JP6248514B2 - 画像形成装置並びにノズルの診断及び吐出回復方法 - Google Patents
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Description
複数のノズルを有し、これらノズルの各々から複数種のドットサイズに対応する量の液体の吐出ができる記録ヘッドを備えた画像形成装置において、前記複数のノズルの液体吐出状態の診断及び良好な液体吐出状態の回復を行う方法であって、
前記複数種のドットサイズのうち一つのサイズに対応する量の液体を前記複数のノズルから記録媒体へ向けて吐出して、前記記録媒体にテストパターンの画像を形成することを、前記複数種のドットサイズのうち最小のドットサイズが最後となる順序で前記複数種のドットサイズの全てに対してそれぞれ行うことと、
前記記録媒体上の前記テストパターンの画像をイメージセンサで読み取ることと、
前記イメージセンサで読み取られた画像を解析して、前記複数のノズルの各々についてノズル吐出状態を診断することと、
前記ノズル吐出状態の診断結果に応じて前記記録ヘッドの吐出回復動作を行うこととを含み、
前記ノズル吐出状態を診断することが、前記複数のノズルの各々について正常と異常を判別する第1の診断を行うことと、前記第1の診断の結果に基づいて前記複数のノズルの吐出が正常でない場合に第2の診断を行うこととを含み、
前記第2の診断において、前記複数のノズルの各々について、着弾に成功した最小のドットサイズに基づいて前記吐出回復動作でノズルから排出される液体排出量を決定するものである。
複数のノズルを有し、これらノズルの各々から複数種のドットサイズに対応する量の液体の吐出ができる記録ヘッドと、
前記複数種のドットサイズのうち一つのサイズに対応する量の液体を前記複数のノズルから記録媒体に向けて吐出して前記記録媒体にテストパターンの画像を形成することを、前記複数種のドットサイズのうち最小のドットサイズが最後となる順序で前記複数種のドットサイズの全てに対してそれぞれ行うように前記記録ヘッドを動作させる、テストパターン形成手段と、
前記記録媒体上の前記テストパターンの画像を読み取るイメージセンサと、
前記イメージセンサで読み取られた画像を解析して、前記複数のノズルの各々についてノズル吐出状態を診断するノズル診断手段と、
前記ノズル吐出状態の診断結果に応じて前記記録ヘッドが吐出回復動作を行うように前記記録ヘッドを制御する回復動作制御手段とを備え、
前記ノズル診断手段は、前記複数のノズルの各々について正常と異常を判別する第1の診断を行う第1の診断部と、前記第1の診断部の診断結果に基づいて前記複数のノズルの吐出が正常でない場合に第2の診断を行う第2の診断部とを有し、
前記第2の診断において、前記複数のノズルの各々について、着弾に成功した最小のドットサイズに基づいて前記吐出回復動作でノズルから排出される液体排出量を決定するものである。
ここで、所定のテストパターンについて説明する。なお、この明細書において「テストパターンデータ」とは、テストパターン画像を記録媒体に形成させるようなデータである。
次に、第1診断部75が行う第1の診断について説明する。第1の診断では、記録媒体に形成されたテストパターン画像、即ち、イメージセンサ16が読み取ったテストパターン画像データに基づいて、各ノズルの吐出の正常と異常とを判別する。このために、第1診断部75は、まず、ノズルから吐出された各液滴が記録媒体に着弾しているか否かを判別する。例えば、ノズルの吐出が正常な場合は、ノズルから所定数(例えば、20個)の液滴が吐出されると、記録媒体には所定数のドットが形成されるはずである。しかし、ノズルの吐出が異常な場合は、ノズルから所定数(例えば、20個)の液滴が吐出されても、記録媒体には所定数よりも少ないドットが形成される。そこで、第1診断部75は、記録ヘッド1から吐出された液滴のうち、記録媒体に着弾したものとしなかったものとを判別し、これに基づいて、ドットサイズ別の着弾の成否(即ち、ドット形成の成否)を判別する。このドットサイズ別の着弾の成否を判別は、各ノズルについて行われる。各ノズルのドットサイズ別の着弾の成否の判別結果は、ROM等のメモリに一時的に記憶される。次表1では、或るノズルから吐出された20発の液滴のうち記録媒体に着弾したものを○、着弾しなかったものを×で表し、着弾の成否を判別した例(a-1〜5)が示されている。
続いて、第2の診断について説明する。第2診断部76では、各ノズルにおいて、ドットサイズ別の着弾の成否を判別することと、ドットサイズ別の着弾の成否に基づいて吐出の異常の程度を判別すること、吐出の異常の程度に基づいて吐出回復のための液体排出量を決定することとが行われる。
ここで、吐出回復処理の流れを、図9を参照しながら説明する。図9は、制御手段100が行う吐出回復処理の流れを示すフローチャートである。まず、制御手段100は、記録媒体上にテストパターンの画像形成を行うように、記録ヘッド1及び搬送機構40を動作させる(ステップS31)。次に、制御手段100は、イメージセンサ16にてテストパターン画像を読み取り、テストパターン画像データを作成する(ステップS32)。続いて、制御手段100は、テストパターン画像データを用いて、第1の診断を行う(ステップS33)。第1の診断では、記録ヘッド1の複数のノズルの各々について吐出の正常と異常とが判別される。いずれかのノズルにおいて吐出の異常がある場合(ステップS33でNO)、制御手段100は、第2の診断を行う(ステップS34)。第2の診断では、複数のノズルの各々について、第1の診断の結果に基づいて吐出の異常の程度が判別され、吐出の異常の程度に応じて吐出回復のための液体排出量が決定される。
10 インクジェット式プリンタ(画像形成装置)
12 吐出口
16 イメージセンサ
40 搬送機構
72 画像データ記憶部
73 データ書込部
74 ヘッド制御部
75 第1診断部
76 第2診断部
77 フラッシング動作制御部
78 テストパターン記録部
79 画像読取制御部
95 パージ動作制御部
100 制御手段
Claims (8)
- 複数のノズルを有し、これらノズルの各々から複数種のドットサイズに対応する量の液体の吐出ができる記録ヘッドを備えた画像形成装置において、前記複数のノズルの液体吐出状態の診断及び良好な液体吐出状態の回復を行う方法であって、
前記複数種のドットサイズのうち一つのサイズに対応する量の液体を前記複数のノズルから記録媒体へ向けて吐出して、前記記録媒体にテストパターンの画像を形成することを、前記複数種のドットサイズのうち最小のドットサイズが最後となる順序で前記複数種のドットサイズの全てに対してそれぞれ行うことと、
前記記録媒体上の前記テストパターンの画像をイメージセンサで読み取ることと、
前記イメージセンサで読み取られた画像を解析して、前記複数のノズルの各々についてノズル吐出状態を診断することと、
前記ノズル吐出状態の診断結果に応じて前記記録ヘッドの吐出回復動作を行うこととを含み、
前記ノズル吐出状態を診断することが、
前記複数のノズルの各々について正常と異常を判別する第1の診断を行うことと、
前記第1の診断の結果に基づいて前記複数のノズルの吐出が正常でない場合に第2の診断を行うこととを含み、
前記第2の診断において、前記複数のノズルの各々について、着弾に成功した最小のドットサイズに基づいて前記吐出回復動作でノズルから排出される液体排出量を決定する、
ノズルの診断及び吐出回復方法。 - 前記第2の診断を行うことが、
前記複数種のドットサイズの各々の吐出に関する前記記録媒体への着弾の成否を判別することと、前記着弾の成否に基づいて異常の程度を判別することと、前記異常の程度に基づいて前記液体排出量を決定することとを含む、請求項1に記載のノズルの診断及び吐出回復方法。 - 前記第2の診断において、前記複数のノズルのうち1以上のノズルについて、前記複数種のドットサイズのうち全てのサイズの吐出に関する着弾の失敗を判別すると、前記複数のノズルの全ての前記液体排出量を所定のパージ量に決定し、
前記吐出回復動作においてパージ動作を行い、前記複数のノズルの全てから前記所定のパージ量の液体を排出する、請求項2に記載のノズルの診断及び吐出回復方法。 - 前記第2の診断において、前記複数のノズルの全てについて、前記複数種のドットサイズのいずれか1以上のサイズの吐出に関する着弾の成功を判別すると、前記複数のノズルの各々について前記液体排出量を前記異常の程度に応じたフラッシング量に決定し、
前記吐出回復動作においてフラッシング動作を行い、前記複数のノズルの各々から対応する前記フラッシング量の液体を排出する、請求項2又は3に記載のノズルの診断及び吐出回復方法。 - 複数のノズルを有し、これらノズルの各々から複数種のドットサイズに対応する量の液体の吐出ができる記録ヘッドと、
前記複数種のドットサイズのうち一つのサイズに対応する量の液体を前記複数のノズルから記録媒体に向けて吐出して前記記録媒体にテストパターンの画像を形成することを、前記複数種のドットサイズのうち最小のドットサイズが最後となる順序で前記複数種のドットサイズの全てについてそれぞれ行うように前記記録ヘッドを動作させる、テストパターン記録手段と、
前記記録媒体上の前記テストパターンの画像を読み取るイメージセンサと、
前記イメージセンサで読み取られた画像を解析して、前記複数のノズルの各々についてノズル吐出状態を診断するノズル診断手段と、
前記ノズル吐出状態の診断結果に応じて前記記録ヘッドが吐出回復動作を行うように前記記録ヘッドを制御する回復動作制御手段とを備え、
前記ノズル診断手段は、前記複数のノズルの各々について正常と異常を判別する第1の診断を行う第1の診断部と、前記第1の診断部の診断結果に基づいて前記複数のノズルの吐出が正常でない場合に第2の診断を行う第2の診断部とを有し、
前記第2の診断において、前記複数のノズルの各々について、着弾に成功した最小のドットサイズに基づいて前記吐出回復動作でノズルから排出される液体排出量を決定する、
画像形成装置。 - 前記第2の診断部が、前記複数種のドットサイズの各々の吐出に関する前記記録媒体への着弾の成否の判別することと、前記着弾の成否に基づいて異常の程度を判別することと、前記異常の程度に基づいて前記液体排出量を決定することとを行う、請求項5に記載の画像形成装置。
- 前記第2の診断部が、前記複数のノズルのうち1以上のノズルにおいて、前記複数種のドットサイズの全てのサイズの吐出に関する着弾の失敗を判別すると、前記複数のノズルの全ての前記液体排出量を所定のパージ量に決定し、
前記記録ヘッドが、前記吐出回復動作においてパージ動作を行い、前記複数のノズルの全てから前記所定のパージ量の液体を排出する、請求項6に記載の画像形成装置。 - 前記第2の診断部が、前記複数のノズルの全てにおいて、前記複数種のドットサイズのいずれか1以上のサイズの吐出に関する着弾の成功を判別すると、前記複数のノズルの各々について前記液体排出量を前記異常の程度に応じたフラッシング量に決定し、
前記記録ヘッドが、前記吐出回復動作においてフラッシング動作を行い、前記複数のノズルの各々から対応する前記フラッシング量の液体を排出する、請求項6又は7に記載の画像形成装置。
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JP2013205085A JP6248514B2 (ja) | 2013-09-30 | 2013-09-30 | 画像形成装置並びにノズルの診断及び吐出回復方法 |
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