JP4649008B2 - 鍵盤楽器の黒鍵 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ピアノなどの鍵盤楽器の黒鍵に関し、特にタッチ重さを調整する機能を備えた黒鍵に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6は、従来のグランドピアノの黒鍵を部分的に示している。この黒鍵51は、断面矩形で前後方向に延びる木製の鍵盤本体52と、その上面に取り付けられた黒鍵カバー53と、鍵盤本体52に取り付けられた複数(この例では2個)の重り54などを備えている。鍵盤本体52は、その中央部においてバランスピン(図示せず)に揺動自在に支持されるとともに、バランスピンよりも後ろ側の位置には、キャプスタンスクリューを介してアクション(いずれも図示せず)が載置されている。黒鍵カバー53は、フェノールなどのプラスチックの成形品で構成され、下面が開放した中空状に形成されており、鍵盤本体52の上面の前部にこれを覆うように接着されている。
【0003】
重り54は、アクションの重さに対抗するとともに所要のタッチ重さ(静荷重)を得るべく、鍵盤本体に重さを付加するために取り付けられるものであり、円柱状に成形した所定サイズの鉛で構成されている。重り54は、鍵盤本体52のバランスピンよりも前側の位置に、側方に貫通して形成された所定サイズの埋設孔55に挿入した後、かしめることによって、鍵盤本体52に取り付けられ、タッチ重さが調整される。このように重り54として鉛が採用されているのは、金属の中でも比重が高いこと、安価であることや、柔軟性および延性に富み、上記のような加工を行いやすいことなどによる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、黒鍵は、白鍵と比較して、バランスピンよりも前側の長さが短いので、上述した従来の黒鍵51におけるタッチ重さの調整方法では、重り54を取り付けるスペースが小さく、取付位置が制約されることで、タッチ重さの調整を行いにくいという欠点がある。また、同じ理由から、白鍵と比較して、バランスピンと重り54の取付位置との間の距離、すなわち重り54によるバランスピン回りのモーメントのうでの長さが短くならざるを得ないので、重り54の取付位置が前後方向にほんの少しずれただけでも、タッチ重さがかなり変化してしまうため、タッチ重さの微調整も行いにくい。
【0005】
さらに、タッチ重さは、工場出荷時に最適に調整されていたとしても、ピアノの設置条件や使用環境などによって、最適値からずれてしまうことが多く、再調整が必要になる場合がある。しかし、その場合、従来の黒鍵51の構成では、重り54の側面を切削したり、鍵盤本体52に埋設孔55を新たに形成し、重り54を追加したりすることでしか対応できないため、タッチ重さの再調整に非常に手間がかかるとともに、工場以外の場所での再調整は実際上、困難である。また、重り54の材料として用いられている鉛は、有害物質であるため、黒鍵51にもできるだけ使用しないことが望ましい。
【0006】
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、黒鍵の組立後、工場以外の場所においても、タッチ重さを容易に且つ精度良く調整することができる鍵盤楽器の黒鍵を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明の鍵盤楽器の黒鍵は、前後方向に延びる揺動自在の鍵盤本体と、下面が開放した中空状に形成され、鍵盤本体の上面の前部にこれを覆うように取り付けられた黒鍵カバーと、この黒鍵カバー内に前後方向に延び、回転自在に且つ前後方向に移動不能に取り付けられるとともに、外部から回転操作可能な調整ねじと、この調整ねじが螺合するとともに、黒鍵カバー内に回転不能に且つ前後方向に移動自在に収容され、鍵盤本体に重さを付与する重りと、を備えていることを特徴としている。
【0008】
この鍵盤楽器の黒鍵では、重りが黒鍵カバー内に回転不能に且つ前後方向に移動自在に収容され、重りに螺合し且つ前後方向に延びる調整ねじが、黒鍵カバー内に回転自在に且つ前後方向に移動不能に取り付けられている。この構成によれば、調整ねじをドライバーなどで回転させると、調整ねじは移動せず、調整ねじが螺合し且つ回転を阻止された重りが前後方向に移動し、その移動位置に応じてタッチ重さが変化する。重りの移動位置は、調整ねじの回転方向および回転量に応じて、任意の位置に定められる。したがって、調整ねじを回転操作するだけで、重りの位置を前後方向に連続的に位置決めでき、それにより、タッチ重さを容易にかつ無段階に精度良く調整することができる。また、黒鍵を組み立てた状態で調整ねじを外部から回転操作できるので、工場出荷後においても、タッチ重さの調整を容易に行うことができる。
【0009】
さらに、前述したように、黒鍵カバーはもともと中空に形成されていて、そのような中空部を利用して重りを収容するので、黒鍵カバーの大幅な設計変更は不要であるとともに、重りをスペース効率良く配置することができる。
【0010】
この場合、黒鍵カバーは、前壁の内面に係合穴を有するとともに、背壁に、上下方向に延び且つ下面に開口する長孔を有し、調整ねじは、その前端部および後端部が黒鍵カバーの係合穴および長孔にそれぞれ回転自在に係合するとともに、後端面に回転操作用の凹部を有し、重りは、前後方向に貫通し且つ調整ねじが螺合するねじ孔を有するブロック状に形成されるとともに、黒鍵カバーの内面との間に微小な間隙を存して対向した状態で黒鍵カバー内に収容され、黒鍵カバーの長孔には調整ねじの抜止め用のキャップが取り付けられていることが好ましい。
【0011】
この構成では、上記請求項1の黒鍵を、簡便な構成で実現することができる。すなわち、調整ねじの前端部および後端部が、黒鍵カバーの前壁の係合穴および背壁の長孔にそれぞれ係合するとともに、長孔に抜止め用のキャップが取り付けられることによって、調整ねじが黒鍵カバーに回転自在に且つ前後方向に移動不能に支持される。また、重りは、調整ねじが螺合するとともに、黒鍵カバーの内面との間に微小な間隙を存した状態で黒鍵カバー内に収容されており、それにより、調整ねじの回転操作に伴い、黒鍵カバーの内面で回転を阻止されることで、前後方向に移動する。また、重りと黒鍵カバーの内面との間の間隙が小さいので、重りは、黒鍵カバーとの衝突による雑音をほとんど生じることなく、前後方向に円滑にスライドする。
【0012】
以上のように、本発明の黒鍵カバーは、既存の黒鍵カバーに係合穴と長孔を形成するだけで構成されるので、例えばその金型形状を若干変えるだけで、容易に作製することができる。また、黒鍵カバーへの重りおよび調整ねじの組込みは、重りにねじ込んだ調整ねじの前端部を黒鍵カバーの係合穴に係合させた後、後端部を長孔に下面側の開口から挿入して係合させ、最後にキャップを長孔に取り付けるという手順で、容易に行うことができる。その後、黒鍵カバーを鍵盤本体に取り付けることによって、黒鍵の組立が完了する。
【0013】
さらに、この組立後の状態で、調整ねじの後端面に設けられたマイナス溝などの回転操作用の凹部が黒鍵カバーの長孔に露出するので、この凹部を介して調整ねじを外部から回転操作することができる。また、重りや調整ねじは黒鍵カバーの内部に収容されるとともに、黒鍵カバーの係合穴はその前壁の内面にのみ形成されており、外部に現れるのは、背壁の下面側に設けたキャップと回転操作用の凹部だけであって、これらは前方からはまったく見えないので、黒鍵の外観にはまったく影響を及ぼさない。
【0014】
これらの場合、重りが鉛以外の材料で構成されていることが好ましい。
【0015】
この構成では、重りの材料として、例えば鉛以外の高比重の金属や、これらの金属とプラスチックとをブレンドした複合材料などを採用することによって、有害な鉛を用いることなく、重りを構成することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しながら説明する。図1〜図4は、本発明を適用したグランドピアノの黒鍵を示している。これらの図に示すように、この黒鍵1は、鍵盤本体2と、鍵盤本体2の上面前部に取り付けられた黒鍵カバー3と、黒鍵カバー3内に収容された重り4と、この重り4の位置を前後方向に調整するための調整ねじ5などを備えている。
【0017】
鍵盤本体2は、スプルスなどの比較的軽量で、粘り強く、弾力性に富む木質材から成り、矩形の断面を有し、前後方向に延びている。鍵盤本体2の上面中央部には中座板6aが接着され、これらを上下方向に貫通するようにバランスピン孔6が形成されている。そして、このバランスピン孔6が、立設するバランスピン(図示せず)に係合することによって、黒鍵1が揺動自在に支持されている。また、鍵盤本体2の上面のバランスピン孔6よりも後ろ側の位置には、キャプスタン座板7aを介して、キャプスタンスクリュー7が取り付けられており、このキャプスタンスクリュー7上にアクション(図示せず)が載置される。以上の構成により、黒鍵1の前部を押鍵したときに、黒鍵1がバランスピンを中心として揺動し、これに伴い、アクションはキャプスタンスクリュー7で突き上げられることで作動する。また、黒鍵1のタッチ重さは、アクションと黒鍵1の重さによるバランスピン回りのモーメントのバランスによって定められることになる。
【0018】
黒鍵カバー3は、従来と同様、黒色のフェノールなどのプラスチックの成形品により一体に構成され、図2などに示すように、左右の側壁3a、3a、前壁3b、背壁3cおよび上壁3dによって、下面が開放した中空状に形成され、中空部3eを有している。黒鍵カバー3の前壁3bには円形の係合穴8が形成され、背壁3cには長孔9が、上下方向に延び且つ下面に開口するように形成されている。
【0019】
図2などに示すように、重り4は、断面矩形のブロック状のものであり、黒鍵カバー3の側壁3a、3aおよび上壁3dとの間に若干の間隙を存した状態で、中空部3eにほぼぴったり収容されるような所定のサイズを有している。重り4は、比較的高い比重の金属、好ましくは鉛以外の金属、例えばタングステン、鉄などや、これらの金属とプラスチックとをブレンドした複合材料、例えばタングステンとナイロンとの複合材料などから、所要の重さを有するように形成されている。複合材料の金属としてタングステンが特に好ましいのは、無害であるとともに、比重が非常に大きいので、他の材料とのブレンドによって大きな比重を得るのに特に適しているからである。また、ナイロンは、プラスチックの中では比較的、強靱で、耐衝撃性に優れていて、重り4のベースレジンとして適しているとともに、射出成形が可能であるなど、成形性に優れているためである。また、重り4の中央部には、ねじ孔4aが前後方向に貫通するように形成されている。
【0020】
調整ねじ5は、ステンレスなどの金属やプラスチックで構成されており、両端部以外の部分に雄ねじ5aが切られているとともに、後端面にドライバーによる回転操作用のマイナス溝5b(凹部)が形成されている。調整ねじ5は、この雄ねじ5aが重り4のねじ孔4aにねじこまれ、重り4の前後両側に突出するとともに、その前後の端部が、黒鍵カバー3の前壁3bの係合穴8および背壁3cの長孔9にそれぞれ回転自在に係合している。
【0021】
また、長孔9には、調整ねじ5の抜止め用のキャップ10が取り付けられている。このキャップ10は、プラスチック、例えば黒鍵カバー3と同材質および同色の黒色のフェノールなどから、調整ねじ5が係合した状態の長孔9とほぼ同じサイズと形状を有する板状に成形されており、長孔9にぴったりはめ込まれ、調整ねじ5と接触する部分を除いて接着されている。この状態で、調整ねじ5のマイナス溝5bが長孔9に露出する。以上のように黒鍵カバー3内に重り4および調整ねじ5を取り付けた後、黒鍵カバー3を鍵盤本体2の上面に接着することによって、黒鍵1の組立が完了する。
【0022】
以上の黒鍵1によれば、調整ねじ5の前端部および後端部が、黒鍵カバー3の前壁3bの係合穴8および背壁3cの長孔9にそれぞれ係合するとともに、長孔9にキャップ10が取り付けられていることによって、調整ねじ5は、黒鍵カバー3に回転自在に且つ前後方向に移動不能に支持される。また、重り4は、そのねじ孔4aに調整ねじ5の雄ねじ5aが螺合するとともに、黒鍵カバー3の側壁3a、3aおよび上壁3dとの間に若干の間隙を存した状態で、黒鍵カバー3内に収容されている。
【0023】
したがって、調整ねじ5を、長孔9に露出するマイナス溝5bを介してドライバーで回転させると、調整ねじ5は移動せず、黒鍵カバー3の側壁3a、3aおよび上壁3dで回転を阻止された重り4が前後方向にスライドし、そのスライド位置に応じてタッチ重さが変化する。重り4のスライド位置は、調整ねじ5の回転方向および回転量に応じて、任意の位置に定められる。したがって、調整ねじ5を回転操作するだけで、重り4の位置を前後方向に連続的に位置決めでき、それにより、タッチ重さを容易にかつ無段階に精度良く調整することができる。また、黒鍵1を組み立てた状態で調整ねじ5を外部から回転操作できるので、工場出荷後においても、タッチ重さの調整を容易に行うことができる。
【0024】
さらに、重り4と黒鍵カバー3の側壁3aなどとの間の間隙が小さいので、重り4は、側壁3aなどとの衝突による雑音をほとんど生じることなく、前後方向に円滑にスライドする。また、前述したように、黒鍵カバーはもともと中空に形成されていて、そのような中空部を利用して重りを収容するので、重り4をスペース効率良く配置できるとともに、黒鍵カバー3は、既存の黒鍵カバーに係合穴8と長孔9を形成するだけで構成されるので、例えばその金型形状を若干変えるだけで、容易に作製することができる。
【0025】
また、黒鍵カバー3への重り4および調整ねじ5の組込みは、重り4に調整ねじ5をねじ込み、調整ねじ5の前端部を黒鍵カバー3の係合穴8に係合させた後、後端部を長孔9に下面側の開口から挿入して係合させ、最後にキャップ10を長孔9に接着するという手順で、容易に行うことができる。さらに、重り4や調整ねじ5は黒鍵カバー3の内部に収容されるとともに、黒鍵カバー3の係合穴8はその前壁3bの内面にのみ形成されており、外部に現れるのは、背壁3cの下面側に設けたキャップ10と調整ねじ5のマイナス溝5bだけであって、これらは前方からはまったく見えないので、黒鍵1の外観にはまったく影響を及ぼさない。
【0026】
なお、本発明は、説明した実施形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。例えば、実施形態では、キャップ10を上下方向に単純に延びる形状とし、長孔9の内壁だけに接着しているが、図5に示すように、これをT字状に形成し、黒鍵カバー3の下面にも接着することで、調整ねじ5の抜止めをより確実に行うようにしてもよい。また、調整ねじ5は、外部から適当な工具で回転操作できればよいので、調整ねじ5の後端面に、実施形態のマイナス溝5bに代えて、プラス溝や六角穴を形成してもよい。
【0027】
また、重り4がスライドする際の雑音をさらに抑制するために、黒鍵カバー3および重り4の互いに対向する面の少なくとも一方に、雑音防止用のフェルトやスキンなどを貼り付けるようにしてもよい。さらに、重り4の重さは、音域などによって異ならせてもよく、それにより、タッチ重さの調整を音域などに応じてよりきめ細かく行うことができる。
【0028】
また、実施形態は、グランドピアノの黒鍵の例であるが、本発明は、アップライトピアノや電子ピアノの黒鍵など、黒鍵カバーが中空部を有し且つ重りが取り付けられるすべての鍵盤楽器の黒鍵に広く適用することが可能である。その他、本発明の趣旨の範囲内で、細部の構成を適宜、変更することが可能である。
【0029】
【発明の効果】
以上のように、本発明の鍵盤楽器の黒鍵は、黒鍵の組立後、工場以外の場所においても、タッチ重さを容易に且つ精度良く調整することができるなどの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したグランドピアノの黒鍵を示す斜視図である。
【図2】図1の黒鍵の黒鍵カバー、重りおよび調整ねじなどを上下反転した状態の分解斜視図である。
【図3】図2の黒鍵カバーなどの組立後の斜視図である。
【図4】図3に対応する縦断面図である。
【図5】キャップの別の例を示す図である。
【図6】従来のグランドピアノの黒鍵の前部を示す部分側面図である。
【符号の説明】
1 黒鍵
2 鍵盤本体
3 黒鍵カバー
3a 側壁
3b 前壁
3c 背壁
4 重り
4a ねじ孔
5 調整ねじ
5a 雄ねじ
5b マイナス溝(凹部)
8 係合穴
9 長孔
10 キャップ
Claims (3)
- 前後方向に延びる揺動自在の鍵盤本体と、
下面が開放した中空状に形成され、前記鍵盤本体の上面の前部にこれを覆うように取り付けられた黒鍵カバーと、
この黒鍵カバー内に前後方向に延び、回転自在に且つ前後方向に移動不能に取り付けられるとともに、外部から回転操作可能な調整ねじと、
この調整ねじが螺合するとともに、前記黒鍵カバー内に回転不能に且つ前後方向に移動自在に収容され、前記鍵盤本体に重さを付与する重りと、
を備えていることを特徴とする鍵盤楽器の黒鍵。 - 前記黒鍵カバーは、前壁の内面に係合穴を有するとともに、背壁に、上下方向に延び且つ下面に開口する長孔を有し、
前記調整ねじは、その前端部および後端部が前記黒鍵カバーの前記係合穴および前記長孔にそれぞれ回転自在に係合するとともに、後端面に回転操作用の凹部を有し、
前記重りは、前後方向に貫通し且つ前記調整ねじが螺合するねじ孔を有するブロック状に形成されるとともに、前記黒鍵カバーの内面との間に微小な間隙を存して対向した状態で当該黒鍵カバー内に収容され、
前記黒鍵カバーの前記長孔には前記調整ねじの抜止め用のキャップが取り付けられていることを特徴とする、請求項1に記載の鍵盤楽器の黒鍵。 - 前記重りが鉛以外の材料で構成されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の鍵盤楽器の黒鍵。
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