JPH11276629A - スプリンクラヘッドカバー - Google Patents

スプリンクラヘッドカバー

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Publication number
JPH11276629A
JPH11276629A JP8758998A JP8758998A JPH11276629A JP H11276629 A JPH11276629 A JP H11276629A JP 8758998 A JP8758998 A JP 8758998A JP 8758998 A JP8758998 A JP 8758998A JP H11276629 A JPH11276629 A JP H11276629A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
sprinkler head
cover member
fixing member
cover fixing
Prior art date
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Pending
Application number
JP8758998A
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English (en)
Inventor
Yoshikazu Shimizu
良和 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nohmi Bosai Ltd
Original Assignee
Nohmi Bosai Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スプリンクラヘッドの動作を遅らすことなく、
外力に対してより強度な構造を備えたスプリンクラヘッ
ドカバーを得ること。 【構成】スプリンクラヘッドの本体部分に取付られる取
付部材と、取付部材に取り付けられるカバー固定部材
と、カバー固定部材に半田により接着され、かつ、スプ
リンクラヘッドと対応する位置に設けられた天井穴を覆
うカバー部材と、カバー部材と取付部材の間に設けら
れ、外径がスプリンクラヘッドよりも大径のプロテクタ
部材とを備える。またカバー部材の下面に凹部を形成
し、凹部の上面に、カバー部材とカバー固定部材の半田
の接着面を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスプリンクラヘッド
カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、外力等に備えてスプリンクラヘッ
ドにカバーをつける場合があった。このスプリンクラヘ
ッドカバーは既に多数開示されている(例えば特公昭5
2−1239号公報)。スプリンクラヘッドカバーを設
けることで、スプリンクラヘッドは外力がかかるのを防
止できるが、その一方で、スプリンクラヘッドに熱気流
があたるのをカバーが遮ってしまう。このため、スプリ
ンクラヘッドカバーは上記公報で示すように、薄い金属
製の板から構成され、スプリンクラヘッドの動作が必要
以上に遅れないようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしスプリンクラヘ
ッドカバーは薄い金属板から構成されるため、ある程度
の外力がかかると、変形してしまう非常にもろいもので
あった。このため予想以上の過剰な力が加わると、カバ
ー上方に設けたスプリンクラヘッドの感熱部分が損傷を
うける恐れがあった。また外力を受けた時に、カバー取
付用の半田が破損して、カバーが落下してしまう場合も
あった。
【0004】そこで本発明はスプリンクラヘッドの動作
を遅らすことなく、外力に対してより強度な構造を備え
たスプリンクラヘッドカバーを得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の課題を解
決するためになされたもので、スプリンクラヘッドの本
体部分に取付られる取付部材と、取付部材に取り付けら
れるカバー固定部材と、カバー固定部材に低融点合金に
より接着され、かつ、スプリンクラヘッドと対応する位
置に設けられた天井穴を覆うカバー部材と、カバー部材
と取付部材の間に設けられ、外径がスプリンクラヘッド
よりも大径のプロテクタ部材とを備えたことを特徴とす
るものである。
【0006】またスプリンクラヘッドに取付られる取付
部材と、取付部材に取り付けられるカバー固定部材と、
カバー固定部材に低融点合金により接着され、かつ、ス
プリンクラヘッドと対応する位置に設けられた天井穴を
覆うカバー部材と、カバー部材の下面に形成される凹部
とを備え、カバー部材とカバー固定部材の低融点合金の
接着面を凹部の上面に設けたことを特徴とするものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】実施形態1 図1は本発明のスプリンクラヘッドカバー1の断面図、
図2は取付部材5の上面図をそれぞれ示したものであ
る。図において、Sはスプリンクラヘッドで、天井材2
のスプリンクラヘッドSに対応する位置には天井穴3が
設けられる。5は例えば樹脂等から形成された取付部材
で、内径がスプリンクラヘッドSのフランジ部Fとほぼ
同径の筒部8と、筒部8の下端外周に形成された環状の
円板部7とからなる。なおフランジ部Fがスプリンクラ
ヘッド本体の一例である。
【0008】筒部8の内面には、例えばめねじが形成さ
れており、またスプリンクラヘッドSのフランジ部Fに
は、外周におねじが設けられており、この雌ねじと雄ね
じにより取付部材5はスプリンクラヘッドSに取り付け
られる。なお図2に示すように円板部7には後述するカ
バー固定部材の幅よりも大きい切欠9が例えば2箇所形
成されている。
【0009】11は金属製の有底筒体からなるカバー部
材で、下方にほぼ碗状に膨らんだ膨出部12と、膨出部
12の周縁に設けられた筒部13とからなる。カバー部
材11は、取付部材5に取り付けられることで、天井穴
3を覆って、スプリンクラヘッドSを外部から隠す。
【0010】17は本例では一対の部材からなる略コ字
状の金属製のカバー固定部材で、上端と下端にそれぞれ
係止片18、19を備える。上端の係止片18は取付部
材5の円板部7上に係止しており、また下端の係止片1
9には、低融点合金としての半田15によりカバー部材
11の膨出部12が接着されている。この半田15に
は、スプリンクラヘッドSの動作温度よりも融点の低い
ものを使用するのが好ましい。なお係止片19は、カバ
ー部材11の膨出部12の曲面に沿うようにやや斜めに
傾斜している。
【0011】20は例えば樹脂等から形成されたプロテ
クタ部材で、カバー部材11と取付部材5の間に設けら
れる。プロテクタ部材20は、有底筒状に形成され、上
端外周に、スプリンクラヘッドよりも大径のフランジ2
1が形成される。また上部中央には、スプリンクラヘッ
ドSの下部を収納するための凹部22が形成される。プ
ロテクタ部材20の下面は大きめにすることが望まし
く、本実施形態においては、カバー固定部材17とカバ
ー部材11の半田15の接着面間にわたる大きさとなっ
ている。またプロテクタ部材20のフランジ21には、
取付部材5の円板部7に形成された切欠9と対応する位
置に、同様の切欠が形成される。
【0012】25はカバー部材11を落下させる方向に
付勢されたバネで、スプリンクラヘッドSとプロテクタ
部材20の間に、必要に応じて適宜設けられる。
【0013】カバー部材11のスプリンクラヘッドSへ
の取付けは、まずスプリンクラヘッドSに取付部材5を
下方からねじ込んで取付ける。またカバー部材11の膨
出部12の上面にカバー固定部材17の係止片19を半
田15により接着する。そしてプロテクタ部材20のフ
ランジ21の切欠にカバー固定部材17の係止片18を
通すようにして、膨出部12の上面に、プロテクタ部材
20を置き、更にその上にバネ25を設置した状態でカ
バー部材11を持ち上げ、取付部材5の円板部7に押し
つける。
【0014】この際、カバー固定部材17の係止部18
と取付部材5の円板部7の切欠9が対向するように位置
をあわせておき、カバー固定部材17が切欠9を通過し
た後、回転させると、バネ25によって、カバー部材1
1が取付部材5に取付けられることになる。
【0015】次に本発明の動作を説明する。火災により
熱気流が発生すると、カバー部材11は下方に膨らんで
いるので、熱気流は筒部13にだけでなく、膨出部12
にも効率よくあたる。即ちカバー部材11が平らな板状
のものに対して、カバー部材11と熱気流との接触面積
が大きく、受熱効率が良い。特にこのような椀状のもの
は、熱気流がどの方向から流れても、カバー部材11全
体の面積の半分に熱気流があたる形状であるので、受熱
効率が良い。
【0016】カバー部材11の半田15が溶融すると、
カバー部材11は自重及びバネ16の影響により下方に
落下する。この時、カバー部材11とカバー固定部材1
7の半田15の接着面は、膨出部12の傾斜面に設けら
れ、天井下面に対して斜めに形成されるので、天井下面
に対して水平に接着面を設ける場合に対して、熱気流が
直に当たりやすいので、半田15の溶融が促進されやす
く、その結果、カバー部材11を早期に落下させること
が可能となり、よってスプリンクラヘッドSの感度が向
上する。
【0017】次にスプリンクラヘッドカバー1に外力が
かかる場合について説明する。スプリンクラヘッドSは
カバー部材11のみならず、プロテクタ部材20によっ
ても覆われている。このためカバー1に外力がかかる
と、その力は、カバー1からプロテクタ部材20に伝わ
るが、プロテクタ部材20のフランジ21と取付部材5
の円板部7が接していることからその外力は取付部材5
に吸収され、スプリンクラヘッドS、特にその感熱部分
が損傷をうけることはない。またプロテクタ部材20は
樹脂製であるので、カバー部材11の半田15の溶融を
妨げることもない。またプロテクタ部材20の下面は半
田15の接着面の間にわたって設けられるので、カバー
部材11のほとんどの方向からの外力に対してもスプリ
ンクラヘッドSを保護できる。
【0018】なおプロテクタ部材20の膨出部12側に
面する面を例えば格子状あるいは格子状の突起にする
と、保護機能を低下させることなく、カバー部材11の
集熱効果をより高めることができる。
【0019】実施形態2 図3は実施形態2の要部を示した断面図で、実施形態1
と同じ部分には同じ符号を付し説明を省略する。この実
施形態2は、半田15の接着面の部分を主に外力から保
護するものである。
【0020】図において、30はカバー部材11の下面
に形成される凹部である。そして本実施形態において
は、カバー部材11とカバー固定部材17の半田15の
接着面が凹部30の上面に設けられている。
【0021】カバー部材11をこのような形状にする
と、カバー部材11に外力が加わったとしても、その外
力は直接には半田15の接着面にはかからないので、半
田15が破損するのを防止でき、よって火災でもないの
にカバー部材11が落下したりすることを防ぐことがで
きる。
【0022】本発明においては以上の実施形態に限定さ
れるものではなく、例えば、円板部7は中央に穴を有す
るドーナツ状であればよく、その外形は円形でなくても
よい。また筒部8は特に筒状である必要はなく、例え
ば、スプリンクラヘッドに取り付けられる起立片を少な
くとも有するものであればよい。
【0023】
【発明の効果】本発明では、カバー部材と取付部材の間
にプロテクタ部材を設けた。このためカバーに外力がか
かっても、プロテクタ部材を介して、その外力は取付部
材に吸収されるので、スプリンクラヘッドの保護を図れ
る。
【0024】またカバー部材の下面に凹部を形成し、該
凹部の上面に、カバー部材とカバー固定部材の半田の接
着面を設けた。このためカバー部材に外力がかかったと
しても、その外力が半田に直接かかるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスプリンクラヘッドカバーの断面図で
ある。
【図2】図1の取付部材の上面図である。
【図3】実施形態2の要部を示す断面図である。
【符号の説明】
1 スプリンクラヘッドカバー、 2 天井材、 3
天井穴、5 取付部材、 6 ねじ、 7 円板部、
8 筒部、 9 切欠、11 カバー部材、 12 膨
出部、 13 筒部、 15 半田、17 カバー固定
部材、 18,19 係止片、 20 プロテクタ部
材、21 フランジ、 22 凹部、 25 バネ、
30 凹部、S スプリンクラヘッド、 F フランジ
部、

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプリンクラヘッドの本体部分に取付ら
    れる取付部材と、 該取付部材に取り付けられるカバー固定部材と、 該カバー固定部材に低融点合金により接着され、かつ、
    前記スプリンクラヘッドと対応する位置に設けられた天
    井穴を覆うカバー部材と、 該カバー部材と前記取付部材の間に設けられ、外径が前
    記スプリンクラヘッドよりも大径のプロテクタ部材とを
    備えたことを特徴とするスプリンクラヘッドカバー。
  2. 【請求項2】 前記カバー部材は、下方に膨らんだ膨出
    部と、該膨出部の周縁に設けられた筒部とからなり、前
    記カバー部材と前記カバー固定部材の前記低融点合金の
    接着面が、前記カバー部材の膨出部の上面に設けられる
    ことを特徴とする請求項1記載のスプリンクラヘッドカ
    バー。
  3. 【請求項3】 前記カバー部材の下面に凹部を形成し、
    該凹部の上面に、前記カバー部材と前記カバー固定部材
    の前記低融点合金の接着面を設けたことを特徴とする請
    求項2記載のスプリンクラヘッドカバー。
  4. 【請求項4】 スプリンクラヘッドに取付られる取付部
    材と、 該取付部材に取り付けられるカバー固定部材と、 該カバー固定部材に低融点合金により接着され、かつ、
    前記スプリンクラヘッドと対応する位置に設けられた天
    井穴を覆うカバー部材と、 該カバー部材の下面に形成される凹部とを備え、 前記カバー部材と前記カバー固定部材の前記低融点合金
    の接着面を前記凹部の上面に設けたことを特徴とするス
    プリンクラヘッドカバー。
JP8758998A 1998-03-31 1998-03-31 スプリンクラヘッドカバー Pending JPH11276629A (ja)

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JP (1) JPH11276629A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007102284A1 (ja) * 2006-03-06 2007-09-13 Senju Sprinkler Co., Ltd. スプリンクラーヘッドカバー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007102284A1 (ja) * 2006-03-06 2007-09-13 Senju Sprinkler Co., Ltd. スプリンクラーヘッドカバー

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