JP2009131438A - スプリンクラヘッド - Google Patents
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Abstract
【解決手段】放水口3を有するヘッド本体1と、該放水口3を塞ぐ弁体5と、該弁体5を支持する感熱機構7と、前記ヘッド本体1の下部に形成される円筒接続部9と、該円筒接続部9に接続されるフレーム11と、を有するスプリンクラヘッドspにおいて、 前記弁体5は、上部に設けたガスケット4を介して前記放水口3の周囲に形成した弁座13に圧接され、前記弁体の外径dは前記円筒接続部9の内径Dとほぼ等しいか、又は、それよりわずかに小さく形成されている。
【選択図】 図1
Description
(1)誤って、スプリンクラヘッドの下部に外力、例えば、棒による衝撃力、が加えられることがある。この時、弁体は、下から感熱機構により押し上げられ弁座に圧着されているので、上下方向に関しては動くことは少ない。
スプリンクラヘッドspは、放水口3を有するヘッド本体1と、該放水口3を塞ぐ弁体(「コーン」とも言う)5と、該弁体5を支持し、一対のアーム6,6を有する感熱機構7と、該ヘッド本体1の下部に形成される円筒接続部9と、該円筒接続部9に螺着されるフレーム11,とを備えている。
この隙間を調整する手段は、弁体5の左右方向の移動を規制する弁体摺動規制手段の一例であるが、この弁体摺動規制手段として、前記とは逆に、円筒接続部9自体の肉厚を大きくし、円筒接続部9の内径Dを従来例より小さくして前記弁体5の外径dとほぼ等しくするか、又は、それよりわずかに大きく形成することもできる。弁体5と円筒接続部9間の隙間tが小さいと、組み立て時に、弁体5が所定位置に収まり易く、組み立てが容易になる。
前記段部11cには、一対のアーム嵌合溝11dが、軸対称に設けられているが、この溝11dの溝幅の寸法woは、前記アーム6の先端部6cの横幅の寸法w(4.0mm)とほぼ等しいか、又は、それよりわずかに大きく、例えば、4.1mmに形成されている。又、アーム嵌合溝11dの幅は、火災動作時にアーム6の動きに支障をきたさない大きさになっている。
なお、図1において、17は、ピストンAの基端部に設けられ、その両端部が前記アーム6の係止穴6aに係合するリンク押え板、19はその両端部が前記アーム6の係止穴6bに係合するアーム支持板、20はシリンダ21に内蔵され、ピストンBを介して前記ピストンAにより押圧されるハンダ(可溶栓)、22はシリンダ21の下端部に螺着された感熱板、23は保護カバー、をそれぞれ示す。
スプリンクラヘッドが外力を受けた場合:
火災監視時に、感熱機構7が棒などによる衝撃力を受けると、弁体5及びアーム6,6にその力(外力)が伝達される。
火災が発生しハンダ20が溶融すると、一対のアーム6,6は、回転してはじけフレーム11の段部11cから離れるので、弁体5を支持している感熱機構7は、分解され、弁体5はガイドアーム5gに案内されながら落下し、フレーム11の底部に着座し、底部開口11aを閉鎖する。
また、弁体5は、円筒接続部9内を落下するが、前記両者5,9間の隙間tは、垂直方向に摺動落下に支障の無い範囲の大きさなので、弁体5は円筒接続部9の内壁面にガイドされるように円滑に落下し、フレーム11の底部に着座する。
この実施の第1実施の形態との相違点は、アーム移動規制手段である。
この実施の形態では、フレーム11の段部11cにアーム嵌合溝11dを設ける代わりに、アーム6の先端部6cの両側面を挟む様にアーム規制突起21、21を形成したことである。この突起21の高さ、形状、幅等は必要に応じて適宜選択される。なお、一対の突起21,21の間隔は、アーム6の先端部6cよりわずかに大きい程度の長さである。
この実施の第1実施の形態との相違点は、弁体摺動規制手段である。
この実施の形態では、弁体5と円筒接続部9との隙間tを小さくする代わりに、前記隙間にシリコンゴム等の充填材30を詰め込み、弁体5の移動を規制することである。この実施の形態では、前記隙間に充填材30を詰め込むだけで足りるので、従来例のスプリンクラヘッドにも容易に適用することができる。
この実施の第1実施の形態との相違点は、弁体摺動規制手段である。
この実施の形態では、弁体5と円筒接続部9との隙間tを小さくする代わりに、弁体5の外周面又は円筒接続部9の内周面に、周方向に間隔をおいて、複数の位置保持突起40を設け、弁体5の移動を規制することである。この突起40は、例えば、棒状体であり、周方向に等間隔に4個配設されているが、その数、形状等は、必要に応じて適宜選択される。
3 放水口
4 ガスケット
5 弁体
6 アーム
6c アームの先端部
7 感熱機構
9 円筒接続部
11 フレーム
11c フレームの段部
11d アーム嵌合溝
13 弁座
Claims (4)
- 放水口を有するヘッド本体と、該放水口を塞ぐ弁体と、該弁体を支持する感熱機構と、前記ヘッド本体の下部に形成される円筒接続部と、該円筒接続部に接続されるフレームと、を有するスプリンクラヘッドにおいて、
前記弁体は、上部に設けたガスケットを介して前記放水口の周囲に形成した弁座に圧接されるとともに、前記弁体の左右方向の移動を規制する弁体摺動規制手段が設けられていることを特徴とするスプリンクラヘッド。 - 前記弁体摺動規制手段は、前記弁体の外径を前記円筒接続部の内径とほぼ等しいか、又は、それよりわずかに小さく形成し、前記弁体を前記円筒接続部に摺動可能に密接させることを特徴とする請求項1記載のスプリンクラヘッド。
- 放水口を有するヘッド本体と、該放水口を塞ぐ弁体と、該弁体を支持し、一対のアームを有する感熱機構と、前記ヘッド本体の下部に形成される円筒接続部と、該円筒接続部に接続されるフレームと、を有するスプリンクラヘッドにおいて、
前記フレームの前記アームが係止される部分に、前記アームの移動を規制するアーム移動規制手段が設けられていることを特徴とするスプリンクラヘッド。 - 前記フレームは、その内周面から内側に向かって突出した段部を有し、前記アーム移動規制手段は、前記段部に設けられた、前記アームの先端部の横幅とほぼ等しい幅のアーム嵌合溝であることを特徴とする請求項3記載のスプリンクラヘッド。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2007309874A JP2009131438A (ja) | 2007-11-30 | 2007-11-30 | スプリンクラヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007309874A JP2009131438A (ja) | 2007-11-30 | 2007-11-30 | スプリンクラヘッド |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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ID=40863980
Family Applications (1)
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JP2007309874A Pending JP2009131438A (ja) | 2007-11-30 | 2007-11-30 | スプリンクラヘッド |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2009131438A (ja) |
Citations (2)
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JP2002159586A (ja) * | 2000-11-24 | 2002-06-04 | Senju Sprinkler Kk | スプリンクラーヘッド |
JP2006263217A (ja) * | 2005-03-24 | 2006-10-05 | Nohmi Bosai Ltd | 消火方法及び消火ヘッド |
-
2007
- 2007-11-30 JP JP2007309874A patent/JP2009131438A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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