JP4668252B2 - 舗装機械 - Google Patents

舗装機械 Download PDF

Info

Publication number
JP4668252B2
JP4668252B2 JP2007280526A JP2007280526A JP4668252B2 JP 4668252 B2 JP4668252 B2 JP 4668252B2 JP 2007280526 A JP2007280526 A JP 2007280526A JP 2007280526 A JP2007280526 A JP 2007280526A JP 4668252 B2 JP4668252 B2 JP 4668252B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screed
screw
switch
contraction
expansion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007280526A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009108548A (ja
Inventor
信行 馬場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd filed Critical Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2007280526A priority Critical patent/JP4668252B2/ja
Publication of JP2009108548A publication Critical patent/JP2009108548A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4668252B2 publication Critical patent/JP4668252B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Road Paving Machines (AREA)

Description

本発明は舗装機械に関するものであり、特に、スクリードの伸縮操作に連動してスクリュースプレッダの回転を制御する舗装機械に関するものである。
従来の此種舗装機械は、トラックに積載した舗装材を車体の前部に設けられたホッパへ投入し、車体を自走させつつ、ホッパに収納された舗装材をフィーダコンベヤで後方へ搬送し、搬送された舗装材をスクリュースプレッダで車体の幅方向へ拡散させ、路面上に拡散された舗装材を車体の後部に設けられたスクリードで敷均すように構成されている。
前記スクリュースプレッダは、フィーダコンベヤにて供給される舗装材を左右両方向へ均等に拡散させるため、スクリュープレッダのフィンの向きが左右対称に形成されている。スクリューモータの駆動で前記スクリュースプレッダが所定方向に正転すると、フィーダコンベヤにて供給される舗装材がそれぞれ左右反対方向へ拡散されながら路面に落下する。
また、前記スクリードは、略車体幅に形成された主スクリードのほかに、主スクリードの後部に設けられて車体の幅方向に伸縮自在な補助スクリードが備えられている。補助スクリードはスクリード伸縮シリンダの駆動で伸縮し、前記スクリュースプレッダで左右方向に拡散された舗装材は、主スクリードと補助スクリードによって、所定の舗装幅でかつ所定の厚さに敷均される。
ここで、スクリード幅を拡げた状態からスクリード幅を狭めた状態に変更する場合がある。この場合、補助スクリードの先端からスクリュースプレッダまでの間には、すでにスクリュースプレッダで左右方向に拡散された舗装材が滞留しているため、そのままスクリード幅を収縮しようとすると、補助スクリードの外側に設けられているサイドプレートが滞留している舗装材にぶつかって、内側への移動が停止する。したがって、滞留している舗装材を除去する必要がある。
現状では、スクリュースプレッダの回転速度を管理している作業者が、スクリードの幅が変わるタイミングを見計らってスクリュースプレッダの回転を停止させ、他の作業者が滞留している舗装材を人力で除去するか、あるいは、スクリュースプレッダの回転を逆転させて舗装材を中央位置に掻き寄せながら、補助スクリードを収縮している。
しかし、スクリュースプレッダの回転速度を管理している作業者が舗装機械の上に乗車し、スクリードの幅を管理している作業者が舗装機械の下にいる場合、両者が連携を取り合いながら作業を行うのは熟練を必要とする。
スクリュースプレッダの回転を逆転させる技術としては、例えば特許文献1記載のスクリュースプレッダ装置が知られている。これは、フィーダコンベヤにて供給される舗装材がスクリュースプレッダの上に滞留すると、余剰の舗装材が左右何れかに偏ってアンバランスになる場合がある。このため、左側スクリュースプレッダと右側スクリュースプレッダをそれぞれ独立させて正逆2方向へ回転可能に形成し、左右のスクリュースプレッダが舗装材をそれぞれ左右反対方向へ送りながら左右均等に拡散する通常送り態様と、舗装材を左右同一方向へ送って反対側の滞留を解消しながら舗装材を左右均等に拡散する修正送り態様の何れかを、手許スイッチで択一的に切換えるように形成したものである。
また、特許文献2記載のアスファルトフィニッシャは、舗装作業開始時に、車体の走行を停止した状態で、フィーダコンベヤとスクリューコンベア(スクリュースプレッダ)を作動させて、予め舗装材を路面上に拡げておき、この状態から車体の走行を開始することにより、走行開始直後から舗装を行えるようにする場合がある。このように、フィーダコンベヤとスクリューコンベアを駆動中に車体が走行発進した場合は、フィーダコンベヤ用モータとスクリューコンベア用モータへの供給流量を制限して、エンジンや油圧ポンプに過大な負荷がかかることを防止するように形成されている。
特開2007−138429号公報 特開2006−307486号公報
特許文献1記載の発明は、複数個所に手許スイッチを設置しておき、運転席近傍の作業者あるいはスクリード近傍の作業者の何れもが、手許スイッチを操作することにより、スクリュースプレッダの回転方向を切換えることができる。しかし、スクリードの幅を管理する作業者の近傍に、スクリュースプレッダの回転を制御するスイッチを配置すると、該作業者の操作が煩雑になるという不具合が生じる。
特許文献2記載の発明は、走行発進停止スイッチを発進位置にしてから設定時間が経過しない場合、あるいは、走行発進停止スイッチを発進位置にしてから油圧ポンプやエンジンの負荷が許容範囲を超えた場合は、フィーダコンベヤ用モータとスクリューコンベア用モータへの供給流量を制限するものであり、補助スクリードの伸縮操作に連動してスクリュースプレッダの回転を制御するものではない。
そこで、スクリードの幅を収縮する際に、スクリュースプレッダの回転を自動的に制御できるようにするために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、供給される舗装材を車体の幅方向に拡散させるスクリュースプレッダと、路面上に拡散された舗装材を所望の舗装幅でかつ所望の厚さに敷き均すべく、車体の幅方向に伸縮自在なスクリードを備えた舗装機械において、前記スクリュースプレッダ駆動用のスクリューモータの回転方向を正転と逆転に切換える逆転スイッチと、前記スクリード伸縮駆動用のスクリード伸縮シリンダの伸縮方向を伸長と収縮に切換える伸縮スイッチとを設け、前記伸縮スイッチが収縮位置に操作されたときは、前記逆転スイッチの操作位置にかかわらず前記スクリューモータの回転方向を逆転させるコントローラを設けたことを特徴とする舗装機械を提供する。
この構成によれば、スクリード伸縮スイッチが伸長位置に操作されたときは、スクリードが幅方向外側へ拡開し、スクリード幅を拡げた状態で舗装作業が行なわれる。ホッパからフィーダコンベヤで供給される舗装材は、スクリュースプレッダの回転方向が正転のときは、車体の幅方向外側へ拡散しながらスクリード前方の路面上に撒布される。ここで、スクリード幅を狭める場合は、スクリード伸縮スイッチを収縮位置に操作してスクリード伸縮シリンダを収縮させるが、このスイッチ操作に連動してスクリュースプレッダの回転方向を逆転する。したがって、スクリードの前方に滞留している舗装材が、スクリュースプレッダの逆転で車体の内側方向へ掻き寄せられ、スクリードの収縮動作が容易に行われて、スクリード幅が収縮した状態となる。
請求項2記載の発明は、供給される舗装材を車体の幅方向に拡散させるスクリュースプレッダと、路面上に拡散された舗装材を所望の舗装幅でかつ所望の厚さに敷き均すべく、車体の幅方向に伸縮自在なスクリードを備えた舗装機械において、前記スクリュースプレッダ駆動用のスクリューモータの回転方向を正転と逆転に切換える逆転スイッチと、前記スクリード伸縮駆動用のスクリード伸縮シリンダの伸縮方向を伸長と収縮に切換える伸縮スイッチとを設け、前記伸縮スイッチが収縮位置に操作されたときは、前記逆転スイッチの操作位置にかかわらず前記スクリューモータの回転を停止させるコントローラを設けたことを特徴とする舗装機械を提供する。
この構成によれば、スクリード伸縮スイッチが伸長位置に操作されたときは、スクリードが幅方向外側へ拡開し、スクリード幅を拡げた状態で舗装作業が行なわれる。ホッパからフィーダコンベヤで供給される舗装材は、スクリュースプレッダの回転方向が正転のときは、車体の幅方向外側へ拡散しながらスクリード前方の路面上に撒布される。ここで、スクリード幅を狭める場合は、スクリード伸縮スイッチを収縮位置に操作してスクリード伸縮シリンダを収縮させるが、このスイッチ操作に連動してスクリュースプレッダの回転を停止する。スクリードの前方に滞留している舗装材が少ないときは、スクリードの収縮動作に伴って、滞留している舗装材も一緒に車体の内側方向へ掻き寄せられ、スクリード幅が収縮した状態となる。
請求項1記載の発明は、伸縮スイッチが収縮位置に操作されたときは、コントローラはスクリューモータの逆転スイッチの操作位置にかかわらずスクリューモータの回転方向を逆転させるので、スクリュースプレッダが自動的に逆転し、スクリードの前方に滞留している舗装材が、人手を煩わせることなく、車体の内側方向へ掻き寄せられて、スクリード幅の収縮が円滑に行われる。
請求項2記載の発明は、伸縮スイッチが収縮位置に操作されたときは、コントローラはスクリューモータの逆転スイッチの操作位置にかかわらずスクリューモータの回転を停止させるので、スクリュースプレッダによる舗装材の拡散が停止する。したがって、スクリードの前方に滞留している舗装材が少ないときは、スクリードの収縮動作に伴って、滞留している舗装材も一緒に車体の内側方向へ掻き寄せられ、人手を煩わせることなく、スクリード幅の収縮が円滑に行われる。
以下、本発明に係る舗装機械について、好適な実施例をあげて説明する。スクリードの幅を収縮する際に、スクリュースプレッダの回転を自動的に制御できるようにするという目的を達成するために、本発明は、供給される舗装材を車体の幅方向に拡散させるスクリュースプレッダと、路面上に拡散された舗装材を所望の舗装幅でかつ所望の厚さに敷き均すべく、車体の幅方向に伸縮自在なスクリードを備えた舗装機械において、前記スクリュースプレッダ駆動用のスクリューモータの回転方向を正転と逆転に切換える逆転スイッチと、前記スクリード伸縮駆動用のスクリード伸縮シリンダの伸縮方向を伸長と収縮に切換える伸縮スイッチとを設け、前記伸縮スイッチが収縮位置に操作されたときは、前記逆転スイッチの操作位置にかかわらず前記スクリューモータの回転方向を逆転させるコントローラを設けたことにより実現した。
図1は舗装機械の一例としてのアスファルトフィニッシャ10を示す平面図である。車体11の前部に舗装材を収納するホッパ12が設けられ、該ホッパ12の中央部底面に舗装材を後方へ搬送するフィーダコンベヤ13,13が設置されている。車体11の略中央部に運転席14が設けられているが、該運転席14は作業状況に応じて車体11の右側または左側に移動可能となっている。
運転席14の後方下部には、前記フィーダコンベヤ13にて搬送される舗装材を車体11の幅方向に拡散させるスクリュースプレッダ15と、該スクリュースプレッダ15にて路面上に拡散された舗装材を所望の舗装幅でかつ所望の厚さに敷き均すためのスクリード16が装着されている。
前記スクリュースプレッダ15は長さが二分割されており、左側スクリュースプレッダ15Lと右側スクリュースプレッダ15Rが横方向一列に並んで配置されている。左右それぞれの回転軸15La,15Raにはフィン15Lb,15Rbの向きが左右対称に形成されており、左右の回転軸15La,15Raの両端部は車体11に回転可能に支持されている。また、左右の回転軸15La,15Lbは別々のスクリューモータ20L,20Rに連結され、左側スクリュースプレッダ15Lと右側スクリュースプレッダ15Rの回転方向が、それぞれ独立して制御できるように構成されている。
左右のスクリューモータ20L,20Rの駆動で左右のスクリュースプレッダ15L,15Rが所定方向に正転すると、前記フィーダコンベヤ13,13にて供給される舗装材が、それぞれ左右反対方向へ拡散されながら路面に落下する。
また、前記スクリード16は、略車体幅に形成された主スクリード16Aのほかに、主スクリード16Aの後部に設けられて車体11の幅方向に伸縮自在な左側補助スクリード16Lと右側補助スクリード16Rが備えられている。左右の補助スクリード16L,16Rは別々のスクリード伸縮シリンダ21L,21Rの駆動で伸縮し、前記スクリュースプレッダ15で左右方向に拡散された舗装材は、主スクリード16Aと補助スクリード16L,16Rによって、所定の舗装幅でかつ所定の厚さに敷均される。
図示したように、例えば右側のスクリード伸縮シリンダ21Rが伸長すると、右の補助スクリード16Rがモールボード16Raおよびサイドプレート16Rbと一体に、車体11の右方向へ移動して、スクリード幅が右側に拡開する。なお、図示は省略するが、補助スクリード16L,16Rを伸長してスクリード幅を拡げたときは、前記スクリュースプレッダ15の両端部に補助スクリューを取り付けて、スクリュースプレッダ15の長さを延長して、舗装材を幅広く拡散できるようにする。
図2はスクリューモータおよびスクリード伸縮シリンダの油圧回路を示し、説明の都合上、片側のアクチュエータについてのみ説明する。同図(a)は右側のスクリューモータ20Rの油圧回路、同図(b)は右側のスクリード伸縮シリンダ21Rの油圧回路図である。
図2(a)において、油圧ポンプ30から吐出された圧油は、右スクリュー用のコントロール弁31を介してスクリューモータ20Rに給排される。コントロール弁31のスクリュー正転ソレノイド32aとスクリュー逆転ソレノイド32bは、コントローラ40に接続されている。
図示したように、コントローラ40から各ソレノイドへの指令信号がオフのときは、コントロール弁31が中立位置(イ)にあり、スクリューモータ20Rの各ポートがタンク33に連通してスクリューモータ20Rは停止状態である。
図示は省略するが、コントローラ40からスクリュー正転ソレノイド32aへ指令信号が送られると、該スクリュー正転ソレノイド32aがオンとなってコントロール弁31が正転位置(ロ)に切り換わり、油圧ポンプ30からの圧油がスクリューモータ20Rの一方のポートに供給され、スクリューモータ20Rが正転する。しかるときは、図1に示す右側スクリュースプレッダ15Rが正転し、舗装材が図中右方向へ送られて拡散される。
これに対して、コントローラ40からスクリュー逆転ソレノイド32bへ指令信号が送られると、該スクリュー逆転ソレノイド32bがオンとなってコントロール弁31が逆転位置(ハ)に切り換わり、油圧ポンプ30からの圧油がスクリューモータ20Rの他方のポートに供給され、スクリューモータ20Rが逆転する。しかるときは、図1に示す右側スクリュースプレッダ15Rが逆転し、舗装材が図中左方向へ送られて車体11の中央部に掻き寄せられる。
図2(b)において、油圧ポンプ30から吐出された圧油は、右スクリード用のコントロール弁34を介してスクリード伸縮シリンダ21Rに給排される。コントロール弁34のスクリード伸長ソレノイド35aとスクリード収縮ソレノイド35bは、コントローラ40に接続されている。
図示したように、コントローラ40から各ソレノイドへの指令信号がオフのときは、コントロール弁35が中立位置(イ)にあり、スクリード伸縮シリンダ21Rの各ポートがタンク33に連通してスクリード伸縮シリンダ21Rは停止状態である。
図示は省略するが、コントローラ40からスクリード伸長ソレノイド35aへ指令信号が送られると、該スクリード伸長ソレノイド35aがオンとなってコントロール弁34が伸長位置(ロ)に切り換わり、油圧ポンプ30からの圧油がスクリード伸縮シリンダ21Rの一方のポートに供給され、スクリード伸縮シリンダ21Rが伸長する。しかるときは、図1に示す右側補助スクリード16Rが伸長し、スクリード幅が拡がる。
これに対して、コントローラ40からスクリード収縮ソレノイド35bへ指令信号が送られると、該スクリード収縮ソレノイド35bがオンとなってコントロール弁34が収縮位置(ハ)に切り換わり、油圧ポンプ30からの圧油がスクリード伸縮シリンダ21Rの他方のポートに供給され、スクリード伸縮シリンダ21Rが収縮する。しかるときは、図1に示す右側補助スクリード16Rが収縮し、スクリード幅が狭くなる。
なお、左側のスクリューモータ20Lおよび左側のスクリード伸縮シリンダ21Lについては、図示およびその説明を省略するが、回転方向および伸縮方向が右側のスクリューモータ20Rおよび右側のスクリード伸縮シリンダ21Rと正逆あるいは左右対称になるだけで、動作についてはまったく同様である。
図3はスクリューモータおよびスクリード伸縮シリンダの電気回路の一例を示し、説明の都合上、図2と同様に、片側のアクチュエータについてのみ説明する。スクリュー逆転スイッチ37とスクリード伸縮スイッチ38の入力端子には電源36が接続され、スクリュー逆転スイッチ37の出力端子は、コントローラ40の正転入力ポート41および逆転入力ポート42に接続されている。また、スクリード伸縮スイッチ38の出力端子は、コントローラ40の収縮入力ポート43および伸長入力ポート44に接続されている。
前記コントローラ40には、スクリュー正転ソレノイド32aへの信号ポート45a,45bと、スクリュー逆転ソレノイド32bへの信号ポート46a,46bが設けられ、また、スクリード収縮ソレノイド35bへの信号ポート47と、スクリード伸長ソレノイド35aへの信号ポート48も設けられている。
図示したように、スクリュー逆転スイッチ37が正転位置にある場合は、コントローラ40からスクリュー正転ソレノイド32aへ指令信号が送られ、該スクリュー正転ソレノイド32aがオンとなり、スクリューモータ20Rが正転して、右側スクリュースプレッダ15Rが正転する。また、スクリード伸縮スイッチ38を伸長位置に操作すれば、コントローラ40からスクリード伸長ソレノイド35aへ指令信号が出力され、該スクリード伸長ソレノイド35aがオンとなり、スクリード伸縮シリンダ21Rが伸長して、右側補助スクリード16Rが伸長する。
図示は省略するが、前記スクリュー逆転スイッチ37が逆転位置にある場合は、コントローラ40からスクリュー逆転ソレノイド32bへ指令信号が送られ、該スクリュー逆転ソレノイド32bがオンとなり、スクリューモータ20Rが逆転して、右側スクリュースプレッダ15Rが逆転する。また、スクリード伸縮スイッチ38を収縮位置に操作すれば、コントローラ40からスクリード収縮ソレノイド35bへ指令信号が出力され、該スクリード収縮ソレノイド35bがオンとなり、スクリード伸縮シリンダ21Rが収縮して、右側補助スクリード16Rが収縮する。
なお、前述の油圧回路の説明と同様に、左側のスクリューモータ20Lおよび左側のスクリード伸縮シリンダ21Lについては、図示およびその説明を省略するが、電気的動作については、右側のスクリューモータ20Rおよび右側のスクリード伸縮シリンダ21Rとまったく同様である。
図4はスクリューモータおよびスクリード伸縮シリンダの電気回路の他の一例を示し、説明の都合上、図2と同様に、片側のアクチュエータについてのみ説明する。また、図3に示した電気回路と同一構成部分には同一符号を付して、その説明を省略する。
図3に示した電気回路と異なる箇所は、スクリード伸縮スイッチ38の出力端子が、コントローラ40の入力ポートではなく、直接スクリード伸長ソレノイド35aとスクリード収縮ソレノイド35bに接続されている。さらに、前記スクリュー逆転スイッチ37の逆転側の出力端子とスクリード伸縮スイッチ38の収縮側の出力端子は、ダイオード49を介して接続されている。
したがって、前記スクリード伸縮スイッチ38が収縮位置に操作されたとき、その信号がスクリード収縮ソレノイド35bへ送られるとともに、ダイオード49を経て逆転入力ポート42にも入力されるように形成されている。すなわち、スクリュー逆転スイッチ37の操作位置が正転あるいは逆転のどちらにあっても、その操作位置にかかわらず、コントローラ40を介してスクリュー逆転ソレノイド32bがオンとなり、スクリューモータ20Rが逆転して、右側スクリュースプレッダ15Rが逆転する。
なお、スクリュー逆転スイッチ37を逆転位置に操作した場合は、その信号がコントローラ40の逆転入力ポート42へ入力されるが、ダイオード49により、ソレノイド35bへの入力は阻止される。
図5は、図3または図4に記載した電気回路の動作に関する一例を示すフローチャートである。同図にしたがって、請求項1記載の発明に係る舗装機械におけるスクリューモータとスクリード伸縮シリンダの制御手順を説明する。
スクリュー逆転スイッチ37を正転位置に操作すると(ステップ01)、コントローラ40の正転入力ポート41に信号が入り、コントローラ40が信号ポート45a,45bへ制御信号を出力してスクリュー正転ソレノイド32aがオンとなり、スクリューモータ20Rが正転してスクリュースプレッダ15Rが正転動作を行う(ステップ01→02)。
これに対して、ステップ01でスクリュー逆転スイッチ37を逆転位置に操作すると、コントローラ40の逆転入力ポート42に信号が入り、コントローラ40が信号ポート46a,46bへ制御信号を出力してスクリュー逆転ソレノイド32bがオンとなり、スクリューモータ20Rが逆転してスクリュースプレッダ15Rが逆転動作を行う(ステップ01→05)。
また、スクリード伸縮スイッチ38を伸長位置に操作すると(ステップ03)、図3においては、コントローラ40の伸長入力ポート44に信号が入り、コントローラ40が信号ポート48へ制御信号を出力してスクリード伸長ソレノイド35aがオンとなり、図4においては、直接スクリード伸長ソレノイド35aに信号が入ってオンとなる。したがって、スクリード伸縮シリンダ21Rが伸長してスクリード幅が拡開する(ステップ03→04)。
これに対して、ステップ03でスクリード伸縮スイッチ38を収縮位置に操作すると、図3においては、コントローラ40の収縮入力ポート43に信号が入り、コントローラ40が信号ポート47へ制御信号を出力してスクリード収縮ソレノイド35bがオンとなり、図4においては、直接スクリード収縮ソレノイド35bに信号が入ってオンとなる。したがって、スクリード伸縮シリンダ21Rが収縮してスクリード幅が収縮する(ステップ03→06)。
いま、スクリュー逆転スイッチ37を正転位置に操作するとともに、スクリード伸縮スイッチ38を伸長位置に操作すれば、ステップ01→02→03→04のように、スクリュースプレッダ15Rが正転するとともに、補助スクリード16Rが伸長してスクリード幅が拡開する。したがって、フィーダコンベヤ13で供給される舗装材が車体11の外側方向へ送られて、主スクリード16Aおよびスクリード幅が拡がった補助スクリード16Rの前方の路面上に撒布され、拡散された舗装材が主スクリード16Aおよび補助スクリード16Rで路面に敷き均される。
ここで、スクリューモータ20Rが正転しているときに、スクリード幅を狭める場合は(ステップ01→02→03)、オペレータの操作により、スクリード伸縮スイッチ38を収縮位置に操作してスクリード伸縮シリンダ21Rを収縮させるが(ステップ03→06)、図3においては、このスイッチ操作に連動してコントローラ40の制御により、また図4においては、ダイオード49を経て逆転入力ポート42に入力された信号に基づくコントローラ40の制御により、何れの場合も、コントローラ40が信号ポート46a,46bへ制御信号を出力して、スクリュー逆転ソレノイド32bがオンとなり、スクリュースプレッダ15Rの回転方向が逆転する(ステップ07)。
すなわち、スクリード伸縮スイッチ38を収縮位置に操作してスクリード幅を縮めたときは、スクリュー逆転スイッチ37の操作位置が正転あるいは逆転のどちらにあっても、その操作位置にかかわらず、スクリューモータ20Rが逆転して、右側スクリュースプレッダ15Rが逆転する。
したがって、スクリード16の前方に滞留している舗装材が、スクリュースプレッダ15Rの逆転で車体11の内側方向へ掻き寄せられ、スクリード16の収縮動作が容易に行われて、スクリード幅が収縮した状態となる。すなわち、従来のように、人手を煩わせてスクリード16の前方に滞留している舗装材を掻き寄せる必要がなく、スクリード幅の収縮が容易かつ円滑に行われる。
図6は図3または図4に記載した電気回路の動作に関する他の一例を示すフローチャートである。同図にしたがって、請求項2記載の発明に係る舗装機械におけるスクリューモータとスクリード伸縮シリンダの制御手順を説明する。
スクリュー逆転スイッチの正転操作または逆転操作(ステップ01,02,05)、ならびに、スクリード伸縮スイッチの伸長操作または収縮操作(ステップ03,04,06)に関しては、図5にて前述した動作とまったく同じである。
いま、スクリュー逆転スイッチ37を正転位置に操作するとともに、スクリード伸縮スイッチ38を伸長位置に操作すれば、ステップ01→02→03→04のように、スクリュースプレッダ15Rが正転するとともに、補助スクリード16Rが伸長してスクリード幅が拡開する。したがって、フィーダコンベヤ13で供給される舗装材が車体11の外側方向へ送られて、主スクリード16Aおよびスクリード幅が拡がった補助スクリード16Rの前方の路面上に撒布され、拡散された舗装材が主スクリード16Aおよび補助スクリード16Rで路面に敷き均される。
ここで、スクリューモータ20Rが正転しているときに、スクリード幅を狭める場合は(ステップ01→02→03)、オペレータの操作により、スクリード伸縮スイッチ38を収縮位置に操作してスクリード伸縮シリンダ21Rを収縮させるが(ステップ03→06)、スクリュースプレッダで拡散されてスクリード16の前方に滞留している舗装材が少ないときは、図5にて説明したようにスクリュースプレッダ15Rの回転方向を逆転する必要はなく、スクリュースプレッダ15Rの回転を停止して、その状態のままスクリード幅を狭めれば、補助スクリード16Rのサイドプレート16Rbによって前記滞留している舗装材が車体の内側方向へ掻き寄せられる。
すなわち、滞留している舗装材が少ないときは、スクリード伸縮スイッチ38を収縮位置に操作してスクリード伸縮シリンダ21Rを収縮させ(ステップ03→06)、このスイッチ操作に連動してスクリュースプレッダ15Rの回転を停止する(ステップ07)。したがって、スクリード16の前方に滞留している舗装材が、スクリード16の収縮動作に伴って、車体11の内側方向へ掻き寄せられ、スクリード16の収縮動作が容易に行われて、スクリード幅が収縮した状態となる。すなわち、図5にて説明した制御手順と同様に、人手を煩わせてスクリードの前方に滞留している舗装材を掻き寄せる必要がなく、スクリード幅の収縮が容易かつ円滑に行われる。
なお、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
本発明が適用されたアスファルトフィニッシャの平面図。 本発明に係る油圧回路図。 本発明に係る電気回路の一例を示す図。 本発明に係る電気回路の他の一例を示す図。 請求項1記載の発明に係る制御手順を説明するフローチャート。 請求項2記載の発明に係る制御手順を説明するフローチャート。
符号の説明
10 アスファルトフィニッシャ
11 車体
12 ホッパ
13 フィーダコンベヤ
15 スクリュースプレッダ
15L 左側スクリュースプレッダ
15R 右側スクリュースプレッダ
16 スクリード
16A 主スクリード
16L 左側補助スクリード
16R 右側補助スクリード
20L 左スクリューモータ
20R 右スクリューモータ
21L 左スクリード伸縮シリンダ
21R 右スクリード伸縮シリンダ
30 油圧ポンプ
31 コントロール弁
32a スクリュー正転ソレノイド
32b スクリュー逆転ソレノイド
34 コントロール弁
35a スクリード伸長ソレノイド
35b スクリード収縮ソレノイド
36 電源
37 スクリュー逆転スイッチ
38 スクリード伸縮スイッチ
40 コントローラ
49 ダイオード

Claims (2)

  1. 供給される舗装材を車体の幅方向に拡散させるスクリュースプレッダと、路面上に拡散された舗装材を所望の舗装幅でかつ所望の厚さに敷き均すべく、車体の幅方向に伸縮自在なスクリードを備えた舗装機械において、
    前記スクリュースプレッダ駆動用のスクリューモータの回転方向を正転と逆転に切換える逆転スイッチと、前記スクリード伸縮駆動用のスクリード伸縮シリンダの伸縮方向を伸長と収縮に切換える伸縮スイッチとを設け、
    前記伸縮スイッチが収縮位置に操作されたときは、前記逆転スイッチの操作位置にかかわらず前記スクリューモータの回転方向を逆転させるコントローラを設けたことを特徴とする舗装機械。
  2. 供給される舗装材を車体の幅方向に拡散させるスクリュースプレッダと、路面上に拡散された舗装材を所望の舗装幅でかつ所望の厚さに敷き均すべく、車体の幅方向に伸縮自在なスクリードを備えた舗装機械において、
    前記スクリュースプレッダ駆動用のスクリューモータの回転方向を正転と逆転に切換える逆転スイッチと、前記スクリード伸縮駆動用のスクリード伸縮シリンダの伸縮方向を伸長と収縮に切換える伸縮スイッチとを設け、
    前記伸縮スイッチが収縮位置に操作されたときは、前記逆転スイッチの操作位置にかかわらず前記スクリューモータの回転を停止させるコントローラを設けたことを特徴とする舗装機械。
JP2007280526A 2007-10-29 2007-10-29 舗装機械 Expired - Fee Related JP4668252B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007280526A JP4668252B2 (ja) 2007-10-29 2007-10-29 舗装機械

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007280526A JP4668252B2 (ja) 2007-10-29 2007-10-29 舗装機械

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009108548A JP2009108548A (ja) 2009-05-21
JP4668252B2 true JP4668252B2 (ja) 2011-04-13

Family

ID=40777318

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007280526A Expired - Fee Related JP4668252B2 (ja) 2007-10-29 2007-10-29 舗装機械

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4668252B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2325390B2 (de) * 2009-10-20 2019-06-26 Joseph Vögele AG Einbaubohle und Straßenfertiger
JP5479929B2 (ja) * 2010-02-02 2014-04-23 株式会社Nippo スクリード装置
JP7352960B2 (ja) 2020-02-10 2023-09-29 範多機械株式会社 道路舗装機械

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH093820A (ja) * 1995-06-16 1997-01-07 Sakai Heavy Ind Ltd 舗装車両
JPH10114910A (ja) * 1996-10-11 1998-05-06 Nippon Hodo Co Ltd 自走式コンクリート仕上げ機械
JP2006307486A (ja) * 2005-04-27 2006-11-09 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd アスファルトフィニッシャ
JP2007138429A (ja) * 2005-11-15 2007-06-07 Sumitomo (Shi) Construction Machinery Manufacturing Co Ltd 舗装用建設機械におけるスクリュースプレッダ装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH093820A (ja) * 1995-06-16 1997-01-07 Sakai Heavy Ind Ltd 舗装車両
JPH10114910A (ja) * 1996-10-11 1998-05-06 Nippon Hodo Co Ltd 自走式コンクリート仕上げ機械
JP2006307486A (ja) * 2005-04-27 2006-11-09 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd アスファルトフィニッシャ
JP2007138429A (ja) * 2005-11-15 2007-06-07 Sumitomo (Shi) Construction Machinery Manufacturing Co Ltd 舗装用建設機械におけるスクリュースプレッダ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009108548A (ja) 2009-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN206219955U (zh) 铺路机
JP4668252B2 (ja) 舗装機械
JP5960443B2 (ja) 材料ディフレクタを備えた道路形成機械
US10208435B2 (en) Attachment screed unit for a road paver and road paver having such an attachment screed unit
JP2006307486A (ja) アスファルトフィニッシャ
JP2000355905A (ja) アスファルトフィニッシャ等の道路舗設車両のスクリード装置
US10472779B2 (en) Road finisher with liftable chassis
JP5097051B2 (ja) 建設機械の油圧制御装置
JP6581931B2 (ja) モータグレーダにおける制御方法およびモータグレーダ
JP6419521B2 (ja) 道路機械
WO2017164055A1 (ja) モータグレーダにおける制御方法およびモータグレーダ
JP6690858B2 (ja) 作業機の油圧システム
JP7291189B2 (ja) 道路仕上げ機のチャネルプレート構成
JP2009121192A (ja) 舗装機械の締め固め制御装置
JP6162613B2 (ja) 道路舗装機械
JP2010222803A (ja) 舗装機械のスクリード装置
JP5850811B2 (ja) マルチアスファルトフィニッシャ
JPH093820A (ja) 舗装車両
JP2007138429A (ja) 舗装用建設機械におけるスクリュースプレッダ装置
JP5089670B2 (ja) 舗装機械におけるスクリード伸縮装置
JPH09217315A (ja) アスファルトフィニッシャ
JP6535871B2 (ja) 産業用車両
WO2016121287A1 (ja) 作業車両のエンジン制御装置
WO2022201676A1 (ja) 作業機械
JP2022154675A (ja) アスファルトフィニッシャ

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20090623

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090724

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090731

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20091008

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110111

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110112

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees