JP4669702B2 - 粉末組成物及びこれを含有する粉末状化粧料 - Google Patents
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ある化粧料であり、油っぽいべたつき感がなく、さらさらと滑らかな使用感を具現化でき
る化粧料剤型である。その反面、粉末状化粧料は、粉っぽい使用感やメーキャップ化粧料
としたときのメーキャップ効果の持続性に劣るという欠点を有していた。このため、粉末
状化粧料の滑らかな使用感を損なうことなく、粉っぽさを低減し、メーキャップ効果の持
続性を高めるために、種々の検討がなされてきた。具体的には、添加する油の量を高めれ
ば、粉っぽさを低減でき、しっとりした使用感を付与することができるが、その反面、油
と粉体が練り合わされ、連続相が油となる化粧料(いわゆる、油性化粧料)となってしま
い、粉末状態を維持するのが困難であった。
用いることにより、ある程度までは油を多く配合することが可能であるが、マット等の小
道具により表面を擦り続けると、表面が硬くなり、小道具に化粧料が移ってこなくなる現
象(いわゆる、ケーキング現象)を生ずる場合があった。
と固形粉末状化粧料の中間に位置する領域となり、良好な品質を確保することが困難であ
った。しかし、前記領域の化粧料は、良好な品質を具現化できると予測できるため、種々
の技術が開発されている。
、化粧料を輸送する際の振動等により、粉末が凝集する等、耐衝撃性が良好とならない場
合があった。また、前記特許文献2記載の技術では、水を必須に配合するため、塗擦時の
均一性が悪くなる場合があり、しっとりとした使用感も減じられる場合があった。そして
、前記文献3記載の技術では、油として固形油を用いた場合には、油を均一に分散するこ
とが困難であり、結果として、均一な化粧膜を得ることはできなかった。
において、塗擦時に均一に液化し、滑らかでしっとりとした使用感が良好で、耐衝撃性に
優れた粉末状化粧料の開発が望まれていた。
肌上で液化することを特徴とする粉末状化粧料を提供するものである。また、化粧料がメ
ーキャップ化粧料であることを特徴とする前記何れかの粉末状化粧料を提供するものであ
る。
粒径を10〜1000μmの範囲としたものが好ましく、100〜700μmがより好ま
しい。平均粒径がこの範囲であると、塗擦時に溶融し易く、粉末状化粧料に配合した場合
に、より滑らかな使用感を得ることができる。
ファーマゾールB−115(融点33.5〜35.5℃:日本油脂社製)、ウィテップゾ
ールH−15(融点39℃:ヒュルスA.G.社製)等のグリセリン脂肪酸エステル、ス
テアリルジメチコンであるDC2503(融点32℃:東レ・ダウコーニングシリコーン
社製)、SDM5055VP(融点30℃:旭化成ワッカーシリコーン社製)等のシリコ
ーンワックス等の市販品が挙げられる。
するため好ましい。このような油は、オレイル基とステアリル基を有するカカオ脂のよう
な油脂類や、シリコーン鎖と脂肪質を有するアルキル変性オルガノポリシロキサン、高級
脂肪酸変性オルガノポリシロサン、高級アルコール変性オルガノポリシロキサン等のシリ
コーンワックス類が好ましい。更に、DSC(示差走査熱量測定)の吸熱・発熱ピークが
シャープなものが好ましい。
、肌上で溶融し易く、粉末状化粧料とした場合に、耐衝撃性が特に良好な粉末状化粧料を
得ることができる。
、高級脂肪酸変性オルガノポリシロサン、高級アルコール変性オルガノポリシロキサン等
の中より、適宜一種又は二種以上を選択して用いることができる。
。
通常公知の機械的又は化学的粉砕方法が挙げられる。具体的には、機械的粉砕方法として
、ジェットミル、ハンマーミル、ピンミル、ボールミル、ビーズミル、マイクロス(登録
商標)、オングミル(登録商標)、ハイブリダイザー(登録商標)、メカノヒュージョン
(登録商標)等が挙げられるが、粉砕時の温度を0℃以下にコントロールして粉砕する、
所謂、凍結粉砕することが好ましい。また、化学的粉砕方法としては、油をn−ヘキサン
、イソプロピルアルコール等の溶媒に溶解した溶液を噴霧乾燥する方法や、前記溶液から
相分離させる方法(所謂、コアセルベーション法)、前記溶液を水と乳化してマイクロエ
マルジョンとして凍結乾燥させる方法等が挙げられる。本発明の粉末組成物においては、
前記した粉砕方法の中でも、凍結粉砕又は噴霧乾燥を用いることにより、最適な粉末状油
を効率的に得ることができる。更に、該油粒子は、前記した粉砕、乾燥等の操作条件を調
整することにより、目的とする平均粒径の範囲とすることができるが、粉砕、乾燥等の操
作の後に、分級操作により目的とする平均粒径の範囲とすることもできる。
%が好ましく、25〜60%が特に好ましい。油粒子をこの範囲で含有すると、肌上で溶
融し易く、粉末化粧料とした場合に、滑らかでしっとりとした使用感が特に良好な粉末状
化粧料を得ることができる。
りフッ素化合物処理を施したものである。このようなフッ素化合物処理粉体に用いられる
粉体は、通常化粧料に使用される粉体であればよく、球状、板状、針状等の形状、煙霧状
、微粒子、顔料級等の粒子径、多孔質、無孔質等の粒子構造等により特に限定されず、無
機粉体類、光輝性粉体類、有機粉体類、色素粉体類、複合粉体類等が挙げられる。具体的
には、酸化チタン、低次酸化チタン、コンジョウ、群青、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄
、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、二酸化珪素、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、炭
酸マグネシウム、炭酸カルシウム、酸化クロム,水酸化クロム、カーボンブラック、ケイ
酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、雲母、合成雲
母、合成セリサイト、セリサイト、タルク、カオリン、炭化珪素、硫酸バリウム、ベント
ナイト、スメクタイト、窒化硼素等の無機粉体類、オキシ塩化ビスマス、雲母チタン、酸
化鉄コーティング雲母、酸化鉄雲母チタン、有機顔料処理雲母チタン、アルミニウムパウ
ダー等の光輝性粉体類、ナイロンパウダー、ポリメチルメタクリレート,ポリエチレンパ
ウダー、ポリスチレンパウダー、オルガノポリシロキサンエラストマーパウダー、ポリメ
チルシルセスキオキサンパウダー、ウールパウダー、シルクパウダー、結晶セルロース、
N−アシルリジン等の有機粉体類、有機タール系顔料、有機色素のレーキ顔料等の色素粉
体類、微粒子酸化チタン被覆雲母チタン、微粒子酸化亜鉛被覆雲母チタン、硫酸バリウム
被覆雲母チタン、酸化チタン含有二酸化珪素、酸化亜鉛含有二酸化珪素等の複合粉体等が
挙げられ、これらを一種又は二種以上用いることができる。
フッ素変性シリコーン、パーフルオロアルキルリン酸エステル及びこの塩,パーフルオロ
ポリエーテル,パーフルオロポリエーテルアルキルリン酸エステル及びこの塩、パーフル
オロアルキルシラン、パーフルオロアルキルアクリレート等が挙げられ、これらを一種又
は二種以上用いることができる。
法が用いられ、特に限定されるものではないが、例えば、溶媒を使用する湿式法、気相法
、メカノケミカル法等が挙げられる。また、フッ素化合物処理粉体における前記処理剤と
前記粉体との処理比は、質量比として、0.1〜10:99.9〜90が好ましい。
に限定されないが、例えば、油を凍結粉砕し、直ちにフッ素化合物処理粉体と混合す方法
、油を溶媒に溶解し、その溶液を噴霧乾燥し、フッ素化合物処理粉体と混合する方法、フ
ッ素化合物処理粉体を攪拌しながら、加熱溶融した油を噴霧して混合する方法等が挙げら
れる。
の効果を損なわない範囲で、通常化粧料に配合される成分として、フッ素化合物処理粉体
以外の粉体、多価アルコール、界面活性剤、保湿成分、水溶性高分子、酸化防止剤、防腐
剤、薬剤、香料等を添加、混合して粉末化粧料とすることも可能である。
地、口紅等のメーキャップ化粧料、クレンジング、乳液、クリーム、ボディパウダー等の
スキンケア化粧料、日焼け止め化粧料等へ適用可能である。
するものではない。
予め、ステアリルジメチコン(注1)を液体窒素で−120℃に冷却し、粉砕機(ピンミル)を用い、液体窒素で冷却しながら、平均粒径が250〜350μmになるまで粉砕し油粒子を得る。次いで、前記油粒子50質量部をヘンシェルミキサー(三井三池社製)にて、フッ素化合物処理酸化チタン(注2)10質量部、フッ素化合物処理微粒子酸化チタン(注2)2質量部、フッ素化合物処理タルク(注2)30質量部、フッ素化合物処理酸化鉄(注2)3質量部とを混合し、粉末組成物を得た。
※注1:SDM5055VP(融点30℃:旭化成ワッカーシリコーン社製)
※注2:パーフルオロアルキルリン酸エステルジエタノールアミン塩(アサヒガードAG
530:旭硝子社製)5%処理
予め、ステアリルジメチコン(注1)とスクワランを質量比7:3で混合し、加温溶解する。次に、この混合油を液体窒素で−120℃に冷却し、粉砕機(ピンミル)を用い、液体窒素で冷却しながら、平均粒径が250〜350μmになるまで粉砕し油粒子を得る。次いで、前記油粒子20質量部をヘンシェルミキサー(三井三池社製)にて、フッ素化合物処理酸化チタン(注2)10質量部、フッ素化合物処理微粒子酸化チタン(注2)2質量部、フッ素化合物処理タルク(注2)60質量部、フッ素化合物処理酸化鉄(注2)3質量部とを混合し、粉末組成物を得た。
予め、ステアリルジメチコン(注1)とオクチルメトキシケイ皮酸を質量比10:1で混合し、加温溶解する。次に、この混合油を液体窒素で−120℃に冷却し、粉砕機(ピンミル)を用い、液体窒素で冷却しながら、平均粒径が500〜600μmになるまで粉砕し油粒子を得る。次いで、前記油粒子80質量部をヘンシェルミキサー(三井三池社製)にて、フッ素化合物処理酸化チタン(注2)10質量部、フッ素化合物処理微粒子酸化チタン(注2)2質量部、フッ素化合物処理酸化鉄(注2)3質量部とを混合し、粉末組成物を得た。
予め、カカオバター(注3)とジメチルポリシロキサンを質量比3:1で混合し、加温溶解する。液体窒素で−120℃に冷却し、粉砕機(ピンミル)を用い、液体窒素で冷却しながら、平均粒径が150〜250μmになるまで粉砕し油粒子を得る。次いで、前記油粒子35質量部をヘンシェルミキサー(三井三池社製)にて、フッ素化合物処理酸化チタン(注2)10質量部、フッ素化合物処理微粒子酸化チタン(注2)2質量部、フッ素化合物処理タルク(注2)30質量部、フッ素化合物処理酸化鉄(注2)3質量部とを混合し、粉末組成物を得た。
※注3:脱臭カカオバターCOB(旭電化工業株式会社製)
予め、グリセリン脂肪酸エステル(注4)とスクワランを質量比6:4で混合し、加温溶解する。液体窒素で−120℃に冷却し、粉砕機(ピンミル)を用い、液体窒素で冷却しながら、平均粒径が350〜450μmになるまで粉砕し油粒子を得る。次いで、前記油粒子50質量部をヘンシェルミキサー(三井三池社製)にて、フッ素化合物処理酸化チタン(注2)10質量部、フッ素化合物処理微粒子酸化チタン(注2)2質量部、フッ素化合物処理タルク(注2)30質量部、フッ素化合物処理酸化鉄(注2)3質量部とを混合し、粉末組成物を得た。
※注4:ファーマゾールB−115(融点33.5〜35.5℃:日本油脂社製)
予め、ステアリルジメチコン(注1)を液体窒素で−120℃に冷却し、粉砕機(ピン
ミル)を用い、液体窒素で冷却しながら、平均粒径が250〜350μmになるまで粉砕
し油粒子を得る。次いで、前記油粒子50質量部をヘンシェルミキサー(三井三池社製)
にて、酸化チタン10質量部、微粒子酸化チタン2質量部、タルク30質量部、酸化鉄3
質量部とを混合し、粉末組成物を得た。
予め、セチルジメチコン(注5)を液体窒素で−180℃に冷却し、粉砕機(ピンミル)を用い、液体窒素で冷却しながら粉砕し、次いで、前記油粒子50質量部をヘンシェルミキサー(三井三池社製)にて、フッ素化合物処理酸化チタン(注2)10質量部、フッ素化合物処理微粒子酸化チタン(注2)2質量部、フッ素化合物処理タルク(注2)30質量部、フッ素化合物処理酸化鉄(注2)3質量部とを混合し、粉末組成物を得た。
※注5:ABILWAX 9840(融点10℃以下:ゴールドシュミット社製)
実施例1で得られた粉末組成物95質量部、ポリメチルメタクリル酸(注6)5質量部
を添加し、均一分散して、粉末状ファンデーションを得た。
※注6:マツモトマイクロスフェアM305(松本油脂製薬社製)
実施例2で得られた粉末組成物95質量部、ポリメチルメタクリル酸(注6)5質量部
と混合し、均一分散して、粉末状ファンデーションを得た。
実施例3で得られた粉末状組成物95質量部、ポリメチルメタクリル酸(注6)5質量
部と混合し、均一分散して、粉末状ファンデーションを得た。
実施例4で得られた粉末組成物80質量部、シリコーン粉末(注7)20質量部と混合
し、均一分散して、粉末状ファンデーションを得た。
※注7:KSP−100(信越化学工業社製)
実施例5で得られた粉末組成物95質量部、ポリメチルメタクリル酸(注6)5質量部
を添加し、均一分散して、粉末状ファンデーションを得た。
比較例1で得られた粉末組成物5質量部、ポリメチルメタクリル酸(注6)5質量部を
添加し、均一分散して、粉末状ファンデーションを得た。
比較例2で得られた粉末組成物5質量部、ポリメチルメタクリル酸(注6)5質量部を
添加し、均一分散して、粉末状ファンデーションを得た。
時の液状化状態、(ロ)滑らかな使用感、(ハ)しっとりとした使用感、(ニ)化粧膜の
均一性、(ホ)メーキャップ効果の持続性、(ヘ)耐衝撃性について、下記評価方法及び
判定基準により評価、判定し、結果を表1に示した。
化粧品評価専門パネル20名に、前記実施例及び比較例の粉末状ファンデーションを使
用してもらい、(イ)塗擦時の液状化状態、(ロ)滑らかな使用感、(ハ)しっとりとし
た使用感、(ニ)化粧膜の均一性、(ホ)メーキャップ効果の持続性について、各自が以
下の評価基準に従って5段階評価し液状洗顔料毎に評点を付し、更に全パネルの評点の平
均点を以下の判定基準に従って判定した。尚、(ホ)については、ファンデーション塗布
し、通常生活を6時間した後に評価してもらった。
評価基準:
[評価結果] :[評 点]
非常に良好 : 5点
良好 : 4点
普通 : 3点
やや不良 : 2点
不良 : 1点
判定基準:
[評点の平均点] :[判 定]
4.5以上 : ◎
3.5以上〜4.5未満 : ○
1.5以上〜3.5未満 : △
1.5未満 : ×
前記実施例及び比較例の粉末状ファンデーションを容量30mlで高さ5cmの円柱状
の蓋付き容器に、10g入れて蓋をする。これを70cmの高さから、タイル上に1回落
下させ、その時の粉末の状態変化を目視観察し、以下の基準により判定した。
判定基準:
[観察結果] :[判 定]
変化無し : ◎
極僅かな凝集があるが、全体として流動性がある : ○
粉体の凝集があり、全体として流動性が失われている : △
粉体の大部分が凝集していて、全体として流動性がない : ×
デーションは、(イ)塗擦時の液状化状態、(ロ)滑らかな使用感、(ハ)しっとりとし
た使用感、(ニ)化粧膜の均一性、(ホ)メーキャップ効果の持続性、(ヘ)耐衝撃性の
全ての項目に優れた粉末状化粧料であった。一方、成分(b)の代わりに未処理粉体を用
いた比較例3の粉末状ファンデーションは、成分(a)の油粒子が成分(b)により、被
覆されていないため、塗擦時の液状化状態と耐衝撃性が劣っていた。また、成分(a)の
油粒子が20℃で固形を呈さない比較例4の粉末状ファンデーションは、塗擦時の液化状
態は良好であったが、メーキャップ効果の持続性と耐衝撃性が劣っていた。
予め、ステアリルジメチコン(注8)と部分架橋型オルガノポリシロキサン(注9)を
質量比40:1で溶解混合後、−60℃に冷却し、粉砕機(ジェットマイザー)を用い、
冷却しながら、平均粒径が200〜300μmになるまで粉砕し油粒子を得る。次いで、
前記油粒子41質量部をヘンシェルミキサー(三井三池社製)にて、フッ素化合物処理雲
母(注2)27.9質量部、フッ素化合物処理ガラスパール(注2)30質量部、グリセ
リン 1質量部、パラオキシ安息香酸メチル 0.1質量部と混合し、均一分散して、粉
末状アイカラーを得た。
※注8:DC2503(融点32℃:東レ・ダウコーニングシリコーン社製)
※注9:KSG−43(信越化学工業社製)
(ロ)滑らかな使用感、(ハ)しっとりとした使用感、(ニ)化粧膜の均一性、(ホ)メ
ーキャップ効果の持続性、(ヘ)耐衝撃性の全ての項目に優れた粉末状化粧料であった。
予め、トリイソオクタン酸グリセリルとC24−28のアルキルジメチコン(注10)
を質量比で9:1の割合で混合しイソプロピルアルコール中に加温溶解し、フッ素樹脂シ
ート表面に噴霧乾燥し、平均粒径が500〜700μmになるまで分級し油粒子を得る。
次いで、前記油粒子65質量部をヘンシェルミキサー(三井三池社製)にて、フッ素化合
物処理ポリメチルメタクリル酸(注2)25質量部、フッ素化合物処理タルク(注2)9
.85質量部、酸化亜鉛 0.05質量部、パラオキシ安息香酸メチル 0.1質量部と
混合し、均一分散して、粉末状リップクリームを得た。
※注10:ABILWAX9810P(ゴールドシュミット社製)
態、(ロ)滑らかな使用感、(ハ)しっとりとした使用感、(ニ)化粧膜の均一性、(ホ
)メーキャップ効果の持続性、(ヘ)耐衝撃性の全ての項目に優れた粉末状化粧料であっ
た。
以 上
Claims (5)
- アルキル変性オルガノポリシロキサン、高級脂肪酸変性オルガノポリシロサン、高級アルコール変性オルガノポリシロキサン及びグリセリン脂肪酸エステルから選ばれ、且つ20℃で固形を呈し、肌上で溶融、液化する油からなる、平均粒径10〜1000μmの油粒子と、フッ素化合物処理粉体とを、質量比で2:8〜8:2の割合で混合してなり、上記油粒子の表面が上記フッ素化合物処理粉体で被覆されている粉末組成物。
- 油が、オレイル基とステアリル基を有するカカオ脂、アルキル変性オルガノポリシロキサン、高級脂肪酸変性オルガノポリシロサン、高級アルコール変性オルガノポリシロキサンから選ばれた、分子中に結晶部分と非結晶部分が共存する油である請求項1記載の粉末組成物。
- 油粒子が、融点15〜40℃のシリコーンワックスを含有することを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載の粉末組成物。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の粉末組成物を配合してなる粉末状化粧料。
- メーキャップ化粧料である請求項4記載の粉末状化粧料。
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