JP7220599B2 - 鍵盤装置のタッチ重さ調整機構 - Google Patents

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Description

本発明は、電子ピアノなどの鍵盤楽器に適用され、鍵を押し下げる際に指先に感じる重さであるタッチ重さを調整するための鍵盤装置のタッチ重さ調整機構に関する。
従来、この種のタッチ重さ調整機構として、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。このタッチ重さ調整機構では、前後方向に延びる鍵の後端部と、その鍵の下方に配置されかつ鍵の後端部を回動自在に支持するシャーシとの間に、上下方向に延びるばねを配置し、そのばねの下端部が固定された調整部が、シャーシに対して上下方向に移動自在に構成されている。これにより、上記の調整部を上方に移動させた場合には、鍵を下方から付勢する力が大きくなるため、鍵を押し下げる際のタッチ重さが大きくなる。一方、調整部を下方に移動させた場合には、鍵を下方から付勢する力が小さくなるため、鍵のタッチ重さが小さくなる。
実開昭58-91789号公報
上述した従来のタッチ重さ調整機構では、ばねの下端部が固定された調整部を上下動させる調整手段として、斜面を利用することやねじを利用することが例示されている。しかし、斜面を利用する調整手段では、例えば、斜面を有する部材を調整部の下側に配置し、その部材を水平に移動可能でかつ所望の位置に保持可能に構成する必要があり、調整手段の構造が複雑になってしまう。
一方、ねじを利用する調整手段では、ねじをシャーシにねじ込むことにより、そのねじの先端部を上下動させることができるとともに、ねじ込んだ位置で保持することが可能である。しかし、例えば、上記のばねがコイルばねであって、そのばねの下端部をねじの上端部に直接連結した場合、ねじの回転に伴って、ばねが捻れてしまい、その結果、ばねの付勢力を鍵に適切に作用させることができなくなるおそれがある。また、上記のばねは、圧縮ばねであるため、座屈が生じるおそれもあり、その場合にも、ばねの付勢力を鍵に適切に作用させることができなくなってしまう。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、コイルばねを用い、その付勢力を変化させながら、鍵のタッチ重さを容易にかつ適切に調整することができる鍵盤装置のタッチ重さ調整機構を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1に係る発明は、複数の鍵を備えた鍵盤装置において、複数の鍵のタッチ重さを調整するための鍵盤装置のタッチ重さ調整機構であって、コイルばねから成り、その引張り力を鍵に作用させることにより、鍵のタッチ重さを増大するための調整ばねと、棒状に形成され、回転操作されるのに伴い、長さ方向に進退自在の調整軸と、調整ばね及び調整軸の互いに最も近い端部同士を連結するように設けられ、調整ばねに連結されたばね側連結部及び調整軸に連結された軸側連結部が、互いに相対的に回転可能に構成された連結回転具と、を備えていることを特徴とする。
この構成によれば、複数の鍵を備えた鍵盤装置のタッチ重さ調整機構は、上記の調整ばね、調整軸及び連結回転具を備えている。コイルばねから成る調整ばねは、その引張り力を鍵に作用させることにより、鍵のタッチ重さを増大するためのものであり、一方、棒状に形成された調整軸は、回転操作されるのに伴い、長さ方向に進退自在に構成されている。そして、これらの調整ばね及び調整軸の互いに最も近い端部同士が、連結回転具を介して連結されている。
調整軸が回転操作され、例えば調整軸が調整ばねに対して離れる方向に移動し、調整ばねの引張り力が大きくなると、鍵のタッチ重さを増大するよう、調整ばねの鍵に対する付勢力(鍵の押下げに抗する付勢力)が大きくなる。一方、調整軸の回転操作により、例えば調整軸が調整ばねに対して近づく方向に移動し、調整ばねの引張り力が小さくなると、上記とは逆に、鍵のタッチ重さを減少するよう、調整ばねの鍵に対する付勢力が小さくなる。換言すると、調整軸を回転操作することで、調整ばねの引張り力を大きくしたり、小さくしたりすることにより、調整ばねの鍵に対する付勢力を変化させ、それにより、鍵のタッチ重さを増大したり、減少したりすることができる。また、上記の調整ばねと調整軸の間に連結回転具が設けられていて、その連結回転具のばね側連結部及び軸側連結部が、互いに相対的に回転可能であるので、調整軸が回転操作される場合であっても、調整軸の回転動作が調整ばねに伝わることはなく、しかも、前述した従来のタッチ重さ調整機構のばねと異なり、調整ばねは引張りばねで構成されるので、調整ばねの引張り力を適切に調整することができる。以上のように、本発明によれば、コイルばねから成る調整ばねを用い、その付勢力を変化させながら、鍵のタッチ重さを容易にかつ適切に調整することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の鍵盤装置のタッチ重さ調整機構において、鍵盤装置は、ベース上に複数の鍵の各々が所定のリンク機構を介して下方から支持されかつ上下方向に移動自在に構成されており、調整ばねは、上下方向に延び、その上端部がリンク機構の所定部位に連結され、鍵の押下げに伴い所定部位を下方に付勢することにより、リンク機構に支持された鍵のタッチ重さを増大するように構成され、調整軸は、上下方向に延び、ベースに上下方向に貫通した状態に設けられ、ベースから外方に突出した部分が回転操作されることにより、上下方向に進退自在に構成され、連結回転具は、調整ばねの下端部と調整軸の上端部とを連結していることを特徴とする。
この構成によれば、複数の鍵を備えた鍵盤装置において、ベース上に、各鍵が所定のリンク機構を介して下方から支持されかつ上下方向に移動自在に構成されている。また、上下方向に延びる調整ばねは、その上端部がリンク機構の所定部位に連結される一方、上下方向に延びる調整軸は、ベースに上下方向に貫通した状態に設けられ、回転操作されることによって上下方向に進退自在に構成されている。そして、連結回転具が、調整ばねの下端部と調整軸の上端部とを連結している。
調整軸が回転操作され、例えば調整軸が下方に移動し、それに伴い、調整ばねの引張り力が大きくなると、リンク機構の所定部位に対する下方への付勢力が大きくなり、その結果、鍵のタッチ重さが増大する。一方、調整軸の回転操作により、その調整軸が上方に移動し、それに伴い、調整ばねの引張り力が小さくなると、リンク機構の所定部位に対する下方への付勢力が小さくなり、その結果、鍵のタッチ重さが減少する。以上のように、上下方向に延びる調整軸を回転操作するだけで、リンク機構の所定部位に対する下方への付勢力を容易に変更することができ、それにより、鍵のタッチ重さを容易に調整することができる。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の鍵盤装置のタッチ重さ調整機構において、調整軸は、ベースに設けられた貫通孔に遊挿され、下部の外周面に雄ねじを有するとともに、下端部に回転操作用の工具が係合可能な係合部を有しており、ベースの外側に配置され、調整軸の雄ねじが螺合するナットを、さらに備えていることを特徴とする。
この構成によれば、ベースに設けられた貫通孔に調整軸が遊挿されており、その調整軸の下部の外周面に設けられた雄ねじが、ベースの外側に配置されたナットに螺合している。また、調整軸の下端部には、回転操作用の工具が係合可能な係合部が設けられている。したがって、調整軸を回転操作する際には、その下端部の係合部に工具を係合させた状態で、工具を回すことにより、ナットに螺合する調整軸を、上下方向に簡単に進退させることができる。
請求項4に係る発明は、請求項2に記載の鍵盤装置のタッチ重さ調整機構において、調整軸は、ベースに設けられたねじ孔に螺合する雄ねじを外周面に有するとともに、下端部に回転操作用の工具が係合可能な係合部を有していることを特徴とする。
この構成によれば、調整軸の外周面に雄ねじが設けられており、その調整軸がベースに設けられたねじ孔に螺合するとともに、調整軸の下端部に、回転操作用の工具が係合可能な係合部を有している。したがって、調整軸を回転操作する際には、その下端部の係合部に工具を係合させた状態で、工具を回すことにより、ベースのねじ孔に螺合する調整軸を、上下方向に簡単に進退させることができる。
請求項5に係る発明は、請求項1から4のいずれかに記載の鍵盤装置のタッチ重さ調整機構において、連結回転具は、スイベルで構成されていることを特徴とする。
一般にスイベルは、釣り具の一種などとして、比較的安価にかつ多量に製造されている。したがって、上記の連結回転具としてスイベルを用いることにより、連結回転具を比較的容易にかつ低コストで得ることができる。
請求項6に係る発明は、請求項1から5のいずれかに記載の鍵盤装置のタッチ重さ調整機構において、鍵盤装置は、複数の鍵のうち、所定数の鍵を有し、互いに分離可能に構成された複数の鍵盤ユニットで構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、鍵盤装置が、所定数の鍵を有する複数の鍵盤ユニットから成り、これらの鍵盤ユニットが互いに分離可能に構成されている。したがって、鍵のタッチ重さを調整する際に、例えば、所望の鍵盤ユニットを上下反転させるなど、工具が調整軸にアクセスしやすくなるような姿勢に、鍵盤ユニットを保持することにより、調整軸を上方などから回転操作することができる。これにより、タッチ重さの調整作業を比較的容易に行うことができる。
請求項7に係る発明は、請求項1に記載の鍵盤装置のタッチ重さ調整機構において、鍵盤装置は、ベース上に複数の鍵の各々が前後方向に延びかつ長さ方向の所定位置を支点として回動自在に構成されており、調整ばねは、上下方向に延び、その上端部が鍵の支点よりも後方に位置する所定部位に連結され、鍵の押下げに伴い所定部位を下方に付勢することにより、鍵のタッチ重さを増大するように構成され、調整軸は、上下方向に延び、ベースに上下方向に貫通した状態に設けられ、ベースから外方に突出した部分が回転操作されることにより、上下方向に進退自在に構成され、連結回転具は、調整ばねの下端部と調整軸の上端部とを連結していることを特徴とする。
この構成によれば、複数の鍵を備えた鍵盤装置において、ベース上に、各鍵が前後方向に延びかつ長さ方向の所定位置を支点として回動自在に構成されている。また、上下方向に延びる調整ばねは、その上端部が鍵の上記支点よりも後方に位置する所定部位に連結される一方、上下方向に延びる調整軸は、ベースに上下方向に貫通した状態に設けられ、回転操作されることによって上下方向に進退自在に構成されている。そして、連結回転具が、調整ばねの下端部と調整軸の上端部とを連結している。
調整軸が回転操作され、例えば調整軸が下方に移動し、それに伴い、調整ばねの引張り力が大きくなると、鍵の支点よりも後方の所定部位に対する下方への付勢力が大きくなり、その結果、鍵のタッチ重さが増大する。一方、調整軸の回転操作により、その調整軸が上方に移動し、それに伴い、調整ばねの引張り力が小さくなると、鍵の上記所定部位に対する下方への付勢力が小さくなり、その結果、鍵のタッチ重さが減少する。以上のように、上下方向に延びる調整軸を回転操作するだけで、鍵の所定部位に対する下方への付勢力を容易に変更することができ、それにより、鍵のタッチ重さを容易に調整することができる。
本発明の一実施形態によるタッチ重さ調整機構を適用した鍵盤装置を示す外観図である。 図1の鍵盤装置を4つの鍵盤ユニットに分解して示す斜視図である。 鍵盤ユニットの側面図であり、(a)は離鍵状態、(b)は押鍵状態を示している。 図3(a)の側面図におけるタッチ重さ調整機構(復帰ばね及び引張り力調整機構)とその周囲を、一部破断した状態で拡大して示す図である。 タッチ重さ調整機構を分解して示す図である。 鍵盤ユニットを上下反転させた状態を示す斜視図である。 タッチ重さ調整機構の調整動作を説明するための図であり、(a)はタッチ重さを減少させるように調整した状態、(b)はタッチ重さを増大させるように調整した状態を示す。 (a)は、本発明の他の実施形態によるタッチ重さ調整機構を適用した鍵盤装置の側面図、(b)は、タッチ重さ調整機構とその周囲を、一部破断した状態で拡大して示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態によるタッチ重さ調整機構を適用した鍵盤装置を示している。この鍵盤装置1は、電子ピアノとして用いられ、互いに分離可能に構成された複数(本実施形態では4つ)の鍵盤ユニット2を備えている。
図2は、鍵盤装置1を4つの鍵盤ユニット2に分離した状態を示している。図1及び図2に示すように、鍵盤装置1は、低音領域、中低音領域、中高音領域及び高音領域にそれぞれに対応する4つの鍵盤ユニット2と、それらを連結する3つの連結プレート3とを備えている。なお、以下の説明では、上記の発音領域に対応する4つの鍵盤ユニット2を区別する場合にはそれぞれ、「低音ユニット2A」、「中低音ユニット2B」、「中高音ユニット2C」及び「高音ユニット2D」というものとする。
各鍵盤ユニット2は、各々が前後方向に所定長さ延び、左右方向に並んだ状態に配置された複数の鍵4(白鍵4a及び黒鍵4b)と、これらの下側を囲うように配置されたユニットケース5とを備えている。低音ユニット2Aでは、鍵4を約1オクターブ分(本実施形態では15鍵)、中低音ユニット2B、中高音ユニット2C及び高音ユニット2Dでは、鍵4を2オクターブ分(24鍵)、備えている。なお、本実施形態の鍵盤装置1では、一般的なピアノの鍵数(88鍵)よりも1つ少ない87鍵を有するように構成しているが、一般的なピアノと同数の88鍵とする場合には、高音ユニット2Dが25鍵を有するように構成される。
図3(a)は、鍵盤ユニット2の側面図を、離鍵状態において示している。図2及び図3(a)に示すように、ユニットケース5は、平面形状が横長矩形状の底板5a(ベース)と、その前端部及び後端部から底板5aに対し直角に起立するようにそれぞれ設けられた前板5b及び後板5cとにより、縦断面が上方に開口するコ字状に形成されている。このユニットケース5内には、対応する鍵4をそれぞれ下方から支持するように設けられた複数のリンク機構6(図3(a)では1つのみ図示)と、リンク機構6の所定部位に連結され、押鍵された鍵4を離鍵状態に復帰させるための複数の復帰ばね7(図3(a)では1つのみ図示)と、対応する鍵4の押鍵情報を検出するための複数のスイッチ8a(図3(a)では1つのみ図示)などを有する電子基板8などが設けられている。
鍵4は、合成樹脂などの成形品から成り、前後方向に所定長さ延びるように構成されている。例えば、鍵4は、一般的なグランドピアノの鍵の前端から、その鍵が揺動する際の支点となるバランスピンまでの長さに対し、その半分程度の長さ(例えば15cm)を有している。また、鍵4の所定位置には、下方に所定長さ延び、前記スイッチ8aを上方から押圧するためのアクチュエータ4cが設けられている。
リンク機構6は、鍵4の前部(図3(a)の右部)の所定位置から下方に所定長さ垂下する前側垂下リンクバー11と、鍵4の後部(図3(a)の左部)の所定位置から下方に所定長さ垂下する後側垂下リンクバー12と、前側垂下リンクバー11に連結された前側連結リンクバー13と、後側垂下リンクバー12に連結された後側連結リンクバー14とを有し、前側連結リンクバー13及び後側連結リンクバー14が互いに連結されている。また、前側連結リンクバー13及び後側連結リンクバー14は、底板5a上のスペーサー9上に固定された前側支持部16及び後側支持部17にそれぞれ回転自在に支持されている。
上記の前側連結リンクバー13は、前後方向に所定長さ延び、前端部及び長さ方向の中央付近にそれぞれ形成されたピン孔に、第1及び第2連結ピン21、22がそれぞれ遊挿され、両連結ピン21、22が前側垂下リンクバー11及び前側支持部16にそれぞれ固定されている。また、前側連結リンクバー13には、第2連結ピン22が遊挿されたピン孔の直ぐ後ろ側(図3(a)の左側)に、復帰ばね7の上端部を連結するための取付け孔13a(所定部位)が形成されている。さらに、前側連結リンクバー13は、その後端部に形成された長孔に第3連結ピン23が遊挿され、その第3連結ピン23が、後側連結リンクバー14の前端部に形成されたピン孔に固定されている。
一方、後側連結リンクバー14は、前後方向に延び、上記の前側連結リンクバー13のほぼ1/2の長さを有している。また、後側連結リンクバー14には、その前端部の前記ピン孔に加えて、中央部及び後端部にそれぞれ、長孔及びピン孔が形成されており、それらにそれぞれ第4及び第5連結ピン24及び25が遊挿され、両連結ピン24及び25が後側支持部17及び後側垂下リンクバー12にそれぞれ固定されている。
また、スペーサー9上の前側支持部16と後側支持部17の間には、ストッパ18が立設されている。このストッパ18には、離鍵状態において、前側連結リンクバー13と後側連結リンクバー14の連結部分が上方から当接するようになっている。
さらに、復帰ばね7は、上下方向に延びる引張りコイルばねから成り、上端部が前側連結リンクバー13の取付け孔13aに掛止めされる一方、下端部が後述する引張り力調整機構31のスイベル32の上端部に連結されている。
以上のように構成されたリンク機構6により、押鍵時には、鍵4及びリンク機構6が次のように動作する。すなわち、図3(b)の白抜き矢印で示すように、鍵4の前端部が演奏者などにより指で押し下げられると、その鍵4の前側垂下リンクバー11及び後側垂下リンクバー12が鍵4と一体に下方に移動し、それにより、前側連結リンクバー13が、復帰ばね7の付勢力に抗して、第2連結ピン22を中心として、図3の時計方向に回動する。また、前側連結リンクバー13の上記回動に伴い、その後端部に第3連結ピン23を介して連結された後側連結リンクバー14の前端部が上方に移動する。これにより、後側連結リンクバー14は、第4連結ピン24を中心として、図3の反時計方向に回動する。そして、この後側連結リンクバー14の回動に伴い、その後端部に第5連結ピン25を介して連結された後側垂下リンクバー12が引き下げられ、それにより、鍵4の後端部が下方に移動する。
以上のようにして、鍵4が押し下げられ、図3(b)に示すように、その鍵4(白鍵4a)の前端部が最下位まで押し下げられた際には、同図(a)の離鍵状態のときと比べて、その前端部は所定距離(例えば10mm)分、下方に位置し、後端部は上記所定距離の約1/2の所定距離(例えば5mm)分、下方に位置する。
一方、押し下げられた鍵4から指を離すと、調整ばね7の付勢力により、リンク機構6の前側連結リンクバー13が上記と逆方向に回動し、それに伴い、後側連結リンクバー14も上記と逆方向に回動する。そして、前側連結リンクバー13の後端部と後側連結リンクバー14の前端部との連結部分が、ストッパ18に上方から当接し、両連結リンクバー13、14のそれ以上の回動が阻止される。以上のリンク機構6の動作により、鍵4は、上方に移動し、元の離鍵状態に戻る。
また、この鍵盤装置1には、鍵4ごとに、対応する復帰ばね7の引張り力を調整するための引張り力調整機構31が設けられており、その復帰ばね7が連結されたリンク機構6によって支持された鍵4のタッチ重さを調整可能になっている。したがって、復帰ばね7及び引張り力調整機構31により、本発明のタッチ重さ調整機構30が構成される。
図4は、図3(a)において示した復帰ばね7及び引張り力調整機構31とその周囲を、一部破断した状態で拡大して示しており、図5は、タッチ重さ調整機構30を分解して示している。両図に示すように、タッチ重さ調整機構30は、前記復帰ばね7と、この復帰ばね7の下端部に連結されたスイベル32(連結回転具)と、上下方向に所定長さ延び、スイベル32の下端部に連結された調整軸33と、ユニットケース5の底板5aの下面側に設けられ、調整軸33の下端部に螺合するナット34とを備えている。
図5に示すように、復帰ばね7の上端部及び下端部にはそれぞれ、円弧状のフック7a及び7bが設けられている。そして、上側のフック7aが前側連結リンクバー13の取付け孔13aに掛止めされる一方、下側のフック7bがスイベル32の後述する上側のリング部32bに掛止めされている。
スイベル32は、中空状の胴部32aと、その上端部及び下端部にそれぞれ回動自在に連結された上リング部32b(ばね側連結部)及び下リング部32c(軸側連結部)とで構成されている。つまり、このスイベル32では、上リング部32b及び下リング部32cが、互いに相対的に回動可能に構成されている。そして、スイベル32の下リング部32cには、調整軸33の後述するフック部33aが掛止めされている。
調整軸33は、上下方向に所定長さ延び、上端部にフック部33aが形成されるとともに、下部の外周面に雄ねじ33bが形成されている。また、調整軸33の下端面には、所定の工具(例えばドライバ)を用いて回転操作される際に、その工具が係合する係合溝33c(係合部)が形成されている。そして、この調整軸33は、図4に示すように、ユニットケース5の底板5aの貫通孔5dに遊挿され、下部の雄ねじ33bが、底板5aの外側に配置されたナット34に螺合している。
ナット34は、フランジ付きの六角ナットから成り、内周面に、調整軸33の雄ねじ33bに螺合する雌ねじ34aが形成されている。ナット34のフランジは、前記底板5aの貫通孔5dの直径よりも大きな外径を有している。これにより、底板5aの貫通孔5dを貫通した調整軸33に対し、その雄ねじ33bにナット34が螺合した状態では、そのナット34のフランジは、底板5aの底面に下方から当接した状態となる。
次に、図6及び図7を参照して、鍵盤装置1における各鍵4のタッチ重さの調整方法について説明する。まず、タッチ重さを調整すべき鍵4が含まれる鍵盤ユニット2を、例えば図6に示すように、上下反転させる。同図に示すように、上下反転した鍵盤ユニット2では、複数の白鍵4a及び黒鍵4bにそれぞれ対応するタッチ重さ調整機構30のナット34が、底板5a上に露出した状態になる。そして、タッチ重さを調整すべき鍵4に対応するタッチ重さ調整機構30のナット34を、例えば六角レンチなどで抑えるとともに、調整軸33の係合溝33cにドライバなどの工具を係合させた状態で、その工具を回す。これにより、ナット34に螺合する調整軸33は、回転しながら上下方向に移動する。
図7(a)は、調整軸33をユニットケース5の内方(図7(a)の下方)に移動させた状態を示している。この場合には、調整軸33の移動に伴い、その調整軸33にスイベル32を介して連結されている復帰ばね7の伸びが小さくなる。それに伴い、復帰ばね7の引張り力が小さくなることで、リンク機構6における前側連結リンクバー13の所定部位、具体的には、復帰ばね7の上側のフック7aが掛止めされた部位(取付け孔13a)に対する下方への付勢力も小さくなり、その結果、対応する鍵4のタッチ重さが調整前に比べて減少する。
一方、図7(b)は、調整軸33をユニットケース5の外方(図7(b)の上方)に移動させた状態を示している。この場合には、調整軸33の移動に伴い、復帰ばね7の伸びが大きくなる。それに伴い、復帰ばね7の引張り力が大きくなることで、リンク機構6における前側連結リンクバー13の前記所定部位に対する下方への付勢力も大きくなり、その結果、対応する鍵4のタッチ重さが調整前に比べて増大する。
以上詳述したように、本実施形態によれば、引張りコイルばねから成る復帰ばね7の上端部が、リンク機構6における前側連結リンクバー13の前記所定部位に連結される一方、復帰ばね7の下端部が、回転しながら上下方向に進退自在の調整軸33の上端部に、スイベル32を介して連結されている。鍵4のタッチ重さの調整の際には、前述したように、調整軸33を回転させながら上下方向に進退させることにより、その鍵4のタッチ重さを容易に調整することができる。また、復帰ばね7と調整軸33は、スイベル32を介して連結されているので、調整軸33が回転操作されても、その回転動作が復帰ばね7に伝わることはなく、復帰ばね7の引張り力を適切に調整することができる。以上のように、本実施形態によれば、コイルばねから成る復帰ばね7を用い、その付勢力を変化させながら、鍵4のタッチ重さを容易にかつ適切に調整することができる。
また、本実施形態の鍵盤装置1は、互いに分離可能な複数の鍵盤ユニット2で構成されているので、鍵4のタッチ重さを調整する際に、所望の鍵盤ユニット2を上下反転させた状態で、調整軸33を上方から回転操作することができる。これにより、タッチ重さの調整作業を比較的容易に行うことができる。
図8(a)は、本発明の他の実施形態によるタッチ重さ調整機構を適用した鍵盤装置を示している。この鍵盤装置41は、各鍵4が、前記リンク機構6に代えて、後端部において回動自在に支持されるものである。なお、以下の説明では、上述した鍵盤装置1と同様の構成部分については、同じ符号を付すものとする。
図8(a)に示すように、この鍵盤装置41では、鍵4が、底板5aの後部に立設された回動支持部42に、支軸42a(支点)を中心として、回動自在に支持されている。また、鍵4の後端部には、前記実施形態と同様に構成されたタッチ重さ調整機構30が設けられている。具体的には、図8(b)に示すように、復帰ばね7の上端部が、鍵4の前記支軸42aよりも後方に位置する取付け孔4dに掛止めされている。また、調整軸33は、底板5aの貫通孔5eを貫通するとともに下端部がナット34に螺合している。そして、復帰ばね7の下端部と調整軸33の上端部が、スイベル32を介して連結されている。
以上にように構成された鍵盤装置41では、鍵4の支軸42aよりも後方の所定部位(取付け孔4d)が、復帰ばね7によって下方に付勢されている。そのため、鍵4の前端部を押し下げる際のタッチ重さは、復帰ばね7の引張り力の大きさに応じて変化する。したがって、前述した実施形態と同様にして、調整軸33を回転操作し、調整軸32を上下方向に進退させることにより、鍵盤装置41の鍵4のタッチ重さを容易にかつ適切に調整することができる。
なお、本発明は、説明した上記実施形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。例えば、実施形態では、タッチ重さ調整機構30において、調整軸33を底板5aの下面側に設けられたナット34に螺合するように構成したが、底板5aにねじ孔を形成し、そのねじ孔に調整軸33の下部を螺合するように構成することも可能である。また、実施形態では、スイベル32を用いて、復帰ばね7と調整軸33を連結したが、本発明はこれに限定されるものではなく、調整軸33の回転動作が復帰ばね7に伝わらないよう、両者33及び7を連結可能であれば、スイベル32に代えて、適宜の連結回転具を採用することが可能である。さらに、スイベル32を、復帰ばね7又は調整軸33と、一体に成形することも可能である。また、実施形態では、タッチ重さ調整機構30の復帰ばね7、スイベル32及び調整軸33を鉛直線に沿うように配置したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、復帰ばね7等を、鉛直線に対し傾斜した状態や水平な状態に配置することも可能である。
また、実施形態では、互いに分離可能な複数の鍵盤ユニット2で構成された鍵盤装置1に、本発明のタッチ重さ調整機構30を適用した場合について説明したが、本発明は、分離不能な一般的な鍵盤装置にももちろん、適用することが可能である。さらに、実施形態で示した鍵盤装置1、リンク機構6及びタッチ重さ調整機構30の細部の構成などは、あくまで例示であり、本発明の趣旨の範囲内で適宜、変更することができる。
1 鍵盤装置
2 鍵盤ユニット
4 鍵
4a 白鍵
4b 黒鍵
4d 取付け孔
5 ユニットケース
5a 底板(ベース)
5d 貫通孔
6 リンク機構
7 復帰ばね(調整ばね)
7a 上側のフック
7b 下側のフック
11 前側垂下リンクバー
12 後側垂下リンクバー
13 前側連結リンクバー
13a 復帰ばね用の取付け孔(所定部位)
14 後側連結リンクバー
30 タッチ重さ調整機構
31 引張り力調整機構
32 スイベル(連結回転具)
32a 胴部
32b 上リング部(ばね側連結部)
32c 下リング部(軸側連結部)
33 調整軸
33a フック部
33b 雄ねじ
33c 係合溝(係合部)
34 ナット
34a 雌ねじ
42 回動支持部
42a 支軸(支点)

Claims (7)

  1. 複数の鍵を備えた鍵盤装置において、当該複数の鍵のタッチ重さを調整するための鍵盤装置のタッチ重さ調整機構であって、
    コイルばねから成り、その引張り力を前記鍵に作用させることにより、当該鍵のタッチ重さを増大するための調整ばねと、
    棒状に形成され、回転操作されるのに伴い、長さ方向に進退自在の調整軸と、
    前記調整ばね及び前記調整軸の互いに最も近い端部同士を連結するように設けられ、前記調整ばねに連結されたばね側連結部及び前記調整軸に連結された軸側連結部が、互いに相対的に回転可能に構成された連結回転具と、
    を備えていることを特徴とする鍵盤装置のタッチ重さ調整機構。
  2. 前記鍵盤装置は、ベース上に前記複数の鍵の各々が所定のリンク機構を介して下方から支持されかつ上下方向に移動自在に構成されており、
    前記調整ばねは、上下方向に延び、その上端部が前記リンク機構の所定部位に連結され、前記鍵の押下げに伴い前記所定部位を下方に付勢することにより、前記リンク機構に支持された前記鍵のタッチ重さを増大するように構成され、
    前記調整軸は、上下方向に延び、前記ベースに上下方向に貫通した状態に設けられ、前記ベースから外方に突出した部分が回転操作されることにより、上下方向に進退自在に構成され、
    前記連結回転具は、前記調整ばねの下端部と前記調整軸の上端部とを連結していることを特徴とする請求項1に記載の鍵盤装置のタッチ重さ調整機構。
  3. 前記調整軸は、前記ベースに設けられた貫通孔に遊挿され、下部の外周面に雄ねじを有するとともに、下端部に回転操作用の工具が係合可能な係合部を有しており、
    前記ベースの外側に配置され、前記調整軸の前記雄ねじが螺合するナットを、さらに備えていることを特徴とする請求項2に記載の鍵盤装置のタッチ重さ調整機構。
  4. 前記調整軸は、前記ベースに設けられたねじ孔に螺合する雄ねじを外周面に有するとともに、下端部に回転操作用の工具が係合可能な係合部を有していることを特徴とする請求項2に記載の鍵盤装置のタッチ重さ調整機構。
  5. 前記連結回転具は、スイベルで構成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の鍵盤装置のタッチ重さ調整機構。
  6. 前記鍵盤装置は、前記複数の鍵のうち、所定数の鍵を有し、互いに分離可能に構成された複数の鍵盤ユニットで構成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の鍵盤装置のタッチ重さ調整機構。
  7. 前記鍵盤装置は、ベース上に前記複数の鍵の各々が前後方向に延びかつ長さ方向の所定位置を支点として回動自在に構成されており、
    前記調整ばねは、上下方向に延び、その上端部が前記鍵の前記支点よりも後方に位置する所定部位に連結され、前記鍵の押下げに伴い前記所定部位を下方に付勢することにより、前記鍵のタッチ重さを増大するように構成され、
    前記調整軸は、上下方向に延び、前記ベースに上下方向に貫通した状態に設けられ、前記ベースから外方に突出した部分が回転操作されることにより、上下方向に進退自在に構成され、
    前記連結回転具は、前記調整ばねの下端部と前記調整軸の上端部とを連結していることを特徴とする請求項1に記載の鍵盤装置のタッチ重さ調整機構。
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