JP4326384B2 - 電子鍵盤楽器の鍵盤装置 - Google Patents

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本発明は、ハンマーを備える電子鍵盤楽器の鍵盤装置に関する。
従来のアップライトピアノの鍵盤装置として、例えば特許文献1に開示されたものが知られている。図9は、この鍵盤装置81を離鍵状態において示している。同図に示すように、この鍵盤装置81は、棚板82上に揺動自在に支持された複数の鍵83と、鍵83ごとに設けられた複数のアクション84と、鍵83のタッチ重さを調整するためのタッチ重さ可変機構85などを備えている。棚板82の前後方向の中央部には、左右方向に延びる筬中86が設けられており、この筬中86に立設された複数のバランスピン87にそれぞれ、鍵83が揺動自在に支持されている。各鍵83の上面後端部(同図の左端部)には、キャプスタン88が立設されており、このキャプスタン88を介してアクション84が載置されている。また、各鍵83の上面には、キャプスタン88とバランスピン87の間の位置に、レバー受けスクリュー89が突設されている。
タッチ重さ可変機構85は、棚板82上に前後方向にスライド自在に設けられた複数のレール91と、各レール91に立設された複数のレール支持板材92と、左右方向に延び、複数のレール支持部材92に支持されたストッパレール93と、ストッパレール93に鍵83ごとに設けられた複数のフレンジ94と、各フレンジ94に回動自在に支持された複数のウェイトレバー95などを備えている。ウェイトレバー95は、前後方向に延び、前端部においてフレンジ94の支点94aに支持されるとともに、後端部において鍵83のレバー受けスクリュー89に載置されている。各ウェイトレバー95には、複数の重り96が嵌め込まれている。
また、レール91には、これを前後方向に駆動するためのアーム97,97が連結されている。これらのアーム97,97は、一端部において、棚板82の両側端部に回動自在に連結されており、中央部には長孔97aが形成されている。一方、左右の両端のレール91,91の各前端部には、外側方に突出するアームピン98が設けられており、このアームピン98がアーム97の長孔97aに係合している。
以上の構成により、アーム97を回動させると、レール91が棚板82上を前後方向にスライドする。これに伴い、レール91に順次連結されたレール支持板材92、ストッパレール93、フレンジ94および複数のウェイトレバー95が一緒に前後方向に移動する。これにより、鍵83のレバー受けスクリュー89に当接するウェイトレバー95の当接位置が変化する。このように、ウェイトレバー95の支点94aから当接位置までの距離、すなわち鍵83に作用するウェイトレバー95のモーメントが変化することによって、鍵83のタッチ重さを調整することができる。
しかし、この従来の鍵盤装置81では、タッチ重さを調整するために、複数のレール91、複数のレール支持板材92、ストッパレール93、複数のフレンジ94、複数のウェイトレバー95およびアーム97などの多くの部品を設けなけばならないため、その分、部品点数および組立工数が非常に多くなり、ピアノの製造コストが高くなるという問題がある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、鍵のタッチ重さを容易に調整できるとともに、構成が単純で安価に製造することができる電子鍵盤楽器の鍵盤装置を提供することを目的とする。
特開2003−216143号公報(第5〜6頁、第4図)
この目的を解決するため、請求項1に係る電子鍵盤楽器の鍵盤装置は、支点に揺動自在に支持され、前後方向に延びる複数の鍵と、前後方向に移動自在に設けられたシャーシと、シャーシに回動自在に支持され、複数の鍵の当接面にそれぞれ上方から当接するとともに、対応する鍵の押鍵に伴って回動する複数のハンマーと、シャーシにハンマーごとに設けられ、押鍵に伴って回動するハンマーを介して鍵の押鍵情報を検出する複数の鍵スイッチと、鍵のタッチ重さを調整するために、シャーシを前後方向に移動させることによって、複数の鍵と複数のハンマーとの当接位置を変化させる駆動機構と、を備えていることを特徴とする。
この電子鍵盤楽器の鍵盤装置によれば、駆動機構によってシャーシを前後方向に移動させると、これに伴い、シャーシに設けられた複数のハンマーおよび鍵スイッチが一緒に移動する。このハンマーの移動によって、ハンマーと鍵との当接位置が変化し、それに伴い、鍵の支点から当接位置までの距離が変化し、ハンマーから鍵に作用する鍵の支点回りのモーメントが変化することによって、鍵のタッチ重さが変化する。このように、シャーシを移動させるだけで、鍵のタッチ重さを容易に調整することができる。
また、鍵スイッチおよびハンマーが一緒に移動するため、シャーシを移動させても、ハンマーと鍵スイッチとの相対的な位置関係が変化しない。したがって、シャーシを移動させても、鍵スイッチが鍵の押鍵情報を検出するハンマーの回動タイミングがずれず、それにより、押鍵情報の検出に伴って行なわれる発音タイミングを一定に保つことができる。また、既存の電子鍵盤楽器には、タッチ重さを付与するとともに、アコースティックピアノにおける打弦動作を擬似的に得るために、ハンマーを設けたタイプのものがある。本発明は、そのようなタイプの電子鍵盤楽器に対し、既存のハンマーを利用しながら、それを支持するシャーシを移動させる構成を付加するだけで実現でき、したがって、本発明による電子鍵盤楽器を安価に製造することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の電子鍵盤楽器の鍵盤装置において、シャーシに設けられ、鍵の押鍵に伴って回動するハンマーが当接することによってハンマーの回動を規制するハンマーストッパをさらに備え、シャーシの移動方向と、ハンマーがハンマーストッパに当接したときの鍵の当接面の角度が、互いにほぼ平行になるように設定されていることを特徴とする。
この構成によれば、ハンマーがハンマーストッパに当接することによってハンマーの回動が規制され、これに伴い、押鍵された鍵の回動の限界位置が定まる。また、本発明では、ハンマーがハンマーストッパに当接するときの鍵の当接面の角度と、シャーシの移動方向がほぼ平行に設定されているため、シャーシを移動させても、ハンマーストッパに当接するときのハンマーの角度が変わらない。したがって、シャーシを移動させた場合でも、ハンマーがハンマーストッパに当接する回動タイミングをほぼ一定に保つことができるとともに、それにより、鍵が離鍵状態から限界位置に達するまでの鍵のストローク(以下「押鍵ストローク」という)をほぼ一定に保つことができ、演奏者に違和感を与えることがない。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載の電子鍵盤楽器の鍵盤装置において、シャーシに設けられ、離鍵状態において鍵が当接することにより、鍵の離鍵位置を定めるストッパをさらに備えていることを特徴とする。
シャーシを前後方向に移動させると、鍵の支点から当接位置までの距離が変わることで、同じ鍵のストロークに対するハンマーの回動量が変化し、それに伴い、ハンマーがハンマーストッパに当接するタイミングがばらつく。この構成によれば、鍵の離鍵位置を定めるストッパがシャーシ側に配置されているので、シャーシの移動に伴い、ストッパも一緒に前後方向に移動することによって、離鍵状態における鍵の前部の高さが変化する。例えば、シャーシを支点に近づくように移動させた場合には、移動前と比較して、支点から当接位置までの距離が短くなることにより、同じ鍵ストロークに対するハンマーの回動量が減少するものの、離鍵状態における鍵の高さが高くなるので、その分、押鍵ストロークが増大する。すなわち、シャーシの移動に伴うハンマーの回動量の変化を、押鍵ストロークの変化によって補償でき、したがって、ハンマーがハンマーストッパに当接するタイミングのばらつきを抑制することができる。
請求項4に係る発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の電子鍵盤楽器の鍵盤装置において、駆動機構は、シャーシの移動量を、高音部側と低音部側で互いに異ならせるように構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、駆動機構によって、シャーシの移動量を高音部側と低音部側で互いに異ならせることができる。これにより、高音部側と低音部側において鍵の支点から当接位置までの距離を互いに異ならせることによって、タッチ重さを互いに異なるように調整することができる。したがって、例えば、タッチ重さが高音部側では軽く、低音部側では重くなるように、シャーシの移動量を調整することによって、通常のアコースティックピアノに近似したタッチ重さの分布を実現することができる。
請求項5に係る発明は、請求項4に記載の電子鍵盤楽器の鍵盤装置において、シャーシは、鍵とハンマーとの複数の当接位置を結ぶ線が複数の鍵の支点を結ぶ線に対して斜めになるように、複数の鍵に対して斜めに配置されていることを特徴とする。
この構成によれば、複数の鍵に対して、シャーシが斜めに配置されることによって、鍵とハンマーとの複数の当接位置を結ぶ線が複数の鍵の支点を結ぶ線に対して斜めになり、各鍵の支点から当接位置までの距離が低音部側から高音部側にわたって徐々に変化する。例えば、当接位置を、低音部側ほど支点から遠い位置になるように配置することによって、低音部側のタッチ重さをより重くすることができる。したがって、1種類の重さのハンマーのみでも、シャーシを斜めに配置するだけで、低音部側ほどタッチ重さが重いという通常のアコースティックのピアノに近似したタッチ重さの分布を容易に得ることができる。
請求項6に係る発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の電子鍵盤楽器の鍵盤装置において、駆動機構は、電子鍵盤楽器の外部からアクセス可能な位置に配置され、シャーシを移動させるために操作される操作部を有していることを特徴とする。
この構成によれば、駆動機構の操作部を電子鍵盤楽器の外部から操作することによって、シャーシを移動させることができるので、タッチ重さの調整を外部からの操作によって容易に行うことができる。
本発明の第1実施形態による鍵盤装置を適用した電子ピアノを、離鍵状態において示す側断面図である。 図1の鍵盤装置を、アクションシャーシが後ろ側に移動した状態で示す側断面図である。 図1の状態の鍵盤装置を、押鍵状態において示す部分側断面図である。 図2の状態の鍵盤装置を、押鍵状態において示す部分側断面図である。 第2実施形態による鍵盤装置の部分側断面図である。 第2実施形態による鍵盤装置の概略平面図である。 駆動装置の変形例を、アクションシャーシが(a)後ろ側および(b)前側に移動した状態で示す部分側断面図である。 第3実施形態による鍵盤装置を、アクションシャーシを(a)後ろ側および(b)前側に取り付けた状態で示す部分側断面図である。 タッチ重さを調整する機構を含む、従来のアップライトピアノの鍵盤装置を示す側断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態を、図面を参照しながら、詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施形態による電子ピアノ1(電子鍵盤楽器)の鍵盤装置2を、離鍵状態において示している。同図に示すように、この鍵盤装置2は、水平な棚板3上に設けられた鍵盤シャーシ4と、鍵盤シャーシ4に揺動自在に支持された複数の鍵5と、棚板3上に移動自在に設けられたアクションシャーシ8(シャーシ)と、アクションシャーシ8に取り付けられた複数のハンマー6および鍵スイッチ7と、アクションシャーシ8を駆動する駆動装置9(駆動機構)などを備えている。
鍵盤シャーシ4は、プレスにより打抜きおよび折曲げ加工した鉄板などを井桁状に組み立てたものであり、棚板3上に固定され、これに沿って延びている。鍵盤シャーシ4の前後方向(同図の左右方向)の中央部には、複数のバランスピン12(支点)が立設され、左右方向(奥行き方向)に並んでいる。
複数の鍵5は、複数の白鍵5aおよび黒鍵5b(図6参照)から成り、それらの各々は、矩形の断面を有し、前後方向に延びる鍵本体13と、その前半部の表面に貼り付けられた鍵カバー14で構成されている。鍵本体13の前後方向の中央部には、上下方向に貫通するバランスピン孔15が形成されている。鍵5は、このバランスピン孔15を介して、バランスピン12に揺動自在に支持されている。各鍵5の後端部の上部は切り欠かれており、切欠部の底面が、鍵5の他の部分の頂面よりも低い平坦な当接面16になっている。この当接面16には、フェルトなどで構成されたシート状のクッション17が貼り付けられている。この鍵5の当接面16の角度は、ハンマー6が後述するハンマーストッパ18に当接したときに水平になるように設定されている(図3参照)。
アクションシャーシ8は、複数の鍵5のすぐ後ろ側に配置され、すべての鍵5にわたるように左右方向に延びており、棚板3に立設されている。このアクションシャーシ8は、金属材料(例えばアルミニウム)の押出成形品で構成されており、ハンマー6を支持するハンマー支持部23と、鍵スイッチ7が取り付けられたスイッチ取付部24を一体に備えている。ハンマー支持部23は、上下方向に延びる矩形状の断面を有し、中空状に形成されている。スイッチ取付部24は、ハンマー支持部23の上側に、背壁22を介して連続しており、三角形状の中空部24aを有し、背壁22から、斜め前上がりに前方に延びている。
ハンマー支持部23の上側の前端部には、斜め前上がりに若干突出するとともに、上方に開放する円弧状のハンマー支点23aが形成されている。また、ハンマー支持部23の前壁の上下方向の中間部には、前方に水平に突出する鍵載置部23bが設けられており、この鍵載置部23bは、前壁側の後部23cと、それよりも前方の一段低い前部23dで構成されており、鍵盤シャーシ4の後端部に載置されている。鍵載置部23bの後部23cの上面には、発泡ウレタンなどから成る1本の帯状の鍵ストッパ25(ストッパ)が、すべての鍵5にわたり、左右方向に延びるように設けられている。
ハンマー6は、鍵5ごとに設けられ、アクションシャーシ8に回動自在に支持されており、棒状の合成樹脂製のハンマー本体6a、これに取り付けられた重り6b,6b(一方のみ図示)およびキャプスタン6cなどで構成されている。ハンマー本体6aの後端部には、下方に開放する円弧状の係合溝6dが形成されており、ハンマー6は、この係合溝6dが前述したハンマー支点23aに係合した状態で、アクションシャーシ8のハンマー支持部23に回動自在に支持されている。重り6b,6bは、ハンマー本体6aの左右の両面の前端部にそれぞれ取り付けられている。キャプスタン6cは、鍵5に対するハンマー6の相対的な角度を調整するためのものであり、ハンマー本体6aの下面の係合溝6dよりも前側の位置に進退自在にねじ込まれている。ハンマー6は、このキャプスタン6cを介して、対応する鍵5の当接面16に、上方から当接している(以下、当接面16内においてキャプスタン6cが当接する位置を「当接位置T」という)。また、ハンマー本体6aの上面には、係合溝6dよりも前側の位置に、スイッチ押圧部6eが上方に突出するように設けられている。
鍵スイッチ7は、ハンマー6を介して、対応する鍵5の押鍵情報を検出するためのものであり、プリント基板からなるスイッチ基板7aと、ハンマー6ごとに設けられたスイッチ本体7bで構成されている。また、鍵スイッチ7は、スイッチ基板7aの後端部を、アクションシャーシ8のスイッチ取付部24の基端部に形成された係合凹部24bに差し込んだ状態で、スペーサ26を介し、ねじ27,27によって、スイッチ取付部24に取り付けられている。鍵5の離鍵状態では、このスイッチ本体7bに、その下側に位置するスイッチ押圧部6eが対向している。また、スイッチ取付部24の下面の前端部には、発泡ウレタンなどで構成された1本の帯状のハンマーストッパ18が、すべての鍵にわたり、左右方向に延びるように設けられている。
駆動装置9は、スライド板21と、これを前後方向に移動させるための左右の調整ねじ31,31(一方のみ図示)などで構成されている。スライド板21は、アクションシャーシ8とほぼ同じ左右方向の長さを有する矩形状のものであり、金属板(例えば鉄板)を折り曲げ加工することによって形成され、水平なスライド部21aと、その後端から直角に上方に延びる駆動部21bとから成るL字状の断面を有している。スライド部21aの前端部には、アクションシャーシ8が載置されており、アクションシャーシ8は、その底壁に形成されたねじ孔32にスライド部21aの下方からねじ込まれた複数のねじ33(1つのみ図示)によって、スライド板21に固定されている。また、棚板3の上部には、スライド部21aから下方に突出する複数のねじ33の頭部をそれぞれ収容する複数の凹部41(1つのみ図示)が形成されている。また、スライド部21aの左右の両端部には、アクションシャーシ8と駆動部21bとの中間部に、ねじ孔34,34(一方のみ図示)がそれぞれ形成されている。
調整ねじ31は、棚板3の後端面の左右の両端部に上方に突出するように設けられた背面板11,11(一方のみ図示)に取り付けられている。具体的には、各背面板11に、孔11aが形成されており、各孔11aに調整ねじ31の軸部31bが後方から通され、駆動部21bに形成された対応するねじ孔35にねじ込まれている。また、調整ねじ31の軸部31bには、頭部31a(操作部)との間に背面板11を挟むように、進退防止用のつば31cが設けられている。これにより、調整ねじ31は、背面板11に対し、回転自在かつ前後方向に進退不能に構成されている。以上の構成により、2つの調整ねじ31,31を、互いに同じ方向かつ同じ回転量で回転させると、調整ねじ31が背面板11に対して空回りするとともに、駆動部21bにねじ込まれている軸部31bを介して、スライド板21およびこれに固定されたアクションシャーシ8が前後方向にスライドする。
また、棚板3には、調整ねじ31,31に対応する位置に、上下方向に貫通するとともに前後方向に延びる長孔37,37(一方のみ図示)がそれぞれ形成されている。各長孔37には、棚板3の下方からワッシャ38を介してねじ39が通されており、このねじ39は、スライド板21のスライド部21aに形成された対応するねじ孔34にねじ込まれている。したがって、ねじ39を緩めた状態で、調整ねじ31,31を上述したように回転させることによって、アクションシャーシ8がスライドし、その際、アクションシャーシ8がねじ39および長孔37によって前後方向に案内されるとともに、ねじ39を締め付けることによって、アクションシャーシ8が移動した位置に固定される。
次に、上記の構成の鍵盤装置の動作を、図1〜図4を参照しながら説明する。図1に示す離鍵状態では、鍵5は、その後端部において、ハンマー6の重さにより、キャプスタン6cを介して下方に押圧された状態で、鍵ストッパ25に当接している。この離鍵状態から鍵5を押鍵すると、鍵5はバランスピン12を中心として、同図の反時計回りに回動する。この鍵5の回動に伴い、鍵5が当接面16およびキャプスタン6cを介してハンマー6を突き上げることによって、ハンマー6は、ハンマー支点23aを中心として、時計回りに回動する。このハンマー6の回動は、その前端部がハンマーストッパ18に当接することによって規制される。このハンマー6の回動の規制に伴い、これにキャプスタン6cを介して当接する鍵5の回動もまた規制される。この鍵5の位置が、押鍵時における鍵5の回動の限界位置になる(図3に示す状態)。また、ハンマー6の回動の途中で、そのスイッチ押圧部6eが、鍵スイッチ7のスイッチ本体7bを押圧することによって、鍵5の押鍵情報が検出され、図示しない制御装置により、検出された押鍵情報に応じて、電子ピアノ1の発音が制御される。
また、鍵5が押鍵状態から離鍵されると、鍵5およびハンマー6はそれぞれ、上記と逆方向に回動し、図1に示す離鍵状態に復帰する。
次に、鍵5のタッチ重さを調整する方法を説明する。図1に示す状態から鍵のタッチ重さを調整する場合には、まず、ねじ39,39を緩め、次に、左右の調整ねじ31,31を、互いに同じ方向に同じ回転量で回転させる。これにより、調整ねじ31が背面板11に対して空回りするとともに、調整ねじ31に係合しているスライド板21を介して、アクションシャーシ8が前後方向に駆動される。これに伴い、複数のハンマー6、複数の鍵スイッチ7、ハンマーストッパ18および鍵ストッパ25は、アクションシャーシ8と一緒に前後方向に移動する。これにより、ハンマー6のキャプスタン6cとの当接位置Tが、前後方向に移動する。そして、任意の所望の位置で、各ねじ39を締め付けることによって、スライド板21を介してアクションシャーシ8が棚板3に対して固定され、当接位置Tが調整した位置に固定される。なお、これらの移動の際、複数のねじ39は、長孔37に沿って案内されながら移動し、複数のねじ33の頭部が凹部41内を移動する。
以上により、図1に示す状態から、鍵のタッチ重さを例えば重くする場合には、アクションシャーシ8が後方に移動する方向に、調整ねじ31,31を回転させることによって、当接位置Tを後方に移動させる。これにより、バランスピン12から当接位置Tまでの距離が長くなり、ハンマー6から鍵5に作用するバランスピン12回りのモーメントが大きくなるので、鍵5のタッチ重さが重くなる(図2に示す状態)。一方、タッチ重さを軽くする場合には、両調整ねじ31,31を上記と逆方向に回転させ、アクションシャーシ8を前方に移動させることによって、当接位置Tを前方に移動させる。これにより、バランスピン12から当接位置Tまでの距離を短くなるので、鍵5のタッチ重さが軽くなる。以上のように、調整ねじ31を回転させ、アクションシャーシ8を移動させるだけで、鍵5のタッチ重さを容易に調整することができる。
また、アクションシャーシ8を移動させたときに、これと一緒にハンマー6、鍵スイッチ7およびハンマーストッパ18が移動するため、これらの相対的な位置関係が変化しない。したがって、鍵スイッチ7を押圧するハンマー6の回動タイミングがずれず、それにより、押鍵情報の検出に伴って行なわれる発音タイミングを一定に保つことができる。また、既存のアクションシャーシ8、複数のハンマー6および鍵スイッチ7などを利用しながら、アクションシャーシ8を移動させるための駆動装置9を付加するだけで、タッチ重さを調整することができるので、鍵盤装置2を含む電子ピアノ1を安価に製造することできる。
また、アクションシャーシ8を例えばバランスピン12に近づくように移動させた場合には、移動前と比較して、バランスピン12から当接位置Tまでの距離が短くなることにより、同じ鍵ストロークに対するハンマー6の回動量が減少するものの、アクションシャーシ8に設けられた鍵ストッパ25もバランスピン12側に近づくことにより、離鍵状態における鍵5の高さが高くなるので、その分、押鍵ストローク(鍵5が限界位置に達するまでの鍵5のストローク)が増大する。すなわち、アクションシャーシ8の移動に伴うハンマー6の回動量の変化を、押鍵ストロークの変化によって補償でき、したがって、ハンマー6がハンマーストッパ18に当接する回動タイミングのばらつきを抑制することができる。
さらに、前述したように、鍵5の当接面16の角度は、ハンマー6がハンマーストッパ18に当接した状態(図3および図4の状態)において水平になるように設定されるとともに、アクションシャーシ8は、棚板3上を水平に移動する。このように、ハンマー6がハンマーストッパ18に当接した状態における当接面16の角度と、アクションシャーシ8の移動方向が、互いに平行に設定されているので、アクションシャーシ8を移動させても(例えば図3から図4)、ハンマーストッパ18に当接するときのハンマー6の角度が変わらない。したがって、アクションシャーシ8を移動させた場合でも、ハンマー6がハンマーストッパ18に当接する回動タイミングをほぼ一定に保つことができるとともに、それにより、押鍵ストロークをほぼ一定に保つことができ、演奏者に違和感を与えることがない。
さらに、アクションシャーシ8を移動させるための調整ねじ31の頭部31aが、背面板11の後方、すなわち電子ピアノ1の外部に配置されているので、タッチ重さの調整を外部からの操作によって容易に行うことができる。
図5および図6は、本発明の第2実施形態による鍵盤装置51を示している。この第2実施形態は、第1実施形態と比較して、駆動装置の構成が異なっている。なお、同図において、第1実施形態と同じ構成部品については、同じ符号を付している。同図に示すように、スライド板21の駆動部21bの背面には、左右のボールジョイント52,52が設けられている(図6参照)。一方、左右の背面板11,11の低音部側および高音部側の2か所にはそれぞれ、第1実施形態の孔11aに代えて、ねじ孔11bが形成されている。各ねじ孔11bには調整ねじ31がねじ込まれており、その各軸部31bの先端部がボールジョイント52に連結されている。したがって、調整ねじ31は、スライド板21に対して回動自在であるとともに、前後方向に移動可能である。
以上の構成により、調整ねじ31,31によるアクションシャーシ8の移動量を、低音部側と高音部側において互いに異なるように調整することができる。例えば、低音部側のタッチ重さを重くしたい場合には、スライド板21の低音部側が後方にスライドするように、低音部側の調整ねじ31を回転させる。これにより、調整ねじ31は回転しながら後方に進み、これに伴い、調整ねじ31にボールジョイント52を介して連結されているスライド板21およびアクションシャーシ8が、低音部側において、後方に駆動される。このアクションシャーシ8の移動に伴い、これと一緒にハンマー6も移動することによって、当接位置Tは低音部側ほど後方に移動する。したがって、図6に示すように、複数のバランスピン12を結ぶ線L1に対し、鍵5とハンマー6のキャプスタン6cとの複数の当接位置Tを結ぶ線L2が斜めになり、高音部側から低音部側に向かって、バランスピン12から当接位置Tまでの距離が徐々に長くなる。それにより、タッチ重さが徐々に重くなる。
以上のように、本実施形態によれば、アクションシャーシ8の移動量を、高音部側と低音部側で互いに異ならせることができる。また、高音部側から低音部側に向かってタッチ重さが徐々に重くなるので、1種類の重さのハンマーのみでも、低音部側ほどタッチ重さが重いという通常のアコースティックピアノに近似したタッチ重さの分布を実現することができる。さらに、左右の調整ねじ31,31の進退量を、互いに独立して無段階に調整できるので、タッチ重さを演奏者の好みに応じてきめ細かく設定することができる。
図7は、アクションシャーシ8を駆動する駆動装置の変形例を示している。この駆動装置61は、第1実施形態の調整ねじ31の代わりに、操作レバー62を用いたものである。なお、前述した実施形態と同じ構成部品については、同じ符号を付している。同図に示すように、スライド板63は、スライド部63aと、その左右の両端部の後端部からそれぞれ立設する駆動部63b,63b(一方のみ図示)で構成されている。各駆動部63bには、操作レバー62が連結されている。各操作レバー62は、その中央部において、棚板3に設けられた支軸65に回動自在に支持されており、一端部には長孔66が形成され、この長孔66を介して、駆動部63bの外側面に設けられたレバーピン68に係合している。操作レバー62の他端部は、電子ピアノ1の外部に突出しており、その突出した部分に操作部67が設けられている。棚板3には、各操作レバー62に対応する位置に、これを案内するための前後方向に延びる長孔69aが形成されている。また、スライド部63aの前端部および棚板3には、各操作レバー62の前側に第1実施形態のねじ孔34および長孔37と同様のねじ孔64および長孔69bがそれぞれ形成されており、この長孔69bを介して、ねじ孔64にねじ39が下方からねじ込まれている。
以上の構成により、各ねじ39を緩めた状態で、一方の操作レバー62を操作し、支軸65を中心として操作レバー62を回動させることによって、スライド板63を介してアクションシャーシ8を前後方向にスライドさせることができ、それにより、タッチ重さを調整できる。その状態で、各ねじ39を締め付けることによって、スライド板63およびアクションシャーシ8を移動した位置に固定することができる。
図8は、本発明の第3実施形態による鍵盤装置を示している。第1および第2実施形態では、アクションシャーシ8の位置、すなわち、タッチ重さが無段階に調整できるのに対し、本実施形態は、それらを2段階で調整する点が異なるものであり、その調整は主として組立段階で行われる。なお、前述した実施形態と同じ構成部品については、同じ符号を付している。同図に示すように、棚板3には、鍵盤シャーシ4のすぐ後ろ側に、アクションシャーシ8を位置決めするための前後一対の孔71,72が形成されている。図示しないが、これらの前後の孔71,72は、左右方向の複数の位置に互いに前後方向に並ぶように配置されている。また、アクションシャーシ8の底壁には、前後の孔71,72に対応する左右方向の位置に、複数のねじ孔32が形成されている。また、鍵盤シャーシ4の後端部にも、アクションシャーシ8の位置決め用の前後一対の孔73,74が形成されている。これらの前後の孔73,74は、棚板3の前後の孔71,72と同じ左右方向の複数の位置に配置されるとともに、前側の孔73と後ろ側の孔74の間の間隔は、前側の孔71と後ろ側の孔72の間の間隔と同じに設定されている。アクションシャーシ8の鍵載置部23bの前部23dには、複数の前後の孔73,74に対応する左右方向の位置に、複数のねじ孔75(1つのみ図示)が形成されている。
以上の構成により、タッチ重さを重く設定する場合には、同図(a)に示すように、アクションシャーシ8の複数のねじ孔32およびねじ孔75が、棚板3の複数の後ろ側の孔72および鍵盤シャーシ4の複数の後ろ側の孔74にそれぞれ合うように、アクションシャーシ8を移動させ、その状態で各ねじ孔32およびねじ孔75にねじ77およびねじ76をそれぞれ下方からねじ込み、締め付ける。これにより、アクションシャーシ8は、後ろ側に位置した状態で、棚板3および鍵盤シャーシ4に固定され、それにより、タッチ重さが重く設定される。一方、タッチ重さを軽く設定する場合には、同図(b)に示すように、アクションシャーシ8を前側に移動させ、棚板3の前側の孔71を介してねじ77をアクションシャーシ8のねじ孔32にねじ込み、鍵盤シャーシ4の前側の孔73を介してねじ76を鍵載置部23bのねじ孔75にねじ込む。これにより、アクションシャーシ8が前側に位置した状態で固定されることにより、タッチ重さが軽く設定される。以上のように、本実施形態によれば、電子鍵盤楽器の組立段階などにおいて、鍵5の重さを2段階で設定することができる。
なお、本発明は、説明した実施形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。例えば、実施形態では、アクションシャーシ8が単一のもので構成されているが、2つ以上に分割し、各アクションシャーシを互いに異なる移動量で移動させてもよく、例えば3つで構成した場合には、高音部側、中音部側および低音部側などのように、タッチ重さを音域ごとにきめ細かく調整できる。さらに、第1実施形態では、左右2つの調整ねじ31,31が設けられているが、これを中央部に1つのみ設けてもよい。
また、第2実施形態のスライド板21に設けられた左右のボールジョイント52,52の一方に、左右方向にスライドできるような長孔を形成してもよい。これにより、鍵5の並び方向に対して、アクションシャーシ8の傾斜可能な角度を、より大きくすることができる。
また、第3実施形態では、アクションシャーシ8を位置決めするための棚板3の孔71、72および鍵シャーシ4の孔73、74がそれぞれ前後2つの孔で構成されているが、これらを3つ以上としてもよい。それにより、タッチ重さをよりきめ細かく設定することができる。さらに、高音部側の1つの孔を円の中心とし、低音部側に複数の孔を同心円状に配置し、アクションシャーシ8の傾斜角度を変化させてもよい。それにより、タッチ重さの調整を低音部側でより大きくすることができる。
その他、本発明の趣旨の範囲内で、細部の構成を適宜、変更することが可能である。また、実施形態は、本発明を電子ピアノに適用した例であるが、本発明は、これに限らず、シンセサイザなどの他のタイプの電子楽器に適用することも可能である。
符号の説明
1 電子ピアノ(電子鍵盤楽器)
2 鍵盤装置
5 鍵
6 ハンマー
7 鍵スイッチ
8 アクションシャーシ(シャーシ)
9 駆動装置(駆動機構)
12 バランスピン(支点)
16 当接面
18 ハンマーストッパ
25 鍵ストッパ(ストッパ)
31a 頭部(操作部)
51 鍵盤装置
61 駆動装置(駆動機構)
67 操作部
T 当接位置
L1 複数のバランスピンを結ぶ線
L2 鍵とハンマーとの複数の当接位置を結ぶ線

Claims (6)

  1. 支点に揺動自在に支持され、前後方向に延びる複数の鍵と、
    前後方向に移動自在に設けられたシャーシと、
    当該シャーシに回動自在に支持され、前記複数の鍵の当接面にそれぞれ上方から当接するとともに、対応する前記鍵の押鍵に伴って回動する複数のハンマーと、
    前記シャーシに前記ハンマーごとに設けられ、押鍵に伴って回動する当該ハンマーを介して前記鍵の押鍵情報を検出する複数の鍵スイッチと、
    前記鍵のタッチ重さを調整するために、前記シャーシを前後方向に移動させることによって、前記複数の鍵と前記複数のハンマーとの当接位置を変化させる駆動機構と、
    を備えていることを特徴とする電子鍵盤楽器の鍵盤装置。
  2. 前記シャーシに設けられ、前記鍵の押鍵に伴って回動する前記ハンマーが当接することによって当該ハンマーの回動を規制するハンマーストッパをさらに備え、
    前記シャーシの移動方向と、前記ハンマーが前記ハンマーストッパに当接したときの前記鍵の前記当接面の角度が、互いにほぼ平行になるように設定されていることを特徴とする、請求項1に記載の電子鍵盤楽器の鍵盤装置。
  3. 前記シャーシに設けられ、離鍵状態において前記鍵が当接することにより、当該鍵の離鍵位置を定めるストッパをさらに備えていることを特徴とする、請求項1または2に記載の電子鍵盤楽器の鍵盤装置。
  4. 前記駆動機構は、前記シャーシの移動量を、高音部側と低音部側で互いに異ならせるように構成されていることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の電子鍵盤楽器の鍵盤装置。
  5. 前記シャーシは、前記鍵と前記ハンマーとの複数の当接位置を結ぶ線が前記複数の鍵の支点を結ぶ線に対して斜めになるように、前記複数の鍵に対して斜めに配置されていることを特徴とする、請求項4に記載の電子鍵盤楽器の鍵盤装置。
  6. 前記駆動機構は、当該電子鍵盤楽器の外部からアクセス可能な位置に配置され、前記シャーシを移動させるために操作される操作部を有していることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれかに記載の電子鍵盤楽器の鍵盤装置。
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