JP4654025B2 - スプリンクラーヘッド - Google Patents

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Description

本発明は、ビルや工場等の建物に敷設した消火配水管の端部に取付けるようにして用いるスプリンクラーヘッドに関する。
一般に、スプリンクラーシステムには、湿式と乾式と呼ばれる二つのタイプがある。湿式と呼ばれるスプリンクラーシステムは、一次側配水管だけでなく二次側配水管内にも常態として水を充填している。乾式と呼ばれるスプリンクラーシステムは、一次側配水管にのみ常態として水を充填しており、二次側配水管にスプリンクラーヘッドを取付けている(例えば、引用文献1参照)。このような湿式のスプリンクラーシステムに用いられるスプリンクラーヘッドは、取付け部の中心に水が通過する散水路を有し、この散水路の開口を開閉自在とするガスケットを設け、このガスケットを、開口を開放する方向に付勢するコイルばねを散水路内に配設している。また、コイルばねの付勢力に抗してガスケットを、開口を閉鎖する方向に保持するための保持部材を設け、火災発生時には温度上昇により保持部材が溶融してコイルばねに対する抗力が失われて、コイルばねの弾性によりガスケットが散水路の開口を容易かつ迅速に開放し、消火水が散水される。
ところで、スプリンクラーヘッドとして、図14に示す構成を有するものがある。図示のスプリンクラーヘッドは、二次側配水管に取付ける筒状の本体100を有し、本体100の中心に消火水の通路101を形成しその先端部を噴射口102としている。また、本体100の軸方向外周の途中に鍔片部103を有する環状のばね座部104を設けて鍔片部103に筒状の案内体105を取付けている。さらに本体100に、デフレクタ106の散水部107に一体に設けたデフラクタリング108を本体軸方向に移動可能に設け、ばね座部104とデフレクタリング108との間にコイルばね109を介装している。また、前記案内体105の開口部110をプレート111で封止し、プレート111の先端部には感熱部112を設けている。
火災発生時に、プレート111が案内体105の開口部110から外れ、コイルばね109の弾性復元力によりデフレクタリング108が押圧されて案内体105から下方に突出するとともにデフレクタリング108が案内体105の先端小径部112に係止してデフレクタ106が案内体105に保持される。また、二次側配水管内が正圧に制御されて、消火水が本体100の噴射口113から噴出してデフレクタ106の散水部107に衝突して多方向に散水される。
特許3264939号公報
図14に示す上記従来のスプリンクラーヘッドにおいて、コイルばね109はばね座部104とデフレクタリング108との間に介装され、コイルばね109は火災発生時には弾性復元(伸長)する。ところで、コイルばね109が弾性復元した際に、本体100の噴射口113より下方に位置してしまうと、噴出口113から噴出する消火水がコイルばね109に当ってしまう。そうなると、コイルばね109が邪魔になって、所定の散水パターンを確保することができなくなってしまう、といった課題がある。
そこで本発明は、デフレクタによる所定の散水パターンを確保し得るスプリンクラーヘッドの提供を課題とする。
本発明のスプリンクラーヘッドは、配水管に取付けられるヘッド本体が、消火液通路を有し、消火液の吐出側となる軸方向後退側端部に消火液吐出用の噴出口部が形成された筒状の柱部と、該柱部の軸方向後退側の外面との間に隙間が形成されるとともに柱部の噴出口部からの消火液を外部へ噴出するべく噴出口部よりも軸方向後退側に開口が形成されるように柱部の軸方向後退側を外装する柱部よりも大径の筒状の外装部とを備え、前記外装部の開口を閉じるとともに雰囲気の所定温度を感熱した際に外装部の開口から軸方向後退側へ離脱可能な感熱部が設けられ、前記柱部の軸方向後退側端部である噴出口部と前記開口との間に、前記噴出口部を開閉可能に封止するとともに前記感熱部が離脱した際に開口から所定距離だけ軸方向後退側に突出するとともに消火液の散水パターンを決定するデフレクタ部が配置され、該デフレクタ部には、前記柱部と外装部との間の隙間に配置され、柱部の外周面に軸方向に摺動自在な摺動部材が備えられ、前記隙間に感熱部の離脱に伴って摺動部材を軸方向後退側に付勢するばねが配置されたスプリンクラーヘッドであって、前記ばねは、感熱部が開口から離脱してデフレクタ部が突出することで柱部の噴出口部及び外装部の開口が開放されるのに伴って伸長した際に、前記噴出口部よりも軸方向突出側に出ないよう、ヘッド本体に保持され軸方向に垂直な径方向面内に配置される基部と、該基部から軸方向に対して所定の傾斜角度でもって傾斜する傾斜部と、を有した板ばねからなることを特徴としている。
上記構成において、ばねは、感熱部が所定温度を感熱して感熱部が開口から離脱することで開口が開放されるのに伴って伸長した際(火災発生時時)に、噴出口部より軸方向後退側に出ないよう保持されているから、噴出口部から消火液が噴出しても消火液ばね当たることがない。このため、ばねが、デフレクタ体によって設定されている散水パターンを邪魔することがなく、したがってその散水パターンを確保することができる。なお、ばねは、軸方向に伸長した際の軸方向長さが、隙間の軸方向長さに比べて小さく設定されることが好ましい。また、このようなばね形状の板ばねを用いることで、ばねの軸方向幅を小さくしても所定の弾性を確保することができ、したがって、必要な弾性を確保しながら、且つばねが伸長した際に、噴出口部から噴出する消火液がばねに当たることをいっそう確実に防止することができ、散水パターンを確保することができる。ここで、所定の傾斜角度とは、軸方向とこれに垂直な径方向面との間での傾斜角度であり、火災発生時において迅速に感熱部を開口から離脱し得るのに充分な弾性力を確保可能な角度である。
また、前記柱部の軸方向途中外周部に、径方向外方に向けて突出する環状の支持部を備え、該支持部と前記摺動部材との間に前記ばねを配置していてもよい。
本発明のスプリンクラーヘッドは、感熱部が開口から離脱することで開口が開放されるのに伴ってばねが軸方向に伸長した際に、ばねが噴出口部よりも軸方向後退側に出ないよう、該ばねをヘッド本体に保持する保持手段が設けられていることを特徴としている。
このように、保持手段によってばねが噴出口部に至らないようにすることで、噴出口部から噴出する消火液にばねが当たることがない。このため、ばねが、デフレクタ部によって設定されている散水パターンを邪魔することがなく、したがってその散水パターンを確保することができる。
本発明のスプリンクラーヘッドは、前記デフレクタ部が、前記摺動部材と、前記噴出口を開閉可能に封止するべく該摺動部材の軸方向後退側に配置された封止部材と、該封止部材の軸方向後退側に配置され、連結脚部材を介して前記摺動部材に連結されるデフレクタ体とを備えていることを特徴としている。
本発明のスプリンクラーヘッドにおけるばねは、柱部の管部に外嵌する環状弾性部と、該環状弾性部の径方向外方に配置された円弧状弾性部とを備え、前記環状弾性部と円弧状弾性部とが径方向に沿う連結部で連結され、前記円弧状弾性部は、軸方向に対して所定の傾斜角度でもって傾斜された傾斜部を有した板ばねからなることを特徴としている。
このようなばね形状の板ばねを用いることで、ばねの軸方向幅を小さくしても所定の弾性を確保することができ、したがって、必要な弾性を確保しながら、且つばねが伸長した際に、噴出口部から噴出する消火液にばねが当たることをいっそう確実に防止することができ、散水パターンを確保することができる。
本発明のスプリンクラーヘッドにおけるばねは、円弧状弾性部に、傾斜部の傾斜角度と異なる角度をもって連続する延長部を、傾斜部に連続して備えていることを特徴としている。
特に、延長部の傾斜角度を傾斜部の傾斜角度と軸方向で反対方向に傾斜させることで、傾斜部および延長部の双方の弾性力が得られ、ばねの軸方向幅を小さくしても、必要な弾性力を確保することが可能となる。
また、連結部の径方向外方端に、該連結部からさらに径方向外方に向かう突片が形成されていることが好ましい。この構成によれば、連結部を部材間で挟持することでばねの動きを安定させることができる。
本発明のスプリンクラーヘッドによれば、感熱部が所定温度を感熱して感熱部が開口から離脱することで開口が開放されるのに伴ってばねが軸方向に伸長した際に、ばねは噴出口に至らないから、噴出口か噴出する消火液にばねが当たることを回避して、ばねがデフレクタ部によって設定されている散水パターンを邪魔することがなく、その散水パターンを確保することができる。
以下、本発明の実施形態に係るスプリンクラーヘッドを、図面を参照して説明する。図1は本発明の実施形態に係るスプリンクラーヘッドの常態を表す半断面図、図2は散水時の半断面図、図3は分解構成図、図4はスプリンクラーヘッドの全体斜視図、図5はスプリンクラーヘッドの概略分解図、図6はばねの底面図、図7はばねの側面図である。
本発明の実施形態に係るスプリンクラーヘッド1は、不図示のスプリンクラーシステムの配水管に設けられる。一般に、スプリンクラーシステムは、水供給設備のポンプに連通される一次側配水管と、この一次側配水管に連通される二次側配水管とを有し、二次側配水管は、ビルなどの天井部に沿うように配置される。スプリンクラーヘッド1は、具体的には、二次側配水管の所要個所に配設される。スプリンクラーシステムとして、一次側配水管および二次側配水管の双方に消火水(消火液)を充填する湿式タイプと、二次側配水管には消火水を充填しない乾式タイプとがある。この実施形態に係るスプリンクラーヘッド1は何れのスプリンクラーシステムにも適用可能である。
図1および図2に示すように、スプリンクラーヘッド1は、二次側配水管に取付けられるヘッド本体2と、感熱部3と、常態、すなわち非火災時でヘッド本体2に内装されて消火水散水用の散水パターンを決定するデフレクタ部4とを備えている。
ヘッド本体2は、筒状の柱部5を有している。この柱部5の軸方向途中外周部に、径方向外方に向けて突出する環状の支持部6が形成されている。この支持部6はヘッド本体2の軸方向Bに対し径方向に直交する方向に膨出する環状の座部7と、この座部7の径方向外方端部から軸方向後退側(以下単に「後退側」といい、例えば下方)へ向けて折曲された筒状の螺着部8とから一体に形成されている。座部7の後退側端面は、環状面としてのばね座10(後述する)として用いられる平坦面に形成されている。螺着部8の内周面にねじ8a(雌ねじ)が形成されている。柱部5の支持部6より軸方向突出側(以下単に「突出側」といい、例えば上方)の外周面に二次側配水管への取付け用のねじ5a(雄ねじ)が形成されている。
柱部5は、その中心に消火水通路11が貫通して形成され、消火水通路11は、突出側から他方側へ向けて順次縮径され、その途中で後退側端部まで同一径に形成されている。消火水通路11の後退側部(スプリンクラーヘッドの取付け時に下方となる端部)を形成する管部12の端部が消火水W吐出用の噴出口部13とされている。
ヘッド本体2は、前記螺着部8の内周面のねじ8aに螺着する、外装部としての大径筒部14(「フレーム」ともいう)を有する。この大径筒部14は、柱部5より大径で且つ柱部5の後退側を外装するよう螺着部8に螺着されている。大径筒部14の後退側端部に、径方向内方に向けて折曲された環状の鍔端部15が形成されている。なお、大径筒部14の側面には、後述のインプレスねじ67を締付けるための工具を挿入するための孔14bを有し、この孔14bは水漏れ監視としても用いられる。鍔端部15は、前記噴出口部13よりも後退側に配置されている。ヘッド本体2は、第一プレート18(「内部プレート」ともいう)を有する。第一プレート18は、鍔端部15によって形成される開口16の径よりわずかに小径に形成されて該開口16を大径筒部14の内部から塞ぐプレート部17を有する。大径筒部14の開口16の内周面は段付き形状になっており、突出側が後退側に比べて小径に形成されている。第一プレート18のプレート部17は、常態において開口16を突出側で塞いだ状態にある。上記の構成を有することで、柱部5の管部12の外周面12aと大径筒部14の内周面14aとの間に、第一隙間20(径方向の隙間)が設けられ、前記噴出口部13と第一プレート18のプレート部17との間に、第二隙間21(軸方向の隙間)が設けられている。
図3に示すように、第一プレート18は、前記プレート部17と、このプレート部17より小径の段付きの中径プレート部19aと、この中径プレート部17よりもさらに小径の段付きの小径プレート部19bとを有し、第一プレート18の中心部に軸方向に突出するスリーブ22が形成され、このスリーブ22の中心孔の内周面にねじ22a(雌ねじ)が形成されている。
大径筒部14の開口16の後退側に、雰囲気の所定温度を感熱した際に該開口16から離脱する前記感熱部3が着脱自在に取付けられている。感熱部3は、第一感熱板23、第二感熱板24、第三感熱板25を有する。感熱板23,24,25それぞれは環状に形成され、第一感熱板23、第二感熱板24、第三感熱板25の順に径が大きく形成されている。第一感熱板23の中心孔23aの外周部領域に、熱溶融性の環状の可溶片26が挿入される凹部23bが形成されている。したがって可溶片26の外径は、凹部23bの内径とほぼ等しいかわずかに小さく形成されている。第二感熱板24の中心孔24aの外周部には凹部23bの裏面に接触する環状の突部30が形成されている。第三感熱板25の中心孔25aの外周部には、突部30に重なる別の突部30Aが形成されている。また、感熱部3は、第二プレート31(「外部プレート」ともいう)を有する。この第二プレート31は、前記開口16の後退側の径と略同一径を有するプレート部19と、このプレート部19の中心から後退側に膨出して第三感熱板25の突部30Aに絶縁パッキン32を介して先端面33が当接する膨出部34を有する。膨出部34の中心に、第一プレート18のスリーブ22が嵌合する嵌合孔35が形成されている。
感熱部3は、第一プレート18の外周段付き面36と第二プレート31の外周段付き面37間に亙って嵌合する保持リング40を有する。この保持リング40は、周方向途中に切断部41を有し、第一プレート18と第二プレート31の外周段付き面36,37間に嵌合するとともに、前記鍔端部15の内周面突出側に形成された環状溝43に嵌合している。保持リング40は、径が縮まる方向へ圧縮されており、上記した嵌合状態では、この嵌合状態により、無負荷の状態に比べて径が拡大されている。図3の符号45は、ロックねじであり、このロックねじ45は、胴部46に比べて径の大きな頭部50を有し、胴部46の外周面にねじ46aが形成されている。そして頭部50の径は、第一感熱板23の凹部23bの径に比べて小さく設定されている。
ロックねじ45は第一プレート18のスリーブ22の中心孔内周面のねじ22aに螺合することで、可溶片26、第一感熱板23、第二感熱板24、第三感熱板25、絶縁パッキン32、第一プレート18と第二プレート31を一体化し、保持リング40の径が拡大することで、感熱部3が開口16に係止して保持されている。
次に、前記デフレクタ部4の構成を説明する。デフレクタ部4は、前記噴出口部13を開閉可能に封止する封止部材52(「バルブキャップ」ともいう)と、前記ヘッド本体2の内部で柱部5の管部12の外周面12aに軸方向に摺動自在に嵌合する環状の摺動部材53(「デフレクタリング」ともいう)と、柱部5の管部12の外周面12aと大径筒部14の内周面14aとの間の前記第一隙間20に配置される複数本(図では3本)の連結脚部材55と、これら連結脚部材55の後退側端部に一体形成されるデフレクタ体56とを備えている。デフレクタ体56は、環状の本体57の外周部を突出側に向けて湾曲形成した湾曲部58を有し、この湾曲部58を周方向等間隔置きに切欠くことで多数の散水用小凹部60を形成している。これら散水用小凹部60は径方向の断面が略L字形に形成されている。したがって散水用小凹部60間に、断面略L字形の障壁片61が配置形成されている。なお、前記連結脚部材55は、所定の障壁片61を軸方向に延長することで、当該障壁片61と一体に形成されている。
封止部材52は、噴出口部13よりも小径で充実断面を有する挿入部62と、噴出口部13よりも大径で、且つ環状に形成された塞ぎプレート部39と、この塞ぎプレート部39に段付き面を介して形成されて該塞ぎプレート部39よりも小径の嵌合部63とから一体に形成される。封止部材52の中心孔にねじ52a(雌ねじ)が形成されている。嵌合部63は、デフレクタ体56の本体57の中心孔44に嵌着されている。
摺動部材53は、前記管部12に摺動自在な被案内部64と、この被案内部64の突出側端部から径方向外方に向けて突出するよう形成されるとともに、前記第一隙間20に比べてわずかに小径に形成された鍔部65とから一体に形成されている。なお、当該鍔部65の径は前記大径筒部14の鍔端部15に比べて大径に設定されている。鍔部65に、周方向等間隔に3個の孔65aが形成され、前記連結脚部材55の突出側端部55aそれぞれが孔65aに一体に嵌着されている。この構成により、封止部材52、摺動部材53、およびデフレクタ体56が一体化されている。図3の符号67は、インプレスねじを示し、このインプレスねじ67のねじ部68が封止部材52の中心孔のねじ52a(雌ねじ)に螺合され、インプレスねじ67の先端頭部51は、前記第一プレート18の中心孔18aに摺動自在に嵌合(遊嵌)している。噴出口部13の端面と封止部材52の塞ぎプレート部39との間に、封止部材52の挿入部62に外嵌する環状の皿ばね70が配置されている。
前記噴出口部13を開放する方向に封止部材52を付勢するばね71(圧縮ばね)が設けられている。このばね71は、支持部6の座部7の後退側面である環状の前記ばね座10と、前記摺動部材53の鍔部65の突出側側面65bとの間に配設され、環状弾性部73(基部に相当する)を座部7側にして配置されている。ばね71は、金属板をプレス加工することで製造され、したがって製造コストを安価にしている。当該ばね71の構成は、柱部5の管部12に外嵌する前記環状弾性部73と、環状弾性部73の径方向外方に沿うように配置された円弧状弾性部74と、環状弾性部73と円弧状弾性部74とを連結する径方向に沿う弾性連結部75とから一体に形成されている。環状弾性部73は、ヘッド本体2の径方向断面に沿って平坦に形成されている。
円弧状弾性部74は、軸方向に対してその一方側に向けて所定の傾斜角度θ1でもって傾斜された傾斜部76と、この傾斜部76の傾斜角度θ1と異なる傾斜角度θ2をもって連続する延長部77を有している。さらに具体的に、円弧状弾性部74それぞれにおいて、傾斜部76と延長部77とは、円弧状弾性部74の周方向長さの略半分(中間)位置を分岐部としている。さらに、傾斜部76は周方向に沿い、且つ弾性連結部75の端部から後退側に向けて傾斜しており、延長部77は、周方向に沿い、且つ傾斜部76の端部から突出側に向けて傾斜している。このように、延長部77は傾斜部76と反対方向に傾斜するよう傾斜部76に連続して形成されている。延長部77の先端はばね座10に接触していいる。このように、ばね71は傾斜部76と延長部77との双方の弾性によって、噴出口部13を開放する方向に封止部材52を付勢している。したがって、同じ軸方向幅を有するばね(例えばコイルばね)に比べて、大きな弾性が得られる。
なお、ばね71を平面視あるいは底面視して、延長部77の先端と弾性連結部75との間には、周方向に隙間78を有する。そして、インプレスねじ67を封止部材52の中心孔のねじ52a(雌ねじ)に螺合することで、その螺合力により支持部6の座部7と摺動部材53とで軸方向内方に押圧されて圧縮され、鍔部65が後退側に付勢した状態に保持されている。なお、ばね71の弾性力によって鍔部65が後退側に付勢されていることでインプレスねじ67の頭部51が第一プレート18の中心孔18aに突出側から後退側へ向けて嵌合し、ばね71によって押圧されることから、感熱部3は後退側に付勢される。しかし、感熱部3は保持リング40の保持力により保持されているから、感熱部3がヘッド本体2から離脱してしまう状態を回避している。
上記のようにばね71は、環状弾性部73と、円弧状弾性部74と、弾性連結部75とから構成され、円弧状弾性部74は、傾斜部76と延長部77とから成るものであるが、常態ではインプレスねじ67と封止部材52のねじ52aとの螺合力により圧縮されて平坦形状に近い形状となっている。したがって、ばね71は第一隙間20の突出側にあって、しかも環状弾性部73がばね座10に接触しており、傾斜部76と延長部77とが鍔部65の突出側側面に接触した状態にある。
ばね71は管部12に沿って移動しないように(環状弾性部73がばね座10から離れないように)保持するために、大径筒部14の内周面14aの突出側端部に、径方向内方に塑性変形させるようかしめた、保持手段(係止手段あるいは固定手段)としての、かしめ部80が形成されている。かしめ部80は、ばね71を管部12の外周面12aに外装するよう挿通して環状弾性部73をばね座10に接触させた状態で行うのが好ましい。このようなかしめ部80は、大径筒部14の内周面14aに複数箇所形成するようにしている。すなわちかしめ部80の位置は、弾性連結部75に相当する領域内に形成している。あるいはこのかしめ部80は、柱部5の管部12の外周面12aに形成するようにしてもよい。そして弾性連結部75に相当する領域内にかしめ部80を形成する理由は、弾性連結部75は径方向に沿うからであり、傾斜部76や延長部77に相当する領域内に形成すると、傾斜部76や延長部77の傾斜が保持されないからである。さらに、弾性連結部75は環状弾性部73から径方向外方に向けて延長しているので、係止手段としてのかしめ作業を行い易い。なお、保持手段としてはかしめに限定されず、例えば上記領域内に溶接を行ってばね71をばね座10あるいは大径筒部14の内周面14aに固定するようにしてもよい。
次に、火災発生時におけるスプリンクラーヘッド1の動作を説明する。スプリンクラーヘッド1の天井部への取付けに際して室内等の空間に露出しているのは感熱部3のみである。火災が発生し、雰囲気温度が所定温度まで上昇したり、あるいは炎がスプリンクラーヘッド1に接触したりした場合、可溶片26が溶解し始める。この場合、ロックねじ45の頭部50の径は、第一感熱板23の凹部23bの径に比べて小さく設定されているから、ロックねじ45の頭部50と第一感熱板23の凹部23bとの隙間から溶解した可溶片26が落ち、可溶片26の体積が減少する。そうすると、可溶片26の体積が減少した分だけ第一感熱板23が下方(後退側)に移動する。第一感熱板23が下方に移動すれば、第二感熱板24が下方に移動し、第三感熱板25が移動し、さらに第二プレート31が移動し第二プレート31のプレート部19が鍔端部15の開口16から外れる。そうすると、保持リング40が第二プレート31の外周段付き面37から外れ、第一プレート18の外周段付き面36の方が第二プレート31の外周段付き面37の径に比べて小さいから、それまで第二プレート31のプレート部19の外周段付き面37で径方向外方に向けて押圧されていた保持リング40に対する拡径力が解除されて、第一プレート18の外周段付き面36に向けて径が小さくなり、保持リング40と鍔端部15との係合が解除される。
ところで上述したように、インプレスねじ67を封止部材52の中心孔のねじ52a(雌ねじ)に螺合することで、その螺合力により支持部6の座部7と摺動部材53とで軸方向内方に押圧されて圧縮され、鍔部65が後退側に付勢した状態に保持され、ばね71の弾性力によって鍔部65が後退側に付勢されていることでインプレスねじ67の頭部51が第一プレート18の中心孔18aに突出側から後退側へ向けて嵌合し、ばね71によって押圧されることから、感熱部3は後退側に付勢されているが、感熱部3は保持リング40の保持力により保持されているから、感熱部3がヘッド本体2から離脱してしまう状態を回避していた。しかし、保持リング40と鍔端部15との係止力がなくなると、上記の関係が解消されて、皿ばね70の弾性力と、ばね71の弾性力とによりデフレクタ部4が後退側に押圧される。すなわち、摺動部材53が皿ばね70およびばね71によって直接的に押圧され、摺動部材53に一体の封止部材52、摺動部材53に連結脚部材55を介して一体のデフレクタ体56が後退側に押圧され、第一プレート18のプレート部17は開口16の径よりわずかに小径であるから第一プレート18が開口16から外れ、開口16が開放され、摺動部材53の鍔部65が第一隙間20に沿って管部12の外周面12aを後退側に向けて摺動し、鍔部65の径は大径筒部14の鍔端部15に比べて大径に設定されているから摺動部材53の鍔部65が鍔端部15に係止し、デフレクタ体56が大径筒部14から軸方向外方、すなわち下方に突出する。このとき、封止部材52も大径筒部14から下方に突出し、管部12の消火水W吐出用の噴出口部13を開放するから、二次側配水管内を正圧に制御することで、噴出口部13から消火水Wが噴出し、デフレクタ体56の散水用小凹部60、障壁片61によって消火水Wが多方向に散水され、消火される。
ところで、デフレクタ部4が後退側に押圧されてデフレクタ体56が大径筒部14から下方に突出しても、ばね71はかしめ部80によってばね座10側に位置していてそこから下方に移動することなく、したがって感熱部4が開口16から離脱することで開口16が開放されるのに伴ってばね71が伸長した際に、噴出口部13に至らない。このため、ばね71が噴出口部13から噴出する消火水Wの流れ(散水パターン)の障害にならず、予め設定されている散水パターンを確保することができる。なお、ばね71が伸長する際は扁平な状態から、特に、円弧状弾性部74の傾斜部76が後退側に傾斜するよう復元することで、デフレクタ部4を押圧する。
図8は、円弧状弾性部74の傾斜部76と、延長部77を中心に描いた側面図であり、図8(a),(b)は、ばね71が無負荷状態で、且つ同じ軸方向幅を有した場合で、環状弾性部73(弾性連結部75)からの傾斜部76の長さL1,L2を変えた場合を示している。さらに図8(a),(b)では、延長部77を軸方向に傾斜させることなく、軸方向に垂直な径方向面内に沿って延長した例を示している。
図8に示したばね71の例では、(a)の方が(b)の場合に比べて傾斜部76の長さが長く、したがって軸方向に対する傾斜角度(この場合、軸方向に垂直な径方向面に対する傾斜角度)傾斜角度θ3,θ4が異なっている。ここで、図8(a),図8(b)の弾性力を比較すると、同じ軸方向幅に設定したばね71ならば、図8(b)に示すように傾斜部76の長さを短くする方が、傾斜部76を長く設定した場合に比べて弾性力は大きくなる。このように傾斜部76の長さを必要に応じて変えることでばね71の弾性力を変更することで、保持リング40の係合力とを関係付け、スプリンクラーヘッド1を構成することが可能となり、設計の自由度を向上させることができる。なお、かしめ部80によって弾性連結部75に相当する領域が固定されていることを考えると、図8から、ばね71が軸方向に縮むとき、あるいは伸張するとき、弾性連結部75と傾斜部76の分岐部75aを中心として傾斜部76先端の軌跡は円弧を描くことになるから、当該円弧の量に応じて延長部77は周方向に変位することになる。
上記実施形態では、ばね71として、柱部5の管部12に外嵌する環状弾性部73と、環状弾性部73の径方向外方に沿うように配置された円弧状弾性部74と、環状弾性部73と円弧状弾性部74とを連結する径方向に沿う弾性連結部75とから一体に形成した構成としたが、これに限定されない。例えば、上記ばね71の代わりにコイルばねを用い、このコイルばねの軸方向長さを設定し、且つ上記のようにかしめ部80でもって、コイルばねの突出側端部をヘッド本体2(例えば、ばね座10)に固定することで、コイルばねが伸張した際であってもその後退側端部が噴出口部13に至らないようにすることが考えられる。このようにすることでも、コイルばねが噴出口部13から噴出する消火水Wの流れ(散水パターン)の障害にならず、予め設定されている散水パターンを確保することができる。
上記実施形態において、ばね71は、柱部5の管部12に外嵌する環状弾性部73と、環状弾性部73の径方向外方に沿うように配置された円弧状弾性部74とから形成したがこれに限定されず、環状弾性部73と、円弧状弾性部74とを径方向内外逆位置に配置することも可能である。すなわちこの場合、円弧状弾性部74が柱部5の管部12に遊嵌する。また、ばね71において、延長部77は傾斜部76と軸方向同方向で、且つ傾斜部76の傾斜角度と異なる傾斜角度となるよう形成することも可能である。さらに、ばね71において弾性連結部75は径方向に沿わせるよう配置したがこれに限定されず、軸方向に傾斜するよう形成することも可能である。
なお、本発明の実施形態に係るスプリンクラーヘッド1は、二次側配水管に取付けられて用いられるのもであるが、湿式、乾式の何れのスプリンクラーシステムにも適用可能であり、且つ湿式の場合で、常態では二次側配水管内を負圧に保持しておくタイプあるいは正圧に保持しておくタイプの何れにも適用可能であり、火災発生時(二次側配水管内が負圧から正圧に至る際)には、ばね71によって迅速に噴出口部13を開放して、消火を行うことができる。
図14に示す従来のスプリンクラーヘッドは、コイルばね109はばね座部104とデフレクタリング108との間に介装されていて、コイルばね109を支持するために、デフレクタリング108側にコイルばね109の後退側の端部を支持する溝が必要であった。しかし、本発明の実施形態によれば、ばね71は、火災発生時に後退側に大きく伸長せず、摺動部材53(デフレクタリング108)に接触しないから、従来のような溝を形成する必要がなくなり、少なくとも摺動部材53の加工時間および製造コストを低減することが可能となる。
図9乃至図13に別の実施形態を示す。図9は全体構成を示す断面図、図10は一部拡大断面図、図11は組立て途中を示す一部拡大断面図、図12は概略分解図、図13はばねの底面図である。これらの図における実施形態が上記実施形態と異なる部分は、ばね71の構成である。このばね71は、各弾性連結部75の径方向外方端部に、該各弾性連結部75からさらに径方向外方に平面的に延長するよう突出する平面視小矩形状の突片79(図では三個)を一体に有している。
この突片79は、保持手段でもって挟持される部分であり、具体的には、ばね座10と大径筒部14の端面14c(図9において上方端面であり、図12において下方端面)とのに挟持される。このように、各弾性連結部75からさらに径方向外方に延長する突片79を一体形成し、これら突片79をばね座10と大径筒部14の端面14cとで挟持するようスプリンクラーヘッド1を組立てることにより、ばね71特に安定することになる。そして、保持手段として、突片79がばね座10と大径筒部14の端面14cとで挟持することで、火災発生時にスプリンクラーヘッド1が動作してもばね71は管部12に沿って移動することがないため、予め設定されている散水パターンを確保することができる。尚、この実施形態では、ばね71をばね座10と大径筒部14の端面14cとで挟持する構成としていることから、かしめ部80は特に必要はない。
本発明の実施形態に係るスプリンクラーヘッドの常態を表す半断面図。 同じく散水時の半断面図。 同じく分解構成図。 同じくスプリンクラーヘッドの全体斜視図。 同じくスプリンクラーヘッドの概略分解図。 同じくばねの底面図。 同じくばねの側面図。 ばねの他の実施形態を示すとともに形状による作用の比較図。 他の実施形態を示すスプリンクラーヘッドの常態を示す半断面図。 同じく一部拡大断面図。 同じく組立て途中を示す一部拡大断面図。 同じく概略分解図。 同じくばねの底面図。 従来のスプリンクラーヘッドの半断面図。
符号の説明
1 スプリンクラーヘッド
2 ヘッド本体
3 感熱部
4 デフレクタ部
5 柱部
7 座部
10 ばね座
11 消火水通路
12 管部
18 第一プレート
23 第一感熱板
31 第二プレート
52 封止部材
53 摺動部材
55 連結脚部材
56 デフレクタ体
71 ばね
73 環状弾性部
74 円弧状弾性部
75 弾性連結部
79 突片

Claims (7)

  1. 配水管に取付けられるヘッド本体が、消火液通路を有し、消火液の吐出側となる軸方向後退側端部に消火液吐出用の噴出口部が形成された筒状の柱部と、該柱部の軸方向後退側の外面との間に隙間が形成されるとともに柱部の噴出口部からの消火液を外部へ噴出するべく噴出口部よりも軸方向後退側に開口が形成されるように柱部の軸方向後退側を外装する柱部よりも大径の筒状の外装部とを備え、前記外装部の開口を閉じるとともに雰囲気の所定温度を感熱した際に外装部の開口から軸方向後退側へ離脱可能な感熱部が設けられ、前記柱部の軸方向後退側端部である噴出口部と前記開口との間に、前記噴出口部を開閉可能に封止するとともに前記感熱部が離脱した際に開口から所定距離だけ軸方向後退側に突出するとともに消火液の散水パターンを決定するデフレクタ部が配置され、該デフレクタ部には、前記柱部と外装部との間の隙間に配置され、柱部の外周面に軸方向に摺動自在な摺動部材が備えられ、前記隙間に感熱部の離脱に伴って摺動部材を軸方向後退側に付勢するばねが配置されたスプリンクラーヘッドであって、
    前記ばねは、感熱部が開口から離脱してデフレクタ部が突出することで柱部の噴出口部及び外装部の開口が開放されるのに伴って伸長した際に、前記噴出口部よりも軸方向突出側に出ないよう、ヘッド本体に保持され軸方向に垂直な径方向面内に配置される基部と、
    該基部から軸方向に対して所定の傾斜角度でもって傾斜する傾斜部と、
    を有した板ばねからなることを特徴とするスプリンクラーヘッド。
  2. 前記柱部の軸方向途中外周部に、径方向外方に向けて突出する環状の支持部を備え、該支持部と前記摺動部材との間に前記ばねを配置していることを特徴とする請求項1に記載のスプリンクラーヘッド。
  3. 感熱部が開口から離脱することで開口が開放されるのに伴ってばねが軸方向に伸長した際に、ばねが噴出口部よりも軸方向後退側に出ないよう、該ばねをヘッド本体に保持する保持手段が設けられていることを特徴とする請求項記載のスプリンクラーヘッド。
  4. 前記デフレクタ部は、前記摺動部材と、前記噴出口を開閉可能に封止するべく該摺動部材の軸方向後退側に配置された封止部材と、該封止部材の軸方向後退側に配置され、連結脚部材を介して前記摺動部材に連結されるデフレクタ体とを備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のスプリンクラーヘッド。
  5. ばねは、柱部の管部に外嵌する環状弾性部と、該環状弾性部の径方向外方に配置された円弧状弾性部とを備え、前記環状弾性部と円弧状弾性部とが径方向に沿う連結部で連結され、前記円弧状弾性部は、軸方向に対して所定の傾斜角度でもって傾斜された傾斜部を有した板ばねからなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のスプリンクラーヘッド。
  6. ばねの円弧状弾性部に、傾斜部の傾斜角度と異なる角度をもって連続する延長部が傾斜部に連続して形成されていることを特徴とする請求項5記載のスプリンクラーヘッド。
  7. 連結部の径方向外方端に、該連結部からさらに径方向外方に向かう突片が形成されていることを特徴とする請求項5または請求項6の何れかに記載のスプリンクラーヘッド。
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