JPH1071215A - スプリンクラーヘッド - Google Patents

スプリンクラーヘッド

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JPH1071215A
JPH1071215A JP9278997A JP9278997A JPH1071215A JP H1071215 A JPH1071215 A JP H1071215A JP 9278997 A JP9278997 A JP 9278997A JP 9278997 A JP9278997 A JP 9278997A JP H1071215 A JPH1071215 A JP H1071215A
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sprinkler head
spring
leaf spring
nozzle
valve body
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哲郎 菊池
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福二 小原
Takatoshi Chiba
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    • A62CFIRE-FIGHTING
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    • A62C37/08Control of fire-fighting equipment comprising an outlet device containing a sensor, or itself being the sensor, i.e. self-contained sprinklers
    • A62C37/10Releasing means, e.g. electrically released
    • A62C37/11Releasing means, e.g. electrically released heat-sensitive
    • A62C37/12Releasing means, e.g. electrically released heat-sensitive with fusible links
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のスプリンクラーヘッドは外的衝撃に遭
遇すると、感熱分解部分がずれたり破壊したりして、漏
水や暴発の発生しやすいものであった。本発明は外的衝
撃に強いスプリンクラーヘッドを提供することにある。 【解決手段】 荷重を加えていないとき外周が内方にバ
ネ付勢された板バネ80を弁体4と押さえ片20間で平
らな状態にし、広がった外周をガイドポスト13の係合
溝14に係合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、火災発生時に水を
散布して消火を行うスプリンクラーヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】スプリンクラーヘッドは、本体の弁座に
弁体が水密状態に設置されており、該弁体を感熱分解部
分が保持していて、火災が発生すると、火災の異常高温
で感熱分解部分が分解し、感熱分解部分で保持されてい
た弁体が落下することにより、弁座が開放されて水が散
布されるものである。該感熱分解部分は、火災が発生し
たときに感熱分解部分の中の低融点合金が溶融し、低融
点合金で支えていた感熱分解部分の構成部材が少し移動
することにより完全に分解するように精密に組み立てら
れている。
【0003】ところでスプリンクラーヘッドは建物が建
てられたときに天井に取り付けられ、火災が発生しない
かぎり、建物が古くなって取り壊されるまで取り付けら
れたままとなる。従って、スプリンクラーヘッドの弁座
は長年月間弁体で水密状態を保つように押圧されてい
る。また、スプリンクラーヘッドを取り付ける配管には
常時約10Kgf/cm2という高圧の水が充填されているた
め、スプリンクラーヘッドの弁体はこの水圧に耐えて漏
水させないように、相当に強い力で弁座を押圧していな
ければならない。このように弁体に強い力をかけること
は、弁体を保持する感熱分解部分にも強い力が掛かるよ
うになる。しかしながら、感熱分解部分は前述のように
精密に組み立てられたものであり、長年月間強い力が掛
かった状態を続けているとクリープ現象により、構成部
材が変形したり組み立て部分がずれたりして、弁座を押
圧する弁体の押圧力が弱まって漏水してしまうようにな
る。
【0004】そこでスプリンクラーヘッドでは、弁体を
押圧する大きな力を減少させる手段を講じて小さい力が
感熱分解部分に掛かるようにしてある。その力の減少手
段とは、梃子の原理を応用したものである。つまり梃子
は一方の作用点と支点との距離に該作用点にかかる力を
かけたものが、他方の作用点と支点との距離に該作用点
にかかる力をかけたものと等しくなるようになってお
り、距離の長い作用点にかかる力は小さな力で済むよう
になっている。
【0005】従来のスプリンクラーヘッドにおける梃子
の応用部分は、特公昭58−36985号のように平板
を屈曲させた一対のレバーであった。該レバーは、断面
が釣り針状をした平板であり、レバーの屈曲した頂部が
作用点となり、ここに弁体を押圧する大きな力がそのま
ま掛かっており、釣り針の針側となる短い足の先端が支
点となっている。そして釣り針の糸を結ぶ側となる長い
足の先端がもう一方の作用点となっており、支点と該作
用点の距離は前述短い脚の作用点と支点間よりも長くな
っている。従って、長い足の先端にかかる力、つまり感
熱分解部分にかかる力は小さい力で済むようになってい
る。
【0006】従来のスプリンクラーヘッドでは、このレ
バーを一対使用することにより、両方のレバーの頂部に
弁体を押圧する強い力が均等にかかるようになってい
た。
【0007】ところでスプリンクラーヘッドを取り付け
た部屋や廊下を人が長い物を持って歩いたり、子供が物
を投げて遊んだりすると、長い物や投げられた物がスプ
リンクラーヘッドに当たってしまうことがある。スプリ
ンクラーヘッドに物が当たる(外的衝撃という)と、精
度よく組み立てられた感熱分解部分の組み立て部分がず
れたり、破壊されたりする。このように外的衝撃で感熱
分解部分に異変が生ずると弁座を押圧する弁体の力が弱
くなって漏水したり、完全に弁体が外れて水が散布され
たりするという暴発事故を起こしてしまう。
【0008】火災発生時に弁体が開放されて水が散布さ
れるのは消火のためであり、それにともなって室内に置
かれた事務機、重要書類、家具、敷物等が水濡れするの
はやむおえないことであるが、火災発生でないにもかか
わらずスプリンクラーヘッドの漏れや暴発で室内に置か
れた物が水濡れするのは大変な水損となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のスプリンクラー
ヘッドは少しの外的衝撃でも感熱分解部分に異変を生じ
やすく、水損事故を起こしてしまうものであった。また
従来のスプリンクラーヘッドは、作動時に低融点合金の
溶融でレバーを移動させることにより感熱分解部分を完
全に分解させるものであったため、感熱分解部分の部品
点数が多く、材料費が高価となるばかりでなく、感熱分
解部分の組立に多大な手間がかかっていた。
【0010】本発明は、外的衝撃に対して感熱分解部分
がずれたり破壊したりすることがないばかりでなく、感
熱分解部分の部品点数を少なくして製造費を安価にする
ことができるという信頼性と経済性に優れたスプリンク
ラーヘッドを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、従来のス
プリンクラーヘッドが外的衝撃に弱く、また感熱分解部
分の部品点数が多いことについて鋭意検討を加えた結
果、外的衝撃に弱いのは独立したレバーを一対使用して
いるために、たとえば片方のレバーに外的衝撃が加わる
と、一対のレバーのバランスが崩れてレバーが簡単にず
れたり外れたりしてしまうものであり、また感熱分解部
分の部品点数が多いのはレバーが2本と、該レバーを保
持する多数の部品が必要であることが判明した。
【0012】そこで本発明者らは、レバーとなるものが
それぞれ独立したものでなく、一体となっていれば全体
が強靱となり、それを保持する部品も少なくなることに
着目して本発明を完成させた。
【0013】本発明は、消火液が放出されるノズルが平
時は閉塞状態を保持しており、火災時にノズルの閉塞状
態を解除するスプリンクラーヘッドにおいて、ノズルの
閉塞状態の保持と解除をする手段として、スプリンクラ
ーヘッドの軸方向に荷重を加えたときに軸方向と軸方向
に対して直交する方向の両方向に変形し、また軸方向の
荷重を解除したときに自己の弾性で元の形状に復元する
板バネを使用したことを特徴とするスプリンクラーヘッ
ドである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に使用する板バネは図10
〜14に示すようなものが例示される。図10に示す板
バネ80は、底面81の中央に穴82が穿設され、底面
周囲に多数の係合片83…が放射状に形成された皿状で
ある。全ての係合片83の外側は内方に狭まるバネ付
勢、即ち板バネの外径が小さくなる方向にバネ付勢され
ている。板バネ80をバネ付勢に抗して軸方向に荷重を
かけて変形させたときに軸方向に対して直交する方向の
変形部分がスプリンクラーヘッドの構成部に係合してノ
ズルの閉塞状態を保つようになっている。即ち板バネ8
0をバネ付勢に抗して平らな状態にしたときに、係合片
の外側はスプリンクラーヘッドの構成部に係合できる大
きさとなっており、またバネ付勢で外側が内方に狭まっ
たときには係合部よりも小径になるようになっている。
【0015】図11に示す板バネ90は、中央が穴91
となっていて、外側に複数のV字状溝92…、内側に複
数のU字状溝93…が互い違いに切り込まれれた外形が
円錐台形を呈したものである。該板バネの外側は内方に
狭まるバネ付勢されている。板バネ90をバネ付勢に抗
して平らな状態にしたときに、外側は径が広がり、内側
の穴は径が狭まるようになっている。
【0016】図12に示す板バネ100は、中央が底面
101となっていて該中央に穴102が穿設された矩形
形状であり、その両側に係合片103、103が形成さ
れている。該板バネは、平時は両側の係合片が内側に屈
曲していて、平らにしてスプリンクラーヘッドに取り付
けたときには、内方にバネ付勢されているものである。
【0017】図13に示す板バネ110は、底面111
の中央に孔112が穿設され、底面周囲に多数の係合片
113が放射状に形成されている。該板バネは係合片と
隣接した係合片間がスリットとなっているが、該スリッ
トは底面111近傍は狭く、外側近傍は末広がりで広く
なっている。そのため係合片113は底面近傍部分11
4の幅aが狭く、外側部分115の幅bがそれよりも広
くなっている。従って板バネ110の板厚が全て同一で
ある場合には、外側部分115の機械的強度は底面近傍
部分114よりも強くなっており、底面近傍部分114
のバネ力は外側部分115のバネ力よりも弱くなってい
る。
【0018】図14に示す板バネ120は、底面121
の中央に孔122が穿設され、底面周囲に多数の係合片
123が放射状に形成されている。係合片の形状は前述
図10に示す板バネ80と同一、即ち底面近傍部分と外
側部分とは略同一幅であるが、板バネ120の外側部分
には補強材124が取り付けられていて、この部分の板
厚が他の部分よりも厚くなっている。つまり板バネ12
0は、外側部分の機械的強度が他の部分よりも強くなっ
ているものである。
【0019】図13、14に示す板バネのように外側部
分の機械的強度を強くすると、係合片の外側部分をスプ
リンクラーヘッドの構成部に係合させる場合に信頼性を
さらに向上させることができる。つまりスプリンクラー
ヘッドでは、弁体が弁座を押圧する力を強くして漏水を
防止しなければならないが、弁体の力がスプリンクラー
ヘッドの他の係合部に直接掛かるような構造、例えば後
述するように板バネの外側がスプリンクラーヘッドの係
合部に掛かる構造では、板バネの外側部分に大きな力が
掛かる。そこで該力に充分耐えるために図13、14に
示すように外側部分の機械的強度を強くするとよい。
【0020】また板バネのバネ力が感熱分解部分に直接
掛かるような構造のスプリンクラーヘッドでは、板バネ
の外側の機械的強度を強くするだけでなく、感熱分解部
分に掛かるバネ力を弱くした方がさらに信頼性を向上さ
せることができるようになる。その理由は、感熱分解部
分に使用する低融点合金やグラスバルブ等の感熱体は長
期間にわたって大きな力が掛かっていると、変形したり
破壊したりする恐れがあるからである。図13に示すよ
うに底面近傍部分の幅を狭くすると底面近傍部分のバネ
力を弱めることができる。
【0021】図10〜14に示した板バネは、荷重をか
けていないときには、図に示すように係合片が内方に屈
曲しており、軸方向、即ち底面に対して上下方向から荷
重をかけたときには、全体が平らになって係合片の外側
が内方に戻ろうとするバネ付勢を有したものである。し
かしながら、本発明のスプリンクラーヘッドに使用する
板バネは、バネ付勢が上述の逆、即ち荷重をかけられて
いないときには、略平らな状態となっており、軸方向に
荷重がかけられたときには、係合片の外側が外方にバネ
付勢されたものでもよい。
【0022】本発明のスプリンクラーヘッドでは、ノズ
ルの閉塞状態を保持・解除する板バネは通常1枚で充分
であるが、強度的、構造的な問題から複数枚使用するこ
ともできる。
【0023】本発明で板バネをスプリンクラーヘッドに
係合させる構成部とは、ノズル、ガイドポスト、フレー
ム、カバー等、弁体を保持した板バネが係合できる部分
であれば如何なるものでもよい。
【0024】また本発明のスプリンクラーヘッドでは、
板バネの復元力を拘束する手段としては、所定の温度で
溶融する低融点合金、所定の温度で変形する形状記憶合
金、或いは所定の温度で破壊するグラスバルブ等の感熱
体が使用可能である。
【0025】本発明は、弁体が弁座を水密状態で設置さ
れたスプリンクラーヘッド、たとえば椀状のカバーに多
数の穴が穿設されたマルチ型、本体の下部にデフレクタ
ーが吊設されたフレームヨーク型、或いは平時デフレク
ターがスプリンクラーヘッドの内部に収納されていて火
災発生時に一定距離だけ落下するフラッシュ型、等に適
応できる。
【0026】
【実施例】以下図面に基づいて本発明を説明する。図1
は第1実施例のマルチ型スプリンクラーヘッドの正面断
面図、図2は同作動途中の正面断面図、図3は同作動終
了後の状態を説明する正面断面図、図4は第2実施例の
フレームヨーク型スプリンクラーヘッドの正面断面図、
図5は同作動途中の正面断面図、図6は同作動終了後の
状態を説明する正面断面図、図7は第3実施例のフレー
ムヨーク型スプリンクラーヘッドの正面断面図、図8は
同作動途中の正面断面図、図9は同作動終了後の状態を
説明する正面断面図である。
【0027】先ず図1〜3に示す第1実施例のマルチ型
スプリンクラーヘッドについて説明する。
【0028】マルチ型スプリンクラーヘッド1は、本体
2、カバー3、弁体4、感熱分解部分5から構成されて
いる。
【0029】本体2は、中央にノズル6が穿設されてお
り、本体2の外部には図示しない配管に取り付けるため
の牡ネジ7が螺設されている。また本体2の下部には大
径のフランジ8が形成されていて、該フランジの立ち下
がった内側には牝ネジ9が螺設されている。
【0030】カバー3は椀状であり、外側上部に牡ネジ
10が螺設されていて、該牡ネジが前述本体のフランジ
8の牝ネジ9に螺合されている。カバー3の中央には中
央孔11が穿設されており、その周囲には多数の散水孔
12…が穿設されている。カバー3の中央孔11には円
筒状のガイドポスト13が嵌合されている。ガイドポス
ト13は上部が大径で下部が小径の二段形状となってお
り、小径部の内側には係合溝14が刻設されている。
【0031】弁体4は、上部がノズル6の下部に挿入で
きる挿入部15、その下にノズルよりも大径の係止部1
6が形成された円柱状である。挿入部15には蟻溝が刻
設され、該蟻溝にはOリング17が嵌合されている。O
リング17は弁体4をノズル内で摺動可能に、そして水
密状態を保つものである。弁体4は、挿入部15をノズ
ル6に挿入し、係止部16をノズル下部にあてがったと
きに、弁体の下部はガイドポスト13の小径の部分に少
し挿入できる長さとなっている。係止部16の下部は前
述ガイドポスト13の内側を容易に摺動できる径となっ
ており、弁体の下面中央には牝ネジ18が螺設されてい
る。
【0032】感熱分解部分5は板バネ80、押さえ片2
0、シリンダー21、プランジャー22、低融点合金2
3、つる巻バネ24等から構成されている。
【0033】第1実施例のスプリンクラーヘッドに使用
する板バネは、図10に示す皿状のもので、荷重がかか
っていないときは係合片83が内方に屈曲しており、軸
方向に荷重がかかったときには略平らになって係合片の
外側が内方にバネ付勢されるものである。
【0034】押さえ片20は、下部にフランジ28が形
成され、中央に穴が穿設された円柱状であり、押さえ片
20の外径は前述弁体4の下部の外径と略同一となって
いる。平時、押さえ片20の上面と弁体4の下面間で板
バネ80を平らな状態に押圧している。このように弁体
4と押さえ片20間で板バネ80が押圧されると、板バ
ネは外径が弁体4や押さえ片20の外径よりも広くなっ
て弁体や押さえ片から少し突出した状態となる。この突
出した部分がガイドポスト13の係合溝14内に係合す
るように置かれる。
【0035】シリンダー21は、カップ状で底面には押
さえ片20の中央の穴と略同一径の穴が穿設されてい
る。シリンダー21は底面の穴を押さえ片20の穴と一
致させて押さえ片の下面に設置されている。
【0036】プランジャー22は、一端に牡ネジ29が
螺設され、他端に頭部30が形成されたボルト状であ
る。プランジャー22の牡ネジ29は弁体4の牝ネジ1
8に螺合されており、他端の頭部30はシリンダー21
の穴を通してシリンダー21内に位置している。
【0037】低融点合金23はシリンダー21内に充填
されており、プランジャー22の頭部30とシリンダー
21の底面間に置かれている。
【0038】つる巻バネ24は押さえ片20のフランジ
28とカバー3間に圧縮した状態で設置されており、平
時押さえ片20を下方にバネ付勢している。この状態で
はつる巻バネ24が押さえ片20を下方にバネ付勢して
いるとともに、板バネ80も押さえ片20を下方にバネ
付勢しているため、弁体4に固定されたプランジャー2
2の頭部30とシリンダー21間に置かれた低融点合金
23は頭部30で押圧されている。
【0039】続いて第1実施例のマルチ型スプリンクラ
ーヘッドにおける作動状態を説明する。火災が発生する
と、その異常高温でシリンダー21内の低融点合金23
が昇温する。低融点合金は溶融温度(一般には72℃、
或は96℃)になると溶融するが、プランジャー22の
頭部30で押圧されているため、溶融した低融点合金2
3は図2に示すようにシリンダー21と頭部30の間隙
から流出する。すると頭部30がシリンダー21内に没
入し、つる巻バネ24と板バネ80のバネ力で押さえ片
20が下方に下げられるため、弁体4と押さえ片20間
が開く。弁体4と押さえ片20間が開くと、板バネ80
はバネ付勢で係合片83の外側が狭まり、係合片83が
ガイドポスト13の係合溝14から外れる。
【0040】弁体4は常時、配管内の水で押圧され、ま
た押さえ片20はつる巻バネ24で下方に押圧されてい
るため、弁体4を係止していた板バネ80の係合が解か
れることにより、弁体4は挿入部15がノズル6から抜
けるとともに、弁体4、板バネ80、押さえ片20、シ
リンダー21、プランジャー22、つる巻バネ24等が
下方に落下する。しかしながら、弁体4には係止部16
が形成されているため、図3に示すように係止部16が
ガイドポスト13の大径部に係合されて、ここで落下が
停止する。
【0041】弁体4がノズル6から抜けると、配管内の
水がノズルから噴出し、ガイドポスト13に係止された
弁体4の上面に当たってカバー3内に充満する。カバー
内に充満した水は、カバーに穿設された多数の散水孔1
2…から流出して四方に散布され、消火が行われる。
【0042】次に第2実施例であるフレームヨーク型ス
プリンクラーヘッドを図4〜6に基づいて説明する。
【0043】フレームヨーク型スプリンクラーヘッド3
1は、本体32、デフレクター33、弁体34、感熱分
解部分35から構成されている。
【0044】本体32は中央にノズル36が穿設されて
おり、ノズルの上部外側には図示しない配管に取り付け
るための牡ネジ37が螺設されている。牡ネジ37の下
部からは湾曲した1本のフレームヨーク38が突出して
いる。従来のフレームヨーク型スプリンクラーヘッドは
ノズル下部とフレームヨーク下部間で強い力のかかった
感熱分解部分を保持する構造であり、機械的強度向上の
ため太いフレームヨークが2本必要であった。しかしな
がらフレームヨークは散水時、散水状態に影響を及ぼす
ため、フレームヨークはなるべく少なく、また細い方が
好ましいものである。本発明のフレームヨーク型スプリ
ンクラーヘッドは感熱分解部分をノズル下部とフレーム
ヨーク間で保持しなくとも済む構造にできるため、フレ
ームヨークは1本にし、しかも従来のものよりも細くす
ることができる。ノズル36の下部内側には係合溝39
が刻設されている。
【0045】デフレクター33は周縁に多数の羽根を有
する円盤状であり、前述フレームヨーク38の下部に2
枚取り付けられている。
【0046】弁体34は、外径が前述ノズル36の内径
よりも極僅かだけ小さい径の円柱状であり、下部にフラ
ンジ40が形成されていて、しかも下面中央には牝ネジ
41が螺設されている。また弁体の略中央部には蟻溝が
刻設されていて、該蟻溝にはOリング42が嵌合されて
いる。Oリング42は弁体をノズル内で摺動可能に、そ
して水密状態を保つものである。
【0047】感熱分解部分35は、板バネ80、押さえ
片44、シリンダー45、プランジャー46、低融点合
金47、つる巻バネ48等から構成されている。
【0048】第2実施例のフレームヨーク型スプリンク
ラーヘッドに使用する板バネは、前述第1実施例のマル
チ型スプリンクラーヘッドに使用したものと同一のもの
である。板バネ80は、バネ付勢に抗して平らな状態に
したときに、係合片の外側が係合溝39内に挿入できる
大きさとなっており、またバネ付勢で外側が内方に狭ま
った時には係合溝39よりも小径となるようになってい
る。平時、板バネ80は弁体34と押さえ片44間で平
らな状態に圧迫され、外側がノズル34の係合溝39に
係合されている。
【0049】押さえ片44は、弁体34よりも小径の円
柱状であり、中央に穴が穿設されている。押さえ片44
は弁体34間で板バネ80を圧迫して平らな状態に保つ
ものである。
【0050】シリンダー45はカップ状で底面中央に穴
が穿設されており、該穴を押さえ片44の穴と一致させ
て底面を押さえ片44の下面に設置してある。
【0051】プランジャー46は一端に牡ネジ47が螺
設され、他端に頭部49が形成されたボルト状である。
プランジャー46の牡ネジは弁体34の牝ネジ41に螺
合されており、他端の頭部49はシリンダー45内に位
置している。
【0052】低融点合金47はシリンダー45内に充填
されており、プランジャー46の頭部49で押圧されて
いる。
【0053】つる巻バネ48はノズル36下端とシリン
ダー45間に圧縮状態で設置されており、常時シリンダ
ーを下方にバネ付勢している。従って、弁体34には配
管内の水の押圧力と、つる巻バネ48のバネ力で下方に
落下させる力がかかっているが、板バネ80がノズル3
6の係合溝39に係合しているため、落下することなく
ノズル内に留まっている。
【0054】次に上記第2実施例のフレームヨーク型ス
プリンクラーヘッドにおける作動状態を説明する。
【0055】火災が発生すると、図5に示すようにシリ
ンダー45内の低融点合金47が溶融してシリンダー4
5とプランジャー46の頭部49間から流出する。する
と板バネ80の内方に戻ろうとするバネ力で弁体34と
押さえ片44が離され、板バネ80の外側が狭まってノ
ズル36の係合溝39から外れる。板バネ80が係合溝
39から外れると、弁体34をノズル36内に保持して
おくものがなくなるため、配管内の水圧とつる巻バネ4
8のバネ力で弁体34、および弁体と一体となっている
板バネ80、押さえ片44、シリンダー45、プランジ
ャー46、つる巻バネ48が図6に示すように下方に落
下する。弁体34が落下すると、配管内の水がノズル3
6から噴出し、デフレクター33に衝突して四方に散布
され消火が行われる。
【0056】続いて第3実施例のフレームヨーク型スプ
リンクラーヘッドを図7〜9に基づいて説明する。
【0057】第3実施例のフレームヨーク型スプリンク
ラーヘッド51では、前述第2実施例のフレームヨーク
型スプリンクラーヘッドと同一箇所については同一符号
を付し、その説明は省略する。
【0058】ノズル36の中間部分には、中央に牝ネジ
52が螺設され、その周囲に複数の流通路53が形成さ
れた保持環54が設置されている。保持環54の牝ネジ
52には下部に係合溝55が形成された摺動棒56が螺
合されている。
【0059】弁体57は、中央に穴58が穿設され、外
側下部には牡ネジ59が螺設されている。弁体57の外
側と中央の穴の下部には、それぞれ蟻溝が刻設されてい
て、これらの蟻溝にはOリング60と61が嵌合されて
いる。
【0060】感熱分解部分62は、保持体63、シリン
ダー64、低融点合金65、プランジャー66、バネ受
け台67、圧縮バネ68、板バネ90等から構成されて
いる。
【0061】第3実施例のスプリンクラーヘッドに使用
する板バネは、図11に示す外形が円錐台形のものであ
る。この板バネは、荷重をかけていないときには穴91
が大きいが、荷重をかけて平らにしたときには穴91が
狭まるものである。
【0062】保持体63は、有底筒状であり、底面外側
にフランジ69が形成され、底面中央には穴70が穿設
されている。シリンダー64は有底筒状で内部に低融点
合金65が充填されており、開口部の外側にはフランジ
が形成されている。プランジャー66は上側中央には円
錐形の窪み71が刻設された円柱体である。バネ受け台
67は高さの低い有底筒状であり、上部が段部72とな
っていて、下面には半球状の突起73が形成されてい
る。
【0063】実施例3のフレームヨーク型スプリンクラ
ーヘッドにおける弁体57と感熱分解部分62の構造
は、弁体57がノズル36内に挿入されるとともに、弁
体の穴58が摺動棒56に挿入される。このとき圧縮バ
ネ68はフランジ69とノズル下部間で圧縮状態とな
り、保持体63を下方にバネ付勢するようになる。そし
て保持体63のフランジ69に圧縮バネが載置され、保
持体の穴70にシリンダー64が挿入されて、シリンダ
ーのフランジが穴70に係合される。シリンダー64内
に充填された低融点合金65の上にはプランジャー66
が載置され、さらに該プランジャーの窪み71にはバネ
受け台67の突起73が載置される。そしてバネ受け台
67の段部72には図11に示す板バネ90を載置した
状態で保持体63が弁体57の牡ネジ59に螺入され
る。保持体63が弁体57に螺入されていくと、板バネ
90はバネ付勢に抗して図7に示すように平らになる。
板バネ90が平らになると、外周は広がるが穴91の径
は小さくなる。従って、平らになった板バネ90の穴9
1は摺動棒56の係合溝55に係合するようになる。
【0064】このようにして組み立てられたフレームヨ
ーク型スプリンクラーヘッドは、板バネ90のバネ付勢
がバネ受け台67とプランジャー66を介して低融点合
金65を押圧するようになる。
【0065】実施例3のフレームヨーク型スプリンクラ
ーヘッドでの作動は、火災が発生して低融点合金が溶融
すると、図8に示すように、板バネ90のバネ力でプラ
ンジャー66が押され、低融点合金65を外方に流出さ
せると同時にプランジャー66がシリンダー64内に没
入する。すると板バネ90はもとの形状、つまり図11
に示すように円錐台形に復元し、穴91の径が広がる。
穴91の径が広がると、穴が係合していた摺動棒56の
係合溝55から外れる。保持体63は圧縮バネ68で下
方に押されているため、弁体57が摺動棒56から摺動
落下し、弁体57に螺合されていた保持体63、該保持
体に載置されていたシリンダー64、シリンダー上のプ
ランジャー66、バネ受け台67、板バネ90等が一体
となって図9に示すように下方に落下する。
【0066】このようにして弁体57がノズル36から
外れると、ノズルから消火液が噴出し、デフレクター3
3で四方に散布されて消火が行われる。
【0067】フラッシュ型スプリンクラーヘッドに本発
明を適用する場合は、感熱分解部分を前述実施例のいず
れかと同一形状にできるため、フラッシュ型スプリンク
ラーヘッドについては説明を省略する。
【0068】実施例では板バネをスプリンクラーヘッド
の構成部であるカバーのガイドポスト、ノズル、摺動棒
等に係合したもので示したが、本発明のスプリンクラー
ヘッドでは板バネの係合はこれらの係合部に限らず、板
バネが係合できる構成部であれば如何なる構成部でもよ
いことはいうまでもない。
【0069】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明のスプリンク
ラーヘッドは、弁体の力を受ける部分に板バネを使用
し、スプリンクラーヘッドの構成部に板バネ全周を係合
させてあるため、感熱分解部分に外的衝撃が加わって
も、感熱分解部分の組み立てがずれたり破壊したりする
ことがなく、また感熱分解部分の部品点数を少なくでき
ることから、信頼性、経済性の面で従来のスプリンクラ
ーヘッドにない優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のマルチ型スプリンクラーヘッドの
正面断面図
【図2】第1実施例のマルチ型スプリンクラーヘッドの
作動途中の正面断面図
【図3】第1実施例のマルチ型スプリンクラーヘッドの
作動終了後の正面断面図
【図4】第2実施例のフレームヨーク型スプリンクラー
ヘッドの正面断面図
【図5】第2実施例のフレームヨーク型スプリンクラー
ヘッドの作動途中の正面断面図
【図6】第2実施例のフレームヨーク型スプリンクラー
ヘッドの作動終了後の正面断面図
【図7】第3実施例のフレームヨーク型スプリンクラー
ヘッドの正面断面図
【図8】第3実施例のフレームヨーク型スプリンクラー
ヘッドの作動途中の正面断面図
【図9】第3実施例のフレームヨーク型スプリンクラー
ヘッドの作動終了後の正面断面図
【図10】本発明のスプリンクラーヘッドに使用する板
バネの斜視図
【図11】本発明のスプリンクラーヘッドに使用する他
の形状の板バネの斜視図
【図12】本発明のスプリンクラーヘッドに使用する他
の形状の板バネの斜視図
【図13】本発明のスプリンクラーヘッドに使用する他
の形状の板バネの斜視図
【図14】本発明のスプリンクラーヘッドに使用する他
の形状の板バネの斜視図
【符号の説明】
1 マルチ型スプリンクラーヘッド 2 本体 3 カバー 4 弁体 5 感熱分解部分 13 ガイドポスト 14 係合溝 80 板バネ 20 押さえ片 21 シリンダー 22 プランジャー 23 低融点合金 24 つる巻バネ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消火液を放出するノズルは平時は閉塞状
    態を保持しており、火災時にノズルの閉塞状態を解除す
    るスプリンクラーヘッドにおいて、ノズルの閉塞状態の
    保持と解除をする手段として、スプリンクラーヘッドの
    軸方向に荷重を加えたときに軸方向と軸方向に対して直
    交する方向の両方向に変形し、また軸方向の荷重を解除
    したときに自己の弾性で元の形状に復元する板バネを使
    用したことを特徴とするスプリンクラーヘッド。
  2. 【請求項2】 前記板バネは、軸方向の荷重により変形
    させたときに、軸方向に対して直交する方向の変形分が
    スプリンクラーヘッドの構成部に係合してノズルの閉塞
    状態を保持することを特徴とする請求項1記載のスプリ
    ンクラーヘッド。
  3. 【請求項3】 前記板バネは、加えられている軸方向の
    荷重が解除され自己の弾性で元の形状に復元したとき
    に、スプリンクラーヘッドの構成部から外れてノズルの
    閉塞状態を解除することを特徴とする請求項1記載のス
    プリンクラーヘッド。
  4. 【請求項4】 前記板バネの復元力を拘束する手段とし
    て、所定の温度で溶融、変形、或いは破壊する感熱体が
    使用されていることを特徴とする請求項1記載のスプリ
    ンクラーヘッド。
  5. 【請求項5】 前記板バネは、底面の外周、或いは内周
    に複数の係合片が形成されていて、該係合片は内方、或
    いは外方にバネ付勢されたものであることを特徴とする
    請求項1記載のスプリンクラーヘッド。
  6. 【請求項6】 前記板バネは、外形が円錐台形で外側お
    よび内側にV字状、或いはU字状の切り溝が互い違いに
    切り込まれた係合片を形成しており、該係合片が軸方向
    に対して内方、或いは外方にバネ付勢されたものでるこ
    とを特徴とする請求項1記載のスプリンクラーヘッド。
  7. 【請求項7】 前記板バネは、矩形の板状の両側に係合
    片が形成されていて、該係合片が軸方向および内方にバ
    ネ付勢されたものであることを特徴とする請求項1記載
    のスプリンクラーヘッド。
  8. 【請求項8】 前記板バネは、少なくとも一枚以上使用
    されていることを特徴とする請求項1記載のスプリンク
    ラーヘッド。
  9. 【請求項9】 前記板バネは、外側部分の強度が他の部
    分よりも強くなっていることを特徴とする請求項1記載
    のスプリンクラーヘッド。
  10. 【請求項10】 板バネは、外側部分の幅が底面近傍の
    幅よりも広くなっていることを特徴とする請求項1乃至
    9いずれか記載のスプリンクラーヘッド。
  11. 【請求項11】 板バネは、外側部分の厚さが他の部分
    よりも厚くなっていることを特徴とする請求項1乃至9
    記載のスプリンクラーヘッド。
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