JP4645138B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents
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Description
前記記録ヘッドのインク吐出面に当接する少なくとも2個以上で且つ前記マルチヘッドユニットの全記録ヘッド数よりも少ない数のキャップ部材と、
前記キャップ部材を前記インク吐出面と平行に移動させる第1の移動手段と、
前記キャップ部材を前記インク吐出面に対して当接してインク吸引を行う当接位置と前記インク吐出面から離れた非当接位置との間で各々個別に移動させる第2の移動手段と、
前記キャップ部材が当接する記録ヘッドから該キャップ部材と連通するインク排出路を介してインクを吸引する吸引手段とを有し、
前記吸引手段は、前記キャップ部材の数よりも少なく設けられ、前記インク排出路は、前記吸引手段から分岐して前記キャップ部材と連通しており、
前記インク排出路の各々には、前記吸引手段からのインクの吸引を選択的に行うための個別に開閉可能な開閉弁が設けられており、
該開閉弁は、弁を開閉する弁口と弁体とを有する弁室と、前記キャップ部材と前記弁室とを連通する伸縮自在なチューブと、前記チューブの内部を通って前記キャップ部材と前記弁体とを連結する連結棒とを有し、前記 第2の移動手段による前記キャップ部材の当接位置と非当接位置との間の移動に連動して前記連結棒に設けられた前記弁体が前記弁口に対して離反又は閉塞することによって開閉されることを特徴とするインクジェット記録装置である。
前記キャップ部材によってインクを吸引する記録ヘッドを決定する吸引ヘッド決定手段とを有し、
前記吸引ヘッド決定手段により決定される記録ヘッドは、前記不吐出検出手段によってインクの不吐出が検出された記録ヘッドを少なくとも含むことを特徴とする請求項1、2又は3記載のインクジェット記録装置である。
また、キャップ部材の個数が少なくて済むため、吸引ポンプの吸引能力も小さくて済み、吸引ポンプの大型化も避けることができると共に、各キャップ部材の吸引圧力をほぼ均一化することができ、吸引ムラ等の不具合が発生することもない。
また、吸引ポンプを共有してもインク吸引をキャップ部材毎に選択的に行うことができ、無駄な廃インクの発生がない。
また、複数のキャップ部材を共通の吸引ポンプと接続しても、インク吐出面と当接するキャップ部材から選択的に吸引を行うことができ、電気的に制御される高価な電磁弁を用いるものに比べて、キャップユニットを安価に構成することができる。
なお、キャップ部材61A、61Bと共にワイパー部材8A、8Bを設けた場合、その昇降動作は段階的に行う必要があるため、図15に示すように、カム66のカム面には、回転軸66aからの径をそれぞれ異ならせた平坦部661、662、663を形成しておくことが好ましい。すなわち、最も小径な平坦部661を待機位置(図14(a))とし、中間の径の平坦部662をワイピング位置(図14(b))とし、最も大径な平坦部663をインク吸引のための当接位置(図14(c))とすると、カム66を段階的に回転させることによって、それぞれの上昇動作の位置決めを簡単に行うことができる。
10:マルチヘッドユニット
11(11A、11B):記録ヘッド
11a:インク吐出面
11b:インク吐出口
12:凹部
2:支持基板
21:取り付け穴
3:ガイド棒
4:搬送機構
41:搬送ローラ
42:搬送ベルト
5:不吐出検出装置
51:筐体
52:発光素子
53:受光素子
54:ガイド棒
6:メンテナンスユニット
60、600:キャップユニット
61(61A、61B):キャップ部材
62:ガイド棒
63、63A、63B:基台
64:ガイドピン
65A、65B:台座
66(66A、66B):カム
67A、67B:モータ
68:引っ張りばね
69、69A、69B:ワイヤー
7:吸引ポンプ
70:インク排出チューブ
71(71A、71B):分岐チューブ
72(72A、72B):開閉弁
73A、73B:連通管
74A、74B:大気連通弁
8(8A、8B):ワイパー部材
9:インク供給管
91〜95:分岐管
91a〜95a:開閉弁
400:プラテン
401:開口
501、502:搬送ローラ対
S(S1、S2):被記録材
Claims (8)
- インク吐出面に多数のインク吐出口が配列された少なくとも3個以上の記録ヘッドを前記インク吐出口の配列方向に沿って千鳥状に配置させてなるマルチヘッドユニットを備え、前記インク吐出口から被記録材へインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置において、
前記記録ヘッドのインク吐出面に当接する少なくとも2個以上で且つ前記マルチヘッドユニットの全記録ヘッド数よりも少ない数のキャップ部材と、
前記キャップ部材を前記インク吐出面と平行に移動させる第1の移動手段と、
前記キャップ部材を前記インク吐出面に対して当接してインク吸引を行う当接位置と前記インク吐出面から離れた非当接位置との間で各々個別に移動させる第2の移動手段と、
前記キャップ部材が当接する記録ヘッドから該キャップ部材と連通するインク排出路を介してインクを吸引する吸引手段とを有し、
前記吸引手段は、前記キャップ部材の数よりも少なく設けられ、前記インク排出路は、前記吸引手段から分岐して前記キャップ部材と連通しており、
前記インク排出路の各々には、前記吸引手段からのインクの吸引を選択的に行うための個別に開閉可能な開閉弁が設けられており、
該開閉弁は、弁を開閉する弁口と弁体とを有する弁室と、前記キャップ部材と前記弁室とを連通する伸縮自在なチューブと、前記チューブの内部を通って前記キャップ部材と前記弁体とを連結する連結棒とを有し、前記第2の移動手段による前記キャップ部材の当接位置と非当接位置との間の移動に連動して前記連結棒に設けられた前記弁体が前記弁口に対して離反又は閉塞することによって開閉されることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記キャップ部材は、前記マルチヘッドユニットの長さ方向に沿う一方の記録ヘッドの列と他方の記録ヘッドの列のそれぞれに対応して少なくとも1つずつ設けられていることを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録装置。
- 前記第1の移動手段は、前記キャップ部材を各々個別に移動させることを特徴とする請求項1又は2記載のインクジェット記録装置。
- 前記記録ヘッドの各々のインク吐出口からのインクの不吐出を検出する不吐出検出手段と、
前記キャップ部材によってインクを吸引する記録ヘッドを決定する吸引ヘッド決定手段とを有し、
前記吸引ヘッド決定手段により決定される記録ヘッドは、前記不吐出検出手段によってインクの不吐出が検出された記録ヘッドを少なくとも含むことを特徴とする請求項1、2又は3記載のインクジェット記録装置。 - 前記キャップ部材は、記録時の前記マルチヘッドユニットに対向して配置されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
- 前記記録ヘッドには、それぞれインクを供給するためのインク供給路が連通していると共に、該インク供給路の各々には、個別に開閉可能な開閉弁が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
- 前記キャップ部材には、大気連通弁が設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
- 前記キャップ部材には、前記インク吐出面を摺擦してインクを拭き取るためのワイパー部材が設けられていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
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