JPH10240257A - 鍵盤装置 - Google Patents

鍵盤装置

Info

Publication number
JPH10240257A
JPH10240257A JP9048191A JP4819197A JPH10240257A JP H10240257 A JPH10240257 A JP H10240257A JP 9048191 A JP9048191 A JP 9048191A JP 4819197 A JP4819197 A JP 4819197A JP H10240257 A JPH10240257 A JP H10240257A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
fulcrum
hammer
mass body
mass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9048191A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3772440B2 (ja
Inventor
Takamichi Masubuchi
孝道 増渕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP04819197A priority Critical patent/JP3772440B2/ja
Publication of JPH10240257A publication Critical patent/JPH10240257A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3772440B2 publication Critical patent/JP3772440B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】演奏者の好みに応じて、演奏者が感じる鍵の重
さを自由に変更しうる鍵盤装置を提供する。 【解決手段】鍵盤フレーム2の内部にハンマ6を設け、
ハンマ6のアーム7の基部7aをピン5で鍵1に連結す
る。鍵1が筬3を中心に回動するのに伴い、ハンマ6は
支点14を中心に回動すると共に、鍵1に負荷を与え
る。ハンマ6の支点14は、モータ10に回転される螺
旋軸11によって移動させられるスライダ12に設けら
れた凸部13にある。ここでモータ10を駆動すること
により、支点14が移動され、ハンマ6のハンマヘッド
8により鍵1に与えられる負荷が調節される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子楽器において
鍵タッチ感を演奏者の好みに応じて可変設定しうるよう
にした鍵盤装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子楽器における鍵盤装置においては、
通常の鍵盤楽器にできるだけ近い鍵タッチ感を得るた
め、スプリング、磁石、錘などにより鍵に抗力を与える
ことが20年以上前から行われている。しかし、これら
の技術では、鍵タッチ感を一度設定すると、これを変え
ることができない。電子楽器では、ピアノ、オルガン、
チェンバロ、チェレスタ等の実在の各種の鍵盤楽器の楽
音を発生することができるが、音色設定操作子で音色設
定したときに、設定した鍵盤楽器と同様の鍵タッチ感を
得ることができなければ演奏者を戸惑わせることにな
る。また演奏者の好みによっても鍵タッチ感を変更でき
ると好ましい。
【0003】そこで、特公平1−47798号公報に
は、上記問題点に関して、一つの解決法を開示してい
る。この従来技術では、押鍵に連動するアームの先端に
質量集中部を設け、押鍵されると鍵のアーム当接部を介
してアームが連動する。そして、押鍵に連動するアーム
が動き出す時の鍵の位置を変更設定できるようにしてい
る。このことによって、鍵タッチ感を軽くしたり重くし
たりすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来技術では、アームの動き出す時の鍵の位置もしくは押
離鍵方向の位置、あるいはフルストロークに対するアー
ムの変位量が変更設定できるだけであって、アームまた
はアームと鍵の質量に起因して、鍵にかかる等価質量の
連続変更設定はできなかった。従って、鍵タッチ感を変
更可能な技術が従来存在していたといっても、その自由
度が低く、多種多様の演奏家に対応して、鍵タッチ感を
満足させるには至らず、目的に応じて、鍵タッチ感を変
更することも不十分であった。
【0005】本発明は上記の事情を考慮してなされたも
のであり、演奏者の好みに応じて、演奏者が感じる鍵の
重さを自由に変更し得る鍵盤装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る鍵盤楽器にあっては、支持体と、前記
支持体に支点を中心に回動自在に支持された鍵と、支点
を中心に回動自在に支持され、前記鍵の回動に伴い回動
すると共に、前記鍵に負荷を与える質量体と、前記質量
体の前記支点と前記質量体の重心との距離、前記質量体
の前記支点と前記質量体から前記鍵に負荷を与える作用
点との距離、および前記作用点と前記鍵の前記支点との
距離のうち少なくとも1つを調節して、前記質量体によ
り前記鍵に与えられる負荷を調節する負荷調節手段とを
具備することを特徴とする。このように、質量体の支点
と質量体の重心との距離、質量体の支点と作用点との距
離、および作用点と鍵の支点との距離のうち少なくとも
1つを調節して、質量体により鍵に与えられる負荷を調
節することにより、演奏者が感じる鍵の重さを自由に変
更することができる。別な表現をすれば、演奏者の指が
受ける反力(タッチ感触)に対応する鍵の等価質量が、
鍵のフルストロークにおいて鍵がいずれの位置にあって
も、自由な所定値に設定し得る。
【0007】本発明においては、前記質量体の前記支点
は、前記質量体に対して移動可能にされており、前記負
荷調節手段が、前記質量体の前記支点を移動させること
により、前記質量体の前記支点と前記重心との距離、お
よび前記質量体の前記支点と前記作用点との距離を調節
するものであってよい。また、前記質量体の前記支点
は、前記質量体に対しては不動とされており、前記負荷
調節手段が、前記質量体全体とともに前記質量体の前記
支点を移動させることにより、前記作用点と前記鍵の前
記支点との距離を調節するものであってもよい。
【0008】上記の構成において、前記質量体の回動角
範囲を規制する規制手段と、前記負荷調節手段が移動さ
せる前記質量体の前記支点の位置に対応して、前記規制
手段の規制する前記回動角範囲を調節する回動角調節手
段とを備えるものであってもよい。負荷調節手段が質量
体の支点を移動させた場合、質量体の支点から鍵への作
用点までの距離、または鍵の支点から作用点までの距離
が変化する。従って、規制手段の位置がそのままでは、
鍵の回動角範囲が、質量体の支点の移動の前後で変化し
てしまう。そこで、質量体の支点の位置に対応して、回
動角調節手段が、規制手段の規制する質量体の回動角範
囲を調節する。これによって、鍵の回動角範囲を調節
し、例えば質量体の支点の移動の前後とも一定になるよ
うにすることが可能である。また、演奏者の好みまたは
音色設定操作などに応じて、鍵の回動角範囲を変更する
こともできる。
【0009】また、本発明においては、前記質量体の前
記重心は、前記質量体に対して移動可能にされており、
前記負荷調節手段が、前記質量体の前記重心の位置を移
動させることにより、前記質量体の前記支点と前記重心
との距離を調節するものであってもよい。さらに、前記
鍵に付勢力を与えるバネと、前記負荷調節手段が調節す
る前記負荷に対応して前記付勢力を調節する付勢力調節
手段とを具備するようにしてもよい。このバネにより、
例えば、鍵の抗力を加減する力として付勢力を鍵に与
え、この付勢力を付勢力調節手段で調節することが可能
である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。 1.第1実施形態 A.実施形態の構成 まず、図1は本発明の第1実施形態に係る鍵盤装置を示
す側面断面図である。図において符号1は鍵を示す。鍵
1は、鍵盤フレーム2の前筬(支点)3に支持され、図
中の反時計方向に回動自在にされている。筬3は、図中
の紙面垂直方向に延在しており、同様の支持状態で多数
の鍵がこの筬3に支持されて配列されている。鍵盤フレ
ーム2の後端部には、ガイド4が設けられており、この
ガイド4は、鍵1の空洞状の内部に突出し、鍵1が横方
向(紙面垂直方向)に揺動するのを防止する。
【0011】各鍵1には、その空洞状の内部を紙面垂直
方向に横切るピン(作用点)5が取り付けられており、
ピン5にはハンマ(質量体)6のアーム7が回動自在に
取り付けられている。ハンマ6は、鍵盤フレーム2の内
部に設けられており、アーム7と重錘であるハンマヘッ
ド8とから構成されている。アーム7は、ピン5に取り
付けられてここから斜め下後方に向けて延びている基部
7aと、基部7aの先端から後方に向けて延びる先端部
7bとからなる。先端部7bには、ハンマヘッド8が取
り付けられている。非押鍵時にハンマヘッド8は、鍵盤
フレーム2の後方側の底部に固着されたハンマ下限スト
ッパ9に支持されている。このハンマ下限ストッパ9
は、例えばフェルトなどにより形成され、ハンマヘッド
8が当接しても大きな音を発生しないようになってい
る。
【0012】さて、鍵盤フレーム2の底部には、非押鍵
時のアーム7の基部7aに平行な斜面2aが設けられて
いる。斜面2a上には、モータ(負荷調節手段)10が
載置固定されており、このモータ10の回転軸には、斜
面2aと平行に延びる螺旋軸(負荷調節手段)11が装
着されている。この螺旋軸11には、スライダ(負荷調
節手段)12が螺合されている。スライダ12の下面は
斜面2aに摺接し、螺旋軸11が回転すると、スライダ
12が斜面2aに沿って摺動するようになされている。
スライダ12の上部には、断面半円状の凸部13が形成
されている。そして、凸部13には、ハンマ6のアーム
7が常に接触しており、この接触点がハンマ6の支点1
4となる。支点14は、アーム7と凸部13との接触点
であるから、アーム7の回動に伴って移動するが、その
移動距離はわずかである。
【0013】また、鍵盤フレーム2の後壁部2bは垂直
になされており、後壁部2bには上下に延びるレール2
cが形成されている。この後壁部2bの内面には、モー
タ(回動角調節手段)15が固定されている。このモー
タ15の回転軸には、後壁部2bと平行に延びる螺旋軸
(回動角調節手段)16が装着されており、この螺旋軸
16には、スライダ(回動角調節手段)17が螺合され
ている。スライダ17には、鍵盤フレーム2の後壁部2
bのレール2cに摺接する溝17aが形成されており、
螺旋軸16が回転すると、スライダ17がレール2cに
沿って上下に摺動するようになされている。スライダ1
7には、前方に突出する平板状の凸部18が形成されて
いる。そして、凸部18の下面には、ハンマ上限ストッ
パ(規制手段)19が固着されている。このハンマ上限
ストッパ19は、例えばフェルトなどにより形成され、
ハンマヘッド8が当接しても大きな音を発生しないよう
になっている。
【0014】なお、図示はしないが、この鍵盤装置に
は、鍵1の押鍵状態および復帰状態を検出するためのセ
ンサ、または鍵1の回動に伴って切り替えられるスイッ
チが設けられており、センサの検出信号またはスイッチ
の導通に基づいて、楽音発生または信号記録処理が行わ
れる。
【0015】B.実施形態の使用方法 さて、演奏者が鍵1を押鍵すると、ピン5が押し下げら
れ、ハンマ6が支点14を中心にして反時計方向に回動
する。そして、ハンマヘッド8がハンマ上限ストッパ1
9に当接すると、それ以上はハンマ6が回動せず、鍵1
の回動も規制される。押鍵時には、ハンマ6によってピ
ン5から鍵1に抗力が与えられるようになっている。ま
た、演奏者が離鍵すると、ハンマにより、アーム7が支
点14を中心にして時計方向に回動し、ピン5が押し上
げられて、鍵1が復帰する。
【0016】この鍵盤楽器を有する電子楽器は、ピア
ノ、オルガン、チェンバロ、チェレスタ等の実在の各種
の鍵盤楽器の楽音を発生することができる。そして、こ
のような音色設定に応じて、以下のようにして、設定し
た鍵盤楽器と同様の鍵タッチ感を得るようになってい
る。
【0017】まず、鍵1を押鍵するときの抗力について
求める。鍵1において演奏者が押鍵する位置(力点P)
と筬3との水平距離をL1とし、ピン5と筬3との水平
距離をL2とし、ハンマ6の支点14とピン5との水平
距離をL3とし、支点14とハンマヘッド8の重心との
水平距離をL4とする。ハンマ6において、ハンマヘッ
ド8以外の質量は無視できるとし、ハンマヘッド8の質
量をmとすると、鍵1の力点Pにあるとみなされる等価
質量Mは数式1で表される。
【数1】
【0018】これについて説明すると、無重力空間で鍵
1の力点Pに下向きに加速度αを与えると、ピン5は、
α×(L2/L1)の加速度で運動し、ハンマヘッド8
は、α×(L2/L1)×(L4/L3)の加速度で上
昇する。ハンマヘッド8が、α×(L2/L1)×(L
4/L3)の加速度で上昇する時には、ハンマヘッド8
には、m×α×{(L2×L4)/(L1×L3)}の
下向きの慣性力が与えられる。この慣性力と釣り合わせ
るために、鍵1の力点Pに下向きに与える力をF1とす
ると、力F1は数式2で表される。
【数2】
【0019】鍵1の力点Pには、下向きに加速度αが与
えられるのだから、力F1を加速度αで除算して得られ
る等価質量M(数式1)が、鍵1の力点Pにあるとみな
される。つまり、無重力空間において、鍵1の力点Pに
下向きに加速度αを与えるのは、数式1で表される等価
質量Mを加速度αで移動させるのと等価である。また、
この運動のために必要な力はF1であり、無重力空間を
想定すると演奏者の指にはこの力F1の反力が抗力とし
て感じられる。
【0020】さらに、重力空間では、ハンマヘッド8に
は下向きに重力mgが加わるから、作用点であるピン5
には、mg×L4/L3の力が上向きにかかり、この力
に抗して鍵1の力点Pを押し下げるのに要する力をF2
とすると、力F2は、mg×(L2×L4)/(L1×
L3)となる。従って、鍵1の力点Pに下向きに与える
力をFとすると、力Fは数式3で表される。
【数3】
【0021】さて、ここでモータ10を駆動して螺旋軸
11を回転させると、スライダ12が鍵盤フレーム2の
斜面2aに沿って摺動する。これによって、ハンマ6自
体は動くことはないが、ハンマ6の支点14が移動し、
ハンマ6の支点14とピン5との水平距離L3およびハ
ンマ6の支点14とハンマヘッド8の重心との水平距離
L4が調節される。従って、上記の等価質量Mおよび力
Fが調節され、演奏者が感じる鍵タッチ感が変更され
る。
【0022】上述のように、非押鍵時のアーム7の基部
7aは、スライダ12が摺接する鍵盤フレーム2の斜面
2aおよびスライダ12を直進させる螺旋軸11に平行
である。従って、スライダ12が摺動して、支点14が
移動させられても、ピン5が上下動することはなく、非
押鍵時の鍵1の位置が変化しないようになっている。
【0023】このようにしてハンマ6の支点14とピン
5との水平距離L3およびハンマ6の支点14とハンマ
ヘッド8の重心との水平距離L4が変更された場合に
は、ハンマ上限ストッパ19の高さがそのままでは、ピ
ン5の移動可能な範囲が変動し、これに伴って、鍵1の
回動角範囲が変化してしまう。一般には、押鍵による鍵
1の押鍵位置での変位は、約10mmが適正とされてい
る。そこで、支点14の位置を変更した場合、モータ1
5を駆動して螺旋軸16を回転させ、スライダ17を鍵
盤フレーム2のレール2cに沿って摺動する。このよう
にして、支点14の位置に対応してハンマ上限ストッパ
19の高さを調節する。これにより、支点14が移動し
ても、鍵1の回動角範囲ひいては、押鍵による鍵1の押
鍵位置での変位が維持される。
【0024】電子楽器の音色設定をピアノからオルガン
に切り替える場合と、オルガンからピアノに切り替える
場合を例にして具体的に支点14およびハンマ上限スト
ッパ19の位置の調節について説明する。まず、ピアノ
からオルガンに切り替える場合には、押鍵時の鍵1の抗
力は実在のピアノよりも実在のオルガンの方が弱いた
め、支点14を図中の右下に移動させ、力Fが小さくな
るようにする。そして、このままでは、水平距離L4が
短くなり、水平距離L3が長くなって、鍵1の回動角範
囲が大きくなりすぎるので、ハンマ上限ストッパ19を
下降させ、鍵1の回動角範囲を一定に維持する。一方、
音色設定をオルガンからピアノに切り替える場合には、
支点14を図中の左上に移動させ、力Fが大きくなるよ
うにするとともに、ハンマ上限ストッパ19を上昇させ
る。
【0025】なお、上記の実施形態では、音色設定に応
じて、支点14およびハンマ上限ストッパ19の位置を
調節するものとしたが、演奏者の好みに応じてこれらの
調節を行ってもよい。以下の他の実施形態においても同
様である。
【0026】2.第2実施形態 A.実施形態の構成 次に図2を参照して、本発明に係る第2実施形態につい
て説明する。図2において、第1実施形態と同様の構成
要素には共通の符号を付ける。本実施形態において、各
鍵1の空洞状の内部には、鍵1の前後方向に延在する底
壁1aが設けられている。
【0027】鍵盤フレーム2の前方部の底面2dは、非
押鍵時の鍵1の底壁1aに平行になるように形成されて
いる。底面2d上には、モータ10が載置固定されてお
り、このモータ10の回転軸には、底面2dと平行に延
びる螺旋軸11が装着されている。この螺旋軸11に
は、スライダ12が螺合されている。スライダ12の下
面は底面2dに摺接し、螺旋軸11が回転すると、スラ
イダ12が底面2dに沿って摺動するようになされてい
る。スライダ12の上部には、凸部23が形成されてい
る。そして、凸部23には、支点ピン24が取り付けら
れており、この支点ピン24には、ハンマ6のアーム7
の基部7aが取り付けられ、これを中心にしてハンマ6
が回動自在になされている。第1実施形態の支点14と
異なり、支点ピン24はハンマ6に対しては不動とされ
ている。
【0028】この構成により、モータ10を駆動して螺
旋軸11を回転させると、スライダ12が鍵盤フレーム
2の底面2dに沿って摺動する。これによって、ハンマ
6の支点ピン24がハンマ6ごと前後に移動するように
なっている。ハンマ6の基部7aの基端には、鍵1の底
壁1aに接触して、これにより押し下げられる凸部(作
用点)25が突設されている。上述のように、非押鍵時
の鍵1の底壁1aは、スライダ12が摺接する鍵盤フレ
ーム2の底面2dおよびスライダ12を直進させる螺旋
軸11に平行である。従って、スライダ12が摺動し
て、ハンマ6が移動させられても、凸部25が上下動す
ることはなく、非押鍵時の鍵1の位置が変化しないよう
になっている。
【0029】本実施形態においても、ハンマ下限ストッ
パ9およびハンマ上限ストッパ19が設けられている
が、上記のようにハンマ6が前後に移動するため、ハン
マヘッド8の回動を規制できるように、ハンマ下限スト
ッパ9およびハンマ上限ストッパ19は、前後に長く形
成されている。
【0030】B.実施形態の使用方法 さて、上記の構成において。鍵1の演奏者が押鍵する位
置(力点P)と筬3との水平距離をL1とし、ハンマ6
の凸部25と筬3との水平距離をL2とし、ハンマ6の
支点ピン24と凸部25との水平距離をL3とし、支点
ピン24とハンマヘッド8の重心との水平距離をL4と
し、ハンマ6においてハンマヘッド8の質量m以外の質
量は無視できるとすると、第1実施形態と同様に、鍵1
の力点Pにあるとみなされる等価質量Mは数式1で表さ
れ、鍵1の力点Pに下向きに与える力をFは数式2また
は数式3で表される。
【0031】ここでモータ10を駆動して螺旋軸11を
回転させると、スライダ12が鍵盤フレーム2の底面2
dに沿って摺動する。これによって、ハンマ6が前後に
移動し、ハンマ6の凸部25と鍵1の筬3との水平距離
L2が調節される。従って、上記の等価質量Mおよび力
Fが調節され、演奏者が感じる鍵タッチ感が変更され
る。
【0032】このようにしてハンマ6の凸部25と鍵1
の筬3との水平距離L2が変更された場合には、ハンマ
上限ストッパ19の高さがそのままでは、凸部25の上
下に移動可能な範囲が変わらなくても、鍵1の回動角範
囲が変化してしまう。そこで、ハンマ6を移動させた場
合、モータ15を駆動して螺旋軸16を回転させ、スラ
イダ17を鍵盤フレーム2のレール2cに沿って摺動す
る。このようにして、ハンマ6の位置に対応してハンマ
上限ストッパ19の高さを調節する。これにより、ハン
マ6の凸部25が移動しても、鍵1の回動角範囲ひいて
は、押鍵による鍵1の押鍵位置での変位が維持される。
【0033】電子楽器の音色設定をピアノからオルガン
に切り替える場合と、オルガンからピアノに切り替える
場合を例にして具体的にハンマ6およびハンマ上限スト
ッパ19の位置の調節について説明する。まず、ピアノ
からオルガンに切り替える場合には、ハンマ6を後方
(図中の右)に移動させ、凸部25と筬3との水平距離
L2を小さくし、力Fが小さくなるようにする。そし
て、このままでは、水平距離L2が短くなって、鍵1の
回動角範囲が大きくなりすぎるので、ハンマ上限ストッ
パ19を下降させ、凸部25の上下に移動できる範囲を
小さくして鍵1の回動角範囲を一定に維持する。一方、
音色設定をオルガンからピアノに切り替える場合には、
ハンマ6を前方(図中の左)に移動させ、力Fが大きく
なるようにするとともに、ハンマ上限ストッパ19を上
昇させる。
【0034】3.第3実施形態 A.実施形態の構成 次に図3を参照して、本発明に係る第3実施形態につい
て説明する。図3において、第1実施形態と同様の構成
要素には共通の符号を付ける。本実施形態において、ハ
ンマ6のアーム7の形状は、概略的には第1実施形態と
同様であり、その基部7aは鍵1の内部のピン5に取り
付けられている。ただし、アーム7の先端部7bは後方
に向けて長く形成されており、この先端部7bにはハン
マヘッド8が摺動自在に取り付けられている。先端部7
bにハンマヘッド8を取り付ける手法としては、例え
ば、ハンマヘッド8に貫通孔を形成しこの貫通孔に先端
部7bを差し込むことや、ハンマヘッド8にリングを固
定しこのリングに先端部7bを差し込むことや、先端部
7bに溝を形成しハンマヘッド8に突起を形成し溝に突
起を嵌合することなどのいかなる手法であってもよい。
【0035】さて、鍵盤フレーム2の中央の下部にある
斜面2aには、支持部33が突設されている。支持部3
3の頂部は断面半円状に形成されており、この頂部に
は、ハンマ6のアーム7が常に接触しており、この接触
点がハンマ6の支点34となる。支点34は、アーム7
と支持部33との接触点であるから、アーム7の回動に
伴って移動するが、その移動距離はわずかである。この
支点34に支持されたアーム7の先端部7bは、非押鍵
時には、水平であり、鍵盤フレーム2の後方側の底部2
eに平行である。
【0036】鍵盤フレーム2の後方側の底部2eには、
ハンマ下限ストッパ39が固着されている。非押鍵時に
アーム7は、ハンマ下限ストッパ39により支持される
が、支持される部分はハンマヘッド8ではなく、アーム
7の先端部7bである。また、鍵盤フレーム2の後方側
の上部2fには、アーム7の先端部7bが当接するハン
マ上限ストッパ40が固着されている。
【0037】また、鍵盤フレーム2の後方部の底部2e
は、水平になされており、底部2eには前後に延びるレ
ール2gが形成されている。底部2eには、モータ(負
荷調節手段)41が載置固定されており、このモータ4
1の回転軸には、底部2eと平行に延びる螺旋軸(負荷
調節手段)42が装着されている。この螺旋軸42に
は、スライダ(負荷調節手段)43が螺合されている。
スライダ43には、鍵盤フレーム2の底部2eのレール
2gに摺接する溝43aが形成されており、螺旋軸42
が回転すると、スライダ43が底部2eに沿って摺動す
るようになされている。スライダ43の上部には、二つ
の凸部44,45が形成されている。そして、凸部4
4,45の間には、ハンマ6のハンマヘッド8が挟持さ
れており、スライダ43の摺動に伴って、ハンマヘッド
8が先端部7bに沿って摺動するようになされている。
【0038】B.実施形態の使用方法 さて、上記の構成において。鍵1の演奏者が押鍵する位
置(力点P)と筬3との水平距離をL1とし、ピン5と
筬3との水平距離をL2とし、ハンマ6の支点34とピ
ン5との水平距離をL3とし、支点34とハンマヘッド
8の重心との水平距離をL4とし、ハンマ6において、
ハンマヘッド8の質量m以外の質量は無視できるとする
と、第1実施形態と同様に、鍵1の力点Pにあるとみな
される等価質量Mは数式1で表され、鍵1の力点Pに下
向きに与える力をFは数式2または数式3で表される。
【0039】ここでモータ41を駆動して螺旋軸42を
回転させると、スライダ43が鍵盤フレーム2の底部2
eに沿って摺動する。これによって、ハンマヘッド8が
前後に移動し、支点34とハンマヘッド8の重心との水
平距離L4が調節される。従って、上記の等価質量Mお
よび力Fが調節され、演奏者が感じる鍵タッチ感が変更
される。
【0040】電子楽器の音色設定をピアノからオルガン
に切り替える場合と、オルガンからピアノに切り替える
場合を例にして具体的にハンマヘッド8の位置の調節に
ついて説明する。まず、ピアノからオルガンに切り替え
る場合には、ハンマ6を前方(図中の左)に移動させ、
支点34とハンマヘッド8の重心との水平距離L4を小
さくし、力Fが小さくなるようにする。一方、音色設定
をオルガンからピアノに切り替える場合には、ハンマ6
を後方(図中の右)に移動させ、力Fが大きくなるよう
にする。本実施形態では、ハンマ6のうち移動するの
は、ハンマヘッド8であり、これを移動させても鍵1の
回動角度範囲には何の影響もないため、第1および第2
実施形態のように、ハンマ上限ストッパ40の高さを調
節する必要はない。
【0041】4.第4実施形態 A.実施形態の構成 図4は第4実施形態を示す。本実施形態に係る鍵盤装置
は、図1に示す第1実施形態の構成要素をそのまま具備
している。そして、鍵盤フレーム2の後方部の底面2h
は水平になされており、ここには、モータ(付勢力調節
手段)51が載置固定されている。このモータ51の回
転軸には、鍵盤フレーム2の後壁部2iと平行に延びる
螺旋軸(付勢力調節手段)52が装着されており、この
螺旋軸52には、スライダ(付勢力調節手段)53が螺
合されている。スライダ53には、鍵盤フレーム2の垂
直な後壁部2iに上下に延びるように形成されたレール
2jに摺接する溝53aが形成されている。このように
して、螺旋軸52が回転すると、スライダ53がレール
2jに沿って上下に摺動するようになされている。スラ
イダ53には、後方に突出する凸部54が形成されてい
る。
【0042】そして、スライダ53の凸部54の先端と
アーム7の基部7aとの間にバネ50が上下に掛け渡さ
れており、これによって基部7aに下向きの引っ張り力
が与えられている。この引っ張り力は、ピン5を介して
下向きの付勢力として鍵1に伝達される。従って、押鍵
に必要な力Fは数式4で表される。
【数4】
【0043】ここで、−F3はバネ50に起因する下向
きの付勢力への抗力成分、kはバネ50のバネ定数、Δ
xはバネ50の伸び(凸部54の先端とアーム7の基部
7aとの間に掛け渡された状態のバネ50の長さと引っ
張り力を与えていない時のバネ50の長さの差)、L5
はアーム7のバネ50との係合部と支点14との水平距
離である。
【0044】鍵1を押鍵していないときには、バネ50
の伸びΔxが最大値となり、鍵1には比較的大きな下向
きの付勢力がかかっている。ただし、この付勢力は、ハ
ンマヘッド8の質量に起因する上向きの力よりも小さく
設定されている。すなわち、|F3|<|F2|とされて
いる。このため、鍵1はその上限位置にある。
【0045】そして、演奏者が鍵1を押鍵すると、バネ
50の伸び量が小さくなってゆき、鍵1にかかる下向き
の付勢力も小さくなる。このため、押鍵に必要な力Fは
徐々に増加してゆく。このように、バネ50は、鍵の抗
力を加減する力としての付勢力を鍵に与えており、この
ために押鍵に必要な力は押鍵の初期では小さく、徐々に
大きくなるようになっている。
【0046】B.実施形態の使用方法 さて、本実施形態は、図1に示す第1実施形態の構成要
素をそのまま具備しているため、第1実施形態と同様に
使用することができる。すなわち、モータ10を駆動し
て、支点14を移動させ、押鍵に必要な力F(そのなか
でも主にF1およびF2)を調節すると共に、モータ15
を駆動して、ハンマ上限ストッパ19を移動させ、鍵1
の回動可能な角度を調節する。
【0047】さらに、支点14を移動させて力Fを調節
する際に、支点14の位置に対応して、モータ51を駆
動し、スライダ53を上下に移動させ、バネ50の伸び
Δxを変更し、バネ力を調節する。これにより、支点1
4の位置とは別個に、押鍵に必要な力Fの成分F3を機
動的に調節することができる。
【0048】従って、支点14を移動させることによ
り、第1実施形態と同様に力F1およびF2を調節すると
共に、バネ50の伸びΔxを変更することにより、力F
3を調節でき、押鍵初期の抗力や、鍵の抗力が押鍵角度
に伴って変化させるタイミングなども調節することがで
きる。これにより、さらに鍵タッチ感を実在の鍵盤楽器
に類似させることが可能である。
【0049】なお、図4に示す実施形態では、バネ50
によってアーム7に引っ張り力を与えているが、鍵1に
直接引っ張り力を与えてもよい。この実施形態は、図1
に示す第1実施形態を修正したものであるが、第2およ
び第3実施形態に同様のバネおよび付勢力調整手段を設
けることも可能である。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
質量体の支点と質量体の重心との距離、質量体の支点と
作用点との距離、および作用点と鍵の支点との距離のう
ち少なくとも1つを調節して、質量体により鍵に与えら
れる負荷を調節することにより、演奏者が感じる鍵の重
さを自由に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る鍵盤装置を示す
側面断面図である。
【図2】 本発明の第2実施形態に係る鍵盤装置を示す
側面断面図である。
【図3】 本発明の第3実施形態に係る鍵盤装置を示す
側面断面図である。
【図4】 本発明の第4実施形態に係る鍵盤装置を示す
側面断面図である。
【符号の説明】
1…鍵、2…鍵盤フレーム、3…筬(鍵の支点)、5…
ピン(作用点)、6…ハンマ(質量体)、7…アーム、
8…ハンマヘッド、9,39…ハンマ下限ストッパ、1
0,41…モータ(負荷調節手段)、11,42…螺旋軸
(負荷調節手段)、12,43…スライダ(負荷調節手
段)、14,34…ハンマの支点、15…モータ(回動
角調節手段)、16…螺旋軸(回動角調節手段)、17
…スライダ(回動角調節手段)、19,40…ハンマ上
限ストッパ(規制手段)、24…支点ピン(ハンマの支
点)、25…凸部(作用点)、50…バネ、51…モー
タ(付勢力調節手段)、52…螺旋軸(付勢力調節手
段)、53…スライダ(付勢力調節手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体と、 前記支持体に支点を中心に回動自在に支持された鍵と、 支点を中心に回動自在に支持され、前記鍵の回動に伴い
    回動すると共に、前記鍵に負荷を与える質量体と、 前記質量体の前記支点と前記質量体の重心との距離、前
    記質量体の前記支点と前記質量体から前記鍵に負荷を与
    える作用点との距離、および前記作用点と前記鍵の前記
    支点との距離のうち少なくとも1つを調節して、前記質
    量体により前記鍵に与えられる負荷を調節する負荷調節
    手段とを具備することを特徴とする鍵盤装置。
  2. 【請求項2】 前記質量体の前記支点は、前記質量体に
    対して移動可能にされており、前記負荷調節手段が、前
    記質量体の前記支点を移動させることにより、前記質量
    体の前記支点と前記重心との距離、および前記質量体の
    前記支点と前記作用点との距離を調節することを特徴と
    する請求項1に記載の鍵盤装置。
  3. 【請求項3】 前記質量体の前記支点は、前記質量体に
    対しては不動とされており、前記負荷調節手段が、前記
    質量体全体とともに前記質量体の前記支点を移動させる
    ことにより、前記作用点と前記鍵の前記支点との距離を
    調節することを特徴とする請求項1に記載の鍵盤装置。
  4. 【請求項4】 前記質量体の回動角範囲を規制する規制
    手段と、 前記負荷調節手段が移動させる前記質量体の前記支点の
    位置に対応して、前記規制手段の規制する前記回動角範
    囲を調節する回動角調節手段とを備えることを特徴とす
    る請求項2または3に記載の鍵盤装置。
  5. 【請求項5】 前記質量体の前記重心は、前記質量体に
    対して移動可能にされており、前記負荷調節手段が、前
    記質量体の前記重心の位置を移動させることにより、前
    記質量体の前記支点と前記重心との距離を調節すること
    を特徴とする請求項1に記載の鍵盤装置。
JP04819197A 1997-03-03 1997-03-03 鍵盤装置 Expired - Fee Related JP3772440B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04819197A JP3772440B2 (ja) 1997-03-03 1997-03-03 鍵盤装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04819197A JP3772440B2 (ja) 1997-03-03 1997-03-03 鍵盤装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10240257A true JPH10240257A (ja) 1998-09-11
JP3772440B2 JP3772440B2 (ja) 2006-05-10

Family

ID=12796506

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04819197A Expired - Fee Related JP3772440B2 (ja) 1997-03-03 1997-03-03 鍵盤装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3772440B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001215949A (ja) * 2000-02-01 2001-08-10 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 鍵盤楽器の黒鍵
WO2004044885A1 (ja) * 2002-11-14 2004-05-27 Kabushiki Kaisha Kawai Gakki Seisakusho ピアノの打弦装置
JP2005275167A (ja) * 2004-03-25 2005-10-06 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 電子鍵盤楽器の鍵盤装置
JP2009086236A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Yamaha Corp 鍵盤装置
JP2009244826A (ja) * 2007-07-18 2009-10-22 Yamaha Corp 鍵盤楽器
JP2009244825A (ja) * 2007-07-18 2009-10-22 Yamaha Corp 力覚制御装置、鍵盤楽器、力覚制御方法およびプログラム
JP2010113025A (ja) * 2008-11-04 2010-05-20 Yamaha Corp 電子鍵盤楽器
US8389846B2 (en) 2007-07-18 2013-03-05 Yamaha Corporation Inner force sense controlling apparatus, method for controlling inner force sense and musical instrument using the same
CN105390128A (zh) * 2015-11-09 2016-03-09 清华大学 自动演奏机械装置及敲击乐器自动演奏系统

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57147691A (en) * 1981-03-09 1982-09-11 Nippon Musical Instruments Mfg Keyboard for electronic musical instrument
JPH04172398A (ja) * 1990-11-05 1992-06-19 Casio Comput Co Ltd 鍵盤装置
JPH0573685U (ja) * 1992-03-10 1993-10-08 株式会社河合楽器製作所 電子楽器の鍵盤装置に於けるストッパ調節装置
JPH0596890U (ja) * 1992-06-05 1993-12-27 株式会社河合楽器製作所 電子楽器の鍵盤装置におけるハンマー固定装置
JPH06295173A (ja) * 1993-04-08 1994-10-21 Casio Comput Co Ltd 鍵盤装置
JPH0736191U (ja) * 1993-12-15 1995-07-04 コロムビア音響工業株式会社 電子楽器の鍵盤装置
JPH07261747A (ja) * 1994-03-23 1995-10-13 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd ピアノ用止音装置のハンマーストップ調整装置
JPH10240232A (ja) * 1996-12-24 1998-09-11 Casio Comput Co Ltd 鍵盤装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57147691A (en) * 1981-03-09 1982-09-11 Nippon Musical Instruments Mfg Keyboard for electronic musical instrument
JPH04172398A (ja) * 1990-11-05 1992-06-19 Casio Comput Co Ltd 鍵盤装置
JPH0573685U (ja) * 1992-03-10 1993-10-08 株式会社河合楽器製作所 電子楽器の鍵盤装置に於けるストッパ調節装置
JPH0596890U (ja) * 1992-06-05 1993-12-27 株式会社河合楽器製作所 電子楽器の鍵盤装置におけるハンマー固定装置
JPH06295173A (ja) * 1993-04-08 1994-10-21 Casio Comput Co Ltd 鍵盤装置
JPH0736191U (ja) * 1993-12-15 1995-07-04 コロムビア音響工業株式会社 電子楽器の鍵盤装置
JPH07261747A (ja) * 1994-03-23 1995-10-13 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd ピアノ用止音装置のハンマーストップ調整装置
JPH10240232A (ja) * 1996-12-24 1998-09-11 Casio Comput Co Ltd 鍵盤装置

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4649008B2 (ja) * 2000-02-01 2011-03-09 株式会社河合楽器製作所 鍵盤楽器の黒鍵
JP2001215949A (ja) * 2000-02-01 2001-08-10 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 鍵盤楽器の黒鍵
KR100953140B1 (ko) * 2002-11-14 2010-04-16 가부시키가이샤 가와이가끼세이사꾸쇼 피아노의 타현장치
WO2004044885A1 (ja) * 2002-11-14 2004-05-27 Kabushiki Kaisha Kawai Gakki Seisakusho ピアノの打弦装置
US7145062B2 (en) 2002-11-14 2006-12-05 Kabushiki Kaisha Kawai Gakki Seisakusho String-striking device of piano
US7265283B2 (en) 2002-11-14 2007-09-04 Kabushiki Kaisha Kawai Gakki Seisakusho String-striking device for piano
JP2005275167A (ja) * 2004-03-25 2005-10-06 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 電子鍵盤楽器の鍵盤装置
JP2009244826A (ja) * 2007-07-18 2009-10-22 Yamaha Corp 鍵盤楽器
JP2009244825A (ja) * 2007-07-18 2009-10-22 Yamaha Corp 力覚制御装置、鍵盤楽器、力覚制御方法およびプログラム
US8389846B2 (en) 2007-07-18 2013-03-05 Yamaha Corporation Inner force sense controlling apparatus, method for controlling inner force sense and musical instrument using the same
JP2009086236A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Yamaha Corp 鍵盤装置
JP2010113025A (ja) * 2008-11-04 2010-05-20 Yamaha Corp 電子鍵盤楽器
CN105390128A (zh) * 2015-11-09 2016-03-09 清华大学 自动演奏机械装置及敲击乐器自动演奏系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP3772440B2 (ja) 2006-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07181959A (ja) 鍵盤装置
JPH02256094A (ja) 電子鍵盤楽器の鍵盤装置
JP3341438B2 (ja) 鍵盤楽器
JP2009198556A (ja) ペダルの力覚制御装置
JP3430638B2 (ja) 鍵盤楽器
JP3772440B2 (ja) 鍵盤装置
JP2570704Y2 (ja) 鍵盤楽器
JP4326384B2 (ja) 電子鍵盤楽器の鍵盤装置
JP3624786B2 (ja) 鍵盤装置
JP3270693B2 (ja) 鍵盤装置
JP3891440B2 (ja) 鍵盤装置
JP2000250550A (ja) ペダル装置
JP3402183B2 (ja) 鍵盤装置の駆動部構造
JPH04204797A (ja) 鍵盤装置
JP2002006848A (ja) 鍵盤装置
US7057101B2 (en) Action
JP2009222962A (ja) 電子楽器のペダル装置
JP2988134B2 (ja) 鍵盤楽器
JP3601113B2 (ja) 鍵盤装置
JPH06118943A (ja) 鍵盤楽器
JPH0922288A (ja) 電子楽器の鍵盤装置
JP2003022073A (ja) 電子楽器用鍵盤装置
JP3938157B2 (ja) 鍵盤装置
JPH07261749A (ja) 鍵盤楽器
JPH0675559A (ja) 鍵盤楽器

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051108

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060105

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060124

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090224

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100224

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110224

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120224

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130224

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140224

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees