JP4662822B2 - 光硬化型インクジェット記録装置 - Google Patents
光硬化型インクジェット記録装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4662822B2 JP4662822B2 JP2005209138A JP2005209138A JP4662822B2 JP 4662822 B2 JP4662822 B2 JP 4662822B2 JP 2005209138 A JP2005209138 A JP 2005209138A JP 2005209138 A JP2005209138 A JP 2005209138A JP 4662822 B2 JP4662822 B2 JP 4662822B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- acid
- recording medium
- ether
- ultraviolet irradiation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J11/00—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
- B41J11/0015—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form for treating before, during or after printing or for uniform coating or laminating the copy material before or after printing
- B41J11/002—Curing or drying the ink on the copy materials, e.g. by heating or irradiating
- B41J11/0021—Curing or drying the ink on the copy materials, e.g. by heating or irradiating using irradiation
- B41J11/00214—Curing or drying the ink on the copy materials, e.g. by heating or irradiating using irradiation using UV radiation
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Toxicology (AREA)
- Ink Jet (AREA)
Description
搬送部30では、収納カセット22内の記録媒体Sを走査保持部40へ搬送する。
ところが、一方で、インクジェットヘッドは高粘度なインクの吐出が難しいため、描画時にはヘッドを加熱してインク粘度を下げて駆動しているが、紫外線硬化インク本来の粘度を下げるため、揮発しやすい硬化成分を含むインクを利用している。従ってインクには臭気があり、またその揮発成分は人間に対して不快感を与えるという問題があった。
該紫外線照射手段による紫外線照射により活性化する光触媒フィルタ手段を備え、
前記光触媒フィルタ手段は、前記紫外線照射手段から発せられた照射光線が前記記録媒体に向かう方向の延長線上前記記録媒体の前記紫外線照射手段とは反対側に置かれており、前記記録媒体が前記照射光線上を通過していないときは、前記照射光線は前記光触媒フィルタ手段を照射するようにしたことを特徴としている。
なお、特開2005−70264号公報には、光触媒フィルターを用いて機内の臭気を除去する画像形成装置が開示されているが、そのためには専用の照射ライトを必要とするので高価となり、またその設置スペースを必要とした。
さらに照射ライトの用い方も所定時間オンした後、オフにし、再びオンにするといったオン・オフ制御である。ところがオン時の突入電流が照射ライトに大きな負担となるため、常時オンにしておくよりも、オン・オフの頻繁な繰り返しの方が寿命が短くなるので、このオン・オフ制御も好ましいものではなかった。
本発明によれば、専用の照射ライト別途新設することがなく、また照射ライトの寿命を大きく縮めるオン・オフを行わず、しかも常時オンの照射ライトの無駄な照射がない稼働率100%と有効利用することができるようになる。
〈実施例1〉
図1はローラ搬送形の本発明の実施例1に係る光硬化型インクジェット記録装置の構成概略図で、(a)は本発明によって設けられた光触媒フィルタ手段を紫外線照射手段で照射している図、(b)は紫外線照射手段で記録媒体を照射する本来の光硬化の動作を示す図である。
図において、100は光硬化型インクジェット記録装置である。この光硬化型インクジェット記録装置100の筐体12内には、同一サイズのシート状の記録媒体Sを複数枚重ねて収納する記録媒体収納部20と、この収納部20から記録媒体Sを取り出す搬送部30と、搬送部30により搬入された記録媒体Sを記録位置範囲で保持しつつ走査を行う走査搬送部40と、走査搬送部40で保持移送及び走査されている記録媒体Sにインクジェット画像記録と紫外光照射定着とを行う画像記録部50と、画像記録部50で記録済みとなった記録媒体Sが送出されるトレイ90とが備えられている。
各ヘッドユニット52にはヘッドドライバ54が接続されてインクを各インク吐出口から吐出する吐出量を制御している。これらヘッドユニット52には各色のインクを供給する供給部70が接続されている。
この装置の動作中は、紫外線照射部56は紫外線照射し続けている。
図(b)のように、画像記録部50においてインクを吐出された記録媒体Sは紫外線照射部56の下を通過するとき、紫外線照射部56からの紫外線が照射され、上に吐出されたインクが硬化され定着する。定着された記録媒体Sの先端はトレイ90に搬送され、記録媒体Sの後端が紫外線照射部56の下を通過してしまうと、紫外線照射部56からの紫外線はもう記録媒体Sに遮られなくなるので、(a)のように、自動的に光触媒フィルタ手段57を照射するようになる。光触媒フィルタ手段57に捕獲された異物F等は光触媒フィルタ手段57が紫外線照射を受けることにより、上述のように有機化合物が分解されるので、臭気が消されるようになる。
次に、次の記録媒体Sが紫外線照射部56の下へ到達したら、光触媒フィルタ手段57の照射は中断して、記録媒体Sの上のインクの定着といった本来の定着動作が行われる。
しかも、光触媒フィルタ手段57を照射をする装置として、別途紫外線ランプを設けるのではなくて、記録媒体S上のインクを硬化させる紫外線照射部56を共用させ、インク硬化させていないときに有効利用する点が特徴である。
すなわち、記録媒体Sの通過時には、図(b)のように、本来の記録媒体S上のインクを硬化させ、非通過時には紫外線照射部56の照射方向を切替えることをせずにそのままの状態でいるだけで、図(a)のように、光触媒フィルタ手段57を照射するようになるので、複雑で高価で壊れやすい切替え機構を必要とせずに紫外線照射部56の稼働率を100%と有効利用して臭気除去をすることができる。
図2はローラ搬送形の本発明の実施例2に係る光硬化型インクジェット記録装置の構成概略図で、(a)は本発明によって設けられた光触媒フィルタ手段を紫外線照射手段で照射している図、(b)は紫外線照射手段で記録媒体を照射する本来の光硬化の動作を示す図である。
実施例2の特徴は、実施例1の装置に光触媒フィルタ手段への空気流形成装置を付加した点が特徴である。
図において、58は空気流形成装置で、吸引ファンとこの吸引ファンを取り囲むダクトから成り、これを光触媒フィルタ手段57の紫外線照射部56の側と反対側に近接配置している。吸引ファンを回転させることにより、ダクト内に矢印方向の空気流が生じ、機内の空気がここに集中するように流れるので、光触媒フィルタ手段57を通過することとなり、機内の空気の臭気成分Fが光触媒フィルタ手段57に捕獲される。
この状態で記録媒体Sの終端が紫外線照射部56真下を通過すると、図(b)のインク照射モードから図(a)の光触媒フィルタ手段照射モードになるので、記録媒体Sを照射していた紫外線照射部56のからの紫外線は引き続き光触媒フィルタ手段を照射することとなる。光触媒フィルタ手段57に捕獲された空気の臭気成分Fは紫外線によって分解され、臭気がなくなる。
このように、実施例2によれば、光触媒フィルタ手段への空気流形成装置を付加したので、機内の空気が光触媒フィルタ手段57に向かうような循環系が形成され、空気の臭気成分Fが効率よく光触媒フィルタ手段57に捕獲されるようになる。
図3はローラ搬送形の本発明の実施例3に係る光硬化型インクジェット記録装置の構成概略図で、(a)は本発明によって設けられた光触媒フィルタ手段を紫外線照射手段で照射している図、(b)は紫外線照射手段で記録媒体を照射する本来の光硬化の動作を示す図である。
実施例3の特徴は、排気冷却部80を記録媒体Sの出口であるトレイ90近傍に移設し、排気冷却部80の通気路に光触媒フィルタ手段57を設け、紫外線照射部56からの紫外線を光触媒フィルタ手段57へ向けて反射させる反射板59を、紫外線照射部56から記録媒体Sに向かう方向の延長線上の記録媒体Sの紫外線照射手段56とは反対側に設けた点が特徴である。
図において、排気冷却部80により、機内の空気は排気冷却部80に集中するように流れ、光触媒フィルタ手段57を通過することとなり、機内の空気の臭気成分Fが光触媒フィルタ手段57に捕獲される。
この状態で記録媒体Sの終端が紫外線照射部56真下を通過すると、図(b)のインク照射モードから図(a)の光触媒フィルタ手段照射モードになるので、記録媒体Sを照射していた紫外線照射部56からの紫外線は反射板59によって反射されて光触媒フィルタ手段57を照射することとなり、光触媒フィルタ手段57に捕獲された空気の臭気成分Fは紫外線によって分解され、臭気がなくなる。
また、臭気成分Fは光触媒フィルタ手段57に捕獲され、記録媒体Sを照射していた紫外線照射部56からの紫外線が反射板59によって反射されて光触媒フィルタ手段57を照射することで光触媒フィルタ手段57に捕獲された空気の臭気成分Fは紫外線によって分解され、臭気がなくなる。
図4はローラ搬送形の本発明の実施例4に係る光硬化型インクジェット記録装置の構成概略図で、(a)は本発明によって設けられた光触媒フィルタ手段を紫外線照射手段で照射している図、(b)は紫外線照射手段で記録媒体を照射する本来の光硬化の動作を示す図である。
実施例4の特徴は、実施例1〜3の排気冷却部80に代えて、圧力調整手段110〜130を設けている点が特徴である。図において、110はフィルタ、120は吸入ファン、130はダクトである。フィルタ110は外気を装置内に採り入れる際の塵埃・異物をここで除去してクリーンな空気にしている。吸入ファン120はフィルタ110で漉された清浄な外気を装置内に採り入れる。ダクト130は一方で吸入ファン120の排気側を覆い、他方でインクジェットヘッド52を覆いつつその先端まで延びて、記録媒体S側に向けて開口している。そこで、記録媒体S側に遮られた空気流は搬送方向の上流方向と下流方向へ分かれ、下流方向に向かった空気流W2は出口方向へ向かう。空気流W2が衝突する位置に本発明に係る光触媒フィルタ手段57を設けている。紫外線照射部56からの紫外線を光触媒フィルタ手段57へ向けて反射させる反射板59を、紫外線照射部56から記録媒体Sに向かう方向の延長線上の記録媒体Sの紫外線照射手段56とは反対側に設けている。
吸入ファン120が作動すると、塵埃を含む外気がフィルタ110で清浄にされて装置内に取り入れられ、取り入れられた清浄な空気はダクト130内を通ってインクジェットヘッド52まで流れ、そこから記録媒体Sに向けて排気され、記録媒体Sの表面を伝ってトレイ90のある出口方向へ向かう空気流W2は、光触媒フィルタ手段57に当たる。これにより、機内の空気流内の臭気成分Fは光触媒フィルタ手段57に捕獲され、図(b)のインク照射モードから図(a)の光触媒フィルタ手段照射モードになると、紫外線照射部56からの紫外線は反射板59によって反射されて光触媒フィルタ手段57を照射することとなり、光触媒フィルタ手段57に捕獲された空気の臭気成分Fは紫外線によって分解され、脱臭される。
また、空気流W2は記録媒体Sの表面の塵埃を除去するので、汚れのない綺麗な画像処理がなされる。
さらに、清浄な空気が記録媒体Sの表面を伝って流れる際に記録媒体Sの上にある塵埃等を吹き飛ばすので、記録媒体Sの表面がクリーンに保たれた状態で定着が行われる。
さらに、装置内は常時高圧に保たれるため、装置内からトレイ90の出口を通って装置外へ排気されるので装置内の異物は装置外に排出されるようになると共に、装置内に吸入される空気はフィルター110で清浄にされるので、最終的な定常状態においては装置内はクリーン状態に維持されることとなる。その際、機内の空気の臭気成分Fを含む空気流は光触媒フィルタ手段57に捕獲され、記録媒体Sを照射していた紫外線照射部56からの紫外線が反射板59によって反射されて光触媒フィルタ手段57を照射するので、光触媒フィルタ手段57に捕獲された空気の臭気成分Fは紫外線によって分解され、脱臭される。
また、特開2005−70264号公報記載の画像形成装置と比べても、専用の照射ライトを必要としなくなり、コストダウンと省設置スペースとなる。
カチオン重合系インク組成物は、(a)カチオン重合性化合物と、(b)光エネルギーの照射により酸を発生する化合物を含有する。所望により、更に(d)pKaが2〜6の値を示す有機酸性成分、(e)着色剤、等を含有してもよい。
以下、カチオン重合系インク組成物に用いられる各構成成分について順次説明する。
本発明に用いられる(a)カチオン重合性化合物は、後述する(b)光エネルギーの照射により酸を発生する化合物から発生する酸により重合反応を生起し、硬化する化合物であれば特に制限はなく、光カチオン重合性モノマーとして知られる各種公知のカチオン重合性のモノマーを使用することができる。カチオン重合性モノマーとしては、例えば、特開平6−9714号、特開2001−31892、同2001−40068、同2001−55507、同2001−310938、同2001−310937、同2001−220526などの各公報に記載されている、エポキシ化合物、ビニルエーテル化合物、オキセタン化合物などが挙げられる。
芳香族エポキシドとしては、少なくとも1個の芳香族核を有する多価フェノール或いはそのアルキレンオキサイド付加体とエピクロルヒドリンとの反応によって製造されるジ又はポリグリシジルエーテルが挙げられ、例えば、ビスフェノールA或いはそのアルキレンオキサイド付加体のジ又はポリグリシジルエーテル、水素添加ビスフェノールA或いはそのアルキレンオキサイド付加体のジ又はポリグリシジルエーテル、並びにノボラック型エポキシ樹脂等が挙げられる。ここで、アルキレンオキサイドとしては、エチレンオキサイド及びプロピレンオキサイド等が挙げられる。
本発明に用いうる単官能エポキシ化合物の例としては、例えば、フェニルグリシジルエーテル、p−tert−ブチルフェニルグリシジルエーテル、ブチルグリシジルエーテル、2−エチルヘキシルグリシジルエーテル、アリルグリシジルエーテル、1,2−ブチレンオキサイド、1,3−ブタジエンモノオキサイド、1,2−エポキシドデカン、エピクロロヒドリン、1,2−エポキシデカン、スチレンオキサイド、シクロヘキセンオキサイド、3−メタクリロイルオキシメチルシクロヘキセンオキサイド、3−アクリロイルオキシメチルシクロヘキセンオキサイド、3−ビニルシクロヘキセンオキサイド等が挙げられる。
具体的には、単官能ビニルエーテルの例としては、例えば、メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル、プロピルビニルエーテル、n−ブチルビニルエーテル、t−ブチルビニルエーテル、2−エチルヘキシルビニルエーテル、n−ノニルビニルエーテル、ラウリルビニルエーテル、シクロヘキシルビニルエーテル、シクロヘキシルメチルビニルエーテル、4−メチルシクロヘキシルメチルビニルエーテル、ベンジルビニルエーテル、ジシクロペンテニルビニルエーテル、2−ジシクロペンテノキシエチルビニルエーテル、メトキシエチルビニルエーテル、エトキシエチルビニルエーテル、ブトキシエチルビニルエーテル、メトキシエトキシエチルビニルエーテル、エトキシエトキシエチルビニルエーテル、メトキシポリエチレングリコールビニルエーテル、テトラヒドロフリフリルビニルエーテル、2−ヒドロキシエチルビニルエーテル、2−ヒドロキシプロピルビニルエーテル、4−ヒドロキシブチルビニルエーテル、4−ヒドロキシメチルシクロヘキシルメチルビニルエーテル、ジエチレングリコールモノビニルエーテル、ポリエチレングリコールビニルエーテル、クロルエチルビニルエーテル、クロルブチルビニルエーテル、クロルエトキシエチルビニルエーテル、フェニルエチルビニルエーテル、フェノキシポリエチレングリコールビニルエーテル等が挙げられる。
本発明のインク組成物に使用しうるオキセタン環を有する化合物としては、その構造内にオキセタン環を1〜4個有する化合物が好ましい。このような化合物を使用することで、インク組成物の粘度をハンドリング性の良好な範囲に維持することが容易となり、また、硬化後のインク組成物と被記録媒体との高い密着性を得ることができる。
本発明で使用するオキセタン化合物の中でも、インク組成物の粘度と粘着性の観点から、オキセタン環を1個有する化合物を使用することが好ましい。
インク組成物中の(a)カチオン重合性化合物の含有量は、組成物の全固形分に対し、10〜95質量%が適当であり、好ましくは30〜90質量%、更に好ましくは50〜85質量%の範囲である。
本発明のインク組成物は、光エネルギーの照射により酸を発生する化合物(以下、適宜、「光酸発生剤」と称する。)を含有する。
本発明に用いうる光酸発生剤としては、光カチオン重合の光開始剤、光ラジカル重合の光開始剤、色素類の光消色剤、光変色剤、或いはマイクロレジスト等に使用されている光(400〜200nmの紫外線、遠紫外線、特に好ましくは、g線、h線、i線、KrFエキシマレーザー光)、ArFエキシマレーザー光、などの照射により酸を発生する化合物を適宜選択して使用することができる。
インク組成物中の(b)光酸発生剤の含有量は、インク組成物の全固形分換算で、0.1〜20質量%が好ましく、より好ましくは0.5〜10質量%、更に好ましくは1〜7質量%である。
本発明のインク組成物は、(d)pKaが2〜6の値を示す有機酸性成分(以下、単に、「有機酸性成分」と称する場合がある。)を添加することができる。本発明に使用される(d)pKaが2〜6の値を示す有機酸性成分としては、定性的に弱酸性の有機化合物が相当する。有機酸性成分のpKaが6より大きい場合、これを本発明のインク組成物に添加した際に感度が低下し、pKaが2より小さい場合には、インク組成物の経時安定性の劣化を引き起こすため、本発明においては、有機酸性成分としてpKaが2〜6の値を示すものが適用されることが好ましい。
本発明のインク組成物は、着色剤を添加することで、可視画像を形成することができる。
ここで用いることのできる着色剤には、特に制限はなく、用途に応じて公知の種々の色材、(顔料、染料)を適宜選択して用いることができる。例えば、耐候性に優れた画像を形成する場合には、顔料が好ましい。染料としては、水溶性染料及び油溶性染料のいずれも使用できるが、油溶性染料が好ましい。
本発明に好ましく使用される顔料について述べる。
顔料としては、特に限定されるものではなく、一般に市販されているすべての有機顔料及び無機顔料、又は顔料を、分散媒として不溶性の樹脂等に分散させたもの、或いは顔料表面に樹脂をグラフト化したもの等を用いることができる。また、樹脂粒子を染料で染色したもの等も用いることができる。
これらの顔料としては、例えば、伊藤征司郎編「顔料の辞典」(2000年刊)、W.Herbst,K.Hunger「Industrial Organic Pigments」、特開2002−12607号公報、特開2002−188025号公報、特開2003−26978号公報、特開2003−342503号公報に記載の顔料が挙げられる。
オレンジ色を呈する顔料として、C.I.ピグメントオレンジ66(イソインドリンオレンジ)の如きイソインドリン系顔料、C.I.ピグメントオレンジ51(ジクロロピラントロンオレンジ)の如きアントラキノン系顔料が挙げられる。
白色顔料の具体例としては、塩基性炭酸鉛(2PbCO3Pb(OH)2、いわゆる、シルバーホワイト)、酸化亜鉛(ZnO、いわゆる、ジンクホワイト)、酸化チタン(TiO2、いわゆる、チタンホワイト)、チタン酸ストロンチウム(SrTiO3、いわゆる、チタンストロンチウムホワイト)などが利用可能である。
顔料の分散を行う際に分散剤を添加することも可能である。分散剤としては、水酸基含有カルボン酸エステル、長鎖ポリアミノアマイドと高分子量酸エステルの塩、高分子量ポリカルボン酸の塩、高分子量不飽和酸エステル、高分子共重合物、変性ポリアクリレート、脂肪族多価カルボン酸、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物、ポリオキシエチレンアルキル燐酸エステル、顔料誘導体等を挙げることができる。また、Zeneca社のSolsperseシリーズなどの市販の高分子分散剤を用いることも好ましい。
また、分散助剤として、各種顔料に応じたシナージストを用いることも可能である。これらの分散剤及び分散助剤は、顔料100質量部に対し、1〜50質量部添加することが好ましい。
顔料粒子の平均粒径を上記好ましい範囲となるよう、顔料、分散剤、分散媒体の選定、分散条件、ろ過条件を設定する。この粒径管理によって、ヘッドノズルの詰まりを抑制し、インクの保存安定性、インク透明性及び硬化感度を維持することができる。
本発明に用いる染料は、油溶性のものが好ましい。具体的には、25℃での水への溶解度(水100gに溶解する色素の質量)が1g以下であるものを意味し、好ましくは0.5g以下、より好ましくは0.1g以下である。従って、所謂、水に不溶性の油溶性染料が好ましく用いられる。
油溶化基としては、長鎖、分岐アルキル基、長鎖、分岐アルコキシ基、長鎖、分岐アルキルチオ基、長鎖、分岐アルキルスルホニル基、長鎖、分岐アシルオキシ基、長鎖、分岐アルコキシカルボニル基、長鎖、分岐アシル基、長鎖、分岐アシルアミノ基長鎖、分岐アルキルスルホニルアミノ基、長鎖、分岐アルキルアミノスルホニル基及びこれら長鎖、分岐置換基を含むアリール基、アリールオキシ基、アリールオキシカルボニル基、アリールカルボニルオキシ基、アリールアミノカルボニル基、アリールアミノスルホニル基、アリールスルホニルアミノ基等が挙げられる。
また、カルボン酸、スルホン酸を有する水溶性染料に対して、長鎖、分岐アルコール、アミン、フェノール、アニリン誘導体を用いて油溶化基であるアルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アルキルアミノスルホニル基、アリールアミノスルホニル基に変換することにより染料を得てもよい。
また、退色、特にオゾンなどの酸化性物質に対する耐性や硬化特性を向上させるために、酸化電位が貴である(高い)ことが望ましい。このため、本発明で用いる油溶性染料として、酸化電位が1.0V(vsSCE)以上であるものが好ましく用いられる。酸化電位は高いほうが好ましく、酸化電位が1.1V(vsSCE)以上のものがより好ましく、1.15V(vsSCE)以上のものが特に好ましい。
特に好ましい染料は、特開2004−250483号公報の段落番号[0034]に記載されている一般式(Y−II)〜(Y−IV)で表される染料であり、具体例として特開2004−250483号公報の段落番号[0060]から[0071]に記載の化合物が挙げられる。尚、該公報記載の一般式(Y−I)の油溶性染料はイエローのみでなく、ブラックインク、レッドインクなどのいかなる色のインクに用いてもよい。
特に好ましい染料は、特開2002−121414号公報の段落番号[0084]から[0122]に記載されている一般式(M−1)〜(M−2)で表されるアゾ染料であり、具体例として特開2002−121414号公報の段落番号[0123]から[0132]に記載の化合物が挙げられる。尚、該公報記載の一般式(3)、(4)、(M−1)〜(M−2)の油溶性染料はマゼンタのみでなく、ブラックインク、レッドインクなどのいかなる色のインクに用いてもよい。
特に好ましい染料は、特開2002−121414号公報の段落番号[0133]から[0196]に記載されている一般式(C−I)、(C−II)で表されるフタロシアニン染料であり、更に一般式(C−II)で表されるフタロシアニン染料が好ましい。この具体例としては、特開2002−121414号公報の段落番号[0198]から[0201]に記載の化合物が挙げられる。尚、前記式(I)〜(IV)、(IV−1)〜(IV−4)、(C−I)、(C−II)の油溶性染料はシアンのみでなく、ブラックインクやグリーンインクなどのいかなる色のインクに用いてもよい。
以下に、必要に応じて用いられる種々の添加剤について述べる。
〔紫外線吸収剤〕
本発明においては、得られる画像の耐候性向上、退色防止の観点から、紫外線吸収剤を用いることができる。
紫外線吸収剤としては、例えば、特開昭58−185677号公報、同61−190537号公報、特開平2−782号公報、同5−197075号公報、同9−34057号公報等に記載されたベンゾトリアゾール系化合物、特開昭46−2784号公報、特開平5−194483号公報、米国特許第3214463号等に記載されたベンゾフェノン系化合物、特公昭48−30492号公報、同56−21141号公報、特開平10−88106号公報等に記載された桂皮酸系化合物、特開平4−298503号公報、同8−53427号公報、同8−239368号公報、同10−182621号公報、特表平8−501291号公報等に記載されたトリアジン系化合物、リサーチディスクロージャーNo.24239号に記載された化合物やスチルベン系、ベンズオキサゾール系化合物に代表される紫外線を吸収して蛍光を発する化合物、いわゆる蛍光増白剤、などが挙げられる。
添加量は目的に応じて適宜選択されるが、一般的には、固形分換算で0.5〜15質量%程度である。
本発明のインク組成物には、光酸発生剤の酸発生効率の向上、感光波長の長波長化の目的で、必要に応じ、増感剤を添加してもよい。増感剤としては、光酸発生剤に対し、電子移動機構又はエネルギー移動機構で増感させるものであれば、何れでもよい。好ましくは、アントラセン、9,10−ジアルコキシアントラセン、ピレン、ペリレンなどの芳香族多縮環化合物、アセトフェノン、ベンゾフェノン、チオキサントン、ミヒラーケトンなどの芳香族ケトン化合物、フェノチアジン、N−アリールオキサゾリジノンなどのヘテロ環化合物が挙げられる。添加量は目的に応じて適宜選択されるが、一般的には、光酸発生剤に対し0.01〜1モル%、好ましくは0.1〜0.5モル%で使用される。
インク組成物の安定性向上のため、酸化防止剤を添加することができる。酸化防止剤としては、ヨーロッパ公開特許、同第223739号公報、同309401号公報、同第309402号公報、同第310551号公報、同第310552号公報、同第459416号公報、ドイツ公開特許第3435443号公報、特開昭54−48535号公報、同62−262047号公報、同63−113536号公報、同63−163351号公報、特開平2−262654号公報、特開平2−71262号公報、特開平3−121449号公報、特開平5−61166号公報、特開平5−119449号公報、米国特許第4814262号明細書、米国特許第4980275号明細書等に記載のものを挙げることができる。
添加量は目的に応じて適宜選択されるが、一般的には、固形分換算で0.1〜8質量%程度である。
本発明のインク組成物には、各種の有機系及び金属錯体系の褪色防止剤を使用することができる。前記有機系の褪色防止剤としては、ハイドロキノン類、アルコキシフェノール類、ジアルコキシフェノール類、フェノール類、アニリン類、アミン類、インダン類、クロマン類、アルコキシアニリン類、ヘテロ環類、などが挙げられる。前記金属錯体系の褪色防止剤としては、ニッケル錯体、亜鉛錯体、などが挙げられ、具体的には、リサーチディスクロージャーNo.17643の第VIIのI〜J項、同No.15162、同No.18716の650頁左欄、同No.36544の527頁、同No.307105の872頁、同No.15162に引用された特許に記載された化合物や、特開昭62−215272号公報の127頁〜137頁に記載された代表的化合物の一般式及び化合物例に含まれる化合物を使用することができる。
添加量は目的に応じて適宜選択されるが、一般的には、固形分換算で0.1〜8質量%程度である。
本発明のインク組成物には、射出物性の制御を目的として、チオシアン酸カリウム、硝酸リチウム、チオシアン酸アンモニウム、ジメチルアミン塩酸塩などの導電性塩類を添加することができる。
本発明のインク組成物には、被記録媒体との密着性を改良するため、極微量の有機溶剤を添加することも有効である。
溶剤としては、例えば、アセトン、メチルエチルケトン、ジエチルケトン等のケトン系溶剤、メタノール、エタノール、2−プロパノール、1−プロパノール、1−ブタノール、tert−ブタノール等のアルコール系溶剤、クロロホルム、塩化メチレン等の塩素系溶剤、ベンゼン、トルエン等の芳香族系溶剤、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸イソプロピルなどのエステル系溶剤、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル系溶剤、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル等のグリコールエーテル系溶剤、などが挙げられる。
この場合、耐溶剤性やVOCの問題が起こらない範囲での添加が有効であり、その量はインク組成物全体に対し0.1〜5質量%が好ましく、より好ましくは0.1〜3質量%の範囲である。
本発明のインク組成物には、膜物性を調整するため、各種高分子化合物を添加することができる。高分子化合物としては、アクリル系重合体、ポリビニルブチラール樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニルホルマール樹脂、シェラック、ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、ゴム系樹脂、ワックス類、その他の天然樹脂等が使用できる。また、これらは2種以上併用してもかまわない。これらのうち、アクリル系のモノマーの共重合によって得られるビニル系共重合が好ましい。更に、高分子結合材の共重合組成として、「カルボキシル基含有モノマー」、「メタクリル酸アルキルエステル」、又は「アクリル酸アルキルエステル」を構造単位として含む共重合体も好ましく用いられる。
本発明のインク組成物には、界面活性剤を添加してもよい。
界面活性剤としては、特開昭62−173463号、同62−183457号の各公報に記載されたものが挙げられる。例えば、ジアルキルスルホコハク酸塩類、アルキルナフタレンスルホン酸塩類、脂肪酸塩類等のアニオン性界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル類、アセチレングリコール類、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックコポリマー類等のノニオン性界面活性剤、アルキルアミン塩類、第4級アンモニウム塩類等のカチオン性界面活性剤が挙げられる。なお、前記界面活性剤の代わりに有機フルオロ化合物を用いてもよい。前記有機フルオロ化合物は、疎水性であることが好ましい。前記有機フルオロ化合物としては、例えば、フッ素系界面活性剤、オイル状フッ素系化合物(例、フッ素油)及び固体状フッ素化合物樹脂(例、四フッ化エチレン樹脂)が含まれ、特公昭57−9053号(第8〜17欄)、特開昭62−135826号の各公報に記載されたものが挙げられる。
タッキファイヤーとしては、具体的には、特開2001−49200号公報の5〜6pに記載されている高分子量の粘着性ポリマー(例えば、(メタ)アクリル酸と炭素数1〜20のアルキル基を有するアルコールとのエステル、(メタ)アクリル酸と炭素数3〜14の脂環属アルコールとのエステル、(メタ)アクリル酸と炭素数6〜14の芳香属アルコールとのエステルからなる共重合物)や、重合性不飽和結合を有する低分子量粘着付与性樹脂などである。
本発明のインク組成物は、射出性を考慮し、射出時の温度において、インク粘度が7〜30mPa・sであることが好ましく、更に好ましくは7〜20mPa・sであり、上記範囲になるように適宜組成比を調整し決定することが好ましい。なお、25〜30℃でのインク粘度は、35〜500mPa・s、好ましくは35〜200mPa・sである。室温での粘度を高く設定することにより、多孔質な被記録媒体を用いた場合でも、被記録媒体中へのインク浸透を防ぎ、未硬化モノマーの低減、臭気低減が可能となり、更にインク液滴着弾時のドット滲みを抑えることができ、その結果として画質が改善される。25〜30℃におけるインク粘度が35mPa・s未満では、滲み防止効果が小さく、逆に500mPa・sより大きいと、インク液のデリバリーに問題が生じる。
このインクにより得られた印刷物は、画像部が紫外線などの光エネルギー照射により硬化しており、画像部の強度に優れる。
ラジカル重合系インク組成物は、ラジカル重合性化合物と重合開始剤を含有する。所望により、更に、増感色素、色材、等を含有してもよい。
以下、ラジカル重合系インク組成物に用いられる各構成成分について順次説明する。
[ラジカル重合性化合物]
本発明のインク組成物に用い得る付加重合可能なエチレン性不飽和結合を有する化合物としては、例えば、不飽和カルボン酸(例えば、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、イソクロトン酸、マレイン酸など)と脂肪族多価アルコール化合物とのエステル、上記不飽和カルボン酸と脂肪族多価アミン化合物とのアミド等があげられる。
また、特開昭51−37193号に記載されているようなウレタンアクリレー卜類、特開昭48−64183号、特公昭49−43191号、特公昭52−30490号公報に記載されているようなポリエステルアクリレート類、エポキシ樹脂と(メタ)アクリル酸を反応させたエポキシアクリレート類等の多官能のアクリレートやメタクリレートをあげることができる。さらに日本接着協会誌vol.20、No.7、300〜308ぺージ(1984年)に光硬化性モノマー及びオリゴマーとして紹介されているものも使用することができる。本発明において、これらのモノマーはプレポリマー、すなわち2量体、3量体およびオリゴマー、またはそれらの混合物ならびにそれらの共重合体などの化学的形態で使用しうる。
次に本発明のラジカル重合系インク組成物に使用される光重合開始剤について説明する。
本発明における光重合開始剤は光の作用、または、増感色素の電子励起状態との相互作用を経て、化学変化を生じ、ラジカル、酸および塩基のうちの少なくともいずれか1種を生成する化合物である。
本発明においては、光重合開始剤の感度を向上させる目的で、増感色素を添加しても良い。好ましい増感色素の例としては、以下の化合物類に属しており、かつ350nmから450nm域に吸収波長を有するものを挙げることができる。
多核芳香族類(例えば、ピレン、ペリレン、トリフェニレン)、キサンテン類(例えば、フルオレッセイン、エオシン、エリスロシン、ローダミンB、ローズベンガル)、シアニン類(例えばチアカルボシアニン、オキサカルボシアニン)、メロシアニン類(例えば、メロシアニン、カルボメロシアニン)、チアジン類(例えば、チオニン、メチレンブルー、トルイジンブルー)、アクリジン類(例えば、アクリジンオレンジ、クロロフラビン、アクリフラビン)、アントラキノン類(例えば、アントラキノン)、スクアリウム類(例えば、スクアリウム)、クマリン類(例えば、7−ジエチルアミノ−4−メチルクマリン)。
さらに本発明のインクには、感度を一層向上させる、あるいは酸素による重合阻害を抑制する等の作用を有する公知の化合物を共増感剤として加えても良い。
この他に、必要に応じて公知の化合物を用いることができ、例えば、界面活性剤、レベリング添加剤、マット剤、膜物性を調整するためのポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、ゴム系樹脂、ワックス類等を適宜選択して用いることができる。また、ポリオレフィンやPET等の被記録媒体への密着性を改善するために、重合を阻害しないタッキファイヤーを含有させることも好ましい。具体的には、特開2001−49200号公報の5〜6pに記載されている高分子量の粘着性ポリマー(例えば、(メタ)アクリル酸と炭素数1〜20のアルキル基を有するアルコールとのエステル、(メタ)アクリル酸と炭素数3〜14の脂環属アルコールとのエステル、(メタ)アクリル酸と炭素数6〜14の芳香属アルコールとのエステルからなる共重合物)や、重合性不飽和結合を有する低分子量粘着付与性樹脂などである。
水性インク組成物は、重合性化合物と光エネルギーの作用によってラジカルを生成する水溶性光重合開始剤を含有する。所望により、更に、色材、等を含有してもよい。
本発明の水性インク組成物に含まれる重合性化合物としては、公知の水性インク組成物に含まれる重合性化合物を用いることができる。
水性インク組成物は、硬化速度、密着性、柔軟性などのエンドユーザー特性を考慮した処方を最適化するために、反応性材料を加えることができる。このような反応性材料としては、(メタ)クリレート(即ち、アクリレート及び/又はメタクリレート)モノマー及びオリゴマー、エポキサイド並びにオキセタンなどが用いられる。
アクリレートモノマーの例としては、フェノキシエチルアクリレート、オクチルデシルアクリレート、テトラヒドロフリルアクリレート、イソボルニルアクリレート、ヘキサンジオールジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート(例えば、テトラエチレングリコールジアクリレート)、ジプロピレングリコールジアクリレート、トリ(プロピレングリコール)トリアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、ビス(ペンタエリスリトール)ヘキサアクリレート、エトキシ化又はプロポキシ化グリコール及びポリオールのアクリレート(例えば、プロポキシ化ネオペンチルグリコールジアクリレート、エトキシ化トリメチロールプロパントリアクリレート)、及びこれらの混合物が挙げられる。
アクリレートオリゴマーの例としては、エトキシ化ポリエチレングリコール、エトキシ化トリメチロールプロパンアクリレート及びポリエーテルアクリレート及びそのエトキシ化物、及びウレタンアクリレートオリゴマーが挙げられる。
メタクリレートの例としては、ヘキサンジオールジメタクリレート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、トリエチレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレート、エチレングリコールジメタクリレート、1,4−ブタンジオールジメタクリレート、及びこれらの混合物が挙げられる。
オリゴマーの添加量は、インク組成物全重量に対して1〜80重量%が好ましく、1〜10重量%がより好ましい。
本発明のインク組成物に用いることができる重合開始剤について説明する。一例としては、例えば、波長400nm前後までの光重合開始剤が挙げられる。このような光重合開始剤としては、例えば、長波長領域に官能性、即ち、紫外線を受けてラジカルを生成する感受性を持つ物質である下記一般式で表される光重合開始剤(以下、TX系と略称する)が挙げられ、本発明においては、これらの中から適宜に選択して使用することが特に好ましい。
上述した水溶性重合性化合物は、上記したような色材を含有させることなく、透明な水性インクの形態とすることで、クリアインクとすることができる。特に、インクジェット記録特性を有するように調製すれば、水性光硬化型のインクジェット記録用のクリアインクが得られる。かかるインクを用いれば、色材を含有していないので、クリアな皮膜を得ることができる。色材を含有しないクリアインクの用途としては、画像印刷への適性を被記録材に付与するためのアンダーコート用としたり、或いは、通常のインクで形成した画像の表面保護、更なる装飾や光沢付与等を目的としたオーバーコート用としての用途等が挙げられる。クリアインクには、これらの用途に応じて、着色を目的としない無色の顔料や微粒子等を分散して含有させることもできる。これらを添加することによって、アンダーコート、オーバーコートいずれにおいても、印刷物の画質、堅牢性、施工性(ハンドリング性)等の諸特性を向上させることができる。
上述した水溶性重合性化合物を色材を含有するインクに利用する場合には、含有させた色材の吸収特性に合わせて、インク中における重合開始剤と重合性物質の濃度を調節することが好ましい。前記したように、配合量としては、水或いは溶剤の量を、質量基準で、40%〜90%の範囲、好ましくは60%〜75%の範囲とする。更に、インク中における重合性化合物の含有量は、インク全量に対して、質量基準で1%〜30%の範囲、好ましくは、5%〜20%の範囲とする。重合開始剤は、重合性化合物の含有量に依存するが、概ね、インク全量に対して、質量基準で0.1〜7%、好ましくは、0.3〜5%の範囲である。
12 筐体
20 記録媒体収納部
22 収納カセット
30 搬送部
32 フィードローラ
34、36、42 搬送ローラ対
40 走査搬送部
50 画像記録部
52 ヘッドユニット
54 ヘッドドライバ
56 紫外線照射部
57 光触媒フィルタ手段
58 空気流形成装置
59 反射板
80 排気冷却部
70 インク供給部
90 トレイ
92 剥離爪
S 記録媒体
Claims (2)
- 紫外線照射手段と、該紫外線照射手段により照射された紫外線により硬化可能なインクを記録媒体に向けて吐出するインクジェットヘッドと、該記録媒体を該インクジェットヘッドと対向する位置に搬送する搬送手段と、を有する光硬化型インクジェット装置において、
該紫外線照射手段による紫外線照射により活性化する光触媒フィルタ手段を備え、
前記光触媒フィルタ手段は、前記紫外線照射手段から発せられた照射光線が前記記録媒体に向かう方向の延長線上前記記録媒体の前記紫外線照射手段とは反対側に置かれており、前記記録媒体が前記照射光線上を通過していないときは、前記照射光線は前記光触媒フィルタ手段を照射するようにしたことを特徴とする光硬化型インクジェット装置。 - 該光触媒フィルタ手段は少なくとも酸化チタンから成ることを特徴とする請求項1記載の光硬化型インクジェット装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005209138A JP4662822B2 (ja) | 2005-07-19 | 2005-07-19 | 光硬化型インクジェット記録装置 |
US11/481,013 US7537332B2 (en) | 2005-07-19 | 2006-07-06 | Ink-jet recording device |
EP06014705A EP1745935A3 (en) | 2005-07-19 | 2006-07-14 | Ink-jet recording device |
CN2006101057572A CN1899823B (zh) | 2005-07-19 | 2006-07-19 | 喷墨记录装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005209138A JP4662822B2 (ja) | 2005-07-19 | 2005-07-19 | 光硬化型インクジェット記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007021957A JP2007021957A (ja) | 2007-02-01 |
JP4662822B2 true JP4662822B2 (ja) | 2011-03-30 |
Family
ID=37199256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005209138A Expired - Fee Related JP4662822B2 (ja) | 2005-07-19 | 2005-07-19 | 光硬化型インクジェット記録装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7537332B2 (ja) |
EP (1) | EP1745935A3 (ja) |
JP (1) | JP4662822B2 (ja) |
CN (1) | CN1899823B (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7897653B2 (en) * | 2006-10-12 | 2011-03-01 | Xerox Corporation | Fluorescent radiation curable inks |
JPWO2008096618A1 (ja) * | 2007-02-09 | 2010-05-20 | コニカミノルタエムジー株式会社 | インクジェットヘッド、インクジェットプリンタ、インクジェット記録方法 |
JP5540601B2 (ja) * | 2009-08-11 | 2014-07-02 | セイコーエプソン株式会社 | 記録装置 |
WO2011027560A1 (ja) * | 2009-09-02 | 2011-03-10 | 株式会社ミマキエンジニアリング | インクジェットプリンタ、及び印刷方法 |
CN103596762B (zh) * | 2011-03-04 | 2016-05-25 | 株式会社御牧工程 | 喷墨记录装置 |
JP6600510B2 (ja) * | 2015-08-31 | 2019-10-30 | 芝浦メカトロニクス株式会社 | 塗布方法および塗布装置 |
CN113101801A (zh) * | 2021-03-03 | 2021-07-13 | 武汉理工大学 | 一种打印机有害物质处理装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10106490A (ja) * | 1996-09-26 | 1998-04-24 | Toshiba Lighting & Technol Corp | 紫外線ランプ,点灯装置および紫外線照射装置 |
JP2003200560A (ja) * | 2001-12-28 | 2003-07-15 | Konica Corp | インクジェットプリンタ |
JP2005088492A (ja) * | 2003-09-19 | 2005-04-07 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | 画像記録方法及び画像記録装置 |
Family Cites Families (85)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3214463A (en) | 1960-05-12 | 1965-10-26 | Du Pont | Uv-absorbing sulfonated benzophenone derivatives |
JPS4420189B1 (ja) | 1965-06-03 | 1969-08-30 | ||
US3547651A (en) | 1968-04-02 | 1970-12-15 | Du Pont | Photopolymerizable compositions containing organometal compounds |
DE2033769B2 (de) | 1969-07-11 | 1980-02-21 | Ppg Industries, Inc., Pittsburgh, Pa. (V.St.A.) | Bis-<2-acryloxyäthyl)hexahydrophthalat enthaltende Gemische und Herstellungsverfahren |
BE757036A (fr) | 1969-10-07 | 1971-03-16 | Fuji Photo Film Co Ltd | Materiels photosensibles de photographie en couleurs ayant une meilleure solidite a la lumiere |
JPS4841708B1 (ja) | 1970-01-13 | 1973-12-07 | ||
JPS5512586B1 (ja) | 1971-03-11 | 1980-04-02 | ||
JPS5324989B2 (ja) | 1971-12-09 | 1978-07-24 | ||
JPS5230490B2 (ja) | 1972-03-21 | 1977-08-09 | ||
US3844790A (en) | 1972-06-02 | 1974-10-29 | Du Pont | Photopolymerizable compositions with improved resistance to oxygen inhibition |
JPS5311314B2 (ja) | 1974-09-25 | 1978-04-20 | ||
DE2458345C3 (de) | 1974-12-10 | 1979-08-23 | Basf Ag, 6700 Ludwigshafen | Durch UV-Licht härtbare Überzugsmassen und Druckfarben |
ZA757987B (en) | 1975-12-23 | 1976-12-29 | Dynachem Corp | Adhesion promoters for polymerizable films |
JPS5928203B2 (ja) | 1976-05-04 | 1984-07-11 | 富士写真フイルム株式会社 | 光重合性組成物 |
JPS5448535A (en) | 1977-08-31 | 1979-04-17 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | Color photographic material |
US4197173A (en) | 1978-10-19 | 1980-04-08 | General Electric Company | Photocurable polyene-polythiol-siloxane-polyester composition for coating |
JPS6049901B2 (ja) | 1979-07-30 | 1985-11-05 | シャープ株式会社 | タイマ−付き複写機 |
DE2944866A1 (de) | 1979-11-07 | 1981-05-21 | Hoechst Ag, 6000 Frankfurt | Photopolymerisierbares gemisch und damit hergestelltes photopolymerisierbares kopiermaterial |
JPS579053A (en) | 1980-06-18 | 1982-01-18 | Mitsubishi Electric Corp | Cathode ray tube |
JPS58185677A (ja) | 1982-04-22 | 1983-10-29 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 紫外線吸収剤 |
US4511596A (en) | 1983-01-20 | 1985-04-16 | Ciba-Geigy Corporation | Process for the electron beam curing of coating compositions |
DE3331157A1 (de) | 1983-08-30 | 1985-03-14 | Basf Ag, 6700 Ludwigshafen | Photopolymerisierbare mischungen, enthaltend tertiaere amine als photoaktivatoren |
DE3435443A1 (de) | 1984-09-27 | 1986-04-03 | Agfa-Gevaert Ag, 5090 Leverkusen | Fotografisches aufzeichnungsmaterial |
US4587346A (en) | 1985-01-22 | 1986-05-06 | Ciba-Geigy Corporation | Liquid 2-(2-hydroxy-3-higher branched alkyl-5-methyl-phenyl)-2H-benzotriazole mixtures, stabilized compositions and processes for preparing liquid mixtures |
GB2180358B (en) | 1985-07-16 | 1989-10-04 | Mead Corp | Photosensitive microcapsules and their use on imaging sheets |
EP0223739A1 (de) | 1985-11-06 | 1987-05-27 | Ciba-Geigy Ag | Neue Dibenzoxaphosphorine |
JPS62135826A (ja) | 1985-12-09 | 1987-06-18 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 熱現像感光材料 |
JPS62173463A (ja) | 1986-01-28 | 1987-07-30 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像形成方法 |
JPS62183457A (ja) | 1986-02-07 | 1987-08-11 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像形成方法 |
JPS62215272A (ja) | 1986-02-17 | 1987-09-21 | Fuji Photo Film Co Ltd | カラ−画像形成方法 |
GB8610610D0 (en) | 1986-04-30 | 1986-06-04 | Kodak Ltd | Stabilization of dye images |
EP0264730B1 (en) | 1986-10-10 | 1993-07-14 | Konica Corporation | Silver halide photographic light-sensitive material to provide dye-image with improved color-fastness to light |
GB8625149D0 (en) | 1986-10-21 | 1986-11-26 | Kodak Ltd | Stabilisation of dye images |
JPH0830876B2 (ja) | 1986-12-25 | 1996-03-27 | コニカ株式会社 | 色素画像の堅牢性が改良されたハロゲン化銀写真感光材料 |
GB8714865D0 (en) | 1987-06-25 | 1987-07-29 | Ciba Geigy Ag | Photopolymerizable composition iii |
DE3851931T2 (de) | 1987-09-21 | 1995-03-16 | Ciba Geigy Ag | Stabilisierung einer Beschichtung mit sterisch gehinderten N-hydroxysubstituierten Aminen. |
DE3852742T3 (de) | 1987-09-21 | 2005-02-10 | Ciba Speciality Chemicals Holding Inc. | N-substituierte sterisch gehinderte Amin-Stabilisatoren. |
EP0310551B1 (de) | 1987-09-30 | 1994-01-26 | Ciba-Geigy Ag | Phenolische Thianderivate |
EP0310552B1 (de) | 1987-09-30 | 1992-05-13 | Ciba-Geigy Ag | Stabilisatoren für farbphotographische Aufzeichnungsmaterialien |
JP2528334B2 (ja) | 1987-10-09 | 1996-08-28 | 富士写真フイルム株式会社 | ハロゲン化銀カラ―写真感光材料 |
EP0323408B1 (de) | 1987-12-28 | 1994-04-06 | Ciba-Geigy Ag | Neue 2-(2-Hydroxyphenyl)-benztriazol-derivate |
GB8808694D0 (en) | 1988-04-13 | 1988-05-18 | Kodak Ltd | Stabilization of dye images produced in photographic materials |
JP2641070B2 (ja) | 1988-12-06 | 1997-08-13 | 富士写真フイルム株式会社 | ハロゲン化銀カラー写真感光材料 |
JPH03121449A (ja) | 1989-07-25 | 1991-05-23 | Fuji Photo Film Co Ltd | ハロゲン化銀カラー写真感光材料 |
DE59107294D1 (de) | 1990-05-10 | 1996-03-07 | Ciba Geigy Ag | Strahlenhärtbare lichtstabilisierte Zusammensetzungen |
US5254433A (en) | 1990-05-28 | 1993-10-19 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Dye fixing element |
JPH0561166A (ja) | 1991-05-28 | 1993-03-12 | Fuji Photo Film Co Ltd | ハロゲン化銀カラー写真感光材料 |
EP0521823B1 (de) | 1991-07-03 | 1996-01-17 | Ciba-Geigy Ag | Phenylthiophenylketone |
US5298380A (en) | 1991-09-05 | 1994-03-29 | Ciba-Geigy Corporation | Photographic material which contains a UV absober |
JP2687264B2 (ja) | 1991-10-25 | 1997-12-08 | 富士写真フイルム株式会社 | ハロゲン化銀カラー写真感光材料 |
JPH05142772A (ja) | 1991-11-26 | 1993-06-11 | Fuji Photo Film Co Ltd | 光重合性組成物 |
JP3178091B2 (ja) | 1992-06-29 | 2001-06-18 | 住友化学工業株式会社 | 光重合性組成物及び光制御板の製造方法 |
WO1994005645A1 (en) | 1992-09-07 | 1994-03-17 | Ciba-Geigy Ag | Hydroxyphenyl-s-triazines |
JP2510064B2 (ja) | 1992-12-25 | 1996-06-26 | 伊豫鉄工株式会社 | ボックス型パレット |
JPH06250387A (ja) | 1993-03-01 | 1994-09-09 | Sumitomo Chem Co Ltd | キノンジアジドスルホン酸エステルの製法及び該製法により得られたキノンジアジドスルホン酸エステルを含有してなる感放射線性樹脂組成物 |
JP3112771B2 (ja) | 1993-04-19 | 2000-11-27 | 富士写真フイルム株式会社 | 光重合性組成物 |
US5556973A (en) | 1994-07-27 | 1996-09-17 | Ciba-Geigy Corporation | Red-shifted tris-aryl-s-triazines and compositions stabilized therewith |
AU703967B2 (en) | 1994-10-10 | 1999-04-01 | Ciba Specialty Chemicals Holding Inc. | Bisresorcinyltriazines |
EP0750224A3 (en) | 1995-06-19 | 1997-01-08 | Eastman Kodak Company | 2'-Hydroxyphenyl benzotriazole based UV absorbing polymers with particular substituents and photographic elements containing them |
US5948605A (en) | 1996-08-16 | 1999-09-07 | Eastman Kodak Company | Ultraviolet ray absorbing polymer latex compositions, method of making same, and imaging elements employing such particles |
GB2319523B (en) | 1996-11-20 | 2000-11-08 | Ciba Sc Holding Ag | Hydroxyphenyltriazines |
JP2003026978A (ja) | 1998-09-08 | 2003-01-29 | Ricoh Co Ltd | 記録液体 |
JP3726568B2 (ja) | 1999-07-23 | 2005-12-14 | 東洋インキ製造株式会社 | 紫外線硬化型塗料組成物及びその利用 |
JP2001040068A (ja) | 1999-07-27 | 2001-02-13 | Asahi Denka Kogyo Kk | 光重合性組成物 |
JP4825992B2 (ja) | 1999-08-11 | 2011-11-30 | 綜研化学株式会社 | アクリル系粘着剤組成物、該組成物を用いた粘着テープの製造方法および粘着テープ |
JP4358375B2 (ja) | 1999-08-19 | 2009-11-04 | 関西ペイント株式会社 | 活性エネルギー線硬化性組成物およびその被膜形成方法 |
JP2001181547A (ja) | 1999-12-22 | 2001-07-03 | Fuji Photo Film Co Ltd | 着色微粒子分散物、インクジェット用インク及びインクジェット記録方法 |
JP3893833B2 (ja) | 2000-02-09 | 2007-03-14 | ブラザー工業株式会社 | インクジェット記録方式用エネルギー線硬化型組成物 |
JP2001310937A (ja) | 2000-04-27 | 2001-11-06 | Hitachi Chem Co Ltd | 硬化性オキセタン組成物およびその硬化方法ならびにその方法により得られる硬化物 |
JP2001310938A (ja) | 2000-04-28 | 2001-11-06 | Showa Denko Kk | 重合性組成物、その硬化物と製造方法 |
JP4441995B2 (ja) | 2000-06-28 | 2010-03-31 | 三菱化学株式会社 | 光重合性組成物、光重合性着色組成物およびカラーフィルター |
JP2002121414A (ja) | 2000-07-17 | 2002-04-23 | Fuji Photo Film Co Ltd | 着色組成物、インクジェット記録用インク及びインクジェット記録方法 |
JP4226803B2 (ja) | 2000-08-08 | 2009-02-18 | 富士フイルム株式会社 | ポジ型感光性組成物 |
JP2002114930A (ja) | 2000-10-05 | 2002-04-16 | Fuji Photo Film Co Ltd | インクジェット用インク及びインクジェット記録方法 |
JP4061876B2 (ja) | 2000-10-10 | 2008-03-19 | 東洋インキ製造株式会社 | 活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ |
JP2003200564A (ja) | 2002-01-09 | 2003-07-15 | Konica Corp | インクジェットプリンタ |
CN2532910Y (zh) | 2002-01-23 | 2003-01-29 | 黄永卫 | 光催化空气净化设备 |
JP2003341217A (ja) | 2002-05-24 | 2003-12-03 | Konica Minolta Holdings Inc | 画像形成方法、印刷物及び記録装置 |
JP2003342503A (ja) | 2002-05-28 | 2003-12-03 | Konica Minolta Holdings Inc | インクジェット記録用ブラックインクおよび画像形成方法 |
US7080900B2 (en) * | 2002-11-20 | 2006-07-25 | Konica Minolta Holdings, Inc. | Device and method for recording images |
JP4428928B2 (ja) | 2003-02-18 | 2010-03-10 | 富士フイルム株式会社 | インクおよびインクジェット記録方法 |
JP3981348B2 (ja) * | 2003-05-30 | 2007-09-26 | 松下電器産業株式会社 | 撮像装置およびその製造方法 |
JP2005070264A (ja) | 2003-08-22 | 2005-03-17 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP3638943B1 (ja) | 2003-12-26 | 2005-04-13 | 株式会社クリエイティブ・ブレインズ | ベクトル型ハンドルによる空間表示装置 |
JP2006082287A (ja) * | 2004-09-14 | 2006-03-30 | Fuji Xerox Co Ltd | インクジェット記録装置 |
-
2005
- 2005-07-19 JP JP2005209138A patent/JP4662822B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2006
- 2006-07-06 US US11/481,013 patent/US7537332B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2006-07-14 EP EP06014705A patent/EP1745935A3/en not_active Withdrawn
- 2006-07-19 CN CN2006101057572A patent/CN1899823B/zh not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10106490A (ja) * | 1996-09-26 | 1998-04-24 | Toshiba Lighting & Technol Corp | 紫外線ランプ,点灯装置および紫外線照射装置 |
JP2003200560A (ja) * | 2001-12-28 | 2003-07-15 | Konica Corp | インクジェットプリンタ |
JP2005088492A (ja) * | 2003-09-19 | 2005-04-07 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | 画像記録方法及び画像記録装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1899823A (zh) | 2007-01-24 |
CN1899823B (zh) | 2010-10-06 |
EP1745935A3 (en) | 2009-08-19 |
JP2007021957A (ja) | 2007-02-01 |
US7537332B2 (en) | 2009-05-26 |
EP1745935A2 (en) | 2007-01-24 |
US20070019051A1 (en) | 2007-01-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4610528B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP4677306B2 (ja) | 活性エネルギー硬化型インクジェット記録装置 | |
JP2006326929A (ja) | 活性エネルギー硬化型インクカートリッジ及びインクジェット記録装置 | |
JP2007083509A (ja) | 光硬化型インクジェット記録装置 | |
JP4719606B2 (ja) | インクジェットヘッド記録装置 | |
JP2007283716A (ja) | 印刷表面平滑化装置 | |
JP2008246993A (ja) | インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法 | |
JP4662822B2 (ja) | 光硬化型インクジェット記録装置 | |
JP2007216418A (ja) | 活性エネルギー硬化型インクジェット記録装置 | |
JP2007090747A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2006327048A (ja) | 活性エネルギー硬化型インクジェット記録装置 | |
JP2008155464A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2007098634A (ja) | 活性エネルギー硬化型インクジェット記録装置 | |
JP4961150B2 (ja) | 活性エネルギー硬化型インクジェット記録装置 | |
JP2006315289A (ja) | 光硬化型インクジェット記録装置 | |
JP2010208042A (ja) | インク塗布ユニット、画像形成ユニットおよびそれを備えた画像形成装置 | |
JP2007083611A (ja) | 活性エネルギー硬化型インクジェット記録装置 | |
JP5033448B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2007223215A (ja) | 活性エネルギー硬化型インクジェット記録装置 | |
JP4928815B2 (ja) | インクジェット記録装置及び記録方法 | |
JP2007098635A (ja) | 活性エネルギー硬化型インクジェット記録装置 | |
JP2007030217A (ja) | 活性エネルギー硬化型インクジェット記録装置及びその記録方法 | |
JP2007210151A (ja) | 活性エネルギー硬化型インクジェット記録装置 | |
JP2007083510A (ja) | 光硬化型インクジェット記録装置 | |
JP4769650B2 (ja) | 活性エネルギー硬化型インクジェット記録装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20061127 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20071109 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20071116 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20071126 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080205 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101012 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101115 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101207 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110104 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140114 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |