JP2009121192A - 舗装機械の締め固め制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】舗装機械がカーブに沿って舗装作業を行うときに、カーブの外側と内側で走行速度に差が生じても、締め固め装置の作動量を左右とも最適に調整して仕上がりのよい舗装を行うことができるようにする。
【解決手段】締め固め装置31L,31Rは油圧モータ32L,32Rの駆動により作動し、作動調整手段は前記油圧モータ32L,32Rへの圧油の流量を調整する電磁比例制御弁33L,33Rにて構成され、さらに、車体本体の走行速度を検出する車体走行速度検出手段22と、ステアリングの切れ角を検出するステアリング切れ角検出手段23と、スクリードの張り出し量を検出するスクリード張り出し検出手段25,27を設け、各検出手段からの検出信号に基づき、左右の電磁比例制御弁33L,33Rへそれぞれ制御信号を出力して締め固め装置31L,31Rの作動量を左右で独立して増減できるようにした。
【選択図】図3

Description

本発明は舗装機械の締め固め制御装置に関するものであり、特に、アスファルトフィニッシャなどの舗装機械における締め固め装置の回転数や振動数の自動制御に関するものである。
従来、此種舗装機械には、タンパやバイブレータなどの締め固め装置と、該タンパやバイブレータの回転数や振動数の作動を制御して前記締め固め装置の作動を調整する作動調整手段が備えられており、仕上がりのよい舗装作業を行えるように形成されている。
ここで、舗装速度や舗装厚に合わせてオペレータが手動で前記締め固め装置の作動を調整するのでは、オペレータが調整を忘れることがあり、これによって舗装面が荒れたり所定の締め固め度が得られなかったりするという不具合がある。
この不具合を解消するために、本願出願人は、舗装速度検出手段や舗装厚検出手段を設け、これらの検出信号を演算装置で演算して電磁比例制御弁を制御することにより、タンパやバイブレータなどを駆動する油圧モータへの圧油の流量を調整するように構成した舗装機械の締め固め制御装置を出願しており、該締め固め制御装置が特許されている(特許文献1参照)。
特許第3797652号公報
特許文献1記載の発明は、舗装速度情報および舗装厚情報に基づいて、締め固め装置を構成するタンパやバイブレータの回転数や振動数の作動を自動制御して、仕上がりのよい舗装作業を可能にしている。
ここで、道路がカーブしている場合は、図8に示すように、舗装機械がカーブに沿って舗装作業を行うときに、車体50の中央部の回転半径をr0とすれば、右側スクリード51の外側端部の回転半径r1と、左側スクリード52の外側端部の回転半径r2とがそれぞれ異なるため、右側スクリード51の外側端部の走行速度と、左側スクリード52の外側端部の走行速度が異なってくる。
しかし、特許文献1記載の発明では1つの走行速度(舗装速度)に基づいて締め固め装置の作動を調整するが、車体の左右で走行速度が異なる場合は対応できなくなる。車体の左右の走行速度の差は、カーブの半径が小さければ小さいほど、また、舗装幅が広ければ広いほど、スクリード51,52の左右両端部での回転半径の差が大きくなって、走行速度による影響が大きくなる。
そこで、舗装機械がカーブに沿って舗装作業を行うときに、カーブの外側と内側で走行速度に差が生じても、締め固め装置の作動量を左右とも最適に調整して仕上がりのよい舗装を行うことができるようにするために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、締め固め装置と、該締め固め装置の作動を調整する作動調整手段を備えた舗装機械において、前記締め固め装置は油圧モータの駆動により作動し、前記作動調整手段は前記油圧モータへの圧油の流量を調整する電磁比例制御弁にて構成され、該電磁比例制御弁を複数設けて前記締め固め装置を左右独立して作動可能に形成し、さらに、車体本体の走行速度を検出する車体走行速度検出手段と、ステアリングの切れ角を検出するステアリング切れ角検出手段と、スクリードの張り出し量を検出するスクリード張り出し検出手段を設け、前記車体走行速度検出手段からの検出信号と、前記ステアリング切れ角検出手段からの検出信号と、前記スクリード張り出し検出手段からの検出信号に基づき、前記左右の電磁比例制御弁へそれぞれ制御信号を出力して前記締め固め装置の作動量を左右で独立して増減できるようにした制御手段を有することを特徴とする舗装機械の締め固め制御装置を提供する。
この構成によれば、締め固め装置の作動を調整する作動調整手段としての電磁比例制御弁を複数設けて締め固め装置を左右独立して作動可能に形成してあるので、車体走行速度検出手段からの検出信号と、ステアリング切れ角検出手段からの検出信号と、スクリード張り出し検出手段からの検出信号に基づき、制御手段が車体の旋回状態を判断して、左右の電磁比例制御弁へそれぞれ制御信号を出力する。したがって、車体の旋回状態に応じて締め固め装置の作動量を左右で独立して増減でき、仕上がりのよい舗装が行われる。
請求項2記載の発明は、締め固め装置と、該締め固め装置の作動を調整する作動調整手段を備えた舗装機械において、前記締め固め装置は油圧モータの駆動により作動し、前記作動調整手段は前記油圧モータへの圧油の流量を調整する電磁比例制御弁にて構成され、該電磁比例制御弁を複数設けて前記締め固め装置を左右独立して作動可能に形成し、さらに、左右の走行装置に左右それぞれの走行速度を検出する左右走行速度検出手段と、スクリードの張り出し量を検出するスクリード張り出し検出手段を設け、前記左右走行速度検出手段からの検出信号と、前記スクリード張り出し検出手段からの検出信号に基づき、前記左右の電磁比例制御弁へそれぞれ制御信号を出力して前記締め固め装置の作動量を左右で独立して増減できるようにした制御手段を有することを特徴とする舗装機械の締め固め制御装置を提供する。
この構成によれば、締め固め装置の作動を調整する作動調整手段としての電磁比例制御弁を複数設けて締め固め装置を左右独立して作動可能に形成してあるので、左右走行速度検出手段からの検出信号と、スクリード張り出し検出手段からの検出信号に基づき、制御手段が車体の左右の走行装置におけるそれぞれ走行速度に応じて、左右の電磁比例制御弁へそれぞれ制御信号を出力する。したがって、車体の旋回内側と旋回外側のそれぞれの走行速度に応じて締め固め装置の作動量を左右で独立して増減でき、仕上がりのよい舗装が行われる。
請求項3記載の発明は、締め固め装置と、該締め固め装置の作動を調整する作動調整手段を備えた舗装機械において、前記締め固め装置は油圧モータの駆動により作動し、前記作動調整手段は前記油圧モータへの圧油の流量を調整する電磁比例制御弁にて構成され、該電磁比例制御弁を複数設けて前記締め固め装置を左右独立して作動可能に形成し、さらに、スクリードの左右両端部に左右それぞれの走行速度を検出する左右走行速度検出手段を設けるとともに、スクリードの張り出し量を検出するスクリード張り出し検出手段を設け、前記左右走行速度検出手段からの検出信号と、前記スクリード張り出し検出手段からの検出信号に基づき、前記左右の電磁比例制御弁へそれぞれ制御信号を出力して前記締め固め装置の作動量を左右で独立して増減できるようにした制御手段を有することを特徴とする舗装機械の締め固め制御装置を提供する。
この構成によれば、締め固め装置の作動を調整する作動調整手段としての電磁比例制御弁を複数設けて締め固め装置を左右独立して作動可能に形成してあるので、左右走行速度検出手段からの検出信号と、スクリード張り出し検出手段からの検出信号に基づき、制御手段がスクリードの左右両端部におけるそれぞれ走行速度に応じて、左右の電磁比例制御弁へそれぞれ制御信号を出力する。したがって、車体の旋回内側と旋回外側のそれぞれのスクリードの両端部での走行速度に応じて締め固め装置の作動量を左右で独立して増減でき、仕上がりのよい舗装が行われる。
請求項1記載の発明は、車体走行速度検出手段からの検出信号と、ステアリング切れ角検出手段からの検出信号と、スクリード張り出し検出手段からの検出信号に基づき、制御手段が車体の旋回状態を判断して、締め固め装置の作動量を左右で独立して増減するので、カーブに沿って舗装作業を行うときに、カーブの外側と内側で走行速度に差が生じても、仕上がりのよい舗装を行うことができる。
請求項2記載の発明は、左右走行速度検出手段からの検出信号と、スクリード張り出し検出手段からの検出信号に基づき、制御手段が車体の左右の走行装置におけるそれぞれ走行速度に応じて、締め固め装置の作動量を左右で独立して増減するので、カーブに沿って舗装作業を行うときに、車体の旋回内側と旋回外側のそれぞれの走行速度に応じて、仕上がりのよい舗装を行うことができる。
請求項3記載の発明は、左右走行速度検出手段からの検出信号と、スクリード張り出し検出手段からの検出信号に基づき、制御手段がスクリードの左右両端部におけるそれぞれ走行速度に応じて、締め固め装置の作動量を左右で独立して増減するので、車体の旋回内側と旋回外側のスクリードの両端部での走行速度に応じて、仕上がりのよい舗装を行うことができる。
以下、本発明に係る舗装機械の締め固め制御装置について、好適な実施例をあげて説明する。舗装機械がカーブに沿って舗装作業を行うときに、カーブの外側と内側で走行速度に差が生じても、締め固め装置の作動量を左右とも最適に調整して仕上がりのよい舗装を行うことができるようにするという目的を達成するために、本発明は締め固め装置と、該締め固め装置の作動を調整する作動調整手段を備えた舗装機械の締め固め制御装置において、前記締め固め装置は油圧モータの駆動により作動し、前記作動調整手段は前記油圧モータへの圧油の流量を調整する電磁比例制御弁にて構成され、該電磁比例制御弁を複数設けて前記締め固め装置を左右独立して作動可能に形成し、さらに、車体本体の走行速度を検出する車体走行速度検出手段と、ステアリングの切れ角を検出するステアリング切れ角検出手段と、スクリードの張り出し量を検出するスクリード張り出し検出手段を設け、前記車体走行速度検出手段からの検出信号と、前記ステアリング切れ角検出手段からの検出信号と、前記スクリード張り出し検出手段からの検出信号に基づき、前記左右の電磁比例制御弁へそれぞれ制御信号を出力して前記締め固め装置の作動量を左右で独立して増減できるようにした制御手段を有することにより実現した。
図1は舗装機械の一例としてホイール式のアスファルトフィニッシャ10を示す側面図、図2はその平面図である。図1および図2に示すように、当該アスファルトフィニッシャ10は、車体11の前部にホッパ12が配置され、該ホッパ12に投入されたアスファルト合材はフィーダコンベヤ13により後方へ搬送され、車体11の後部に設けたスクリュースプレッダ14にて車体11の幅方向へ拡散されながら路面へ撒布され、撒布されたアスファルト合材はスクリード15により均等な厚さに敷き均される。
車体11の両側から後方に向けてレベリングアーム16を延出し、該レベリングアーム16の後端に前記スクリード15の外側面が装着されている。該スクリードは主スクリード15Aと、該主スクリード15Aの後部に設けられて、車体11の幅方向へ伸縮可能な補助スクリード15B,15Cとから構成されている。また、車体11の中央部から後部にかけて、ステアリング部17と運転席18が設けられている。
図示は省略するが、前記スクリード15にはタンパやバイブレータと、これらに回転や振動を与える油圧モータからなる締め固め装置が装着されている。後述するように、締め固め装置は、車体11の左側部分の舗装材を締め固める左締め固め装置と、車体11の右側部分の舗装材を締め固める右締め固め装置とに分かれており、それぞれの締め固め装置が左右独立して作動するように構成されている。
そして、車体11の左右両側には、前記ホッパ12の下部位置に前輪19,19が設けられ、前記ステアリング部17から運転席18付近の下部位置に後輪20,20がそれぞれ設けられている。後輪20,20は油圧モータなどからなる走行装置21にて駆動される。図示例のホイール式アスファルトフィニッシャ10では、前記ステアリング部17の操作により、前輪19または後輪20、あるいは前輪19と後輪20が回向して車体11が旋回する。
図3は、前記ホイール式アスファルトフィニッシャ10における制御回路の一例を示す説明図であり、前記走行装置21には車体11本体の走行速度を検出するための車体走行速度検出手段22が設けられている。また、前記ステアリング部17にはステアリングの切れ角を検出するためのステアリング切れ角検出手段23が設けられている。さらに、前記スクリード15の張り出し量を検出するために、左側の補助スクリード15B用の伸縮シリンダ24に左スクリード張り出し検出手段25を設け、右側の補助スクリード15C用の伸縮シリンダ26に右スクリード張り出し検出手段27を設けてある。これらの検出手段22,23,25,27は、それぞれ制御手段30に接続されている。
一方、締め固め装置は前述したように、左締め固め装置31Lと右締め固め装置31Rとに分かれており、それぞれ油圧モータ32Lと油圧モータ32Rにより、左右独立して作動する。そして、締め固め装置の作動を調整する作動調整手段として、左締め固め装置31Lの油圧モータ32Lの圧油の流量を調整する電磁比例制御弁33Lと、右締め固め装置31Rの油圧モータ32Rの圧油の流量を調整する電磁比例制御弁33Rの、複数の電磁比例制御弁が設けられている。
油圧ポンプ34から吐出される圧油は、前記制御手段30の指令信号に基づき電磁比例制御弁33Lと電磁比例制御弁33Rによって流量が制御され、左締め固め装置31Lの油圧モータ32Lと、右締め固め装置31Rの油圧モータ32Rに供給されてタンク35に戻り、タンパやバイブレータなどが作動して締め固めが行われる。
次に、図3の制御回路の動作を説明すれば、前記車体走行速度検出手段22からの車体走行速度の検出信号と、前記ステアリング切れ角検出手段23からのステアリング切れ角の検出信号と、前記スクリード張り出し検出手段25,27からのスクリード張り出し量の検出信号が制御手段30に入力され、これらの検出信号に基づき制御手段30が車体11の旋回状態を判断して、左右の電磁比例制御弁33L,33Rへそれぞれ制御信号を出力する。
すなわち、車体11の旋回状態に応じて、電磁比例制御弁33L,33Rを介して油圧モータ32L,32Rへ供給される圧油の流量を任意に調整することによって、締め固め装置31L,31Rの作動量を左右で独立して増減できる。したがって、カーブに沿って舗装作業を行うときに、カーブの外側と内側で走行速度に差が生じても、仕上がりのよい舗装を行うことができる。
図4は舗装機械の他の一例としてクローラ式のアスファルトフィニッシャ40を示す側面図である。図1および図2に示したホイール式のアスファルトフィニッシャ10と同一構成部分には同一符号を付して重複説明は省略する。ホイール式のアスファルトフィニッシャ10と大きく異なる箇所は、前輪および後輪の代わりに、車体11前部のホッパ12の下部位置に設けた受動スプロケット41と、車体11後部の運転席18付近の下部位置に設けた駆動スプロケット42との間にクローラ43が卷装されている。またステアリング部に代えて走行レバー部44が設けられ、該走行レバー部44の操作により、左右のクローラ43の回転速度を異にして車体11を旋回させる。
図5は、前記クローラ式アスファルトフィニッシャ40における制御回路の一例を示す説明図であり、図3に示したホイール式のアスファルトフィニッシャ10の制御回路と同一構成部分には同一符号を付して重複説明は省略する。ホイール式のアスファルトフィニッシャ10と大きく異なる箇所は、車体11を旋回させるときは、左側の走行装置45Lと右側の走行装置45Rをそれぞれ独立して駆動し、駆動スプロケット42の回転数を左右で異にする。このとき、左右それぞれの走行速度を検出するために、左側の走行装置45Lに左走行速度検出手段46Lを設け、右側の走行装置45Rに右走行速度検出手段46Rを設けてある。これらの検出手段46L,46Rは、それぞれ制御手段30に接続されている。
次に、図5の制御回路の動作を説明すれば、前記左走行速度検出手段46Lからの左走行速度および右走行速度検出手段46Rからの右走行速度の検出信号と、前記スクリード張り出し検出手段25,27からのスクリード張り出し量の検出信号が制御手段30に入力され、これらの検出信号に基づき制御手段30が車体11の旋回状態を判断して、左右の電磁比例制御弁33L,33Rへそれぞれ制御信号を出力する。
すなわち、車体11の旋回状態に応じて、電磁比例制御弁33L,33Rを介して油圧モータ32L,32Rへ供給される圧油の流量を任意に調整することによって、締め固め装置31L,31Rの作動量を左右で独立して増減できる。したがって、カーブに沿って舗装作業を行うときに、カーブの外側と内側で走行速度に差が生じても、仕上がりのよい舗装を行うことができる。
図6は変形例を示したものであり、ホイール式のアスファルトフィニッシャ10のスクリード15の左右両端部に、左右それぞれの走行速度を検出する走行速度検出手段47L,47Rを設けてある。例えば、左側の補助スクリード15Bの外側端部に左走行速度検出手段47Lを設置し、右側の補助スクリード15Cの外側端部に右左走行速度検出手段47Rを設置する。なお、図示は省略するが、クローラ式アスファルトフィニッシャ40においても、スクリード15の左右両端部に、左右それぞれの走行速度を検出する走行速度検出手段47L,47Rを設けることもできる。
図7は、図6に示した変形例の制御回路を示す説明図であり、図3および図5の制御回路と同一構成部分には同一符号を付して重複説明は省略する。この構成の場合、スクリード15の左右両端部にそれぞれ走行速度検出手段47L,47Rを設け、これらの検出手段47L,47Rは、それぞれ制御手段30に接続されている。
図7の制御回路の動作を説明すれば、前記左走行速度検出手段47Lからの左走行速度および右走行速度検出手段47Rからの右走行速度の検出信号と、前記スクリード張り出し検出手段25,27からのスクリード張り出し量の検出信号が制御手段30に入力され、これらの検出信号に基づき制御手段30が車体11の旋回状態を判断して、左右の電磁比例制御弁33L,33Rへそれぞれ制御信号を出力する。
すなわち、車体11の旋回状態に応じて、電磁比例制御弁33L,33Rを介して油圧モータ32L,32Rへ供給される圧油の流量を任意に調整することによって、締め固め装置31L,31Rの作動量を左右で独立して増減できる。したがって、カーブに沿って舗装作業を行うときに、カーブの外側と内側で走行速度に差が生じても、仕上がりのよい舗装を行うことができる。
とくに、スクリード15の両端部にそれぞれ走行速度検出手段47L,47Rを設けてあるので、締め固め装置31L,31Rに最も近傍である部分の走行速度差を検出することができ、より一層仕上がりのよい舗装作業を行うことができる。
なお、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
本発明が適用されたホイール式のアスファルトフィニッシャの側面図。 図1に示したアスファルトフィニッシャの平面図。 図1に示したアスファルトフィニッシャにおける制御回路の説明図。 本発明が適用されたクローラ式のアスファルトフィニッシャの側面図。 図4に示したアスファルトフィニッシャにおける制御回路の説明図。 本発明の変形例を示したアスファルトフィニッシャの側面図。 図6に示したアスファルトフィニッシャにおける制御回路の説明図。 舗装機械がカーブに沿って舗装作業を行う状況の説明図。
符号の説明
10 ホイール式のアスファルトフィニッシャ
11 車体
15 スクリード
15A 主スクリード
15B 補助スクリード
15C 補助スクリード
17 ステアリング部
21 走行装置
22 車体走行速度検出手段
23 ステアリング切れ角検出手段
24,26 伸縮シリンダ
25,27 スクリード張り出し検出手段
30 制御手段
31L,31R 締め固め装置
32L,32R 油圧モータ
33L,33R 電磁比例制御弁(作動調整手段)
34 油圧ポンプ

Claims (3)

  1. 締め固め装置と、該締め固め装置の作動を調整する作動調整手段を備えた舗装機械において、
    前記締め固め装置は油圧モータの駆動により作動し、前記作動調整手段は前記油圧モータへの圧油の流量を調整する電磁比例制御弁にて構成され、該電磁比例制御弁を複数設けて前記締め固め装置を左右独立して作動可能に形成し、
    さらに、車体本体の走行速度を検出する車体走行速度検出手段と、ステアリングの切れ角を検出するステアリング切れ角検出手段と、スクリードの張り出し量を検出するスクリード張り出し検出手段を設け、
    前記車体走行速度検出手段からの検出信号と、前記ステアリング切れ角検出手段からの検出信号と、前記スクリード張り出し検出手段からの検出信号に基づき、前記左右の電磁比例制御弁へそれぞれ制御信号を出力して前記締め固め装置の作動量を左右で独立して増減できるようにした制御手段を有することを特徴とする舗装機械の締め固め制御装置。
  2. 締め固め装置と、該締め固め装置の作動を調整する作動調整手段を備えた舗装機械において、
    前記締め固め装置は油圧モータの駆動により作動し、前記作動調整手段は前記油圧モータへの圧油の流量を調整する電磁比例制御弁にて構成され、該電磁比例制御弁を複数設けて前記締め固め装置を左右独立して作動可能に形成し、
    さらに、左右の走行装置に左右それぞれの走行速度を検出する左右走行速度検出手段と、スクリードの張り出し量を検出するスクリード張り出し検出手段を設け、
    前記左右走行速度検出手段からの検出信号と、前記スクリード張り出し検出手段からの検出信号に基づき、前記左右の電磁比例制御弁へそれぞれ制御信号を出力して前記締め固め装置の作動量を左右で独立して増減できるようにした制御手段を有することを特徴とする舗装機械の締め固め制御装置。
  3. 締め固め装置と、該締め固め装置の作動を調整する作動調整手段を備えた舗装機械において、
    前記締め固め装置は油圧モータの駆動により作動し、前記作動調整手段は前記油圧モータへの圧油の流量を調整する電磁比例制御弁にて構成され、該電磁比例制御弁を複数設けて前記締め固め装置を左右独立して作動可能に形成し、
    さらに、スクリードの左右両端部に左右それぞれの走行速度を検出する左右走行速度検出手段を設けるとともに、スクリードの張り出し量を検出するスクリード張り出し検出手段を設け、
    前記左右走行速度検出手段からの検出信号と、前記スクリード張り出し検出手段からの検出信号に基づき、前記左右の電磁比例制御弁へそれぞれ制御信号を出力して前記締め固め装置の作動量を左右で独立して増減できるようにした制御手段を有することを特徴とする舗装機械の締め固め制御装置。
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