JP4799939B2 - 粉末化粧料 - Google Patents

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Description

本発明は粉末化粧料に関し、さらに詳しくは特定の粉体を組み合わせて用いた粉末化粧料に関する。
ファンデーション、アイシャドウ、頬紅等のパウダーメークアップ製品の成型方法は、乾式成型法と湿式成型法に大別され、前者は化粧品基剤をプレス型にて圧縮することで所定の形状を得る圧縮成形法が一般的である。後者は化粧料基剤を溶剤にて混合し、充填後溶剤を除去する成型法であり、近年立体感や多色プレスなど自由度の高い点で、利用するケースが増えてきており、溶剤の種類や除去方法により各種の製造方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。かかる粉末化粧料については、塗布時の使用感触、仕上がり綺麗さなどは精査に評価されているが、肌への付着性に関しては殆ど評価されていないのが実情である。
近年ファンデーションなどの使用性改良を目的として、トレフィルE−506C(東レダウコーニング社製)を代表とするシリコーンエラストマーが用いられている。このシリコーンエラストマーはゴム弾性に由来する、他の粉末には見られないやわらかくなめらかな独特の使用感触を有しており、各種粉末化粧料の使用感触改善に効果が高い。
しかし、このシリコーンエラストマーは凝集性が高いため、粉末化粧料においては通常の乾式成型法では粉末の分散不良によるヒビや割れを発生しやすく、配合量が1質量%程度に制限されていた。この問題点を解決する為に、製造方法の面からは、媒体攪拌ミルなどの高分散装置を用いてシリコーンエラストマー凝集塊を溶剤中で一次粒子付近まで解砕し、湿式成型を行う方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。また原料面からは、シリコーンエラストマー合成時に、エラストマー表面にシリコーン樹脂を部分的に被覆した複合シリコーンエラストマー(信越化学工業製KSPシリーズ)や、メカノケミカル的にシリコーンエラストマー凝集塊を一次粒子まで解砕しながら粘土鉱物等の無機化合物をシリコーンエラストマー表面に被覆した複合シリコーンエラストマー(例えば、特許文献3参照)が提案されている。
この複合シリコーンエラストマーに関しては、粉末自身の凝集抑制という製造面や感触面の効果だけでなく、エラストマー自身に他の機能を付与することができる。酸化チタンなどの紫外線遮蔽効果を有する物質を被覆した場合には、良好な感触のみならず紫外線防御能を、酸化鉄の場合には色調的な補正効果を付与することができる。
特に被覆物を複数組み合わせることにより、エラストマー自身に全く新しい価値を付与することができる。シリコーン樹脂被覆シリコーンエラストマー粉体の表面に、メカノケミカル的手法を用いて、さらに微粒子の酸化亜鉛を被覆した複合シリコーンエラストマーは、使用感触に優れるだけでなく、肌表面に存在し肌荒れを引き起こす要因となるプラスミノーゲン活性化酵素のウロキナーゼの活性を阻害し、肌荒れを改善する効果を有することが知られている(特許文献4参照)。
特開平7−277924号公報 特開2003−81769号公報 特許第3442698号公報 特開2004−217621号公報
しかしこの粉体を配合した粉末化粧料は肌への付着性が低く化粧崩れしやすいものであり、すべりは良いがなめらかさに欠けるという欠点があった。また、メーキャップ製品において圧縮成型法で製造した場合には、すべりがよくなめらかな粉末を多量に配合すると締まりすぎてしまいスポンジ等の塗布具によるトレが低下する、いわゆるケーキング現象が起こったり、逆に圧縮が十分になされず落下強度の低下など物性面に問題が生じることがある。
本発明の目的は、このような従来の問題を解決して、使用性、化粧持ち、肌への付着性を満足した粉末化粧料を提供することである。
本発明者は上記課題を解決するために鋭意研究を行った結果、粉末表面の全面または一部に粘土鉱物、樹脂、金属酸化物、塩より選ばれる一種または二種以上を被覆した複合シリコーンエラストマー粉体を、分岐アルキルシリコーン処理粉体と組み合わせて用いることで、使用性がよく、化粧崩れを防ぎ、肌への付着性に優れた粉末化粧料とすることができることを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明は、粉末成分として、下記成分(a)および成分(b)を含有することを特徴とする粉末化粧料である。
(a)分岐アルキルシリコーン処理粉体
(b)粉末表面の全面または一部に粘土鉱物、樹脂、金属酸化物、塩より選ばれる一種または二種以上よりなる被覆物で被覆した複合シリコーンエラストマー粉体
本発明においては、成分(a)の配合量が3〜80質量%、成分(b)の配合量が1〜30質量%であることが望ましい。
本発明においては、成分(b)が、シリコーンエラストマー粉体100部に対し、被覆物が1〜300部被覆された複合シリコーンエラストマー粉体であることが望ましい。
本発明においては、上記粉末化粧料は、ファンデーションまたはアイシャドーであることが望ましい。
本発明によれば、使用性、化粧持ち、肌への付着性、すべりの良さ、なめらかさを満足した粉末化粧料が得られる。
以下に、本発明の最良の実施の形態について説明する。
(分岐アルキルシリコーン処理粉体)
本発明で用いられる分岐アルキルシリコーン処理粉体は、分岐アルキルシリコーン処理剤、例えば下記一般式(1)で表される信越化学工業株式会社製KF−9909と、イソプロピルアルコール等の揮発性有機溶媒の混合溶液を粉末に添加し、ヘンシェルミキサー等の混合機で均一に攪拌し、加熱工程で溶媒除去することにより得ることができる。
(式中、a=5〜15、b=1〜5、c=1〜3、d=1〜5、n=3〜15)
ここで使用する粉末としては、体質顔料や色材が挙げられ、例えばタルク、マイカ、セリサイト、カオリン、合成雲母、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、シリカ、酸化アルミニウム、硫酸バリウム、窒化ホウ素、アクリル系高分子、ナイロン、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、セルロース、シリコーンまたはこれらの共重合体等の球状樹脂粉末、無機色材等が挙げられる。このうち特にマイカ、セリサイト、タルク、カオリン、合成マイカ、酸化鉄、酸化チタンより選ばれる一種または二種以上が好ましく用いられる。
また市販の分岐アルキルシリコーン処理粉末を用いることもでき、かかる分岐アルキルシリコーン処理粉末としては、NSタルクJA−46R−3S、NSセリサイトFSE−3S、NSエイトパール300S−2S、NSエイトパール1000S−2S、NSマイカY−3000−3S(以上、株式会社角八鱗箔製)、BAE−タルクJA−68R、BAE−セリサイトFSE、BAE−マイカM−102、BAE−チタンCR−50、BAE−イエローLLXLO、BAE−ベンガラ七宝、BAE−ブラックBL−100(以上、三好化成株式会社製)等が挙げられる。
特に好ましい分岐アルキルシリコーン処理粉体は、シリコーン主鎖にシリコーン側鎖とアルキル側鎖を有し、エトキシ基を粉末との反応点とする変性シリコーンである信越化学工業株式会社製KF−9909で疎水化処理された粉末である。この分岐アルキルシリコーン処理粉体は、疎水性、耐水性が非常に強く、肌の上への付着性が非常に優れたものである。
本発明において、分岐アルキルシリコーン処理粉体の含有量は、全粉末化粧料中、3〜80質量%であることが、なめらかでしっとりとした使用感触を付与し、肌への付着性を向上する点で好ましい。さらに好ましくは5〜50質量%である。
(複合シリコーンエラストマー粉体)
本発明で用いられる複合シリコーンエラストマー粉体とは、マイカ被覆シリコーンエラストマー粉体、セリサイト被覆シリコーンエラストマー粉体、タルク被覆シリコーンエラストマー粉体、カオリン被覆シリコーンエラストマー粉体、窒化ホウ素被覆シリコーンエラストマー粉体、シリコーン樹脂被覆シリコーンエラストマー粉体、シリコーン樹脂被覆フェニルゴム粉体、シリカ被覆シリコーンエラストマー粉体、酸化チタン被覆シリコーンエラストマー粉体、酸化亜鉛被覆シリコーンエラストマー粉体、酸化セリウム被覆シリコーンエラストマー粉体、酸化鉄被覆シリコーンエラストマー粉体、シリカ・シリコーン樹脂被覆シリコーンエラストマー粉体、酸化チタン・シリコーン樹脂被覆シリコーンエラストマー粉体、酸化亜鉛・シリコーン樹脂被覆シリコーンエラストマー粉体、酸化セリウム・シリコーン樹脂被覆シリコーンエラストマー粉体、酸化チタン・シリコーン樹脂被覆フェニルゴム粉体、酸化亜鉛・シリコーン樹脂被覆フェニルゴム粉体、酸化セリウム・シリコーン樹脂被覆フェニルゴム粉体、酸化鉄・シリコーン樹脂被覆シリコーンエラストマー粉体等がある。
このうち特に、東レ・ダウコーニング株式会社製のトレフィルEシリーズ(トレフィルE−505C、トレフィルE−506S、トレフィルE−507、トレフィルE−508)の表面にタルク、セリサイト、カオリン、雲母、雲母チタンなどの粘土鉱物を被覆した複合シリコーンエラストマー粉体が好ましい。
また、複合シリコーンエラストマー粉体の市販品としては例えば、シリコーン樹脂被覆シリコーンエラストマーであるKSP−100、KSP−101、KSP−102、KSP−105(信越化学工業株式会社製)や、シリコーン樹脂被覆フェニルゴム粉体であるKSP−300(信越化学工業株式会社製)等が挙げられる。
本発明で用いられる複合シリコーンエラストマー粉体の被覆物の被覆量は、核となるシリコーンエラストマー粉体100質量部に対し、1〜300質量部が好ましく、さらに好ましくは3〜250質量部である。被覆量が1質量部より少ないとシリコーンエラストマー粉体自身の凝集を抑えることができず粉末の分散性が著しく低下するため、化粧料中への配合量が制限され、目的とする使用感触や化粧持ちを満たすことができない。300質量部より多いと被覆物の使用感触が強く出すぎるためシリコーンエラストマー特有の柔らかな使用感触がなくなる傾向がある。また被覆は一層であっても複数層であっても良い。例えば、後述する製造例4〜6は複数層に該当する。
本発明で用いられる複合シリコーンエラストマー粉体の含有量は全化粧料中1〜30質量%が好ましく、さらに好ましくは3〜20質量%である。複合シリコーンエラストマー粉体の含有量が1質量%より少ないと、のびの軽さ、滑らかさが低下しケーキング現象を引き起こすことがあり、30質量%より多いと、ヒビや割れが発生しやすくなり、製造面で問題が生ずる。
(その他)
本発明で用いられる前記必須成分以外の粉末(着色剤以外)としては、化粧料に配合できる粉末であれば特に制限されない。粉末の例を挙げれば、前記と一部重複するが、例えば、タルク、マイカ、セリサイト、カオリン、合成雲母、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、シリカ、酸化アルミニウム、硫酸バリウム、窒化ホウ素、アクリル系高分子、ナイロン、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、セルロース、シリコーンまたはこれらの共重合体等の球状樹脂粉末等が挙げられる。本発明における粉末は一種または二種以上が任意に選択されて配合することができる。
本発明においては、これらの粉末が親水性の場合は疎水化処理して用いることも可能である。疎水化処理の方法は特に限定されず、例えばシリコーン処理、フッ素処理、カップリング剤処理、金属石鹸処理、脂肪酸処理、界面活性剤処理、あるいは酸、アルカリ、無機塩類による処理、さらにはこれらの複合処理等の方法が用いられる。
本発明においては、着色剤を配合することができる。着色剤の具体例として、酸化チタン、酸化亜鉛等の無機白色顔料、黄酸化鉄、ベンガラ、黒酸化鉄等の無機着色顔料、雲母チタン、酸化鉄雲母チタン、酸化チタン被覆合成マイカなどのパール剤、タール色素などの有機着色剤等が挙げられる。
本発明においては、油剤が配合されることが好ましい。配合され得る油剤としては、従来化粧料用油剤として用いられる油剤であれば特に限定されず、エステル、炭化水素、高級脂肪酸、高級アルコール、シリコーン油等が挙げられる。前記エステルからなる油剤の例を挙げれば、例えば、オリーブ油、ヒマシ油、ホホバ油、マカデミアナッツ油等の油脂類、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、2−エチルヘキサン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル等の脂肪酸モノエステル、トリオクタン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル等のグリセリンエステル、ジイソステアリン酸ジグリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル等のポリグリセリンエステル、ジ2−エチルヘキサン酸ペンタエリトリット、ジオクタン酸ペンタエリトリット等のペンタエリトリットエステル、トリオクタン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン等のトリメチロールプロパンエステル、リンゴ酸ジイソステアリル等のリンゴ酸エステル等である。また、炭化水素としては、例えば、流動パラフィン、スクワラン、ポリブテン、液状ラノリン、揮発性炭化水素等が挙げられる。また、高級脂肪酸としては、例えば、イソステアリン酸、オレイン酸等が挙げられる。また、高級アルコールとしては、例えば、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール、オクチルドデカノール等が挙げられる。また、シリコーン油としては、例えば、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン、環状シリコーン(オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサンシロキサン等)、アミノ変性ポリシロキサン、アルキル変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等が挙げられる。
前記任意配合成分のうち、固形油分としては、化粧料に配合できる油分であれば特に制限されない。固形油分の例を挙げれば、例えば、固形パラフィン、セレシン、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレンワックス、硬化油、ミツロウ、モクロウ、ゲイロウ、キャンデリラワックス等の炭化水素・ロウ・ワックス類、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ベへン酸等の高級脂肪酸、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ラウリルアルコール等の高級アルコール等が挙げられる。
本発明の粉末化粧料には、上記した成分の他に、通常化粧品、医薬部外品、医薬品等に用いられる他の成分を、本発明の効果を損なわない範囲で適宜配合することができる。他の成分としては、例えば、界面活性剤、保湿剤、高分子、染料、低級アルコール、多価アルコール、酸化防止剤、紫外線吸収剤、美容成分、抗菌剤、防腐剤、pH調整剤、香料等を挙げることができる。
本発明の粉末化粧料の製造方法は特に限定されず、乾式プレス成型法、湿式成型法などで製造することができる。本発明においては、粉末の分散性に優れることから通常の乾式プレス成型で製造されることが、コスト面、製造面より好ましい。
湿式成型法の場合には、用いられる溶剤として、エタノール、イソプロピルアルコール、水、ヘキサン、揮発性シリコーン、軽質イソパラフィン等が挙げられ、特にエタノールが好ましい。これらの配合量は化粧料基剤の処方構成と中皿への充填性によって決定されるために特に限定されないが、通常化粧料基剤100質量部に対して10〜100質量部が適当であり、特にエタノールの場合では20〜70質量部が好ましい。
本発明の粉末化粧料は、ファンデーション、化粧下地、白粉、頬紅等が挙げられるが、本発明の効果が顕著に発揮される化粧料は、ファンデーション、アイシャドーである。
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明する。なお、本発明はこれによって限定されるものではなく、化粧料の実施例における各成分の配合量は化粧料全量に対する質量%で示す。なお、実施例3〜5、実施例7、実施例9、実施例10はいずれも本発明に含まれない参考例である。
製造例1〜5では、本発明に用いる成分(b)の複合シリコーンエラストマー粉体を各種条件で製造した。
製造例1(複合シリコーンエラストマー粉体の製造)
シリコーンエラストマー粉末として東レ・ダウコーニング株式会社製トレフィルE−506Sを40部用い、粘土鉱物としてタルク(浅田製粉株式会社製JA−68R、平均粒子径9.0〜12.0μm)60部を用いた。
この原料を高速回転分散機に投入する。装置のジャケット部に冷却水を流入させ、周速度20m/秒の低速で3分間回転し、処理物を混合する。次いで、周速度40m/秒、フルード数70以上の高速回転で60分間処理した。処理粉末の温度は急激に上昇し、2〜3分後に40〜60℃で一定になる。60分後に高速回転を止め、周速度20m/秒以下の低速で回転させ、複合化物を室温まで冷却させ、回収することにより、タルク被覆シリコーンエラストマーを得た。
製造例2〜3(複合シリコーンエラストマー粉体の製造)
製造例1に記載した方法により、マイカ樹脂被覆シリコーンエラストマー(製造例2)、窒化ホウ素被覆シリコーンエラストマー(製造例3)を得た。
製造例4(複合シリコーンエラストマー粉体の製造)
シリコーン樹脂被覆シリコーンエラストマー(信越化学工業製KSP−100)83部に、微粒子酸化亜鉛(亜鉛華(正同))17部を加え、ヘンシェルミキサーを用いて予備攪拌を行った後、φ3mmのアルミナボールを用いてボールミル中で複合化し、篩工程にて粗粒分を除去することにより、酸化亜鉛・シリコーン樹脂被覆シリコーンエラストマーを得た。
製造例5〜6(複合シリコーンエラストマー粉体の製造)
製造例4記載の方法により、酸化チタン・シリコーン樹脂被覆シリコーンエラストマー(製造例5)、酸化鉄・シリコーン樹脂被覆シリコーンエラストマー(製造例6)を得た。
製造例1で得られた複合シリコーンエラストマー粉体、及び市販のシリコーン樹脂被覆フェニルゴム粉体(信越化学工業製KSP−300)の粉末表面のSEM写真を図1,2に示す。図1より、製造例1の粉体はシリコーンエラストマー全表面にタルクが均一に被覆された複合シリコーンエラストマーであった。また図2より、市販の複合シリコーンエラストマーは部分的にシリコーン樹脂が被覆された構造であった。これらのいずれも本発明の成分(b)として用いられる。
このように、本発明で用いる各種複合シリコーンエラストマー粉末は、被覆物がシリコーンエラストマー表面の全面または一部に被覆されているものである。
上記製造例の複合シリコーンエラストマー粉体を配合した各種化粧料を、20名の専門パネルによる使用テストを行い、化粧料の塗布具へのとれ、塗布時の化粧料ののび、塗布部位へのつき、塗布後の肌のなめらかさ等の使用感、使用性に関する評価項目それぞれについて、下記の評価点基準に基づいて評価した。次いで、各人がつけた評価点の平均点より実用特性評価を行った。
(評価点基準)
5点:非常に優れている。
4点:優れている。
3点:普通。
2点:劣る。
1点:非常に劣る。
実施例1、比較例1〜3
次の表1の処方でパウダリーファンデーションを乾式製造し、上記の基準にしたがって、なめらかさ、しっとりさ、肌へのフィット感、粉っぽさのなさ、化粧崩れのなさを評価した。その結果を併せて表1に示す。
※1:BAE−タルクJA68R(三好化成株式会社製)
※2:BAE−セリサイトFSE(三好化成株式会社製)
※3:BAE−マイカM−102(三好化成株式会社製)
※4:酸化チタンMT020(テイカ株式会社製)
上記実施例および比較例の製造方法は、通常の粉末固形化粧料の製造方法に準ずる。すなわち、分岐アルキルシリコーン被覆粉末および複合シリコーンエラストマーを含む粉末部分について、ヘンシェルミキサーを用いて攪拌する。その後、油分を添加し、さらに攪拌を行ったのち、必要に応じて粉砕工程を行う。また、パール剤などの粉砕により質感が損なわれる可能性のあるものについては、粉砕後に添加し、攪拌を行う等の工程を取ることが可能である。
表1から明らかなように、分岐アルキルシリコーン被覆粉末および複合シリコーンエラストマー粉末を配合した実施例1のファンデーションは、化粧もちに優れ、粉っぽさがなく、肌へフィットしている付着性の良い仕上りを与えるものであった。さらに、使用感触においてもなめらかでしっとりとした感触を有していた。
これに対し、分岐アルキルシリコーン被覆粉体および複合シリコーンエラストマー粉末をいずれも配合していない比較例1のファンデーションでは、粉っぽさがあり、肌へフィットせず、化粧もちの良い仕上りが得られなかった。また、分岐アルキルシリコーン被覆粉体および複合シリコーンエラストマー粉末をいずれか配合した比較例2〜3のファンデーションでは、分岐アルキルシリコーン被覆粉体のみを配合した場合は粉っぽさがなくフィット感のある付着性の良い仕上りが得られるが、なめらかさがなく化粧もちが悪いものであった。また、複合シリコーンエラストマー粉末のみを配合した場合は、粉っぽさがありフィット感が無く、付着性のない仕上りとなった。
実施例2、比較例4〜5
次の表2の処方でパウダリーファンデーションを乾式製造し、上記の基準にしたがって、なめらかさ、しっとりさ、肌へのフィット感、粉っぽさのなさ、化粧崩れのなさを評価した。その結果を併せて表2に示す。
※5:SA−タルクJA68R(三好化成株式会社製)
※6:SA−セリサイトFSE(三好化成株式会社製)
※7:SA−マイカM−102(三好化成株式会社製)
※8:ASE−タルクJA68R(三好化成株式会社製)
※9:ASE−セリサイトFSE(三好化成株式会社製)
※10:ASE−マイカM−102(三好化成株式会社製)
上記実施例および比較例のサンプルの製造方法は通常の粉末固形化粧料の製造方法に準ずる。すなわち、分岐アルキルシリコーン被覆粉末および複合シリコーンエラストマーを含む粉末部分について、ヘンシェルミキサーを用いて攪拌する。その後、油分を添加し、さらに攪拌を行ったのち、必要に応じて粉砕工程を行う。また、パール剤などの粉砕により質感が損なわれる可能性のあるものについては、粉砕後に添加し、攪拌を行う等の工程を取ることが可能である。
表2から明らかなように、分岐アルキルシリコーン被覆粉末および複合シリコーンエラストマー粉末を配合した実施例2のファンデーションは、化粧もちにすぐれ、粉っぽさがなく、肌へフィットしている付着性の良い仕上りを与えるものであった。さらに、使用感触においてもなめらかでしっとりとした感触を有していた。
これに対し、ジメチルシリコーン被覆粉体もしくはアクリルシリコーン被覆粉体と複合シリコーンエラストマー粉末を配合した比較例4〜5のファンデーションでは、実施例2と比較して、なめらかさ、しっとりさ、肌へのフィット感に欠けるものであった。特に、実施例2と比較すると、肌へのフィット感において大きな差がみられた。
実施例3〜5、比較例6
次の表3の処方でパウダリーファンデーションを乾式製造し、上記の基準にしたがって、なめらかさ、しっとりさ、肌へのフィット感、粉っぽさのなさ、化粧崩れのなさを評価した。また落下強度についても評価した。その結果を併せて表3に示す。
※11:KSP−100(信越化学工業社製)
※12:KSP−300(信越化学工業社製)
※13:トレフィルE−506S(東レダウコーニングシリコーン社製)
※14:落下強度 鉄板の上に高さ30cmの高さからサンプルを落下させ、半量が欠けるまでの回数(N=3)
上記実施例および比較例のサンプルの製造方法は通常の粉末固形化粧料の製造方法に準ずる。例として、分岐アルキルシリコーン被覆粉末および複合シリコーンエラストマーを含む粉末部分について、ヘンシェルミキサーを用いて攪拌する。その後、油分を添加し、さらに攪拌を行ったのち、必要に応じて粉砕工程を行う。また、パール剤などの粉砕により質感が損なわれる可能性のあるものについては、粉砕後に添加し、攪拌を行う等の工程を取ることが可能である。
表3から明らかなように、実施例3,4のように分岐アルキルシリコーン被覆粉末と、シリコーン樹脂被覆シリコーンエラストマー粉末あるいはシリコーン樹脂被覆フェニルゴム粉末を配合したファンデーションは、化粧もちにすぐれ、粉っぽさがなく、肌へフィットしている付着性の良い仕上りを与えるものであった。さらに、使用感触においてもなめらかでしっとりとした感触を有していた。
また、実施例5のようにシリコーン樹脂被覆シリコーンエラストマー粉末を30質量%配合したものは、10質量%配合したものと比較すると、なめらかさ・しっとりさ等においてやや劣るものの、十分良好な結果であった。
それに対し、比較例6のように分岐アルキルシリコーン被覆粉末および通常のシリコーンエラストマーを配合したファンデーションは、粉っぽさがあり、なめらかさ、しっとりさに欠けるものであった。また、十分な落下強度を満たすことができないものであった。
実施例6、比較例7
次の表4の処方でアイシャドーを乾式製造し、上記の基準にしたがって、なめらかさ、しっとりさ、肌へのフィット感、粉っぽさのなさ、化粧崩れのなさ、落下強度を評価した。その結果を併せて表4に示す。
上記実施例および比較例のアイシャドーの製造方法は通常の粉末固形化粧料の製造方法に準ずる。例として、分岐アルキルシリコーン被覆粉末および複合シリコーンエラストマーを含む粉末部分について、ヘンシェルミキサーを用いて攪拌する。その後、油分を添加し、さらに攪拌を行ったのち、必要に応じて粉砕工程を行う。また、パール剤などの粉砕により質感が損なわれる可能性のあるものについては、粉砕後に添加し、攪拌を行う等の工程を取ることが可能である。
表4から明らかなように、分岐アルキルシリコーン被覆粉体および複合シリコーンエラストマーを配合したアイシャドー(実施例6)はなめらかさ、しっとりさ、肌へのフィット感、粉っぽさのなさといった点において比較例7と比較して優れていた。また落下強度についても良好な結果であった。
以下、実施を行った他の処方を示す。
実施例7(湿式製造パウダリーファンデーション)
分岐アルキルシリコーン処理セリサイト 10 質量%
分岐アルキルシリコーン処理タルク 5
分岐アルキルシリコーン処理雲母 残余
アルキル変性シリコーン樹脂処理黄酸化鉄 2
アルキル変性シリコーン樹脂被覆ベンガラ 1
アルキル変性シリコーン樹脂被覆黒酸化鉄 適量
アルキル変性シリコーン樹脂被覆酸化チタン 10
リン酸水素カルシウム 3
低温焼成酸化亜鉛 5
硫酸バリウム 2
マイカ被覆シリコーンエラストマー(製造例2) 8
パラメトキシ桂皮酸2−エチルへキシル 3
無水ケイ酸 1
酸化チタン 2
α−オレフィンオリゴマー 3
ジメチルポリシロキサン 8
メチルハイドロジェンポリシロキサン 0.5
セスキイソステアリン酸ソルビタン 1
酸化防止剤 適量
防腐剤 適量
実施例7(ルースタイプ白粉)
分岐アルキルシリコーン被覆タルク 残余
分岐アルキルシリコーン被覆マイカ 20 質量%
ミリスチン酸亜鉛 3
ステアリン酸アルミニウム 0.1
無水ケイ酸 5
窒化ホウ素被覆シリコーンエラストマー(製造例3) 30
無水ケイ酸 6
ベンガラ被覆雲母チタン 2
黄酸化鉄 0.1
色素 適量
酸化防止剤 適量
防腐剤 適量
香料 適量
実施例8(W/O乳化型ファンデーション)
ジメチルポリシロキサン 15 質量%
デカメチルシクロペンタシロキサン 20
ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 5
高分子量アミノ変性シリコーン 0.1
グリセリン 5
1,3−ブチレングリコール 10
パルミチン酸 0.5
マカデミアナッツ油脂肪酸コレステリル 0.1
塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 0.2
分岐アルキルシリコーン被覆黄酸化鉄(※15) 2
分岐アルキルシリコーン被覆ベンガラ(※16) 1
分岐アルキルシリコーン被覆黒酸化鉄(※17) 0.3
分岐アルキルシリコーン被覆酸化チタン(※18) 7
分岐アルキルシリコーン被覆タルク 5
シリコーン被覆紡錘状酸化チタン 3
シリコーン樹脂被覆シリコーンエラストマー(※11) 5
L−グルタミン酸ナトリウム 0.5
酢酸DL−α−トコフェロール 適量
パラオキシ安息香酸エステル 適量
トリメトキシケイヒ酸メチルビス 適量
(トリメチルシロキシ)シリルイソペンチル 0.1
ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト 1.5
タルク被覆シリコーンエラストマー(製造例1) 5
精製水 残余
香料 適量
※15:BAE−イエローLLXLO(三好化成製)
※16:BAE−ベンガラ七宝(三好化成製)
※17:BAE−ブラックBL−100(三好化成製)
※18:BAE−チタンCR−50(三好化成製)
実施例9(W/O 2層分散型 乳化ファンデーション)
デカメチルシクロペンタシロキサン 10 質量%
ドデカメチルシクロヘキサシロキサン 20
トリメチルシロキシケイ酸 1
ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)メチルポリシロキサン共重合体 3
エタノール 10
イソステアリン酸 0.5
分岐アルキルシリコーン被覆酸化チタン(※12) 10
分岐アルキルシリコーン被覆タルク(※1) 5
針状微粒子酸化チタン 1
球状無水ケイ酸 5
酸化チタン・シリコーンレジン被覆シリコーンエラストマー粉末(製造例5) 5
分岐アルキルシリコーン被覆マイカ 適量
クエン酸ナトリウム 適量
N−ラウロイル−L−リジン 0.5
酢酸DL−α−トコフェロール 0.1
D−δ−トコフェロール 0.1
クララエキス 1
分岐アルキルシリコーン被覆ベンガラ(※10) 適量
分岐アルキルシリコーン被覆黄酸化鉄(※9) 適量
分岐アルキルシリコーン被覆黒酸化鉄(※11) 適量
メリロートエキス 2
精製水 残余
実施例10(油性 2層分散型 ファンデーション)
ドデカメチルシクロヘキサシロキサン 15 質量%
デカメチルシクロペンタシロキサン 残余
3−トリス(トリメチルシロキシ)シリルプロピルカルバミド酸プルラン 3
エタノール 10
イソステアリン酸 0.5
ミリスチン酸処理酸化亜鉛 0.5
分岐アルキルシリコーン被覆酸化チタン(※18) 10
分岐アルキルシリコーン被覆タルク(※1) 7
ステアリン酸アルミ被覆微粒子酸化チタン 5
酸化鉄・シリコーン樹脂被覆シリコーンエラストマー(製造例6) 5
球状無水ケイ酸 2
リン酸L−アスコルビルマグネシウム 0.2
酢酸DL−α−トコフェロール 0.1
D−δ−トコフェロール 0.1
パラメトキシ桂皮酸2−エチルへキシル 5
分岐アルキルシリコーン被覆ベンガラ(※16) 適量
分岐アルキルシリコーン被覆黄酸化鉄(※15) 適量
分岐アルキルシリコーン被覆黒酸化鉄(※17) 適量
香料 適量
実施例7〜10の化粧料はいずれも肌への付着性に優れ、使用感触においてもなめらかなしっとりとした感触を有していた。また経時での化粧持ちにも高い効果を有していた。
製造例1で製造した複合シリコーンエラストマーの粉末表面のSEM写真である。 市販の複合シリコーンエラストマーの粉末表面のSEM写真である。

Claims (5)

  1. 粉末成分として、下記成分(a)および成分(b)を含有することを特徴とする粉末化粧料。
    (a)下記一般式(1)で表される分岐アルキルシリコーンで処理した分岐アルキルシリコーン処理粉体

    (式中、a=5〜15、b=1〜5、c=1〜3、d=1〜5、n=3〜15)
    (b)粉末表面の全面または一部に粘土鉱物、樹脂、金属酸化物、塩より選ばれる一種または二種以上よりなる被覆物で被覆した複合シリコーンエラストマー粉体であって、前記粉末が(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマーであり、前記被覆物が粘土鉱物であるもの
  2. 成分(a)の配合量が3〜80質量%、成分(b)の配合量が1〜30質量%であることを特徴とする請求項1記載の粉末化粧料。
  3. 成分(a)が、分岐アルキルシリコーン処理体質顔料及び/又は分岐アルキルシリコーン処理色材であることを特徴とする請求項1記載の粉末化粧料。
  4. 成分(b)が、シリコーンエラストマー粉体100部に対し、被覆物が1〜300部被覆された複合シリコーンエラストマー粉体であることを特徴とする請求項1記載の粉末化粧料。
  5. ファンデーションまたはアイシャドーであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の粉末化粧料。
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