JP2012213443A - スプリンクラヘッド - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フランジ52aが形成されたプランジャ52と、プランジャ52のフランジ52a上に設けられた半田55と、半田55の上部に取り付けられ、シリンダを構成する感熱板53とからなる感熱部51を有するスプリンクラヘッド1において、感熱板53の垂直部53aの外周に設けられ、感熱板53の垂直部53aの半径方向に広がりを抑制する筒状の補強部材80を備える。
【選択図】図3
Description
また、本発明に係るスプリンクラヘッドにおいて、前記感熱部は、前記下層感熱板の上方に設けられた上層感熱板を備え、前記下層感熱板の板厚を前記上層感熱板の板厚とほぼ同じ厚さにし、前記補強部材の厚みを、前記下層感熱板の板厚よりも厚くしたものである。
また、本発明に係るスプリンクラヘッドにおいて、前記補強部材の高さは、前記下層感熱板と前記上層感熱板との間隔と同じである。
また、本発明に係るスプリンクラヘッドは、下端にフランジが形成されたプランジャと、該プランジャのフランジ上に設けられた半田と、該半田の上部に取り付けられ、シリンダを構成する下層感熱板とからなる感熱部を有するスプリンクラヘッドにおいて、前記下層感熱板は、その垂直部の厚さを水平部分の厚さよりも厚く形成されている。
また、本発明に係るスプリンクラヘッドによれば、感熱板の変形が補強部材によって抑制されることから、下層感熱板の板厚を薄くすることが可能となり、それによりスプリンクラヘッドの感度が向上する。
また、本発明に係るスプリンクラヘッドによれば、補強部材は、その高さが下層感熱板と上層感熱板との間隔と同じであることから、下層感熱板に下から外力がかかっても、その力を補強部材を介して上層感熱板側へ伝えることができるので、下層感熱板の変形を抑制することができる。
また、本発明に係るスプリンクラヘッドによれば、下層感熱板は、その垂直部の厚さが水平部分の厚さよりも厚く形成されているので、感熱板の外周方向への変形が抑制される。
また、本発明に係るスプリンクラヘッドによれば、感熱板は垂直部の厚さだけが厚いので、その部分に関しては熱容量は大きくなるが、感熱板全体としては熱容量の程度を少なくおえることができ、効率良く半田を加熱することができる。
図1は、本発明の実施形態1に係るスプリンクラヘッドの縦断面図である。
このスプリンクラヘッド1は、ヘッド本体10、フレーム20、弁体30、散水部40及び弁体支持機構50を備えている。
ボール61の外周下部は、フレーム20の係止段部22に係止されている。この状態で、ボール61を上から押さえるのがスライダー62であり、スライダー62からボール61に力がかかることで、ボール61には内側に入り込む方向に力が作用する。バランサー63は、ボール61の内側に設けられ、この内側に入りこもうとするボール61の動きを規制する。スライダー62及びバランサー63ともに円板状に形成され、中央には貫通穴があり、バランサー63の貫通穴にはセットスクリュー65が貫通している。バランサー63の貫通穴はセットスクリュー65の外径よりも僅かに大きく、両者は結合していない。
図2は、図1のスプリンクラヘッド1の動作説明図である。
(a)スプリンクラヘッド1の監視状態においては、ヘッド本体10の放水口12には加圧された消火水が供給されており、弁体30には消火水の圧力が加えられている(図1参照)。火災が発生し、その熱気流が感熱板53、71、72に当たると加熱され、感熱板53、71、72の熱は半田55へ伝播する。そして、半田55が周囲から加熱されて溶融し始めると、溶融した半田55はプランジャ52と感熱板53(突部53a)との間に形成された隙間から流出してその体積が減少する。このときバランサー63によって上方から押されたボール61が内側に移動することになるが、ボール61が移動しても皿ばね32は弁座17に圧接されて、弁体30及び皿ばね32は放水口12を塞いだ状態を維持する。
図3は、感熱部の断面図であり、図4(A)(B)は、補助部材の平面図及び縦断面図である。
このスプリンクラヘッドの感熱部51は、プランジャ52と、プランジャ52のフランジ52a上に設けられた半田55と、感熱板53、71、72を備えている。感熱板53は本発明の下層感熱板として機能するものであり、その突部(垂直部)53aの外周に、図4に示される筒状の補強部材80が装着されている。感熱板71、72は本発明の上層感熱板として機能するものである。補強部材80の高さは、例えば感熱板(下層感熱板)53と感熱板(上層感熱板)71、72との間隔に相当するものとなっている。感熱板53、71、72は厚さが同じ厚さとなっているが、補強部材80の厚み(肉厚)は、これらの感熱板53、71、72の厚さよりも厚く設定されている。
図5は、本発明の実施の形態2に係る係るスプリンクラヘッドの感熱部の断面図である。上記の実施の形態1においては補強部材80を設けた例について説明したが、本実施の形態2においては補強部材を用いない例について説明する。
本実施の形態2の感熱部51は、感熱板(下層感熱板)53の垂直部分の肉厚を水平部分である円板部53bの肉厚よりも厚くすることで、補強部材の機能を果たすことができる。
なお、感熱板の水平部分の板厚を、均等な厚みにせず、外周に向かうほど板厚が薄くなるように形成してもよく、このようにすることで、より熱容量を抑えることも可能である。また、このような感熱板は、筒素材をプレス成型することで低いプレス圧で加工することが可能である。
Claims (4)
- 下端にフランジが形成されたプランジャと、
該プランジャのフランジ上に設けられた半田と、
該半田の上部に取り付けられ、シリンダを構成する下層感熱板と
からなる感熱部を有するスプリンクラヘッドにおいて、
前記下層感熱板の垂直部の外周に設けられ、前記感熱板の垂直部の半径方向への広がりを抑制する筒状の補強部材を備えたことを特徴とするスプリンクラヘッド。 - 前記感熱部は、前記感熱板の上方に設けられた上層感熱板を備え、
前記下層感熱板の板厚を前記上層感熱板の板厚とほぼ同じ厚さにし、
前記補強部材の厚みを、前記下層感熱板の板厚よりも厚くしたことを特徴とする請求項1に記載のスプリンクラヘッド。 - 前記補強部材の高さは、前記下層感熱板と前記上層感熱板との間隔と同じであることを特徴とする請求項1又は2に記載のスプリンクラヘッド。
- 下端にフランジが形成されたプランジャと、
該プランジャのフランジ上に設けられた半田と、
該半田の上部に取り付けられ、シリンダを構成する下層感熱板と
からなる感熱部を有するスプリンクラヘッドにおいて、
前記下層感熱板は、その垂直部の厚さを、水平部分の厚さよりも厚くしたことを特徴とするスプリンクラヘッド。
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