JP4616879B2 - 軸受装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ピン結合により構成される軸受装置に関するものであり、特に、例えば油圧ショベル、クレーン等の土木建設機械に装備される作業装置の軸受装置に関するものである。
一般に、例えば、油圧ショベル等に用いられる軸受装置では、左右一対のブラケット部材間にボス部材を配設し、一対のブラケット部材とボス部材とにそれぞれ嵌着されたブッシュ内に連結ピンを挿嵌した構成を備えている。これにより、連結ピンによって、ボス部材と各ブラケット部材とを回動可能に連結することができる。
従来から用いられているこのような軸受装置は、例えば、油圧ショベルの場合には、作業装置を構成するブーム、アーム、バケット等の各連結部に設けられている。例えば、アームとバケットとの連結部においては、アームの先端側に設けたボス部材と、バケットに設けた各ブラケット部材とを連結ピンを介して回動可能に連結した構成となっている。
ボス部材および一対のブラケット部材にそれぞれ嵌着されたブッシュと連結ピンとの摺動面間には、グリス等の潤滑油が供給されており、ボス部材および一対のブラケット部材の回動を滑らかにしている。このような軸受装置において、連結ピンがブッシュから抜け出るのを防止するため、抜止め用のストッパプレートを一対のブラケット部材の端部に設けた軸受装置(特許文献1参照)が提案されている。
図5は、特許文献1に記載された軸受装置の断面図を示している。左右一対のブラケット部材54は、図示しない油圧ショベルのバケットの外側に突設されている。一対のブラケット部材54間には、アームボス52が配設されている。アームボス52のブッシュ嵌合穴52A内には、第1ブッシュ55が嵌着されている。同第1ブッシュ55の内周側には、連結ピン59との摺動面55Aが形成されている。アームボス52と連結ピン59との間には、シール部材56が装着され、前記摺動面55Aは、シール部材56によってシールされている。
前記一対の各ブラケット部材54のブッシュ嵌合穴54Aには、第2ブッシュ57が嵌着されている。同第2ブッシュ57の内周側には、連結ピン59との摺動面57Aが形成されている。各ブラケット部材54と連結ピン59との間には、シール部材58が装着され、前記摺動面57Aは、シール部材58によってシールされている。
また、各ブラケット部材54には、アームボス52と対向する内面側に環状板54Bが固着されている。各ブラケット部材54の外面側には、連結ピン59の抜止めを行う一対のストッパプレート60がそれぞれ取付けられている。
連結ピン59は、各ブラケット部材54の外面側間の間隔よりも短尺な所定の軸方向長さに形成されている。連結ピン59の軸方向における中間部が、第1ブッシュ55内に摺動可能に挿嵌されている。そして、連結ピン59の軸方向における両端側が、第2ブッシュ57内に摺動可能に挿嵌されている。連結ピン59の内部には、両端側が一対の油溜め室62に連通した軸方向の油通路59Aと、同油通路59Aから放射方向に延びる複数の油通路59Bとが形成されている。
前記各ストッパプレート60は、複数のボルト61によって各ブラケット部材54の外面側に締着されている。そして、左右一対のストッパプレート60は、各ブラケット部材54のブッシュ嵌合穴54Aを閉塞し、連結ピン59を各第1ブッシュ55、第2ブッシュ57内に抜止め状態に保持している。各ブラケット部材54にそれぞれ当接するストッパプレート60の内面には、環状の油溝60Aと、同油溝60Aの外周側に位置したOリング溝60Bとが形成されている。
また、左右一対のストッパプレート60と連結ピン59の両端との間には、油溜め室62が形成されている。各油溜め室62には、第1ブッシュ55、第2ブッシュ57のそれぞれの摺動面55A、摺動面57Aと連結ピン59との間に供給される潤滑油が収容されている。アームボス52と各ブラケット部材54の環状板54Bとの間には、Oリング66が配設されている。
一対の油溜め室62に収容されている潤滑油は、連結ピン59の両端側から第2ブッシュ57との摺動面57Aに供給され、また、連結ピン59の油通路59A,59Bを介して第1ブッシュ55との摺動面55Aに供給される。潤滑油は、給脂用ニップル53を取外した後で給脂通路52Bから注入されることで、油通路59A,59Bを介して一対の油溜め室62にそれぞれ補給される。
特開平11−37138号公報
特許文献1に示す軸受装置では、給脂用ニップル53を取外して給脂通路52Bから潤滑油を注入する。注入された潤滑油の一部は、油通路59B,59Aを通って、油溜め室62に溜まり、さらに油溜め室62から摺動面57Aに供給される。一方、給脂通路52Bから注入された潤滑油の一部は、摺動面55Aを通ってシール部材56に到る。
しかしながら、摺動面55Aと連結ピン59との間隙が狭い上に、同間隙はシール部材56によって袋小路の行き止まり状態となっている。従って、注入された潤滑油は、摺動面55Aを通ってシール部材56まで供給されるよりも、給脂通路52Bに導通している油通路59Aおよび油通路59Bを通って一対の油溜め室62に供給されてしまう。このため、給脂通路52Bから補充する潤滑油の油圧を高めても、潤滑油は、摺動面57Aを通ってシール部材58に到り、シール部材58から漏れ出してしまう。結局、潤滑油は、上述したOリング66から外部に流出してしまうことになり、問題であった。
本願発明の課題は、第1ブッシュの摺動面および第2ブッシュの摺動面と連結ピンとの間に潤滑油を満遍なく供給することのできる軸受装置を提供することにある
の発明に係る軸受装置は、一対のブラケット部材と、ボス部材と、第1ブッシュと、第2ブッシュと、連結ピンと、一対の油溜め室と、給脂通路と、略円環状の油溜めと、一対の第1シール部材と、第1通路と、第2通路と、一対の第2シール部材と、を備えている。ボス部材は、同一対のブラケット部材間に配設されている。第1ブッシュは、ボス部材の内周面に嵌着されている。第2ブッシュは、一対のブラケット部材の内周面にそれぞれ嵌着されている。連結ピンは、第1ブッシュと第2ブッシュとに互いに摺動可能な状態で挿嵌され、一対のブラケット部材とボス部材とを互いに相対回転可能な状態で連結する。油溜め室は、連結ピンの両端部にそれぞれ形成され、潤滑油が収容される。給脂通路は、ボス部材における径方向に沿って形成され、潤滑油を供給する供給管に接続される。略円環状の油溜めは、給脂通路に連通し、連結ピンの外周面とボス部材の面との間において、周方向に沿って形成されており、給脂経路から供給された潤滑油が充填される。一対の第1シール部材は、第1ブッシュの軸方向外側に配設されており、油溜めから供給され、第1ブッシュと連結ピンとの間の第1摺動面間に充填される潤滑油のシールを行う。第1通路は、連結ピンにおける外周面から径方向内向きに形成され、第1摺動面間から潤滑油が供給される。第2通路は、連結ピンの軸方向に沿って形成され、第1通路および一対の油溜め室に連通し、第1通路から潤滑油が供給されるとともに油溜め室に対して潤滑油を供給する。一対の第2シール部材は、第2ブッシュの軸方向内側にそれぞれ配設され、油溜め室から第2ブッシュと連結ピンとの間の第2摺動面間に充填される潤滑油のシールを行う。
ここでは、給脂通路から注入された潤滑油を、連結ピン外周面に対峙したボス部と第1ブッシュとにより形成された環状の油溜め、または第1ブッシュ内周面の周方向に形成された環状の油溜めに供給することができ、同環状の油溜めから連結ピンの全周方向に亘って供給することができる。しかも、油溜めから連結ピンの全周方向に亘って供給された潤滑油は、連結ピンにおける第1シール部材近傍の内側に形成した第1通路により取り出されて、油溜め室に供給することができる。このとき、油溜めからの潤滑油を第1通路から油溜め室に供給する構成によって、油溜めから供給された潤滑油は、第1ブッシュと連結ピンとの間の第1摺動面間を満遍なく供給されることになる。
しかも、第1ブッシュと連結ピンとの間(第1摺動面間)に供給された潤滑油は、第1シール部材によって外部に流出することが防止されているので、潤滑油は第1ブッシュと連結ピンとの間(第1摺動面間)を満遍なく潤滑しながら、第1通路および第2通路を通って油溜め室に供給されることになる。油溜め室に導入された潤滑油は、第2ブッシュと連結ピンとの間(第2摺動面間)に満遍なく供給されて第2シール部材に作用する潤滑油の油圧が所望の圧力以上となったときには、第2シール部材を通ってブラケット部材とボス部材との間から外部に流出する。
なお、環状の油溜めとしては、第1ブッシュの内周面に形成することもできる。また、第1ブッシュを左右一対のブッシュとして構成し、左右一対のブッシュとボス部との間で環状の油溜めを形成することもできる。
さらに、第2通路としては、一対の第1通路と一対の油溜め室とをそれぞれ連通する構成とすることも、一対の第1通路と連通するとともに一対の油溜め室間を連通する構成とすることもできる。特に、第2通路として一対の油溜め室間を連通する構成とすることにより、一対の油溜め室間における連結ピンの軸方向に作用する油圧の油圧バランスをとることができる。
の発明に係る軸受装置は、第1の発明に係る軸受装置であって、第1通路が、連結ピンの中心軸から放射方向に複数形成されている。
これにより、各油通路の間隔を等間隔に形成して、連結ピンに対してラジアル方向の油圧バランスをとることができる。また、連結ピンと第1ブッシュおよび第2ブッシュとのそれぞれの間(第1・第2摺動面間)の間隙を連結ピンの周方向全面に亘って略均等の間隔として構成することができる。
の発明に係る軸受装置は、第1またはの発明に係る軸受装置であって、第1シール部材は、油溜め側に向けて屈曲して配設された舌片を有している。
ここでは、各第1シール部材の舌片を油溜め側に向けて屈曲した配置構成となるように配設することによって、油溜めから第1ブッシュの摺動面と連結ピンの周面との間に供給された潤滑油が、外部に流出することなく確実に閉塞しておくことができる。しかも、油溜めと油溜め室とを液密状態にて連通することができる。
の発明に係る軸受装置は、第1から第の発明のいずれか1つに係る軸受装置であって、第2シール部材は、潤滑油の外部への流出側に向けて屈曲して配設された舌片を有している。
ここでは、第2シール部材の配置構成によって、油溜め室から第2ブッシュと連結ピンとの間(第2摺動面間)に供給された潤滑油をシールすることができるとともに、第2シール部材に作用する潤滑油の油圧が所定の圧力以上となったときには、第2シール部材から外部に潤滑油を流出させることができる。
特に、給脂通路から潤滑油が補充されたときには、第2シール部材を通って外部に潤滑油が流出した状態を検出することで、潤滑油が軸受装置内に所望量補充されたことを確認することができる。
第2シール部材は、第2ブッシュと連結ピンとの間に配設することも、第2ブッシュとボス部材との対峙面間に配設することもできる。第2シール部材としては、潤滑油の漏れ防止と、外部から塵等が連結ピンと第1ブッシュ、第2ブッシュとの間(第1・第2摺動面間)に侵入するのを防止することができる。
また、本願発明では油溜めと油溜め室とを設けているので、第1ブッシュおよび第2ブッシュの摺動面と連結ピンとの間隙に潤滑油を常に供給しておくことができる。
の発明に係る軸受装置は、第1から第の発明のいずれか1つに係る軸受装置であって、第1通路は、連結ピンにおける第1シール部材近傍の油溜め側の部位にそれぞれ形成されている。
これにより、第1シール部材の近傍にまで導入された後、第1通路へと潤滑材が導入されていく構成であるため、第1ブッシュと連結ピントの間の隙間に十分に潤滑剤を行き渡らせることができる。
の発明に係る軸受装置は、第1から第の発明のいずれか1つに係る軸受装置であって、一対のブラケット部材の外側両端部に設けられた一対のストッパプレートを、さらに備えている。
これにより、ストッパプレートと連結ピンの両端面との間に油溜め室を形成するとともに、ストッパプレートによって連結ピンが軸方向に移動して抜けてしまうことを防止することができる。
本発明の一実施形態に係る軸受装置を搭載した油圧ショベルの側面図である(実施例)。 図1のII−II断面図である(実施例)。 図2の部分拡大図である(実施例)。 図2のIV−IV断面図である(実施例)。 従来の軸受装置の断面図である(従来例)。
1 油圧ショベル
3 上部旋回体
4 作業機
6 履帯
9 ブーム
10A 軸受装置
10B 軸受装置
11 アーム
12 ボス部
12a ブッシュ嵌合孔
13 第1ブッシュ
13a 摺動面(第1摺動面)
15 バケット
16 ブラケット部材
16a ブッシュ嵌合孔
18 第2ブッシュ
18a 摺動面(第2摺動面)
20 連結ピン
21 ストッパプレート
22 第1シール部材
23 第2シール部材
25 油溜め室
26 油溜め
31 第1通路
32 第2通路
52 アームボス
52A ブッシュ嵌合孔
54 ブラケット部材
54A ブッシュ嵌合孔
54B 環状板
55 第1ブッシュ
55A 摺動面
56 シール部材
57 第2ブッシュ
57A 摺動面
58 シール部材
59 連結ピン
59A 油通路
59B 油通路
60 ストッパプレート
62 油溜め室
本発明の好適な実施の形態について、添付図面に基づいて以下において具体的に説明する。本願発明の軸受装置の構成として油圧ショベルを例にとって説明するが、本願発明の軸受装置は油圧ショベルの用いられる軸受装置に限定されるものではなく、ピン結合により構成される軸受装置に対して広く適用することができるものである。
また、以下で説明する形状、配置構成以外にも本願発明の課題を解決することができる形状、配置構成であれば、それらの形状、配置構成を採用することができるものである。このため、本発明は、以下に説明する油圧ショベルの実施例に限定されるものではなく、多様な変更が可能である。
図1は、本発明の実施例に係わる油圧ショベルを示す側面図である。下部走行体2には、旋回装置5を介して、作業機4を備えた上部旋回体3が旋回可能に搭載されている。下部走行体2には、左右にサイドフレーム8が装着されている。サイドフレーム8には、図示しない駆動モータによって回転駆動される駆動輪7aと従動輪7bとが配設されている。また駆動輪7aと従動輪7bとの間には、履帯6が巻装されている。
上部旋回体3には、図示しない軸受装置を介してブーム9が回動自在に支持されており、油圧シリンダ37の作動によってブーム9が回動される。ブーム9の先端側には、軸受装置10Aを介してアーム11が回動自在に支持されており、油圧シリンダ38の作動によってアーム11が回動される。また、アーム11の先端側には、軸受装置10Bを介してバケット15が回動自在に支持されており、油圧シリンダ39の作動によってバケット15が回動される。
各軸受装置10A、10B等は、ピン結合により構成された軸受装置が用いられている。なお、ブーム9を回動自在に支持する軸受装置、アーム11をブーム9に対して回動自在に支持する軸受装置10Aの構成についても、以下で説明する軸受装置10Bと同様の構成を有している。このため、以下における軸受装置の説明としては、アーム11とバケット15とを回動自在に連結する軸受装置10Bの構成を例に挙げて説明することとする。
図2は、図1における軸受装置10BのII−II断面図を示している。
軸受装置10Bは、アーム11の先端側に設けたボス部材12とバケット15に突設された一対のブラケット部材16とを連結ピン20によって回動可能に連結した構成を有している。即ち、ボス部材12がアーム11の先端部側に設けられ、ボス部材12がバケット15に突設された一対のブラケット部材16の間に介装されている。
ボス部材12の軸方向に形成されているブッシュ嵌合孔12には、第1ブッシュ13が嵌合されている。第1ブッシュ13は、油溜め26を挟んで左右一対に形成されている。油溜め26は、第1ブッシュ13における左右一対のブッシュ間とボス部材12の内周面とによって形成した環状溝によって形成されている。また、油溜め26は、ボス部材12に形成した給脂通路30と連通している。
なお、図2では、油溜め26を、第1ブッシュ13の左右一対のブッシュ間とボス部材12の内周面とによって形成した構成を例示しているが、油溜め26を第1ブッシュ13の内周面に形成し、同油溜めをボス部材12に形成した給脂通路とを連通させた構成とすることもできる。
給脂通路30に連通した供給管33の開口部には、着脱自在のニップル34が配設されている。供給管33の開口部側は、アーム11に配設されている。ニップル34を外して、図示しない潤滑油供給装置を供給管33に接続することで、供給管33、給脂通路30を介して油溜め26に潤滑油を供給することができる。
左右一対のブラケット部材16の両側には、それぞれスペーサ部材17が固着されている。これにより、スペーサ部材17によってボス部材12とブラケット部材16との間隔を調整することができる。なお、スペーサ部材17は、ブラケット部材16の両側に設ける代わりに、ブラケット部材16片側に設けておくこともできる。
各ブラケット部材16の外面側には、ストッパプレート21が軸受部分に密閉状態を形成するようにそれぞれボルト36によって固定されている。また、各ブラケット部材16の軸方向には、ブッシュ嵌合孔16aがそれぞれ形成されている。各ブッシュ嵌合孔16aには、第2ブッシュ18が嵌合されている。第1ブッシュ13および第2ブッシュとしては、例えば金属材料製のブッシュや潤滑油を含浸させた多孔質焼結金属等から形成された油含浸ブッシュ等を用いることができる。
連結ピン20は、第1ブッシュ13と第2ブッシュ18とを貫通して互いに摺動可能に挿嵌されている。図2のIV−IV断面図である図4に示すように、第1ブッシュ13の内周面により構成される摺動面(第1摺動面)13aおよび第2ブッシュ18の内周面により構成される摺動面(第2摺動面)18aと連結ピン20の外周面(第1・第2摺動面)との間には、間隙が形成されている。連結ピン20の軸方向への移動は、各ストッパプレート21によって規制される。また、各ストッパプレート21によって連結ピン20の抜止めを防止している。なお、実施例を示している図4では、間隙を説明し易くするため、間隙の大きさを誇張して示している。
第1ブッシュ13の油溜め26から離間した両端部には、第1シール部材22が配設されている。第1シール部材22は、摺動面13aと連結ピン20との間におけるシールを行う。また、各第2ブッシュ18の油溜め26側の端部には、第2シール部材23が配設されている。第2シール部材23は、摺動面18aと連結ピン20との間におけるシールを行う。
第1シール部材22は、図2に示す例では、第1シール部材22の舌片22aが2層構造となったシール部材を示しているが、第1シール部材22としては、舌片22aが1層構造のものや多層構造のものを用いることもできる。また、第2シール部材23の舌片23aについても、1層構造以外にも多層構造の舌片とすることもできる。第1シール部材22、第2シール部材23の構成については、図2の2点鎖線で囲んだ部分についての部分拡大図である図3に詳しく示している。
また、第2シール部材23としては、第2ブッシュ18の摺動面18aと連結ピン20との間におけるシールを行う構成を示している。しかし、第2シール部材23の配置構成としては、摺動面18aと連結ピン20との間でのシールを行う構成に限定されるものではなく、第2ブッシュ18と第1ブッシュ13との間においてそれぞれの端面が対峙する間隙をシールする構成とすることもできる。
連結ピン20において、第1シール部材22の近傍の油溜め26側の部位にはそれぞれ第1通路31が連結ピン20の径方向に複数形成されている。図2のIV−IV断面図である図4に示すように、複数個形成された第1通路31は、連結ピン20の中心軸から径方向に等間隔に形成されている。第1通路31は、径方向に等間隔で複数形成され、しかも連結ピン20の中心断面から等間隔の距離に左右一対形成されている。このため、連結ピン20に作用する潤滑油の油圧に対して、連結ピン20の径方向および軸方向における油圧バランスをとることができる。
連結ピン20の中心には、一対の第1通路31と連通する第2通路32が形成されている。第2通路32として、図2では連結ピン20の両端部間を軸方向に連通した構成を示しているが、第2通路32を連結ピン20の両端部間を連通した構成とせずに、連結ピン20の各端部から同端部側に形成した第1通路31とを連通する構成とすることもできる。特に、第2通路32を連結ピン20の両端部間を連通させた構成とすることにより、連結ピン20の両端部に作用する潤滑油による軸方向への押圧力をバランスさせることができる。
各ストッパプレート21の内面には、油溜め室25が形成されている。そして、同油溜め室25は、第2通路32と連通している。また、ブラケット部材16に固定したスペーサ部材17と当接する各ストッパプレート21の内面には、環状の油溝27が第2ブッシュ18を囲繞する形で形成されている。
図示例では、ストッパプレート21の内面に油溝27を形成した例を示しているが、ストッパプレート21の内面における油溝27の外周側に、さらにOリング等を配設することもできる。また、油溝27やOリングをストッパプレート21の内面に形成する代わりに、ブラケット部材16に固定したスペーサ部材17の面に形成してもよい。
これにより、油溝27やOリングによって、油溜め室25からストッパプレート21とブラケット部材16に固着したスペーサ部材17との間を通って外部に流出する潤滑油を捕捉することができる。
図2および、特に、図3に示すように、各第1シール部材22において、それぞれの第1シール部材22の舌片22aが油溜め26側に屈曲した配置構成となっている。また、各第2シール部材23においては、それぞれの第2シール部材23の舌片23aが、油溜め26側に屈曲した配置構成となっている。
このため、油溜め26側から供給された潤滑油が、第1シール部材22によって第1ブッシュ13端面と第2ブッシュ18端面とが対峙する端面間の間隙から外部に流出するのを防止することができる。この結果、潤滑油を、第1通路31内に確実に導入することができる。また、第1シール部材22に作用する潤滑油の油圧が高くなって舌片22aを変形させた場合でも、舌片22aは密閉性を高める方向に変形することになることから、第1シール部材22からの潤滑油の流出を防止することができる。
また、第2シール部材23によって、油溜め室25から第2ブッシュ18の摺動面18aと連結ピン20の外周面との間に供給された潤滑油の油圧が第2シール部材23の舌片23aを変形させる圧力以上となったときには、潤滑油を第2シール部材23から流出させることができる。第2シール部材23から流出した潤滑油は、第1ブッシュ13端面と第2ブッシュ18端面とが対峙する端面間の間隙を通って外部に流出することができる。
第2シール部材23を通って潤滑油を外部に流出させることは、ニップル34を外して供給管33に潤滑油を注入したとき、注入完了状態を確認することができる。即ち、注入した潤滑油が軸受装置10B内に満遍なく供給され、油溜め室25内の潤滑油の油圧が所望の油圧状態となる。第2シール部材23に作用する潤滑油の油圧が舌片23aを変形させる圧力以上となった場合には、潤滑油は第2シール部材23を通って外部に流出することができる。そして、潤滑材の注入時には、外部に潤滑油が流出してきたことを確認することにより、注入が十分に行われたことを確認することができる。
本願実施例に係る軸受装置は、上述した構成を有するものであり、その作動については、次にその説明を行う。
図2に示すように、ニップル34を外して図示しない潤滑油供給装置から潤滑油を供給管33に供給すると、供給された潤滑油は、給脂通路30を通り油溜め26内に導入される。油溜め26内に充填された潤滑油は、図3の矢印で示すように、環状の油溜め26から連結ピン20の外周面と第1ブッシュ13の摺動面13aとの間隙に満遍なく供給される。
第1ブッシュ13の摺動面13aとの間隙に供給された潤滑油は、第1シール部材22によってその流出が妨げられ、図3の矢印で示すように、第1シール部材22の近傍に形成した第1通路31から第2通路32に向けて流入する。このとき、第1通路31が連結ピン20の径方向に等間隔で複数形成されているため、第1通路31への潤滑油の流入によって、連結ピン20が径方向に押圧されるのをバランスさせながら、第1通路31へ潤滑油を流入させることができる。
第1通路31から第2通路32に流入した潤滑油は、左右の油溜め室25の油圧をバランスさせながら、ストッパプレート21と連結ピン20との間から、第2ブッシュ18の摺動面18aと連結ピン20との間隙に潤滑油を供給する。摺動面18aと連結ピン20との間隙に供給された潤滑油の油圧が第2シール部材23の舌片を変形させる圧力になると、図3の点線で示す矢印のように、第2シール部材23を通って第1ブッシュ13端面と第2ブッシュ18端面とが対峙する端面間の間隙から外部に流出する。
潤滑油が第1ブッシュ13端面と第2ブッシュ18端面との間から流出したことを確認すると、供給管33に注入していた潤滑油供給装置からの潤滑油の供給を停止して、ニップル34を供給管33の開口部に締結する。
これにより、図1に示すように油圧シリンダ39を作動させてアーム11に対してバケット15を回動させるとき、連結ピン20によってアーム11とバケット15との回動を滑らかに行わせることができる。このとき、油溜め26からは、第1ブッシュ13の摺動面13aと連結ピン20の外周面との間に潤滑油を供給しておくことができる。また、左右一対の油溜め室25からは、摺動面13aと連結ピン20の外周面との間および第2ブッシュ18の摺動面18aと連結ピン20の外周面との間に潤滑油を供給することができる。
これにより、摺動面13aおよび摺動面18a全体を常に潤滑油で潤滑させておくことができる。この結果、連結ピン20と第1ブッシュ13および第2ブッシュ18との間に生じるがたつき等を確実に抑制して、長期間に亘って安定した軸受装置としての作動状態を維持しておくことができる。
また、第1ブッシュ13の摺動面13aと連結ピン20との間に供給される潤滑油が、第1シール部材22によって外部に流出しないよう構成されているので、常に、摺動面13aと連結ピン20との間に潤滑油が供給された状態としておくことができる。このため、特許文献1に記載された軸受装置のように、第1ブッシュの摺動面に潤滑油が供給されないという状態を確実に防止することができる。
さらに、ストッパプレート21に油溝27を形成しているので、ストッパプレート21とブラケット部材16に固定したスペーサ部材17との間から潤滑油が漏れ出るのを防止することができる。また、環状の油溝27によって、外部から土砂や水分等が油溜め室25内に侵入するのを防止することもできる。
ストッパプレート21によって連結ピン20の抜止めを防止しているので、連結ピン20の抜止め用の特別な構成が必要なく、軸受装置をコンパクトに構成することができる。
[他の実施形態]
(A)
上記実施形態では、第1通路31が、連結ピン20の中心軸から放射状に3つ、周方向において均等に形成された例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、第1通路が、連結ピンの中心軸から径方向に沿って1本形成された構成であってもよい。
ただし、周方向において均等になるように複数の第1通路を形成することで、連結ピンに対してラジアル方向の油圧バランスを容易にとることができ、また、連結ピンと第1ブッシュおよび第2ブッシュのそれぞれの摺動面との間隙を連結ピンの周方向全面に亘って略均等の間隔として構成することができるという点では、上記実施形態のような構成とすることがより好ましい。
(B)
上記実施形態では、連結ピン20の軸方向を水平方向に沿って配置した場合において、第1通路31が、左右対称になるように3本ずつ形成されている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、左右のいずれかの側の第1通路だけが形成されていてもよい。
ただし、第1通路を左右対称に形成することにより、潤滑剤を左右均等に充填させることができるという点では、上記実施形態のような構成とすることがより好ましい。
(C)
上記実施形態では、第1通路31が、第1シール部材22の近傍から第2通路32に対して貫通する穴として形成されている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、第1通路が、第1シール部材よりも油溜め26よりに形成されていてもよい。
ただし、第1通路を第1シール部材の近傍に形成することにより、油溜めから第1ブッシュと連結ピンの外周面との間に十分な潤滑剤を充填させることができるという点では、上記実施形態のような構成とすることがより好ましい。
本願発明は、土木建設機械における軸受装置以外にも農業用機械や産業用機械等において用いられている軸受装置に対しても有効に適用することができる。

Claims (6)

  1. 一対のブラケット部材と、
    前記一対のブラケット部材間に配設されたボス部材と、
    前記ボス部材の内周面に嵌着された第1ブッシュと、
    前記一対のブラケット部材の内周面にそれぞれ嵌着された第2ブッシュと、
    前記第1ブッシュと前記第2ブッシュとに互いに摺動可能な状態で挿嵌され、前記一対のブラケット部材と前記ボス部材とを互いに相対回転可能な状態で連結する連結ピンと、
    前記連結ピンの両端部にそれぞれ設けられ、潤滑油が収容される一対の油溜め室と、
    前記ボス部材における径方向に沿って形成され、前記潤滑油を供給する供給管に接続される給脂通路と、
    前記給脂通路に連通し、前記連結ピンの外周面と前記ボス部材の面との間において、周方向に沿って形成されており、前記給脂通路から供給された前記潤滑油が充填される略円環状の油溜めと、
    前記第1ブッシュの軸方向外側に配設されており、前記油溜めから供給され、前記第1ブッシュと前記連結ピンとの間の第1摺動面間に充填される潤滑油のシールを行う一対の第1シール部材と、
    前記連結ピンにおける外周面から径方向内向きに形成され、前記第1摺動面間から前記潤滑油が供給される第1通路と、
    前記連結ピンの軸方向に沿って形成され、前記第1通路および前記一対の油溜め室に連通し、前記第1通路から前記潤滑油が供給されるとともに前記油溜め室に対して前記潤滑油を供給する第2通路と、
    前記第2ブッシュの軸方向内側にそれぞれ配設され、前記油溜め室から前記第2ブッシュと前記連結ピンとの間の第2摺動面間に充填される潤滑油のシールを行う一対の第2シール部材と、
    を備えている軸受装置。
  2. 前記第1通路が、前記連結ピンの中心軸から放射方向に複数形成されている、
    請求項1に記載の軸受装置。
  3. 前記第1シール部材は、前記油溜め側に向けて屈曲して配設された舌片を有している、
    請求項1または2に記載の軸受装置。
  4. 前記前記第2シール部材は、前記潤滑油の外部への流出側に向けて屈曲して配設された舌片を有している、
    請求項1からのいずれか1項に記載の軸受装置。
  5. 前記第1通路は、前記連結ピンにおける前記各第1シール部材近傍の前記油溜め側の部位にそれぞれ形成されている、
    請求項1からのいずれか1項に記載の軸受装置。
  6. 前記一対のブラケット部材の外側両端部に設けられた一対のストッパプレートを、
    さらに備えている、
    請求項1からのいずれか1項に記載の軸受装置。
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