JP4384878B2 - 電子鍵盤楽器 - Google Patents

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    • G10H1/346Keys with an arrangement for simulating the feeling of a piano key, e.g. using counterweights, springs, cams

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子鍵盤楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、疑似アクションを有するアクション装置を備えた電子ピアノその他の電子鍵盤楽器では、鍵を弾く手応感が、アコースティックピアノの鍵を弾く場合と同様、低音側ほど重い手応感を得られるようにするため、疑似アクションを構成するハンマーや鍵に低音側ほど重い錘を付けている。
【0003】
【特許文献】
特願平7−313584号
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、錘を用いて鍵の手応感を変化させようとすると、各鍵毎に重さの違う錘を用意して適当な大きさに形成し、さらにその錘を各鍵すべてに取り付けねばならないため、手間がかかるという問題があった。また、錘には従来鉛が用いられていたが、環境問題等から、鉛を用いることができなくなってきたので、錘を用いずに鍵の手応感を変化させる技術が期待されている。
【0005】
そこで本発明では、上述した問題点を解決し、錘を用いず、アコースティックピアノと同様の鍵の手応感を有する電子鍵盤楽器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上述した問題点を解決するためになされた請求項1に記載の発明は、
音階順に配列された複数の鍵を備える鍵盤と、
該鍵盤の非押鍵側に設置され、前記各鍵毎に備えられた複数の疑似アクションを有するアクション装置と
を備え、
前記鍵を押鍵操作すると、対応する前記疑似アクションが機能する電子鍵盤楽器において、
前記鍵盤の前記各鍵の長さを、低音側から高音側に向かって順に短く形成し、かつ、前記各鍵の押鍵側の端部を、前記各鍵の並び方向に沿って揃うように並べることによって、前記各鍵の非押鍵側の端部が、前記各鍵の並び方向に対し傾斜する直線に沿って斜めに並ぶように前記各鍵を配置し、
前記アクション装置は、複数の前記疑似アクションを、櫛刃状に一列に並べた状態で支持するハンマーレールを備え、
前記ハンマーレールは、前記各鍵の非押鍵側の端部の並びに沿って、前記各鍵の並び方向に対し斜めに配置したことを特徴とする。
【0007】
本発明の電子鍵盤楽器のように、各鍵の長さを、低音側から高音側に向かって順に短く形成すれば、鍵の重さが低音ほど重く高音ほど軽くなるので、押鍵時の手応感が低音ほど重く高音ほど軽い、アコースティックピアノと同様の手応感を有する電子鍵盤楽器を形成することができる。また、本発明のように構成すれば、錘を用いることなく、低音側から順に短い鍵を形成するだけで、アコースティックピアノと同様の手応感を有する電子鍵盤楽器を簡単に製造することができる。
【0008】
ところで、従来の電子鍵盤楽器のアクション装置は、図5に示すように、複数の疑似アクションを、櫛刃状に一列に並べた状態で支持するハンマーレールを備えている。そして、このアクション装置を、一定の長さに形成された複数の鍵からなる鍵盤の非押鍵側に、ハンマーレールが鍵の配列方向に沿って配置されるよう設置していた。
【0009】
一方、本発明の電子鍵盤楽器では、各鍵の長さが低音側から高音側に向かって、順次短く形成されている。そして、各鍵の押鍵側の端部を、各鍵の並び方向に沿って揃うように並べることによって、各鍵の非押鍵側の端部が、各鍵の並び方向に対し傾斜する直線に沿って斜めに並ぶように各鍵を配置している。そのため、鍵と疑似アクションとを平行に配置しようとすると、ハンマーレールに対し疑似アクションが斜めにとりつくので、ジョイント部分で複雑な構成が必要となる。
【0010】
そこで、本発明の電子鍵盤楽器では、複数の疑似アクションを櫛刃状に一列に並べた状態で支持するハンマーレールを、各鍵の非押鍵側の端部の並びに沿って、各鍵の並び方向に対し斜めに配置した
このようにすれば、鍵と疑似アクションとは斜めに配置されるが、従来製造されていたアクション装置を、上記のように配置するだけで済むので、本発明の電子鍵盤楽器を安価に製造することができる。
【0011】
次に、請求項2に記載の電子鍵盤楽器は、請求項1に記載の電子鍵盤楽器において、前記ハンマーレールが、前記各鍵の下面の非押鍵側端部に対向する位置に、該ハンマーレールの長手方向に沿って配置された第1のストッパーを備え、前記各鍵の押鍵側の端部の高さが揃った状態で、前記各鍵の非押鍵側端部に前記第1ストッパーが当接するよう、前記ハンマーレールの長さ方向の一端側を他端側より傾斜させて配置したことを特徴とする。
【0012】
このようにハンマーレールを傾ければ、各鍵の押鍵側の端部の高さを揃えることができる。
【0013】
次に、請求項3に記載された電子鍵盤楽器は、請求項1,2のいずれかに記載の電子鍵盤楽器において、前記疑似アクションが、前記ハンマーレールに回動可能に取り付けられ、押鍵時に前記鍵に持ち上げられて上方に向かって回動する疑似ハンマーと、該疑似ハンマーの上方に配置され、前記疑似ハンマーの上方への回動を止める第2のストッパーとを備え、該第2のストッパーが、前記疑似ハンマーを止める位置を可変可能に構成されていることを特徴とする。
【0014】
本発明の電子鍵盤楽器では、鍵の長さが異なっているので各鍵の押鍵時の稼働範囲もまちまちで、その結果ハンマーのストロークもまちまちとなる。また、ハンマーが第2のストッパーに当接する位置は、通常、打弦ポイントを想定した位置となるが、第2のストッパーの位置が一律だと、ハンマーが第2のストッパーに当たるタイミングがずれる。このようにハンマーが第2のストッパーに当たるタイミングがずれると、疑似ハンマーが戻るタイミングが異なってくるため、連打の時など、演奏者に違和感を感じさせることがある。しかし、本発明では、第2のストッパーを調整して、疑似ハンマーを止める位置を変えることができるので、ハンマーが第2のストッパーに当たるタイミングを一定に調整することができる。そのため、本発明の電子鍵盤楽器を用いれば、演奏者に違和感を感じさせることがない。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明が適用された実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は本実施形態の電子ピアノが備えている鍵及び疑似アクションの一部構成を表した概略平面図、図2は鍵及びハンマーレールの位置関係を説明するため、鍵やハンマーレールを模式的に表した平面模式図であり、図3は低音側から鍵の配列方向に沿って白鍵及び疑似アクションを見た側面図である。尚、図1では、疑似アクション6については、ハンマーとハンマーレールについてのみ記載している。
【0016】
本実施形態の電子ピアノ1は、図1に示すように、音階順に配列された複数の鍵30を備える鍵盤3と、鍵盤3の非押鍵側に設置され、各鍵30毎に備えられた複数の疑似アクション6を備えるアクション装置5とを備えている。
鍵盤3は、各鍵30の長さを、低音側から高音側に向かって一定の割合で順に短くなるよう形成し、押鍵側の各鍵30の端部を鍵30の配列方向に沿って揃え、各鍵30の非押鍵側の端部が、勾配θ(図2参照)の階段状に並ぶように各鍵30を配置したものである。この鍵盤3は、底板34上に設置され、各鍵30は、図3に示すように、鍵30の配列方向に沿って底板34上に配置された中筬32上に揺動可能に支持されている。
【0017】
中筬32は、鍵30の長さ方向に沿った上部中央から垂直に立設された揺動ピン320を備え、各鍵30は、各鍵30の揺動中心に穿孔された揺動孔(図示していない)にこの揺動ピン320を通して設置する。
なお、本実施形態では、勾配θは、図2に示すように、最低音の鍵30を100としたとき、最高音の鍵30が70以上90以下の長さになる勾配であることが好ましく、最高音の鍵30が70となる勾配であることがより好ましい。また、各鍵30の長さ以外の規格(幅等)は、JIS規格その他の鍵の幅等を定めた規格に合わせて形成することが好ましい。
【0018】
アクション装置5は、図3に示すように、複数の疑似アクション6と、これらを支持するハンマーレール50とを備えている。
ハンマーレール50は、長尺に形成し、その長手方向に垂直な断面が略コ字状になるよう形成する。そしてこのハンマーレール50は、ハンマーレール50の下側辺50aの先端に、底板34の非押鍵側側面に設けられた突起34aを挿入することで、底板34に対し固定する。また、このように底板34に対し固定したハンマーレール50の下側辺50aの上面であって、鍵30下面の非押鍵側端部に対向する位置には、フェルトからなるストッパ52(本発明の第1のストッパに相当する)を配置する。このストッパ52は、ハンマーレール50の長手方向に沿って、この下側辺50a上に配置する。さらに、このハンマーレール50の縦辺50bの押鍵側の高さ方向中央地点から押鍵側に所定距離離れた位置には、ハンマーレール50の長さ方向に沿って配置され、円柱状に形成された支点棒54を配置し、その支点棒54を脚部56を用いてハンマーレール50に固定する。
【0019】
疑似アクション6は、疑似ハンマー60及びストッパー62を備えている。
疑似ハンマー60は、本体60aを棒状に形成し、その(60a)一端に錘60bを固定し、他端に回動部60cを形成する。このうち回動部60cは、支点棒54に通したとき、疑似ハンマー60がハンマーレール50の長さ方向に垂直な面内で回動可能な輪状に形成する。この疑似ハンマー60は、回動部60cを支点棒54に連珠状に順次挿入し、ハンマーレール50に対し櫛刃状に一列に並べた状態(ハンマーレール50の長さ方向に対し垂直に立ち、その長さ方向に沿って一列に林立した状態)に配置する。またこの疑似ハンマー60の本体60a下面の非押鍵側端部であって、鍵3上面の非押鍵側端部に設置されたフェルト31に当接する位置に、キャプスタンスクリュー61を取り付ける。なお、疑似ハンマー60と鍵30との位置関係の対応を取るため、疑似ハンマー60を支点棒54に取り付ける際、輪状のフェルトを挟み込むなどして、対応を取るようにしてもよい。
【0020】
ストッパー62(本発明の第2のストッパーに相当する)は、ハンマーレール50の長さ方向に垂直な平面視で、平板を断面L字状に折り、そのLの字を半時計回りに略九十度回転させた形状に形成する。そしてこのストッパー62は、上下方向に立った一方の面(略垂直に立った面)を、ハンマーレール50の上側辺50cの先端に当接させ、その一方の面に設けられた上下方向に長い図示しない長穴にネジを通して、ハンマーレール50にネジ止めする。この際、ストッパー62は、すべての疑似ハンマー60のストロークが一定になるようストッパー62を上下方向に移動して位置決めした後ネジ止めする。なお、このストッパー62の他方の面の下面(外側の面)にはフェルト62cが取り付けられ、疑似ハンマー60が当たったときの雑音の発生を防止している。
【0021】
このように構成された電子ピアノ1では、鍵30の押鍵側先端を押鍵すると、鍵30の非押鍵側端部が持ち上がり、キャプスタンスクリュー61を介して疑似ハンマー60が回動して慣性運動で上方に跳ね上がる。そして、疑似ハンマー60は回転してストッパー62に当たって跳ね返り、鍵30も疑似ハンマー60も非押鍵時の状態に戻る。
【0022】
以上説明した本実施形態を用いると以下のような効果がある。
まず本実施形態の電子ピアノ1のように、各鍵30の長さを、低音側から高音側に向かって順に短く形成すれば、鍵30の重さが低音ほど重く高音ほど軽くなるので、押鍵時の手応感を、錘を用いることなく、アコースティックピアノと同様、低音ほど重く高音ほど軽くすることができる。また、本実施形態のように構成すれば、アコースティックピアノと同様の手応感を有する電子ピアノ1を、低音側から順に短い鍵30を形成するだけで、簡単に製造することができる。
【0023】
また、本実施形態の電子ピアノ1では、複数の疑似アクションを櫛刃状に一列に並べた状態で支持するハンマーレール50を、各鍵30の非押鍵側の端部に沿って勾配θで配置した。そのため、鍵30と疑似アクション6とは斜めに配置されるが、従来製造されていたアクション装置を、上記のように配置するだけで本実施形態の電子ピアノ1を製造できるので、本実施形態の電子ピアノ1を安価に製造することができる。
【0024】
さらに、本実施形態の電子ピアノ1では、鍵30の長さが異なっているので各鍵30の押鍵時の可動範囲もまちまちで、その結果疑似ハンマー60のストロークもまちまちとなる。また、疑似ハンマー60がストッパー62に当接する位置は、打弦ポイントを想定した位置となるが、ストッパー62の上下方向の位置が一律だと、疑似ハンマー60がストッパー62に当たるタイミングがずれる。このように疑似ハンマー60がストッパー62に当たるタイミングがずれると、疑似ハンマー60が戻るタイミングが異なってくるため、連打の時など、演奏者に違和感を感じさせることがあるが、本実施形態では、ストッパー62を調整して、疑似ハンマー60を止める上下方向の位置を変えることができるので、疑似ハンマー60がストッパー62に当たるタイミングを一定に調整することができる。そのため、本実施形態の電子ピアノ1を用いれば、演奏者に違和感を感じさせることがない。
【0025】
なお、従来のアクション装置をそのまま利用しようとする場合、本実施形態では、図4に示すように、鍵30の長さがそれぞれ異なるので、鍵30の非押鍵側の端部がストッパー52と当接する高さが一定だと、押鍵側の端部の高さが高音側ほど高いものとなる。
【0026】
本実施形態では、ハンマーレール50は、各鍵30下面の非押鍵側の端部に対向する位置に、ハンマーレール50の長手方向に沿って配置されたストッパー52を備えているが、各鍵30下面の非押鍵側の端部にストッパー52が当接するよう、ハンマーレール50の長さ方向の一端側を他端側より傾斜させて配置してもよい。このようにすれば、高音側の第1のストッパー52が持ち上がって、押鍵側の端部が下がり一定の高さにすることができる。
【0027】
尚、本発明の実施の形態は、上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採り得ることはいうまでもない。
例えば、ハンマーレール50を勾配θで配置することによって、演奏者が違和感を感じる場合、中筬32と鍵30との間にフェルトを挟むなどして鍵30の高さを調整してもよい。
【0028】
また、本実施形態では、ストッパー52をフェルトのみで構成したが、鍵30が当接する位置を変えることができるよう、上下方向にフェルトを移動可能な構成を備えてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態の電子ピアノが備えている鍵及び疑似アクションの一部構成を表した概略平面図である。
【図2】 鍵及びハンマーレールの位置関係を説明するため、鍵やハンマーレールを模式的に表した平面模式図である。
白鍵及び疑似アクションを配列方向に沿って白鍵の低音側から見た側面図である。
【図3】 白鍵及び疑似アクションを配列方向に沿って白鍵の低音側から見た側面図である。
【図4】 白鍵及び疑似アクションを配列方向に沿って白鍵の低音側から見た側面図である。
【図5】 従来の電子ピアノが備えている鍵及び疑似アクションの概略平面図である。
【符号の説明】
1…電子ピアノ、3…鍵盤、5…アクション装置、6…疑似アクション、30…鍵、31…フェルト、32…中筬、34…底板、34a…突起、50…ハンマーレール、52…ストッパー、54…支点棒、56…脚部、60…疑似ハンマー、61…キャプスタンスクリュー、62…ストッパー

Claims (3)

  1. 音階順に配列された複数の鍵を備える鍵盤と、
    該鍵盤の非押鍵側に設置され、前記各鍵毎に備えられた複数の疑似アクションを有するアクション装置と
    を備え、
    前記鍵を押鍵操作すると、対応する前記疑似アクションが機能する電子鍵盤楽器において、
    前記鍵盤の前記各鍵の長さを、低音側から高音側に向かって順に短く形成し、かつ、前記各鍵の押鍵側の端部を、前記各鍵の並び方向に沿って揃うように並べることによって、前記各鍵の非押鍵側の端部が、前記各鍵の並び方向に対し傾斜する直線に沿って斜めに並ぶように前記各鍵を配置し、
    前記アクション装置は、複数の前記疑似アクションを、櫛刃状に一列に並べた状態で支持するハンマーレールを備え、
    前記ハンマーレールは、前記各鍵の非押鍵側の端部の並びに沿って、前記各鍵の並び方向に対し斜めに配置したことを特徴とする電子鍵盤楽器。
  2. 請求項1に記載の電子鍵盤楽器において、
    前記ハンマーレールは、
    前記各鍵の下面の非押鍵側端部に対向する位置に、該ハンマーレールの長手方向に沿って配置された第1のストッパーを備え、
    前記各鍵の押鍵側の端部の高さが揃った状態で、前記各鍵の非押鍵側端部に前記第1ストッパーが当接するよう、前記ハンマーレールの長さ方向の一端側を他端側より傾斜させて配置したことを特徴とする電子鍵盤楽器。
  3. 請求項1,2のいずれかに記載の電子鍵盤楽器において、
    前記疑似アクションは、
    前記ハンマーレールに回動可能に取り付けられ、押鍵時に前記鍵に持ち上げられて上方に向かって回動する疑似ハンマーと、
    該疑似ハンマーの上方に配置され、前記疑似ハンマーの上方への回動を止める第2のストッパーとを備え、
    該第2のストッパーは、
    前記疑似ハンマーを止める位置を可変可能に構成されていることを特徴とする電子鍵盤楽器。
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