JPH02135796A - 電子回路構造体の製造方法及び電子回路構造体 - Google Patents

電子回路構造体の製造方法及び電子回路構造体

Info

Publication number
JPH02135796A
JPH02135796A JP28888788A JP28888788A JPH02135796A JP H02135796 A JPH02135796 A JP H02135796A JP 28888788 A JP28888788 A JP 28888788A JP 28888788 A JP28888788 A JP 28888788A JP H02135796 A JPH02135796 A JP H02135796A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printed wiring
wiring board
reinforcing member
circuit structure
electronic circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP28888788A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2677842B2 (ja
Inventor
Shinjiro Akiba
秋葉 慎二郎
Yasutomo Kodachi
康友 小太刀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dexerials Corp
Sony Corp
Original Assignee
Sony Chemicals Corp
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Chemicals Corp, Sony Corp filed Critical Sony Chemicals Corp
Priority to JP63288887A priority Critical patent/JP2677842B2/ja
Publication of JPH02135796A publication Critical patent/JPH02135796A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2677842B2 publication Critical patent/JP2677842B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Metallic Protective Coatings For Printed Circuits (AREA)
  • Brushless Motors (AREA)
  • Windings For Motors And Generators (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明電子回路構造体の製造方法及び電子回路構造体を
以下の項目に従って説明する。
A、産業上の利用分野 B0発明の概要 C0従来技術[第8図] D9発明が解決しようとする課題[第8図]E0課題を
解決するための手段 F、実施例[第1図乃至第7図] F−1,第1の実施例[第1図乃至第6図]a、モータ
の概要[第2図] b、ステータ部[第1図乃至第6図] b−1,プリント配線板 b−2,接着剤、コイル、補強部材 C,ステータ部の製造方法[第4図乃 至第6図] F−2,第2の実施例[第7図] G1発明の効果 (A、産業上の利用分野) 本発明は新規な電子回路構造体の製造方法及び電子回路
構造体に関する。詳しくは、フレキシブルなプリント配
線板のマウント面に所望の電子部品が装着されて成るプ
リント回路基板に合成樹脂製の補強部材を一体的に結合
した電子回路構造体の製造方法及び電子回路構造体に関
するものであり、フレキシブルプリント配線板と補強部
材との結合構造を工夫することにより、プリント回路基
板に充分な剛性を持たせることかできると共に電子部品
にストレスが加えられる慣れが無い新規な電子回路構造
体とそのような電子回路構造体を容易かつ省力的に製造
することができるようにした新規な電子回路構造体の製
造方法を提供しようとするものである。
(B、発明の概要) 本発明電子回路構造体は、フレキシブルなプリント配線
板のマウント面に電子部品が装着されて成るプリント回
路基板に合成樹脂製の補強部材を一体的に結合した電子
回路構造体であって、プリント配線板と補強部材との結
合を接着剤により行なうと共に電子部品の少なくとも一
部が補強部材に埋込状に位置されるようにしてプリント
回路基板に充分な剛性を持たせることができ、かつ、電
子部品にストレスが加えられることの無いようにしたも
のである。
また、本発明電子回路構造体の製造方法はプリント配線
板上に熱可塑性の接着剤を塗布しかつ電子部品を装着し
た後プリント回路基板を成形用金型にインサートして補
強部材を成形し、この成形が行なわれるときプリント配
線板と補強部材とが接着されるようにしたものである。
(C,従来技術)[第8図] 可撓性を有するプリント配線板として、所謂フレキシブ
ルプリント配線板、即ち、柔軟でかつ絶縁性を有する掻
く薄い合成樹脂フィルムや厚さ100ミクロン程度の高
耐熱性ガラスエポキシフィルムを基材としてその上に導
体パターンを設けたものがある。
ところで、このようなフレキシブルプリント配線板は、
従来、主として電線やケーブルの代替品として用いられ
て来たが、近時、これに電子部品を表面実装して所定の
動作機能を奏する電子回路を構成することが行なわれる
ようになって来ており、このようにすることによって薄
型なプリント回路基板を得ることができる。
ところで、このようなプリント回路基板、即ち、フレキ
シブルプリント配線板に電子部品を実装して成る回路基
板は、その基材が掻く薄く、かつ、多くの場合柔軟であ
るので、剛性が非常に低く、従って、剛性を高めるため
に、通常、合成樹脂製の補強部材を添設することが行な
われる。
第8図はプリント回路基板にそのような補強部材が設け
られた従来の電子回路構造体のm個aを示すものである
同図において、bはフレキシブルなプリント回路基板で
あり、絶縁性を有するベースフィルムCとその一方の面
に銅箔により形成された配線パターン部d、d、・・・
と該配線パターン部d1d、・・・の端子部以外の部分
を覆うように設けられたソルダーレジスト層e等から成
るフレキシブルプリント配線板fと、端子部が上記配線
パターン部d、d、・・・の端子部に半田付された表面
実装型の電子部品g、g、・・・とから成る。
hは合成樹脂製の補強部材であり、該補強部材りはフレ
キシブルプリント配線板fの一方の面の略全域を覆い、
かつ、その数箇所に設けられた係止部i、t、  ・・
・がフレキシブルプリント配線板fの他方の面や電子部
品g、g、・・・に係止されることによってプリント回
路基板すと結合されており、これにより、プリント回路
基板すがある程度の剛性を有するようにされる。
(D、発明が解決しようとする課題)〔第8図] ところが、このような電子回路構造体8によると、その
プリント回路基板すと稙強部材りとの結合が係止部l、
i、:・・のプリント配線板fや電子部品g、g、・・
・に対する局部的な係合のみにより為されるため、プリ
ント回路基板すに補強部材りの剛性と同じ程度の剛性を
持たせることが困難であり、また、上記係止部l、l、
・・・が係止された電子部品8.8、・・・にストレス
が加えられる場合があり、従って、当該電子部品g% 
g、・・・と配線パターン部d% d5 ・・・との固
着が損なわれる慣れがあるという問題がある。
(E、課題を解決するための手段) そこで、本発明電子回路構造体は、上記課題を解決する
ために、電子部品が装着されたフレキシブルなプリント
配線板と合成樹脂製の補強部材とをプリント配線板のマ
ウント面即ち電子部品が装着された方の面に塗布された
熱可塑性接着剤により接着すると共に電子部品の少なく
とも一部が当該補強部材に埋込状に位置するようにした
ものである。
従って、本発明電子回路構造体によれば、プリント配線
板と補強部材とは接着剤により互いに接着されるため結
合される領域を大きくすることがで籾てプリント配線板
に補強部材が有する剛性と略同じ剛性を持たせることが
で咎、かつ、その結合状態が安定に保持されると共に電
子部品は少なくともその一部が補強部材に埋込状に位置
されるため補強部材に加えられた振動等が電子部品にス
トレスとなって加わることが無く、電子部品やその端子
部とプリント配線板上の導体パターンとの間の半田付が
損なわれることも無い。
また、本発明電子回路構造体の製造方法は、フレキシブ
ルなプリント配線板のマウント面に熱可塑性の接着剤を
塗布し、かつ、電子部品の端子をプリント配線板上の導
体と半田付し、それから、プリント配線板を成形用金型
にインサートして合成樹脂の補強部材を成形し、このと
きの熱により上記接着剤が溶融されてプリント配線板と
補強部材とが接着されるようにしたものである。
従って、本発明電子回路構造体の製造方法によれば、補
強部材の成形と該補強部材とプリント配線板との接着と
を同時に行なうことができるので、この種の電子回路構
造体を省力的に製造す゛ることができると共に、接着剤
が熱可塑性のものであるため当該接着剤のプリント配線
板上への供給量の調整が容易であり、かつ、その供給に
印刷技術を用いることがで艶、また、接着剤を設けた後
に電子部品の半田付等プリント配線板に対する所望の熱
処理を行なうことができるため製造工程の順序を自由に
遭ぶことができる。
(F、実施例) [第1図乃至第7図]以下に、本発明
電子回路構造体の製造方法及び電子回路構造体を図示し
た各実施例に従って説明する。
(F−1、第1の実施例)[第1図乃至第6図] 第1図乃至第6図は本発明電子回路構造体の製造方法及
び電子回路構造体をブラシレスモータのステータ部に適
用した第1の実施例を示すものである。
(a、モータの概要)[第2図] 1はブラシレスモータである。
2はブラシレスモータ1のケーシングであり、円形をし
た薄い2つのケースハーフ3と4が一体的に結合されて
成り、一方のケースハーフ3の中心部から略円筒状をし
た軸受部材5が下方へ向けて突設されている。
6はケーシング2の内部に設けられたステータ部であり
、フレキシブルなプリント配線板7とその上面(以下、
「マウント面」と言う。)7aに上記軸受部材5を囲ん
で略環状に配列されるように固定されたステータコイル
8.8、・・・とマラント面7aに固着された合成樹脂
製の補強部材9等から成り、その中心部に挿通孔10が
形成され、また、補強部材9の側方へ突出した取付部1
1とプリント配線板7の一部とが2つのケースハーフ3
と4とを結合するためのねじ12によりケーシング2に
固定されており、上記挿通孔10が軸受部材5と同軸に
なるように他方のケースハーフ4寄りの位置に配置され
ている。
13はロータ部であり、略円板状をした2枚のロータヨ
ーク14及び15と一方のロータヨーク14の中心部か
ら下方へ向けで突設されたボス16と一端部が該ボス1
6の先端部に圧入状に固定されたロータ軸17と一方の
ロータヨーク14に固定された略リング状をしたマグネ
ット18とから成り、他方のロータヨーク15はその中
心部がボス16の先端部に固定されている。そして、こ
のようなロータ部13はそのロータ軸17が軸受部材5
に回転自在に支持されると共に、2枚のロータヨーク1
4と15がステータ部6を厚み方向から相間隔を有した
状態で挟むように対向し、また、マグネット18がステ
ータコイル8.8、・・・と対向するように配置されて
いる。
しかして、ステータコイル8.8、・・・に所定の順序
で駆動電流が供給されるとロータ部13が回転されるこ
とになる。
(b、ステータ部)[第1図乃至第6図](b−1、プ
リント配線板) プリント配線板7は、例えば、厚さ25ミクロン程度の
ポリエステルもしくはポリイミド等の合成樹脂フィルム
から成るベースフィルム19と、該ベースフィルム19
の上面に設けられた導体パターン20.20、・・・等
から成り、該導体パターン20.20、・・・はベース
フィルム19に厚さ略20ミクロン程度の接着剤層21
により固着された銅箔、例えば、厚さ35ミクロンの圧
延銅箔な所望のパターンを残してエツチングすることに
より形成されている。
そして、このようなプリント配線板7は略円形をした外
形を有する主部22と、略二等辺三角形状をした接続部
23と、これら主部22と接続部23との間を連結して
いる連結部24とから成り、主部22にはその中心部に
円形をした挿通孔25が形成され、該挿通孔25と主部
22の外縁との間の領域に略等脚台形状をした6つのコ
イル露出用の孔26.26、・・・(第5図参照)が周
方向へ互いに相間隔を有した状態で配列されるように形
成され、また、連結部24に小さな円形をした取付孔2
7が形成されている。
28.28、・・は導体パターン20.20、・・・の
うち主部22上の外周部及び内周部に位置したランド部
20a、20a、  ・・・に設けられた半田、29.
29、・・・は導体パターン20.20、・・・のうち
接続部23に位置したランド部20b、20b、・・・
に設けられた半田、30は主部22の上面のうちランド
部20a、20a、  ・・・を除く部分に塗布された
ソルダーレジストであり、また、31は連結部24の主
部22寄りの端部を除く部分の上面と接続部23の上面
のうちランド部20b、20b。
・・・を除く部分を覆うようにl]l!i着されたカバ
ーレイである。
(b−2,接着剤、コイル、補強部材)32はプリント
配線板7の主部22のマウント面7aのうち前記ソルダ
ーレジスト30が塗布された領域の略全域に塗布された
熱可塑性の接着剤、即ち、所定の温度以上の熱を加えら
れることにより溶融する特性を有する接着剤である。
また、ステータコイル8.8、・・・はプリント配線板
7の主部22に形成された前記コイル露出用孔と略相似
な外形を有するように巻回されており、その外周形状は
コイル露出用孔26.26、・・・より稍大きくその内
周形状はコイル露出用孔26.26、・・・より小さく
されている。
そして、このようなステータコイル8.8、・・はその
外周部がコイル露出用孔26.26、・・・の外周縁部
に@置されるように配置されると共に、その両端部8a
、8a、  ・・・が半田28.28、・・・により所
定のランド部20a、20a、  ・・−に半田付され
ている。
従って、これらステータコイル8.8、・・・の外周部
は上記接着剤32上に載置される。
しかして、プリント配線板7とステータコイル8.8、
・・・とによりプリント回路基板33が形成される。
補強部材9はプリント配線板7のマウント面7aのうち
主部22のステータコイル8.8、・が配置されている
領域以外の領域と連結部24のカバーレイ31が設けら
れている部分以外の領域を覆うように設けられ、その厚
さはステータコイル8.8、・・・を囲むように位置し
た部分はステータコイルの厚さと略同じにされ、その余
の部分は上記部分より稍厚くされており、従って、ステ
ータコイル8.8、・・・はその上面の全域E下面の外
周部以外の部分が露出される他は補強部材9に略埋込状
に位置される。
そして、このような補強部材9及びステータコイル8.
8、・・・のうち前記接着剤32と接している部分が該
接着剤32によってプリント配線板7と接着されている
尚、補強部材9のうちプリント配線板7の取付孔27と
対応した位置に挿通孔34が形成され、これら取付孔2
7及び挿通孔34を前記ねじ12が挿通される。
しかして、プリント配線板7はその接続部23及び連結
部24の一部を除く大部分が補強部材9に接着され、ス
テータコイル8.8、・・・はその一部が補強部材9に
埋込状に支持されるので、プリント配線板7及びステー
タコイル8.8、・・・とから成るプリント回路基板3
3には補強部材9が有する剛性と略同じ剛性が与えられ
ることになる。
(c、ステータ部の製造方法) [第4図乃至第6図] 次に、上記したステータ部6の製造方法について説明す
る。
先ず、第4図(A)に示すように、ポリエステルフィル
ムやポリイミドフィルム等から成るベースフィルム35
に銅箔36が接着されて成るフレキシブルプリント配線
板用の基材37に所望の導体パターン20.20、・・
・蕎形成する。この導体パターン20.2゛、0、・・
・の形成は、例えば、既知のエツチング法により行なう
、即ち、銅箔36の表面に所望のパターンでエツチング
レジストを塗布した後酸剥離手法によって、銅箔36の
エツチングレジストが塗布されていない部分を除去し、
次いで、エツチングレジストを洗浄除去する。
そして、このように形成された導体パターン20.20
.  ・・・のうちコイル8.8.・・・の端部が結線
されるべきランド部20a、20a1 ・・・及び回路
接続用のランド部20b、20b、  ・・・を残して
第4図(B)に示すようにプリント配線板7の上面の略
全域にソルダーレジスト30を塗布し、また、上記ラン
ド部20a、20a、・・・、20b、20b。
中にリフロー牛用28,28、・・・及ヒ29.29、
・・・をそれぞれ塗布する。
次に、補強部材接着用の接着剤32を塗布する。この接
着剤32には、例えば、次のような組成を有しかつ常温
で略クリーム状をした熱可塑性の接着剤を用いる。即ち
、この接着剤32には、例えば、ポリエステル系の合成
樹脂路25%(重量%、以下同じ)と三酸化アンチモン
略10%と水酸化アルミニウム略10%とシリカ略5%
とを酢酸ジエチレングリコール千ノエチルエーテル略5
0%の溶剤で混練したものを用いる。
尚、このような接着剤32の塗布は、例えば、シルクス
クリーンやスキージを用いた所謂シルク印刷法により行
なう。
そして、この接着剤32の塗布が終了した後、抜型によ
って基材37からプリント配線板7を打ち抜く、第4図
(C)及び第5図はここまでの処理が為された状態で示
しである。尚、この型抜の工程は場合によっては当初に
行なうようにしても良い。
次に、第4図(D)及び第6図に示すように、ステータ
コイル8.8、・・・をプリント配線板7上の所定の位
置に載せると共にその両端部8a、8a、  ・・・を
半田28.28、・・・の所定のものに仮接着させた後
肢半田28.28、・を加熱溶融させ、それによって、
コイル8.8、・・・の両端部8a、8a、  ・・・
と導体パターン20.20、・・・のランド部20 a
、  20 a、  ・・・とを半田付する。
そして、ステータコイル8.8、・・・がこのように半
田付されたプリント回路基板33を、第4図(E)に示
すように、補強部材成形用の金型38にインサートし、
そのキャビティ39に溶融樹脂40を射出する。この溶
融樹脂40は補強部材9になるものであり、例えば、ポ
リブチレンテレフタレート(PBT)を用いる。
キャビティ39に溶融樹脂40が射出されると、この溶
融樹脂40が有する高温な熱により接着剤32が溶融さ
れる。
しかして、溶融樹脂40が冷却されると、補強部材9が
形成されると共に、該補強部材9とステータコイル8.
8、・・・の一部がプリント配線板7にそれぞれ接着さ
れ、かつ、ステータコイル8.8、・・・の一部が補強
部材9に埋込状に位置される。
(F−2,第2の実施例)[第7図] 第7図は本発明電子回路構造体の第2の実施例41を示
すものである。
42.42、・・・はリードレスな所謂チップ部品、4
3は表面実装型のリード部品であり、その端子部42 
a、 42 a、  ・・・やリード43 a、 43
 a、  ・・・がプリント配線板7上の導体パターン
20.20、・・・の所定の箇所に半田付もしくは導電
性を有する接着剤により固着されている。
そして、これら電子部品42.42、・・・及び43は
その全体が補強部材44内に埋込状に位置されており、
該補強部材44はプリント回路基板45をインサートし
た状態での射出成形により形成され、プリント配線板7
は補強部材44と接した部分において熱可塑性の接着剤
32により補強部材44と接着されている。
(G、発明の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本発明電子
回路構造体は、フレキシブルなプリント配線板のマウン
ト面に電子部品が装着され、上記マウント面の少なくと
も電子部品が装着されていない部分を含む領域に熱可塑
性の接着剤が塗布されており、合成樹脂製の補強部材が
それに上記電子部品の少なくとも一部が埋込状に位置し
かつ上記接着剤と接着された状態で設けられたことを特
徴とする。
従って、本発明電子回路構造体によれば、プリント配線
板と補強部材とは接着剤により互いに接着されるため結
合される領域を大きくすることができてプリント配線板
に補強部材が有する剛性と略同じ剛性を持たせることが
できかつ結合状態が安定に保持されると共に電子部品は
補強部材に少なくともその一部が埋込状に位置されるた
め補強部材に加えられた振動等が電子部品にストレスと
なって加わることが無く、電子部品やその端子部とプリ
ント配線板上の導体パターンとの半田付が損なわれるこ
とも無い。
また、本発明電子回路構造体の製造方法は、フレキシブ
ルなプリント配線板のマウント面のうち少なくとも電子
部品装着用の領域以外の部分に熱可塑性の接着剤を塗布
し、プリント配線板上の導体と電子部品の端子とを半田
付し、次いで、プリント配線板を成形用金型にインサー
トして補強部材を合成樹脂により成形し、該成形時の熱
により接着剤を溶融してプリント配線板と補強部材とを
接着するようにしたことを特徴とする。
従って、本発明電子回路構造体の製造方法によれば、補
強部材の成形と該補強部材とプリント配線板との接着と
を同時に行なうことができるので、この種の電子回路構
造体を省力的に製造することかできると共に、接着剤が
熱可塑性のものであるため当該接七剤のプリント配線板
上への供給量の調整が容易であり、かつ、その供給に印
刷技術を用いることができ、また、接着剤を設けた後に
電子部品の半田付等プリント配線板に対する熱処理を行
なうことができるため製造工程の順序を自由に選ぶこと
ができる。
尚、前記した各実施例においてはプリント配線板の一方
の面のみに電子部品を装着するようにしたが、プリント
配線板の両方の面に電子部品を゛装着するようにしても
良く、この場合は、補強部材をプリント配線板の両方の
面に設けることも考えられる。
また、本発明に用いられる接着剤の種類が前記実施例に
示したものに限られることは無く、熱可塑性を有するも
のであれば、その種類を特に選ぶものでは無い。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本発明電子回路構造体及びその製造
方法をブラシレスモータのステータ部及びその製造方法
に適用した第1の実施例を示すものであり、第1図はス
テータ部を第3図の1−1線に沿って切断した拡大断面
図、第2図はモータ全体の縦断面図、第3図はステータ
部の斜視図、第4図はステータ部の製造過程を(A)か
ら(E)へ順を追って示す断面図、第5図はプリント配
線板の平面図、第6図はステータコイルが装着された状
態のプリント配線板の平面図、第7図は本発明電子回路
構造体及びその製造方法を電子回路基板に適用した第2
の実施例を示す断面図、第8図は従来の電子回路構造体
の一例を示す断面図である。 符号の説明 6・・・電子回路構造体、 7・・・プリント配線板、 7a・・・マウント面、 8・・・電子部品、8a・・
・端子、 9・・・補強部材、20・・・導体、 28
・・・半田、 32・・・接着剤、  38・・・成形用金型、41・
・・電子回路構造体、 42.43・・・電子部品、 42a、43a・・・端子、 44・・・補強部材 出 同 願  人 ソニー株式会社 ソニーケミカル株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フレキシブルなプリント配線板のマウント面のう
    ち少なくとも電子部品装着用の領域以外の部分に熱可塑
    性の接着剤を塗布し、 プリント配線板上の導体と電子部品の端子とを半田付し
    、 次いで、プリント配線板を成形用金型にインサートして
    補強部材を合成樹脂により成形し、該成形時の熱により
    接着剤を溶融してプリント配線板と補強部材とを接着す
    るようにした ことを特徴とする電子回路構造体の製造方法。
  2. (2)フレキシブルなプリント配線板のマウント面に所
    定の電子部品が装着され、 上記マウント面の少なくとも電子部品が装着されていな
    い部分を含む領域に熱可塑性の接着剤が塗布されており
    、 合成樹脂製の補強部材がそれに上記電子部品の少なくと
    も一部が埋込状に位置しかつ上記接着剤と接着された状
    態で設けられた ことを特徴とする電子回路構造体。
JP63288887A 1988-11-17 1988-11-17 電子回路構造体の製造方法及び電子回路構造体 Expired - Fee Related JP2677842B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63288887A JP2677842B2 (ja) 1988-11-17 1988-11-17 電子回路構造体の製造方法及び電子回路構造体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63288887A JP2677842B2 (ja) 1988-11-17 1988-11-17 電子回路構造体の製造方法及び電子回路構造体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02135796A true JPH02135796A (ja) 1990-05-24
JP2677842B2 JP2677842B2 (ja) 1997-11-17

Family

ID=17736060

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63288887A Expired - Fee Related JP2677842B2 (ja) 1988-11-17 1988-11-17 電子回路構造体の製造方法及び電子回路構造体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2677842B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6696648B2 (en) * 2000-08-16 2004-02-24 Marconi Communication Gmbh Method for dispensing adhesive on a circuit-board carrier member and circuit-board provided thereby
KR100586990B1 (ko) * 2004-08-16 2006-06-08 삼성전자주식회사 왕복동식 압축기
JP2008219999A (ja) * 2007-03-01 2008-09-18 Mitsuba Corp ブラシレスモータ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5630782A (en) * 1979-08-20 1981-03-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd Electronic circuit device and method of manufacturing same

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5630782A (en) * 1979-08-20 1981-03-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd Electronic circuit device and method of manufacturing same

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6696648B2 (en) * 2000-08-16 2004-02-24 Marconi Communication Gmbh Method for dispensing adhesive on a circuit-board carrier member and circuit-board provided thereby
KR100586990B1 (ko) * 2004-08-16 2006-06-08 삼성전자주식회사 왕복동식 압축기
JP2008219999A (ja) * 2007-03-01 2008-09-18 Mitsuba Corp ブラシレスモータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2677842B2 (ja) 1997-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6815851B2 (en) Motor, terminal assembly for the motor, and electrical apparatus having the motor
JPH02135796A (ja) 電子回路構造体の製造方法及び電子回路構造体
JP3666295B2 (ja) 固定子
JP2001135920A (ja) 樹脂成形回路基板及びその製造方法
TWI793408B (zh) 線圈與線圈結構
WO1990007857A1 (en) Metal core wiring board
JPH10321987A (ja) プリント配線基板及びその製造方法
JPH04162377A (ja) 金属ベース回路基板と外部リード線との接続端子
JP2002203940A (ja) 半導体パワーモジュール
JPH0389836A (ja) 無刷子電動機
KR910007676B1 (ko) 배선기판에의 코일부착방법
JP2580607B2 (ja) 回路基板及び回路基板の製造方法
JPH09172749A (ja) モールドモータ
JPH0654503A (ja) ブラシレスモータの駆動回路実装基板とその製造方法およびブラシレスモータ
JPH0224395B2 (ja)
JPH10215535A (ja) モータコイルおよびその製造方法
JP2000332396A (ja) 電子部品の取付構造
JPS62277797A (ja) 電気機器
JPH08116152A (ja) 回路基板構体
JP2001007451A (ja) 回路基板及びその製造方法
JPS6362995B2 (ja)
JP3573989B2 (ja) 半導体装置用回路基板の製造方法及びこれに使用する半導体装置用回路パターンを備えた半導体装置用回路基板
KR920008500Y1 (ko) 공심코일
JPH0917691A (ja) フレキシブルフィルムコンデンサ
JP2001094236A (ja) 高圧・大電流用回路基板の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees