JP2002282384A - スプリンクラヘッド - Google Patents

スプリンクラヘッド

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JP2002282384A
JP2002282384A JP2001088852A JP2001088852A JP2002282384A JP 2002282384 A JP2002282384 A JP 2002282384A JP 2001088852 A JP2001088852 A JP 2001088852A JP 2001088852 A JP2001088852 A JP 2001088852A JP 2002282384 A JP2002282384 A JP 2002282384A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sprinkler head
cover member
bimetal
heat
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001088852A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Akimoto
和幸 秋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nohmi Bosai Ltd
Original Assignee
Nohmi Bosai Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nohmi Bosai Ltd filed Critical Nohmi Bosai Ltd
Priority to JP2001088852A priority Critical patent/JP2002282384A/ja
Publication of JP2002282384A publication Critical patent/JP2002282384A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スプリンクラヘッド本体へのカバー部材の取付
けを簡単に行えるようにする。また感熱体の熱応答性を
高めることを目的とする。 【構成】スプリンクラヘッド本体1を覆うカバー部材1
0を備えたスプリンクラヘッドにおいて、カバー部材の
外側表面にバイメタル15からなる感熱体を設け、該感
熱体によって前記カバー部材を、スプリンクラヘッド本
体に取り付けたことを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスプリンクラヘッド
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、外力等に備えてスプリンクラヘッ
ド本体にカバーをつける場合があった。このスプリンク
ラヘッド本体のカバー部材に関する発明は、既に多数開
示されている(例えば特開平3−292968号公
報)。カバー部材を設けることで、スプリンクラヘッド
本体に外力がかかるのを防止でき、またヘッド本体を隠
すことで、美観を高めることができる
【0003】
【発明が解決しようとする課題】スプリンクラヘッド本
体へのカバー部材の取付けには、通常、可溶合金として
の半田が使用される。前述の公報においては、ヘッド本
体のデフレクタとカバ─部材を半田で接着している。こ
のためカバー部材の取付作業は時間のかかる面倒なもの
であり、組立は困難であった。
【0004】また感熱体としての半田は、カバー部材の
内面側に設けられるので、熱気流が直接あたる構造でな
いため、熱応答性が悪いという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の課題を解
決するためになされたもので、スプリンクラヘッド本体
を覆うカバー部材を備えたスプリンクラヘッドにおい
て、カバー部材の外側表面にバイメタルからなる感熱体
を設け、該感熱体によって前記カバー部材を、スプリン
クラヘッド本体に取り付けたことを特徴とするものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は本発明のスプリンクラヘッ
ドを示す一部断面図、図2はカバー部材の上面図、図3
は取付部材の拡大図である。また図4、図5は、感熱体
とカバー部材の取付状態を示す拡大断面図である。
【0007】図1において、1はスプリンクラヘッド本
体である。5は例えば樹脂等から形成された取付部材
で、内径がスプリンクラヘッド本体1のフランジ部2と
ほぼ同径の筒部6と、筒部6の下端外周に形成された環
状の円板部7とからなる。
【0008】筒部6の内面には、例えば雌ねじが形成さ
れており、またスプリンクラヘッド本体1のフランジ部
2には、外周に雄ねじが設けられており、この雌ねじと
雄ねじにより取付部材5はスプリンクラヘッド本体1の
外周に取り付けられる。
【0009】10はスプリンクラヘッド本体1を覆うカ
バー部材で、下方にほぼ碗状に膨らむように形成されて
いる。このカバー部材10は、金属製でも樹脂製でもど
ちらでもよい。カバー部材10の上端側には、感熱体と
してのバイメタル15が3つ設けられている(図2参
照)。図4に示すように、バイメタル15は、その端部
15Aがカバー部材10の中にインサートされること
で、カバー部材10と一体化している。
【0010】バイメタル15は、カバー部材10の外側
表面に位置するように設けられている。またバイメタル
15は、通常時の状態では、カバー部材10の内側に突
出しており、バイメタル15のへこんだ側は、外部に露
出している。
【0011】次に図3を参照して取付部材5について説
明する。取付部材5の円板部7の側面には、凹み部7A
が形成されている。この凹み部7Aは、カバー部材10
の内面側に突出するバイメタル15に対応したもので、
突出するバイメタル15が、丁度、はまるように窪んで
いる。
【0012】通常時の状態においては、図4に示すよう
に、バイメタル15が円板部7の凹み部7Aにはまるこ
とで、カバー部材10が取付部材5に係止して、スプリ
ンクラヘッド本体側に固定されることになる。
【0013】次に、火災時におけるカバー部材10の動
作について説明する。火災が発生すると、熱気流が天井
下面を沿って流れ、バイメタル15が熱気流によって加
熱される。この時、バイメタル15は、カバー部材10
の内面ではなく、外側表面に露出しているので、直接、
熱気流があたり、極めて熱応答性がよい。また感熱体と
してのバイメタル15が直接、加熱される構造になって
いるので、カバー部材10は金属製でなく、樹脂製にす
ることも可能である。
【0014】熱気流によって加熱されたバイメタル15
は、図5に示すように反転する。このバイメタル15の
反転により、バイメタル15が凹み部7Aから外れ、取
付部材5とカバー部材10の係止が解除され、自重によ
ってカバー部材10は落下する。
【0015】続いて、スプリンクラヘッド本体1にある
半田が熱気流によって溶融すると、リンク機構が分解し
て、弁体が落下し、スプリンクラヘッド本体1から放水
が行われ、火災を消火する。
【0016】なお本実施形態においては、3つのバイメ
タルを使用して、カバー部材を取り付けるようにした
が、その数は3つに限定されない。またバイメタルをカ
バー部材の側面に設けたが、カバー部材の底面に設ける
ようにしてもよい。また例えば、取付部材の円板部の下
面に凹み部を設けて、その凹み部にバイメタルの凸部を
入れるようにしてもよい。この場合に、バイメタルと凹
み部をわずかに接着させて、カバー部材の落下を防止す
るようにしてもよい。また感熱体としてバイメタルの代
わりに半田を使用してもよい。
【0017】本発明においては、感熱体にバイメタルを
使用しているので、何度でも再利用が可能である。また
半田と違って、環境温度による影響を受けにくいという
利点がある。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され、感熱体
としてのバイメタルが、カバー部材の内面ではなく、外
側表面に露出しているので、直接、熱気流があたり、極
めて熱応答性がよい。また感熱体としてバイメタルを使
用することで、簡単にカバー部材を取付部材に取り付け
ることができ、従来の半田に比べて、組立作業性が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスプリンクラヘッドを示す一部断面図
である。
【図2】カバー部材の上面図である。
【図3】取付部材の拡大図である。
【図4】通常時における、感熱体とカバー部材の取付状
態を示す拡大断面図である。
【図5】火災時における、感熱体とカバー部材の取付状
態を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1 スプリンクラヘッド本体、 2 フランジ部、 5
取付部材、6 筒部、 7 円板部、 7A 凹み
部、 10 カバー部材、15 バイメタル、 15A
端部、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプリンクラヘッド本体を覆うカバー部
    材を備えたスプリンクラヘッドにおいて、 前記カバー部材の外側表面に感熱体を設け、該感熱体に
    よって前記カバー部材は、スプリンクラヘッド本体に取
    り付けられていることを特徴とするスプリンクラヘッ
    ド。
  2. 【請求項2】 前記スプリンクラヘッド本体の外周に取
    付部材を設け、前記感熱体は、該取付部材の円板部に係
    止していることを特徴とする請求項1記載のスプリンク
    ラヘッド。
  3. 【請求項3】 前記感熱体はバイメタルで構成されてい
    ることを特徴とする請求項1または請求項2記載のスプ
    リンクラヘッド。
JP2001088852A 2001-03-26 2001-03-26 スプリンクラヘッド Pending JP2002282384A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101055820B1 (ko) * 2008-05-19 2011-08-09 정인진 스프링클러 헤드

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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