JP4658354B2 - 障害物検知装置およびこれを備えた可動ホーム柵装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、直線上を進退移動する扉によって開閉される間口領域に扉の閉動作を妨害する障害物が存するか否かを検知する障害物検出装置であって、間口領域の両端に対向配置した発光器と受光器を有し、障害物の有無を、受光器での発光器からの光の受光状態に基づいて検知するものおよび当該障害物検知装置を備えた可動ホーム柵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
各種の扉を自動開閉する場合、人や荷物などが挟まれないようにすることが安全上要求される。たとえば、プラットホーム側と列車の通る線路側とを仕切るホーム柵に設けられる可動扉においては、発光器と受光器を乗降用開口部の両端に分けて配置し、発光器からの光が受光器で受光されないとき、乗降用開口部に人や荷物などが存するものと判定し、扉の閉動作を中止等するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
発光器と受光器により乗降用開口部における人や荷物の存在を検出する場合には、発光器以外からの外乱光による誤検知や不検知等の誤動作を防止する必要がある。特に、屋外のプラットホーム等に設置する場合には太陽光の影響による誤動作が問題になっていた。
【0004】
本発明は、このような従来の技術が有する問題点に着目してなされたもので、扉を閉じる際の障害物を光センサで検知する障害物検知装置であって外乱光の影響による誤動作を防止することのできるものおよびこれを用いた可動ホーム柵装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
]直線上を進退移動する扉(101)によって開閉される間口領域(103)に前記扉(101)の閉動作を妨害する障害物が存するか否かを検知する障害物検装置であって、前記間口領域(103)の両端に対向配置した発光器(111)と受光器(112)を有し、前記障害物の有無を、前記受光器(112)での前記発光器(111)からの光の受光状態に基づいて検知するものにおいて、
外乱光の到来方向が前記受光器(112)の指向性範囲外になるように前記発光器(111)から前記受光器(112)への光軸を扉(101)の進退方向に対して傾斜させたことを特徴とする障害物検知装置。
【0010】
]前記発光器(111)が出力する光を外乱光と異なる波長の光にし、
前記外乱光の波長に対する透過率が前記発光器(111)の出力する光の波長に対する透過率よりも小さい光フィルタ(183)を前記受光器(112)の前面に配置することを特徴とする[1]に記載の障害物検知装置。
【0011】
]前記発光器(111)が出力する光を可視光以外の波長とし、
前記受光器(112)の前面に可視光を除去あるいは低減する可視光フィルタ(183)を配置することを特徴とする[1]または[]に記載の障害物検知装置。
【0012】
]列車の通る軌道側とプラットホーム側とを仕切るとともに所定の乗降箇所にスライド式の扉(101)を有する可動ホーム柵装置であって、[1]から]の何れか一項に記載の障害物検知装置を有することを特徴とする可動ホーム柵装置。
【0013】
]扉(101)の閉動作期間中にだけ障害物の検知を行うことを特徴とする[]に記載の可動ホーム柵装置。
【0014】
]扉(101)の閉動作期間中に障害物を検知したとき、扉(101)の閉動作を障害物が検知されなくなるまで停止させることを特徴とする[]または[]に記載の可動ホーム柵装置。
【0016】
前記本発明は次のように作用する。
外乱光の到来方向が受光器(112)の指向性範囲外になるように扉(101)の間口領域の両端に配置する発光器(111)と受光器(112)とを結ぶ光路を扉(101)の進退方向に対して傾斜させたものでは、特定の方向から到来する外乱光による誤動作を防止することができる。たとえば、発光器(111)を間口領域の一端側の下部に配置し、受光器(112)を間口領域の他端側の上部に配置し、発光器(111)から受光器(112)への光路が下方から上方へ向かって斜めになるように設定すれば、上方から到来する太陽光は下方を向いた受光器(112)の指向性範囲外になるので、太陽光による誤動作を防止することができる。
【0020】
発光器(111)が出力する光を外乱光と異なる波長の光にし、外乱光の波長に対する透過率が発光器(111)の出力する光の波長に対する透過率よりも小さい光フィルタ(183)を受光器(112)の前面に配置したものでは、外乱光の影響を低減し、誤検知を防止することができる。特に、発光器(111)が出力する光を可視光以外の波長とし、受光器(112)の前面に可視光を除去あるいは低減する可視光フィルタ(183)を配置したものでは、利用者の目に見えない波長の光で障害物を検知しつつ、人にとって明るい環境を維持することができる。
【0021】
上述の障害物検知装置は、列車の通る軌道側とプラットホーム側とを仕切るとともに所定の乗降箇所にスライド式の扉(101)を有する可動ホーム柵装置等に適用される。この場合、扉(101)の閉動作期間中にだけ障害物の検知を行うとよい。また扉(101)の閉動作期間中に障害物を検知したときには、人や荷物の挟み込みを検知した場合と異なり、リトライ動作は行わずに扉(101)の閉動作を停止し、その後、障害物が検知されなくなったとき、扉(101)を停止していた位置から閉動作を再開させるとよい。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の各種実施の形態を説明する。
各実施の形態では、障害物検知装置を可動ホーム柵装置100に適用したものについて説明する。図2に示すように、可動ホーム柵装置100は、プラットホームの側縁に沿って立設され、プラットホームの脇に延びる線路(軌道)上の定位置に停止する列車との間に柵を形成して、ホームへの転落や列車への接触等を防止し、乗客の安全を確保するものである。可動ホーム柵装置100のうち列車の乗降口に対応する箇所(間口領域)には、開閉可能な一対のドア101が取り付けられる。ドア101は、左右の戸袋102に収容された開状態と、乗降口に対応する間口領域103を閉鎖した閉状態との間を、電動で直線的に進退移動するようになっている。
【0023】
図3は、可動ホーム柵装置100を上方から見た様子を示している。戸袋102の線路側の側面には、ドア101の閉動作を妨害する人や荷物などの障害物が間口領域103に存するか否かを検知するための発光器111と受光器112が取り付けてある。発光器111と受光器112は、発光器111から射出された光が受光器112の受光部へ入射するように間口領域103の両端近傍に対向配置されている。
【0024】
図4は、第1および第2の実施の形態にかかる可動ホーム柵装置100の回路構成を示している。可動ホーム柵装置100は、本装置全体の動作を制御する制御部120と、ドア101を駆動するためのモータ141と、モータ141へ駆動電流を供給する扉駆動部142と、障害物検知部130とを有している。障害物検知部130には、発光器111と受光器112が接続されている。また障害物検知部130は、発光器111および受光器112への電源供給等を行う素子駆動部131と、受光器112の出力に基づいて障害物の有無を判定する判定部132を有している。制御部120および障害物検知部130は、マイクロコンピュータを主要部とした回路で構成されており、発光器111や受光器112を駆動するためのドライバ素子等を有している。
【0025】
制御部120は、図示省略した指令装置からドア101の開閉指示を受信し、その指示に基づいてドア101の開動作および閉動作を行うようになっている。制御部120は、ドア101の閉動作を開始してから閉動作を完了するまでの間だけ、障害物検知部130による障害物の検知を有効にする。閉動作の途中で受光器112の出力に基づいて障害物を検知した場合には、ドア101を半分の位置まで閉じ、支障がなくなるまでドア101を停止させる。受光器112に基づいて障害物を検知した場合には、閉動作のリトライは行わず、支障がなくなれば、その時点から閉動作を再開し、ドア101を閉じるようになっている。
【0026】
なお、制御部120は、ドア101の移動速度など別途の方法で、障害物の挟み込み検知等を行っており、挟み込みを検出した場合には、ドア101を一旦開いてから閉動作をリトライするようになっている。
【0027】
次に、外乱光に基づく障害物の誤検知防止について説明する。
図1は、所定方向からの外乱光を遮って外乱光が受光器112の受光部へ入射することを防止するためのフード部材150を、受光器112の受光部近傍に設けた第1の実施の形態における可動ホーム柵装置100を示している。屋外に設置する場合には、太陽210からの光が外乱光となる。フード部材150は、外乱光が直接、受光器112の受光部へ到達することを防止し得る範囲にわたって受光部の近傍を覆っている。ここでは太陽光を防止するために、受光器112の上部から前方に所定距離伸びる形状のフード部材150を取り付けてある。
【0028】
なお、床面からの反射光等についても防止する必要がある場合には、それを遮ることができる範囲にフードを設ければよい。たとえば、四方を囲む筒状のフードを受光部の前面に取り付ける等である。
【0029】
図5は、可動ホーム柵装置100の第2の実施の形態における発光器111と受光器112の配置を示している。第2の実施の形態では、外乱光の到来方向が受光器112の指向性範囲外になるように間口領域103の両端に配置する発光器111と受光器112とを結ぶ光路161が扉の進退方向に対して傾斜するように発光器111と受光器112を配置してある。受光器112の指向性範囲は、通常その前方の所定範囲になるので、太陽光のように上方から到来する外乱光を回避するためには、受光器112の受光部が下方を向くように設定する。具体的には、戸袋102の側面下部に発光器111を、他方の戸袋の側面上部に発光器111と対向するように受光器112を配置してある。
【0030】
このように受光器112の受光部が下向き斜めになるように配置することで、上方から到来する太陽光等の外乱光の影響を受けなくなり、光センサに基づく障害物検知の誤動作を防止することができる。
【0031】
図6は、第3の実施の形態にかかる可動ホーム柵装置100aにおける発光器と受光器の設置状態を示している。図6に示すように、第3の実施の形態に可動ホーム柵装置100は、発光器と受光器の組み合わせを2組備えており、一方の組(111、112)と他方の組(171、172)とでは発光器と受光器の配置を逆にしてある。
【0032】
図7は、図6に示した可動ホーム柵装置100aの回路構成を示している。図4に示したものと同一部分には同一の符号を付してあり、それらの説明を省略する。可動ホーム柵装置100aでは、第1の組の発光器111、受光器112と、第2の組の発光器171、受光器172を有しており、障害物検知部130aの有する素子駆動部131は双方の組の各素子を駆動し、判定部132aは、受光器112および受光器172の出力に基づいて障害物の有無を判定するようになっている。
【0033】
すなわち、受光器112の出力が障害物ありを示し、かつ受光器172の出力が障害物ありを示しているときだけ、障害物ありと判定する。これにより一方の組が誤動作により誤って障害物を検知しても、これが無効となり、障害物がないのに障害物ありと誤判定することが防止される。
【0034】
一方、外乱光による影響を回避する場合には、受光器112と受光器172の少なくとも一方が障害物ありを示しているときに障害物ありと判定するようにしてもよい。障害物が実際に存在し、発光器からの光が受光器へ届かない状況が発生してもその受光器に太陽光などの外乱光が入射すると、これを発光器からの光として誤検知し、障害物の存在を検知できない場合が生じる。しかしながら、発光器と受光器の配置を逆にした2組を用意すれば、外乱光が一方向から到来するものであれば、外乱光が双方の受光器に同時に入射することはない。したがって、少なくとも一方の組では障害物の存在が検知される。このように2組用意した中の少なくとも一方が障害物ありを示すときに障害物ありと判定することにより、外乱光に起因する障害物の不検知発生を防止することができる。
【0035】
図8は、第4の実施の形態における可動ホーム柵装置100で用いる光学系を示している。図8に示す光学系では、発光器111のすぐ前方に縦波フィルタ181を配置し、縦波フィルタ181の受光器112側に隣接して集光レンズ182を配置してある。一方、受光器112のすぐ前方にも縦波フィルタ185を配置し、縦波フィルタ185の発光器111側に隣接して集光レンズ184を配置し、集光レンズ184の発光器111側に隣接して可視光フィルタ183を配置してある。
【0036】
発光器111側の縦波フィルタ181と受光器112側の縦波フィルタ185は、透過させる光の波方向を揃えてある。集光レンズ182は、発光器111から出力された光をほぼ平行光になるように屈折させ、集光レンズ184は、発光器111からの光を受光器112の受光部へ集光するように配置してある。すなわち、集光レンズ182の焦点に発光器111を縦波フィルタ185の焦点に受光器112の受光面を配置してある。
【0037】
このように縦波フィルタ181を通すことで発光器111からの光は特定の波方向の光となり、縦波フィルタ185によりその特定の波方向の光だけを選択して受光器112が受光するので、外乱光の影響を受け難くなる。また集光レンズ182、184を通すことで受光器112に到達する発光器111からの光のレベルが上がり、S/N比(信号対雑音比)が高くなって誤検知が防止される。
【0038】
発光器111が出力する光は、外乱光と異なる波長になっている。可視光フィルタ183は、外乱光の波長に対する透過率が発光器111の出力する光の波長に対する透過率よりも小さい光フィルタである。ここでは、可視光を除去あるいは低減する可視光フィルタ183を配置してある。このように発光器111が出力する光を可視光以外の波長とし、受光器112の前面に可視光を除去あるいは低減する可視光フィルタ183を配置したので、利用者の目に見えない波長の光で障害物を検知しつつ、人にとって明るい環境を維持することができる。
【0039】
以上説明した実施の形態では、可動ホーム柵装置100に障害物検知装置を適用したものであったが、直線上を進退移動する扉によって開閉される間口領域における障害物を検知するものであれば、他の装置に適用してもよい。
【0040】
このほか、第4の実施の形態で示した光学系を第1から第3の実施の形態に示したものの光学系として採用すれば、外乱光による誤動作をさらに確実に防止することができる。
【0041】
【発明の効果】
本発明にかかる障害物検知装置およびこれを備えた可動ホーム柵装置では、所定方向からの外乱光を遮ってこの外乱光が受光部へ入射することを防止するフード部材を受光器の受光部近傍に設けたので、太陽光などの影響による誤動作を防止することができる。
【0042】
また外乱光の到来方向が受光器の指向性範囲外になるように発光器から受光器への光軸方向を扉の進退方向に対して傾斜させたものでは、特定の方向から到来する外乱光による誤動作を防止することができる。
【0043】
さらに発光器と受光器の組み合わせを2組用意し、一方の組の発光器と受光器の配置と他方の組の発光器と受光器の配置とを逆にし、これら2組の双方が障害物有りを検知したとき、はじめて障害物有りと判定するように構成したものでは、一方が障害物ありと誤検知した場合でも、これを適切に排除することができる。また2組のうち少なくとも一方の受光器が障害物ありを検知したとき障害物ありと判定するものでは、発光器からの光が障害物で遮られているにもかかわらず外乱光が受光器へ入射して障害物を検知しないという誤動作を防止することができる。
【0044】
このほか、縦波フィルタと集光レンズの組を発光器の前面と受光器の前面にそれぞれ配置したものでは、発光器からの光は特定の波方向となり、受光器では当該特定の波方向をもつ光だけを受光するので、外乱光による誤動作を低減することができる。また集光レンズにより受光器に到達する発光器からの光のレベルが上がるので、S/N比(信号対雑音比)が高くなり、誤検知が防止される。
【0045】
発光器が出力する光を外乱光と異なる波長の光にし、外乱光の波長に対する透過率が発光器の出力する光の波長に対する透過率よりも小さい光フィルタを受光器の前面に配置したものでは、外乱光の影響を低減し、誤検知がさらに低減される。特に、発光器が出力する光を可視光以外の波長とし、受光器の前面に可視光を除去あるいは低減する可視光フィルタを配置したものでは、利用者の目に見えない波長の光で障害物を検知しつつ、人にとって明るい環境を維持することができる。
【0046】
上述の障害物検知装置を用いた可動ホーム柵装置において扉の閉動作期間中に障害物を検知したときに、扉の閉動作を障害物が検知されなくなるまで停止するようにしたものでは、障害物の挟み込み前の段階での適切な動作となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る障害物検知装置を適用した可動ホーム柵装置であって受光器にフードを付けたものを示す正面図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る障害物検知装置を適用した可動ホーム柵装置の設置状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る障害物検知装置を適用した可動ホーム柵装置の設置状態を示す上面図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る障害物検知装置を適用した可動ホーム柵装置の回路構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る障害物検知装置を適用した可動ホーム柵装置であって発光器から受光器への光路が斜めになるように設定したものを示す正面図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係る扉自動開閉装置を適用した可動ホーム柵装置であって発光器と受光器を2組設けたものを示す正面図である。
【図7】本発明の一実施の形態に係る障害物検知装置を適用した可動ホーム柵装置であって発光器と受光器を2組設けたものの回路構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の一実施の形態に係る障害物検知装置を適用した可動ホーム柵装置の光学系であって縦波フィルタ等を用いたものを示す説明図である。
【符号の説明】
100…可動ホーム柵装置
101…ドア
102…戸袋
103…間口領域
111…発光器
112…受光器
120…制御部
130…障害物検知部
131…素子駆動部
132…判定部
141…モータ
142…扉駆動部
150…フード部材
161…光路
171…発光器
172…受光器
181…縦波フィルタ
182…集光レンズ
183…可視光フィルタ
184…集光レンズ
185…縦波フィルタ
210…太陽

Claims (6)

  1. 直線上を進退移動する扉によって開閉される間口領域に前記扉の閉動作を妨害する障害物が存するか否かを検知する障害物検装置であって、前記間口領域の両端に対向配置した発光器と受光器を有し、前記障害物の有無を、前記受光器での前記発光器からの光の受光状態に基づいて検知するものにおいて、
    外乱光の到来方向が前記受光器の指向性範囲外になるように前記発光器から前記受光器への光軸を扉の進退方向に対して傾斜させたことを特徴とする障害物検知装置。
  2. 前記発光器が出力する光を外乱光と異なる波長の光にし、
    前記外乱光の波長に対する透過率が前記発光器の出力する光の波長に対する透過率よりも小さい光フィルタを前記受光器の前面に配置することを特徴とする請求項1に記載の障害物検知装置。
  3. 前記発光器が出力する光を可視光以外の波長とし、
    前記受光器の前面に可視光を除去あるいは低減する可視光フィルタを配置することを特徴とする請求項1またはに記載の障害物検知装置。
  4. 列車の通る軌道側とプラットホーム側とを仕切るとともに所定の乗降箇所にスライド式の扉を有する可動ホーム柵装置であって、請求項1から3の何れか一項に記載の障害物検知装置を有することを特徴とする可動ホーム柵装置。
  5. 扉の閉動作期間中にだけ障害物の検知を行うことを特徴とする請求項に記載の可動ホーム柵装置。
  6. 扉の閉動作期間中に障害物を検知したとき、扉の閉動作を障害物が検知されなくなるまで停止させることを特徴とする請求項またはに記載の可動ホーム柵装置。
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