JP2012201683A - 化粧料 - Google Patents

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弥生 小田
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Abstract

【課題】保湿性、滑らかな感触、優れた伸展性に優れ、さらには肌のバリア機能と肌への密着性に優れ、界面活性剤を含有せず、外観上は水相と油相が分離し、マーブル状〜油滴が水相中でカプセル状を呈しているが、肌上に塗布することで、速やかに均一に乳化する、水中油型化粧料の提供。
【解決手段】非水溶性の微細結晶セルロースにて表面処理された粉体を水相に、アシル化アミノ酸塩とL−リジンもしくはL−グルタミンとの縮合物にて表面処理された粉体を油相に含有する水中油型化粧料。
【選択図】なし

Description

本発明は、非水溶性の微細結晶セルロースにて表面処理された粉体を水相に、下記一般式(1)にて示されるアシル化アミノ酸塩とL−リジンもしくはL−グルタミンとの縮合物にて表面処理された粉体を油相に含有する水中油型化粧料に関し、さらに詳しくは、界面活性剤を含有せず、外観上は水相と油相が分離し、マーブル状〜油滴が水相中でカプセル状を呈しているが、肌上に塗布することで、速やかに均一に乳化し、また粉体に表面処理された微細結晶セルロースの効果により保湿性、滑らかな感触、優れた伸展性を、下記一般式(1)にて示されるアシル化アミノ酸塩とL−リジンもしくはL−グルタミンとの縮合物の効果により、肌のバリア機能と肌への密着性に優れた、水中油型化粧料に関するものである。
Figure 2012201683
水中油型乳化組成物は、さっぱりとした使用感を有し、化粧料、医薬部外品等に広く用いられている。水相(外相)と油相(内相)からなり、一般に乳化剤や分散剤として界面活性剤を用いているが、界面活性剤は手荒れや皮膚アレルギー等、皮膚刺激の原因となるという問題があった。また、界面活性剤は特有のべたつきを有するため、界面活性剤をできるだけ減量、あるいは完全に抜去する試みが多くなされている。
例えば、特許文献1、特許文献2等によれば、二酸化チタンや酸化亜鉛、更にシリカやシリコーン重合物などの表面を疎水化した両親媒性の粉末を、界面活性剤の代わりに用いることで界面活性剤を用いなくても安定な乳化組成物が調製できる。
特表2001−518111 特開平8−169808号公報
しかしながら、これらの例は粉末を疎水化する物質、すなわち粉末の表面の性質により配合できる油分が限定されるため、乳化組成物の処方の幅が非常に狭くなる欠点がある。そのようなことから、アルキル変性アクリル酸ポリマーを界面活性剤の代わりに用いたり、水で膨潤した親水性高分子の網目構造中に油を撹拌によって分散し保持させる乳化技術も用いられているが、その場合には高分子を多量に配合しているために使用感が悪かったり、また微細な粒子が調製できないために、温度変化や長期保存により水や油が分離しやすいといった問題点があった。
そこで、本発明人は鋭意検討した結果、非水溶性の微細結晶セルロースにて表面処理された粉体を水相に、前記一般式(1)にて示されるアシル化アミノ酸塩とL−リジンもしくはL−グルタミンとの縮合物にて表面処理された粉体を油相に含有することで、界面活性剤を含有せず、外観上は水相と油相が分離し、マーブル状〜油滴が水相中でカプセル状を呈しているが、肌上に塗布することで、速やかに均一に乳化する水中油型化粧料を得られることを見出した。また粉体に表面処理された微細結晶セルロースの効果により保湿性、滑らかな感触、優れた伸展性を、前記一般式(1)にて示されるアシル化アミノ酸塩とL−リジンもしくはL−グルタミンとの縮合物の効果により、肌のバリア機能と肌への密着性に優れるという特徴も併せ持っている。
すなわち、本発明は、非水溶性の微細結晶セルロースにて表面処理された粉体を水相に、前記一般式(1)にて示されるアシル化アミノ酸塩とL−リジンもしくはL−グルタミンとの縮合物にて表面処理された粉体を油相に含有する水中油型化粧料に関し、さらに詳しくは、界面活性剤を含有せず、外観上は水相と油相が分離し、マーブル状〜油滴が水相中でカプセル状を呈しているが、肌上に塗布することで、速やかに均一に乳化し、また粉体に表面処理された微細結晶セルロースの効果により保湿性、滑らかな感触、優れた伸展性を、前記一般式(1)にて示されるアシル化アミノ酸塩とL−リジンもしくはL−グルタミンとの縮合物の効果により、肌のバリア機能と肌への密着性に優れた、水中油型化粧料に関するものである。
以上説明するように、非水溶性の微細結晶セルロースにて表面処理された粉体を水相に含有することで、保湿性、滑らかな感触、優れた伸展性を得ることができ、また前記一般式(1)にて示されるアシル化アミノ酸塩とL−リジンもしくはL−グルタミンとの縮合物にて表面処理された粉体を油相に含有することで、肌のバリア機能と肌への密着性に優れた、水中油型化粧料を得られることは明らかである。また、微細結晶セルロースと前記一般式(1)にて示されるアシル化アミノ酸塩とL−リジンもしくはL−グルタミンとの縮合物のそれぞれが持つ乳化能により、界面活性を含有せず、均一な乳化物を得ることができ、またその乳化物は、外観上は水相と油相が分離し、マーブル状〜油滴が水相中でカプセル状を呈しているが、肌上に塗布することで、速やかに均一に乳化するという特徴を有している。また、微細結晶セルロースと前記一般式(1)にて示されるアシル化アミノ酸塩とL−リジンもしくはL−グルタミンとの縮合物の天然由来のイメージも保持することができる。
以下、上記本発明を詳細に説明する。
本発明において非水溶性の微細結晶セルロースである成分(A)としては、旭化成工業株式会社から、アビセルRC−591NFの名称で市販の微細セルロース結晶体の二次凝集物粉体が挙げられる。本製品は一次粒子の微細セルロース結晶体の表面を水溶性高分子でコーティングし乾燥させて製造されたものであり、二次凝集体を形成する粉体である。また、この製品を水中に分散させ、ホモミキサーやビーズミル等にて強いせん断力を付与しつつ撹拌すると、容易にその二次凝集体がほぐれてコロイド状態になるのが特徴である。また、その他のセルロース微結晶としては旭化成工業株式会社からセオラスクリームFP−03の名称で市販のものが挙げられる。この製品は、微細な結晶セルロースが水中で均一に分散され、クリーム状にされたものである。
前記一般式(1)にて示されるアシル化アミノ酸塩とL−リジンもしくはL−グルタミンの縮合物のアシル基としては、炭素原子数8〜24の飽和、不飽和脂肪酸のアシル残基であり、例えばラウリン酸、ステアリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、オレイン酸などの単一組成の脂肪酸や、ヤシ油脂肪酸、牛油脂肪酸、ヒマシ油脂肪酸、オリーブ油脂肪酸、パーム油脂肪酸などの天然より得られる混合脂肪酸、または合成にて得られる脂肪酸のアシル残基を用いることができる。
また、本発明の前記一般式(1)にて示されるアシル化アミノ酸塩とL−リジンもしくはL−グルタミンの縮合物のアミノ酸としては、グルタミン酸、アスパラギン酸などを用いることができる。
また、アシル化アミノ酸塩の塩としては、マグネシウム、カルシウム等のアルカリ土類金属、ナトリウム、カリウムなどのアルカリ金属やそれ以外の亜鉛、アルミニウムなどの金属、または、有機アミン、無機アミンなどを用いることができる。
水溶性の微細結晶セルロースとアシル化アミノ酸塩とL−リジンもしくはL−グルタミンにて表面処理される顔料としては、従来公知の顔料が使用でき、その形状(球状、棒状、針状、板状、不定形状、鱗片状、紡錘状等)や粒子径(煙霧状、微粒子、顔料級等)、粒子構造(多孔質、無孔質等)を問わず、いずれのものも使用することができ、例えば無機粉体、有機粉体、界面活性剤金属塩粉体、有色顔料、パール顔料、金属粉末顔料等が挙げられる。
具体的には、無機粉体としては、酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化亜鉛、酸化セリウム、酸化マグネシウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、タルク、マイカ、カオリン、セリサイト、白雲母、合成雲母、金雲母、紅雲母、黒雲母、リチア雲母、ケイ酸、無水ケイ酸、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、ヒドロキシアパタイト、バーミキュライト、ハイジライト、ベントナイト、モンモリロナイト、ヘクトライト、ゼオライト、セラミックスパウダー、第二リン酸カルシウム、アルミナ、水酸化アルミニウム、窒化ホウ素、窒化ボロン、シリカ等;有機粉体としては、ポリアミドパウダー、ポリエステルパウダー、ポリエチレンパウダー、ポリプロピレンパウダー、シリコーンレジンパウダー、シリコーンエラストマー粉体、ポリスチレンパウダー、ポリウレタンパウダー、ベンゾグアナミンパウダー、ポリメチルベンゾグアナミンパウダー、ポリテトラフルオロエチレンパウダー、ポリメチルメタクリレートパウダー、セルロース、シルクパウダー、ナイロンパウダー、12ナイロン、6ナイロン、アクリルパウダー、アクリルエラストマー、スチレン・アクリル酸共重合体、ジビニルベンゼン・スチレン共重合体、ビニル樹脂、尿素樹脂、フェノール樹脂、フッ素樹脂、ケイ素樹脂、アクリル樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボネイト樹脂、微結晶繊維粉体、デンプン末、ラウロイルリジン等;界面活性剤金属塩粉体(金属石鹸)としては、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、ミリスチン酸亜鉛、ミリスチン酸マグネシウム、セチルリン酸亜鉛、セチルリン酸カルシウム、セチルリン酸亜鉛ナトリウム等;有色顔料としては、酸化鉄、水酸化鉄、チタン酸鉄の無機赤色顔料、γ−酸化鉄等の無機褐色系顔料、黄酸化鉄、黄土等の無機黄色系顔料、黒酸化鉄、カーボンブラック等の無機黒色顔料、マンガンバイオレット、コバルトバイオレット等の無機紫色顔料、水酸化クロム、酸化クロム、酸化コバルト、チタン酸コバルト等の無機緑色顔料、紺青、群青等の無機青色系顔料、微粒子酸化チタン、微粒子酸化セリウム、微粒子酸化亜鉛等の微粒子粉体、タール系色素をレーキ化したもの、天然色素をレーキ化したもの、及びこれらの粉体を複合化した合成樹脂粉体等;パール顔料としては、酸化チタン被覆雲母、酸化チタン被覆マイカ、オキシ塩化ビスマス、酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化チタン被覆タルク、魚鱗箔、酸化チタン被覆着色雲母等;金属粉末顔料としては、アルミニウムパウダー、カッパーパウダー、ステンレスパウダー等から選ばれる粉体が挙げられる。また、タール色素としては、赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色227号、赤色228号、赤色230号、赤色401号、赤色505号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号、黄色204号、黄色401号、青色1号、青色2号、青色201号、青色404号、緑色3号、緑色201号、緑色204号、緑色205号、橙色201号、橙色203号、橙色204号、橙色206号、橙色207号等;天然色素としては、カルミン酸、ラッカイン酸、カルサミン、ブラジリン、クロシン等から選ばれる顔料が挙げられる。
非水溶性の微細結晶セルロースの処理方法としては、成分と顔料粉体を水中に分散したスラリーを、スプレードライヤーを用いて造粒しながら、成分を顔料粉体の表面に被覆し、易崩壊性凝集顔料粉体を調整する方法が望ましい。
前記微細結晶性セルロースの顔料表面への付着または被覆量は、特に限定されるものではないが、目的とする滑り感、柔らかな感触を得るには、1重量%以上30重量%以下であるのが好ましい。
前記一般式(1)に示されるアシル化アミノ酸塩とL−リジンもしくはL−グルタミンとの縮合物の処理方法としては、適当な有機溶剤に溶解または分散させ、その混合液を化粧料顔料と撹拌混合した後有機溶剤を除去することにより、表面被覆処理された化粧料用顔料を得ることができる。
ここで、用いられる有機溶剤としてはエタノール、イソプロピルアルコール、イソブタノール等のアルコール類、トルエン、n−ヘキサン、シクロヘキサン等の炭化水素系有機溶剤、アセトン、酢酸エチル、酢酸ブチル等の極性有機溶剤などが挙げられる。
また、混合分散方法としては、溶液の濃度や粘度などに応じて適当な方法を選択することができ、好適な例としては、ディスパー、ヘンシェルミキサー、レディゲミキサー、ニーダー、V型混合機、ロールミル、ビーズミル、2軸混練機等の混合機よる方法や、水溶液と顔料を加熱空気中に噴霧して水分を一気に除去するスプレードライの方法などを選択することができる。また、粉砕を行う場合においては、ハンマーミル、ボールミル、サンドミル、ジェットミル等の通常の粉砕機を用いることができる。これらいずれの粉砕機によっても同等の品質のものが得られるため、特に限定されるものではない。
あるいは、顔料に前記一般式(1)に示される、例えばN−ラウロイル−L−グルタミン酸とL−リジンとの縮合物のナトリウム塩と、例えば塩化亜鉛を反応させ、N−ラウロイル−L−グルタミン酸とL−リジンとの縮合物の亜鉛塩として顔料に処理することにより、表面被覆処理顔料を得ることができる。
この場合の処理方法としては、精製水と顔料とを混合した後、そのスラリー中にN−ラウロイル−L−グルタミン酸とL−リジンとの縮合物のナトリウム塩を投入し、次いで塩化亜鉛をエタノールに溶解させた溶液を徐々に滴下する。その後、水酸化ナトリウム溶液を用いて中和処理を行い、水洗、ろ過を繰り返した後乾燥および粉砕を行いN−ラウロイル−L−グルタミン酸とL−リジンとの縮合物の亜鉛塩が被覆された化粧料用顔料を得ることができる。また、粉砕を行う場合には、ハンマーミル、ボールミル、サンドミル、ジェットミル等の通常の粉砕機を用いることができる。これらいずれの粉砕機によっても同等の品質のものが得られるため、特に限定されるものではない。
前記アシル化アミノ酸塩とL−リジンもしくはL−グルタミンの縮合物の顔料表面への付着または被覆量は、特に限定されるのもではないが、目的とする吸湿保湿性を適度に示し、非常に優れたみずみずしい素肌感を得るには、0.1質量%以上30質量%以下であるのが好ましい。
本発明において、顔料への処理時に同時に、又は2重に各種の表面処理、例えば従来公知の表面処理が行われても構わない。表面処理の例としては、例えばフッ素化合物処理(パーフルオロアルキルリン酸エステル処理やパーフルオロアルキルシラン処理、パーフルオロポリエーテル処理、フルオロシリコーン処理、フッ素化シリコーン樹脂処理など)、シリコーン処理(メチルハイドロジェンポリシロキサン処理、ジメチルポリシロキサン処理、気相法テトラメチルテトラハイドロジェンシクロテトラシロキサン処理など)、シリコーン樹脂処理(トリメチルシロキシケイ酸処理など)、ペンダント処理(気相法シリコーン処理後にアルキル鎖などを付加する方法)、シランカップリング剤処理、チタンカップリング剤処理、アルミニウムカップリング剤処理、シラン処理(アルキル化シランやアルキル化シラザン処理など)、油剤処理、ポリアクリル酸処理、金属石鹸処理(ステアリン酸塩やミリスチン酸塩処理など)、アクリル樹脂処理、金属酸化物処理などが挙げられ、またこれらの処理を複数組み合わせて用いることも可能である。
さらに、被覆される顔料又は被覆された顔料には、さらに上述の各種の表面処理が行われていても構わない。またこれらの処理を複数組み合わせて用いることも可能である。
本発明の化粧料用顔料を含有してなる化粧料では、上記被覆顔料(化粧料用顔料)を化粧料の質量に対して0.1〜99質量%の範囲で配合することが可能であるが、より好ましくは1〜50質量%の範囲とするのが良い。
本発明の水中油型化粧料では、通常、化粧料に用いられる、油剤、界面活性剤、防腐剤、香料、保湿剤、紫外線吸収剤、塩類、溶媒、樹脂、酸化防止剤、キレート剤、中和剤、pH調整剤、昆虫忌避剤、生理活性成分等の各種成分を、本発明の目的を損なわない範囲で使用することができる。
油剤の例としては、例えばアボガド油、アマニ油、アーモンド油、イボタロウ、エノ油、オリーブ油、カカオ脂、カポックロウ、カヤ油、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、キョウニン油、硬化油、小麦胚芽油、ゴマ油、コメ胚芽油、コメヌカ油、サトウキビロウ、サザンカ油、サフラワー油、シアバター、シナギリ油、シナモン油、ジョジョバロウ、セラックロウ、タートル油、大豆油、茶実油、ツバキ油、月見草油、トウモロコシ油、ナタネ油、日本キリ油、ヌカロウ、胚芽油、パーシック油、パーム油、パーム核油、ヒマシ油、硬化ヒマシ油、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、ヒマワリ油、ブドウ油、ベイベリーロウ、ホホバ油、マカデミアナッツ油、ミツロウ、ミンク油、綿実油、綿ロウ、モクロウ、モクロウ核油、モンタンロウ、ヤシ油、硬化ヤシ油、トリヤシ油脂肪酸グリセライド、落花生油、ラノリン、液状ラノリン、還元ラノリン、ラノリンアルコール、硬質ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、POEラノリンアルコールエーテル、POEラノリンアルコールアセテート、ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール、POE水素添加ラノリンアルコールエーテル、卵黄油等;炭化水素油として、オゾケライト、スクワラン、スクワレン、セレシン、パラフィン、パラフィンワックス、流動パラフィン、プリスタン、ポリイソブチレン、マイクロクリスタリンワックス、ワセリン等;高級脂肪酸としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、アラキドン酸、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)、イソステアリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸等;高級アルコールとしては、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、パルミチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ヘキサデシルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、ヘキシルドデカノール、オクチルドデカノール、セトステアリルアルコール、2−デシルテトラデシノール、コレステロール、フィトステロール、POEコレステロールエーテル、モノステアリルグリセリンエーテル(バチルアルコール)、モノオレイルグリセリルエーテル(セラキルアルコール)等;エステル油としては、アジピン酸ジイソブチル、アジピン酸2−ヘキシルデシル、アジピン酸ジ−2−ヘプチルウンデシル、モノイソステアリン酸N−アルキルグリコール、イソステアリン酸イソセチル、イソノナン酸イソノニル、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、2−エチルヘキサン酸セチル、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、オクタン酸セチル、オクチルドデシルガムエステル、オレイン酸オレイル、オレイン酸オクチルドデシル、オレイン酸デシル、イソノナン酸イソノニル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、クエン酸トリエチル、コハク酸2−エチルヘキシル、酢酸アミル、酢酸エチル、酢酸ブチル、ステアリン酸イソセチル、ステアリン酸ブチル、セバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジ−2−エチルヘキシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、パルミチン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−ヘプチルウンデシル、12−ヒドロキシステアリル酸コレステリル、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸2−ヘキシルデシル、ミリスチン酸ミリスチル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、ラウリン酸エチル、ラウリン酸ヘキシル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸−2−オクチルドデシルエステル、リンゴ酸ジイソステアリル等;グリセライド油としては、アセトグリセリル、トリイソオクタン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリン、トリイソパルミチン酸グリセリル、モノステアリン酸グリセリル、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリル、トリミリスチン酸グリセリル、ミリスチン酸イソステアリン酸ジグリセリル;シリコーン油としては、ジメチルポリシロキサン、ビフェニルシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、メチルトリメチコン、アルキル変性シリコーン、フルオロシリコーン等が挙げられる。また、グリセリン、イソプレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、プロピレングリコール、ジグリセリン、マルチトール、マルビット液などの多価アルコールも挙げられる。
本発明の化粧料としては、スキンケア製品、頭髪製品、制汗剤製品、メイクアップ製品、紫外線防御製品、香料溶剤等が好ましい用途として挙げられる。例えば、ファンデーション、白粉、アイシャドー、アイライナー、アイブロー、チーク、ネイルカラー、リップクリーム、口紅、マスカラなどのメイクアップ化粧料、乳液、クリーム、ローション、サンスクリーン剤、サンタン剤、パック料、クレンジング料、洗顔料などの基礎化粧料、ヘアカラー、セット剤、ボディーパウダー、デオドラント、脱毛剤、石鹸、入浴剤、ハンドソープ、香水などが挙げられる。
また、製品の形態についても特に限定は無く、液状、乳液状、クリーム状、固形状、ペースト状、ゲル状、ホイップ状、スプレー状等であって良い。
以下に実施例を挙げ、本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
〔実施例1〜2、比較例1〜2〕
表1の処方と製造方法に従い水中油型ファンデーションを得た。尚、表中の単位は質量%である。
評価項目
女性パネラー10名を用いて、試験品を使用してもらい、保湿感、密着性、使用感、をアンケート形式で回答してもらい、評価が悪い場合を0点、評価が良い場合を5点とし、パネラーの平均点数を以って評価結果とした。従って、点数が高い程評価に優れていることを示す。また経時安定性は、40℃、3ヶ月間保存した後、その状態を目視により、以下の基準で評価した。
◎:状態に変化は認められない。
○:状態にやや変化が認められる。
△:状態に大きな変化が認められる。
×:分離が認められる。
Figure 2012201683
Figure 2012201683
製造方法
成分Aを70℃に加熱した。成分Cを均一に混合し、成分Bに加え70℃に加熱した。次いで成分Aを成分BとCの混合物に加え、室温まで冷却し、成分Dを加え、容器に充填して製品を得た。
表1の結果より、実施例1、2は、保湿感、密着性、使用感の全てにおいて優れており、また外観は、マーブル状〜油滴が水相中でカプセル状を呈しており、肌上に塗布することで、速やかに均一に乳化し、経時安定性にも優れていた。比較例1、2では、結晶セルロース処理粉体またはアシル化アミノ酸塩とL−リジンもしくはL−グルタミンとの縮合物処理粉体が配合されていないため、乳化能が充分ではなく、二相に分離してしまい、保湿感、密着性、使用感、経時安定性の全てにおいて劣るという結果になった。実施例1、2で得られた水中油型ファンデーションは、保湿性、滑らかな感触、優れた伸展性、肌のバリア機能肌への密着性に優れていた。

Claims (3)

  1. 非水溶性の微細結晶セルロースにて表面処理された粉体を水相に、ド記一般式(1)にて示されるアシル化アミノ酸塩とL−リジンもしくはL−グルタミンとの縮合物にて表面処理された粉体を油相に含有する水中油型化粧料。
    Figure 2012201683
  2. 界面活性剤を含有しない事を特徴とする請求項1記載の水中油型化粧料。
  3. 外観上は水相と油相が分離し、マーブル状〜油滴が水相中でカプセル状を呈しているが、肌上に塗布することで、速やかに均一に乳化することを特徴とする請求項1〜2記載の水中油型化粧料。
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