JP4671850B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、DCモータの駆動を制御するモータ制御装置を備えた画像形成装置に関する。
電子機器の内部に設置される各種ローラなどの回転部材を回転させるために、電子機器の内部にDCモータやステッピングモータが設置されている。例えば、複写機やプリンタ等の画像形成装置には、感光体ドラムを回転させるドラムモータとしてDCモータが設置されている。
DCモータを駆動させるにあたっては、図5に示すように、DCモータに目標周波数であるクロック周波数f1が入力されると共に、このDCモータに所定の電流が供給される。すると、クロック周波数の大きさに応じたトルクがDCモータに発生してDCモータが所定の速度で回転すると共に、DCモータの駆動力が感光体ドラムに伝達される。そして、DCモータの回転が安定した時点で、このDCモータからレディ信号が出力される。画像形成装置では、DCモータに目標周波数であるクロック周波数f1が入力された後、このDCモータより出力されるレディ信号をCPUが検出すると、給紙動作が開始されて印刷動作が行われる。
また、モータにより駆動対象が一定量駆動されるごとにモータの駆動力を予め設定した初期駆動力から一定周期で一定量ずつ増加させる制御を行うモータ制御装置として、駆動対象が一定量駆動されるごとに、該一定量駆動されたときのモータの駆動力に応じて、または、該一定量駆動されるのに要した時間に応じて、または、該一定量駆動されたときの駆動対象の駆動速度に応じて、駆動対象が目標駆動速度にて駆動されるよう、初期駆動力を設定変更するものが提案されている(特許文献1参照)。そして、このモータ制御装置は、例えばインクジェットプリンタに搭載されており、記録ヘッドの搭載されたキャリッジを駆動するDCモータのPWM制御を行う。
特開2005−94857号公報
ここで、一般的に、DCモータは固定子と回転子とから構成されている。そして、このDCモータは、回転子に巻回されたコイルに所定の電流が供給されると、回転子に働く電磁力により回転子が所定の速度で回転する仕組みとなっている。また、このような構成のDCモータに入力されるクロック周波数は一通りに設定されており、図5に示すように、このDCモータには起動時から目標周波数であるクロック周波数f1が入力される。
よって、目標周波数が高く設定されているとき、DCモータの起動時に高いクロック周波数がDCモータに入力されることにより、コイルから電磁音が発生するという問題があった。特に、画像形成装置においては、感光体ドラムを回転させるドラムモータに比較的高いクロック周波数が入力されるため、このドラムモータより電磁音が発生するという問題がある。また、上記特許文献1のモータ制御装置は、電磁音の発生を考慮してモータの制御を行うものではない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、起動時におけるDCモータの電磁音の発生を確実に防止することのできるモータ制御装置を備えた画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、記録紙に印刷するための画像を形成する画像形成装置において、モータ制御装置と、前記モータ制御装置によって制御されるDCモータと、前記DCモータの駆動力を得て回転する回転部材と、を備え、前記モータ制御装置は、前記DCモータの起動時に、前記DCモータに入力するクロック周波数を目標周波数よりも低いクロック周波数に制御すると共に、前記DCモータの起動後は、前記DCモータに入力するクロック周波数を目標周波数まで、前記DCモータの駆動が指示されてからの経過時間を計時するタイマを用いて段階的に増加させる制御を行う周波数制御手段と、前記DCモータの回転が安定した時点で当該DCモータより出力されるレディ信号と前記DCモータに入力されるクロック周波数とに基づき、前記DCモータがレディ状態にあるか否かを判定し、前記DCモータに目標周波数よりも低いクロック周波数が入力されているときに前記DCモータよりレディ信号が出力されてもDCモータがレディ状態とあるものと判定せず、前記DCモータよりレディ信号が出力され、且つ、前記DCモータに目標周波数が入力されているときに、前記DCモータがレディ状態にあるものと判定するレディ判定手段と、備え、前記DCモータがレディ状態にあると判定された場合は印刷動作を開始し、前記DCモータがレディ状態にないと判定された場合には、前記DCモータに目標周波数が入力されて前記DCモータよりレディ信号が出力されるまで前記DCモータにクロック周波数を継続して入力することを特徴とする。
ここで、DCモータに目標周波数よりも低いクロック周波数が入力されているときにDCモータの回転が安定すると、このDCモータよりレディ信号が出力される。しかしながら、このモータ制御装置では、DCモータに目標周波数よりも低いクロック周波数が入力されているときにこのDCモータよりレディ信号が出力されてもDCモータがレディ状態にあるものと判定せず、DCモータよりレディ信号が出力され、且つ、DCモータに目標周波数が入力されているときに、DCモータがレディ状態にあるものと判定する。これにより、DCモータの駆動力を得て回転する部材の回転速度が目標値に達した後に、レディ判定手段の判定結果に基づき、この部材を使用して各種処理を安定的に行うことができる。
尚、DCモータの駆動力を得て回転する回転部材としては、例えば、表面に静電潜像を形成する感光体ドラムが挙げられる。そして、この感光体ドラムは、DCモータであるドラムモータの駆動力を得て回転する。
本発明によれば、モータ制御装置が、DCモータの起動時にDCモータに入力するクロック周波数を目標周波数よりも低いクロック周波数に制御すると共に、DCモータの起動後はDCモータに入力するクロック周波数を目標周波数まで増加させる制御を行うようにしているため、起動時にDCモータに入力されるクロック周波数を低く抑えることができ、起動時におけるDCモータの電磁音の発生を確実に防止することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の実施形態では、本発明のモータ制御装置を画像形成装置に適用した場合について説明する。
《発明の実施形態》
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置は、感光体ドラム10と、この感光体ドラム10の表面全体を帯電させる帯電ユニット20と、感光体ドラム10の表面にレーザ光を照射するレーザスキャナユニット30と、感光体ドラム10の表面に形成される静電潜像にトナー41を付着させることで現像を行う現像ユニット40と、感光体ドラム10の表面に付着したトナー41を記録紙に転写する転写ユニット50と、記録紙に転写されたトナー41を記録紙に定着させる定着ユニット60と、定着ユニット60で生じる熱を画像形成装置の外部へ放熱することで画像形成装置の内部を冷却する冷却用ファン70と、を備えている。
また、図1に示すように、この画像形成装置には、多数の記録紙が収容される給紙カセット80と、給紙カセット80から記録紙を送り出す給紙ローラ81と、給紙ローラ81から送り出された記録紙を搬送する搬送ローラ82と、搬送ローラ82を通過した記録紙の向きを矯正すると共に記録紙が搬送されるタイミングを調整する一対のレジストローラ83と、一対のレジストローラ83から感光体ドラム10へ記録紙を搬送すると共に感光体ドラム10を通過した記録紙を定着ユニット60へ搬送する搬送ガイド84と、定着ユニット60を通過した記録紙を画像形成装置の外部へ排出するための排紙ローラ85と、排紙ローラ85を通って画像形成装置の外部へ排出された記録紙が載置される排紙トレイ86と、が設置されている。
このような構成の画像形成装置において、帯電ユニット20は、図1に示す帯電ローラ21を備えており、この帯電ローラ21は感光体ドラム10に近接する位置に設置されると共に、帯電した帯電ローラ21の放電によって感光体ドラム10の表面を負に帯電させる。また、図1に示すように、レーザスキャナユニット30は、感光体ドラム10へ向けて半導体レーザ(不図示)からレーザ光を照射するものであり、感光体ドラム10のうちレーザ光が照射された部分の電圧を低下させることでこの部分に静電潜像を形成する。
また、図1に示すように、現像ユニット40は、感光体ドラム10の近傍に設置されており、その内部にトナー41が収容されると共にトナー41を感光体ドラム10へ供給するための現像ローラ42を備えている。そして、現像ユニット40は、感光体ドラム10の表面に形成された静電潜像にトナー41を付着させることで現像を行う。また、転写ユニット50は、図1に示す転写ローラ51を備えており、この転写ローラ51と感光体ドラム10との間に記録紙を挟むニップ部が形成されている。そして、転写ユニット50は、このニップ部を記録紙が通過する際に、正に帯電した転写ローラ51に感光体ドラム10に付着したトナー41を引き寄せることでこのトナー41を記録紙に転写する。
更に、図1に示すように、定着ユニット60は、記録紙にトナー41を定着させる定着ローラ61と、定着ローラ61の内部に設置されると共にこの定着ローラ61を加熱する定着ヒータ62と、定着ローラ61と圧接する加圧ローラ63と、を備えており、定着ローラ61と加圧ローラ63との間に記録紙を挟むニップ部が形成されている。そして、定着ユニット60は、このニップ部を記録紙が通過する際に、定着ローラ61の熱によって記録紙に転写されたトナー41を溶解させると共に加圧ローラ63によって記録紙に圧力を加えることでトナー41を記録紙に定着させる。
また、図2に示すように、本実施形態の画像形成装置は、装置全体の動作を制御するエンジンコントローラ90と、回転部材である感光体ドラム10を回転させるドラムモータや回転部材である帯電ユニット20の帯電ローラ21及び現像ユニット40の現像ローラ42などを回転させるメインモータを構成するDCモータ91と、DCモータ91の駆動を制御するモータ駆動ドライバ92と、DCモータ91や装置内部の各ユニットなどに電力を供給する電源ユニット93と、を備えている。
このような構成の画像形成装置において、エンジンコントローラ90は、モータ駆動ドライバ92を制御するCPU(Central Processing Unit)94と、CPU94が制御を実行する際にワーク領域として用いられるRAM(Random Access Memory)95と、CPU94が実行する各種制御プログラムや各種データ等が格納されるROM(Read Only Memory)96と、を備えている。
そして、CPU94は、DCモータ91に入力するクロック周波数を制御する周波数制御手段97と、DCモータ91のクロック周波数とDCモータ91の回転が安定した時点でこのDCモータ91から出力されるレディ信号とに基づき給紙動作の開始を判定するレディ判定手段としての給紙開始判定手段98と、CPU94によるDCモータ91の駆動が指示されてからの経過時間を計時するタイマ(不図示)と、を備えている。また、ROM96には、DCモータ91の起動時に当該DCモータ91に入力するクロック周波数(以下、「起動周波数」と呼ぶ)及び目標周波数と、CPU94によるDCモータ91の駆動が指示されてからの経過時間とDCモータ91に入力するクロック周波数との関係を示す周波数テーブルと、が格納されている。
このように画像形成装置が構成されるとき、モータ駆動ドライバ92と、周波数制御手段97と、給紙開始判定手段98と、ROM96に記憶される起動周波数、目標周波数、及び上述の周波数テーブルと、によってモータ制御装置が構成されている。そして、本実施形態の画像形成装置では、このモータ制御装置によって、DCモータ91に入力するクロック周波数を起動周波数から目標周波数までタイマを用いて段階的に増加させる制御が行われる。
このように構成された画像形成装置において、画像形成装置の電源をONにすると、図2に示す電源ユニット93から装置内部の各ユニットに電力が供給されると共に、図2に示すエンジンコントローラ90によって装置内部の各ユニットの動作が制御される。よって、図1に示す画像形成装置において、印刷動作として帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、及び定着工程の各工程が順に行われる。
具体的に、画像形成装置では、図1に実線の矢印で示すように、給紙ローラ81によって給紙カセット80から記録紙が送り出され、給紙カセット80から送り出された記録紙が搬送ローラ82へ搬送される。そして、搬送ローラ82を通過した記録紙は、一対のレジストローラ83においてその向きが矯正されると共に感光体ドラム10への搬送タイミングが調整された後、搬送ガイド84を通って感光体ドラム10と転写ローラ51との間のニップ部へ搬送される。
このように記録紙が感光体ドラム10へ向かって搬送されるとき、まず、帯電ユニット20が、帯電工程において帯電ローラ21の放電により感光体ドラム10の表面全体を帯電させる。また、次に、レーザスキャナユニット30が、露光工程において半導体レーザ(不図示)から感光体ドラム10へ向けてレーザ光を照射し、感光体ドラム10の表面のうちレーザ光が当たった部分に静電潜像を形成する。
続いて、現像ユニット40が、現像工程において帯電したトナー41を現像ローラ42により感光体ドラム10へ供給することで感光体ドラム10の表面に形成された静電潜像にこのトナー41を付着させて現像を行う。そして、転写ユニット50が、転写工程において感光体ドラム10と転写ローラ51との間のニップ部を通過する記録紙に感光体ドラム10の表面に付着したトナー41を転写する。転写工程においてトナー41が転写された記録紙は、搬送ガイド84を通って定着ユニット60における定着ローラ61と加圧ローラ63との間のニップ部へ搬送される。
また、画像形成装置の電源をONにすることで定着ヒータ62への電力の供給が開始されて定着ヒータ62が加熱され、この定着ヒータ62によって記録紙にトナー41を安定して定着させることが可能な温度まで定着ローラ61が加熱される。そして、定着ユニット60が、定着工程において定着ユニット60における定着ローラ61と加圧ローラ63との間のニップ部を通過する記録紙のトナー41を定着ローラ61の熱によって溶解させると共に加圧ローラ63によって記録紙に圧力を加えることで、トナー41を記録紙に定着させる。定着工程においてトナー41が定着した記録紙は、排紙ローラ85によって画像形成装置の外部へ送り出され、排紙トレイ86へ排出される。
このような動作を行う画像形成装置において、モータ制御装置の動作を図3に示すフローチャート及び図4に示すグラフを参照しながら説明する。尚、図4に示すグラフにおいて、横軸はCPU94によるDCモータ91の駆動が指示されてからの経過時間を表し、縦軸はDCモータ91のクロック周波数を表す。
まず、CPU94によってROM96に記憶されたDCモータ91の起動周波数(ここでは、300[Hz]とする)が参照され、CPU94の周波数制御手段97が起動周波数でのDCモータ91の駆動をモータ駆動ドライバ92に指示すると、モータ駆動ドライバ92よりDCモータ91に300[Hz]の起動周波数が入力される(ステップS11)。そして、CPU94から電源ユニット93に指示が成されることにより、電源ユニット93からDCモータ91への電流の供給が開始される(ステップS12)。よって、DCモータ91にクロック周波数の値に応じた駆動トルクが発生し、DCモータ91に接続される各種ローラなどにDCモータ91の駆動力が伝達される。
続いて、CPU94内部に設けられたタイマが起動した後(ステップS13)、ROM96に記憶された周波数テーブルがRAM95に読み込まれる。そして、CPU94によって、RAM95に読み込まれた周波数テーブルが参照され、タイマによる計時値が200[ms]に達したか否かの判断が行われる(ステップS14)。このとき、CPU94が、タイマによる計時値が200[ms]に達していないことを確認すると(ステップS14でNo)、CPU94によってタイマによる計時値が200[ms]に達したことが確認されるまで、モータ駆動ドライバ92よりDCモータ91に300[Hz]のクロック周波数が継続して入力される(ステップS11参照)。
一方、このとき、CPU94が、タイマによる計時値が200[ms]に達したことを確認すると(ステップS14でYes)、このCPU94によってDCモータ91のクロック周波数が600[Hz]に設定される。そして、CPU94の周波数制御手段97が600[Hz]でのDCモータ91の駆動をモータ駆動ドライバ92に指示すると、モータ駆動ドライバ92よりDCモータ91に600[Hz]のクロック周波数が入力される(ステップS15)。
また、モータ駆動ドライバ92よりDCモータ91に600[Hz]のクロック周波数が入力された後、CPU94によって、RAM95に読み込まれた周波数テーブルが参照され、タイマによる計時値が400[ms]に達したか否かの判断が行われる(ステップS16)。このとき、CPU94が、タイマによる計時値が400[ms]に達していないことを確認すると(ステップS16でNo)、CPU94によってタイマによる計時値が400[ms]に達したことが確認されるまで、モータ駆動ドライバ92よりDCモータ91に600[Hz]のクロック周波数が継続して入力される(ステップS15参照)。
一方、このとき、CPU94が、タイマによる計時値が400[ms]に達したことを確認すると(ステップS16でYes)、このCPU94によってDCモータ91のクロック周波数が900[Hz]に設定される。そして、CPU94の周波数制御手段97が900[Hz]でのDCモータ91の駆動をモータ駆動ドライバ92に指示すると、モータ駆動ドライバ92よりDCモータ91に900[Hz]のクロック周波数が入力される(ステップS17)。
また、モータ駆動ドライバ92よりDCモータ91に900[Hz]のクロック周波数が入力された後、CPU94によって、RAM95に読み込まれた周波数テーブルが参照され、タイマによる計時値が600[ms]に達したか否かの判断が行われる(ステップS18)。このとき、CPU94が、タイマによる計時値が600[ms]に達していないことを確認すると(ステップS18でNo)、CPU94によってタイマによる計時値が600[ms]に達したことが確認されるまで、モータ駆動ドライバ92よりDCモータ91に900[Hz]のクロック周波数が継続して入力される(ステップS17参照)。
一方、このとき、CPU94が、タイマによる計時値が600[ms]に達したことを確認すると(ステップS18でYes)、このCPU94によってDCモータ91のクロック周波数が1200[Hz]に設定される。そして、CPU94の周波数制御手段97が1200[Hz]でのDCモータ91の駆動をモータ駆動ドライバ92に指示すると、モータ駆動ドライバ92よりDCモータ91に1200[Hz]のクロック周波数が入力される(ステップS19)。
そして、モータ駆動ドライバ92よりDCモータ91に1200[Hz]のクロック周波数が入力された後、CPU94が、ROM96を参照することによりDCモータ91のクロック周波数が目標周波数に達したことを確認すると、次に、CPU94の給紙開始判定手段98によって、DCモータ91がレディ状態にあるか否かの判断が行われる(ステップS20)。
ここで、DCモータ91の回転が開始された後、その回転が安定したときに、DCモータ91よりレディ信号が出力される。そして、DCモータ91より出力されたレディ信号は、CPU94に入力される(図2参照)。よって、DCモータ91のクロック周波数が目標周波数である1200[Hz]に達していないときでも、即ち、DCモータ91に入力されるクロック周波数が300[Hz],600[Hz],900[Hz]の何れかの場合でも、DCモータ91の回転が安定すると、DCモータ91よりレディ信号が出力される。
そして、ステップS20において、CPU94の給紙開始判定手段98が、DCモータ91に入力されるクロック周波数の値(ここでは、1200[Hz])とDCモータ91より入力されるレディ信号とに基づき、DCモータ91がレディ状態にあると判定すると(ステップS20でYes)、給紙動作が開始されて(ステップS21)、上述のような印刷動作が行われる。
一方、このとき、CPU94の給紙開始判定手段98が、DCモータ91がレディ状態にないと判定すると(ステップS20でNo)、この給紙開始判定手段98によってDCモータ91がレディ状態にあると判定されるまで、モータ駆動ドライバ92よりDCモータ91に1200[Hz]のクロック周波数が継続して入力される(ステップS19参照)。
このように、DCモータ91の駆動を開始してから目標周波数に達するまでDCモータ91に入力するクロック周波数を段階的に増加させることにより、クロック周波数の値に応じて、DCモータ91の回転速度が目標の回転速度まで段階的に上昇してゆく。そして、DCモータ91の回転速度が目標の回転速度に達すると共にDCモータ91より出力されるレディ信号がCPU94に入力されたときに、給紙動作が開始される。
また、ステップS21において給紙動作が開始されると、次に、CPU94によって、印刷動作が終了したか否かの判断が行われる(ステップS22)。このとき、CPU94が、印刷動作が終了していないことを確認すると(ステップS22でNo)、電源ユニット93よりDCモータ91に電力が継続して供給されると共にモータ駆動ドライバ92よりDCモータ91に1200[Hz]のクロック周波数が継続して入力される(ステップS12及びステップS19参照)。
一方、このとき、CPU94が、印刷動作が終了したことを確認すると(ステップS22でYes)、CPU94から電源ユニット93に指示が成されることにより、電源ユニット93からDCモータ91への電力の供給が停止される(ステップS23)。そして、CPU94の周波数制御手段97からモータ駆動ドライバ92に指示が成されることにより、モータ駆動ドライバ92からDCモータ91へのクロックの出力が停止される(ステップS24)。
本実施形態によれば、モータ制御装置が、DCモータ91の起動時にDCモータ91に入力するクロック周波数を目標周波数よりも低いクロック周波数に制御すると共に、DCモータ91の起動後はDCモータ91に入力するクロック周波数を目標周波数まで段階的に増加させる制御を行うようにしているため、起動時にDCモータ91に入力されるクロック周波数を低く抑えることができ、起動時におけるDCモータ91の電磁音の発生を確実に防止することができる。
尚、上記画像形成装置において、DCモータ91であるドラムモータとメインモータのそれぞれに対してモータ制御装置による制御を変更するようにしてもよい。というのも、一般的な画像形成装置において、ドラムモータには比較的高いクロック周波数が入力される一方、メインモータには比較的低いクロック周波数が入力される。このため、電磁音が発生しやすいドラムモータに対しては、起動時から段階的にクロック周波数を増加させる制御を行うと共に、メインモータに対しては、従来と同じ起動時から一定のクロック周波数(目標周波数)を入力する制御を行うようにしてもよい。
また、上記画像形成装置では、DCモータ91の駆動を開始してから目標周波数に達するまでにDCモータ91に入力するクロック周波数を300[Hz],600[Hz],900[Hz],1200[Hz]の4段階に設定したが、これに限定されるものではなく、3段階以下、或いは、5段階以上に設定するようにしてもよい。また、図4に示すDCモータ91にクロック周波数を入力するタイミング及びクロック周波数の値は単なる例示であり、これに限定されるものではない。
また、モータ制御装置の動作を示す図3のフローチャートにおいて、所定のタイミングに達したときにタイマ(不図示)をリセットするようにしてもよい。即ち、例えばステップS14において、CPU94がタイマによる計時値が200[ms]に達したことを確認したときにタイマをリセットし、その後のステップS16において、タイマによる計時値が200[ms]に達したか否かの判断をCPU94が行うようにしてもよい。このとき、ステップS16及びステップS18においても、ステップS14と同様の処理が実行される。
以上説明したように、本発明は、DCモータが設置される画像形成装置などの電子機器について有用である。
実施形態に係る画像形成装置の構造を示す図である。 実施形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 実施形態に係る画像形成装置において、モータ制御装置の動作を示すフローチャートである。 実施形態に係る画像形成装置において、DCモータの駆動が指示されてからの経過時間とDCモータのクロック周波数との関係を示すグラフである。 従来に係る画像形成装置において、DCモータの駆動が指示されてからの経過時間とDCモータのクロック周波数との関係を示すグラフである。
符号の説明
90 エンジンコントローラ
91 DCモータ
92 モータ駆動ドライバ
93 電源ユニット
94 CPU
97 周波数制御手段
98 給紙開始判定手段

Claims (1)

  1. 記録紙に印刷するための画像を形成する画像形成装置において、
    ータ制御装置と、前記モータ制御装置によって制御されるDCモータと、前記DCモータの駆動力を得て回転する回転部材と、を備え、
    前記モータ制御装置は、
    記DCモータの起動時に、前記DCモータに入力するクロック周波数を目標周波数よりも低いクロック周波数に制御すると共に、前記DCモータの起動後は、前記DCモータに入力するクロック周波数を目標周波数まで、前記DCモータの駆動が指示されてからの経過時間を計時するタイマを用いて段階的に増加させる制御を行う周波数制御手段と、
    前記DCモータの回転が安定した時点で当該DCモータより出力されるレディ信号と前記DCモータに入力されるクロック周波数とに基づき、前記DCモータがレディ状態にあるか否かを判定し、前記DCモータに目標周波数よりも低いクロック周波数が入力されているときに前記DCモータよりレディ信号が出力されてもDCモータがレディ状態とあるものと判定せず、前記DCモータよりレディ信号が出力され、且つ、前記DCモータに目標周波数が入力されているときに、前記DCモータがレディ状態にあるものと判定するレディ判定手段と、
    備え、
    前記DCモータがレディ状態にあると判定された場合は印刷動作を開始し、前記DCモータがレディ状態にないと判定された場合には、前記DCモータに目標周波数が入力されて前記DCモータよりレディ信号が出力されるまで前記DCモータにクロック周波数を継続して入力することを特徴とする画像形成装置
JP2005353394A 2005-12-07 2005-12-07 画像形成装置 Active JP4671850B2 (ja)

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