JP4563903B2 - 軸受装置 - Google Patents

軸受装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4563903B2
JP4563903B2 JP2005267262A JP2005267262A JP4563903B2 JP 4563903 B2 JP4563903 B2 JP 4563903B2 JP 2005267262 A JP2005267262 A JP 2005267262A JP 2005267262 A JP2005267262 A JP 2005267262A JP 4563903 B2 JP4563903 B2 JP 4563903B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stopper
insertion hole
cover
connecting shaft
shaft insertion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005267262A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007078083A (ja
Inventor
達郎 飯塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2005267262A priority Critical patent/JP4563903B2/ja
Publication of JP2007078083A publication Critical patent/JP2007078083A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4563903B2 publication Critical patent/JP4563903B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Description

本発明は、例えば建設機械の作業装置に設けられた回動可能な連結部として用いて好適な軸受装置に関する。
一般に、油圧ショベル等の建設機械は前部側に作業装置を備え、該作業装置を構成するブーム、アーム、バケットおよびこれらを駆動するブームシリンダ、アームシリンダ、バケットシリンダ等は、互いに回動可能となるように軸受装置を用いて連結されている。
また、例えばブーム、アーム、バケット等の構造体とブームシリンダ、アームシリンダ、バケットシリンダ等の油圧シリンダとを回動可能に連結する軸受装置は、構造体に設けられ軸挿通孔を有するボス部材と、該ボス部材の軸挿通孔と同軸な軸挿通孔をロッド先端の取付アイに有する油圧シリンダと、前記ボス部材の軸挿通孔と取付アイの軸挿通孔とに挿通され構造体に油圧シリンダのロッドを回動可能に連結する連結軸と、前記取付アイを挟んで前記ボス部材の反対側に配置され前記連結軸の突出端側に直径方向に挿着された抜止めピンと、前記連結軸の突出端側の外周に設けられ該抜止めピンに係合することにより前記油圧シリンダのロッドを前記連結軸の軸方向に位置決めするストッパとを備えている。また、油圧シリンダの取付アイには、その軸挿通孔と連結軸との間にグリース等の潤滑油を給脂する給脂手段が設けられている。
ここで、油圧シリンダの取付アイは、ボス部材、連結軸、ストッパ等に対して回動する構造になっている。従って、ボス部材と取付アイとの対向する端面間、取付アイとストッパとの対向する端面間には、回動を許すための隙間が設けられている。
そして、給脂手段によって取付アイの軸挿通孔と連結軸との摺動部位にグリースを給脂する場合には、グリースポンプ等を用いて取付アイと連結軸との間にグリースを充填する。この給脂作業では、摺動部位にグリースが十分に供給されると、余分なグリースが取付アイと連結軸との間から流出し、ボス部材と取付アイとの隙間または取付アイとストッパとの隙間を通じて外部に漏出する。従って、作業者は、これらの隙間からグリースが漏出したことを目視することにより、摺動部位にグリースが十分に充填されたことを確認することができる。
しかし、これらの隙間から漏出したグリースは、作業装置を動作させたときの衝撃により垂れ落ちたり、作業装置を動作させたときに発生する熱により粘性が低下して垂れ落ちてしまう。特に、取付アイとストッパとの隙間は、ブーム等の構造体から大きく突出した部位に位置しているから、この突出位置の隙間から漏出したグリースは、作業時や走行時に空中に飛散してキャブや作業者に付着してしまう。一方、ボス部材と取付アイとの間に形成された隙間は構造体に近いから、この隙間から漏出したグリースは構造体を伝って垂れ落ちる。
そこで、軸受装置には、取付アイと連結軸との間に給脂したグリースが垂れ落ちるのを防止する飛散防止カバーを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。この飛散防止カバーは、ボス部材の外周側から取付アイ、ストッパ、連結軸を覆うことにより、グリースが漏出する2つの隙間も覆い両方の隙間から漏出したグリースを収容するものである。
特開平11−81372号公報
ところで、上述した特許文献1の発明による軸受装置は、飛散防止カバーによりボス部材の外周側から取付アイ、ストッパ、連結軸の突出端までを覆う構成としているから、グリースの充填状態を確認するためのグリースの漏出を目視することができない。このため、グリースを給脂するときには、グリースの漏出を目視できるように飛散防止カバーの全体または着脱可能に設けられた蓋部等を取外さなくてはならず、給脂作業に手間を要してしまうという問題がある。
また、漏出したグリースは、飛散防止カバーの内部に蓄積されるから、定期的に飛散防止カバーを取外してグリースの除去作業を行わなくてはならず、作業性が低下するという問題がある。
さらに、飛散防止カバーは、ボス部材の外周側から取付アイ、ストッパ、連結軸の突出端までを覆う有底筒体と、該有底筒状体の外周側から突出し油圧シリンダのロッドが挿通する筒体とから構成している。このため、飛散防止カバーは、全体の形状が複雑になるから、取付け、取外しするときの作業性の低下、製造コストの上昇等を招いてしまうという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、相手方部材とストッパとの隙間から潤滑油が漏出するのを防止した状態で、潤滑油の給脂作業を容易にし、またカバーの形状を簡略化できるようにした軸受装置を提供することにある。
請求項1の発明による軸受装置は、構造体と、該構造体に一体に設けられ軸挿通孔を有するボス部材と、該ボス部材の軸挿通孔と同軸に配置された軸挿通孔を有する相手方部材と、前記ボス部材の端面と該相手方部材の内側端面との間に隙間が形成されて前記ボス部材の軸挿通孔と相手方部材の軸挿通孔とに挿通され両者を連結すると共に前記ボス部材に対して相手方部材を回動可能に連結する連結軸と、前記相手方部材を挟んで前記ボス部材の反対側に配置され前記連結軸の突出端側に挿通された抜止めピンと、前記連結軸の突出端側の外周に設けられ前記相手方部材の外側端面との間に隙間が形成されて前記抜止めピンに係合したストッパと、前記相手方部材の軸挿通孔と前記連結軸との間に潤滑油を給脂する給脂手段とを備え、前記給脂手段により前記相手方部材の軸挿通孔と前記連結軸との間に潤滑油を給脂することにより前記相手方部材の内側端面と前記ボス部材の端面との前記隙間および前記相手方部材の外側端面とストッパとの前記隙間から潤滑油が漏出する構造を有してなる。
そして、上述した課題を解決するために、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記抜止めピンとストッパを覆う位置には、開口側に設けられたフランジ状のシール突起が前記相手方部材に密着して前記相手方部材の外側端面と前記ストッパとのに形成された前記隙間から潤滑油が漏出するのを防止するカバーを設けたことにある。
請求項2の発明によると、前記カバーには、内部に流入した潤滑油を飛散させることなく外部に排出するためのドレンホースを設ける構成としたことにある。
請求項3の発明による軸受装置は、軸挿通孔を有するボス部材と、該ボス部材の軸挿通孔と同軸に配置された軸挿通孔を有する相手方部材と、前記ボス部材の軸挿通孔と相手方部材の軸挿通孔とに挿通され両者を連結する連結軸と、前記相手方部材を挟んで前記ボス部材の反対側に配置され前記連結軸の突出端側に挿通された抜止めピンと、前記連結軸の突出端側の外周に設けられ該抜止めピンに係合したストッパとを備えている。
そして、上述した課題を解決するために、請求項3の発明が採用する構成の特徴は、前記抜止めピンとストッパを覆う位置には、前記相手方部材と前記ストッパとの対向面に形成された隙間から潤滑油が漏出するのを防止するカバーを設け、前記ストッパには、前記相手方部材と対向する端面に周方向に延びる係合溝を設け、前記カバーは、前記ストッパの外周と前記連結軸の端面を覆い前記隙間側が開口となった有底筒状体として形成し、前記カバーの開口側には、径方向内向きに突出し前記ストッパの係合溝に係合する係合突部を設ける構成としたことにある。
請求項4の発明によると、前記カバーの開口側には、前記相手方部材に摺接して前記隙間をシールするシール突起を設ける構成としたことにある。
請求項5の発明によると、前記相手方部材には、その軸挿通孔と前記連結軸との間に潤滑油を給脂する給脂手段を設ける構成としたことにある。
請求項1の発明によれば、給脂手段により相手方部材の軸挿通孔と連結軸との間に潤滑油を給脂したときには、相手方部材の内側端面とボス部材の端面との隙間および相手方部材の外側端面とストッパとの隙間から潤滑油が漏出する。このときに、抜止めピンとストッパを覆う位置には、開口側に設けたフランジ状のシール突起を前記相手方部材に密着させることにより、相手方部材の外側端面とストッパとの間の隙間から潤滑油が漏出するのを防止するカバーを設けている
れにより、カバーは、振動や熱によって漏出した潤滑油が空中に垂れ落ちて飛散する虞がある相手方部材の外側端面とストッパとの間の隙間だけを覆ってシールすることができる。一方、前記カバーを設けていないボス部材の端面と相手方部材の内側端面との間の隙間からは、グリースを漏出させることができる。
この結果、例えば相手方部材の軸挿通孔と連結軸との間に潤滑油を給脂した場合には、相手方部材の外側端面とストッパとの隙間からのグリースの漏出をカバーによって防ぐことができ、この隙間から周囲にグリースが飛散するのを防止することができる。一方で、ボス部材の端面と相手方部材の内側端面とのは、カバーで覆っていないから、この隙間から漏出する潤滑油は目視することができる。これにより、カバーを取外すことなく、相手方部材の軸挿通孔と連結軸との間に潤滑油が十分に充填されたことを確認でき、給脂時の作業性を向上することができる。ここで、ボス部材と相手方部材との隙間から漏出した潤滑油は、ボス部材が設けられた構造体に伝って垂れ落ちるために空中に飛散することはない。
また、カバーは、抜止めピン、ストッパ、連結軸の突出端側だけを覆うものであるから、例えば単純な有底筒状体として形成することができ、取付け、取外し時の作業性を向上でき、生産コストを低減することができる。
請求項2の発明によれば、カバーの内部に流入した潤滑油は、ドレンホースを通じて外部に排出することができるから、潤滑油が飛散するのを確実に防止できる。これにより、カバー内には潤滑油が蓄積されることがないから、カバーの着脱作業、潤滑油の除去作業等を省略することができ、作業性を向上することができる。
請求項3の発明によれば、抜止めピンとストッパを覆う位置には、相手方部材とストッパとの隙間から潤滑油が漏出するのを防止するカバーを設けている。これにより、カバーは、振動や熱によって漏出した潤滑油が空中に垂れ落ちて飛散する虞がある連結軸の突出端側の隙間だけを覆ってシールすることができる。
この結果、例えば相手方部材の軸挿通孔と連結軸との間に潤滑油を給脂した場合には、ボス部材と相手方部材との間から漏出する潤滑油は目視することができるから、カバーを取外すことなく潤滑油が十分に充填されたことを確認でき、給脂時の作業性を向上することができる。ここで、ボス部材と相手方部材との隙間から漏出した潤滑油は、ボス部材が設けられた構造体に伝って垂れ落ちるために空中に飛散することはない。
また、カバーは、抜止めピン、ストッパ、連結軸の突出端側だけを覆うものであるから、例えば単純な有底筒状体として形成することができ、取付け、取外し時の作業性を向上でき、生産コストを低減することができる。
さらに、ストッパの外周と連結軸の端面を覆うようにカバーを配置し、該カバーの係合突部をストッパの係合溝に係合することにより、ストッパの外周側にカバーを位置決め状態で固定することができる。これにより、別途ボルト等を用いることなく、カバーを容易に着脱することができる。また、カバーは、有底筒状体として形成しているから、例えば樹脂材料を用いた成型加工により容易に製造することができる。
請求項4の発明によれば、カバーの開口側に設けたシール突起を相手方部材に摺接させることにより、相手方部材とストッパとの対向面に形成された隙間をシールすることができ、この隙間から潤滑油が漏出するのを防止することができる。
請求項5の発明によれば、給脂手段により相手方部材の軸挿通孔と連結軸との間に潤滑油を給脂することができる。
以下、本発明の実施の形態に係る軸受装置を、クローラ式の油圧ショベルに設けられた作業装置のブームとブームシリンダとの連結部に適用した場合を例に挙げ、添付図面に従って詳細に説明する。
まず、図1ないし図5は本発明の第1の実施の形態を示している。図1において、1は建設機械としてのクローラ式の油圧ショベルで、該油圧ショベル1は、自走可能な下部走行体2と、該下部走行体2上に旋回可能に搭載された上部旋回体3と、該上部旋回体3の前側に俯仰動可能に設けられた後述の作業装置7とにより大略構成されている。
ここで、上部旋回体3は、下部走行体2上に旋回可能に設けられた旋回フレーム4と、該旋回フレーム4の左前側に搭載されたキャブ5と、前記旋回フレーム4の後部に取付けられ、後述の作業装置7との重量バランスをとるカウンタウエイト6と、前記旋回フレーム4上に搭載されたエンジン、油圧ポンプ、タンク等(いずれも図示せず)とにより大略構成されている。また、キャブ5は、オペレータが搭乗するもので、その内部にはオペレータが着座する運転席が設けられ、該運転席の周囲には操作レバー(いずれも図示せず)が配設されている。
7は上部旋回体3の前部に俯仰動可能に設けられた作業装置を示している。この作業装置7は、旋回フレーム4の前側にピン結合された構造体としてのブーム8と、該ブーム8の先端側にピン結合されたアーム9と、該アーム9の先端側にピン結合されたバケット10と、後述のブームシリンダ12、アームシリンダ13、バケットシリンダ14、軸受装置21とにより大略構成されている。
ここで、ブーム8は、前側に倒した状態で上側に位置する上面板8A、下側に位置する下面板8Bおよび左,右の側面板8C(右側のみ図示)により断面略四角形の細長い箱状体として形成され、その長さ方向の中間部はほぼへ字状に屈曲している。
11はブーム8の左,右の側面板8Cに設けられたボス部材(右側のみ図示)で、該各ボス部材11は、後述の軸受装置21の一部を構成するものである。また、ボス部材11は、図2に示す如く、左,右方向の内側に位置する基端側が大径部11Aとなり、先端側が小径部11Bとなると共に内周側が軸挿通孔11Cとなった段付円筒体として形成され、小径部11Bの先端は先端面11Dとなっている。
そして、ボス部材11は、例えば大径部11Aがブーム8の側面板8Cとほぼ同一平面をなすように配置され、外周側が溶接手段を用いて側面板8Cに一体的に固着されている。また、ボス部材11の軸挿通孔11Cには、後述するブームシリンダ12のロッド16を回動可能に連結するための連結軸22が挿嵌されている。
12は旋回フレーム4とブーム8との間に設けられた左,右のブームシリンダ(右側のみ図示)、13はブーム8とアーム9との間に設けられたアームシリンダ、14はアーム9とバケット10との間に設けられたバケットシリンダを示し、これらのシリンダ12,13,14は作業装置7の一部を構成している。
そして、例えばブームシリンダ12は、前述したボス部材11の相手方部材となるものである。また、ブームシリンダ12は、図1、図2に示すように、旋回フレーム4側に位置して内部にピストン(図示せず)が摺動可能に挿嵌されたチューブ15と、基端側が該チューブ15内のピストンに固着され、先端側がチューブ15から外部へ伸縮可能に突出したロッド16と、チューブ15の基端部とロッド16の先端部に設けられた取付アイ17(ロッド16側のみ図示)とにより大略構成されている。
ここで、ロッド16の先端部に設けられた取付アイ17は、ボス部材11に対して回動可能に取付けられるもので、全体として円筒状に形成されている。また、取付アイ17の内周側には、ブッシュ17Aが設けられ、該ブッシュ17Aの内周面は、ボス部材11の軸挿通孔11Cと同軸に配置される軸挿通孔17A1となっている。さらに、取付アイ17の内周側には、ブッシュ17Aの両端部に位置してシールリング17Bが取付けられている。
そして、ブッシュ17Aは、連結軸22を摺動可能に支持するもので、該ブッシュ17Aには、その軸挿通孔17A1と連結軸22の外周面との摺動部にグリースを供給するためのグリース注入路17Cが半径方向に穿設されている。また、ブッシュ17Aの両端部に設けられたシールリング17Bは、連結軸22の外周面とブッシュ17Aの軸挿通孔17A1との間に異物が侵入するのを防止しつつ、給脂作業時に圧力をかけてグリースが供給されたときには、このグリースが流出するのを許すダストシールとして構成されている。
さらに、取付アイ17は、左,右方向の内側に位置する内側端面17Dがボス部材11の先端面11Dに対面して配設されている。一方、ボス部材11と反対側に位置する外側端面17Eには、後述するストッパ24の基端面24Bが対面している。
次に、21は作業装置7に設けられ、例えばブーム8とブームシリンダ12とを回動可能に連結する第1の実施の形態による軸受装置を示している。この軸受装置21は、前述したブーム8のボス部材11、相手方部材となるブームシリンダ12の取付アイ17と、後述の連結軸22、抜止めピン23、ストッパ24、給脂ライン27、カバー28、ドレンホース29等とにより大略構成されている。
22はボス部材11とブームシリンダ12の取付アイ17とを連結する連結軸を示している。この連結軸22は、ボス部材11の軸挿通孔11Cと取付アイ17に設けられたブッシュ17Aの軸挿通孔17A1とに挿通されて左,右方向に延びている。ここで、連結軸22は、例えば両端側が左,右のボス部材11から所定寸法突出し、その突出側で取付アイ17、抜止めピン23、ストッパ24を支持している。また、連結軸22の突出端部には、直径方向に貫通してピン孔22Aが設けられ、該ピン孔22Aには、ストッパ24を固定するための抜止めピン23が挿着される。
23は取付アイ17を挟んでボス部材11の反対側となる連結軸22の突出端部に設けられた抜止めピンを示している。この抜止めピン23は、図3に示す如く、連結軸22のピン孔22Aに挿通した状態で、両端部がピン孔22Aから突出している。これにより、抜止めピン23は、この突出部でストッパ24を連結軸22の軸方向に位置決めし、取付アイ17を抜止め状態に固定するものである。また、抜止めピン23は、位置ずれ、脱落等を生じないように、両端部が後述するカバー28の筒部28Aにより押さえられている。
24は連結軸22の突出端側の外周に設けられたストッパで、該ストッパ24は、抜止めピン23に係合することにより相手方部材をなすブームシリンダ12の取付アイ17が連結軸22の軸方向に移動するのを規制している。また、ストッパ24は、円筒状に形成され、その直径方向には2個のピン孔24Aが連結軸22のピン孔22Aと対応する位置に形成されている。そして、ストッパ24は、連結軸22の先端側に外嵌した状態で、各ピン孔24Aと連結軸22のピン孔22Aに亘って抜止めピン23を挿着することにより、連結軸22の突出端側に固定されている。
また、ストッパ24には、取付アイ17の外側端面17Eと対面する基端面24Bの外周側に位置して周方向に延びる係合溝24Cが形成されている。また、係合溝24Cの最内周部は、後述するカバー28の係合突部28Dが確実に係合するように深く形成されている。
ここで、ブームシリンダ12の取付アイ17は、ボス部材11、連結軸22、ストッパ24等に対して回動する構造になっている。従って、互いに対面しているボス部材11の先端面11Dと取付アイ17の内側端面17Dとの間には隙間25が形成され、取付アイ17の外側端面17Eとストッパ24の基端面24Bとの間には隙間26が形成されている。これらの隙間25,26により、ブームシリンダ12はブーム8に対して回動することができる。
27は給脂手段としての給脂ラインで、該給脂ライン27は、連結軸22の外周面と取付アイ17に設けられたブッシュ17Aの軸挿通孔17A1との間に潤滑油としてのグリースを供給するものである。また、給脂ライン27は、前述したブッシュ17Aのグリース注入路17Cを含み、該グリース注入路17Cに連通するように取付アイ17に取付けられたグリースニップル27Aと、該グリースニップル27Aに接続された供給管路27Bとにより大略構成されている。
そして、給脂ライン27は、供給管路27Bの上流側にグリースガンまたはグリース供給装置(いずれも図示せず)を接続し、グリースガン等から供給管路27Bにグリースを吐出することにより、該供給管路27B、グリースニップル27A、グリース注入路17Cを通じて連結軸22の外周面と取付アイ17のブッシュ17Aとの間にグリースを給脂するものである。
このときに、連結軸22とブッシュ17Aの軸挿通孔17A1との間に圧送供給されたグリースは、各シールリング17Bから流出し、ボス部材11の先端面11Dと取付アイ17の内側端面17Dとの隙間25、取付アイ17の外側端面17Eとストッパ24の基端面24Bとの隙間26から外部に漏出する。これにより、作業者は、これらの隙間25,26からグリースが漏出したことを目視することにより、摺動部位にグリースが十分に充填されたことを確認することができる。
ここで、ボス部材11と取付アイ17との隙間25から漏出したグリースは、ボス部材11からブーム8の側面板8Cを伝って垂れ落ちるから、空中(周囲)に飛散することはない。しかし、取付アイ17とストッパ24との隙間26のようにブーム8の側面板8Cから大きく突出した位置から漏出したグリースは、周囲の部材に伝わらずに空中に垂れ落ちて飛散してしまう。このように、グリースが飛散すると、キャブ5に付着して汚れる上に、ガラスに付着した場合にはオペレータの視界を妨げてしまう。
そこで、第1の実施の形態による軸受装置21は、取付アイ17とストッパ24との隙間26から漏出したグリースが周囲に飛散するのを防止するために後述のカバー28を備えている。
28は抜止めピン23とストッパ24とを覆う位置に設けられたカバーを示している。このカバー28は、取付アイ17の外側端面17E外周からストッパ24、連結軸22の突出端を覆うことにより、取付アイ17の外側端面17Eとストッパ24の基端面24Bとの隙間26からグリースが漏出するのを防止し、グリースが周囲に飛散するのを防止するものである。
また、カバー28は、可撓性を有する樹脂材料を用いて有底筒状に形成されている。詳しく述べると、カバー28は、図2ないし図5に示す如く、ストッパ24の外周面に隙間なくほぼ密着するように形成された筒部28Aと、該筒部28Aの突出端側を閉塞する底部28Bと、前記筒部28Aの開口端を拡径して設けられ、外周側が断面L字状に屈曲して取付アイ17の外周面に密着したフランジ状のシール突起28Cと、前記筒部28Aの開口端から径方向内向きに突出した係合突部28Dとにより構成されている。
ここで、シール突起28Cは、ブームシリンダ12の取付アイ17の外周面に対して液密に摺接することにより、取付アイ17とストッパ24との隙間26をシールし、この隙間26からのグリースの漏出を防ぐことができる。また、係合突部28Dは、その最内周部がストッパ24の係合溝24C側に屈曲することにより断面が鍵爪状に形成され、これにより、係合溝24Cに確実に係合することができる。
そして、カバー28は、筒部28Aの開口側を拡径しつつストッパ24の外周側に被せ、その係合突部28Dをストッパ24の係合溝24Cに係合することにより、ストッパ24の外周側に簡単に、かつ強固に取付けることができる。この取付状態では、シール突起28Cが取付アイ17の外側端面17E等に押付けられることにより、取付アイ17とシール突起28Cとをグリースが漏れ出ないように密着させることができる。これにより、カバー28は、取付アイ17とストッパ24との隙間26から漏出するグリースが空中に垂れ落ちて飛散するのを防止することができる。
また、カバー28をストッパ24に取付けた状態では、図3に示すように、その筒部28Aによって抜止めピン23の位置ずれや脱落を防止する位置決め部材として機能することができる。
29はカバー28の筒部28Aに接続して設けられたドレンホースを示している。このドレンホース29は、連結軸22と取付アイ17のブッシュ17Aとの間からカバー28の内部にグリースが流入すると、このグリースを周囲に飛散させることなく外部に排出するものである。従って、ドレンホース29は、排出したグリースがキャブ5等に付着しないように、ブーム8等に沿って下側まで延びている。
第1の実施の形態による軸受装置21は上述の如き構成を有するもので、次に、軸受装置21の給脂動作について説明する。
まず、給脂ライン27の供給管路27Bにグリースガンを接続し、該グリースガンから供給管路27B、グリースニップル27Aを通じてブームシリンダ12の取付アイ17のグリース注入路17Cにグリースを圧送供給することにより、連結軸22の外周面と取付アイ17のブッシュ17Aとの間にグリースを給脂することができる。また、連結軸22とブッシュ17Aとの間に圧送供給されたグリースは、2個のシールリング17Bから軸方向の両側に流出する。このときに、ボス部材11の先端面11Dと取付アイ17の内側端面17Dとの隙間25から漏出するグリースを目視することにより、連結軸22とブッシュ17Aとの摺動部位にグリースが十分に充填されたことを確認することができる。
一方、取付アイ17の外側端面17Eとストッパ24の基端面24Bとの隙間26からもグリースが外部に漏出しようとする。しかし、このグリースは垂れ落ちて飛散する虞がある。そこで、隙間26を覆うようにカバー28を設けているから、このカバー28によりグリースが飛散するのを防止できる。また、カバー28内に流入したグリースは、内部に蓄積させることなく、ドレンホース29から順次に排出することができる。
かくして、第1の実施の形態によれば、抜止めピン23とストッパ24を覆う位置にはカバー28を設け、該カバー28により取付アイ17の外側端面17Eとストッパ24の基端面24Bとの隙間26からグリースが漏出するのを防止する構成としている。
従って、グリースの給脂作業時には、ボス部材11からブーム8の側面板8Cを伝って垂れ落ちることにより周囲に飛散する虞がない部位、即ち、ボス部材11の先端面11Dと取付アイ17の内側端面17Dとの隙間25から漏出するグリースを目視することができる。この結果、従来技術のように、給脂作業の度にカバー28を取外すことなくグリースが十分に充填されたことを容易に確認できるから、給脂時の作業性を向上することができる。
しかも、カバー28には、グリースを飛散させることなく外部に排出するドレンホース29を接続している。これにより、カバー28内にはグリースが蓄積されることがないから、カバー28の着脱作業、グリースの除去作業等を省略することができ、作業性を向上することができる。
また、カバー28は、従来技術のように軸受装置21の全体を覆うものではなく、取付アイ17の一部、ストッパ24等を覆うだけでよいから、単純な有底筒状体として形成することができる。これにより、カバー28を取付け、取外しするときの作業性を向上できる。また、カバー28を、例えば成型加工により容易に形成することができ、生産コストを低減することができる。
また、ストッパ24の外周側に係合溝24Cを設け、カバー28の内周側に該係合溝24Cに係合する係合突部28Dを設ける構成としている。従って、カバー28をストッパ24の外周側に取付け、該カバー28の係合突部28Dをストッパ24の係合溝24Cに係合することにより、ストッパ24の外周側にカバー28を固定することができる。これにより、別途ボルト等を用いることなく、カバー28を容易に着脱することができる。
さらに、カバー28の開口側には、取付アイ17に摺接して隙間26をシールするシール突起28Cを設けているから、取付アイ17とカバー28とが相対的に回動した場合でも、カバー28からグリースが漏れ出るのを防止することができる。
次に、図6は本発明の第2の実施の形態を示している。本実施の形態の特徴は、カバーの開口端に設けたシール突起をリップ状に形成する構成としたことにある。なお、第2の実施の形態では、前述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
図6において、31は第2の実施の形態によるカバーで、該カバー31は、抜止めピン23とストッパ24とを覆う位置に設けられている。詳しく述べると、カバー31は、第1の実施の形態によるカバー28とほぼ同様に、筒部31A、底部31B、シール突起31Cおよび係合突部31Dにより構成されている。しかし、第2の実施の形態によるカバー31は、シール突起31Cの形状が第1の実施の形態によるカバー28と相違している。
即ち、カバー31のシール突起31Cは、断面三角形状となるリップ状に形成されている。これにより、シール突起31Cは、取付アイ17の外側端面17Eに押付けられることにより摺動可能に密着し、取付アイ17の外側端面17Eとストッパ24の基端面24Bとの隙間26から漏出するグリースが外部に垂れ落ちるのを防止することができる。
かくして、このように構成される第2の実施の形態においても、前述した第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。特に、本実施の形態によれば、カバー31の開口側をリップ状のシール突起31Cとすることにより、該カバー31の構成を簡略化して、組立作業性の向上、製造コストの低減等を図ることができる。
なお、第1の実施の形態では、ストッパ24に係合溝24Cを設け、カバー28に該係合溝24Cに係合する係合突部28Dを設けることにより、カバー28をストッパ24の外周側に取付ける構成とした。しかし、本発明はこれに限らず、例えばカバー28をより強固に取付ける場合には、係合溝24Cと係合突部28Dとの係合による取付構造と、ねじ部材による取付構造とを併用する構成としてもよい。
また、各実施の形態では、軸受装置21をブーム8とブームシリンダ12との回動部に適用した場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、旋回フレーム4とブームシリンダ12との回動部、アームシリンダ13、バケットシリンダ14等の回動部、旋回フレーム4とブーム8との回動部、ブーム8とアーム9との回動部、アーム9とバケット10との回動部等に本発明による軸受装置を適用する構成としてもよい。
さらに、各実施の形態では、軸受装置21をクローラ式の油圧ショベル1に適用した場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えばホイール式の油圧ショベル、油圧クレーン、リフトトラック等の他の建設機械に適用してもよい。
本発明の第1の実施の形態による軸受装置が適用された油圧ショベルを示す正面図である。 軸受装置を図1中の矢示II−II方向からみた拡大縦断面図である。 軸受装置を図2中の矢示III−III方向からみた拡大横断面図である。 カバーとドレンホースを示す縦断面図である。 カバーとドレンホースを示す外観斜視図である。 本発明の第2の実施の形態による軸受装置を示す拡大縦断面図である。
符号の説明
7 作業装置
8 ブーム
11 ボス部材
11A 大径部
11B 小径部
11C 軸挿通孔
11D 先端面
12ブームシリンダ(相手方部材)
17 取付アイ
17A ブッシュ
17A1 軸挿通孔
17B シールリング
17C グリース注入路(給脂手段)
17D 内側端面
17E 外側端面
21 軸受装置
22 連結軸
23 抜止めピン
24 ストッパ
24A ピン孔
24B 基端面
24C 係合溝
25,26 隙間
27 給脂ライン(給脂手段)
28,31 カバー
28A,31A 筒部
28B,31B 底部
28C,31C シール突起
28D,31D 係合突部
29 ドレンホース

Claims (5)

  1. 構造体と、該構造体に一体に設けられ軸挿通孔を有するボス部材と、該ボス部材の軸挿通孔と同軸に配置された軸挿通孔を有する相手方部材と、前記ボス部材の端面と該相手方部材の内側端面との間に隙間が形成されて前記ボス部材の軸挿通孔と相手方部材の軸挿通孔とに挿通され両者を連結すると共に前記ボス部材に対して相手方部材を回動可能に連結する連結軸と、前記相手方部材を挟んで前記ボス部材の反対側に配置され前記連結軸の突出端側に挿通された抜止めピンと、前記連結軸の突出端側の外周に設けられ前記相手方部材の外側端面との間に隙間が形成されて前記抜止めピンに係合したストッパと、前記相手方部材の軸挿通孔と前記連結軸との間に潤滑油を給脂する給脂手段とを備え
    前記給脂手段により前記相手方部材の軸挿通孔と前記連結軸との間に潤滑油を給脂することにより前記相手方部材の内側端面と前記ボス部材の端面との前記隙間および前記相手方部材の外側端面とストッパとの前記隙間から潤滑油が漏出する構造を有する軸受装置において、
    前記抜止めピンとストッパを覆う位置には、開口側に設けられたフランジ状のシール突起が前記相手方部材に密着して前記相手方部材の外側端面と前記ストッパとのに形成された前記隙間から潤滑油が漏出するのを防止するカバーを設けたことを特徴とする軸受装置。
  2. 前記カバーには、内部に流入した潤滑油を飛散させることなく外部に排出するためのドレンホースを設ける構成としてなる請求項1に記載の軸受装置。
  3. 軸挿通孔を有するボス部材と、該ボス部材の軸挿通孔と同軸に配置された軸挿通孔を有する相手方部材と、前記ボス部材の軸挿通孔と相手方部材の軸挿通孔とに挿通され両者を連結する連結軸と、前記相手方部材を挟んで前記ボス部材の反対側に配置され前記連結軸の突出端側に挿通された抜止めピンと、前記連結軸の突出端側の外周に設けられ該抜止めピンに係合したストッパとを備えてなる軸受装置において、
    前記抜止めピンとストッパを覆う位置には、前記相手方部材と前記ストッパとの対向面に形成された隙間から潤滑油が漏出するのを防止するカバーを設け、前記ストッパには、前記相手方部材と対向する端面に周方向に延びる係合溝を設け、前記カバーは、前記ストッパの外周と前記連結軸の端面を覆い前記隙間側が開口となった有底筒状体として形成し、前記カバーの開口側には、径方向内向きに突出し前記ストッパの係合溝に係合する係合突部を設ける構成としたことを特徴とする軸受装置。
  4. 前記カバーの開口側には、前記相手方部材に摺接して前記隙間をシールするシール突起を設ける構成としてなる請求項3に記載の軸受装置。
  5. 前記相手方部材には、その軸挿通孔と前記連結軸との間に潤滑油を給脂する給脂手段を設ける構成としてなる請求項3または4に記載の軸受装置。
JP2005267262A 2005-09-14 2005-09-14 軸受装置 Expired - Fee Related JP4563903B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005267262A JP4563903B2 (ja) 2005-09-14 2005-09-14 軸受装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005267262A JP4563903B2 (ja) 2005-09-14 2005-09-14 軸受装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007078083A JP2007078083A (ja) 2007-03-29
JP4563903B2 true JP4563903B2 (ja) 2010-10-20

Family

ID=37938624

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005267262A Expired - Fee Related JP4563903B2 (ja) 2005-09-14 2005-09-14 軸受装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4563903B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0342840U (ja) * 1989-08-30 1991-04-23
JPH0411997U (ja) * 1990-05-22 1992-01-30
JPH07324349A (ja) * 1994-05-31 1995-12-12 Hitachi Constr Mach Co Ltd ボトムダンプ式ローダバケット
JPH1181372A (ja) * 1997-09-09 1999-03-26 Hitachi Constr Mach Co Ltd ピン結合部の潤滑油飛散防止装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0342840U (ja) * 1989-08-30 1991-04-23
JPH0411997U (ja) * 1990-05-22 1992-01-30
JPH07324349A (ja) * 1994-05-31 1995-12-12 Hitachi Constr Mach Co Ltd ボトムダンプ式ローダバケット
JPH1181372A (ja) * 1997-09-09 1999-03-26 Hitachi Constr Mach Co Ltd ピン結合部の潤滑油飛散防止装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007078083A (ja) 2007-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4616879B2 (ja) 軸受装置
JP4478684B2 (ja) 球面滑り軸受システム
JP5172444B2 (ja) 軸受装置
EP1281882A1 (en) Sealing device
JP4563903B2 (ja) 軸受装置
JP5135299B2 (ja) センタージョイントおよび作業機械
WO2020189126A1 (ja) 建設機械
WO2004033805A1 (ja) 建設機械の旋回装置
WO2019207681A1 (ja) モータグレーダの作業機
JP4988642B2 (ja) 軸受装置
JPH1137138A (ja) 軸受装置
WO2016199205A1 (ja) 動力伝達装置、及び、動力伝達装置を備える作業車両
JP6601233B2 (ja) 走行装置
JP6355245B2 (ja) 作業車両用回転電機の給脂装置
JP4471064B2 (ja) 建設機械の旋回装置
JP2003074514A (ja) シリンダ装置
JPH1181371A (ja) ピン結合部の潤滑油飛散防止装置
JP2000120693A (ja) 軸受装置
JPH10311335A (ja) 軸受装置
JP2008106520A (ja) 建設機械のピン給脂装置
JP3650254B2 (ja) ピン結合部の潤滑油飛散防止装置
CN111492110B (zh) 作业机
KR100753987B1 (ko) 건설중장비용 붐 그리스 내부 유입 방지 구조
EP3081703A1 (en) Lubrication system for slewing gear device
JP2543538B2 (ja) ピン結合装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080229

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100216

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100409

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100727

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100729

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130806

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4563903

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees