JP4644578B2 - 車両用ドアラッチ装置 - Google Patents

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本発明は、車両の開閉体に取付けられる、ラッチ本体とアクチュエータとからなる車両用ドアラッチ装置に関する。
例えば自動車のテールゲートに取付けられたドアラッチ装置としては、リヤゲートを閉扉位置に拘束するラッチ本体と、モータの動力により、ラッチ本体に設けたラッチを、車体のストライカとの係合が解除される方向に作動させて、テールゲートを開扉可能とするアクチュエータとを備えているものがある(例えば特許文献1参照)。
特開2005−68723号公報
上記特許文献1に記載されているドアラッチ装置において、ラッチ本体は、車体のストライカと係脱可能なラッチと、このラッチと係合することにより、ラッチのドア開方向への回動を阻止するラチェット(ロッキングプレート)とを備え、また、アクチュエータは、モータと、その回転軸に固嵌されたウォームと、このウォームと噛合するウォームホイールと、このウォームホイールと一体的に回転する小ギヤと噛合して回動させられるオープンレバーとを備え、モータの作動により、オープンレバーを回動させ、この一端部と連係しているラチェットを回動させることにより、このラチェットとラッチとの係合を解除し、ラッチとストライカとの係合を解除することにより、テールゲートを開扉可能としうるようになっている。
このように構成された従来のドアラッチ装置においては、次のような問題がある。すなわち、アクチュエータのモータは、その軸線が上下方向を向くように配設され、またオープンレバーも上下方向を向いて配置されて、その上端の歯部が小ギヤと噛合するとともに、下端がラチェット連係しているため、アクチュエータの左右寸法は小さくなる反面、上下寸法が大となる問題がある。そのため、テールゲートにおけるインナパネルとアウタパネルとの間に、アクチュエータを収容するための上下方向の大きな空間を確保しなければならず、テールゲート設計時の自由度が小さくなる。
一方、ラッチ本体のラッチ及びラチェットを枢支している支軸は、ウォームホイール及びオープンレバーの支軸に対し、斜め上下方向に傾斜しており、ラッチ及びラチェットも、斜めに傾斜した状態で回動するように配置されているため、テールゲートの下端に突出した状態で取付けられるラッチ本体の左右及び前後寸法が大きくなり、テールゲートを開いたときの見栄えが悪くなるという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、ラッチ本体及びアクチュエータを構成している各部材を、コンパクトに集約して配置することにより、装置全体を小型化し、開閉体設計時の自由度を大としうるとともに、見栄えを向上させうるようにした、車両用ドアラッチ装置を提供することを目的としている。
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)開閉体閉止用のストライカと係脱可能なラッチ本体と、該ラッチ本体を操作可能なアクチュエータとからなり、前記ラッチ本体は、ラッチ支軸により枢支され前記開閉体の閉止時に前記ストライカと係合するラッチと、前記ラッチ支軸と平行なラチェット支軸により枢支され前記開閉体の閉止時に前記ラッチと前記ストライカとを係合状態に保持するラチェットとを備える一方、前記アクチュエータは、モータと、該モータの回転軸に固着されて回転させられるウォームと、該ウォームと噛合するウォームホイールと、該ウォームホイールに連係されて回動することにより、前記ラチェットを、前記ラッチとの係合を解除する方向に回動させうるオープンレバーとを備えてなる車両用ドアラッチ装置において、前記モータを、その軸線が、前記ラッチ本体にストライカが進入する方向の基準線と交差するように該基準線の一側方に傾斜させて設け、前記ウォームを、前記基準線の他側方に配置され、前記ラッチ支軸及び前記ラチェット支軸と平行なウォームホイール支軸に枢支された前記ウォームホイールにおけるモータの軸線と基準線とが交差する側の外周面に噛合させるとともに、前記オープンレバーを、前記ウォームを跨ぐように傾斜させ、その一端部を前記ウォームホイールに連係し、かつ他端部を、前記基準線の一側方に配置され前記ラッチ支軸、前記ラチェット支軸及び前記ウォームホイール支軸と平行をなすオープンレバー支軸により回動可能に枢支し、さらに、前記ラチェット支軸及び前記オープンレバー支軸を前記基準線の一側方において前記基準線に沿うように配置し、前記ラッチ支軸及びウォームホイール支軸を前記基準線の他側方において前記基準線に沿うように配置して、前記ラッチ、前記ラチェット、前記ウォームホイール及び前記オープンレバーが同一平面回動しうるようする。
)上記(1)項において、ラッチ及びラチェットを金属製のカバープレート内に設けるとともに、モータ、ウォーム、ウォームホイール及びオープンレバーを、合成樹脂製のアクチュエータハウジング内に設け、前記カバープレートにおける前記アクチュエータハウジングと近接する側の端部に、開閉体に固定可能な外側方を向く1対の取付片を設ける。
)上記()項において、アクチュエータハウジングの側端に、モータ等の端子を有するコネクタを、ストライカが進入する基準線とほぼ直交する外側方を向くように一体的に形成する。
本発明によると、次のような効果を奏することができる。
(a)請求項1記載の発明によれば、アクチュエータ及びラッチ本体を構成している各部材が、ストライカが進入する基準線に沿ってその両側方にコンパクトに集約して配置され、かつウォームホイール、オープンレバー、ラッチ及びラチェットの支軸は同方向を向いて互いに平行をなし、それらの各部材が概ね同一平面内において回動しうるようになるため、アクチュエータ及びラッチ本体の全長や厚さが小さくなり、ドアラッチ装置全体を小型化することができる。従って、開閉体設計時の自由度が大となるとともに、ラッチ本体を開閉体より突出させて取付ける際において、その見栄えを向上させることができる。
)請求項記載の発明によれば、ラッチ本体の各部材を金属製のカバープレート内に強固に設けることができるとともに、アクチュエータの各部材を、アクチュエータハウジングにより体裁よく覆うことができる。
また、カバープレートにおけるアクチュエータハウジングと近接する側の端部に、外側方を向く1対の取付片を設けているため、開閉体に設けた方形状の開口より、装置全体を開閉体内部に挿入し、ラッチ本体を開閉体のパネルに設けた取付孔より突出させて、開閉体のパネルの内面に取付片を固定したり、アクチュエータのみを開閉体内に収容した状態で、そのパネルの外面に取付片を固定したりなど、2通りの固定方法でドアラッチ装置を開閉体に取付けることができる。
)請求項記載の発明によれば、コネクタは、ストライカが進入する基準線とほぼ直交する外側方を向いているので、万一開閉体内に雨水等が侵入しても、コネクからアクチュエータハウジング内に入り込む恐れは極めて小さくなる。
以下、本発明の一実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明のドアラッチ装置の正面図、図2は、同じく、構成部材の一部を取外すとともに、切欠いた状態の正面図、図3は、同じく前方斜視図、図4は、同じく分解斜視図、図5は、同じく、開閉体であるテールゲートに取付けた状態の側面図である。
ドアラッチ装置(1)は、車体(2)の後端部に設けられたストライカ(3)と係脱するラッチ本体(4)と、このラッチ本体(4)を、ストライカ(3)との係合が解除される方向に作動させるアクチュエータ(5)とからなり、ドアラッチ装置(1)全体は、車体後部の上部に上下方向に開閉可能に枢着されたテールゲート(6)におけるインナパネル(6a)の下端部に、アクチュエータ(5)を、テールゲート(6)のインナパネル(6a)とアウタパネル(6b)間の収容空間(S)内に収容するとともに、ラッチ本体(4)をインナパネル(6a)より車内側に突出させた状態で取付けられる。
ラッチ本体(4)は、前後1対(以下、図4の左方を前として説明する)の金属製カバープレート(7)(8)を備え、両カバープレート(7)(8)の左右の両端縁と下端縁には、それぞれ互いに対向する方向に折曲された側片(7a)(8a)と下片(7b)(8b)とが連設されている。
後部のカバープレート(8)の左右寸法は、前部のカバープレート(7)の左右寸法よりも若干大とされ、後部のカバープレート(8)内に、前部のカバープレート(7)の両側片(7a)と下片(7b)を嵌合することにより、両カバープレート(7)(8)の対向面間に、上方が開口する収容部(9)が形成されるようになっている。
カバープレート(7)(8)における左右の側片(7a)(8a)の上端には、左右外方向に直角に折曲された取付片(7c)(8c)が連設され、両カバープレート(7)(8)を嵌合させた際、前部のカバープレート(7)の取付片(7c)が上方に位置して、後部のカバープレート(8)の取付片(8c)と重合するようになっている(図1、図2参照)。
カバープレート(7)(8)のほぼ下半部の中央には、上下方向を向くとともに、下端が開口するストライカ(3)進入用のガイド溝(10)が形成されている。
カバープレート(7)(8)間の収容部(9)には、ストライカ(3)と係脱可能なU字状の係合溝(11a)を有するラッチ(11)と、このラッチ(11)と近接する側方においてラッチ(11)のフルラッチ係合部(11b)またはハーフラッチ係合部(11c)に係止部(12a)が係合することにより、ラッチ(11)のテールゲート(6)開放方向への回動を阻止し、ラッチ(11)の係合溝(11a)とストライカ(3)との係合状態を保持するラチェット(12)とが、それぞれ、両端が両カバープレート(7)(8)に挿通され、かしめにより固定された前後方向を向く支軸(13)(14)により、回動自在に枢支されている。
図4に示すように、支軸(13)には、ねじりコイルばね(15)(図2においては図示略)が嵌挿され、その一端部をラッチ(11)の係合孔(16)に、かつ他端部を、ラッチ本体(4)支持用の後記する支持プレート(22)の係止孔(17)にそれぞれ係止することにより、ラッチ(11)は、正面視反時計方向、すなわち係合溝(11a)が斜め下方を向くことにより、ストライカ(3)との係合が解除される方向に常時付勢されている。
また、支軸(14)にも、ねじりコイルばね(18)が嵌挿され、その一部をラチェット(12)の係止孔(19)に、かつ他端部を支持プレート(22)の係止孔(20)にそれぞれ係止することにより、ラチェット(12)は、正面視時計方向、すなわち、その係止部(12a)がラッチ(11)のフルラッチ係合部(11b)と係合する方向に常時付勢されている。
ラチェット(12)の上端には、アクチュエータ(5)における後記するオープンレバー(29)と当接することにより、ラチェット(12)を正面視反時計方向、すなわちラッチ(11)との係合を解除する方向に回動させるための作動片(21)が、後向きに一体的に突設されている。
アクチュエータ(5)は、下半部がラッチ本体(4)支持用の支持プレート(22)となっている、後面が開口された合成樹脂製のアクチュエータハウジング(23)と、この後面開口部に止着される、アクチュエータハウジング(23)の一部をなす合成樹脂製のアクチュエータカバー(24)と、これらの対向面の内部空間に収容されたモータ(25)と、この回転軸(25a)に固嵌されたウォーム(26)と噛合するウォームホイール(27)と、このウォームホイール(27)の前面の中心部に一体的に形成された小ギヤ(28)と、これと噛合する歯部(29a)を有するオープンレバー(29)とを備えている。
なお、アクチュエータハウジング(23)及びアクチュエータカバー(24)の外形形状は、モータ(25)及びウォームホイール(27)の外形形状に沿った形状とされている。
上記支持プレート(22)は、ラッチ本体(4)の前後のカバープレート(7)(8)間において後面が後部のカバープレート(8)の内面(前面)に当接するとともに、前面側にラッチ(11)及びラチェット(12)が位置するようにして収容され、2個の挿通孔(30)(30)に挿通した支軸(13)(14)の両端部を、カバープレート(7)(8)にかしめることにより、支持プレート(22)は、前後のカバープレート(7)(8)により挟着され、ラッチ本体(4)と支持プレート(22)、すなわち、アクチュエータ(5)とが一体的に結合される。
支持プレート(22)の下半部の中央には、ストライカ(3)進入用のガイド溝(31)が形成されている。
上記モータ(25)は、ラチェット(12)の後ろ上方に位置するようにして、アクチュエータハウジング(23)内に収容され、またウォームホイール(27)は、モータ(25)の右側方かつラッチ(11)の後ろ上方に位置するようにして、アクチュエータハウジング(23)に収容されるとともに、このアクチュエータハウジング(23)とアクチュエータカバー(24)との対向面に両端が支持された、両支軸(13)(14)と平行をなす前後方向を向く支軸(32)により回転自在に枢支されている。
図2に示すように、モータ(25)及びその回転軸(25a)に固嵌されたウォーム(26)の軸線(L1)は、ウォームホイール(27)の支軸(32)と直交する方向を向くとともに、右下がりに所定角度傾斜している。すなわち、本実施形態では、モータ(25)及びウォーム(26)の軸線(L1)は、ラッチ本体(4)におけるストライカ(3)の進入方向である上下方向を向く基準線(L2)に対し、左側方にほぼ50°に傾斜させるとともに、モータ(25)とウォームホイール(27)とを、基準線(L2)を挟む左右両側に対向状に配置している。
ウォーム(26)は、ラッチ(11)の後ろ上方に向かって延出し、ウォームホイール(27)におけるラチェット(12)と対向する斜め左下方の外周面、すなわちモータ(25)の軸線(L1)と基準線(L2)とが交差する側の外周面と噛合している。
なお、ウォーム(26)及びウォームホイール(27)の歯は、ウォーム(26)の回転をウォームホイール(27)に伝達するだけでなく、後述するように、ウォームホイール(27)が回転した際、ウォーム(26)を介してモータ(25)も回転するように、互いに大きく傾斜させてある。
ウォームホイール(27)の前面に形成された環状溝(33)内には、ねじりコイルばね(34)が収容され、その一端部を環状溝(33)の奥部の係止孔(35)に、他端部をアクチュエータハウジング(23)の内面の係止孔(図示略)に、それぞれ係止することにより、ウォームホイール(27)は、正面視時計方向に付勢されている。
上記オープンレバー(29)は、ウォーム(26)の前方においてこれを跨ぐように斜め上下方向を向いて、アクチュエータハウジング(23)に収容され、上端の歯部(29a)がウォームホイール(27)と一体をなす小ギヤ(28)と噛合するとともに、下端部は、ラチェット(12)とモータ(25)間においてアクチュエータハウジング(23)とアクチュエータカバー(24)の対向面に両端が支持された、ウォームホイール(27)の支軸(32)と平行をなす前後方向を向く支軸(36)により回動自在に枢支されている。これにより、ウォーム(26)は、ウォームホイール(27)の支軸(32)と、オープンレバー(29)の支軸(36)との間に位置している。
また、ラッチ(11)とウォームホイール(27)の支軸(13)(32)同士及びラチェット(12)とオープンレバー(29)の支軸(14)(36)同士は、基準線(L2)を挟む左右両側方において該基準線(L2)に沿って互いにほぼ上下に対向するように配置されている。
オープンレバー(29)の下端部には、前方に向かって突出するとともに、先端(前端)が斜め下向きに折曲されたL字状の駆動レバー(37)が一体的に連設されている。駆動レバー(37)は、支持プレート(22)に穿設された挿通孔(38)に回動可能に挿通され、先端がラチェット(12)の作動片(21)の右側面と近接して対向することにより、モータ(25)の駆動力によりオープンレバー(29)が正面視時計方向に回動させられた際、ラチェット(12)が正面視反時計方向に回動されて、ラッチ(11)との係合が解除されるようになっている。
支持プレート(22)の前面と、前部のカバープレート(7)間においてラッチ(11)の直上には、作動片(39a)がラッチ(11)の上部外周面に摺接することにより、ラッチ(11)がストライカ(3)を拘束しているときオンまたはオフとなり、ラッチ(11)がストライカ(3)を解放させる方向に回動したとき、オフまたはオンとなるようにしたマイクロスイッチ(39)が取付けられている。
アクチュエータハウジング(23)及びアクチュエータカバー(24)の左側端には、モータ(25)及びマイクロスイッチ(39)に接続されたリード線の端子(いずれも図示略)が収容される収容部(40)(40)が、外側方、すなわちストライカ(3)が進入する基準線(L2)と直交する外側方に向かって連設され、またアクチュエータハウジング(23)側の側端には、端子への給電及び制御信号入出力用の雄型コネクタ(図示略)が挿入される雌型コネクタ(41)が、外側方に向かって一体的に連設されている。
(42)は、ラッチ本体(4)に前方から嵌着することにより、前部のカバープレート(7)の前面及び後部のカバープレート(8)の両側面と下面を覆う合成樹脂製のカバーで、その中央には、ストライカ(3)進入用の下端が開口する逃げ溝(43)が、上下方向に向かって形成されている。
また、カバー(42)の上端におけるラチェット(12)の上端部と対向する部分には、前部のカバープレート(7)の上端より上方に突出しているラチェット(12)の突出端部を、車内側から見えないように目隠しするための塞ぎ片(44)が、上向きに突設されている。なお、ラチェット(12)の上端部をカバープレート(7)の上方に突出させているのは、ドアラッチ装置の組付ライン上におけるバッテリ非装着時の作動確認や電気系統の不具合時等において、車内側から、もしくは車外側からひも等によって突出端部を外側方に押動させることにより、ラチェット(12)とラッチ(11)との係合を手動でも解除しうるようにするためである。
このような実施形態のドアラッチ装置(1)を、テールゲート(6)に取付けるには、図5に示すように、そのインナパネル(6a)の適所に形成された、ラッチ本体(4)の左右寸法及びアクチュエータ(5)の前後方向の最大寸法よりも大きな、左右方向に長い長方形状の開口(図示略)より、ドアラッチ装置(1)全体を挿入し、アクチュエータ(5)を、インナパネル(6a)とアウタパネル(6b)との間の収容空間(S)内に収容した状態で、インナパネル(6a)の下端部に設けた取付孔(図示略)に、ラッチ本体(4)を挿入して車内側に突出させる。
ついで、インナパネル(6a)に穿設された左右1対の通孔(図示略)より挿入したボルト(45)を、後部のカバープレート(8)の両取付片(8b)に挿通させ、それと重合する前部のカバープレート(7)における両取付片(7b)のバーリンク部(46)に形成されためねじ孔(47)(図3参照)に螺合させて締付ける。これにより、インナパネル(6a)の内面に取付片(7b)(8b)が固定され、ドアラッチ装置(1)は、ラッチ本体(4)をインナパネル(6a)より車内側に突出させ、アクチュエータ(5)をテールゲート(6)内に収容した状態で取付けられる。
なお、図5に示すドアラッチ装置(1)の取付例では、これを斜め上下方向に傾斜させて取付けているが、テールゲート(6)の形状や閉止方向、ストライカ(3)の取付位置等によっては、例えば上下方向を向くように取付ける場合もある。
次に、上記実施形態のドアラッチ装置(1)の動作について説明する。
テールゲート(6)が閉じている状態(図2に示す状態)において、例えばアウタパネル(6b)に設けられたタッチセンサ等の操作スイッチ(図示略)を操作すると、図示しない制御装置からの解除信号により、アクチュエータ(5)のモータ(25)に給電され、モータ(25)は予め定められた正逆いずれか一方に回転する。すると、ウォーム(26)が回転することにより、それと噛合しているウォームホイール(27)及びこれと一体をなす小ギヤ(28)が、ねじりコイルばね(34)に抗して、図2において反時計方向に回転し、小ギヤ(28)と噛合しているオープンレバー(29)が、ラッチ解除方向である時計方向に回動させられる。
すると、図6に示すように、オープンレバー(29)に突設したL字状の駆動レバー(37)が、ラチェット(12)の作動片(21)の右側面と当接し、ラチェット(12)をロック解除方向、すなわち反時計方向に回動させる。これにより、ラチェット(12)の係止部(12a)がラッチ(11)のフルラッチ係合部(11b)より外れ、ラッチ(11)は、ねじりコイルばね(15)(図4参照)の付勢力により反時計方向に回動し、それまで拘束していたストライカ(3)との係合が解除されることにより、テールゲート(6)を開くことができる。ラッチ(11)が回動すると、マイクロスイッチ(39)がオンまたはオフとなることにより、モータ(25)への給電が断たれ、モータ(25)は自動的に停止する。
図6に示す解除状態において、テールゲート(6)を閉じると、ストライカ(3)がラッチ(11)の係合溝(11a)に進入し、ラッチ(11)が、図2に示すように、そのフルラッチ係合部(11b)がラチェット(12)の係止部(12a)を乗り越えて上方に位置するまで時計方向に回動することにより、常時時計方向に付勢されているラチェット(12)がラッチ(11)側に回動し、その係止部(12a)がラッチ(11)のフルラッチ係合部(11b)と係合する。
これにより、ラッチ(11)の反時計方向への回動が阻止され、ストライカ(3)を拘束することにより、テールゲート(6)は開扉不能となる。
一方、オープンレバー(29)をラッチ解除方向に回動させてモータ(25)が停止した直後に、ウォームホイール(27)及び小ギヤ(28)がねじりコイルばね(34)の付勢力により、ウォーム(26)及びモータ(25)を回転させて時計方向に逆回転させられるため、オープンレバー(29)は、反時計方向に回動し、初期位置である図2の状態に復帰して待機する。従って、次にテールゲート(6)を開扉操作する際、それが支障なく行われる。
以上説明したように、上記実施形態のドアラッチ装置(1)においては、アクチュエータ(5)のモータ(25)及びこれにより回転させられるウォーム(26)の軸線(L1)を、ストライカ(3)が進入する基準線(L2)に対し側方にほぼ50°に傾斜させて、ウォーム(26)を、モータ(25)の右側方に設けたウォームホイール(27)の斜め左下方の外周面に噛合させるとともに、オープンレバー(29)は、ウォーム(26)を跨ぐようにして斜め上下方向を向き、その下端部がモータ(25)の下方、すなわちウォーム(26)を挟んでウォームホイール(27)の支軸(32)と反対側においてそれと平行をなす支軸(36)により枢支されるとともに、上端の歯部(29a)が小ギヤ(28)と噛合しているため、各構成部材が、基準線(L2)に沿ってその両側にコンパクトに集約され、特に、アクチュエータハウジング(23)及びアクチュエータカバー(24)を含めたアクチュエータ(5)全体の上下寸法と前後寸法(厚さ)を小さくすることができる。
また、ラッチ本体(4)のラッチ(11)及びラチェット(12)は、ウォームホイール(27)及びオープンレバー(29)のやや前下方において、それらの支軸(32)(36)と平行かつ上下にほぼ並ぶように配置された支軸(13)(14)により、同一平面内を回動しうるように枢支されているため、前後のカバープレート(7)(8)及びカバー(42)を含めたラッチ本体(4)全体の左右寸法と前後寸法(厚さ)を小さくすることができる。
特に、ラッチ(11)、ラチェット(12)、ウォームホイール(27)及びオープンレバー(29)の各支軸(13)(14)(32)(36)は、互いに平行をなして同方向を向いており、それらの各部材は、概ね同一平面内において回動するようになっているため、ラッチ本体(4)及びアクチュエータ(5)の前後寸法(厚さ)を極めて小さくしうる利点がある。
このように、アクチュエータ(5)の上下及び前後寸法と、ラッチ本体(4)の左右及び前後寸法が小さくなると、ドアラッチ装置(1)の全体の全長、左右(幅)及び前後寸法も小さくなり、それを小型化することができる。従って、図5に示すように、アクチュエータ(5)をテールゲート(6)内に収容した状態で取付ける際に、その収容空間(S)を大きく確保する必要はなく、テールゲート(6)設計時の自由度を大としたりすることができる。
また、テールゲート(6)より突出しているラッチ本体(4)の左右及び前後寸法が小さいので、テールゲート(6)を開いたときの見栄えもよくなる。
アクチュエータハウジング(23)及びアクチュエータカバー(24)に形成された、リード線の端子が収容される収容部(40)及び雌型コネクタ(41)は、ほぼ水平をなして、基準線(L2)と直交する外側方を向いているため、それらの部分より雨水等が侵入して、アクチュエータハウジング(23)の内部に入り込む恐れは小さくなる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
上記実施形態では、アクチュエータハウジング(23)と一体をなす支持プレート(22)の前面側に、ラッチ(11)とラチェット(12)を、同じく後面側にオープンレバー(29)を、それぞれ配設しているが、支持プレート(22)を省略し、ラッチ(11)とラチェット(12)とオープンレバー(29)とが、同一平面内において回動しうるように、前後のカバープレート(7)(8)により支軸をもって枢着してもよい。この際、アクチュエータハウジング(23)やアクチュエータカバー(24)は、カバープレート(7)(8)に取付けるなどすればよい。
このようにすると、アクチュエータ(5)が、オープンレバー(29)を前方に配設した分だけ、ラッチ本体(4)側に近づくので、ドアラッチ装置(1)の前後寸法(厚さ)が小さくなり、これをより小型化することが可能となる。
また、上記実施形態では、ストライカ(3)の解放後において、ウォームホイール(27)をねじりコイルバネ(34)により逆回転させ、オープンレバー(29)を初期位置に復帰させるようにしているが、モータ(25)を逆回転しうるように制御して、オープンレバー(29)を初期位置に復帰させるようにしてもよい。
さらに、上記実施形態においては、オープンレバー(29)の上端の歯部(29a)を、ウォームホイール(27)と一体的に回転する小ギヤ(28)に噛合させることにより、オープンレバー(29)を回動させるようにしているが、例えば図7に示すように、オープンレバー(29)の上端に斜め上下方向を向く長孔(48)を形成し、この長孔(48)に、ウォームホイール(27)の前面に突設した駆動ピン(49)を、摺動可能に嵌合してもよい。このようにしても、ウォームホイール(27)がモータ(25)により矢印方向に回転させられると、オープンレバー(29)は2点鎖線のように回動し、ラチェット(12)をラッチ解除方向に回動させることができる。
また、駆動ピン(49)を長寸として、アクチュエータハウジング(23)に設けた長孔(図示略)より突出させれば、モータ(25)が作動不能となった際に、駆動ピン(49)を操作してテールゲート(6)を開扉可能とすることもできる
本発明は、上記テールゲート(6)以外の開閉体、例えば車両の側部に開閉可能に設けられるサイドドアやスライドドア、トランクリッド等にも適用することができる。
また、カバープレート(7)(8)の取付片(7c)(8c)を、テールゲート(6)内に収容して、インナパネル(6a)の内面に固定した例を示しているが、取付片(7c)(8c)をインナパネル(6a)の外面に固定するようにしてもよいし、サイドドアやスライドドアに取付ける際には、ラッチ本体(4)を突出させないで、ドアラッチ装置(1)全体をドアパネルの内部に収容して取付けてもよい。
本発明のドアラッチ装置の一実施形態を示す正面図である。 同じく、構成部材の一部を省略及び切欠いた状態の正面図である。 同じく、前方斜視図である。 同じく、分解斜視図である。 同じく、テールゲートに取付けた例を示す側面図である。 同じく、ストライカとの係合が解除された状態の図2と同じ正面図である。 オープンレバーを回動させる手段の変形例を示す正面図である。
符号の説明
(1)ドアラッチ装置
(2)車体
(3)ストライカ
(4)ラッチ本体
(5)アクチュエータ
(6)テールゲート(開閉体)
(6a)インナパネル
(6b)アウタパネル
(7)(8)カバープレート
(7a)(8a)側片
(7b)(8b)下片
(7c)(8c)取付片
(9)収容部
(10)ガイド溝
(11)ラッチ
(11a)係合溝
(11b)フルラッチ係合部
(11c)ハーフラッチ係合部
(12)ラチェット
(12a)係止部
(13)(14)支軸
(15)ねじりコイルばね
(16)(17)係止孔
(18)ねじりコイルばね
(19)(20)係止孔
(21)作動片
(22)支持プレート
(23)アクチュエータハウジング
(24)アクチュエータカバー
(25)モータ
(25a)回転軸
(26)ウォーム
(27)ウォームホイール
(28)小ギヤ
(29)オープンレバー
(29a)歯部
(30)挿通孔
(31)ガイド溝
(32)支軸
(33)環状溝
(34)ねじりコイルばね
(35)係止孔
(36)支軸
(37)駆動レバー
(38)挿通孔
(39)マイクロスイッチ
(39a)作動片
(40)収容部
(41)雌型コネクタ
(42)カバー
(43)逃げ溝
(44)塞ぎ片
(45)ボルト
(46)バーリング部
(47)めねじ孔
(48)長孔
(49)駆動ピン
(L1)軸線
(L2)基準線
(S)収容空間

Claims (3)

  1. 開閉体閉止用のストライカと係脱可能なラッチ本体と、該ラッチ本体を操作可能なアクチュエータとからなり、前記ラッチ本体は、ラッチ支軸により枢支され前記開閉体の閉止時に前記ストライカと係合するラッチと、前記ラッチ支軸と平行なラチェット支軸により枢支され前記開閉体の閉止時に前記ラッチと前記ストライカとを係合状態に保持するラチェットとを備える一方、前記アクチュエータは、モータと、該モータの回転軸に固着されて回転させられるウォームと、該ウォームと噛合するウォームホイールと、該ウォームホイールに連係されて回動することにより、前記ラチェットを、前記ラッチとの係合を解除する方向に回動させうるオープンレバーとを備えてなる車両用ドアラッチ装置において、
    前記モータを、その軸線が、前記ラッチ本体にストライカが進入する方向の基準線と交差するように該基準線の一側方に傾斜させて設け、前記ウォームを、前記基準線の他側方に配置され、前記ラッチ支軸及び前記ラチェット支軸と平行なウォームホイール支軸に枢支された前記ウォームホイールにおけるモータの軸線と基準線とが交差する側の外周面に噛合させるとともに、前記オープンレバーを、前記ウォームを跨ぐように傾斜させ、その一端部を前記ウォームホイールに連係し、かつ他端部を、前記基準線の一側方に配置され前記ラッチ支軸、前記ラチェット支軸及び前記ウォームホイール支軸と平行をなすオープンレバー支軸により回動可能に枢支し、
    さらに、前記ラチェット支軸及び前記オープンレバー支軸を前記基準線の一側方において前記基準線に沿うように配置し、前記ラッチ支軸及びウォームホイール支軸を前記基準線の他側方において前記基準線に沿うように配置して、前記ラッチ、前記ラチェット、前記ウォームホイール及び前記オープンレバーが同一平面回動しうるようしたことを特徴とする車両用ドアラッチ装置。
  2. ラッチ及びラチェットを金属製のカバープレート内に設けるとともに、モータ、ウォーム、ウォームホイール及びオープンレバーを、合成樹脂製のアクチュエータハウジング内に設け、前記カバープレートにおける前記アクチュエータハウジングと近接する側の端部に、開閉体に固定可能な外側方を向く1対の取付片を設けたことを特徴とする請求項記載の車両用ドアラッチ装置。
  3. アクチュエータハウジングの側端に、モータ等の端子を有するコネクタを、ストライカが進入する基準線とほぼ直交する外側方を向くように一体的に形成したことを特徴とする請求項記載の車両用ドアラッチ装置。
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