JP4647876B2 - 樹脂含浸コイルの製造方法 - Google Patents

樹脂含浸コイルの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4647876B2
JP4647876B2 JP2002018858A JP2002018858A JP4647876B2 JP 4647876 B2 JP4647876 B2 JP 4647876B2 JP 2002018858 A JP2002018858 A JP 2002018858A JP 2002018858 A JP2002018858 A JP 2002018858A JP 4647876 B2 JP4647876 B2 JP 4647876B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
impregnated
coil
winding
circuit board
printed circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002018858A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003224019A (ja
Inventor
工輔 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2002018858A priority Critical patent/JP4647876B2/ja
Publication of JP2003224019A publication Critical patent/JP2003224019A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4647876B2 publication Critical patent/JP4647876B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、樹脂含浸コイルの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に調光器などサイリスタ応用商品は、雑音防止用のチョークコイルを使用しており、特に調光器が調光手段として位相制御方式を採用している場合には、、交流のピーク電圧に近い電圧でスイッチングを行うことがまれではない。そのようなスイッチング時には、通常のオン・オフ用途のスイッチングに比べて大きいレベルの不要ノイズを発生するため、より大きいインダクタンス値のチョークコイルがフィルターとして必要になり、さらにチョークコイルからスイッチング時に発生する振動によって大きい騒音(うなり音)が発生する。そして、寝室等の低騒音が要求される使用環境で、調光用途に使用される場合があるが、このとき調光器のチョークコイルから発生するうなり音が耳障りで眠れない等の不満が市場にはあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、前記のようなチョークコイルの振動により発生するうなり音を低減するために、図13(a),(b)に示すように磁性体からなるコア(図示なし)に巻回した巻線1を円筒形の金属ケースKに収納し、金属ケースKの中を樹脂で含浸した構造のコイルがあるが、構造が複雑となり、高コストになり、外形寸法が大きくなるという問題点があった。
【0004】
また、うなり音の低減のために、無作為に選定した樹脂材料を含浸させるという技術もあったが、これも安定してうなり音を低減できるという効果は期待できない。さらに、巻線1と外部との間の絶縁性能を確保するために、図14(a),(b)に示すように、トロイダル形状の磁性体からなるコア2に巻回した巻線1に絶縁材料Bを含浸させる技術もあるが目的が異なるため、うなり音を低減できるという効果は期待できない。
【0005】
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、従来の形状、構成、性能を維持しつつ、後処理を付加するのみで、コイルから発生する耳障りなうなり音を低コストで低減した樹脂含浸コイルの製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、巻線を、電子部品を実装したプリント基板上に実装した後、前記プリント基板を、硬化前の粘度が25Pa・s以下であり、硬化後の硬度がJISDで90となり、さらには絶縁作用及び防湿作用を有する樹脂材料中に浸漬し、前記巻線の外周囲、線間、前記電子部品の外周囲、及び前記プリント基板の外周囲に前記樹脂材料を含浸させて、前記樹脂材料から引き上げた後、所定時間、所定の温度雰囲気下にて乾燥させて、含浸させた前記樹脂材料を硬化させることを特徴とする樹脂含浸コイルの製造方法。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0008】
参考例
参考例の樹脂含浸コイルは、図1(a),(b)、図2(a),(b)に外形を示すように、トロイダル形状の磁性体からなるコア2に巻線1を巻回したものに、含浸材料Aを含浸させたものであり、主にサイリスタ応用商品のスイッチング時に発生するノイズの防止用やスイッチング電源のノイズ防止用のフィルタ(チョークコイル)として使用される。図1(a),(b)は、巻線1の両端をトロイダル形状のコア2の軸方向に突出させて、プリント基板上にコア2の底面を載置して実装する横形のコイルであり、図2(a),(b)は、巻線1の両端をトロイダル形状のコア2の側面方向に突出させて、プリント基板上にコア2の側面を載置して実装する縦形のコイルである。この含浸材料Aは、硬化前は低粘度の液体状態で、硬化後は高硬度となる樹脂材料からなり、硬化前の粘度が25Pa・s以下、硬化後の硬度がJISDで略90のものを用いる。
【0009】
したがって、低粘度であるため、巻線1の外周囲だけでなく、巻線1とコア2との間、及び巻線1の線間に含浸材料Aが十分に浸透し(本発明の効果の安定性に寄与している)、その後、高硬度に含浸材料Aが硬化するため、通電時に発生するコイルの振動を抑制し、振動による巻線1とコア2、及び巻線1の線間の物理的干渉を防止することになり、安定した低騒音化を達成することができる。また、従来のコイルに含浸材料Aの含浸処理を施すのみであるため、低コストで低騒音化を実施でき、外形寸法、構成、性能も従来と大きく異なることはない。
【0010】
また含浸材料Aは、粘度、硬度の前記条件に加えて、絶縁効果や防湿効果のある材料を選定することにより、一度の含浸作業で低騒音化、絶縁、防湿の複数の効果を得ることができる。
【0011】
具体的には、含浸材料Aとして、リレーのシール、チップ部品の仮固定、小型モータコイルの含浸固定を主な用途として使用されているエポキシ配合樹脂(スリーエム社製2212B等)や、湿度、汚れから実装基板を保護する用途で使用されている飽和ポリエステル樹脂を主成分とする防湿絶縁塗料(Seal−glo435G等)や、小型コイルの巻線の電気絶縁用途で使用されているアルキド樹脂を主成分とするワニス(日立化成社製WA−238A等)等がある。
【0012】
逆に含浸材料Aとして不向きなものには、騒音低減効果のない低硬度のシリコン系材料や、安定した騒音低減効果が得られずバラツキが大きい高粘度、高硬度のエポキシ系材料等がある。
【0013】
(実施形態1)
本実施形態では、参考例の樹脂含浸コイルの製造方法について説明し、参考例と同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。まず、トロイダル形状の磁性体からなるコア2に巻線1を巻回したものを、含浸材料Aが入れられた浸漬用タンクに浸漬する。ここで、含浸材料Aは参考例と同様に硬化前は低粘度の液体状態で、硬化後は高硬度となる樹脂材料からなり、硬化前の粘度が25Pa・s以下、硬化後の硬度がJISDで略90のものを用いる。したがって、低粘度であるため、巻線1の外周囲だけでなく、巻線1とコア2との間、及び巻線1の線間に含浸材料Aが十分に浸透する。
【0014】
次に、浸漬用タンクからコイルを引き上げ、規定時間、規定の温度雰囲気下(含浸材料Aの効果特性に依存する)にて乾燥させて、含浸させた含浸材料Aを硬化させる。含浸材料Aは高硬度に硬化するため、通電時に発生するコイルの振動を抑制し、振動による巻線1とコア2、及び巻線1の線間の物理的干渉を防止することになり、安定した低騒音化を達成することができる。また、従来のコイルに含浸材料Aの含浸処理を施すのみであるため、低コストで実施でき、外形寸法、構成、性能も従来と大きく異なることはない。
【0015】
また含浸材料Aは、粘度、硬度の前記条件に加えて、絶縁効果や防湿効果のある材料を選定することにより、一度の含浸作業で低騒音化、絶縁、防湿の複数の効果を得ることができる。
【0016】
さらに、上記コイル単品の場合と同様に、コイルを含む電子部品を実装したプリント基板を、絶縁効果や防湿効果のある上記含浸材料Aが入れられた浸漬用タンクに浸漬し、巻線1の外周囲、巻線1とコア2との間、巻線1の線間、電子部品、プリント基板にも含浸材料Aを十分に浸透させ、次に、浸漬用タンクからプリント基板を引き上げ、規定時間、規定の温度雰囲気下(含浸材料Aの効果特性に依存する)にて乾燥させて、含浸させた含浸材料Aを硬化させることによって、含浸材料Aを含浸したプリント基板上に含浸材料Aを含浸した電子部品(コイルを含む)が実装されるので、通電時に発生するコイルの振動を抑制し、振動による巻線1とコア2、及び巻線1の線間の物理的干渉を防止し、安定した低騒音化を達成し、且つ絶縁処理や防湿処理を施すことができると共に、プリント基板や、プリント基板上のコイルを含む電子部品にも絶縁処理や防湿処理を施すことができる。
【0017】
実施形態2
本実施形態は、参考例の樹脂含浸コイルをプリント基板上に実装して、調光器に内蔵した例について、図3(a),(b),(c)〜図7を用いて説明する。図3に示す調光器20は、照明負荷および配線器具のスイッチ30を介して商用電源に接続されて(商用電源の出力間に、照明負荷、スイッチ30および調光器20の直列回路が接続)、照明負荷の調光用に使用されるもので、調光器20は、外形寸法が既製の埋込型の配線器具(例えば、日本工業規格(JIS)で規定された大角形連用配線器具)の2個モジュール寸法に形成されている。
【0018】
取付枠10は金属製で、1個モジュール寸法の配線器具を短幅方向に3個並べて取り付けることができ、2個モジュール分の開口を閉塞して調光器20を取り付けており、残された1個モジュール寸法の開口に大角形連用配線器具であるスイッチ30を取り付けている。また、この取付枠10の両端部には、壁面に埋設された埋込ボックスに取付枠10を取り付けるためのボックスねじを挿通する長孔11と、取付枠10を壁面等の造営面に直付けするためのねじが挿通されるねじ挿通孔12と、造営面を形成する壁パネル等に取り付ける際に使用するはさみ金具(図示せず)を係止するはさみ金具係止孔13とが設けてある。
【0019】
スイッチ30は、図6に示すように、内部で短絡した端子T3,T4の接続先を端子T1または端子T2に切換えており、端子T1,T2間には表示灯PLが接続されている。
【0020】
調光器20は、その器体を、上面が開口する箱状に形成されたボディ22と、下面に形成された開口がボディ22の開口に対向して取り付けられた箱状の端子カバー21とから構成される。ボディ22の下面の一角には、図4に示すように錠ばね26,26、解除釦27が収納され、また図5に示すように端子カバー21は錠ばね26,26に対向する箇所に端子板24,24を備えて、速結端子構造となっており、この2つの端子は、図6における端子T5,T6を構成するもので、2枚の端子板24,24、2つの錠ばね26,26及び解除釦27とからなり、ボディ22の下面に穿設された電線挿入孔28,28から電線の芯線を挿入すると、速結式で錠ばね26,26の先端が電線の芯線に圧接され、錠ばね26,26と端子板24,24との間で芯線が挟持されて電線の結線が行われる構造となっている。なお、解除釦27を操作すれば錠ばね26,26が圧接解除方向に撓み、電線の芯線を端子部から取り外すことができるようになっている。
【0021】
ボディ21内に収納されるプリント基板Pは、図6に示す調光制御を行う回路を構成する回路部品が実装されており、端子板24,24がプリント基板Pの配線パターンにはんだ付けされている。
【0022】
次に、このプリント基板P上の回路の構成,動作について説明する。プリント基板Pの端子T5の外部には、スイッチ30の端子T3が接続され、プリント基板Pの端子T5−T6間にはバリスタZNRと、コンデンサC1,C2の直列回路とが接続されて、コンデンサC2の両端間には抵抗R1が接続されている。端子T6にはコイルL1が直列に接続されており、トライアックQ1はコイルL1を介して端子T5−T6間に並列接続されている。ここで、コイルL1は、参考例の樹脂含浸コイルであり、トライアックQ1のスイッチングにより発生するノイズが端子T5,T6を通して交流電源や照明器具側に出力されないようフィルタの役目をしている。
【0023】
そして、トライアックQ1の導通角を制御して照明器具に供給される電力を制御し(つまりは、位相制御を行って)、照明器具の調光を行っており、トライアックQ1の導通角の制御は、ハイブリッドIC(以下HIC)40と、HIC40に接続されたスライド式の可変抵抗(以下、ボリュームと呼ぶ)VR1と、ボリュームVR1の一方の固定端子と可変端子との間に接続した抵抗R13とで行われ、ボリュームVR1の設定により調光量を調整できるようにしてある。
【0024】
HIC40は、トライアックQ1に並列接続された抵抗R2とコンデンサC3との直列回路と、コンデンサC3に並列接続されたダイオードD1〜D4からなる整流回路と抵抗R3との直列回路と、整流回路の出力端間に接続したコンデンサC4、抵抗R4、抵抗R5とコンデンサC5との直列回路と、抵抗R9とNPN形のトランジスタTr2との直列回路と、コンデンサC5に並列接続した抵抗R6と、抵抗R5とコンデンサC5との接続中点とトランジスタTr2のベースとの間に接続したダイオードD5とPNP形トランジスタTr1と抵抗R8との直列回路と、ダイオードD5に並列接続した抵抗R7と、抵抗R5とコンデンサC5との接続中点とトランジスタTr1のベースとの間に接続したコンデンサC6と、トランジスタTr1のベースに一端を接続した抵抗R11と、整流回路の正出力側に一端を接続した抵抗R10と、整流回路の負出力側に一端を接続した抵抗R12とから構成され、HIC40の外部では、抵抗R10,R12の各他端にボリュームVR1の固定端子が接続され、抵抗R11の他端にボリュームVR1の可変端子が接続されて、抵抗R11、R12の各他端間に抵抗R13が接続されている。
【0025】
そして、ボリュームVR1の設定を変化させると、抵抗R3を流れる電流値が変化して、この抵抗R3の両端電圧によってトライアックQ1を駆動することによって、トライアックQ1の導通角を制御して位相制御を行っている。ボリュームVR1は、図7(b)に示すボリュームVR1の操作片25aをスライドさせることによってその抵抗値が変化するもので、図3(a),(b)に示すように、操作片25aに嵌合したスライドつまみ23aをカバー20の略中央に設けて、スライドつまみ23aをスライドさせることにより調光量の調整を行っている。
【0026】
スイッチ30をオンに切換えたときは、交流電源が通電して上記動作を行って、ボリュームVR1の設定により調光動作を行い、スイッチ30をオフに切換えたときは、照明負荷は消灯し、スイッチ30の表示灯30が点灯して、周囲が暗いときにスイッチ30の設置箇所を示すようにしてある。
【0027】
また、図7(a),(b)に示すように、コイルL1は、トロイダル形状の磁性体からなるコア2に巻線1を巻回して含浸材料Aに含浸したもので、プリント基板P上にコア2の側面を載置して実装されている。そして参考例と同様に、含浸材料Aが巻線1の外周囲だけでなく、巻線1とコア2との間、及び巻線1の線間に十分に浸透し、高硬度に含浸材料Aが硬化しているため、照明器具の点灯,調光時に、トライアックQ1がスイッチングすることによって発生するコイルの振動を抑制して、安定した低騒音化を達成している。
【0028】
なお、絶縁効果や防湿効果のある含浸材料Aを用い、さらにプリント基板P及びプリント基板P上の電子部品の外周囲にも含浸材料Aを含浸させれば、プリント基板Pや、プリント基板上の電子部品に絶縁処理や防湿処理を施すことができる。
【0029】
実施形態3
本実施形態は、実施形態2において調光設定を行うスライド式のボリュームVR1を、ロータリ式のボリュームVR2としたことが異なり、ボリュームVR2は、図12(a),(b)に示すボリュームVR2の操作軸25bを回動させることによってその抵抗値が変化するもので、図8(a),(b)に示すように、操作軸25bに嵌合した回動つまみ23bをカバー20の略中央に設けて、回動つまみ23bを回動させることにより調光量の調整を行っている。また、スイッチ30の端子T3が、プリント基板Pの端子T6の外部に接続されていることも実施形態2とは異なっている。他の構成は実施形態2と同様であり、説明は省略する。
【0030】
なお、参考例、実施形態1乃至3においてサイリスタ応用商品のスイッチング時に発生するノイズの防止用やスイッチング電源のノイズ防止用のフィルタ(チョークコイル)として使用されるトロイダルコイルの低騒音化処理について説明したが、他にも巻線とコアとで構成される部品で、うなり音を発生するようなコイル、及びそれを実装したプリント基板に応用して同様の効果を得ることは可能である。
【0031】
【発明の効果】
請求項1の発明は、巻線を、電子部品を実装したプリント基板上に実装した後、前記プリント基板を、硬化前の粘度が25Pa・s以下であり、硬化後の硬度がJISDで90となり、さらには絶縁作用及び防湿作用を有する樹脂材料中に浸漬し、前記巻線の外周囲、線間、前記電子部品の外周囲、及び前記プリント基板の外周囲に前記樹脂材料を含浸させて、前記樹脂材料から引き上げた後、所定時間、所定の温度雰囲気下にて乾燥させて、含浸させた前記樹脂材料を硬化させるので、樹脂材料が十分に浸透した後、高硬度に硬化し、したがって従来の形状、構成、性能を維持しつつ、低コストな後処理を付加するのみで、通電時に発生するコイルの振動を抑制して、安定した低騒音化を達成した樹脂含浸コイルを製造することができるという効果がある。また、一度の含浸作業で低騒音化、絶縁,防湿処理の複数の処理を行うことができ、さらに、プリント基板や、プリント基板上の電子部品にも絶縁処理や防湿処理を施すことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a),(b)本発明の参考例の横形コイルの外形を示す図である。
【図2】 (a),(b)本発明の参考例の縦形コイルの外形を示す図である。
【図3】 (a)本発明の実施形態2の樹脂含浸コイルを内蔵した調光器の一部破断した前面を示す図である。
(b)同上の一部破断した側面を示す図である。
(c)同上の背面を示す図である。
【図4】 同上のボディの内部構造を示す図である。
【図5】 同上の端子カバーの内部構造を示す図である。
【図6】 同上の回路構成を示す図である。
【図7】 (a)同上の回路部品を実装したプリント基板の側面を示す図である。
(b)同上の回路部品を実装したプリント基板の前面を示す図である。
【図8】 (a)本発明の実施形態3の樹脂含浸コイルを内蔵した調光器の一部破断した前面を示す図である。
(b)同上の一部破断した側面を示す図である。
(c)同上の背面を示す図である。
【図9】 同上のボディの内部構造を示す図である。
【図10】 同上の端子カバーの内部構造を示す図である。
【図11】 同上の回路構成を示す図である。
【図12】 (a)同上の回路部品を実装したプリント基板の側面を示す図である。
(b)同上の回路部品を実装したプリント基板の前面を示す図である。
【図13】 (a),(b)第1の従来例の外形を示す図である。
【図14】 (a),(b)第2の従来例の外形を示す図である。
【符号の説明】
1 巻線
2 コア
A 含浸材料

Claims (1)

  1. 巻線を、電子部品を実装したプリント基板上に実装した後、前記プリント基板を、硬化前の粘度が25Pa・s以下であり、硬化後の硬度がJISDで90となり、さらには絶縁作用及び防湿作用を有する樹脂材料中に浸漬し、前記巻線の外周囲、線間、前記電子部品の外周囲、及び前記プリント基板の外周囲に前記樹脂材料を含浸させて、前記樹脂材料から引き上げた後、所定時間、所定の温度雰囲気下にて乾燥させて、含浸させた前記樹脂材料を硬化させることを特徴とする樹脂含浸コイルの製造方法。
JP2002018858A 2002-01-28 2002-01-28 樹脂含浸コイルの製造方法 Expired - Fee Related JP4647876B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002018858A JP4647876B2 (ja) 2002-01-28 2002-01-28 樹脂含浸コイルの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002018858A JP4647876B2 (ja) 2002-01-28 2002-01-28 樹脂含浸コイルの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003224019A JP2003224019A (ja) 2003-08-08
JP4647876B2 true JP4647876B2 (ja) 2011-03-09

Family

ID=27743051

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002018858A Expired - Fee Related JP4647876B2 (ja) 2002-01-28 2002-01-28 樹脂含浸コイルの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4647876B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101936094B1 (ko) * 2017-08-28 2019-01-10 한국세라믹기술원 파워 인덕터의 제조방법

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112009000918A5 (de) 2008-04-15 2011-11-03 Toho Zinc Co., Ltd Magnetisches Verbundmaterial und Verfahren zu seiner Herstellung
DE102012218456A1 (de) * 2012-10-10 2014-04-10 Siemens Aktiengesellschaft Vorrichtung und Verfahren zum Verguss von Spulen

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0736420U (ja) * 1993-04-13 1995-07-04 株式会社フジコー 変圧器における配置巻線間の絶縁スペーサ
JP2001135920A (ja) * 1999-11-09 2001-05-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 樹脂成形回路基板及びその製造方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5648111A (en) * 1979-09-28 1981-05-01 Toshiba Chem Corp Impedance apparatus
JPH02252224A (ja) * 1989-03-27 1990-10-11 Hitachi Chem Co Ltd 絶縁処理剤およびこれにより絶縁処理された小型トランスの製造法
JPH0699623B2 (ja) * 1989-07-26 1994-12-07 日立化成工業株式会社 絶縁処理用樹脂組成物、絶縁処理方法およびステータコイル
JPH06240023A (ja) * 1993-02-16 1994-08-30 Hitachi Ltd 電気絶縁線輪とその製法
JPH06318521A (ja) * 1993-05-10 1994-11-15 Toshiba Corp ガス絶縁高電圧用機器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0736420U (ja) * 1993-04-13 1995-07-04 株式会社フジコー 変圧器における配置巻線間の絶縁スペーサ
JP2001135920A (ja) * 1999-11-09 2001-05-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 樹脂成形回路基板及びその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101936094B1 (ko) * 2017-08-28 2019-01-10 한국세라믹기술원 파워 인덕터의 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003224019A (ja) 2003-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9920909B2 (en) Lighting driver and housing having internal electromagnetic shielding layer configured for direct connection to circuit ground
CA2639182C (en) Method and apparatus for mounting a circuit board to a transformer
JP4647876B2 (ja) 樹脂含浸コイルの製造方法
JP2008141903A (ja) ブラシレスdcモータおよびこれを搭載した換気送風装置
US4642725A (en) DC solenoid actuator circuits
JP3985425B2 (ja) 調光器
JP2005333041A5 (ja)
JPH056821U (ja) 基板型ノイズフイルタ
JP2931050B2 (ja) 調光スイッチ
US20020117898A1 (en) Power-supply device for electrical components which are installed in a motor vehicle
JPS6321789A (ja) 調光器
JP3227151B2 (ja) 調光スイッチ
JPS6312560Y2 (ja)
JP3115882B2 (ja) 調光スイッチ
JP2022021667A (ja) 回路装置
JP2517813Y2 (ja) 調光スイッチ
JP3552494B2 (ja) 高圧ブロック
JPS6321798A (ja) 調光器
JPH09293591A (ja) 調光器
JPH09260069A (ja) 調光回路付きスイッチ
JPS6014138Y2 (ja) 電気回路装置を収納した点火コイル
JP4900100B2 (ja) 調光器
JPH03110813A (ja) 電源
KR19990019702U (ko) 노이즈 방지용 코일 일체형 콘덴서
JPH09320429A (ja) 電磁接触器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070123

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070326

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071023

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071122

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20080118

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20080718

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100709

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101209

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees