JP5164084B2 - スプリンクラヘッド - Google Patents

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Description

この発明は、消火設備に用いられるスプリンクラヘッドに関するものである。
従来のスプリンクラヘッドとして、放水口を有するヘッド本体と、該放水口を塞ぐ弁体と、該弁体を支持し、一対のアームを有する感熱機構と、前記ヘッド本体の下部に形成される円筒接続部と、該円筒接続部に接続されるフレームと、を有するスプリンクラヘッド、が知られている(例えば、特許文献1、参照)。
このスプリンクラヘッドでは、火災時の熱により前記感熱機構を構成するハンダ(可溶栓)が溶けると、前記アームが回転して前記感熱機構が分解する。そのため、弁体が落下して開弁するので、放水口から消火水が放出される。
実公昭56−49635号公報
従来例には、次の様な問題がある。
前記感熱機構のアームはフレームの段部に係止されているだけなので、前記アームが前述のような外力を受けると、動いてしまい、設計位置からずれてしまう。この様な位置ずれが発生すると、水漏れや不時放水の原因となってしまう。なお、この様な不具合は、スプリンクラヘッドに直接外力が加わらなくても、スプリンクラヘッドが取付けられた配管に強い外力が加わり、その結果、スプリンクラヘッドに衝撃力がかかった場合にも起こり得る。
この発明は、上記事情に鑑み、スプリンクラヘッド又は配管が外力を受けても弁体やアームが動くことのない、衝撃に強いスプリンクラヘッドを得ることを目的とする。
この発明は、放水口を有するヘッド本体と、該放水口を塞ぐ弁体と、該弁体を支持し、一対のアームを有する感熱機構と、ヘッド本体の下部に接続されるフレームと、を有するスプリンクラヘッドにおいて、フレームは、アームを係止するための、内周面から内側に向かって突出する段部を有し、段部に、アームの移動を規制するアーム移動規制手段が設けられ、アーム移動規制手段は、アームの先端部の横幅とほぼ等しい幅のアーム嵌合溝、又はアームの先端部の両側面を挟むように設けたアーム規制突起であることを特徴とするものである。
この発明は、フレームのアームが係止される部分に、前記アームの移動を規制するアーム移動規制手段を設けられているので、スプリンクラヘッドの下部等に左右方向の外力がかかっても、前記アームは移動を規制され設計位置を維持する。従って、従来例と異なり、水漏れや不時放水の発生を防止することが出来る。
本発明の第1実施の形態を示す縦断面図である。 図1のII−II断面拡大図である。 アームの正面拡大図である。 フレームの平面図である。 図4のV-V線断面図である。 本発明の第2実施の形態を示すフレームの平面で、図5に相当する図ある。
この発明の第1実施の形態を図1〜図5により説明する。
スプリンクラヘッドspは、放水口3を有するヘッド本体1と、該放水口3を塞ぐ弁体(「コーン」とも言う)5と、該弁体5を支持し、一対のアーム6,6を有する感熱機構7と、該ヘッド本体1の下部に形成される円筒接続部9と、該円筒接続部9に螺着されるフレーム11,とを備えている。
前記弁体5の上面には、ガスケット4が被着され、該ガスケット4は弁座13に圧接されている。この弁体5は、円筒接続部9内に遊嵌合されており、弁体5の外周面5aと円筒接続部9の内周面9aとの間には、わずかな隙間tが存在している。
この隙間tは、小さければ小さい程、弁体5の左右方向(半径方向)の移動規制には、効果があるが、あまり小さくすると、弁体5が落下する際に円筒接続部9にひっかかり円滑に開弁できなくなる恐れがある。そこで、この隙間tは、該弁体5の落下に支障をきたさない範囲内で形成され、弁体5が十分に摺動できる程度で形成される。即ち、弁体5と円筒接続部9との関係は、弁体5が全く動かない様な、きつきつの状態ではなく、弁体5が少なくとも回動できる程度の余裕がある。
この様な隙間tを調整する手段として、弁体5の外径dを従来例より大きくして前記円筒接続部9の内径Dとほぼ等しくするか、又は、それよりわずかに小さく形成する。例えば、弁体5の外径dを、16.0mm 円筒接続部9の内径dを16.2mmに形成し、隙間tを0.1mmに形成する。
この隙間を調整する手段は、弁体5の左右方向の移動を規制する弁体摺動規制手段の一例であるが、この弁体摺動規制手段として、前記とは逆に、円筒接続部9自体の肉厚を大きくし、円筒接続部9の内径Dを従来例より小さくして前記弁体5の外径dとほぼ等しくするか、又は、それよりわずかに大きく形成することもできる。弁体5と円筒接続部9間の隙間tが小さいと、組み立て時に、弁体5が所定位置に収まり易く、組み立てが容易になる。
感熱機構7は、バランサ15を介して弁体5を支持する一対のアーム6,6を備えている。このアーム6は、フレーム11に支持されているが、このアーム6の本体には、図3に示すように、上下方向に間隔をおいて2つの係止穴6a、6bが設けられている。このアーム6の先端部6cは、鉤状に曲がっており、その横幅の寸法wは、例えば、4.0mm、に形成されている。
フレーム11の底部には、図4、図5に示すように、弁体5に突設されているガイドアーム5gを案内する底部開口11aが設けられて、また、該底部近傍の側壁には、周方向に間隔をおいて複数の散水口11bが設けられている。
フレーム11の内周面には、アーム6,6を係止させるための段部(「フランジ部」ともいう)11cが中心軸に向かって突設されているが、この段部11cは、前記散水口11bの上端部に位置している。
前記段部11cには、一対のアーム嵌合溝11dが、軸対称に設けられているが、この溝11dの溝幅の寸法woは、前記アーム6の先端部6cの横幅の寸法w(4.0mm)とほぼ等しいか、又は、それよりわずかに大きく、例えば、4.1mmに形成されている。又、アーム嵌合溝11dの幅は、火災動作時にアーム6の動きに支障をきたさない大きさになっている。
このアーム嵌合溝11dは、アーム6の移動を規制するアーム移動規制手段の一つであるが、その溝の深さは、必要に応じて適宜選択される。アーム6は、アーム嵌合溝11d内に収まり、移動が規制されるので、組み立て時に、アーム6が動かなくなり、組み立てが容易になると共に、位置合わせが容易になる。
なお、図1において、17は、ピストンAの基端部に設けられ、その両端部が前記アーム6の係止穴6aに係合するリンク押え板、19はその両端部が前記アーム6の係止穴6bに係合するアーム支持板、20はシリンダ21に内蔵され、ピストンBを介して前記ピストンAにより押圧されるハンダ(可溶栓)、22はシリンダ21の下端部に螺着された感熱板、23は保護カバー、をそれぞれ示す。
次に、本実施の形態の作動について説明する。
スプリンクラヘッドが外力を受けた場合:
火災監視時に、感熱機構7が棒などによる衝撃力を受けると、弁体5及びアーム6,6にその力(外力)が伝達される。
前記弁体5は、前記外力が伝達されると、左右方向(半径方向)に摺動しようとするが、該弁体5と円筒接続部9間の隙間tは、ほとんど無いに等しいので、該弁体5は、前記円筒接続部9の内周面に当接し、その移動を阻止される。そのため、弁体5が、弁座13から外れたりずれたりすることがないので、従来例と異なり、水漏れや不時放水が発生することがない。
前記アーム6,6は、前記外力が伝達されると、移動しようとするが、その先端部6cがアーム嵌合溝11dに嵌合されているので、移動することができない。そのため、アーム6,6を設計位置に保持することができるので、従来例と異なり、水漏れや不時放水を招来することはない。
火災発生時:
火災が発生しハンダ20が溶融すると、一対のアーム6,6は、回転してはじけフレーム11の段部11cから離れるので、弁体5を支持している感熱機構7は、分解され、弁体5はガイドアーム5gに案内されながら落下し、フレーム11の底部に着座し、底部開口11aを閉鎖する。
この時、アーム6,6の先端部6c、6cは、段部11cのアーム嵌合溝11dに遊嵌合されているので、容易に該溝11dから外れることが出来る。
また、弁体5は、円筒接続部9内を落下するが、前記両者5,9間の隙間tは、垂直方向に摺動落下に支障の無い範囲の大きさなので、弁体5は円筒接続部9の内壁面にガイドされるように円滑に落下し、フレーム11の底部に着座する。
弁体5が落下し開弁すると、放水口3から消火水が放出され、その消火水は弁体5に衝突して流れ方向を変えられながら散水口11bから放出される。
この発明の第2実施の形態を図6により説明するが、図1〜図5と同一図面符号は、その名称も機能も同一である。
この実施の第1実施の形態との相違点は、アーム移動規制手段である。
この実施の形態では、フレーム11の段部11cにアーム嵌合溝11dを設ける代わりに、アーム6の先端部6cの両側面を挟む様にアーム規制突起21、21を形成したことである。この突起21の高さ、形状、幅等は必要に応じて適宜選択される。なお、一対の突起21,21の間隔は、アーム6の先端部6cよりわずかに大きい程度の長さである。
1 ヘッド本体、3 放水口、4 ガスケット、5 弁体、6 アーム、6c アームの先端部、7 感熱機構、9 円筒接続部、11 フレーム、11c フレームの段部、11d アーム嵌合溝、13 弁座。

Claims (1)

  1. 放水口を有するヘッド本体と、該放水口を塞ぐ弁体と、該弁体を支持し、一対のアームを有する感熱機構と、前記ヘッド本体の下部に接続されるフレームと、を有するスプリンクラヘッドにおいて、
    前記フレームは、前記アームを係止するための、内周面から内側に向かって突出する段部を有し、
    前記段部に、前記アームの移動を規制するアーム移動規制手段が設けられ
    前記アーム移動規制手段は、前記アームの先端部の横幅とほぼ等しい幅のアーム嵌合溝、又は前記アームの先端部の両側面を挟むように設けたアーム規制突起であることを特徴とするスプリンクラヘッド。
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