JP2009291275A - スプリンクラヘッド - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内部に放水口11を有するヘッド本体10と、放水口11を塞ぐ弁体31と、弁体31を支持する感熱分解機構40と、弁体31に接続されたデフレクタ33と、デフレクタ33と支柱34を介して接続されたストッパリング35とを備えたスプリングラヘッド1において、ヘッド本体10の下部に接続され、内壁に環状の溝部21が形成された円筒状のフレーム部20と、外側に広がるように付勢され、溝部21にフレーム部20の内壁より内側に突出するようにして装着された保持リング22とを備えたものである。
【選択図】図1
Description
また、組み立て上、フレームの上部から順次、感熱分解部等の部品を入れいくため、ヘッド本体とフレームとは必ず別部品として必要な構成となっているため、部品点数が増加するという問題点がある。
また、本発明に係るスプリンクラヘッドは、前記ヘッド本体と前記フレーム部とは一体に形成されたものである。
また、本発明に係るスプリンクラヘッドにおいて、前記感熱分解機構は、フレーム部側に係止される係止部材を保持する係止部材ホルダと、少なくともピストン、シリンダ及び感熱素子からなる感熱部とを備え、前記感熱部を感熱部保持リングを介して前記係止部材ホルダ側に固定したものである。
また、本発明に係るスプリンクラヘッドは、ヘッド本体とフレーム部とは一体に形成されており、部品点数が減少しており、このため、製作工数の低減が可能になっている。
また、本発明に係るスプリンクラヘッドは、感熱分解機構に含まれる感熱部を、感熱部保持リングによる外側に広がる力により係止部材ホルダ側に固定しており、ねじ機構を用いないので、感熱部を一軸方向に動かすだけで簡単に固定でき、そして、感熱部の感熱素子に回転力が与えることがないので、感熱素子にクリープが発生するのを抑制することができる。
図1(a)(b)は本発明の実施形態1に係るスプリンクラヘッドの正面図及び縦断面図、図2は一体化されたヘッド本体及びフレーム部の縦断面図、図3はデフレクタアッセンブリの縦断面図である。図4(a)〜(d)は係止部材ホルダの上面図、b−b断面図、c−c断面図及びd−d断面図、図5は感熱部の断面図及び底面図、図6はピストンの縦断面図及び底面図である。
図7及び図8は、スプリンクラヘッド1の組み立て過程を時系列に示した工程図である。なお、図7及び図8は切断端面を図示しているが、ハッチング等の記載は省略されている。ヘッド本体10とフレーム部20とを上下方向を逆にして載置し(図7(a))、フレーム部20の底部の開口部にデフレクタアッセンブリ30を挿入する(図7(b))。そのデフレクタアッセンブリ30の挿入の際には保持リング22を溝部21に装着する。
ここまでの過程を具体的に説明すると、保持リング22は通常では、ヘッド本体10のフレーム部20の内径よりも大きい外径を有するので、少し径方向に押し縮めた状態にしてフレーム20内に挿入する。フレーム部20の下端のテーパ面23は、径が大きくなっているので、保持リング22の挿入が行いやすい。保持リング22は、デフレクタアッセンブル30のデフレクタ33で押し込むようにして、フレーム部20の溝部21側に入れていく。
テーパ面23を通過した保持リング22は、まず溝部24に嵌まることになるが、溝部24の上方がテーパ面となっていることから、デフレクタ33を押しこむことで、そのテーパ面を乗り越えて、溝部21に嵌まって保持されることになる。こうして、図7(b)の状態になる。
そして、その上に、係止部材ホルダ41を装着する。その際には、係止部材ホルダ41にはロックボール49及びC型リング50は装着されているものとする(図7(c))。C型リング50は、内側に縮むバネであるので、フレーム部20への挿入は、容易に行える。続いて、ピストン57を装着し(図8(d))そのテーパ面57aにより、ロックボール49を外側に押し出し、それによりC型リング50を溝部24にはめる。そして、可溶合金56が収納されているシリンダ52を装着する(図8(e))。シリンダ52の装着に際しては、感熱部保持リング55が溝部54に装着された状態で行うものとし、感熱部保持リング55はシリンダ52の溝部54と係止部材ホルダ41の溝部46とに跨って装着される。この感熱部保持リング55の取り付けも、保持リング22の取り付けと同様であり、最初は、係止部材ホルダ41の下端の開口がテーパ面47となっているので、感熱部保持リング55の挿入を行いやすくなっている。テーパ面47を乗り越えた感熱部保持リング55は、外側方向に広がって、溝部54に嵌まって保持されることになる。
このように部品が組み込まれたスプリンクラヘッドを上下方向を逆にすると、図1(a)(b)に示されるような状態が得られる。このように組み立てにおいては、内部の部品を順次一軸上に、つまり部品を傾けることなく挿入していくことで組み立てることができる。しかも、ねじ込み作業がまったく不要であるため、向上において組み立てを自動化させやすい。なお、上記の説明においては、感熱分解機構40の部品を個別に組み込む例について説明したが、感熱分解機構40を組み立てておいてから、それを組み込むようにしてもよい。
図9(a)(b)はスプリンクラヘッド1の動作過程を示した図である。
スプリンクラヘッド1の監視状態においては、ヘッド本体10の放水口11には加圧された消火水が供給されており、弁体31には消火水の圧力が加えられている(図1(b)参照)。火災が発生すると、その熱気流が感熱板53に当たると感熱板53は加熱され、その熱がシリンダ52へ伝播する。そして、シリンダ52内に収容された可溶合金56が周囲から加熱されて溶融し始め、溶融した可溶合金56はシリンダ52とピストン57との間から流出してその体積が減少する(図9(a))。
また、フレーム部20の内壁に突起した段差が無いことから、図7及び図8に示されたように、組み立て部品を一方向から挿入して組み込むことが可能になっており、製作がし易いものとなっている。
また、本実施形態のスプリンクラヘッド1は、ヘッド本体10とフレーム部20とが一体に形成されており、部品点数が減少しており、このため、製作工数の低減が可能になっている。
また、感熱素子として円柱状のものを用いた例について説明したが、その形状は任意の形状を採用してもよい。またヘッド本体とフレーム部とは別体で構成するようにしてもよい。感熱素子となる可溶合金は、合金でなくてもよく、例えば樹脂からなる可溶片であってもよい。
また、フレーム部は、ヘッド本体と一体で形成されたもので説明したが、これらは別体構造で構成してもよく、ヘッド本体にフレーム部をねじ込む構造のものに本発明を適用してもよい。
また、感熱分解機構に関してはボール、リングを使用したもので説明したが、ボールやリングに限定されず、一対のレバーを利用したリンク機構で感熱分解機構を構成してもよく、要は、弁体を支持し、火災時に分解または破裂する機構であれば、他の感熱分解機構を使用してもよい。
Claims (3)
- 内部に放水口を有するヘッド本体と、
前記放水口を塞ぐ弁体と、
前記弁体を支持する感熱分解機構と、
前記弁体に接続されたデフレクタと、
前記デフレクタと支柱を介して接続されたストッパリングと
を備えたスプリンクラヘッドにおいて、
内壁に環状の溝部が形成された、前記ヘッド本体の下部に接続された円筒状のフレーム部と、
外側に広がるように付勢され、前記フレーム部の内壁より内側に一部が突出するようにして前記溝部に装着された保持リングと
を備えたことを特徴とするスプリンクラヘッド。 - 前記ヘッド本体と前記フレーム部とは一体に形成されたことを特徴とする請求項1記載のスプリンクラヘッド。
- 内部に放水口を有するヘッド本体と、
前記ヘッド本体の下部に接続された円筒状のフレーム部と、
前記放水口を塞ぐ弁体と、
前記弁体を支持する感熱分解機構と、
を備えたスプリンクラヘッドにおいて、
前記感熱分解機構は、
前記フレーム部側に係止される係止部材を保持する係止部材ホルダと、
少なくともピストン、シリンダ及び感熱素子からなる感熱部とを備え、
前記感熱部を感熱部保持リングを介して前記係止部材ホルダ側に固定したことを特徴とするスプリンクラヘッド。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011152322A (ja) * | 2010-01-28 | 2011-08-11 | Nohmi Bosai Ltd | スプリンクラヘッド |
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-
2008
- 2008-06-03 JP JP2008145384A patent/JP5025568B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP5025568B2 (ja) | 2012-09-12 |
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