JP4617686B2 - 用紙後処理装置 - Google Patents

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Description

この発明は、電子写真方式を適用した複写機、プリンタ、ファクシミリあるいはこれらの複合機等の画像形成装置によって画像が形成された用紙に対して、所定の後処理を施す用紙後処理装置に関するものである。
特開2002−20029号公報
従来、この種の電子写真方式を適用した複写機やプリンタ等の画像形成装置によって画像が形成された用紙に対して、所定の後処理を施す用紙後処理装置としては、種々の機能を備えたものが提案されており、実際に製品化されてきている。かかる用紙後処理装置としては、画像が形成された用紙の所定位置に、所望数のパンチ孔を穿孔するパンチャーを備えたものがある。
このような用紙後処理装置に関連する技術としては、例えば、特開2002−20029号公報に開示されたものがある。上記特開2002−20029号公報に係る穿孔装置は、被穿孔部材に孔を明けるパンチ及びダイと、前記パンチ及び前記ダイによって前記被穿孔部材に孔を明けたときに生じるパンチ屑を受け取るダストボックスと、落下してくる前記パンチ屑を前記ダストボックス内に飛散させるパンチ屑飛散手段と、を備えるように構成したものである。
この特開2002−20029号公報に係る穿孔装置は、パンチとダイによって被穿孔部材に孔を明けたときに生じるパンチ屑を受け取るダストボックスを、当該パンチとダイの真下に配置し、これらパンチとダイの真下で落下してくるパンチ屑を受け止めるように構成したものであり、動力が不要であって、コスト的にも望ましい。
ところで、上記の如く構成された穿孔装置を備えた用紙後処理装置では、ユーザーの様々な要求に応えるように、パンチ処理以外にも、複数枚の用紙をその一端部で綴じる端綴じ処理や、複数枚の用紙をその中央部で綴じて二つ折りにしてブックレットを作成する中綴じ折り処理などが可能となっている。
そのため、上記の如く構成された穿孔装置を備えた用紙後処理装置では、パンチやダイ等の穿孔手段の下方に、パンチ屑を収容する小さなダストボックスを配置し、当該小さなダストボックスの下方に、ブックレット等の処理を行う後処理手段を配置するように構成されている。
しかしながら、上記従来技術の場合には、次のような問題点を有している。すなわち、上記特開2002−20029号公報に係る穿孔装置を適用した用紙後処理装置の場合には、パンチやダイ等の穿孔手段の下方に、パンチ屑を収容する小さなダストボックスを配置したものであり、大量のパンチ処理を実行するユーザーの場合には、ダストボックスに溜まったパンチ屑を頻繁に捨てなければならず、作業が非常に煩雑であるという問題点を有している。
また、上記特開2002−20029号公報に係る穿孔装置を適用した用紙後処理装置の場合には、パンチ屑を頻繁に捨てる煩雑さを回避するため、大容量のダストボックスを設けることが考えられる。
しかし、上記大容量のダストボックスを設ける位置には、既に、ブックレット等の処理を行う後処理手段が存在し、このブックレット等の処理を行う後処理手段が、大容量のダストボックスと重複してしまうため、用紙後処理装置を新たに設計し直す必要があり、装置の大型化や設計コストのアップを招くという問題点を有していた。
そこで、この発明は、上記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、大量のパンチ処理を実行するユーザーであっても、パンチ屑を頻繁に捨てる煩雑さを回避することができ、しかも、装置の大型化や設計コストのアップを招くことのない用紙後処理装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、請求項1に記載された発明は、用紙に対して穿孔処理を施す穿孔手段と、前記穿孔手段の直下に配置され、当該穿孔手段によって穿孔処理されたパンチ屑を収容する標準のパンチ屑収容容器と、前記穿孔手段の下方に配置される後処理手段を含み、用紙の搬送経路が異なる穿孔手段以外の複数の後処理手段とを備えた用紙後処理装置において、
前記穿孔手段の下方に配置される後処理手段は、一体的にユニット化されて前記用紙後処理装置から一体的に着脱可能であり、
前記穿孔手段の下方に配置される後処理手段に代えて大容量のパンチ屑収容容器を配置する場合には、前記穿孔手段の下方に配置される後処理手段に代えて大容量のパンチ屑収容容器を配置するとともに、前記標準のパンチ屑容器に代えて前記穿孔手段によって穿孔処理されたパンチ屑を前記大容量のパンチ屑収容容器へと導くパンチ屑ガイドを配置したことを特徴とする用紙後処理装置である。
また、請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された用紙後処理装置において、前記穿孔手段の下方に配置される後処理手段が、中綴じ及び中折り手段であることを特徴とする用紙後処理装置である。
この発明によれば、大量のパンチ処理を実行するユーザーであっても、パンチ屑を頻繁に捨てる煩雑さを回避することができ、しかも、装置の大型化や設計コストのアップを招くことのない用紙後処理装置を提供することができる。
以下に、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1
図2はこの発明の実施の形態1に係る用紙後処理装置を画像形成装置と組み合わせた状態を示すものである。
この用紙後処理装置1は、図2に示すように、複写機やプリンタ等の画像形成装置2によって画像が形成された用紙に対して、穿孔処理や綴じ処理、あるいは中綴じ折り処理 (ブックレット処理)などの後処理を施すように構成されている。
また、上記用紙後処理装置1には、画像形成装置2によって画像が形成された用紙に対して、表紙やカラー画像が形成された用紙など、所望の用紙を所定のタイミングで適宜供給するインターポーザー3を備えたインターフェイスモジュール4が組み合わされている。更に、上記用紙後処理装置1には、必要に応じて、前記インターフェイスモジュール4を通過した用紙に対して、所望のZ折やC折り等の折り処理を施す図示しない折り処理装置なども組み合わせ可能となっている。
そして、上記用紙後処理装置1では、画像形成装置2によって画像が形成された用紙に対して、パンチユニットによって穿孔処理を施したり、ステープラーによって綴じ処理を施して、用紙束や小冊子を作成したり、オフセットするスタックトレイ(排出トレイ)によって複数枚の用紙を、1セット毎にオフセットさせて(ずらして)排出することが可能となっている。
上記インターフェイスモジュール4には、図2に示すように、その左側面の上部と下方とに導入口5、6が設けられており、これらの導入口5、6からは、画像形成装置2によって画像が形成された用紙42が導入されるようになっている。また、上記上部の導入口5の内部には、水平に配置された用紙搬送路7が設けられているとともに、当該用紙搬送路7の出口側には、用紙を排出口8から排出するための搬送ロール9が配設されている。一方、下方の導入口6の内部には、斜め上方へ湾曲した状態で延びた用紙搬送路10が設けられているとともに、当該用紙搬送路10には、用紙42を搬入する搬入ロール11が配設されている。この用紙搬送路10は、搬送ロール9の手前側で水平に配置された用紙搬送路7と合流している。
さらに、上記インターフェイスモジュール4の上部には、画像形成装置2によって画像が形成された用紙42に対して、表紙やカラー画像が形成された用紙など、所望の用紙を適宜供給するインターポーザー3が載置されている。このインターポーザー3は、用紙を載置する給紙トレイ12と、当該給紙トレイ12上に載置された用紙を1枚ずつ分離した状態で給紙するナジャーロール13・フィードロール14・リタードロール15と、給紙された用紙をインターフェイスモジュール4へ排出する出口ロール16とを備えている。また、上記インターフェイスモジュール4の内部には、インターポーザー3から導入された用紙を、排出口8へと搬送する搬送ロール17を備えた用紙搬送路18が設けられている。この用紙搬送路18も、搬送ロール9の手前側で水平に配置された用紙搬送路7と合流している。
図2は、上記用紙後処理装置1と組み合わせて使用される画像形成装置2としてのデジタル複合機の全体構成をも示すものである。
このデジタル複合機は、原稿の画像をスキャナーで読み取り、当該スキャナーで読み取られた原稿の画像を複写するコピーモードと、パーソナルコンピュータ等のホストコンピュータなどから送られてくる画像データに基づいてプリントするプリントモードと、原稿の画像をスキャナーで読み取って送信したり、電話回線を介して送られてくる画像データをプリントしたりするFAXモードとに切替えて、各モードに基づく動作を実行することができるように構成されている。
図2において、21はデジタル複合機の本体を示すものであり、このデジタル複合機本体21の上部には、図示しない原稿を1枚ずつ分離した状態で自動的に搬送する原稿自動搬送装置(ADF)23と、当該原稿自動搬送装置23によって搬送される原稿の画像を読み取るスキャナー24が配設されている。このスキャナー24は、図2に示すように、図示しないプラテンガラス上に載置された原稿を光源26によって照明し、原稿からの反射光像を、フルレートミラー27及びハーフレートミラー28、29及び結像レンズ30からなる縮小光学系を介してCCD等からなる画像読取素子31上に走査露光して読み取るように構成されている。
また、上記デジタル複合機本体21の内部は、主としてプリンタ22として機能するように構成されているが、このプリンタ22は、プリントモードに限らず、コピーモードやファックスモード等においても、用紙に画像を形成する画像出力装置(IOT)として機能するものである。
上記スキャナー24によって読み取られた原稿の画像データは、図示しない一時記憶装置に記憶され、必要に応じてIPS(Image Processing System)32によって所定の画像処理が施された後、この画像処理が施された画像情報は、プリンタ22に送られる。
プリンタ22では、画像処理が施された画像情報に応じて、ROS(Raster Output Scanner)33によって感光体ドラム34上に画像露光が施され、静電潜像が形成される。上記ROS33は、画像情報に応じてレーザービームを出射する半導体レーザー35と、当該半導体レーザー35から出射されるレーザービームを走査するポリゴンミラー36と、当該ポリゴンミラー36によって走査されるレーザービームを、感光体ドラム34上に露光するための図示しないf−θレンズやミラー37、38等から構成されている。上記感光体ドラム34は、ROS33による画像露光に先立って、帯電ロールやスコロトロン等からなる一次帯電器39によって、所定極性の所定の電位に一様に帯電された後、上述したように、ROS33によって原稿の画像が露光され、静電潜像が形成される。上記感光体ドラム34上に形成された静電潜像は、現像装置40によって現像されてトナー像となる。このトナー像は、転写コロトロン41の帯電によって記録媒体としての記録用紙42上に転写されるとともに、当該トナー像が転写された記録用紙42は、分離コロトロン43の除電によって感光体ドラム34から分離される。上記感光体ドラム34からトナー像が転写される記録用紙42は、複写機本体21の内部に複数配設された給紙手段としての給紙トレイ44、45、46、47のいずれかより、給紙ロール50によって給紙され、搬送ロール51及びプリレジロール52を介して、レジストゲート53まで一旦搬送されて停止する。そして、上記記録用紙42は、感光体ドラム34の表面に形成されるトナー像と同期して開くレジストゲート53を通過して、当該レジストゲート53の下流側に配設されたレジストロール54によって、感光体ドラム34の表面へと搬送され、上述したように、当該感光体ドラム34の表面に形成されたトナー像が転写された後、感光体ドラム34の表面から分離される。
上記複数の給紙トレイ44、45、46、47のうち、給紙トレイ44、45は、大サイズの用紙を収容するものであり、給紙トレイ46、47は、小サイズの用紙を大量に収容する大容量トレイとなっている。
上記感光体ドラム34の表面から分離された記録用紙42は、定着装置55へと搬送され、当該定着装置55によって記録用紙42上に熱及び圧力でトナー像が定着される。このトナー像が定着された記録用紙42は、定着装置55の出口ロール56によって、通常の片面複写の場合には、そのまま排出ロール57により機外に排出される。また、両面複写の場合には、片面にトナー像が定着された記録用紙42は、そのまま排出ロール57によって機外に排出されずに、反転ゲート59によって下向きに搬送方向が変更され、3つのロールが圧接されたトリロール60及び反転ロール61によって、反転通路62へと一旦搬送される。そして、上記記録用紙42は、今度は逆転する反転ロール61及び両面ロール63によって両面用通路64へと搬送され、この両面用通路64からプリレジロール52を介して、レジストゲート53まで一旦搬送されて停止し、上述したように、当該レジストゲート53及びレジストロール54によって感光体ドラム34上のトナー像と同期して搬送され、トナー像の転写・定着工程が行われた後、排出ロール57によって機外に排出される。
なお、トナー像の転写工程が終了した後の感光体ドラム34の表面は、クリーニング装置65によって残留トナーや紙粉等が除去され、次の画像形成工程に備える。
図3は上記の如く構成されるデジタル複写機の画像形成部を拡大して示したものである。
感光体ドラム34は、帯電ロールやスコロトロンからなる一次帯電器39によって、所定極性の所定の電位に一様に帯電された後、当該感光体ドラム34の表面には、ROS33によって原稿などの画像が走査露光され、静電潜像が形成される。この感光体ドラム34上に形成された静電潜像は、現像装置40によって現像されてトナー像となり、このトナー像は、転写前帯電器66による補助帯電を受けた後、前述したように、所望の給紙トレイ44〜47から給紙・搬送される記録用紙42上に、転写コロトロン41の帯電によって転写されるとともに、当該トナー像が転写された記録用紙42は、分離コロトロン43の除電によって感光体ドラム34上から分離される。この感光体ドラム34上から分離された記録用紙42は、定着装置55へ搬送され、当該定着装置55によってトナー像が定着されて、片面複写の場合には、そのまま機外に排出され、両面複写の場合には、裏面への画像形成工程が繰り返される
なお、トナー像の転写工程が終了した後の感光体ドラム34の表面は、クリーニング装置65のクリーニングブラシ67等によって残留トナーや紙粉等が除去された後、イレーズランプ68による露光を受け、残留電荷が消去されて、次の画像形成工程に備えるようになっている。
図1はこの発明の実施の形態1に係る用紙後処理装置を示すものである。
この用紙後処理装置1には、図1に示すように、画像形成装置2で画像が形成され、インターフェイスモジュール4を通過した用紙42を導入する導入口71が、その左側面に設けられている。この導入口71の内側には、用紙後処理装置1の内部に導入された用紙42に対して、パンチ処理や端綴じ処理などを行うための第1の用紙搬送路72と、用紙後処理装置1の内部に導入された用紙に対して、中綴じや中折り等の処理を行うための第2の用紙搬送路73とが分岐した状態で設けられている。また、これら第1の用紙搬送路72と第2の用紙搬送路73の分岐位置には、用紙後処理装置1の内部に導入された用紙42を、第1の用紙搬送路72と第2の用紙搬送路73とに分岐させるブックレットゲート74が配設されている。そして、上記第1の用紙搬送路72には、用紙42を水平な用紙搬送路72に沿って搬送するための導入ロール75が設けられている。また、上記導入ロール75の下流側には、当該導入ロール75によって搬送されるとともに、この導入ロール75によって適宜逆送され、図示しない突き当て部に後端部が突き当てられて、スキューが補正された用紙42の所定位置に対して、パンチ処理を施す穿孔手段としてのパンチユニット76が配設されている。このパンチユニット76の下方には、パンチ屑を収容する少容量のダストボックス88が配設されている。さらに、上記パンチユニット76の下流側は、2つの用紙搬送路77、78に分岐されており、当該用紙搬送路77、78の分岐位置には、出力ゲート79が配設されている。上記用紙搬送路77、78のうち、上方に分岐した用紙搬送路77は、必要に応じてパンチ処理を施した用紙42や、画像が形成された用紙42をそのままトップトレイ80に排出するためのものである。一方、上記用紙搬送路77、78のうち、下方に分岐した用紙搬送路78は、用紙42を端部で綴じた後、排出するためのものである。この下方に分岐した用紙搬送路78には、ステープラー86によって端綴じ処理を施す際に、当該端綴じ処理に要する時間だけ、次に搬送されてくる用紙42を保持するバッファー用のロール81が配設されている。このバッファー用のロール81は、用紙搬送路73を搬送されてくる用紙42を、外周に巻き付けた状態で一時的に保持し、次に搬送されくる用紙42と互いに先端を一致させた状態で送り出すように構成されている。なお、上記バッファー用のロール81の出口には、当該バッファー用のロール81に巻き付けた用紙42を、排出するための排出ゲート81aが設けられている。
また、上記上方に分岐した用紙搬送路77には、搬送ロール82と、トップ排出ロール83が配設されており、必要に応じて穿孔処理を施した用紙42や、画像が形成された用紙42等をそのままトップトレイ80に排出するように構成されている。
さらに、上記下方に分岐した用紙搬送路78は、用紙42に対して一端縁に沿った綴じ処理や角部に綴じ処理を施したり、複数枚の用紙42をセット毎にオフセットさせた状態で排出するためのものである。この用紙搬送路78には、上述したバッファー用のロール81と、コンパイル排出ロール84とが配設されており、当該コンパイル排出ロール84によって用紙42を順次コンパイルトレイ85上に排出するようになっている。さらに、上記コンパイルトレイ85上に整列された所定枚数の用紙42は、必要に応じて、ステープラー86によって綴じ処理が施された後、排出手段としての上下一対の排出ロール87によってオフセットする排出トレイとしてのスタックトレイ89上に排出される。上記用紙42には、図4に示すように、ステープラー86によって、種々の綴じ処理が可能となっている。
また、上記コンパイルトレイ85の基端部には、用紙42の基端部を突き当てるガイド部材90が退避可能に配設されているとともに、用紙42を整列するパドル91が回転可能に配設されている。さらに、上記コンパイルトレイ85の中間部には、用紙42を幅方向に整列するタンパー92が図面に垂直な方向に移動可能に配設されている。また、上記コンパイルトレイ85の先端部には、用紙42を整列する補助パドル93と、用紙束を案内する出没可能なシェルフ部材94が配設されている。又さらに、上記スタックトレイ89の基端部には、当該トレイ89上に排出される用紙42の基端部を押さえる押さえ部材としてのクランパー95が回動可能に配設されている。
なお、上記排出手段としての上方の排出ロール87と補助パドル93は、所定のタイミングで、下方に移動可能となっている。
また、上記パンチユニット76の上流側から分岐した用紙搬送路73には、その下方に、用紙42を整列する整列手段としての整列トレイ96上に排出するための排出ロール97が設けられているとともに、前記整列トレイ96の下端部には、用紙42の下端部を突き当てるエンドガイド98が上下方向に移動可能に設けられている。さらに、上記整列トレイ96の中間部には、中綴じ手段としての中綴じ用のステープラー99と、用紙42を整列させる図示しないタンパーを駆動するタンパー駆動部100と、整列された用紙42を中央部で2つに折る折りナイフ部101とが配設されている。そして、上記整列トレイ96上で整列された用紙42は、折りナイフ部101と2組の折りロール102によって、中央部で2つに折られた後、出口ロール103によってブックトレイ104上に排出されるように構成されている。なお、105は整列トレイ96の上下に設けられて用紙42を整列させるためのパドルを示している。
ところで、この実施の形態に係る用紙後処理装置では、用紙に対して穿孔処理を施す穿孔手段と、前記穿孔手段の直下に配置され、当該穿孔手段によって穿孔処理されたパンチ屑を収容する標準のパンチ屑収容容器とを備えた用紙後処理装置において、前記穿孔手段の下方に配置される後処理手段に代わって、大容量のパンチ屑収容容器を配設可能に構成するとともに、前記標準のパンチ屑収容容器が装着されていた部分を、前記穿孔手段によって穿孔処理されたパンチ屑を大容量のパンチ屑収容容器へと導く通路とするように構成されている。
また、この実施の形態では、前記穿孔手段の下方に配置される後処理手段が、中綴じ及び中折り手段であるように構成されている。
すなわち、図1に示す用紙後処理装置1は、標準タイプの用紙後処理装置を示している。この用紙後処理装置1では、図1に示すように、穿孔手段としてのパンチユニット76の下部に、標準のパンチ屑収容容器としてのダストボックス88が配設されているとともに、当該標準のダストボックス88の下方には、排出ロール97及びパドル105、あるいは斜めに傾斜した状態で配置された整列トレイ96や、中綴じ手段としての中綴じ用のステープラー99、タンパー駆動部100、折りナイフ部101などが配設されている。
ところで、この実施の形態に係る用紙後処理装置1は、ユーザーの様々な要求に対応することが可能となっており、中綴じや中折り処理は、ほとんど使用せず、用紙に対して大量に穿孔処理を施すというユーザーの要求に応えることが可能となっている。
そのため、上記用紙後処理装置1では、図1に示すように、中綴じや中折り処理を行うための整列トレイ96や、中綴じ手段としての中綴じ用のステープラー99、タンパー駆動部100、折りナイフ部101、あるいはブックレットトレイ104などが一体的にユニット化されており、用紙後処理装置1の組み立て時に、当該用紙後処理装置1から一体的に着脱可能となっている。
そして、上記用紙後処理装置1には、図4及び図5に示すように、排出ロール97及びパドル105が取り付けられていた位置に、大容量のパンチ屑収容容器としてのダストボックス110を取り付けるための取付用ブラケット111が、ネジ止め等の手段によって装着されている。この取付用ブラケット111は、図6に示すように、ステンレス等の板金を所定の形状に折曲することによって形成されており、左右両側に奥側から手前側に伸びた状態で配置され、ダストボックス110上部の両端縁を係止する左右の両サイドパネル111aを備えている。これら左右の両サイドパネル111aの下端部111bは、内側に折り曲げられており、ダストボックス110上部の両端縁110aを係止した状態で、当該ダストボックス110を取り付けるように構成されている。
また、上記大容量のダストボックス110は、図7に示すように、合成樹脂等によって上端部が開口された大きな直方体状の箱形に形成されており、大容量のダストボックス110の上端部には、取付用ブラケット111に取り付けるためのフランジ部110aが、左右両側に突設されている。さらに、上記大容量のダストボックス110の手前側には、把手110bが設けられているとともに、その奥側には、取付用ブラケット111に係止するための突起110cが設けられている。
さらに、上記大容量のダストボックス110の上部には、カバー113が被着されている。このカバー113は、図8に示すように、ダストボックス110と同じ合成樹脂等によって、上端部及び下端部が開口した正面略台形の箱状に形成されている。また、上記カバー113の内部は、複数設けられた仕切り板113aによって、複数の空間に仕切られており、パンチユニット76から排出されるパンチ屑を均等にダストボックス110内に収容することが可能となっている。
又、上記パンチユニット76の下方には、図5に示すように、当該パンチユニット76から排出されるパンチ屑を、大容量のダストボックス110へと導く通路を形成するパンチ屑ガイド114が配設されている。このパンチ屑ガイド114は、図9に示すように、ダストボックス110と同じ合成樹脂等によって、上端部114aの右側面114a' がテーパー状に幅広く開口し、下端部114bの幅が狭く直線状に開口した略ロート状に形成されている。上記パンチ屑ガイド114には、その上端部114aの左右両側に突出したフランジ部114cが設けられており、標準のダストボックス88が取り付けられる凹部115に嵌合固定されるように構成されている。また、上記パンチ屑ガイド114の内部は、長手方向に沿って、複数枚の仕切り板114dによって仕切られており、パンチ屑が連続して大量に排出される場合であっても、その長手方向に沿って略均一に排出されるようになっている。
以上の構成において、この実施の形態に係る用紙後処理装置では、次のようにして、大量のパンチ処理を実行するユーザーであっても、パンチ屑を頻繁に捨てる煩雑さを回避することができ、しかも、装置の大型化や設計コストのアップを招くことのない用紙後処理装置を提供することが可能となっている。
すなわち、この実施の形態に係る用紙後処理装置1では、図1に示すように、パンチユニット76と、端綴じ用のステープラー86と、中綴じ用のステープラー99と、折りナイフ部101と、ブックレットトレイ104等を備えた標準タイプと、図4に示すように、パンチユニット76と、端綴じ用のステープラー86と、大容量のダストボックス110等を備えた拡張タイプとを備えている。
上記拡張タイプの用紙後処理装置1を希望するユーザーに対しては、用紙後処理装置1を工場で組み立てる際に、中綴じ用のステープラー99と、折りナイフ部101と、ブックレットトレイ104等のユニットを取り付けず、これらのユニットの代わりに、大容量のダストボックス110を取り付けるようになっている。上記大容量のダストボックス110の取り付けは、中綴じ用のステープラー99と、折りナイフ部101と、ブックレットトレイ104等のユニットを取り付けず、代わりに、取付ブラケット111を取り付けるとともに、標準のダストボックス88の位置に、パンチ屑ガイド114を装着するだけで完了する。
このように、上記実施の形態に係る用紙後処理装置1では、図4に示すように、大量のパンチ処理を実行するユーザーであっても、中綴じ用のステープラー99や折りナイフ部101等のユニットの代わりに、大容量のダストボックス110を取り付けるだけで、パンチ屑を頻繁に捨てる煩雑さを回避することができ、しかも、装置の大型化や設計コストのアップを招くことのない用紙後処理装置を提供することが可能となっている。
図1はこの発明の実施の形態1に係る用紙後処理装置を示す構成図である。 図2はこの発明の実施の形態1に係る用紙後処理装置を適用した画像形成装置を示す全体構成図である。 図3は画像形成装置の画像形成部を示す構成図である。 図4はこの発明の実施の形態1に係る用紙後処理装置の他の使用態様を示す構成図である。 図5はこの発明の実施の形態1に係る用紙後処理装置の他の使用態様の要部を示す構成図である。 図6は取付用ブラケットを示す斜視構成図である。 図7は大容量のダストボックスを示す斜視構成図である。 図8は大容量のダストボックスのカバーを示す斜視構成図である。 図9はパンチ屑ガイドを分解した状態を示す斜視構成図である。
符号の説明
1:用紙後処理装置、42:用紙、88:標準のダクトボックス、96:整列トレイ、99:中綴じ用のステープラー、101:中折り用のナイフ部、110:大容量のダストボックス、111:取付用ブラケット。

Claims (2)

  1. 用紙に対して穿孔処理を施す穿孔手段と、前記穿孔手段の直下に配置され、当該穿孔手段によって穿孔処理されたパンチ屑を収容する標準のパンチ屑収容容器と、前記穿孔手段の下方に配置される後処理手段を含み、用紙の搬送経路が異なる穿孔手段以外の複数の後処理手段とを備えた用紙後処理装置において、
    前記穿孔手段の下方に配置される後処理手段は、一体的にユニット化されて前記用紙後処理装置から一体的に着脱可能であり、
    前記穿孔手段の下方に配置される後処理手段に代えて大容量のパンチ屑収容容器を配置する場合には、前記穿孔手段の下方に配置される後処理手段に代えて大容量のパンチ屑収容容器を配置するとともに、前記標準のパンチ屑容器に代えて前記穿孔手段によって穿孔処理されたパンチ屑を前記大容量のパンチ屑収容容器へと導くパンチ屑ガイドを配置したことを特徴とする用紙後処理装置。
  2. 請求項1に記載された用紙後処理装置において、前記穿孔手段の下方に配置される後処理手段が、中綴じ及び中折り手段であることを特徴とする用紙後処理装置。
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