JP4657593B2 - 電子写真捺染方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式による捺染用液体トナーを用いた捺染方法に関し、特に捺染布処理と着色剤の選択による捺染方法の改善に関する。
捺染法は、糸、編織物、二次製品等色々な形態の繊維品に適用され、版形式及び機械操作によって凹版を用いるローラ捺染、孔版によるスクリーン、型紙捺染が主流である。スクリーン捺染には手工捺染、半自動スクリーン捺染機、自動走行スクリーン捺染機による捺染、フラット型及びロータリー式自動スクリーン捺染機による捺染などがある。しかし、ローラ捺染は、金属ローラに図柄を彫刻する工程が煩雑でローラの取り扱い等も大変であり、スクリーン捺染は、スクリーンの製造に時間がかかり、捺染作業に手間がかかる等の問題があった。
また、ロータリー式スクリーン捺染もスクリーンの製作、ローラの彫刻等に時間がかかる等の問題があった。このように従来からの捺染法はその製作工程が煩雑で、出来上がりまで長期間費やされるため、簡便な捺染法が望まれていた。
近年、従来の彫刻製版工程を省略し、短期間で製作が可能なインクジェットを用いた捺染方法が開示されている(例えば、特許文献1、2参照)。しかし、インクジェットによる捺染方式は、濃度を上げることができない、捺染していくうちに濃度が変化してしまう等の欠点があった。
これらの問題を解決するため、電子写真方式を用いた捺染方法が最近開発されている。この方法は、感光体上に静電潜像を形成し、トナーを付着させ、これを布類に転写し、熱によりトナーを定着させるものである(例えば、特許文献3、4参照)。
しかし、この電子写真方式による捺染方法は乾式トナーを用いたものであり、トナー層厚が厚いため、肌触りが良くない、樹脂により物理的に繊維に付着させているため、摩擦堅牢度、耐洗濯特性が劣る等の問題があった。
液体トナーを用いた電子写真方式による捺染法も開示されている(例えば、特許文献5、6参照)。これは、昇華染料を用いた液体トナーをイオン流により現像し、図柄を転写物に印刷し、これを布類に重ね合せ昇華熱転写するものである。この方法は、肌触り等も自然で、簡便な方法であるが、カラーの場合、2色目に重ねた濃度が出にくい、耐洗濯性に劣る等の欠点があった。また、布の裏面までトナーが染込まず、両面捺染する必要があった。加えて作業が煩雑で、布に転写後、不要になった紙(転写物)がムダになるなどの問題があった。
特開平10−195776号公報 特許第2995135号公報 特開平5−027474号公報 特開平5−033275号公報 特開平9−73198号公報 特開平10−239916号公報
上述のように従来の方法では、濃度の不安定、堅牢性不足、作業が煩雑等の問題がある。
本発明は、上述した実情を考慮してなされたものであって、布類の裏面まで画像が写り、耐洗濯性が良く、画像濃度が高く、高解像の画像が得られる捺染用電子写真液体トナー及びその捺染方法を提供し、捺染の作業性を大幅に効率化し、オンデマンド性を持たせた、ムダのない捺染方法を提供するとともに、更に着色剤に反応性染料を用いた時に、布との染着性が高い電子写真捺染方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、発明は、着色剤を分散させたトナー粒子を電子写真方式により、捺染布に着色剤を直接捺染する電子写真捺染方法であって、転写布がアルカリで前処理されていることを特徴とする。
そして、請求項に記載の発明は、体積抵抗10Ω・cm以上高抵抗低誘電率の担体液中に、着色剤として反応性染料を分散させた液体トナーを用い、捺染布に直接捺染する電子写真捺染方法であって、転写布がアルカリで前処理されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、体積抵抗10Ω・cm以上高抵抗低誘電率の担体液中に、着色剤として反応性染料を分散させた液体トナーを用い、捺染布に直接捺染する電子写真捺染方法であって、転写布がアルカリと尿素で前処理されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1または2に記載の電子写真捺染方法において、アルカリが重炭酸ソーダであることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の電子写真捺染方法において、液体トナーにおける反応性染料の純度が80〜100%であることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の電子写真捺染方法において、液体トナーが樹脂を含有し、樹脂の一部がアルカリ可溶性樹脂又は水溶性樹脂からなることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項5に記載の電子写真捺染方法において、液体トナーにおける樹脂成分中のアルカリ可溶性樹脂又は水溶性樹脂の割合が10〜80%であることを特徴とする。
本発明によれば、請求項1の捺染方法においては、体積抵抗10 Ω・cm以上高抵抗低誘電率の担体液中に、着色剤として反応性染料を分散させたトナー粒子(液体トナー)を用いるとともに、アルカリで前処理された布を用いて電子写真方式により直接捺染するため染着性が良く高品質な捺染が得られることが可能となる。
さらに、請求項の捺染方法においては、体積抵抗10 Ω・cm以上高抵抗低誘電率の担体液中に、着色剤として反応性染料を分散させたトナー粒子(液体トナー)を用いるとともに、アルカリと尿素で前処理された布を用いて電子写真方式により直接捺染するため請求項の効果に加えて更に染着性が良く高品質な捺染が得られることが可能となる。
さらに、請求項の捺染方法においては、アルカリが重炭酸ソーダであるため更に染着性が良く高品質な捺染が得られることが可能となる。
さらに、請求項の捺染方法においては、反応性染料の純度が80〜100%であるため、請求項1、2の効果に加えて更に天然繊維に対して染着性が良く堅牢度が高い捺染が得られることが可能となる。
さらに、請求項の捺染方法においては、トナー樹脂の一部がアルカリ可溶性樹脂又は水溶性樹脂とからなるため染着性が良く高品質な捺染が得られることが可能となる。
さらに、請求項の捺染方法においては、樹脂成分中のアルカリ可溶性樹脂又は水溶性樹脂の割合が10〜80%であるため染着性が良く高品質な捺染を得ることが可能となる。
また、本発明の捺染方法においては、アルカリ可溶性樹脂、水溶性樹脂のアルカリ溶液又は水に対する溶解率20〜100%とすると染着性が良く高品質な捺染が得られることが可能となる。
さらにアルカリ可溶性又は水溶性樹脂の酸価0〜2000mg/KOHとすると染着性が良く高品質な捺染が得られることが可能となる。
さらに着色剤フミン酸、フミン酸塩又はフミン酸誘導体の存在下で前記樹脂成分と混練又はフラッシング処理すると高品質な捺染が得られることが可能となる。
さらにトナーの平均粒径が0.1〜5μmとすると染着性が良く高品質な捺染が得られることが可能となる。
さらにトナー担体液の沸点が100〜350℃の脂肪族飽和炭化水素とすると高品質な捺染が得られることが可能となる。
さらに転写方法として、静電潜像を感光体上に現像後、転写ローラで圧力をかけ、画像を転写させる高品質な捺染が得られることが可能となる。
さらに、前記転写方法においては、中間転写体にトナー像を1次転写後、画像を2次転写させる高品質な捺染が得られることが可能となる。
さらに感光体の線速に対して現像ローラの線速が1.2倍〜6倍、スクイズローラの線速が1.2〜4倍であるため高品質の捺染が得られることが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
本発明は、体積抵抗10Ω・cm以上高抵抗低誘電率の担体液中に、着色剤を分散させた液体トナーを電子写真方式により、捺染布に直接捺染することを特徴とした電子写真捺染方法において、転写布がアルカリで前処理されていることを特徴とする電子写真捺染方法である。
液体トナーの場合は通常の捺染インクと異なり、染料が溶解状態ではなく分散状態で存在している。このため、布に捺染した場合、画像が滲まない利点はあるものの、反応性染料などの布との反応が必要な染料の場合は、布と反応し難く、染着性が悪いため、水洗、ソーピングにより染料が離脱し濃度が上がらない問題があった。本発明は転写布にあらかじめアルカリを前処理することにより、液体トナーを用いた捺染においても通常の捺染インクと同レベルの染着性を達成できる。
前処理するアルカリは、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸アンモニウム、リン酸ナトリウム、重炭酸ソーダ、ケイ酸ナトリウムなどの水溶液で濃度は0.1〜15%、pHは7.5〜13程度が望ましい。濃度は薄すぎても、濃すぎても染着性は低下する。また、これらのアルカリと伴に尿素を含有させると更に染着性が高まる。染料の布への浸透性が向上するためと考えられる。
反応性染料は、全てのタイプが使用可能であるが、クロルトリアジン系、ビニルスルホン系が良好である。
具体例としては、C.I.リアクティブイエロー2,15,37,42,76,95;C.I.リアクティブレッド21,22,24,33,45,111,112,114,180,218,226;C.I.リアクティブブルー15,19,21,38,49,72,77,176,203,220;C.I.リアクティブブラック5,8,31,39等が挙げられる。転写基材はこれらの反応性染料と反応できるOH基、NH基、SH基等の官能基を持っていることが必要であり、綿や絹が適応できる。
クロルトリアジン系及びビニルスルホン系の転写基材との反応例は以下のようなものがある。(Dは染料母体)
クロルトリアジン系では下記の反応(1)が起る。
Figure 0004657593
ビニルスルホン系では下記の反応(2)が起る。
Figure 0004657593
一般には市販の粉体染料は、染料純度50%程度で、食塩、芒硝が多量に入っている場合が多く、トナーにした場合、抵抗、帯電性に悪影響を与えるため、精製するか、初めから塩類含有量の少ない染料を用いたほうが、良好である。純度80%以上が望ましい。
また、トナーの帯電特性を安定化させるために、必要最低限の樹脂成分を添加した方が好ましい。染料/樹脂の割合は3/7〜9/1が望ましい。
添加する樹脂成分は、ポリオレフィン樹脂やポリエスエル樹脂が良好である。特にこれらの樹脂にアルカリ可溶性、水溶性樹脂をブレンドしたものは、基材に反応させる工程で、水蒸気やアルカリを用いる場合に反応性が高まりより好ましい。
アルカリ可溶性樹脂又は水溶性樹脂のアルカリ水溶液に対する溶解率は20%以上あれば反応性は向上する。50%以上であれば更に望ましい。
溶解率は以下のようにして求められる。
0.5%NaOH水溶液100gとアルカリ可溶性樹脂又は水溶性樹脂10gを混合し、100℃で10分間加熱する。
その後、5μmフィルターでろ過し、フィルター残さを乾燥し計量する。
溶解率(%)=[(10(g)−フィルター残さ重量(g))/10(g)]×100(%)
アルカリ可溶性樹脂又は水溶性樹脂の全樹脂成分に対する割合は10〜80%が望ましい。更に望ましくは30〜70%である。アルカリ可溶樹脂以外のポリオレフィン樹脂やポリエステル樹脂分が少ないとトナーの帯電性が低下し、アルカリ可溶性樹脂又は水溶性樹脂分が少ないと反応性が低下する。
アルカリ可溶性樹脂以外の樹脂は一般的な樹脂が使用可能であるが、特にポリオレフィン樹脂、ポリエステル樹脂が良好である。
ポリオレフィン樹脂としては、エチレン−酢酸ビニル共重合体では、三井・デュポンポリケミカル(株)製エバフレックスシリーズ、例えばY−W45X,150,210,220,250,260,310,360,410,420,450,460,550,560等、東洋曹達工業(株)製ウルトラセン・シリーズ、例えば510X,515F,530,537,537L,537S,525,520F,540,540F,541,541L,625,630,630F,682,627,631,633,680,681,635,634,710,720,722,725,751,750,760等、住友化学工業(株)製スミテート・シリーズ、例えばDD−10,HA−20,HC−10,HE−10,KA−10,KA−20,KA−31,KC−10,KE−10,MB−11,RB−11等、日本合成工業(株)ソアグレン・シリーズ、例えばBH,CH,CI,DH等、同ソアレックスシリーズ、例えばRBH,RCH,RDH等、武田薬品工業(株)デュミラン・シリーズ、例えばデュミランD−219、D−229、D−251S、C−2280、C−2270、C−1590、C−1570、C−1550等、三菱油化(株)製ユカロン−エバ、米国デュポン社製エルパックス等が挙げられる。
その他、低分子量タイプは三井化学(株)のハイワックス720P、410P、420P、320P、210P、220P、110P、4202E、ポリオレフィン樹脂を変性しカルボキシル基を導入したものは、日本石油化学(株)製Nポリマー、東燃石油化学(株)製東燃CMP−HAシリーズ、三菱油化(株)製MODIC、製鉄化学工業(株)製ザイクセン、三井東圧化学(株)製ロンプライ、三井石油化学工業(株)製アドマー等、また、エチレンとアクリル酸との共重合体では、ダウケミカル社製ダウEAAコポリマー、三菱油化(株)ユカロンEAA、三井・デュポンポリケミカル(株)ニュクレル、住友化学(株)アクリフト等、更に、エチレンとアクリル酸又はメタアクリル酸との共重合体、或いは更にそれらを架橋させた所謂アイオノマーでは米国デュポン社製サーリン、三井・デュポンポリケミカル(株)製ハイミラン、旭ダウ(株)製コーボレンラテックス等、BASF(株)EVA1ワックス添加、また、エチレンとアクリル酸エステルとの共重合体では日本ユニカー(株)製DPD−6169等、更に、カルボキシル性のカルボニル基を含有するポリオレフィン系樹脂等を挙げることができる。
ポリエステル樹脂は多価アルコールと多価塩基酸との重縮合により得られる。
多価アルコールとしては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、1,2−プロピレングリコール等のプロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,4−ブタンジオール等のブタンジオール、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサンジオール等のヘキサンジオール等のアルキレングリコール(脂肪族グリコール)及びこれらのアルキレンオキサイド付加物、ビスフェノールA、水素添加ビスフェノール等のビスフェノール類及びこれらのアルキレンオキサイド付加物のフェノール系グリコール類、単環或いは多環ジオール等の脂環式及び芳香族ジオール、グリセリン、トリメチロールプロパン等のトリオール等が挙げられる。
多価塩基酸としては、マロン酸、コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、フマル酸、マレイン酸、イタコン酸、フタル酸及びその変性酸(例えば、ヘキサヒドロ無水フタル酸)、イソフタル酸、テレフタル酸等の飽和又は不飽和の2価塩基酸、トリメリット酸、トリメシン酸、ピロメリット酸、メチルナディック酸等の3官能以上の飽和多価塩基酸、及びこれらの酸無水物、低級アルキルエステル等が挙げられる。
150〜300℃程度の温度下でこれら多価アルコールと多塩基酸を重縮合することによりにポリエステル樹脂が得られる。反応促進のためにエステル化触媒を用いてもよい。
エステル化触媒としては、テトラブチルジルコネート、ジルコニウムナフテネート、テトラブチルチタネート、テトラオクチルチタネート、3/1しゅう酸第1スズ/酢酸ナトリウムのような金属有機化合物等を使用できる。
ポリエステル樹脂のメルトインデックスを制御するためには、重合温度、反応系圧力、反応時間等を調整し、酸価を制御するためには、反応させるカルボン酸とアルコールとのモル比、重合体の分子量等を調整する。
市販のポリエステル樹脂としては、三菱レイヨン製のダイヤクロンシリーズ、東洋紡製のバイロン290、バイロン200、バイロン280、バイロン300、バイロン103、バイロンGK−140、バイロンGK−130、花王製のアトラックシリーズ、タフトンNE−382、タフトンU−5、ATR−2009、ATR−2010、ユニチカ製のエリーテルUE3500、UE3210、XA−8153、日本合成化学製のポリエスターTP−220、R−188等が挙げられる。
また、アルカリ可溶性樹脂又は水溶性樹脂は、水溶性メラミン樹脂、水溶性ロジン変性樹脂、水溶性ポリエステル樹脂、水溶性アクリル樹脂、水溶性エポキシ樹脂、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリエチレンイミン、カルボキシメチルセルロース、アルギン酸ソーダ、コラーゲン、ゼラチン、デンプン、キトサン等がある。
商品としては、クラレ社製ポバール(PVA)、イソバン(イソブチレン/マレイン酸樹脂)、ハリマ化成製ネオトール、ハリディプ(アルキッド樹脂、アクリル樹脂)、日本合成化学社製エコアティ(PVA)、ナガセケムテックス社製デコナール(エポキシ樹脂)、日本純薬社製ジュリアー(アクリル樹脂)、カブセン(ポリエステル樹脂)などが挙げられる。
酸価は0〜2000mg/KOHであることが望ましく2000mg/KOHより高いと現像特性が低下する。
特に、アルカリ可溶性樹脂又は水溶性樹脂、着色剤をフラッシング処理を行った場合は画像面で優れたトナーが得られる。
フラッシング処理とは、色素を水に溶かした含水液に、更に樹脂分散媒を加え、フラッシャーと呼ばれるニーダー中で良く混合し、顔料のまわりに存在する水を後から添加される樹脂分散媒によって置換する処理をいう。
この操作により取出される水を排出し、樹脂溶液中に顔料が分散された状態とし乾燥させて、溶剤を除去し、得られた塊を粉砕することにより着色剤の粉末が得られる。
フラッシングする際の着色剤と樹脂の割合は、樹脂100重量部に対して着色剤10〜60重量部が適当である。フラッシング処理には、フミン酸、フミン酸塩(Na塩、NH塩など)またはフミン酸誘導体の存在下に行うのが特に有利である。これら添加されるフミン酸類の量は、着色剤含水液の0.1〜30重量%程度が適当である。
本発明の液体トナーに使用される担体液としては、高抵抗で低誘電率のものが良く、イソパラフィン、シリコーンオイル、ポリアルファオレフィンが良好である。イソパラフィン系炭化水素は、アイソパーC、アイソパーE、アイソパーG、アイソパーH、アイソパーL、アイソパーM、アイソパーV(エクソン化学)などがあり、シリコーン系オイルとしては、KF96 1〜10000cst(信越シリコン)、SH200、SH344(東レシリコン)、TSF451(東芝シリコン)などがある。ポリアルファオレフィンはSHF−20、SHF−21、SHF−23、SHF−41、SHF−61、SHF−63、SHF−82、SHF−83、SHF−101、SHF−403、SHF−1003、supersyn2150、supersyn2300、supersyn21000、supersyn23000(以上エクソンモービル社製)などが挙げられる。
また本発明に併用することが好ましい分散用樹脂として、下記一般式(3)
Figure 0004657593
(RはHまたはCHを、nは6〜20の整数を表わす。)
で表わされるビニルモノマーAと下記一般式(4)
Figure 0004657593
(Rはnが1〜4のアルキル基を表わす。)
で表わされるビニルモノマー及びビニルピリジン、ビニルピロリドン、エチレングリコールジメタクリレート、スチレン、ジビニルベンゼン、ビニルトルエンより選ばれるモノマーBの各一種ずつもしくは、数種の共重合体、グラフト共重合体が挙げられる。
また、トナーの平均粒径は0.1〜5μmが望ましく、0.1μm以下では、十分な濃度が得られない場合やニジミが発生しやすくなる場合があり、5μm以上では、色彩、解像性が悪くなる場合がある。
感光体に現像後、転写ローラで0.1〜3Kg/cmの圧力をかけ転写した場合、平滑性の悪い転写紙や捺染の場合は転写性が向上し、高濃度の画像を形成できる。
また、中間転写体を用いて転写する場合も、更に高い圧力がかけられるため転写性が向上する。しかし、中間転写体を用いない場合よりも転写時の溶媒量が少なくなるため、捺染の場合は、2次転写前に中間転写体上に脂肪族炭化水素やシリコーンオイル等の溶媒を吹き付け転写に必要な溶媒量を確保することが望ましい。
吹き付け量は0.20〜0.70mg/cm程度が良好である。
また、捺染の場合、濃度を向上のためには現像付着量を上げたり、あるいは、現像後リバースローラの溶剤スクイズ量を少なくすることにより、感光体上の現像液量を多くして布への溶剤染込み量を増やすと効果がある。
感光体の線速に対して現像ローラの線速が1.2倍〜6倍、スクイズローラの線速が1.2〜4倍、望ましくは、現像ローラの線速が2倍〜4倍、スクイズローラの線速が2〜3倍で表面濃度、裏面濃度は高くなる。
ローラと感光体のギャップは50〜250μm、リバースローラのギャップは30〜150μmが良好である。
着色剤、樹脂、担体液をボールミル、キティーミル、ディスクミル、ピンミルなどの分散機に投入、分散、混練を行い濃縮トナーを調製し、これを本発明の担持液中に分散させることによりトナーを得ることができる。
また、本技術はそのまま担体液を含まない乾式トナーとしても応用できる。
以下、本発明の実施例を述べる。
[実施例1]
反応性染料(チバケミカル Cibacron Red P−6B) 60部
ラウリルメタアクリレート/メチルメタアクリルレート/メタクリル酸/グリシジルメタアクリレート(80/10/5/5)共重合体のアイソパーH20%溶液
240部
アイソパーH 190部
荷電制御剤(ナフテン酸ジルコニウム) 3部
をボールミルに入れて24時間分散後、さらにアイソパーHを300部加え、1時間分散し、これを濃縮トナーとした。布の前処理は2%重炭酸ソーダ(NaHCO)(濃度2%)溶液を綿布に塗布して行った。
[実施例2]
反応性染料(日本化薬 Kayacion Turq.P−3GF) 55部
ラウリルメタアクリレート/メチルメタアクリルレート/メタクリル酸/グリシジルメタアクリレート(80/10/5/5)共重合体のアイソパーH20%溶液
150部
ポリオレフィン樹脂(エチレン・酢酸ビニル共重合樹脂)
(エバフレックス)(三井・デュポン) 80部
アイソパーH 190部
荷電制御剤(ナフテン酸ジルコニウム) 3部
をボールミルに入れて24時間分散後、さらにアイソパーHを300部加え、1時間分散し、これを濃縮トナーとした。
布の前処理は3%重炭酸ソーダ(NaHCO)(濃度4%)、尿素(HNCONH)(濃度6%)混合溶液を綿布に塗布して行った。
[実施例3]
反応性染料(日本化薬 Kayacion Turq.P−3GF) 50部
ラウリルメタアクリレート/メチルメタアクリルレート/メタクリル酸/グリシジルメタアクリレート(80/10/5/5)共重合体のアイソパーG20%溶液
110部
ポリオレフィン樹脂(エチレン・酢酸ビニル共重合樹脂)
(エバフレックス)(三井・デュポン) 50部
水溶性樹脂 ポバール(PVA)(クラレ) 60部
アイソパーG 180部
荷電制御剤(ナフテン酸ジルコニウム) 3部
をボールミルに入れて24時間分散後、さらにアイソパーGを300部加え、1時間分散し、これを濃縮トナーとした。
布の前処理はケイ酸ナトリウム(NaO・SiO)(濃度3%)、尿素(HNCONH)(濃度5%)混合溶液を絹布に塗布して行った。
[実施例4]
反応性染料(日本化薬Kayacion Black) 50部
ポリオレフィン樹脂(エチレン・メタクリル酸共重合樹脂)
(ニュクレル)(三井・デュポン) 40部
水溶性樹脂 カブセン(水溶性ポリエステル)(ナガセケムテックス) 70部
を混練粉砕した。
上記混練粉砕物 90部
ラウリルメタアクリレート/メチルメタアクリルレート/メタクリル酸/グリシジルメタアクリレート(80/10/5/5)共重合体のアイソパーL20%溶液
120部
アイソパーL 200部
荷電制御剤(ナフテン酸ジルコニウム) 2部
をボールミルに入れて24時間分散後、さらにアイソパーL350部加え、1時間分散し、これを濃縮トナーとした。
布の前処理は重炭酸ソーダ(NaHCO)(濃度2%)、尿素(HNCONH)(濃度7%)混合溶液を綿布に塗布して行った。
[実施例5]
反応性染料(日本化薬 Kayacion Yellow P−7G) 50部
ポリオレフィン樹脂(エチレン・酢酸ビニル共重合樹脂)
(エバフレックス)(三井・デュポン) 20部
水溶性樹脂 ハリディブ(水溶性アルキド樹脂)(ハリマ化成) 80部
ニトロフミン酸 3部
をニーダ混練、フラッシング処理した。
上記フラッシング混練物 70部
ラウリルメタアクリレート/メチルメタアクリルレート/メタクリル酸/グリシジルメタアクリレート(80/10/5/5)共重合体のポリアルファオレフィン(SHF−21)20%溶液 100部
ポリアルファオレフィン(SHF−21) 250部
荷電制御剤 5部
をボールミルに入れて24時間分散後、さらにSHF−21を250部加え、1時間分散し、これを濃縮トナーとした。
布の前処理は重炭酸ソーダ(NaHCO)(濃度2%)、尿素(HNCONH)(濃度7%)混合溶液を綿布に塗布して行った。
[実施例6]
実施例1の反応性染料(チバケミカル Cibacron Red P−6B)を純度95%に精製して用いた以外は、実施例1と同一にして濃縮トナーを作成した。
布の前処理は重炭酸ソーダ(NaHCO)(濃度2%)、尿素(HNCONH)(濃度7%)混合溶液を綿布に塗布して行った。
[実施例7]
反応性染料(チバケミカル Cibacron Red P−6B) 40部
ポリオレフィン樹脂(エチレン・メタクリル酸共重合樹脂)
(ニュクレル)(三井・デュポン) 5部
水溶性樹脂 カブセン(水溶性ポリエステル)(ナガセケムテックス) 95部
を混練粉砕した。
上記混練粉砕物 90部
ラウリルメタアクリレート/メチルメタアクリルレート/メタクリル酸/グリシジルメタアクリレート(80/10/5/5)共重合体のアイソパーH20%溶液
120部
アイソパーH 200部
荷電制御剤(ナフテン酸ジルコニウム) 2部
をボールミルに入れて24時間分散後、さらにアイソパーHを350部加え、1時間分散し、これを濃縮トナーとした。
布の前処理は重炭酸ソーダ(NaHCO)(濃度2%)、尿素(HNCONH)(濃度7%)混合溶液を綿布に塗布して行った。
[実施例8]
反応性染料(チバケミカル Cibacron Red P−6B) 40部
ポリオレフィン樹脂(エチレン・メタクリル酸共重合樹脂アイオノマー)
(ハイミラン)(三井・デュポン) 95部
水溶性樹脂 カブセン(水溶性ポリエステル)(ナガセケムテックス) 5部
を混練粉砕した。
上記混練粉砕物 90部
ラウリルメタアクリレート/メチルメタアクリルレート/メタクリル酸/グリシジルメタアクリレート(80/10/5/5)共重合体のアイソパーH20%溶液
120部
アイソパーH 200部
荷電制御剤(ナフテン酸ジルコニウム) 2部
をボールミルに入れて24時間分散後、さらにアイソパーHを350部加え、1時間分散し、これを濃縮トナーとした。
布の前処理は重炭酸ソーダ(NaHCO)(濃度2%)、尿素(HNCONH)(濃度7%)混合溶液を綿布に塗布して行った。
[実施例9]
反応性染料(チバケミカル Cibacron Red P−6B) 30部
ポリオレフィン樹脂(エチレン・酢酸ビニル共重合樹脂)
(デュミラン)(武田薬品) 30部
水溶性樹脂 カブセン(水溶性ポリエステル)(ナガセケムテックス) 30部
CCA(サリチル酸誘導体の金属錯体) 3部
を混練粉砕し乾式トナーを得た。
布の前処理は重炭酸ソーダ(NaHCO)(濃度4%)、尿素(HNCONH)(濃度8%)混合溶液を綿布に塗布して行った。
実施例1〜8を図2の装置で布に捺染を行った。実施例9の乾式トナーは、乾式複写機で捺染を行った。捺染後、100℃、10分間の蒸熱処理を行い、水洗、ソーピングを行った。
[比較例1〜9]
実施例1〜8のトナーを用い前処理を行っていない布を用いて、後述する図2の装置で捺染を行った後、ケイ酸ナトリウム(NaO・SiO)(濃度3%)塗布後、20時間放置し、水洗、ソーピングを行い比較例1〜8とした。比較例9の乾式トナーは、乾式複写機で捺染を行った後ケイ酸ナトリウム(NaO・SiO)(濃度3%)塗布後、20時間放置し、水洗、ソーピングを行った。
結果は次表1の通りであった。
Figure 0004657593
*画像濃度はX−Riteにより測定した。
*ベタ均一性、にじみは段階見本による
(ランク5:最良、ランク1:悪)
*染着率は、(染着、発色処理後ID/染着、発色処理前ID)×100%で評価した。
*平均粒径は島津SA−CP3にて測定した。
次に、本発明に係る電子写真捺染方法を、画像形成装置としての捺染機器に適用した例につき、図面に基づき詳述する。
図1は、本発明の電子写真捺染方法の一例である。帯電電圧付与部材1により、感光体2に電荷を与え、露光3により非画像部の電荷を消去する。感光体2はセレン感光体、有機感光体、アモルファスシリコン感光体が使用できる。感光体の表面電位は、400v〜1600vの範囲が良好である。
感光体2の電荷の残っている潜像に現像ローラ4から供給される液体現像剤5により現像し、スクイズローラ6で余剰の液体現像剤5を除去し、転写電圧付与部材7によりトナーの電荷と逆電荷の電圧をかけ捺染布8に転写させる。
現像ローラ4は感光体2と順方向に回転し、スクイズローラ6は逆方向に回転させ、感光体2に対する線速は現像ローラ4が1.2倍〜6倍、スクイズローラ6は1.2倍〜4倍が効果的である。転写電圧は500〜4000vの範囲が良好である。
捺染布8に転写されずに感光体2に残った液体現像剤5をクリーニングブレード9、クリーニングローラ10で除去後、感光体2を除電11する。また、画像部の電荷を消去し非画像部の電荷を残す現像方式でも同様に画像形成できる。
図2は図1の転写電圧付与部材7をチャージャからローラ7aにした例で、その他の構成は図1と同様である。チャージャに比べ転写時の圧力を付与できるため、表面性の荒れた凹凸の大きい捺染布の場合でも転写性が良好である。転写圧は0.1〜3Kg/cmが良好である。
図3は図2の装置に中間転写部材12を追加した例である。図2の装置よりもさらに高い転写圧力を付与できるため、表面性の荒れた凹凸の大きい捺染布8の場合でも転写性が良好である。転写圧は0.1〜5Kg/cmが良好である。ただ、中間転写部材12への一次転写時にトナー中の溶媒成分が少なくなり、中間転写部材12から捺染布8への二次転写に必要な溶媒量が少なくなる場合があるため、二次転写前に中間転写部材に溶媒を吹きかける工程を追加すると効果的である。
本発明の電子写真捺染方法を適用した画像形成装置の第1構成図である。 本発明の電子写真捺染方法を適用した画像形成装置の第2構成図である。 本発明の電子写真捺染方法を適用した画像形成装置の第3構成図である。
符号の説明
1 帯電電圧付与部材
2 感光体
3 露光
4 現像ローラ
5 液体現像剤
6 スクイズローラ
7 部材
7a 転写電圧付与ローラ
8 捺染布
9 クリーニングブレード
10 クリーニングローラ
11 除電
12 中間転写部材

Claims (6)

  1. 体積抵抗10Ω・cm以上高抵抗低誘電率の担体液中に、反応性染料を分散させた液体トナーを用い、捺染布に直接捺染する電子写真捺染方法であって、転写布がアルカリで前処理されていることを特徴とする電子写真捺染方法。
  2. 体積抵抗10Ω・cm以上高抵抗低誘電率の担体液中に、反応性染料を分散させた液体トナーを用い、捺染布に直接捺染する電子写真捺染方法であって、転写布がアルカリと尿素で前処理されていることを特徴とする電子写真捺染方法。
  3. 前記アルカリが重炭酸ソーダであることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子写真捺染方法。
  4. 前記反応性染料の純度が80〜100%であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電子写真捺染方法。
  5. 前記液体トナーが樹脂を含有し、樹脂の一部がアルカリ可溶性樹脂又は水溶性樹脂からなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電子写真捺染方法。
  6. 前記樹脂成分中のアルカリ可溶性樹脂又は水溶性樹脂の割合が10〜80%であることを特徴とする請求項に記載の電子写真捺染方法。
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