JPH06118943A - 鍵盤楽器 - Google Patents

鍵盤楽器

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Publication number
JPH06118943A
JPH06118943A JP4293814A JP29381492A JPH06118943A JP H06118943 A JPH06118943 A JP H06118943A JP 4293814 A JP4293814 A JP 4293814A JP 29381492 A JP29381492 A JP 29381492A JP H06118943 A JPH06118943 A JP H06118943A
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JP
Japan
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string
hammer
jack
rotating
key
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Application number
JP4293814A
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English (en)
Inventor
Masahiro Wada
雅博 和田
Kiyoshi Kawamura
潔 河村
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通常演奏のキータッチで、通常演奏、通常演
奏の楽音より弱い弱音演奏および楽音を発生させない消
音演奏を切り替えることができる。 【構成】 鍵盤楽器は、グランドピアノのキータッチ
で、弱音を発生させるシャンク押上機構110および鍵
押上機構130と、ハンマーヘッド301の先端301
Aを、弦200近傍に回動させるシャンク押上機構11
0と、その回動時、鍵502を離鍵位置の状態に保持す
る鍵押上機構130と、この回動時、ジャック403を
ハンマー脱進状態に回動させるとともに、ジャック40
3に押鍵に応じた演奏抵抗を付与するジャック回動機構
120と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鍵盤楽器に関し、キータ
ッチを阻害しないで、通常演奏と、この通常演奏の楽音
より弱い弱音演奏と、楽音を発生させない消音演奏と、
を切り替えることができるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、打弦による発音を変化させた鍵盤
楽器として、特開平4−34497号公報に記載された
ものが提案されている。この鍵盤楽器は、ハンマーシャ
ンクを持ち上げ、打弦距離を短くすることによって、弱
音演奏を実現していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術で
は、弱音演奏のみで、楽音を発生させない消音演奏はで
きないものであった。したがって、通常演奏と、弱音演
奏と、消音演奏と、を切り替えることができないという
課題があった。
【0004】そこで、本発明の目的は、グランドピアノ
のキータッチを阻害しないで、通常演奏と、この通常演
奏の楽音より弱い弱音演奏と、楽音を発生させない消音
演奏と、を切り替えることができる鍵盤楽器を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、張設された弦と、略反重力方向に回動してこの弦を
打撃するハンマーと、このハンマーにジャックを介して
打弦力を伝達後、脱進させる打弦機構と、この打弦機構
に打弦力を打鍵に応じて伝達する鍵盤と、を備えた鍵盤
楽器において、上記弦に対向する上記ハンマーの先端
を、上記弦近傍に回動させるハンマー回動手段と、この
回動時、上記ジャックをハンマー脱進状態に回動させて
付勢保持するジャック回動手段と、を備えるものであ
る。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、張設され
た弦と、略反重力方向に回動してこの弦を打撃するハン
マーと、このハンマーにジャックを介して打弦力を伝達
後、脱進させる打弦機構と、この打弦機構に打弦力を打
鍵に応じて回動支点回りの回動により伝達する鍵盤と、
上記弦の振動を押さえて該弦の発音を止めるダンパーア
センブリと、を備えた鍵盤楽器において、上記弦に対向
する上記ハンマーの先端を、上記弦近傍に回動させるハ
ンマー回動手段と、この回動時、上記ジャックをハンマ
ー脱進状態に回動させるジャック回動手段と、上記回動
時において、少なくとも、上記打弦機構、上記鍵盤の回
動支点奥側、上記ダンパーアセンブリのいずれかに、重
力方向の作用力を付与する付与手段と、を備えるもので
ある。
【0007】また、請求項3に記載の発明は、張設され
た弦と、略反重力方向に回動してこの弦を打撃するハン
マーと、このハンマーにジャックを介して打弦力を伝達
後、脱進させる打弦機構と、この打弦機構に打弦力を打
鍵に応じて回動支点回りに回動して伝達する鍵盤と、上
記弦の振動を押さえて該弦の発音を止めるダンパーアセ
ンブリと、を備えた鍵盤楽器において、上記弦に対向す
る上記ハンマーの先端を、上記弦近傍に回動させるハン
マー回動手段と、上記ジャックをハンマー脱進状態に回
動させ、もしくは、該ジャックをハンマー脱進状態に回
動させて付勢保持するジャック回動手段と、少なくと
も、上記打弦機構、上記鍵盤の回動支点奥側、上記ダン
パーアセンブリのいずれかに、重力方向の作用力を付与
する付与手段と、弱音演奏時は、上記ハンマー回動手段
により上記ハンマーを回動させ、消音演奏時は、該ハン
マー回動手段により該ハンマーを回動させると共に、上
記ジャック回動手段により、上記ジャックをハンマー脱
進状態に、回動させて付勢保持し、または、該ハンマー
回動手段により該ハンマーを回動させると共に、該ジャ
ック回動手段により該ジャックをハンマー脱進状態に回
動させて、上記付与手段により重力方向の作用力を付与
させる切替手段と、を備えるものである。
【0008】
【作用】請求項1に記載の発明に係る鍵盤楽器にあって
は、ハンマー回動手段によってハンマーの先端は弦近傍
に移動し、ハンマーは打弦機構のジャックから離れる。
この結果、打弦機構を介して、ハンマーの重さが鍵盤に
及ばない。しかし、ジャック回動手段によって、ジャッ
クはハンマー脱進状態に回動され、付勢保持されるの
で、鍵盤には、ハンマーの重さに相当する演奏抵抗が付
与される。
【0009】このように、弦から発音しない消音時、ジ
ャックを介して、演奏抵抗が鍵盤に及んでいる。すなわ
ち、消音状態で鍵盤を打鍵するとき、通常演奏状態のキ
ータッチが補償されるものである。
【0010】一方、ハンマー回動手段が機能しないと
き、ハンマーが通常演奏状態の位置に戻るのでキータッ
チは通常演奏状態のものである。したがって、キータッ
チを阻害しないで、打弦音を発生させない消音演奏と、
通常演奏と、を切り替えることができるものである。
【0011】また、請求項2に記載の発明に係る鍵盤楽
器にあっては、ジャックをハンマー脱進状態に回動する
と共に、少なくとも、打弦機構、鍵盤の回動支点奥側、
ダンパーアセンブリのいずれかに、重力方向の作用力を
付与している。このため、消音演奏時にも、演奏抵抗が
付与されるものである。
【0012】また、請求項3に記載の発明に係る鍵盤楽
器にあっては、消音状態では、演奏抵抗が、ジャックを
介して、または、少なくとも、打弦機構、鍵盤、ダンパ
ーアセンブリのいずれかに、付与される。弱音演奏時
は、通常演奏状態のキータッチで、該通常演奏状態より
弱い楽音を発生させることもできる。したがって、通常
演奏のキータッチで、通常演奏と、この通常演奏の楽音
より弱い弱音演奏と、楽音を発生させない消音演奏と、
を切り替えることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係る鍵盤楽器の実施例につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の鍵盤楽器の
第1実施例に係る打弦状態に切り替えたグランドピアノ
の休止状態を示す要部断面図である。
【0014】各音高に対応して弦200は、ほぼ水平に
それぞれ張設されている。この弦200に対応してハン
マーアセンブリ300は配設されている。このハンマー
アセンブリ300は、ピン304を中心に図中時計回り
方向に回動して弦200を打撃するハンマーヘッド30
1と、このハンマーヘッド301に連設されたハンマー
シャンク302と、このハンマーシャンク302の基端
においてピン304を中心にして回動自在にハンマーシ
ャンク302を支持したハンマーシャンクフレンジ30
3と、ハンマーシャンク302の基端側に設けられたハ
ンマーローラー305と、ハンマー戻りを調節するレペ
ティションレギュレチングスクリュー306と、を備え
ている。
【0015】そして、ハンマーローラー305にはアク
ション400を構成するジャック403が当接してい
る。レペティションレバー401とハンマーシャンク3
02との間には、シャンク押上機構110が設けられて
いる。このシャンク押上機構110は、アクションブラ
ケット220またはサポートレール230に設けた部品
でセクション毎に支えられた回転軸111と、この回転
軸111に設けられたアーム112と、このアーム11
2の遊端に貼着されたフェルトなどのクッション113
と、を備えている。
【0016】この回転軸111は、切替手段Cにより、
例えばモータを介して所定角度範囲で回動し、アーム1
12をハンマーシャンク302と略水平方向から鉛直方
向(図2、図3参照)までの範囲に回動させる。すなわ
ち、切替手段の制御回路は、演奏状態に対応した出力信
号をモータに印加し、シャンク押上機構110を所定の
位置まで回動させるものである。また、この制御回路は
切替スイッチを内蔵している。この切替スイッチはレバ
ーまたはペダルの操作により切り替えられる。
【0017】くわしくは、図2に示すように、切替手段
Cにより弱音演奏状態に切り替えたとき、シャンク押上
機構110のクッション113がハンマーシャンク30
2の下面に当接しながら回動して停止する。このとき、
ハンマーローラ305はジャック403から離れる。ハ
ンマーヘッド301の先端301Aは弦200から10
〜15mmの位置に移動する。
【0018】また、図3に示すように、切替手段Cによ
り消音演奏状態に切り替えたとき、シャンク押上機構1
10のクッション113がハンマーシャンク302の下
面に当接しながら回動して停止する。このとき、ハンマ
ーローラ305はジャック403から離れ、ハンマーヘ
ッド301の先端301Aは弦200と接弦する位置
か、もしくは弦200の下面近傍に移動する。
【0019】また、図1に示すように、切替手段Cによ
り打弦状態に切り替えたとき、シャンク押上機構110
のアーム112がレペティションレバー401と平行な
位置に回動して停止する。このとき、ハンマーアセンブ
リ300は、通常演奏の休止状態の位置にあるものであ
る。
【0020】そして、レペティションレバー401はア
クション400のサポート402に回動自在に支持され
ている。このサポート402の右端にはジャック403
が回動自在に支持されている。このジャック403のジ
ャック大403Aの先端(頂端)は、レペティションレ
バー401の長孔401Aを通ってハンマーローラー3
05の下面に押鍵時に当接するものである。また、押鍵
時にジャック小403Bの上面が当接可能な位置には、
レギュレチングボタン451が配設されている。
【0021】詳しくは、ハンマーシャンクフレンジ30
3はシャンクレール210の左端にネジ止めされてい
る。このシャンクレール210は、アクションブラケッ
ト220にネジ止めされ、弦200に対応して配設され
る88個の鍵全体にわたって横断延設されている。この
シャンクレール210には、レギュレチングレール45
2が保持されている。このレギュレチングレール452
の下部に上記レギュレチングボタン451がねじ込まれ
ている。このレギュレチングボタン451の下面には、
皮革等のレギュレチングボタンパンチング451Aが貼
着されている。
【0022】そして、上記シャンクレール210の右端
には、ジャック回動機構120が取り付けられている。
このジャック回動機構120は、シャンクレール210
にネジ止めされ折曲げられた取付金具121と、この取
付金具121に保持され、ジャック403およびレギュ
レチングボタン451の右方に設けられたソレノイド1
22と、このソレノイド122に取り付けられた連結部
123と、この連結部123にネジ止めされた板バネ1
24と、で構成される。この板バネ124の先端は図4
に拡大して示すように、各鍵502のピッチに合わせて
櫛歯状に形成され、その断面がV字状に折曲げて形成し
ている。
【0023】上記ソレノイド122は、上記切替手段C
を構成する制御回路Caに接続されている。そして、制
御回路Caは、この切替に対応してソレノイド122を
駆動するものである。このソレノイド122によって板
バネ124の折曲げ部は、ジャック小403Bとレギュ
レチングボタン451との間に挿入退出する。
【0024】すなわち、切替手段Cによって、図3に示
す消音演奏状態に切り替えたとき、ソレノイド122は
板バネ124をジャック小403Bに当接させる。この
結果、ジャック403が図中時計回り方向に回動し、ジ
ャック大403Aがジャックストップフェルト401C
に当接する。板バネ124の弾性力がサポート402を
介して、鍵502に及ぶ。すなわち、消音演奏状態の押
鍵時、ハンマーアセンブリ300がアクション400に
よって、突き上げられないことによるハンマーアセンブ
リ300のアクション400への荷重(演奏抵抗)を、
補償するものである。換言すると、消音状態の鍵502
のタッチは、通常演奏状態のキータッチと同じである。
【0025】また、切替手段Cにより図1の通常演奏状
態、または、図2の弱音演奏状態に切り替えたとき、ソ
レノイド122は板バネ124をジャック403から遠
ざける。これらの状態では、押鍵時にも板バネ124は
ジャック403に当接しないものである。
【0026】そして、サポート402の下面にはキャプ
スタン501が当接している。このキャプスタン501
は鍵盤500の鍵502の奥端部上面に植設されてい
る。この鍵502を棚板上に配設した鍵盤筬中503が
支持している。この鍵盤筬中503の右方において、鍵
盤500の鍵盤筬中樌504と鍵502との隙間には、
鍵押上機構130が設けられている。この鍵押上機構1
30は、回転軸131と、この回転軸131に設けられ
た板バネ132と、この板バネ132の遊端に貼着され
たクッション133と、を備えている。
【0027】この回転軸131は、上記切替手段Cによ
り、モータを介して所定角度範囲で回動し、クッション
133を鍵502の下面に近づけたり、または、遠ざけ
たりする。すなわち、切替手段Cの制御回路Caは、演
奏状態に対応した出力信号をモータに印加し、鍵押上機
構130を所定の位置まで回動させるものである。
【0028】くわしくは、図2または図3にそれぞれ示
すように、切替手段Cにより弱音演奏状態または消音状
態にそれぞれ切り替えたとき、鍵押上機構130のクッ
ション133が鍵502の下面に当接しながら回動して
停止する。このとき、鍵502は離鍵位置に保持され
る。すなわち、ハンマーローラ305がジャック403
から離れると、鍵502を離鍵状態に保持する力が弱く
なり、鍵502が押鍵状態に回動(図中時計回り方向)
するが、鍵押上機構130によって、鍵502の押鍵状
態への移行が阻止される。
【0029】また、図1に示すように、切替手段Cによ
り打弦状態に切り替えたとき、鍵押上機構130の板バ
ネ132が、離鍵状態の鍵502と平行な位置に回動し
て停止する。このとき、鍵502を押しても、鍵押上機
構130は鍵502の下面に接触しないものである。
【0030】そして、604は、弦200の振動を押さ
えて弦200の発音を止めるダンパーアセンブリ600
を構成するダンパーであって、鍵502の奥端(図中左
端)によって、ダンパーレバー602、ダンパーワイヤ
ー603を介して、弦200に対して昇降操作される。
【0031】以上の構成は周知のグランドピアノにシャ
ンク押上機構110、シャンク回動機構120、鍵押上
機構130、および、切替手段Cを付加したものであ
る。次にその作用について、切替手段Cの切替状態に分
けて、以下説明する。
【0032】切替手段Cを、図1に示す打弦状態に切り
替えると、シャンク押上機構110は、ハンマーシャン
ク302およびレペティションレバー401にそれぞれ
当接することはない。鍵押上機構130は、鍵502お
よび鍵盤筬中樌502にそれぞれ当接しない。ジャック
回動機構120はジャック403およびレギュレチング
ボタン451にそれぞれ当接しない。
【0033】したがって、鍵盤500、アクション40
0、ハンマーアセンブリ300、ダンパーアセンブリ6
00は周知のグランドピアノと全く同様に作動する。す
なわち、打弦状態に切り替えたときは、周知のグランド
ピアノの通常演奏状態と同じキータッチを維持するとと
もに、ハンマーヘッド301は通常演奏通りに打弦し
て、弦200は通常演奏通りに発音し、ハンマーストッ
プ状態に移行するものである。
【0034】次に、切替手段Cを、図2に示す弱音演奏
状態に切り替えると、シャンク押上機構110の回転軸
111は図中時計回り方向の回動により、ハンマーシャ
ンク302を図中時計回り方向に回動させる。このハン
マーシャンク302を介して、ハンマーローラ305が
ジャック403から離れる。また、ハンマーヘッド30
1は弦200に近づき所定位置で停止する。この結果、
打弦距離が通常演奏のものより短縮される。
【0035】同時に、鍵押上機構130の回転軸131
は図中反時計回り方向に回動する。この回動によって、
鍵502の離鍵位置の状態が保持されると、鍵押上機構
130は停止する。
【0036】そして、押鍵すると、鍵502は図中時計
回り方向に回動する。この押鍵初期では、ハンマーロー
ラ305とジャック403との間には、隙間が生じてい
る。このため、押鍵時のハンマーアセンブリ300の荷
重が鍵502にまで伝播しないものの、鍵502には鍵
押上機構130の板バネ132による図中反時計回り方
向の弾性力が加わっているため、キータッチ感は通常演
奏状態のものと同じである。
【0037】なお、鍵500の回動に伴って、ダンパー
レバー602も回動し、ダンパー604は離弦する。
【0038】さらに、押鍵し続けると、ジャック403
がハンマーローラ305に当接する。このとき、鍵押上
機構130は図中時計回り方向に回動し、鍵502から
離れる。これ以後は、上記打弦状態に切り替えたときと
同じように、通常演奏通り、ハンマーヘッド301が弦
200を打撃する。この打弦距離は通常演奏状態のもの
より短いので、ジャック403を介して、ハンマーヘッ
ド301に伝達される打弦力は弱くなり、弦200から
の楽音は通常演奏のものより弱いものである。
【0039】次いで、切替手段Cを、図3に示す消音状
態に切り替えると、シャンク押上機構110の回転軸1
11の図中反時計回り方向の回動により、ハンマーシャ
ンク302を介して、ハンマーローラ305がジャック
403から離れる。さらに、ハンマーヘッド301は弦
200に近づく。ハンマーヘッド301の先端301A
は弦200と接弦する位置、または、弦200の下方近
傍の位置に移動する。
【0040】同時に、鍵押上機構130の回転軸131
は図中反時計回り方向に回動する。この回動によって、
鍵502の離鍵位置の状態が保持されると、鍵押上機構
130は停止する。さらに、ジャック回動機構120の
ソレノイド122によって、板バネ124の屈曲部がレ
ギュレチングボタンパンチング451Aおよびジャック
小403Bにそれぞれ当接する。このため、ジャック4
03は図中時計回り方向に回動し、ジャック大403A
がジャックストップフェルト401Cに当接する。
【0041】そして、押鍵すると、鍵502は図中時計
回り方向に回動する。この鍵502の奥端部を介してダ
ンパーレバー602は図中反時計回り方向に回動する。
このダンパーレバー602の回動によって、ダンパー6
04は弦200から離れる。
【0042】また、押鍵に応じてキャプスタン501が
サポート402を図中反時計回り方向に回動させる。レ
ペティションレバー401はサポート402に追従す
る。レペティションレバー401は通常演奏と同じ位置
まで上昇すると、レペティションレバースキン401B
が、レペティションレギュレチングスクリュー306の
頭部に当接し、レペティションレバー401の回動は停
止する。
【0043】このとき、ハンマーヘッド301がジャッ
ク403の突き上げによって、弦200を打撃すること
もない。弦200から発音しない。
【0044】さらに、ジャック回動機構120の板バネ
124の弾性力によって、ジャック403を含むアクシ
ョン400には60g程度の荷重がかかっている。この
荷重は鍵502に及んでいる。すなわち、押鍵時に、ハ
ンマーローラ305がジャック403に当接していなく
ても、鍵押上機構130およびジャック回動機構120
によって、通常演奏状態のキータッチが補償されてい
る。なお、この補償がジャック回動機構120のみで達
成されるときは、鍵押上機構130を鍵502から離し
てもよい。したがって、消音状態に切り替えたときに
は、通常演奏状態と同じキータッチを維持するととも
に、弦200から発音することがない。
【0045】この消音状態では、押鍵に応じて、自動ピ
アノ等に用いられるキーセンサ100等の演奏情報に基
づいて電子音源から発音させてもよい。この発音をヘッ
ドホーン等で聴いたり、スピーカの音量を低減して聞い
てもよい。または、響板ドライバを用いて、響板から小
さな音量で発音させてもよい。すなわち、夜や日中であ
っても、グランドピアノの生音を出したくないときは、
弦から発音させずにグランドピアノの演奏を楽しむこと
ができるものである。
【0046】したがって、通常演奏のグランドピアノの
キータッチで、通常演奏と、この通常演奏の楽音より弱
い弱音演奏と、楽音を発生させない消音演奏と、を切り
替えることができる。
【0047】次に、図5および図6に示す本発明の第2
実施例に係る鍵盤楽器を説明する。この実施例は、ジャ
ック回動機構120の代わりに、ジャック押下機構14
0を用いるものである。このジャック押下機構140
は、ジャック小403Bの上方において、アクションブ
ラケット220の鍵配列方向に矩形の孔を形成し、その
孔内で、第1実施例と同じ切替手段Cによって、上下動
するものである。図7に拡大して示すように、ジャック
押下機構140は剛体141と、この剛体141の下面
に貼着されたクッション142と、を備えている。この
クッション142は、各鍵502のピッチに合わせ櫛歯
状にスリットが形成されている。剛体141は、弦20
0に対応して配設される88個の鍵全体にわたって横断
延設されている。この剛体141を昇降させることによ
り、クッション142の各歯は第1実施例のジャック回
動機構120の板バネの代わりをする。
【0048】なお、図示していないが、この鍵盤楽器に
おいても、通常演奏状態のキータッチを保持した弱音演
奏ができるものである。また、ジャック押下機構140
の代わりに、図8に示すジャック押下機構150を用い
てもよい。このジャック押下機構150は、上記剛体1
41と同じものである。この剛体151にガイド孔15
Aが88個形成されている。これらのガイド孔151A
中を軸152がそれぞれ昇降するものである。これらの
軸152の上面には落下止円板153がそれぞれ固着し
ている。軸152の下面には小円板154がそれぞれ固
着している。これらの小円板154と剛体151の下面
にはコイルバネ155の両端がそれぞれ係止している。
ジャック押下機構140のクッションの各歯の代わりを
小円板154およびコイルバネ155がするものであ
る。その他、構成および作用は第1実施例と同じであ
る。
【0049】次いで、図9を用いて、本発明の第3実施
例を説明する。この実施例は、ジャック回動機構120
の代わりに、ジャック押込機構160およびダンパー押
下機構170を用いた他は第1実施例の構成と同じであ
る。
【0050】このジャック押込機構160は、シャンク
レール210にネジ止めされた取付金具161と、この
取付金具161に支持され、鍵502の上方において、
傾斜して設けられたソレノイド162と、このソレノイ
ド162に取り付けられ、屈曲部を有する鍵用板バネ1
63と、この鍵用板バネ163の屈曲部の左側の下面に
貼着された鉛などの重り164と、この重り164の下
面に貼着されたクッション165と、ジャック用板バネ
166と、を備える。
【0051】このソレノイド162は、第1実施例のジ
ャック回動機構120のソレノイド122と同じ機能を
有するものであり、第1実施例と同じ切替手段Cによっ
て鍵用板バネ163を鍵502の上面に近づけたり、遠
ざけたりする。また、ソレノイド162はジャック用板
バネ166をジャックに近づけたり、遠ざけたりする。
【0052】すなわち、切替手段Cによって、消音状態
に切り替えたとき(図中2点鎖線)、ソレノイド162
はクッション165を鍵502に当接させる。重り16
4の重さが鍵502に及ぶ。鍵502を押した時、鍵用
板バネ163は可撓性を有しているので、鍵502の図
中時計回り方向の回動を抑制する力Aが働く。さらに、
ジャック用板バネ166は第1実施例のジャック回動機
構120の板バネ124より弱いが、ジャック403を
図中時計回り方向に回動させ、ジャック403をジャッ
クストップフェルト401Cに当接させるものである。
【0053】また、切替手段Cにより打弦状態に切り替
えたとき、ソレノイド162は鍵用板バネ163を鍵5
02から遠ざけ、ジャック用板バネ166をジャックか
ら遠ざける。押鍵時にも、クッション165は鍵502
に当接しないし、ジャック用板バネ166もジャック4
03に当接しない。
【0054】ダンパー押下機構170は、回転軸171
と、この回転軸171に設けられた板バネ172と、こ
の板バネ172の下面に設けられた重り173と、この
重り173において、ダンパーレバー602との対向面
に貼着されたクッション174と、を備えている。この
回転軸171は、上記切替手段Cにより、モータを介し
て所定角度範囲で回動し、クッション174をダンパー
レバー602の上面に近づけたり、または、遠ざけたり
する。
【0055】くわしくは、切替手段Cによって、消音状
態に切り替えたとき(図中2点鎖線)、クッション17
4をダンパーレバー602の上面に当接する。重り17
3の重さがダンパーレバー602に及ぶ。鍵502を押
して、鍵502が図中時計回り方向に回動することによ
り、ダンパーレバー602を図中反時計回り方向に回動
させるとき、板バネ172は可撓性を有しているので、
ダンパーレバー602の図中反時計回り方向の回動を抑
制する力Bが働く。すなわち、この力Bと上記力Aと
は、消音状態の時、ハンマーアセンブリ300がアクシ
ョン400によって、突き上げられないことによるハン
マーアセンブリ300のアクション400への重力的荷
重を、補償する等価荷重である。
【0056】また、切替手段Cにより打弦状態に切り替
えたとき、回転軸171が反時計回り方向に回動して、
重り173などをはダンパーレバー602の上面から遠
ざかる。押鍵時にも、ダンパー押下機構170はダンパ
ーレバー602に当接しないものである。なお、図示し
ていないが、この鍵盤楽器においても、通常演奏状態の
キータッチを保持した弱音演奏ができるものである。そ
の他作用は第1実施例と同じである。すなわち、ジャッ
ク用板バネ166でジャック403を回動させ、重り1
64,173により、演奏抵抗を生じさせるものであ
る。
【0057】次に、図10の第4実施例に係る鍵盤楽器
を説明する。この実施例は、シャンク押上機構110お
よびジャック回動機構120の代わりに、シャンク回動
機構190およびジャック押込機構180を用いるもの
である。
【0058】ジャック押込機構180は第1実施例のジ
ャック回動機構120と同じ構成であるが、ジャック押
込機構180の板バネ184は第3実施例のように、ジ
ャック回動機構120の板バネ124より弱いものであ
る。板バネ184はジャック403を図中時計回り方向
に回動させ、ジャック403をジャックストップフェル
ト401Cに当接させるものである。
【0059】このシャンク回動機構190は、アクショ
ンブラケット220またはサポートレール230に設け
た部品でセクション毎に支えられた回転軸191と、こ
の回転軸191に設けられたアーム192と、このアー
ム192の遊端に固着されたフェルトなどのシャンク用
クッション193と、回転軸191において、アーム1
92の反対側に貼着されたレペティションレバー用クッ
ション194と、を備えている。
【0060】この回転軸191は、図示しないラック上
を回転軸191に軸着されたピニオン(図示略)が直線
運動することによって、回転運動する。第1実施例と同
じ切替手段Cにより、モータを介して所定角度範囲で回
動し、シャンク用クッション193を略水平方向または
鉛直方向(図中2点鎖線)に回動させる。また、レペテ
ィションレバー用クッション194はレペティションレ
バー401に遠ざけたり、または、近づけたり(図中2
点鎖線)される。
【0061】くわしくは、切替手段Cにより消音状態に
切り替えたとき、シャンク回動機構190のシャンク用
クッション193がハンマーシャンク302の下面に当
接しながら回動して停止する。レペティションレバー用
クッション194はレペティションレバー401に近づ
く。このとき、ハンマーローラ305はジャック403
から離れる。ハンマーヘッド301の先端301Aは弦
200の下面近傍位置または接弦位置に位置する。そし
て、押鍵すると、シャンク回動機構190のレペティシ
ョンレバー用クッション194がレペティションレバー
401の上面に当接する。さらに、鍵502を押し続け
れば、レペティションスプリング404が働き、負荷が
生じる。この結果、ハンマーアセンブリ300の代わり
の荷重がレペティションレバー401に及び、通常演奏
状態のキータッチが補償されている。
【0062】また、切替手段Cにより打弦状態に切り替
えたとき、シャンク回動機構190のアーム192がレ
ペティションレバー401と平行な位置に回動して停止
する。レペティションレバー用クッション194はレペ
ティションレバー401から遠ざかる。このとき、ハン
マーアセンブリ300は、通常演奏状態の位置にあるも
のである。なお、図示していないが、この鍵盤楽器にお
いても、シャンク回動機構の回動量を調節すると、通常
演奏状態のキータッチを保持した弱音演奏ができるもの
である。その他、構成および作用は第1実施例と同じで
ある。
【0063】次いで、図11の第5実施例を説明する。
この実施例は、第4実施例のシャンク回動機構190お
よびジャック押込機構180代わりに、シャンク回動機
構700およびジャック押込機構710を用いるもので
ある。
【0064】ジャック押込機構710は第2実施例のジ
ャック押下機構140と同じ構成であるが、ジャック押
込機構710のクッション712は、ジャック押下機構
140のクッション142より弾性力が弱いものであ
る。このクッション712はジャック403を図中時計
回り方向に回動させ、ジャック403をジャックストッ
プフェルト401Cに当接させるだけである。
【0065】シャンク回動機構700は、アクションブ
ラケット220またはサポートレール230に設けた部
品でセクション毎に支えられた回転軸701と、この回
転軸701に設けられた長アーム702と、この長アー
ム702の遊端に固着されたフェルトなどのシャンク用
クッション703と、長アーム702の反対側の回転軸
701に設けられた短アーム704と、この短アーム7
04の遊端に貼着されたレペティションレバー用クッシ
ョン705と、を備えている。
【0066】この回転軸701は、第1実施例と同じ切
替手段Cにより、モータを介して所定角度範囲で回動
し、シャンク用クッション703を略水平方向または鉛
直方向(図中2点鎖線)に回動させる。また、レペティ
ションレバー用クッション705はレペティションレバ
ー401に遠ざけたり、または、近づけたり(図中2点
鎖線)される。その他、構成および作用は第4実施例と
同じである。
【0067】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、グランドピアノの通常演奏のキータッチで、通常演
奏と、この通常演奏の楽音より弱い弱音演奏と、楽音を
発生させない消音演奏と、を切り替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係る打弦状態の鍵盤楽
器の休止状態を示す要部断面図である。
【図2】 本発明の第1実施例に係る弱音演奏状態の鍵
盤楽器の休止状態を示す要部断面図である。
【図3】 本発明の第1実施例に係る消音演奏状態の鍵
盤楽器の休止状態を示す要部断面図である。
【図4】 本発明の第1実施例に係るジャック回動機構
の板バネを示す斜視図である。
【図5】 本発明の第2実施例に係る打弦状態の鍵盤楽
器の休止状態を示す要部断面図である。
【図6】 本発明の第2実施例に係る消音演奏状態の鍵
盤楽器の休止状態を示す要部断面図である。
【図7】 本発明の第2実施例に係るジャック押下機構
を示す斜視図である。
【図8】 本発明の第2実施例の変形例に係るジャック
押下機構を示す斜視図である。
【図9】 本発明の第3実施例に係る鍵盤楽器の休止状
態を示す要部断面図である。
【図10】 本発明の第4実施例に係る鍵盤楽器の休止
状態を示す要部断面図である。
【図11】 本発明の第5実施例に係る鍵盤楽器の休止
状態を示す要部断面図である。
【符号の説明】
110 シャンク押上機構(ハンマー回動手段)、12
0 ジャック回動機構(ジャック回動手段)、130
鍵押上機構、200 弦、300 ハンマーアセンブ
リ、400 アクション、500 鍵盤、600 ダン
パーアセンブリ、C 切替手段、Ca 制御回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 張設された弦と、 略反重力方向に回動してこの弦を打撃するハンマーと、 このハンマーにジャックを介して打弦力を伝達後、脱進
    させる打弦機構と、 この打弦機構に打弦力を打鍵に応じて伝達する鍵盤と、 を備えた鍵盤楽器において、 上記弦に対向する上記ハンマーの先端を、上記弦近傍に
    回動させるハンマー回動手段と、 この回動時、上記ジャックをハンマー脱進状態に回動さ
    せて付勢保持するジャック回動手段と、 を備えることを特徴とする鍵盤楽器。
  2. 【請求項2】 張設された弦と、 略反重力方向に回動してこの弦を打撃するハンマーと、 このハンマーにジャックを介して打弦力を伝達後、脱進
    させる打弦機構と、 この打弦機構に打弦力を打鍵に応じて回動支点回りの回
    動により伝達する鍵盤と、 上記弦の振動を押さえて該弦の発音を止めるダンパーア
    センブリと、 を備えた鍵盤楽器において、 上記弦に対向する上記ハンマーの先端を、上記弦近傍に
    回動させるハンマー回動手段と、 この回動時、上記ジャックをハンマー脱進状態に回動さ
    せるジャック回動手段と、 上記回動時において、少なくとも、上記打弦機構、上記
    鍵盤の回動支点奥側、上記ダンパーアセンブリのいずれ
    かに、重力方向の作用力を付与する付与手段と、 を備えることを特徴とする鍵盤楽器。
  3. 【請求項3】 張設された弦と、 略反重力方向に回動してこの弦を打撃するハンマーと、 このハンマーにジャックを介して打弦力を伝達後、脱進
    させる打弦機構と、 この打弦機構に打弦力を打鍵に応じて回動支点回りに回
    動して伝達する鍵盤と、 上記弦の振動を押さえて該弦の発音を止めるダンパーア
    センブリと、 を備えた鍵盤楽器において、 上記弦に対向する上記ハンマーの先端を、上記弦近傍に
    回動させるハンマー回動手段と、 上記ジャックをハンマー脱進状態に回動させ、もしく
    は、該ジャックをハンマー脱進状態に回動させて付勢保
    持するジャック回動手段と、 少なくとも、上記打弦機構、上記鍵盤の回動支点奥側、
    上記ダンパーアセンブリのいずれかに、重力方向の作用
    力を付与する付与手段と、 弱音演奏時は、上記ハンマー回動手段により上記ハンマ
    ーを回動させ、消音演奏時は、該ハンマー回動手段によ
    り該ハンマーを回動させると共に、上記ジャック回動手
    段により、上記ジャックをハンマー脱進状態に、回動さ
    せて付勢保持し、または、該ハンマー回動手段により該
    ハンマーを回動させると共に、該ジャック回動手段によ
    り該ジャックをハンマー脱進状態に回動させて、上記付
    与手段により重力方向の作用力を付与させる切替手段
    と、 を備えることを特徴とする鍵盤楽器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0764540A (ja) * 1993-08-30 1995-03-10 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd ピアノ
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