JP6080294B2 - スプリンクラーヘッド - Google Patents
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Description
本発明は、
上部に配管に接続するねじ部を有すると共に、内部に上下に連通した流路が形成されて流路下部にノズルが設けられたヘッド本体と、
ヘッド本体の下部に配置されて下方に開口した筒状のフレームと、
フレーム側の組込み部材に対し断熱部材を介して可溶合金を備えた集熱部を組付けた状態で、ノズルを塞ぐ位置に弁体を支持し、火災による熱気流を受けて可溶合金が溶融した場合に分解し、弁体の支持を解除してノズルから消火用水を放出させる感熱作動部と、
を備えたスプリンクラーヘッドを対象とする。
感熱作動部は、
ヘッド本体の外側に摺動自在に配置され、感熱作動部が分解した場合に、フレームの開口から飛び出した位置に落下して保持されるデフレクタと、
デフレクタの下部に落下自在に配置されたガイドプレートと、
ガイドプレートの下側に配置され、弁体を開方向に付勢するバネ部材と、
頭部及びねじ部を備え、バネ部材、ガイドプレート及びデフレクタを間に介在して、弁体の下端にねじ込み固定するバルブピンと、
バルブピンの下側に配置されたスライダと、
スライダの下側に配置され、外周鍔部をフレーム開口の下端外側に当接し、下端中央部からフレームの下端開口の下側に延在する延在部が設けられた、フレーム側の組込み部材をなすバランサと、
下側の一部がバランサの延在部下端より露出すると共に、当該延在部内側に露出した長さよりも深く収納され、集熱部を露出した下側の端部に当接した、断熱部材をなす円筒断熱体と、
頭部、軸部及びねじ部を備え、上部からスライダ及びバランサを貫通してねじ部をバランサの下側に取出したピストンピンと、
集熱部に下側から間に可溶合金を介在させた状態でピストンピンのねじ部にねじ込んで組立て荷重を発生し、スライダ、ボール部材、バランサをフレーム下端開口の内側張出部に組付け固定するピストンと、
を備える。
バランサの延在部及び円筒断熱体は、軸方向長さが集熱部の軸方向長さよりも長く形成される。
集熱部は、軸方向に重ねて複数枚の感熱板が配置され、最上部に位置する感熱板が、バランサの延在部下端と円筒断熱体の下端との間の空間に感熱面を位置するように配置される。
本発明のスプリンクラーヘッドによれば、集熱部とフレーム側の組込み部材(バランサ)との間に配置する断熱部材を、集熱部とフレーム側の組込み部材との軸方向の断熱距離を長くする円筒断熱体とし、フレーム側の組込み部材の下端に延在した延在部の内側に円筒断熱体を配置して、円筒断熱体の強度を確保する構造としたため、円筒断熱体としたことで、集熱部とフレーム側の組込み部材(バランサ)との断熱距離を長くし、集熱部からフレーム及びヘッド本体側への熱の伝導度を十分に低くすることで、火災による熱気流を受けた場合の半田合金の溶融により作動して放水するスプリンクラーヘッドの作動感度を高め、火災の初期段階で作動することにより、より高い延焼抑制効果を発揮することが可能となる。
また、フレーム側の組込み部材と集熱部との間に、軸方向の断熱距離を長くする円筒断熱体を配置したことで、フレーム下端と集熱部との間の間隔が長くなり、フレーム下端と円筒断熱体の間の空間に感熱面が位置するように感熱板を配置することで、感熱板を従来の2枚から3に増やすことができ、感熱板の数が増えることで、火災に伴う熱気流の集熱効率を高くし、スプリンクラーヘッドの作動感度を高めることを可能とする。
らピストン50をねじ込んで締め付け固定することで、フレーム14の下端開口内側に形成した張出部14aに対し組み付け固定され、バルブピン30を介して弁体20を閉鎖位置に支持している。
12:ヘッド本体
14:フレーム
14a:張出部
18:ノズル
20:弁体
22:感熱作動部
24:デフレクタ
34:スライダ
36:バランサ
36a:延在部
36b:段付穴
38:ボール
40:円筒断熱体
42:半田合金
44〜46:感熱板
48:集熱部
Claims (3)
- 上部に配管に接続するネジ部を有すると共に、内部に上下に連通した流路が形成されて流路下部にノズルが設けられたヘッド本体と、
前記ヘッド本体の下部に配置されて下方に開口した筒状のフレームと、
前記フレーム側の組込み部材に対し断熱部材を介して可溶合金を備えた集熱部を組付けた状態で、前記ノズルを塞ぐ位置に弁体を支持し、火災による熱気流を受けて前記可溶合金が溶融した場合に分解し、前記弁体の支持を解除して前記ノズルから消火用水を放出させる感熱作動部と、
を備えたスプリンクラーヘッドに於いて、
前記感熱作動部は、
前記ヘッド本体の外側に摺動自在に配置され、感熱作動部が分解した場合に、前記フレームの開口から飛び出した位置に落下して保持されるデフレクタと、
前記デフレクタの下部に落下自在に配置されたガイドプレートと、
前記ガイドプレートの下側に配置され、前記弁体を開方向に付勢するバネ部材と、
頭部及びねじ部を備え、前記バネ部材、前記ガイドプレート及び前記デフレクタを間に介在して、前記弁体の下端にねじ込み固定するバルブピンと、
前記バルブピンの下側に配置されたスライダと、
前記スライダの下側に配置され、外周鍔部を前記フレーム開口の下端外側に当接し、下端中央部から前記フレームの下端開口の下側に延在する延在部が設けられた、前記フレーム側の組込み部材をなすバランサと、
下側の一部が前記バランサの延在部下端より露出すると共に、当該延在部内側に前記露出した長さよりも深く収納され、前記集熱部を前記露出した下側の端部に当接した、前記断熱部材をなす円筒断熱体と、
頭部、軸部及びねじ部を備え、上部から前記スライダ及びバランサを貫通して前記ねじ部を前記バランサの下側に取出したピストンピンと、
前記集熱部に下側から間に前記可溶合金を介在させた状態で前記ピストンピンのねじ部にねじ込んで組立て荷重を発生し、前記スライダ、ボール部材、バランサを前記フレーム下端開口の内側張出部に組付け固定するピストンと、
を備えたことを特徴とするスプリンクラーヘッド。
- 請求項1記載のスプリンクラーヘッドに於いて、前記バランサの延在部及び前記円筒断熱体は、軸方向長さが前記集熱部の軸方向長さよりも長いことを特徴とするスプリンクラーヘッド。
- 請求項1記載のスプリンクラーヘッドに於いて、前記集熱部は、軸方向に重ねて複数枚の感熱板が配置され、最上部に位置する感熱板が、前記バランサの延在部下端と前記円筒断熱体の下端との間の空間に感熱面を位置するように配置されたことを特徴とするスプリンクラーヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012258076A JP6080294B2 (ja) | 2012-11-27 | 2012-11-27 | スプリンクラーヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012258076A JP6080294B2 (ja) | 2012-11-27 | 2012-11-27 | スプリンクラーヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2014104069A JP2014104069A (ja) | 2014-06-09 |
JP6080294B2 true JP6080294B2 (ja) | 2017-02-15 |
Family
ID=51026073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012258076A Active JP6080294B2 (ja) | 2012-11-27 | 2012-11-27 | スプリンクラーヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
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-
2012
- 2012-11-27 JP JP2012258076A patent/JP6080294B2/ja active Active
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JP2014104069A (ja) | 2014-06-09 |
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