある。室内からはスプリンクラーヘッドのシリンダー9を含む感熱部が天井面に見えるだけなので意匠的に優れたスプリンクラーヘッドである。
特許文献2、3には、小型化されたフラッシュ型スプリンクラーヘッドが記載されており、特許文献1のスプリンクラーヘッドと比較して、デフレクターがより下方の位置に設置され、スプリンクラーヘッドの全長が短くなっている。これらのスプリンクラーヘッドにおいてもスプリンクラーヘッド作動時にロック機構や弁体、感熱部等が飛散してノズルが開放され、デフレクターによって消火水が室内に散布されるものである。
米国特許第4618002号明細書 米国特許第5094298号明細書 実公平5−38760号公報
上記スプリンクラーヘッドの作動によって、飛散されるはずのロック機構や弁体、感熱部等の部品が、デフレクターやフレームの内フランジ等に引っかかってしまい、ノズルより放出される消火水の流れの妨げとなって、室内に散布される消火水に偏よりが生じてしまう可能性がある。
また、スプリンクラーヘッドの作動時には前述の部品が飛散されるのであるが、スプリンクラーヘッドが誤作動した場合等は、原因を究明するためにこれらの部品を回収して調査する必要がある。しかしスプリンクラーヘッドから飛散された部品はノズルより放出された消火水によって流されてしまう場合もあり、飛散した部品を回収することは困難であった。
そこで本発明では、スプリンクラーヘッドの作動後に、ロック機構や弁が飛散しない構造のスプリンクラーヘッドを提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、給水配管側より、該給水配管と接続され中空なノズルを有する本体、本体のノズル出口を閉鎖する弁、弁を閉止位置に支持する上下一対の挟持体と拡張・縮小可能なリングより構成されるロック機構、下側挟持体と接続され、弁が開放した際にノズルから放出される水を散布するデフレクター、ロック機構と接続され熱に反応してロック機構を解除させる感熱部が順に設けられ、平時はロック機構のリングが拡張状態にあり、リングの外側が本体下端に係止され、弁体が閉止状態にあるスプリンクラーヘッドにおいて、デフレクターの径がリングの径より大きく、デフレクターよりも上にリングが設置されているスプリンクラーヘッドである。
請求項2記載の発明は、給水配管側より、該給水配管と接続され中空なノズルを有する本体、本体のノズル出口を閉鎖する弁、弁を閉止位置に支持し、内部に穴を有する上下一対の挟持体が設けられ、上下の挟持体の間に弾性を有するリングが挟まれており、内部に低融点合金が充填され軸方向に貫通穴を有するシリンダーの底面と下側の挟持体下部とを合わせた状態で、シリンダー側から鍔部を有する牡ネジをシリンダーの貫通穴に挿入し、さらに上側の挟持体の穴に螺設された牝ネジに螺入させることによって拡張されたリングの外周が、本体下端に設けられた内フランジ部に係止されることで、平時において弁体が閉止状態にあるスプリンクラーヘッドにおいて、弁が開放した際にノズルから放出される水を散布するデフレクターの径がリングの径より大きく、デフレクターは下側の挟持体に設置されているスプリンクラーヘッドである。
請求項3記載の発明は、前記スプリンクラーヘッドにおいて、本体には円筒形状で本体下部を覆い隠す外筒が設けられており、該外筒の下端は内フランジ形状であり、本体下部と外筒の間を摺動可能で、スプリンクラーヘッドの作動時には前記内フランジに係止されるリングに、複数のピンを介してデフレクターが接続されている請求項1または2記載のスプリンクラーヘッドである。
請求項4記載の発明は、前記スプリンクラーヘッドにおいて、ノズル出口を閉鎖する弁は、弁本体、弁本体表面に被着されたパッキンから構成され、弁本体は上側挟持体の上部の窪み内部に設置され、上側挟持体から外れないよう構成されている請求項1または2記載のスプリンクラーヘッドである。
請求項5記載の発明は、前記スプリンクラーヘッドにおいて、弁本体と上側挟持体の間には弾発体が設置され、弁本体と弾発体は上側挟持体の上部の窪み内部に設置され、上側挟持体の上端は内側に屈曲されている請求項4記載のスプリンクラーヘッドである。
請求項6記載の発明は、前記スプリンクラーヘッドにおいて、外筒の下部と接続可能であるスプリンクラーヘッドを覆うカバーが設置されている請求項3記載のスプリンクラーヘッドである。
請求項7記載の発明は、前記スプリンクラーヘッドにおいて、スプリンクラーヘッドを覆うカバーは、火災時にスプリンクラーヘッドの作動よりも先に作動して、スプリンクラーヘッドを露出させる請求項6記載のスプリンクラーヘッドである。
デフレクターの径をリングの径より小さくしてデフレクターの上にリングを設け、さらにロック機構と感熱部はネジ材によって接続されているで、従来のスプリンクラーヘッドのように作動時にロック機構や感熱部が飛散することがないので、スプリンクラーヘッド作動後に感熱部がスプリンクラーヘッドから外れない状態で消火水の散布を行うことが可能であり、スプリンクラーヘッドが火災時以外に作動した際には原因究明調査のための試料である部品が確実に残っており、調査の精度が向上する。
また、弁体を挟持体に埋め込んで設置したことで、従来のようにスプリンクラーヘッドの作動時に弁体がフレーム内に引っかかって散布された消火水に偏よりが生じることは無く、スプリンクラーヘッド作動時には常に消火水が室内に均一に散布される信頼性の高いスプリンクラーヘッドである。
本発明を実施するにあたっての最良の形態を実施例1に示す。また実施例2は実施例1のスプリンクラーヘッドにスプリンクラーヘッドを覆い隠すためのカバーを設けたものである。実施例3はマルチ型のスプリンクラーヘッドに本発明を適用したものである。
以下、この発明の実施例1を図1から図4を参照して説明する。図1は実施例1の断面図であり、図2は感熱部の拡大断面図、図3は組立状態を説明する断面図、図4は作動時の断面図である。
実施例1のスプリンクラーヘッドは、本体10、フレーム20、弁30、散水部40、感熱作動部50から構成される。
本体10は内部にノズル11が穿設されており、ノズル11の下端には先端が鋭利に形成された弁座12が設けてある。本体10の上部外周には、給水配管と接続する為の牡ネジ13が螺設されており、下部にはフレーム20と螺合するための牡ネジ14が螺設されている。
中間部分は鍔状のフランジ15になっており、フランジ15の外周には外筒16の上部が係止されている。外筒16の下端は後述のガイドリング42が係止可能なように軸方向に向かって段が形成され、内フランジ17となっている。
フレーム20は筒状であり、上部内周には前述の牡ネジ14と螺合する牝ネジ21が螺設されている。下端は軸方向に突出した段部が形成された内フランジ22となっており、該内フランジ22の上部は斜面または感熱作動部50のリング53の外周面と略等しい曲面となっている。
また、側面には穴23が複数穿設されており、該穴23は感熱作動部50が組込まれたフレーム20を本体10の牡ネジ14と螺合させる際に、レンチを引掛けるために用いる。
弁30は板状であり、中心部上面に凸部が形成されている。弁30は下方に皿バネ31が設けられ、感熱作動部50の上側の挟持体51に埋め込まれて設置されている。弁体30は感熱作動部50によって前述の弁座12にパッキン32を介して押圧されている。
散水部40は、デフレクター41、ガイドリング42、ピン43等から構成される。
デフレクター41は板状であり、中心には感熱作動部50と接合するための穴44が穿設されている。デフレクター41の外周には複数の溝が刻設されている。該溝によってノズルより放出される消火水を防護範囲内に散布する作用を有する。
ガイドリング42は環状をしており、デフレクター41とはピン43、43によって連結され、フランジ15の下方にスプリング45を介して設置される。ガイドリング42は本体10の下部外周と外筒16の内周との間を摺動可能である。
感熱作動部50は、2つの挟持体51、52、リング53から成るロック機構と、感熱体であるシリンダー54、およびロック機構と感熱体を接続するボルト55から構成される。本発明に設置される感熱作動部は、従来の技術の項で説明した米国特許第4618002号明細書に記載されているものと略同じであり、以下には構造が異なる部分を主に説明する。
挟持体51は、外周に段が設けられており外径の大きな上部56と外径の小さい下部57に分けられる。上部56の上面の凹みには前述の弁30と皿バネ31を収容し、上端を軸方向に屈曲させて収容した弁30等が外れないように構成している。
上部56の外周下端にはリング収容部58が設けられ、段部が形成されている。
下部57は挟持体52の内部に摺動自在に嵌合され、下端より穿設された穴の内周には牝ネジ59が螺設されている。
挟持体52は筒状であり、内部に挟持体51の下部57を収容する。挟持体52の上部には鍔状のフランジ60が形成されている。フランジ60の側面には、デフレクター41が設置固定され、またフランジ60の上端外周には斜面が形成され、リング53が係止される。
挟持体52の下部内周には段部が形成され穴61が設けられている。該穴61には、シリンダー54を嵌装したボルト55が挿通され、挟持体52の内部に収容された挟持体51の牝ネジ59と螺合される。
リング53は、弾性を有した材料から形成され伸縮可能となっている。リング53の一部に切欠きを設けてもよい。またリング53の内径は、自由状態において前述の挟持体51のリング収容部58の径と略等しくなっている。
シリンダー54はコップ状をしており、内部には低融点合金が充填されている。中心にはボルト55が貫通する穴62が穿設され、周縁部は外部に拡張したフランジ63が形成されている。
シリンダー54は、火災の熱を吸収して内部の低融点合金に熱を伝えやすいように銅やアルミニウム等の熱伝導性のよい材料から形成され、熱の吸収性を高めるために、同様な材料より形成されたヒートコレクター64をシリンダー54の底面に接触させて設置している。
また、シリンダー54が吸収した熱が挟持体52に奪われないように、ヒートコレクター64と挟持体52との間に断熱材65を介装させてもよい。断熱材65は熱伝導性が良くない材質により形成させる他に、ヒートコレクター64と挟持体52との間に空間を設けることで熱が逃げないようにすることも可能である。
ボルト55は、牡ネジ66と、シリンダー54の内部を摺動可能な頭部67より形成されている。頭部67の上面には、レンチ穴が穿設されており、前述のように低融点合金が充填されたシリンダー54とヒートコレクター64、断熱材65を貫通させたボルト55を挟持体52に挿入し、内部に収容されている挟持体51の牝ネジ59と螺合される。
続いて、実施例1の組立手順について説明する。
先に、感熱作動部50を組み立てる。弁体30が埋め込まれた挟持体51と、散水部40が固定設置された挟持体52の間にリング53を介装させて挟持体52内に挟持体51を収容し、前述のシリンダー54等を嵌装したボルト55を、挟持体51の牝ネジ59にシリンダー54と挟持体52が外れない程度に螺入させる。
次に、フレーム20の内フランジ22の位置に上記のように組み立てた感熱作動部50のリング53の位置を合わせ、リング53を拡張させるために、リング53がフレーム20の内フランジ22に係止される位置に到達するまでボルト55を回転させる。
続いて、本体10に牡ネジ14側からスプリング45を嵌装させ、感熱作動部50が装着されたフレーム20の牝ネジ21を本体10の牡ネジ14へ螺入させる。このときフレーム20の穴23にレンチを引掛けて回転させると作業が行いやすい。
フレーム20の牝ネジ21を本体10の牡ネジ14へ螺入させることで、弁30がノズル11の弁座12に押圧され、パッキン32が弁座12に食い込みノズル11が閉塞される。また皿バネ31を設けたことによって弁30が偏ることなく、パッキン32を弁座12に均一に食い込ませることができる。
最後に、外筒16を本体10に設けられた感熱作動部50を覆うように挿通させた後、外筒16の上端を本体10のフランジ15へ折り曲げて係止させることで、組立完了となる。
続いて、実施例1の作動について説明する。
実施例1のスプリンクラーヘッドは天井裏に敷設された給水配管と接続され、天井面よりシリンダー部分が突出した位置で設けられている。火災が発生すると、火災の熱によりシリンダー54およびヒートコレクター64が温められ、シリンダー54内部の低融点合金に熱が伝わる。
熱により低融点合金が溶融してシリンダー54から外部へ流出すると、リング53が復元力により挟持体52を下方に押し下げて元の形状に戻り、リング53とフレーム20の内フランジ22の係止が解かれる。
すると、ノズル11内に充填されている消火水の圧力およびスプリング45によって弁30が弁座12から離れる。また同時にガイドリング42が押し出されて外筒16内を摺動し、外筒16下端の内フランジ17に係止される。
ノズル11より放出された消火水は、デフレクター41に衝突して室内に均一に散布され、火災を抑制・鎮圧する。
次に、実施例2について図5を参照して説明する。図5は実施例2の断面図である。実施例2は、実施例1のスプリンクラーヘッドにスプリンクラーヘッドを覆い隠すためのカバーを設けたものである。
カバーは、支持材70、接合部材71、カバープレート72から構成される。
支持材70は円筒形状をしており、筒部の内周面には実施例1のスプリンクラーヘッドの外筒16周面に螺旋状に配置されて突設した複数の突起Tと螺合する螺旋溝73が設けられている。該螺旋溝73によって天井面に対する支持材70の高さ位置を調節することができる。
下端は外側へ拡張されたフランジ形状となっており、該フランジ部74の数箇所にフランジ面より下方へ垂下した接続部75が複数設けられている。接続部75の下端は水平に曲げられており、下面は接合部材71が固定され、該接合部材71によってカバープレート72と接合している。
接合部材71は、熱伝導性が良くない材質を基材として形成され、支持材70に固定設置される。カバープレート72との接合面には低融点合金いわゆる半田との接合性が良好な銅やニッケル等の材質によって表層が形成してあり、低融点合金によって該表層とカバープレート72が接合される。
尚、低融点合金は、スプリンクラーヘッドに用いられている低融点合金よりも、溶融温度が低いものを用いるのが好ましい。
カバープレート72は、円盤状であり、前述のとおり接合部材71を介して支持材70と接続している。該カバープレート72は低融点合金の溶融を促すため、銅やアルミニウムのような熱伝導性の良好な金属板により形成されている。
上記構成のカバーを実施例1のスプリンクラーヘッドに設置する手順について説明する。
天井裏に敷設された給水配管と接続され、天井面に設けられたスプリンクラーヘッドに、カバープレート72が接合部材71を介して接続されたカバーの支持材70の筒部を、外筒16に回転させながら嵌め入れる。
すると外筒16の外周に設けられた突起Tと支持材70の螺旋溝73が螺合する。さらにスプリンクラーヘッドカバーを回転させ、支持材70のフランジ部74上面が、天井面に接触したら設置が完了する。
次に火災時の作動について説明する。火災が発生すると、カバープレート72は火災の熱を吸収し、接合部材71との接合部にある低融点合金に熱を伝える。低融点合金に伝わった熱は、接合部材71の基材が熱伝導性の良くない材質により構成されているため、熱が支持材70に伝わらずに効率よく低融点合金の溶融のために作用する。
低融点合金が溶融してカバープレート72が落下するとスプリンクラーヘッドが現れ、火災の熱がシリンダー54及びヒートコレクター64に吸収されてシリンダー54内の低融点合金に伝わり、スプリンクラーヘッドを作動させる。
実施例1の断面図 感熱作動部の拡大断面図 組立状態を説明する断面図 作動時の断面図 実施例2の断面図 従来のスプリンクラーヘッドの断面図
符号の説明
 10 本体
 15 フランジ
 16 外筒
 20 フレーム
 30 弁
 40 散水部
 41 デフレクター
 42 ガイドリング
 43 ピン
 45 スプリング
 50 感熱作動部
 51 上側の挟持体
 52 下側の挟持体
 53 リング
 54 シリンダー
 55 ボルト
 64 ヒートコレクター
 65 断熱材
 70 支持材
 71 係止材
 72 カバープレート

Claims (7)

  1. 給水配管側より、該給水配管と接続され中空なノズルを有する本体、本体のノズル出口を閉鎖する弁、弁を閉止位置に支持する上下一対の挟持体と拡張・縮小可能なリングより構成されるロック機構、下側挟持体と接続され、弁が開放した際にノズルから放出される水を散布するデフレクター、ロック機構と接続され熱に反応してロック機構を解除させる感熱部が順に設けられ、平時はロック機構のリングが拡張状態にあり、リングの外側が本体下端に係止され、弁体が閉止状態にあるスプリンクラーヘッドにおいて、
    デフレクターの径がリングの径より大きく、デフレクターよりも上にリングが設置されていることを特徴とするスプリンクラーヘッド。
  2. 給水配管側より、該給水配管と接続され中空なノズルを有する本体、本体のノズル出口を閉鎖する弁、弁を閉止位置に支持し、内部に穴を有する上下一対の挟持体が設けられ、上下の挟持体の間に弾性を有するリングが挟まれており、内部に低融点合金が充填され軸方向に貫通穴を有するシリンダーの底面と下側の挟持体下部とを合わせた状態で、シリンダー側から鍔部を有する牡ネジをシリンダーの貫通穴に挿入し、さらに上側の挟持体の穴に螺設された牝ネジに螺入させることによって拡張されたリングの外周が、本体下端に設けられた内フランジ部に係止されることで、平時において弁体が閉止状態にあるスプリンクラーヘッドにおいて、
    弁が開放した際にノズルから放出される水を散布するデフレクターの径がリングの径より大きく、デフレクターは下側の挟持体に設置されていることを特徴とするスプリンクラーヘッド。
  3. 前記スプリンクラーヘッドにおいて、本体には円筒形状で本体下部を覆い隠す外筒が設けられており、該外筒の下端は内フランジ形状であり、本体下部と外筒の間を摺動可能で、スプリンクラーヘッドの作動時には前記内フランジに係止されるリングに、複数のピンを介してデフレクターが接続されていることを特徴とする請求項1または2記載のスプリンクラーヘッド。
  4. 前記スプリンクラーヘッドにおいて、ノズル出口を閉鎖する弁は、弁本体、弁本体表面に被着されたパッキンから構成され、弁本体は上側挟持体の上部の窪み内部に設置され、上側挟持体から外れないよう構成されていることを特徴とする請求項1または2記載のスプリンクラーヘッド。
  5. 前記スプリンクラーヘッドにおいて、弁本体と上側挟持体の間には弾発体が設置され、弁本体と弾発体は上側挟持体の上部の窪み内部に設置され、上側挟持体の上端は内側に屈曲されていることを特徴とする請求項4記載のスプリンクラーヘッド。
  6. 前記スプリンクラーヘッドにおいて、外筒の下部と接続可能であるスプリンクラーヘッドを覆うカバーが設置されていることを特徴とする請求項3記載のスプリンクラーヘッド。
  7. 前記スプリンクラーヘッドにおいて、スプリンクラーヘッドを覆うカバーは、火災時にスプリンクラーヘッドの作動よりも先に作動して、スプリンクラーヘッドを露出させることを特徴とする請求項6記載のスプリンクラーヘッド。
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