JP2881557B2 - スプリンクラーヘッドの止水部 - Google Patents

スプリンクラーヘッドの止水部

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオフィスやホテルその他
工場等に於いて敷設した消火配水管の端部に取り付ける
スプリンクラーヘッドの止水部の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスプリンクラーヘッドの止水部
は、消火用水を放出するノズルの口端縁(弁座)に、弁
体を耐放出水圧にて圧接し、該ノズルの口端縁と接する
弁体面上に設けたガスケット(銅製パッキング)を介し
て密着させ、水密を保つように構成したものが主流とな
っていた(例えば、実公昭52−32635号、実公昭
53−8239号、実開昭60−195056号、実公
平2−29972号、実開平4−103167号公報等
参照)。
【0003】また、上記の他にガスケット(銅製パッキ
ング)を介さないで直接ノズルの口端縁と弁体とを密着
させるようにした止水部もある(例えば、米国特許第4
618002号公報参照)。
【0004】その他、ノズルの先端寄り内周部に環状溝
を設け、該環状溝内に嵌入したOリングを介して蓋部材
の突起を嵌入し、水密を保つようにしたものもある(例
えば、実開昭56−80163号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記前者止水
部即ち第1の従来例では、口端縁を尖らせたノズルに弁
体を圧接する事により弁体の表面に設けたガスケット
(銅等の軟質金属)にノズルの口端縁を食い込ませて、
密着を図り水密を保つものであるが、食い込ませるとは
言っても所詮金属同士であるからそれには限度がある
が、これによって封水するには強力な押圧力が必要であ
り、しかも、このような強力な圧力に耐えるには、それ
に見合った材料の選定や設計上の配慮が必要となり、高
価となる欠点があった。
【0006】それ許かりでなく、全製品にばらつきがな
く確実に封水作用をするには、ノズルの口端縁の加工精
度、弁体表面の仕上がり精度等に充分な配慮が必要であ
ると共に、徹底した品質管理が要求され、熟練者や一定
の品質管理要員が必要となり、生産性に大きく影響を与
えているのが現状である。
【0007】また前記第2の従来例では、ガスケット即
ちパッキング材を用いない構造であるから、ガスケット
を介在したものに較べて、弁体とノズルとの接触部に於
ける高い加工精度が要求されるので、この種構成の止水
部は現実には殆ど実施されていない。
【0008】更に前記第3の従来例では、Oリングより
上流側にノズルと突起との当接部がなく、Oリングと突
起との摺動部が大量の防火用水中に露出した状態となっ
ており、その結果、防火用水中に溶存している鉱物質或
いは他の異物がOリングと突起との摺動部に長期の間に
沈着して、突起が摺動不能となることがあった。本発明
は係る上記従来例の欠点の改善を図ろうとするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】感熱手段が熱応動して止
水部の封水保持手段を解除し放水するようにしたスプリ
ンクラーヘッドにおいて、該封水保持手段と連動する弁
体をスプリンクラーヘッド内の放水ノズルに、シールリ
ングを介して摺動自由に相嵌し、該弁体に離脱用ばねを
作用させて封水を解除するようにしてなる。
【0010】
【作用】感熱手段が熱応動して封水保持手段を解除した
時、該封水保持手段と連動する弁体が、ばねの弾力によ
って放水ノズルから離脱し、防火用水を放出する。
【0011】
【実施例】先ず本発明の概要を述べると、スプリンクラ
ーヘッド本体内の放水ノズルと、該放水ノズルを閉止す
る弁体と、感熱手段によって支配され且つ前記弁体に連
動する封水保持手段とからなり、該保持手段を解く事に
より止水部を開放するようにしている。
【0012】先ず、止水部Aは、図1に示すように消火
配水管の先端部に取着するスプリンクラーヘッド本体1
の一方に放水ノズル4を突出し、該放水ノズル4の外周
部には、デフレクター7を支持アーム8によって垂下保
持したデフレクターリング9を緩嵌すると共に、該デフ
レクター7を押し上げた時、デフレクターリング9の内
周上端縁が、放水ノズル4の外周上端に形成した段部5
に当接してデフレクター7の位置を安定させるか、図4
の如く放水ノズル4の下部を適宜延ばし、その延長部6
の下端とデフレクター7とを当接させて位置の安定を図
っても良い。
【0013】そして、放水ノズル4の下部寄り内周に形
成した広径部には弁体14を嵌入して、環状溝15内の
Oリング(シールリング)16によって該弁体14と放
水ノズル4との水密を保持し、更にデフレクター7の中
央部に緩挿したボルト17(弁体)の上端には該弁体1
4を螺合定着すると共に、該ボルト17の頭部18とデ
フレクター7との間に弁体14を放水ノズル4から瞬時
に離脱させるための円錐コイルばね19を弾介し、後述
する封水保持手段Bが解除されたとき、消火用水の水圧
に関係なく弁体14を開放するようにしている。
【0014】また、弁体14の上端周縁の一部を広径段
部4´と突き合わせ状に面接触又は線接触させて該Oリ
ング16の上流側を非水密的に閉鎖し、ヘッド本体1の
通水孔とこれに通ずる配管内に充満する大量の消火用水
中に溶存する鉱物質などの異物がOリングの部分まで浸
入することを阻止し、Oリング16の摺動部及びその周
辺への沈着を防止し、弁体の摺動抵抗をなくする。
【0015】また、図5のように弁体14をボルト17
によってデフレクター7に定着し、デフレクターリング
9とヘッド本体1の上下間略中央部に形成したナット状
部2の天面3との間に円錐コイルばね19を弾介しても
良い。
【0016】次に封水保持手段Bは、ヘッド本体1のナ
ット状部2にフレーム10の上端螺子部11を螺着し、
該フレーム10の下端に形成した掛止突縁12に、加圧
板20の放射状凹所と差動板26の周縁段部間に挟持し
たボール27の一部を掛止し、該加圧板20の中央を縦
貫するセットボルト21の上端を前記ボルト17の頭部
18に当接して、加圧板20と差動板26との間隙を後
述の感熱手段により一定に保つことによって、ボール2
7の位置を安定させ、弁体14を放水ノズル4内に嵌入
して止水した状態を維持するようにしている。
【0017】そして感熱手段Cは、差動板26に基端部
を嵌着した感熱体シリンダー23と、該感熱体シリンダ
ー23内に緩嵌し、且つ、中央部を前記セットボルト2
1に螺着した感熱体ピストン22と、該感熱体ピストト
ン22と前記感熱体シリンダー23との間に介在したド
ーナツ状の可溶片25(半田など低温溶融金属)とによ
って構成され、可溶片25の介在によって加圧板20と
差動板26との間隙を一定に保つようにしている。尚、
感熱体シリンダー23には熱感知を良好にするための感
熱板24を上下に一体或いは一体的に連設している。
【0018】次に上記実施例の動作に就いて述べると、
スプリンクラーヘッド本体1は、図1の状態で消火配水
管の先端に取着され、弁体14には常時一定の水圧が作
用しているものとし、例えば火災が発生したとすると、
熱気や炎による熱は先ず感熱手段Cの感熱板24から可
溶片25へ伝導して該可溶片25を溶融する。
【0019】この時、感熱体ピストン22と感熱体シリ
ンダー23には、可溶片25を挟んで円錐コイルばね1
9の弾力がボール27を介して向き合って作用している
ので、可溶片25は図2のように感熱体ピストン22と
感熱体シリンダー23との間隙から溶出する。
【0020】その結果、加圧板20と差動板26との緊
張が緩み、常時作用している円錐コイルばね19の弾力
によって、フレーム10の掛止突縁12と加圧板20と
の迫り合いにより、ボール27は中心方向へ向かう分力
をうけ、加圧板20の放射状凹所に沿って移動を促すよ
うになし、これに伴って差動板26は可溶片25の溶出
相当量だけ下降し、やがて掛止突縁12と該ボール27
との掛合が外れて封水保持手段Bは解除し、更に前記円
錐コイルばね19の余剰弾力で加圧板20と差動板26
は共に図3のようにフレーム10の下端開口13から離
脱する。
【0021】そして、封水保持手段Bの離脱に伴って止
水部Aも、弁体14の自重及び消火用水の水圧によって
フレーム10の下端開口13から突出するが、この時、
デフレクターリング9はフレーム10の下端の掛止突縁
12に掛止される。従って弁体14は、デフレクター7
と共に支持アーム8を介して該デフレクターリング9に
より垂下保持される。
【0022】スプリンクラーヘッド本体1の放水ノズル
4から噴出する消火用水は、支持アーム8によって垂下
保持している弁体14及びデフレクター7と強力に衝突
して四方に拡散し、消火動作を開始することになる。上
述のように本発明の最も要旨とするところは、放水ノズ
ル4内に弁体14を摺動可能に挿入したことにより加工
精度が緩和され、且つ確実に止水作用を発揮する事であ
る。
【0023】また図6、7に示す他の実施例について説
明すると、止水部Aは、拡散板7a(前記デフレクター
7に代わるもの)の中央を上向きに貫通したボルト17
の頭部18と、該拡散板7aとの対向面間に円錐コイル
ばね19を彈介すると共に、ヘッド本体1aの通水孔内
に挿入した弁体14を該ボルト17の先端に螺着して、
封水解除時に該ばね19の弾力によって弁体14を通水
孔から離脱するようにしている。
【0024】そして、該ヘッド本体1aのナット状部2
には、外周に複数個の傾斜噴水孔28を穿設したフレー
ム10aの上端螺子部11を螺着し、封水保持手段Bを
構成する。また、加圧板20と差動板26との間のボー
ル27を該フレーム10aの下端掛止突縁に掛止する事
により、前記ボルト17を押し上げて止水状態を維持す
る。尚、封水保持手段B及び感熱手段Cは、前記実施例
と同様であるから重複を避けるため説明を省略する。
【0025】次にその動作について述べると、通常の場
合、消火用水は前記実施例と同様に図6の状態でヘッド
本体1a内の弁体14によって止水されており、火災が
発生すると、先ず感熱手段Cが感知動作(図1乃至3と
全く同じ動作であるから説明を省略する)を開始し、封
水保持手段Bにおける加圧板20と差動板26との緊張
が緩み、これと相俟ってボール27は、フレーム10a
の掛止突縁と加圧板20との迫り合いによって中心方向
へ移動し、封水保持手段Bを解除する。
【0026】そして、円錐コイルばね19は、その弾力
によって弁体14を開放すると同時に、封水保持手段B
及び感熱手段Cを一挙にフレーム10aから下方へ押し
出し、更に弁体14に作用する消火用水の水圧によっ
て、弁体14及び散水板7aを押し下げると、散水板7
aがフレーム10aの掛止突縁12に掛止され、消火用
水は該散水板7aに衝突して噴水孔28から四方へ強力
に散水する。
【0027】尚、図7は、図6と著しい差異はないが、
上記保持手段Bのうちボール27を単にC形リング27
aと置き換えたもので、可溶片が溶出して、加圧板20
と差動板26との緊張が解けたとき、加圧板20とフレ
ーム下端部の掛止突縁12との迫り合いによって、該C
形リング27aの直径(曲げ径)が縮小して該掛止突縁
12から外れ、保持状態が解除される。
【0028】また、上記のような封水保持手段Bや感熱
手段Cからなるスプリンクラーヘッドに限らず、図8に
示す感熱手段からなるスプリンクラーヘッド(実公昭5
2−32635号)にも応用できる。即ちスプリンクラ
ーヘッド本体1bの通水孔に挿入した弁体14の茎杆1
7aにばね受け板7bを緩嵌し、該ばね受け板7bと茎
杆17aの下端に形成したフランジ18aとの間にコイ
ルばね19aを弾介し、茎杆下端のフランジ18aを感
熱硝子管29に圧接させてなる。
【0029】この種実施例では感熱手段が可溶片による
前記各実施例とは全く異なるが、しかし、止水部は本発
明を何ら矛盾なく取り入れる事ができる。即ち、感熱硝
子管29が熱に感応して破壊すると、先ず、ばね19a
の弾力が積極的に茎杆下端のフランジ18aに作用して
弁体14を下降させると共に、消火用水の水圧も加わっ
て弁体14をスプリンクラーヘッドから離脱させる。
【0030】その結果、防火用水はヘッド本体の両側開
口部30から噴出し、更にスプリンクラーヘッド本体1
bの下端に設けた散水板7bに衝突して四方へ拡散し消
火動作を行う。
【0031】更に、図10、11及び12は、何れも本
発明要部の変更例を示すもので、このうち図10は、放
水ノズル4の内周に環状溝15を凹設して、ここにOリ
ング16を嵌入し、弁体14aと内接させた場合であ
る。
【0032】また、図11及び12は、放水ノズル4a
の外側に被せる冠状弁の例であり、図11は、冠状弁1
4bの内周面に環状溝15を凹設すると共に、該環状溝
15内にOリング16を嵌入して、放水ノズル4aの下
部の小径段部6aに被嵌して水密を保つと共に、弁体1
4bの底面の一部を小径段部6aの端面6a´と当接さ
せて、Oリング16の上流側を非水密的に閉鎖し、前記
図1の実施例の場合と同様に、ヘッド本体1の通水孔と
これに通ずる配管内に充満する大量の消火用水中に溶存
する鉱物質などの異物がOリングの部分へ浸入すること
を阻止し、Oリング16の摺動部及びその周辺への沈着
により生じる摺動抵抗をなくする。
【0033】更に、放水ノズル4aの外周部には、上方
段部と該冠状弁14bの上端縁との間にコイルばね19
aを介在して冠状弁14bを常時開放するように弾圧し
ており、冠状弁14bには、デフレクター7を取着す
る。そして、冠状弁14bの動作は、上述した保持部B
の解除動作で開始され、該ばね19aによって一挙に分
離するが、詳細は重複を避ける為に省略する。
【0034】また、図12は、放水ノズル4aの外周に
環状溝15を形成すると共に、該環状溝15にOリング
16を嵌入し、環状弁14cを被嵌したもので、動作及
び機能は前記図11の例と全く同様であり、ここでの詳
細説明は省略する。
【0035】尚、上記各実施例のOリング16は、何れ
も断面円形(楕円又は小判形等を含む)であるが、これ
に限らず図13の如く断面U字形のシールリング16a
か、又は図14の如く断面X字形のシールリング16b
など何れでも良い。
【0036】
【発明の効果】本発明は、弁体をプラグ状になし、Oリ
ングを介して放水ノズル内に嵌入したことにより弁体と
放水ノズル内面との緊密度を高精度に保つ必要がなく、
加工上のばらつきにも充分に対応が可能となり、加工が
著しく容易である。
【0037】放水ノズル内に弁体を挿入するようにした
事により、従来のガスケット加工が不要となり、弁体自
体の加工が容易である。
【0038】また、放水ノズル内に弁体を挿入して止水
するようにした事により、従来のようにガスケットに放
水ノズル先端のエッジ部を食い込ませる時のような加圧
力を必要としないから、各部材の強度上の配慮も緩和さ
れる。
【0039】弁体を放水ノズルの外側に被せる冠状弁と
すること事により、弁体の内径が大きくなり内面加工即
ち環状溝を削設し易くなる。
【0040】シールリングより上流側で、放水ノズルの
内周に弁体の一部と当接する段部を設けるか、或いは放
水ノズル端面と弁体とを当接させて遮断することによ
り、大量の消火用水中に溶存している鉱物質或いは他の
異物がシールリング、又はその周辺に沈着することを阻
止でき、弁体が摺動する際沈着物により生じる摺動抵抗
がなく、円滑に弁体の離脱動作ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明止水部を有するスプリンクラーヘッ
ドの縦断面図
【図2】 同上動作初期の状態を示す縦断面図
【図3】 同上動作終了時の状態を示す縦断面図
【図4】 図1の他の実施例を示す縦断面図
【図5】 同上の一部変更例を示す縦断面図
【図6】 同上他の実施例を示す縦断面図
【図7】 同上の一部変更例を示す縦断面図
【図8】 感熱手段の異なるスプリンクラーヘッドの
一部切欠縦断面図
【図9】 図8のX−X平面図
【図10】 弁体の異なる実施例を示す部分縦断面図
【図11】 冠状弁の装着例を示す部分縦断面図
【図12】 同上の一部変更例を示す縦断面図
【図13】 パッキングの変更例を示す縦断面図
【図14】 同上他の変更例を示す縦断面図
【符号の説明】
1 ヘッド本体 4 放水ノズル 4′ 広径段部 14、14a 弁体 14b、14c 冠状弁 16、16a、16b Oリング(シールリング) 17、17a ボルト A 止水部 B 封水保持手段 C 感熱手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A62C 37/11 A62C 35/68

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感熱手段が熱応動した時、止水部の封水保
    持手段を解除するようにしたスプリンクラーヘッドにお
    いて、該スプリンクラーヘッドの放水ノズルに該封水保
    持手段と連動する弁体を、シールリングを介して摺動自
    在に相嵌すると共に、デフレクターを貫く弁杆の端部と
    該デフレクターとの間に該弁体を中心とするコイルばね
    弾介させることにより、前記シールリングの摺動抵抗
    に打ち勝つ付勢力によって、前記感熱手段が感応した
    時、弁体を放水ノズルから離脱させることを特徴とする
    スプリンクラーヘッドの止水部。
  2. 【請求項2】感熱手段が熱応動した時、止水部の封水保
    持手段を解除するようにしたスプリンクラーヘッドにお
    いて、該スプリンクラーヘッドの放水ノズルに該封水保
    持手段と連動する弁体を、シールリングを介して摺動自
    在に相嵌すると共に、放水ノズル外周部と弁体或いはデ
    フレクターリングとの間に該弁体を中心とするコイルば
    ねを弾介させることにより、前記シールリングの摺動抵
    抗に打ち勝つ付勢力によって、前記感熱手段が感応した
    時、弁体を放水ノズルから離脱させることを特徴とする
    スプリンクラーヘッドの止水部。
  3. 【請求項3】シールリングより上流側で弁体の先端の
    部を放水ノズルと面接触或いは線接触させたことを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載のスプリンクラーヘッ
    ドの止水部。
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