JP2003038677A - スプリンクラーヘッド - Google Patents

スプリンクラーヘッド

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JP2003038677A
JP2003038677A JP2001227006A JP2001227006A JP2003038677A JP 2003038677 A JP2003038677 A JP 2003038677A JP 2001227006 A JP2001227006 A JP 2001227006A JP 2001227006 A JP2001227006 A JP 2001227006A JP 2003038677 A JP2003038677 A JP 2003038677A
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JP
Japan
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sprinkler head
cover
locking means
melting point
low melting
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001227006A
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English (en)
Inventor
Koki Sato
幸喜 佐藤
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Senju Sprinkler Co Ltd
Original Assignee
Senju Sprinkler Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 火災時に落下するカバーを備えたスプリンク
ラーヘッドにおいて、長期使用に耐えうるカバーの接合
が安定したスプリンクラーヘッドの提供。 【解決手段】 スプリンクラーヘッドを、スプリンクラ
ーヘッド下方に設置されたカバー20と、該カバー20
に内包されてスプリンクラーヘッドまたは天井面に設け
た取付部に係止され、常時は係止解除方向に付勢してい
る係止手段30と、カバー20に内包されて前記係止手
段の係止解除を阻止しているガイド50と、カバー20
内面と係止手段30の間に狭持されている低融点合金6
0から構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スプリンクラーヘ
ッドの露出部分が火災時に落下するカバー部材で覆われ
ているスプリンクラーヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来における火災時に落下するカバー部
材で覆われているスプリンクラーヘッドとして、例えば
実公昭57−4989号公報に記載されているものがあ
り、スプリンクラーヘッドと係合するクリップを該スプ
リンクラーヘッドの作動温度よりも低い温度で溶融する
低融点合金によりカバーに接合して構成されている。
【0003】また、実開平4−83268号公報に記載
されているものは、スプリンクラーヘッドが設置されて
いる天井面に固定された取付体と、カバーとを該スプリ
ンクラーヘッドの作動温度よりも低い温度で溶融する低
融点合金によって接合し構成したものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
スプリンクラーヘッドは、カバーの接続を低融点合金に
よって行っている。低融点合金とはいわゆる半田であ
り、半田付けの作業は技術を要するものであるので作業
者の技術レベルによって接合状態にバラツキがある。
【0005】接合状態が悪いスプリンクラーヘッドが長
い年月に渡って天井面に設置されていると、カバーが落
下するおそれがある。
【0006】そこで本発明では、長期使用に耐えうるカ
バーの接合が安定したスプリンクラーヘッドの提供を目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、火災時に落下するカバー
を備えたスプリンクラーヘッドにおいて、カバーの感熱
分解機構は、常時低融点合金に圧縮力を作用させる押圧
手段を有しているものである。
【0008】また請求項2記載の発明は、前記スプリン
クラーヘッドにおいて、スプリンクラーヘッド下方に設
置されたカバーと、該カバーに内包されてスプリンクラ
ーヘッドまたは天井面に設けた取付部に係止され、常時
は係止解除方向に付勢している係止手段と、カバーに内
包されて前記係止手段の係止解除を阻止しているガイド
と、カバー内面と係止手段の間に狭持されている低融点
合金から構成されるものである。
【0009】請求項3記載の発明は、前記スプリンクラ
ーヘッドにおいて、係止手段とガイドの間に、係止手段
を下方に付勢する付勢手段を設置したものである。
【0010】請求項4記載の発明は、前記スプリンクラ
ーヘッドにおいて、係止手段として板状の弾発体を用い
たものである。
【0011】請求項5記載の発明は、前記スプリンクラ
ーヘッドにおいて、付勢手段として板状の弾発体を用い
たものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の第1実施形態を
図1から図5を参照して説明する。図1は第1実施形態
のスプリンクラーヘッドの断面図。図2は図1のスプリ
ンクラーヘッドの取付部の底面図。図3は板バネの斜視
図。図4は図3の板バネの作用説明図。図5は図1のス
プリンクラーヘッドが作動する際の断面図を表す。
【0013】本発明のスプリンクラーヘッドは、本体1
0、カバー20、板バネ30、皿バネ40、ホルダー5
0、低融点合金60から構成される。
【0014】本体10は、一般的に用いられているスプ
リンクラーヘッドを使用することが可能であり、スプリ
ンクラーヘッドの構造・作用等は周知されており本発明
の要旨ではないので説明は省略する。該スプリンクラー
ヘッドの外周に取付部11を設置固定する。
【0015】取付部11は円筒形状で、下部は鍔状のフ
ランジ部12になっている。フランジ部12の内周には
円周溝13が刻設されており、該円周溝13には板バネ
30が係止される。
【0016】取付部11の底面は図2に示すように切欠
き14が複数設けられ、該切欠き14に板バネ30の爪
31を嵌め合わせた状態で回転させ、爪31がフランジ
部12内部の円周溝13に係止される位置で設置され
る。
【0017】また取付部11は、上部の円筒部分を除い
たフランジ部12のみを天井面に設置固定して用いるこ
とも可能である。
【0018】カバー20は椀状で、内部底面にホルダー
50と螺合する牝ネジ21が螺設されている。該カバー
20には、熱気流をカバー内部に取り入れるための開口
部や切欠きを設けてもよい。
【0019】板バネ30は図3に示すように、複数のア
ーム32を有しており、アーム32の先端は折り曲げら
れ爪31が形成されている。板バネ30の底面には穴3
3が穿設されている。
【0020】板バネ30は図4に示すように、負荷がか
けらていない状態では水平に対するアーム32の角度が
Aになり、アーム32は閉じた状態となっている。該板
バネ30に垂直方向から負荷を加えると、アーム32は
放射方向に広がって水平に対するアーム32の角度がB
になり、アーム32の先端の爪31の位置は、放射方向
に広がった状態になる。
【0021】皿バネ40は板バネ30とホルダー50の
間に設置され、外縁41により板バネ30のアーム32
を押し広げ、作動時には板バネ30が下方に移動してア
ーム32が閉じる動作を補う作用を有する。該皿バネ4
0を設置しなくても本発明のスプリンクラーヘッドは作
動可能であるが、皿バネ40を介在させることで、作動
の信頼性を向上させることができる。
【0022】ホルダー50は下面にカバー20の牝ネジ
21と係合する牡ネジ51を有しており、該牡ネジ51
をカバー20の牝ネジ21に螺合することにより、皿バ
ネ40に負荷が加えられ、皿バネ40の外縁41が板バ
ネ30を押し広げる。
【0023】低融点合金60は、環状に形成され、穴6
1はカバー20の牝ネジ21の外周部に挿通される。低
融点合金60は本体10の作動温度よりも低い温度で溶
融するものを使用すると、カバー20が取付部11から
分離した後に本体10の感熱分解部が分解して放水する
ことができ、カバー20が放水の障害となることはな
い。
【0024】次に本発明のスプリンクラーヘッドの組立
および設置の手順について説明する。まずカバー20の
牝ネジ21の外周部に、低融点合金60、板バネ30の
穴33、皿バネ40の順に挿通させる。
【0025】次にホルダー50の牡ネジ51を前記牝ネ
ジ21に螺入して皿バネ40に負荷を加え、該皿バネ4
0の外縁が放射方向に押し広げられ、板バネ30のアー
ム32を押圧することにより、該アームを放射方向に広
げる。
【0026】上記に説明したユニットを本体10の取付
部11に係合する。取付部11の底面にある切欠き1
4、14、…にアーム32の端部の爪31を嵌め込み回
転させる。その際、爪31がフランジ部12内部の円周
溝13に係止される位置まで回転させることにより設置
が完了する。
【0027】続いて本発明のスプリンクラーヘッドの作
用について説明する。火災が発生するとカバー20内に
設置された低融点合金60が溶融する。すると、皿バネ
40に加えられていた荷重が無くなり、皿バネ40が元
の形状に復元して皿バネ40の径が中心方向に収縮する
と共に、板バネ30の底面を下方に押し下げる。
【0028】図5に示すように、皿バネ40の径が収縮
したこと、および板バネ30が下方に押し下げられたこ
とによってアーム32が中心軸方向に閉じて、爪31の
係止が外れ、カバー20および該カバー20に組み込ま
れた部品は落下する。
【0029】カバー20の落下後に本体10の感熱分解
部分が分解し、ノズルが開放されて消火水を散布し消火
を行う。
【0030】次に第2実施形態について図6を参照して
説明する。第2実施形態と第1実施形態との相違点は、
低融点合金60を有底円筒形状のシリンダー70の中に
充填させ設置したことである。
【0031】シリンダー70は低融点合金60を充填し
た後に、中心に穴71を穿設して該穴71にはプランジ
ャー72の牡ネジ73を挿通させる。牡ネジ73の他端
はフランジ状の鍔部74になっており、該鍔部74の径
はシリンダー70の内径よりも僅かに小さくなってい
る。
【0032】上記シリンダー70をカバー20に設置す
るために、カバー20の底面に穴22を穿設し、該穴に
シリンダー70を牡ネジ73がカバー内部に設置される
ように挿通させ、さらに牡ネジ73に板バネ30、皿バ
ネ40の順に挿通して、ホルダー50の中心に螺設され
た牝ネジ52と牡ネジ73とを螺合させ、アーム32を
放射方向に広げて取付部11に係止させる。
【0033】第2実施形態の作用は、第1実施形態と同
様であるので説明は省略する。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明のスプリンク
ラーヘッドは、カバーの接合に低融点合金を使用してい
ないので、接合状態にバラツキが発生することがなく、
カバー落下の危険がない信頼性の高いスプリンクラーヘ
ッドを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のスプリンクラーヘッドの断面図
【図2】図1のスプリンクラーヘッドの取付部の底面図
【図3】板バネの斜視図
【図4】図3の板バネの作用説明図
【図5】図1のスプリンクラーヘッドが作動する際の断
面図
【図6】第2実施形態のスプリンクラーヘッドの断面図
【符号の説明】
10 本体 20 カバー 30 板バネ 31 爪 32 アーム 40 皿バネ 41 外縁 50 ホルダー 60 低融点合金 70 シリンダー 72 プランジャー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 火災時に落下するカバーを備えたスプリ
    ンクラーヘッドにおいて、カバーの感熱分解機構は、常
    時低融点合金に圧縮力を作用させる押圧手段を有するこ
    とを特徴とするスプリンクラーヘッド。
  2. 【請求項2】 前記スプリンクラーヘッドにおいて、ス
    プリンクラーヘッド下方に設置されたカバーと、該カバ
    ーに内包されてスプリンクラーヘッドまたは天井面に設
    けた取付部に係止され、常時は係止解除方向に付勢して
    いる係止手段と、カバーに内包されて前記係止手段の係
    止解除を阻止しているガイドと、カバー内面と係止手段
    の間に狭持されている低融点合金から構成されることを
    特徴とする請求項1記載のスプリンクラーヘッド。
  3. 【請求項3】 前記スプリンクラーヘッドにおいて、係
    止手段とガイドの間に、係止手段を下方に付勢する付勢
    手段を設置したことを特徴とする請求項2記載のスプリ
    ンクラーヘッド。
  4. 【請求項4】 前記スプリンクラーヘッドにおいて、係
    止手段として板状の弾発体を用いたことを特徴とする請
    求項2、3記載のスプリンクラーヘッド。
  5. 【請求項5】 前記スプリンクラーヘッドにおいて、付
    勢手段として板状の弾発体を用いたことを特徴とする請
    求項3、4記載のスプリンクラーヘッド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005097265A1 (ja) * 2004-03-30 2005-10-20 Senju Sprinkler Co., Ltd. スプリンクラーヘッドカバーおよびスプリンクラーヘッド

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005097265A1 (ja) * 2004-03-30 2005-10-20 Senju Sprinkler Co., Ltd. スプリンクラーヘッドカバーおよびスプリンクラーヘッド
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