JP2001135920A - 樹脂成形回路基板及びその製造方法 - Google Patents

樹脂成形回路基板及びその製造方法

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insulating resin
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Yoshio Maruyama
義雄 丸山
Hiroyuki Uchiyama
博之 内山
Kazuhiro Nobori
一博 登
Shigeru Kondo
繁 近藤
Takaaki Higashida
隆亮 東田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路基板の所要部位を除く表面を絶縁性樹脂
で被覆することにより絶縁性の強化、高密度実装を実現
する樹脂成形回路基板を提供する。 【解決手段】 回路基板5のリード孔13、ハンダ付け
部位などの所要部位を除く表面に樹脂成形により絶縁性
樹脂3を設ける。樹脂成形時に衝立状突起11を形成す
ると導体間の絶縁性が強化される。また、電子部品17
を保持する部品保持突起10を形成すると部品の脱落が
防止され、そのリード9をクリンチする必要がなくクリ
ンチのためのスペースを削減することができる。また、
リード孔13上にすり鉢状に挿入ガイドを形成すること
により、挿入が容易となり挿入位置誤差にも対応させる
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路基板及びその
製造方法に関するもので、既知の回路基板上を樹脂成形
によって樹脂被覆させることにより、絶縁性の向上及び
高密度実装を可能にした樹脂成形回路基板に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】回路基板は周知のようにエポキシ樹脂等
により形成された基板上に銅箔により回路パターンを形
成し、これに電子部品を装着、ハンダ付けして完成され
る。
【0003】回路基板はその使途によって高電圧回路が
形成されたり、大電流回路が形成されたりする。高電圧
回路や高周波回路では絶縁性を保つためや電気的干渉を
避けるために回路パターンや電子部品の間隔を広げる設
計が必要となる。また、電源回路のように大電流が流れ
る部位では回路パターンの幅を広げて電流容量を得る設
計がなされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
回路基板は高い実装密度が要求されており、回路パター
ンの間隔や幅を広げたり、電子部品の間隔を広げること
は容易に行い得ない。特に、リード付き電子部品を回路
基板に装着する挿入実装では、絶縁被覆されていないリ
ードが回路基板上に存在するため、電子部品の装着間隔
を狭めることは容易ではない。また、挿入実装では回路
基板に挿入したリードを裏面でクリンチして電子部品を
ハンダ付けが完了するまで仮固定する必要があり、リー
ドをクリンチするためのスペースが必要となって高実装
密度を達成する障害となっていた。
【0005】本発明が目的とするところは、回路基板を
樹脂成形により絶縁樹脂で被覆することにより、絶縁性
の確保や部品保持機能を得て、高実装密度を容易にした
樹脂成形回路基板を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本願の第1発明に係る樹脂成形回路基板は、基板上に
金属箔により回路パターンが形成された回路基板の所要
の部位を除く表面が絶縁性樹脂により被覆されるように
樹脂成形され、この樹脂被覆基板に部品が装着されてな
ることを特徴とするもので、回路基板上の所要部位を除
く部位が絶縁性樹脂で被覆されるので、回路基板の絶縁
性及び強度を確保することができる。また、樹脂成形は
任意の形状が得られるので、導体間に絶縁性樹脂を配し
て導体の近接配置することができ高密度実装が可能とな
る。
【0007】また、本願の第2発明に係る樹脂成形回路
基板は、基板上に金属箔により回路パターンが形成され
た回路基板に対して装着する多数の電子部品及び配線部
品のうち任意の部品が回路基板に装着された後、所要の
部位を除いて回路基板の表面及び装着された部品が絶縁
性樹脂により被覆されるように樹脂成形され、この樹脂
被覆基板に残りの部品が装着されてなることを特徴とす
るもので、回路基板を絶縁性樹脂で被覆すると同時に任
意の部品を絶縁性樹脂中に埋設することができる。ジャ
ンパー線などの導体が露出する接続部品は絶縁性樹脂で
被覆した方が好適であり、耐湿性や耐候性等が要求され
る部品なども絶縁性樹脂中に埋設すると好適である。
【0008】上記第1及び第2発明において、回路パタ
ーンの露出部どうしの対向間及び部品の導体露出部どう
しの対向間の任意の対向間に、所要の高さに衝立状の突
起を樹脂成形によって形成することにより、導体間の接
触が防止され、沿面距離を得ることができるので、部品
の近接配置が可能となり、高密度実装も可能となる。
【0009】また、回路基板に貫通孔を形成し、樹脂成
形時に絶縁性樹脂が貫通孔に充填されることにより、回
路基板の両面に樹脂成形された絶縁性樹脂を結合させる
ことによって、回路基板の両面に形成された絶縁性樹脂
は貫通孔で結合され、樹脂被覆の強度を増すことができ
る。
【0010】また、部品の装着位置に部品を弾性保持す
る形状寸法に形成された部品保持突起を樹脂成形によっ
て形成することにより、比較的大型の部品を基板上に保
持することができ、衝撃等による脱落防止と共に、ハン
ダ付けまでの部品の保持がなされるので、リードのクリ
ンチを要せず、クリンチに要するスペースの削減により
実装密度の向上を図ることができる。
【0011】また、部品のリード孔上に、入口が広くリ
ード孔の径に狭まるすり鉢状の挿入ガイドを樹脂成形に
よって形成することにより、リードのリード孔への挿入
が容易となり、リード孔を小さくしても挿入位置の誤差
に対応することができる。
【0012】また、本願の第3発明に係る樹脂成形回路
基板の製造方法は、基板上に金属箔により回路パターン
を形成した回路基板を、この回路基板上の所定部位を除
く表面を絶縁性樹脂により被覆できるような金型形状に
形成された樹脂成形金型内に収容し、回路基板の所定部
位を除く表面を被覆して絶縁性樹脂を樹脂成形し、この
樹脂被覆基板に部品を装着することを特徴とするもの
で、従来通りの手法により回路基板を形成して、これに
樹脂成形する製造方法により、樹脂成形回路基板を容易
に製造することができる。
【0013】また、本願の第4発明に係る樹脂成形回路
基板の製造方法は、基板上に金属箔により回路パターン
を形成した回路基板に装着する多数の電子部品及び配線
部品のうち任意の部品を回路基板に装着した後、この回
路基板上の所定部位を除く表面及び装着された部品を絶
縁性樹脂により被覆できるような金型形状に形成された
樹脂成形金型内に収容し、回路基板の所定部位を除く表
面及び装着された部品上に絶縁性樹脂を樹脂成形し、こ
の樹脂被覆基板に残る部品を装着することを特徴とする
もので、樹脂成形の特質を生かして任意の部品を絶縁性
樹脂中に埋設して樹脂成形回路基板を製造することがで
きる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。
尚、以下に示す実施形態は本発明を具体化した一例であ
って、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0015】本発明の第1の実施形態に係る樹脂成形回
路基板1は、図1(a)に示すように、回路基板5の所
要部位を除く表面を樹脂成形により絶縁性樹脂3で被覆
し、これに図1(b)に示すように電子部品を装着して
形成される。回路基板5の構成は従来から用いられてい
る周知のものであって、ここではガラス繊維を含むエポ
キシ樹脂に銅箔を貼着し、エッチングにより所望の回路
パターンを形成し、リード付き電子部品のリードを挿入
するリード孔13、取付け孔14、結合孔15を形成し
ている。この回路基板5の所要部位を除く表面を樹脂成
形により絶縁性樹脂3で被覆する。この絶縁性樹脂3
は、エポキシ樹脂、ジアリルフタレート樹脂、不飽和ポ
リエステル樹脂、ポリフェニレンスルフィド樹脂、液晶
ポリマー、半芳香族ポリアミド等がハンダ付け時の高温
に耐え、電気的絶縁性を保持するのに適している。
【0016】この絶縁性樹脂3の樹脂成形時に、絶縁性
樹脂3によって被覆されないようにする所要部位は、リ
ード孔13、ハンダ付け部位、取付け孔14の他、特に
指定した部位であって、任意に設定することができる。
例えば、図1(b)に示すように、チップ部品19のよ
うに表面実装する電子部品の装着位置は、その電子部品
とそれをハンダ付けするスペースには絶縁性樹脂3が被
覆されないようにすることができる。
【0017】また、絶縁性樹脂3の樹脂成形時に、図1
に示すように、電子部品のリード間や回路パターンの対
向間などの絶縁性を強化したい部位には衝立状突起11
を所望の高さに形成すると、リード間の接触が避けられ
る他、沿面距離を確保することができるので、電子部品
の近接配置による高密度実装に有効である。電気用品取
締法では、露出部における沿面距離は2.5mm以上必
要とされるが、衝立状突起11の高さを選択することに
より沿面距離を所望値に得ることができる。
【0018】また、前記結合孔(貫通孔)15を形成し
ておくことによって、回路基板5の表面側の絶縁性樹脂
3と裏面側の絶縁性樹脂3とが結合孔15に充填された
樹脂により結合されるので、回路基板5と絶縁性樹脂3
との結合性を高めることができる。
【0019】また、電解コンデンサ18のように比較的
大型の電子部品の装着位置には、部品保持突起10を形
成しておくと、この部品保持突起10の弾性保持力によ
り電子部品は装着位置に保持されるので、衝撃等による
脱落を防止する蝋付け固定等の処置が不要となる。ま
た、そのリード9を回路基板5のリード孔13に挿入し
た状態で保持されるので、図1(b)に示す電子部品1
7のように、リード9をクリンチする必要がなく、その
ままハンダ付けの工程まで移行させることができる。電
子部品17、17ではそのリード9を回路基板5の裏面
でクリンチするためのスペースが必要であるが、クリン
チの必要がない分だけスペースが削減され、高密度実装
に有効となる。
【0020】また、電子部品17のリード9を挿入する
リード孔13の表面側には、入口が広くすり鉢状にリー
ド孔13に導く挿入ガイド16を形成することができ、
リード9の挿入位置がずれた場合にもリード9はリード
孔13に導かれるので、挿入位置の誤差に対する許容量
を拡大させることができる。電子部品17のリード9の
線径は一般的に0.6mmであり、これに対してリード
孔13は0.8〜1.0mmに形成され、リード孔の径
を大きくすると挿入は容易になるが、大きくするとハン
ダ付け時にハンダが回路基板5の表面側に浸透してくる
問題がある。挿入ガイド16を形成することによりリー
ド孔13の孔径を小さくしても挿入は容易となり、ハン
ダ付け性と挿入性とを兼ね備えたものとなる。
【0021】また、従来の回路基板ではハンダ付け部位
を除く回路パターン形成部位はレジストにより絶縁被覆
し、絶縁性と耐蝕性とを保つ処理がなされるが、本構成
ではレジストを施す部位と同様の部位が絶縁性樹脂3で
覆われるので、回路基板5に絶縁性と耐蝕性とを与え、
基板強度を増す効果も得られる。
【0022】上記構成になる樹脂成形回路基板1は、図
2に示すような工程手順により製造することができる。
樹脂成形回路基板1では、回路パターンの設計と共に樹
脂成形パターンの設計とを同時進行させ、絶縁性樹脂3
によって被覆することを考慮に入れて回路基板5が形成
される。
【0023】図2において、第1工程では絶縁性樹脂3
によって被覆することを考慮に入れた設計に基づいて回
路基板5が形成される。回路基板5の形成方法は従来と
同様に、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂の基板上に銅箔
を貼着し、エッチングにより所望の回路パターンを形成
し、所要位置にリード孔13、取付け孔14等を開口さ
せる。このとき絶縁性樹脂3による被覆を考慮して、前
記結合孔15の形成、挿入ガイド16の形成によるリー
ド孔13の孔径の設定、衝立状突起11による絶縁性の
向上により回路パターン6間の縮小など、従来にない要
素を採用することができる。
【0024】第2工程において、回路基板5の所要部位
を除く部分に樹脂被覆するための樹脂成形金型に回路基
板5を配置して、図1(a)に示すように樹脂成形によ
り回路基板5の所要部位を除く部分に絶縁性樹脂3を被
覆させる。
【0025】第3工程において、絶縁性樹脂3が被覆さ
れた樹脂成形回路基板1に対して、図1(b)に示すよ
うに電子部品17、18、19等を装着する。リード9
のクリンチが必要な電子部品17ではリード挿入と同時
にクリンチがなされ、部品保持突起10に保持される電
解コンデンサ18のような電子部品はリード挿入のみで
も部品保持突起10により位置保持される。また、表面
実装するチップ部品19のような電子部品は接着により
所定位置に保持される。
【0026】第4工程において、ハンダ付けにより各電
子部品は回路基板5の回路パターン6に接続され、樹脂
成形回路基板1を用いた電子回路が完成する。
【0027】上記第3及び第4の各工程は、従来の回路
基板の製造方法における部品装着の工程及びハンダ付け
の工程と特に変わることはない。
【0028】以上説明した回路基板5を絶縁性樹脂3で
被覆することの特徴は、非絶縁性の導体部分の絶縁処
理、耐湿性のない部品の防湿処理等にも利用することが
できる。この構成を第2の実施形態として図3、図4を
参照して以下に説明する。
【0029】図3において、第2の実施形態に係る樹脂
成形回路基板2は、回路基板5上に絶縁性樹脂3を樹脂
成形するとき、回路基板5に装着すべき多数の部品から
任意に選択した部品を回路基板5に装着してハンダ付け
した後、回路基板5の所要部位を除く表面と装着した部
品を被覆して絶縁性樹脂3が樹脂成形される。この絶縁
性樹脂3が樹脂成形された後、図示するようにチップ部
品19や電子部品17等を装着し、ハンダ付けすること
により完成される。
【0030】樹脂成形された絶縁性樹脂3に埋設される
部品は、例えば、図示するようなジャンパー線8であ
る。このジャンパー線8は接続間を隔てる回路パターン
6を橋絡して接続先の回路パターン6に接続したい場合
や、回路パターン6の薄い銅箔(一般的には0.035
mm)では大電流回路が形成できないような場合に適用
され、一般的には絶縁被覆のない裸線が装着される。こ
のようなジャンパー線8は樹脂成形時に絶縁性樹脂3で
被覆することが好ましく、裸線を絶縁することができ
る。また、湿度により劣化しやすい部品、大気に曝され
ることにより劣化しやすい部品、光により劣化しやすい
部品などの電子部品12は、図示するように絶縁性樹脂
3中に埋設すると好適である。
【0031】この樹脂成形回路基板2は、図4に示す工
程手順により製造することができる。樹脂成形回路基板
1の場合と同様に、回路パターンの設計と共に樹脂成形
パターンの設計とを同時進行させ、絶縁性樹脂3によっ
て被覆することを考慮に入れて回路基板5が形成され
る。
【0032】図4において、第1工程では絶縁性樹脂3
によって被覆することを考慮に入れた設計に基づいて回
路基板5が形成される。回路基板5の形成方法は従来と
同様に、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂の基板上に銅箔
を貼着し、エッチングにより所望の回路パターンを形成
し、所要位置にリード孔13、取付け孔14等を開口さ
せる。このとき絶縁性樹脂3による被覆を考慮して、前
記結合孔15の形成、挿入ガイド16の形成によるリー
ド孔13の孔径の設定、衝立状突起11による絶縁性の
向上により回路パターン6間の縮小など、従来にない要
素を採用することができる。
【0033】第2工程において、装着する多数の部品の
うちジャンパー線8や特定の電子部品12を選択して、
これらを回路基板5に装着する。
【0034】第3工程において、回路基板5に装着され
た部品をハンダ付けする。
【0035】第4工程において、回路基板5の所要部位
を除く部分に樹脂被覆するための樹脂成形金型に回路基
板5を配置して、図3に示すように樹脂成形により回路
基板5の所要部位を除く部分に絶縁性樹脂3を被覆させ
る。
【0036】第5工程において、絶縁性樹脂3が被覆さ
れた樹脂成形回路基板1に対して、図3に示すように電
子部品17、チップ部品19等を装着する。リード9の
クリンチが必要な電子部品17ではリード挿入と同時に
クリンチがなされ、表面実装するチップ部品19のよう
な電子部品は接着により所定位置に保持される。
【0037】第6工程において、ハンダ付けにより各電
子部品は回路基板5の回路パターン6に接続され、樹脂
成形回路基板1を用いた電子回路が完成する。
【0038】以上の説明において、回路基板5はガラス
繊維を含むエポキシ樹脂で形成され、回路パターンを一
層に形成した例を示したが、回路基板5は紙フェノール
基板であっても、回路パターンを複数層に形成した多層
基板であっても、同様に樹脂成形基板に構成することが
できる。
【0039】
【発明の効果】以上の説明の通り本発明の樹脂成形回路
基板によれば、回路基板の所要部位を除く表面に絶縁性
樹脂が樹脂成形により被覆されるので、絶縁性が強化さ
れると同時に強度が向上する。また、導体の対向間に絶
縁性樹脂を配することができるので、部品の近接配置が
可能となり、高密度実装が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る樹脂成形回路基板の
(a)は基板形成状態、(b)は部品を装着した状態を
示す断面図である。
【図2】第1の実施形態に係る樹脂成形回路基板の製造
方法の工程手順を示すフローチャートである。
【図3】第2の実施形態に係る樹脂成形回路基板の断面
図である。
【図4】第2の実施形態に係る樹脂成形回路基板の製造
方法の工程手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1、2 樹脂成形回路基板 3 絶縁性樹脂 5 回路基板 6 回路パターン 8 ジャンパー線(部品) 10 部品保持突起 11 衝立状突起 13 リード孔 15 結合孔 16 挿入ガイド 17 電子部品(部品) 18 電解コンデンサ(部品) 19 チップ部品(部品)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 3/20 H05K 3/20 A (72)発明者 登 一博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 近藤 繁 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 東田 隆亮 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5E314 AA32 AA34 AA36 BB02 CC17 FF05 FF19 FF21 GG03 GG17 GG19 5E336 AA01 AA05 BB02 BC05 BC26 BC37 CC01 CC31 CC53 DD23 DD26 DD38 DD39 EE01 EE17 GG09 GG12 GG16 5E338 AA05 BB03 BB19 BB61 BB63 BB75 CC01 EE11 EE23 5E343 AA01 AA12 BB21 BB66 DD59 GG14

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に金属箔により回路パターンが形
    成された回路基板の所要の部位を除く表面が絶縁性樹脂
    により被覆されるように樹脂成形され、この樹脂被覆基
    板に部品が装着されてなることを特徴とする樹脂成形回
    路基板。
  2. 【請求項2】 基板上に金属箔により回路パターンが形
    成された回路基板に対して装着する多数の電子部品及び
    配線部品のうち任意の部品が回路基板に装着された後、
    所要の部位を除いて回路基板の表面及び装着された部品
    が絶縁性樹脂により被覆されるように樹脂成形され、こ
    の樹脂被覆基板に残りの部品が装着されてなることを特
    徴とする樹脂成形回路基板。
  3. 【請求項3】 回路パターンの露出部どうしの対向間及
    び部品の導体露出部どうしの対向間の任意の対向間に、
    所要の高さに衝立状の突起が樹脂成形により形成されて
    なる請求項1または2記載の樹脂成形回路基板。
  4. 【請求項4】 回路基板に形成された貫通孔に樹脂成形
    時に絶縁性樹脂が充填され、回路基板の両面に樹脂成形
    された絶縁性樹脂が結合されてなる請求項1または2記
    載の樹脂成形回路基板。
  5. 【請求項5】 部品の装着位置に部品を弾性保持する形
    状寸法に形成された部品保持突起が樹脂成形により形成
    されてなる請求項1または2記載の樹脂成形回路基板。
  6. 【請求項6】 部品のリード孔上に、入口が広くリード
    孔の径に狭まるすり鉢状の挿入ガイドが樹脂成形により
    形成されてなる請求項1または2記載の樹脂成形回路基
    板。
  7. 【請求項7】 基板上に金属箔により回路パターンを形
    成した回路基板を、この回路基板上の所定部位を除く表
    面を絶縁性樹脂により被覆できるような形状に形成され
    た樹脂成形金型内に収容し、回路基板の所定部位を除く
    表面を被覆して絶縁性樹脂を樹脂成形し、この樹脂被覆
    基板に部品を装着することを特徴とする樹脂成形回路基
    板の製造方法。
  8. 【請求項8】 基板上に金属箔により回路パターンを形
    成した回路基板に装着する多数の電子部品及び配線部品
    のうち任意の部品を回路基板に装着した後、この回路基
    板をその所定部位を除く表面及び装着された部品を絶縁
    性樹脂により被覆できるような形状に形成された樹脂成
    形金型内に収容し、回路基板の所定部位を除く表面及び
    装着された部品上に絶縁性樹脂を樹脂成形し、この樹脂
    被覆基板に残る部品を装着することを特徴とする樹脂成
    形回路基板の製造方法。
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