JPH07258028A - メーキャップ化粧料 - Google Patents

メーキャップ化粧料

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JPH07258028A
JPH07258028A JP6071495A JP7149594A JPH07258028A JP H07258028 A JPH07258028 A JP H07258028A JP 6071495 A JP6071495 A JP 6071495A JP 7149594 A JP7149594 A JP 7149594A JP H07258028 A JPH07258028 A JP H07258028A
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JP
Japan
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powder
weight
makeup cosmetic
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JP6071495A
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Masayuki Naganuma
政行 長沼
Shigenori Kumagai
重則 熊谷
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Shiseido Co Ltd
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Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 油分配合量が多いメーキャップ化粧料であっ
て、肌に塗擦した時、油っぽさやベタツキ感がなく、し
かも経時でのよれの問題もない化粧料を提供する。 【構成】 平均粒子径1.0〜15.0μmのオルガノ
ポリシロキサンエラストマー球状粉体と、平均粒子径
1.0〜15.0μmの無孔質球状シリカとを粉体とし
て配合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はメーキャップ化粧料に関
し、さらに詳しくは、粉飛びや経時でのよれがなく、さ
っぱりとした使用感を有するメーキャップ化粧料に関す
る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】メー
キャップ化粧料には、粉末と油分とを配合した固型ファ
ンデーション、固型アイシャドー、油性ファンデーショ
ン、口紅など種々の形態と種類がある。また乳化系をベ
ースとした乳化ファンデーションなどもあるが、いずれ
もタルク,カオリン,酸化鉄,酸化チタン,チタン,マ
イカ系パール顔料などの無機粉末、およびナイロン,セ
ルロース,タール顔料などの有機顔料を多く含むことが
特徴である。これらのメーキャップ化粧料には、通常、
粉っぽさを防止し、しっとりとした感触を得る目的で5
0重量%程度までの油分が配合されている。
【0003】例えば、ファンデーションの場合には、こ
の油分が20重量%以下程度の粉末固型状が一般的であ
るが、このような粉末固型状のファンデーションでは、
粉っぽさゆえに、化粧動作において、粉飛びによる容器
や衣服などへの汚れの問題があった。また、油分を多く
配合した油性ファンデーション類においては、粉飛びは
ないものの、油っぽくベタツキ感があり、使用性的に好
ましくなく、また、経時でよれの現象が見られ、化粧も
ちの点で問題があった。
【0004】一方、平均粒子径1〜15μmのオルガノ
ポリシロキサンエラストマー球状粉体は、滑らかな塗擦
感を有し、肌に違和感や刺激を与えることがない化粧料
用粉体として近年開発され(特開平2−243612号
公報、特公平4−17162号公報、特公平4−664
46号公報)、その好ましい特性から種々の製品への応
用が期待されてはいるものの、その開発は今後の課題と
して残されていたものであった。本発明はこのような従
来の事情に鑑みてなされたもので、粉飛びや経時でのよ
れがなく、しかも油っぽさやベタツキ感のないメーキャ
ップ化粧料を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、平均粒子径
1.0〜15.0μmのオルガノポリシロキサンエラス
トマー球状粉体と、平均粒子径1.0〜15.0μmの
無孔質球状シリカと、油分とを含有してなることを特徴
とするメーキャップ化粧料である。
【0006】次に、本発明の構成について説明する。本
発明で使用される平均粒子径1.0〜15.0μmのオ
ルガノポリシロキサンエラストマー球状粉体は、本発明
のメーキャップ化粧料の肌への塗擦感をなめらかにし、
のびの軽さ、さっぱりさ、ソフト感といった使用性を向
上させるために必要な成分である。
【0007】オルガノポリシロキサンエラストマー球状
粉体の原料となる硬化性オルガノポリシロキサン組成物
の種類は特に限定されるものでなく、けい素原子結合水
素原子含有ジオルガノポリシロキサンとけい素原子結合
ビニル基を有するオルガノポリシロキサンを白金系触媒
存在下に付加反応により硬化する付加反応硬化型オルガ
ノポリシロキサン組成物;分子鎖両末端に水酸基を有す
るジオルガノポリシロキサンとけい素原子結合水素原子
を有するジオルガノポリシロキサンを有機錫化合物の存
在下で脱水素反応させ硬化する縮合反応硬化型オルガノ
ポリシロキサン組成物;分子鎖両末端に水酸基を有する
ジオルガノポリシロキサンと加水分解性のオルガノシラ
ン類とを有機錫化合物ないしチタン酸エステル類の存在
下に縮合反応させ硬化する縮合反応硬化型オルガノポリ
シロキサン組成物(ここで縮合反応として脱水、脱アル
コール、脱オキシム、脱アミン、脱アミド、脱カルボン
酸、脱ケトンが例示される。);有機過酸化物触媒によ
り加熱硬化する過酸化物硬化型オルガノポリシロキサン
エラストマー組成物;γ線、紫外線または電子照射によ
り硬化する高エネルギー線硬化型オルガノポリシロキサ
ン組成物が例示される。好ましくは、硬化速度が速いこ
とや硬化の均一性に優れる点から付加反応硬化型オルガ
ノポリシロキサン組成物である。この様な付加反応硬化
型オルガノポリシロキサン組成物として特に好ましいの
は、(A)1分子中に少なくとも2個の低級アルケニル
基を有するオルガノポリシロキサン、(B)1分子中に
少なくとも2個のけい素原子結合水素原子を有するオル
ガノポリシロキサン、および、(C)白金系触媒からな
るものである。
【0008】上述した硬化性オルガノポリシロキサン組
成物の主剤となるオルガノポリシロキサンのけい素原子
に結合する他の有機基としては、メチル基、エチル基、
プロピル基、ブチル基、オクチル基のようなアルキル
基;2−フェニルエチル基、2−フェニルプロピル基、
3,3,3−トリフルオロプロピル基のような置換アル
キル基;フェニル基、トリル基、キシリル基のようなア
リール基;エポキシ基、カルボン酸エステル基、メルカ
プト基などを有する置換一価炭化水素基が例示される。
オルガノポリシロキサンエラストマー球状粉体は、上述
した付加反応硬化型、縮合反応型もしくは過酸化物硬化
型オルガノポリシロキサン組成物を、ノニオン界面活性
剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤または両
性界面活性剤のような界面活性剤の存在下で水と混合
し、ホモミキサー、コロイドミル、ホモゲナイザー、プ
ロペラ型ミキサー等で均一に混合後、50℃以上の熱水
中に放出し硬化させ乾燥させて得る方法;付加反応硬化
型、縮合反応硬化型もしくは過酸化物硬化型オルガノポ
リシロキサン組成物を熱気流中に直接噴霧し硬化させて
得る方法;エネルギー線硬化型オルガノポリシロキサン
組成物を高エネルギー照射下で噴霧し硬化させて粉体を
得る方法;付加反応硬化型、縮合反応硬化型、過酸化物
硬化型もしくは高エネルギー硬化型オルガノポリシロキ
サン組成物を高エネルギー照射下で硬化させたものを、
ボールミル、アトマイザー、ニーダー、ロールミルなど
の公知の粉砕機により粉砕して粉体を得る方法等により
得られる。粒子径の均一で小さなしかも球状の粉体を得
る点から、付加反応硬化型、縮合反応硬化型、過酸化物
硬化型オルガノポリシロキサン組成物を、ノニオン界面
活性剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤また
は両性界面活性剤のような界面活性剤の存在下で水と混
合し、ホモミキサー、コロイドミル、ホモゲナイザー、
プロペラ型ミキサー等で均一に混合後、50℃以上の熱
水中に放出し硬化させ乾燥させて得る方法が好ましい。
【0009】本成分の詳細は特公平4−66446号公
報、特開平2−243612号公報および特公平4−1
7162号公報に記載されており、市販品としては、例
えばトレフィルE−506C(東レ・ダウコーニング・
シリコーン株式会社製商品名)が挙げられる。本成分の
平均粒子径は1.0〜15.0μm、好ましくは1.0
〜10.0μmであることが本発明のメーキャップ化粧
料に滑らかさやソフト感および健康的で自然な色彩感を
付与するために必要である。1.0μm未満では滑らか
さがなくなり、15.0μmを超えるとざらつき感があ
る。
【0010】本発明において、オルガノポリシロキサン
エラストマー球状粉体の配合量は1.0〜30.0重量
%、好ましくは2.0〜20.0重量%である。配合量
が1.0重量%未満では使用性の改善効果が少なく、3
0.0重量%を超えると肌への密着性に劣る。
【0011】本発明において用いられる無孔質球状シリ
カは、例えば高純度の珪素質原料粉末をガス炎と共に竪
型炉に供給して前記原料を火炎中に分散させ、これを個
々の粒子のまま溶融して球状体のものを製造する方法で
得られるもので、通常1重量%程度の水分を含む無水ケ
イ酸である(特開昭58−145613号公報参照)。
その平均粒子径は1.0〜15.0μm、好ましくは平
均粒子径3.0〜15.0μmである。平均粒子径が
1.0μm未満ではのびが重く、平均粒子径が15.0
μmを超えるとざらつき感がある。
【0012】無孔質球状シリカのメーキャップ化粧料へ
の配合量は5.0〜30.0重量%、好ましくは10.
0〜25.0重量%である。5.0重量%未満では滑ら
かさがなくなり、 30.0重量%を超えるとフィット
感がなくなる。
【0013】本発明のメーキャップ化粧料には、上記の
オルガノポリシロキサンエラストマー球状粉体および無
孔質球状シリカ以外の粉体を含有させることができる。
このような粉体としては、次の無機顔料、有機顔料等が
ある。
【0014】無機顔料としては、タルク、カオリン、マ
イカ、セリサイト、シリカ、ケイ酸マグネシウム、ケイ
酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ベントナイトやモ
ンモリロナイト等の粘土鉱物粉末、アルミナ、硫酸バリ
ウム、第2リン酸カルシウム、炭酸カルシウム、水和酸
化鉄、ヒドロキシアパタイト、酸化チタン、粒子径0.
1μm以下の微粒子酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸
化亜鉛、ヒドロキシアパタイト、酸化鉄、チタン酸鉄、
黄土、マンゴウバイオレット、コバルトバイオレット、
水酸化クロム、酸化クロム、酸化コバルト、チタン酸コ
バルト、コバルトチタネート、紺青、群青、酸化チタン
コーテッドマイカ、酸化チタンコーテッドタルク、およ
びこれらの二種以上を複合化した複合顔料等が挙げられ
る。
【0015】本発明で用いる有機顔料としては、ポリエ
ステル、メタクリル酸メチル樹脂、セルロース、12ナ
イロン、6ナイロン、スチレンとアクリル酸の共重合
体、ポリプロピレン、塩化ビニル、ナイロンパウダー、
ポリエチレンパウダー、ベンゾグアナミンパウダー、テ
トラフルオロエチレンパウダー、窒化ボロン、魚鱗箔、
タール系色素をレーキ化したもの、天然色素をレーキ化
したもの、および無機顔料と有機顔料を複合化した複合
顔料などが挙げられる。
【0016】本発明で用いる無機顔料および有機顔料
は、疎水化処理で処理されていてもよい。疎水化処理す
ることにより色分離することなく耐水、耐汗、耐皮脂性
等の化粧もちがより一層向上する。疎水化処理剤として
はデキストリン脂肪酸エスエル、金属石鹸、シリコーン
系化合物、ジベンジリデンソルビトール等の有機化合物
が挙げられる。これらの疎水化処理剤を用いて疎水化処
理する方法は、従来公知の方法を用いればよい。例え
ば、特開昭62−205165号公報、特公昭61−5
8499号公報、特公昭56−43264号公報、特開
昭56−16404号公報、特開昭59−76009号
公報、特開昭60−163973号公報、特開昭63−
113081号公報、特開昭63−113082号公報
等に記載された方法で得られた粉末等が挙げられる。
【0017】本発明のメーキャップ化粧料における粉体
全体の配合量はメーキャップ化粧料全量中の30.0〜
60.0重量%が好適である。
【0018】本発明で用いられる油分としては、例え
ば、流動パラフィン、スクワラン、ワセリン、ポリイソ
ブチレン、マイクロクリスタリンワックス、イソプロピ
ルミリステート、ミリスチルオクチルドデカノール、ジ
−(2−エチルヘキシル)サクシネート、ジイソオクタ
ン酸ネオペンチルグリコール、モノステアリン酸グリセ
リン、イソステアリン酸トリグリセライド、ヤシ油脂肪
酸トリグリセライド、ヒマシ油、エタノール、オクチル
ドデカノール、ヘキサデシルアルコール、セチルアルコ
ール、オレイルアルコール、ステアリルアルコール、ポ
リエチレングリコール、ラウリン酸、パルミチン酸、オ
レイン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、ラノリ
ン、ミツロウ、オリーブ油のような炭化水素、エステ
ル、グリセライド、低級アルコール、高級アルコール、
多価アルコール、高級脂肪酸あるいはオルガノポリシロ
キサン流体などが例示される。本発明のメーキャップ化
粧料における油分の配合量は、メーキャップ化粧料全量
中の40.0〜70.0重量%、好ましくは45.0〜
65.0重量%である。40.0重量%未満ではのびが
重く、 70.0重量%を超えるとべたつき感がある。
【0019】本発明のメーキャップ化粧料を得るには、
オルガノポリシロキサンエラストマー球状粉体および無
孔質球状シリカを含む粉体および油分を均一に分散配合
することにより得ることができる。
【0020】本発明のメーキャップ化粧料には必要に応
じて、さらに水、界面活性剤、増粘剤、防腐剤、香料な
どを配合してもよい。本発明のメーキャップ化粧料は、
例えば、ファンデーション、ほほ紅、アイシャドウ等と
して用いることができる。
【0021】
【実施例】次に本発明を実施例により説明する。実施例
中、配合量は重量%である。 実施例1 アイシャドー (1) トレフィルE−506C 10.0 重量% (2) 無孔質球状シリカ(平均粒子径5μm) 10.0 (3) 二酸化チタン被覆マイカ 17.5 (4) 赤色202号 1.5 (5) 群青 1.0 (6) セレシン 5.0 (7) カルナウバロウ 1.0 (8) イソステアリン酸トリグリセライド 43.9 (9) ジメチルポリシロキサン 10.0 (10) 香料 0.1
【0022】[製法](6),(7),(8),(9)を85℃で溶解
し、これに十分に混合粉砕された(1),(2),(3),(4),(5)
を攪拌しながら添加する。つぎにコロイドミルで磨砕分
散する。(10)を加え、脱気後70℃で容器に流し込み冷
却する。
【0023】 実施例2 ブラッシャー (1) トレフィルE−506C 10.0 重量% (2) 無孔質球状シリカ(平均粒子径5μm) 20.0 (3) 雲母 11.0 (4) 二酸化チタン 3.0 (5) 赤色226号 1.0 (6) セレシン 4.0 (7) キャンデリラロウ 0.5 (8) スクワラン 35.4 (9) ジメチルポリシロキサン 15.0 (10) 香料 0.1
【0024】[製法]実施例1と同様にして各成分を混
合し、ブラッシャーを得た。
【0025】 実施例3 ファンデーション (1) トレフィルE−506C 5.0 重量% (2) 無孔質球状シリカ(平均粒子径10μm) 20.0 (3) カオリン 残量 (4) セリサイト 5.0 (5) 二酸化チタン 10.0 (6) シリコーン処理ベンガラ 1.5 (7) シリコーン処理黄色酸化鉄 4.0 (8) シリコーン処理黒色酸化鉄 0.3 (9) アリストワックス 4.0 (10) カルナウバロウ 1.3 (11) スクワラン 33.0 (12) ジメチルポリシロキサン 10.0 (13) セスキオレイン酸ソルビタン 1.0 (14) 香料 適量
【0026】[製法]実施例1と同様にして各成分を混
合し、ファンデーションを得た。
【0027】 実施例4 ファンデーション (1) トレフィルE−506C 20.0 重量% (2) 無孔質球状シリカ(平均粒子径10μm) 10.0 (3) カオリン 残量 (4) セリサイト 2.0 (5) 二酸化チタン 10.0 (6) シリコーン処理ベンガラ 1.5 (7) シリコーン処理黄色酸化鉄 4.0 (8) シリコーン処理黒色酸化鉄 0.3 (9) アリストワックス 4.0 (10) カルナウバロウ 1.3 (11) スクワラン 33.0 (12) ジメチルポリシロキサン 10.0 (13) セスキオレイン酸ソルビタン 1.0 (14) 香料 適量
【0028】[製法]実施例1と同様にして各成分を混
合し、ファンデーションを得た。
【0029】 実施例5 ファンデーション (1) トレフィルE−506C 2.0 重量% (2) 無孔質球状シリカ(平均粒子径10μm) 25.0 (3) カオリン 残量 (4) セリサイト 2.0 (5) 二酸化チタン 10.0 (6) シリコーン処理ベンガラ 1.5 (7) シリコーン処理黄色酸化鉄 4.0 (8) シリコーン処理黒色酸化鉄 0.3 (9) アリストワックス 4.0 (10) カルナウバロウ 1.3 (11) スクワラン 33.0 (12) ジメチルポリシロキサン 10.0 (13) セスキオレイン酸ソルビタン 1.0 (14) 香料 適量
【0030】[製法]実施例1と同様にして各成分を混
合し、ファンデーションを得た。
【0031】 実施例6 ファンデーション (1) トレフィルE−506C 35.0 重量% (2) 無孔質球状シリカ(平均粒子径10μm) 1.0 (3) カオリン 残量 (4) セリサイト 5.0 (5) 二酸化チタン 10.0 (6) シリコーン処理ベンガラ 1.5 (7) シリコーン処理黄色酸化鉄 4.0 (8) シリコーン処理黒色酸化鉄 0.3 (9) アリストワックス 4.0 (10) カルナウバロウ 1.3 (11) スクワラン 25.0 (12) ジメチルポリシロキサン 5.0 (13) セスキオレイン酸ソルビタン 1.0 (14) 香料 適量
【0032】[製法]実施例1と同様にして各成分を混
合し、ファンデーションを得た。
【0033】 実施例7 ファンデーション (1) トレフィルE−506C 0.5 重量% (2) 無孔質球状シリカ(平均粒子径10μm) 35.0 (3) カオリン 残量 (4) セリサイト 1.0 (5) 二酸化チタン 10.0 (6) シリコーン処理ベンガラ 1.5 (7) シリコーン処理黄色酸化鉄 4.0 (8) シリコーン処理黒色酸化鉄 0.3 (9) アリストワックス 4.0 (10) カルナウバロウ 1.3 (11) スクワラン 30.0 (12) ジメチルポリシロキサン 10.0 (13) セスキオレイン酸ソルビタン 1.0 (14) 香料 適量
【0034】[製法]実施例1と同様にして各成分を混
合し、ファンデーションを得た。
【0035】 比較例1 ファンデーション (1) トレフィルE−506C 5.0 重量% (2) カオリン 残量 (3) セリサイト 5.0 (4) 二酸化チタン 10.0 (5) シリコーン処理ベンガラ 1.5 (6) シリコーン処理黄色酸化鉄 4.0 (7) シリコーン処理黒色酸化鉄 0.3 (8) アリストワックス 4.0 (9) カルナウバロウ 1.3 (10) スクワラン 33.0 (11) ジメチルポリシロキサン 10.0 (12) セスキオレイン酸ソルビタン 1.0 (13) 香料 適量
【0036】[製法]実施例1と同様にして各成分を混
合し、ファンデーションを得た。
【0037】 比較例2 ファンデーション (1) 無孔質球状シリカ(平均粒子径10μm) 20.0 重量% (2) カオリン 残量 (3) セリサイト 5.0 (4) 二酸化チタン 10.0 (5) シリコーン処理ベンガラ 1.5 (6) シリコーン処理黄色酸化鉄 4.0 (7) シリコーン処理黒色酸化鉄 0.3 (8) アリストワックス 4.0 (9) カルナウバロウ 1.3 (10) スクワラン 33.0 (11) ジメチルポリシロキサン 10.0 (12) セスキオレイン酸ソルビタン 1.0 (13) 香料 適量
【0038】[製法]実施例1と同様にして各成分を混
合し、ファンデーションを得た。
【0039】次に実施例1〜7および比較例1,2で得
られた化粧料について、さっぱり感、なめらか感、
のびの軽さ、および化粧もちを評価した。評価は、
10名に次の表1に示すような5段階評価を行ってもら
い、その平均値で次に示すような評価結果の表示をし
た。
【0040】
【表1】 ─────────────────────────────────── 評価項目 1 2 3 4 5 ─────────────────────────────────── さっぱり感 ない ややない 普通 ややある ある なめらか感 ない ややない 普通 ややある ある のびの軽さ 重い やや重い 普通 やや軽い 軽い 化粧もち 良い やや良い 普通 やや悪い 悪い ───────────────────────────────────
【0041】評価結果の表示 ○:4.5以上 △:3.0以上,4.5未満 ×:1.5以上,3.0未満 ××:1.5未満
【0042】上記の評価結果に基づく結果を表2に示
す。
【0043】
【表2】 ──────────────────────────────── 試料 さっぱり感 なめらか感 のびの軽さ 化粧もち ──────────────────────────────── 実施例1 ○ ○ ○ ○ 実施例2 ○ ○ ○ ○ 実施例3 ○ ○ ○ ○ 実施例4 ○ ○ ○ ○ 実施例5 ○ ○ ○ ○ 実施例6 △ ○ △ △ 実施例7 △ △ ○ △ ──────────────────────────────── 比較例1 × △ × ○ 比較例2 ○ ×× △ × ────────────────────────────────
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のメーキャ
ップ化粧料は、油分量が多いので化粧動作において粉飛
びがなく、容器や衣服が汚れる心配がない。しかも、肌
に塗擦した時、油っぽさやベタツキ感がなく、経時での
よれの問題もない良好なものである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平均粒子径1.0〜15.0μmのオル
    ガノポリシロキサンエラストマー球状粉体と、平均粒子
    径1.0〜15.0μmの無孔質球状シリカと、油分と
    を含有してなることを特徴とするメーキャップ化粧料。
  2. 【請求項2】 平均粒子径1.0〜15.0μmのオル
    ガノポリシロキサンエラストマー球状粉体の配合量が
    1.0〜30.0重量%であり、平均粒子径1.0〜1
    5.0μmの無孔質球状シリカの配合量が5.0〜3
    0.0重量%であり、油分の配合量が40.0〜70.
    0重量%である請求項1記載のメーキャップ化粧料。
  3. 【請求項3】 平均粒子径1.0〜15.0μmのオル
    ガノポリシロキサンエラストマー球状粉体の配合量が
    2.0〜20.0重量%であり、平均粒子径1.0〜1
    5.0μmの無孔質球状シリカの配合量が10.0〜2
    5.0重量%であり、油分の配合量が45.0〜65.
    0重量%である請求項2記載のメーキャップ化粧料。
JP6071495A 1994-03-16 1994-03-16 メーキャップ化粧料 Pending JPH07258028A (ja)

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Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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