JPS6014138Y2 - 電気回路装置を収納した点火コイル - Google Patents

電気回路装置を収納した点火コイル

Info

Publication number
JPS6014138Y2
JPS6014138Y2 JP2522280U JP2522280U JPS6014138Y2 JP S6014138 Y2 JPS6014138 Y2 JP S6014138Y2 JP 2522280 U JP2522280 U JP 2522280U JP 2522280 U JP2522280 U JP 2522280U JP S6014138 Y2 JPS6014138 Y2 JP S6014138Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
ignition coil
circuit device
bobbin
ignition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2522280U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56128955U (ja
Inventor
幸雄 長谷
了 浜野
Original Assignee
株式会社デンソー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社デンソー filed Critical 株式会社デンソー
Priority to JP2522280U priority Critical patent/JPS6014138Y2/ja
Publication of JPS56128955U publication Critical patent/JPS56128955U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6014138Y2 publication Critical patent/JPS6014138Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は半導体電子回路のような電気回路装置を収納し
た点火コイルの構造の改良に関するものである。
従来、コンデンサ放電式あるいはトランジスタ式点火装
置等の電気回路装置を点火コイルのケース内に収納した
ものがある。
このような点火コイルの構造としては、鉄心上に一次コ
イルを積層巻きして、さらにその外周にコンデンサペー
パ等の巻層間絶縁紙を介して二次コイルを積層巻きする
ことによりコイル部を形成した後、該コイル部の外周ま
たは側面部に、電気回路装置が組付けられたプリント基
板を別個に配置してその後合成樹脂を注入含浸し一体化
モールドするものがある。
しか腰この場合二次コイルは高電圧を発生するのでこれ
に低電圧で作動する半導体電子回路が近接するには、そ
れ相当の耐電圧部材を介在させる必要があり、しかも点
火回路等に採用される電気部品の素子数は比較的少ない
ためにプリント基板を別個に使用していても部品素子自
動挿入等の実施によるコスト低減は期待できないという
問題があった。
本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、電気回路装
置とコイル部とを一体化モールドした構造の点火コイル
において二次コイル巻装用ボビンを備え該ボビンに電気
回路装置の部品取付は部材としての機能を持たせること
とによりコイル部と電気回路装置との間の耐電圧問題を
解消し、同時に付加的な電気部品取付は板を不必要にす
る点火コイルを提供することを目的とする。
以下本考案の一実施例について付図を参照しながら説明
する。
第1図は本考案になる点火コイルの断面図で、図を簡単
にするためケースを取り除いた状態を示している。
図において1は鉄心で、この上に一次コイル2が公知の
方法で巻装される。
3は鉄心1を介して一次コイル2と電磁誘導的に結合さ
れて点火用の高電圧を発生する二次コイルである。
4は中空部を有するボビンで、その中空部に一次コイル
2を挿入した状態で組付けられる。
ボビン4の外周には鉄心1の長手方向に沿って並んだ複
数個の巻線溝が形成されており、二次コイル3はこの巻
線溝に順序良く分割巻きされる。
ボビン4の一方の側面4aから二次コイル3の高電圧発
生側リード線3aが引出され高電圧引出し線5と接続し
ている。
ボビン4の他方の側面にはフランジ部4bが設けられて
いて、このフランジ部4bの外表面にハトメ状の取付は
金具6が埋め込まれ、これら取付は金具6を利用して電
気回路装置における電気部品、すなわち、抵抗、トラン
ジスタ等の部品素子7や一次電源接続用端子8等を接続
固定している。
ボビン4のフランジ部4b付近の二次コイル3は後述す
るように端部が一次コイル2と接続されているので数百
ボビンの低電圧しか発生しない。
従って部品素子7等を取付けるフランジ部4bは第1図
のように二次コイル3の低電圧発生側に設けるのが耐絶
縁性の点で有利である。
なお9はコイル部および電気回路装置全体をモールドす
るための合成樹脂である。
第2図は点火コイルに収納すべき電気回路装置の一例を
示した回路図であり、図中、二点鎖線で囲んだ部分13
が電気回路装置として点火コイル内に収納される。
本図により火原理を説明する。第1図に図示uズいない
端子8′に接続されたポイントブレーカ12が開いてい
る状態では、部品素子7のトランジスタがオンするので
、−次電源11から一次コイル2に一次電流が流入する
正規点火時期にポイントブレーカ12が閉じるとトラン
ジスタがオフするため一次電流が急激な変化を起こし、
二次コイル3の端部3aに電磁誘導作用による高電圧が
発生する。
この高電圧が放電ギャップ10の要求電圧に達すると火
花閃絡が起こり混合気をを点火するに至る。
第2図から明らかなように二次コイル3の端部3bは一
次コイル2と電源11とに接続されているのでこの部分
には低電圧しか発生しない。
なお、第2図ではポイントブレーカ12が閉じたとき二
次コイル3に高電圧が発生するようになっているがポイ
ントブレーカが開いたとき高電圧が発生するように回路
を変更可能なことは勿論である。
また上述の実施例ではボビン4のフランジ部4bにハト
メ状の取付は金具を埋め込んでいるが、金属片を貼りつ
ける等によって取付は金具としてもよい。
さらに上述の実施例では点火コイル内に収納する電気回
路装置として点火装置用の半導体装置を示しているが、
これに限らず、例えば盗難防止回路を収容するものであ
ってもよい。
以上述べた通り本考案によれば点火コイルの二次コイル
巻装用ボビンのフランジ部に取付は金具を設けこれに電
気回路装置の部品を接続固定するように構成しているか
ら、コイル部と電気回路装置との絶縁問題を解消し、か
つプリント基板のような別個の取付は板を省略できると
いう優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になる点火コイルの断面図である。 第2図は点火コイルに収納される電気回路装置の一実施
例を示す電気回路図である。 1・・・・・・鉄心、2・・・・・・−次コイル、3・
・・・・・二次コイル、4・・・・・・二次コイル巻装
用ボビン、4b・・・・・・フランジ部、6・・・・・
・取付は金具、7・・・・・・部品素子、9・・・・・
・合成樹脂、13・・・・・・電気回路装置。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)電気回路装置を収納した点火コイルにおいて、二
    次コイルを巻装するためのボビンを備え、該ボビンの二
    次コイル低電圧発生側端部にフランジ部を形成し、該フ
    ランジ部に設けられた取付は金具に該電気回路装置の電
    気部品が取付けられていることを特徴とする点火コイル
  2. (2)実用新案登録請求の範囲第1項記載の点火コイル
    において、前記取付は金具がハトメ状部材であることを
    特徴とする、点火コイル。
JP2522280U 1980-02-28 1980-02-28 電気回路装置を収納した点火コイル Expired JPS6014138Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2522280U JPS6014138Y2 (ja) 1980-02-28 1980-02-28 電気回路装置を収納した点火コイル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2522280U JPS6014138Y2 (ja) 1980-02-28 1980-02-28 電気回路装置を収納した点火コイル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56128955U JPS56128955U (ja) 1981-09-30
JPS6014138Y2 true JPS6014138Y2 (ja) 1985-05-07

Family

ID=29621277

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2522280U Expired JPS6014138Y2 (ja) 1980-02-28 1980-02-28 電気回路装置を収納した点火コイル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6014138Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56128955U (ja) 1981-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5349320A (en) Ignition coil for internal combustion engines
US7710231B2 (en) Ignition coil
KR970001127B1 (ko) 내연기관용 점화장치 및 그 제조방법
US8991371B2 (en) Ignition coil
US6255930B1 (en) Ignition device for internal combustion engine
US5550704A (en) Ignition coil including inorganic insulator exhibiting higher conductivity along its surface than perpendicular to its surface
JPS6014138Y2 (ja) 電気回路装置を収納した点火コイル
JPH0544622A (ja) 多気筒内燃機関の点火装置
US20070246029A1 (en) Ignition coil and ignition device for internal combustion engine
JPH0121536Y2 (ja)
JPH10144537A (ja) 小型トランス
JPH0341094Y2 (ja)
JPS6121581Y2 (ja)
JPS6214658Y2 (ja)
JPH1074643A (ja) 高圧放電灯点灯装置の高電圧発生コイル
JPS5821164Y2 (ja) 内燃機関点火装置用ユニット
JPS6015308Y2 (ja) モ−ルド型内燃機関点火装置
JPH0715333Y2 (ja) 内燃機関用磁石発電機
JPH0616997Y2 (ja) エンジンの点火装置
JPH0441254Y2 (ja)
JP2004296824A (ja) トランス装置
JP2003197446A (ja) 内燃機関用点火コイル
JPH0138902Y2 (ja)
JPS6015309Y2 (ja) モ−ルド型内燃機関点火装置
JPS6037037Y2 (ja) フライバツクトランス