JPH1181371A - ピン結合部の潤滑油飛散防止装置 - Google Patents

ピン結合部の潤滑油飛散防止装置

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JPH1181371A
JPH1181371A JP25605997A JP25605997A JPH1181371A JP H1181371 A JPH1181371 A JP H1181371A JP 25605997 A JP25605997 A JP 25605997A JP 25605997 A JP25605997 A JP 25605997A JP H1181371 A JPH1181371 A JP H1181371A
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cover
cylinder
pin
lubricating oil
boom
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JP25605997A
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Masao Nishimura
正雄 西村
Tadashi Okaji
忠 尾梶
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピン結合部に潤滑油飛散防止カバーを設け、
給脂作業時にピン結合部を目視で確認できるようにす
る。 【解決手段】 ブーム7のボス部10とブームシリンダ
11との各ピン結合部14側に各飛散防止カバー17を
設ける。そして、飛散防止カバー17は、ロッド11B
の取付アイ11Cを径方向外側から取囲むように連結ピ
ン15の軸方向に延びるカバー筒18と、カバー筒18
の一端側開口に設けられボス部10の側面に摺動可能に
摺接するシール部材19と、カバー筒18の他端側開口
に着脱可能に取付けられ、カバー筒18の開口端を施蓋
する蓋板23とから構成する。また、蓋板23とカバー
筒18との間にはシールリングを介在させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば油圧ショベ
ル等の建設機械の作業装置に好適に用いられるピン結合
部の潤滑油飛散防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、油圧ショベル等の建設機械は、
上部旋回体の前部側にブーム、アームおよびバケット等
を互いに回動可能に連結してなる作業装置を備え、該ブ
ーム、アームおよびバケットには、それぞれブームシリ
ンダ、アームシリンダおよびバケットシリンダ等のシリ
ンダ装置が設けられている。そして、例えばブームシリ
ンダを作動させることにより、ブームを上部旋回体の前
部側で回動(俯仰動)させたり、バケットシリンダを作
動させることによりバケットをアームの先端側で回動さ
せたりして、土砂等の掘削作業を行うようにしている。
【0003】ここで、前記ブームシリンダは、そのロッ
ド先端に設けた取付アイが連結ピンを介して相手方部材
としてのブームに対しピン結合されている。そして、ブ
ームとブームシリンダとのピン結合部にはグリース等の
潤滑剤が給脂され、両者を互いに円滑に相対回動させる
構成になっている。
【0004】ところで、ブームシリンダ等のピン結合部
に潤滑油を給脂する給脂作業時には、潤滑油がブームシ
リンダ等のピン結合部から洩れ出す(滲み出す)まで給
脂作業を継続して行い、ピン結合部の摺動面等を潤滑油
で十分に満たし、両者間を潤滑状態に保持するようにし
ている。
【0005】しかし、掘削作業時等にブームシリンダを
作動させると、ブームとブームシリンダとの相対的な回
動動作に伴い、ブームシリンダのロッド先端側では取付
アイのピン結合部から潤滑油の一部が、例えば運転室の
キャビン上に飛散したり垂れ落ちたりすることがあり、
この場合には、キャビン等が潤滑油で汚れてしまい美観
を損ねるという問題がある。
【0006】そこで、このような問題点を解決するため
に実開平3−42840号公報等(以下、他の従来技術
という)には、前記ピン結合部から潤滑油が外部に飛散
するのを防止する飛散防止用のカバーをブームシリンダ
の取付アイ側に一体に設ける構成とした潤滑油飛散防止
装置が提案されている。
【0007】そして、この他の従来技術では、有蓋筒状
に一体形成した飛散防止用のカバーをブームシリンダの
ロッド先端側で取付アイのピン結合部に外側から被せる
ことにより、このピン結合部を前記カバーで覆う構成と
している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した他
の従来技術にあっても、ピン結合部への給脂作業時に
は、潤滑油が洩れ出すのを目視で確認しつつ、潤滑剤が
十分に充填されたか否かを判断する必要があるため、飛
散防止用のカバーが邪魔にならないように、該カバーを
ピン結合部から予め取外しておかなければならなず、カ
バーの脱着作業に余分な手間や時間がかかり、給脂時の
作業性が低下するという問題がある。
【0009】また、このようにカバーを取外した状態で
給脂作業を行うときには、前述した従来技術と同様にピ
ン結合部の周囲から潤滑油が垂れ落ちてしまうことがあ
り、この潤滑油が周囲に飛散して外観上の見栄えを損ね
てしまうという問題がある。
【0010】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は、シリンダ装置の取付アイと相
手方部材とのピン結合部に、潤滑油飛散防止カバーを設
けることにより、掘削作業時等にピン結合部から潤滑油
が外部に飛散するのを防止できる上に、給脂作業時にも
潤滑油の飛散を防止でき、外観を良好に保つことができ
るようにしたピン結合部の潤滑油飛散防止装置を提供す
ることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明は、シリンダ装置の取付アイを相手方部
材に連結ピンを介して連結してなるピン結合部と、該ピ
ン結合部の取付アイと連結ピンとの間に給脂した潤滑油
が外部に飛散するのを防止するため前記シリンダ装置の
取付アイ側に設けられる飛散防止カバーとからなるピン
結合部の潤滑油飛散防止装置を採用している。
【0012】そして、請求項1の発明が採用する構成の
特徴は、前記飛散防止カバーは、前記取付アイを径方向
外側から取囲むように前記連結ピンの軸方向に延びる筒
状体として形成され、軸方向両端が開口したカバー筒
と、該カバー筒の一端側開口に環状に設けられ、前記相
手方部材の側面に摺接するシート部材と、前記カバー筒
の他端側開口に着脱可能に設けられ、該カバー筒の他端
側を施蓋する蓋板とから構成している。
【0013】上記構成により、シリンダ装置の取付アイ
と相手方部材とのピン結合部に潤滑油を給脂する場合に
は、取付アイ側に設けた飛散防止カバーの蓋板をカバー
筒から予め取外しておくことができるから、潤滑油が前
記ピン結合部から滲み出すのをカバー筒の開口端側から
目視で確認でき、ピン結合部に潤滑油が十分に給脂され
たか否かを監視することができる。そして、この滲み出
した潤滑油をカバー筒内に捕捉(貯留)することがで
き、ピン結合部の周囲が潤滑油で汚れるのを防止でき
る。
【0014】また、シリンダ装置を作動させるに伴い相
手方部材をシリンダ装置に対し相対回動させたときで
も、シリンダ装置の取付アイ側と一体となった飛散防止
カバーのシート部材が相手方部材の側面に対して摺動し
続けるから、このシート部材により相手方部材と飛散防
止カバーとの間を常にシールでき、飛散防止カバー内の
潤滑油が外部に漏出するのを確実に防止することができ
る。
【0015】また、請求項2の発明では、前記取付アイ
は前記シリンダ装置のロッド先端側に設けられ、前記カ
バー筒には、前記シリンダ装置のロッド先端側が挿通さ
れるロッド用挿通穴と、該ロッド用挿通穴の近傍に形成
され前記カバー筒をロッドの先端側に締着するための締
着部とを設ける構成としている。
【0016】これにより、シリンダ装置のロッド先端側
をカバー筒のロッド用挿通穴内に挿通させた状態で、該
ロッドの取付アイを外側から飛散防止カバー内で覆うこ
とができる。そして、飛散防止カバーを締着部を介して
ロッド先端側に一体に取付けることができる。
【0017】さらに、請求項3の発明では、前記取付ア
イには連結ピンとの間に潤滑油を給脂するための給脂具
を設け、前記カバー筒には、該給脂具をカバー筒外に突
出させるため該給脂具の先端側が挿通される給脂用穴を
前記ロッド用挿通穴から離れた位置に設ける構成として
いる。
【0018】これにより、取付アイに対してカバー筒を
取付けるときに、カバー筒のロッド用挿通穴から離れた
位置で給脂用穴内に給脂具の先端側を挿通でき、カバー
筒の取付け作業を容易に行うことができる。また、カバ
ー筒の取付け後には、カバー筒の給脂用穴から突出した
給脂具の先端側に対して給脂配管を接続でき、カバー筒
の外側で給脂配管の接続作業を行うことができる。
【0019】さらにまた、請求項4の発明では、前記シ
リンダ装置は油圧ショベルのブームを俯仰動させるブー
ムシリンダからなり、前記相手方部材は、前記ブームに
設けられ前記連結ピンが挿通されるピン穴が形成された
ボス部材により構成している。
【0020】これにより、飛散防止カバーのシート部材
をブームのボス部材に容易に摺接させることができ、ブ
ームとブームシリンダとのピン結合部から漏れ出した潤
滑油を飛散防止カバー内に確実に捕捉することができ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
ピン結合部の潤滑油飛散防止装置を油圧ショベルに適用
した場合を例に挙げ、添付図面に従って詳細に説明す
る。
【0022】ここで、図1ないし図5は本発明の第1の
実施の形態を示している。図中、1は油圧ショベルの下
部走行体、2は下部走行体1上に旋回可能に搭載された
上部旋回体を示し、該上部旋回体2は旋回フレーム3を
有し、該旋回フレーム3上には運転室4および機械室5
等が設けられている。
【0023】6は上部旋回体2の前部に俯仰動可能に設
けられた作業装置を示し、該作業装置6は、上部旋回体
2の旋回フレーム3にピン結合されたブーム7と、該ブ
ーム7の先端側にピン結合されたアーム8と、該アーム
8の先端側にピン結合されたバケット9とから大略構成
されている。
【0024】ここで、ブーム7には図2および図3に示
す如く、その左右両側に位置してボス部材としてのボス
部10,10が一体に設けられ、該ボス部10は、内周
側に後述の連結ピン15が挿入されるピン穴10Aが形
成された筒部10Bと、該筒部10Bの外周側から径方
向外向きに突設された環状のフランジ部10Cとから一
体形成されている。そして、ボス部10はフランジ部1
0Cの外周側がブーム7に溶接等で固着され、後述する
ブームシリンダ11の取付アイ11Cに対する相手方部
材を構成している。
【0025】11,11は旋回フレーム3およびブーム
7にピン結合された左,右のブームシリンダ、12はブ
ーム7およびアーム8にピン結合されたアームシリン
ダ、13はアーム8およびバケット9にピン結合された
バケットシリンダを示し、これらの各シリンダ11,1
2,13は当該油圧ショベルのシリンダ装置を構成して
いる。
【0026】そして、例えばブームシリンダ11は、図
1ないし図3に示すように、内部にピストン(図示せ
ず)が摺動可能に挿嵌されたチューブ11Aと、一端側
が該チューブ11A内のピストンに固着され、他端側が
チューブ11A内に給排される作動油によって該チュー
ブ11A内から外部へ伸縮可能に突出したロッド11B
とから構成されている。
【0027】また、前記ロッド11Bの上端側(他端
側)およびチューブ11Aの下端側には、それぞれリン
グ形状をなした取付アイ11C等が一体形成され、該取
付アイ11Cには、図4中に点線で示す如く径方向に向
けグリース注入路11Dが形成されている。そして、該
取付アイ11Cは、ボス部10に対し摺接した状態で配
設されると共に、連結ピン15を介してブーム7のボス
部10に連結され、ボス部10および連結ピン15と共
にブーム7とブームシリンダ11とのピン結合部14を
構成している。
【0028】ここで、前記取付アイ11Cとボス部10
との摺動面間には、取付アイ11Cと連結ピン15との
摺動面間に充填された潤滑油の一部が供給され、該摺動
面間の摺動抵抗を小さくしている。この点は後述のスト
ッパ16と取付アイ11Cとの摺動面についても同様で
ある。
【0029】15はブームシリンダ11のロッド11B
をブーム7に回動可能に連結した連結ピンを示し、該連
結ピン15は、その両側がブーム7の各ボス部10で支
持され、該各ボス部10から突出した両端側が各ブーム
シリンダ11の取付アイ11C内に摺動可能に挿嵌され
ている。そして、連結ピン15の両端側には環状のスト
ッパ16,16がピン(図示せず)等を介して廻止め状
態で取付けられ、該ストッパ16は各取付アイ11Cの
端面に当接することにより連結ピン15を抜止け状態に
保持している。
【0030】ここで、前記連結ピン15とブームシリン
ダ11の取付アイ11Cとの摺動面間には、グリース等
の潤滑油が後述のグリースニップル26から定期的に充
填され、取付アイ11Cを連結ピン15に対して円滑に
相対回動させる構成になっている。
【0031】そこで、次にブーム7とブームシリンダ1
1とのピン結合部14に用いる潤滑油飛散防止装置につ
いて図2ないし図5に基づき説明する。
【0032】17はブームシリンダ11の取付アイ11
C側に一体に設けられた飛散防止カバーを示し、該飛散
防止カバー17は、後述のカバー筒18、シート部材1
9および蓋板23とから構成されている。そして、ピン
結合部14に給脂した潤滑油がボス部10と取付アイ1
1Cとの摺動面間等から漏れ出した場合には、飛散防止
カバー17は、その内部に漏れ出した潤滑油を捕捉(貯
留)し、該潤滑油が外部に飛散するのを防止する構成に
なっている。
【0033】18はブームシリンダ11のロッド11B
先端側に設けられたカバー筒で、該カバー筒18は、図
2ないし図5に示す如く、ゴム等の可撓性を有する樹脂
材料により連結ピン15の軸方向に延びた筒状体として
形成され、その軸方向両端側が開口している。
【0034】ここで、前記カバー筒18は横断面が略
「C」字形状をなし、後述する各クランプ部20の位置
で離接可能な構成となっている。また、カバー筒18の
軸方向他端側となる開口端18A側には、周方向に離間
して例えば3個のねじ座18B,18B,…が形成され
ると共に、カバー筒18の軸方向中間部位には、後述の
ロッド用挿通穴22から例えば90度程度離れた位置に
グリースニップル26が挿通される給脂用穴18Cが穿
設されている。
【0035】さらに、カバー筒18には、その軸方向全
長に亘って延び互いに離接可能となった一対のクランプ
部20,20が一体形成されている。そして、クランプ
部20は、ロッド11Bの外径に対応した曲率をもって
半円弧状に湾曲した円弧状凸部20Aと、該各円弧状凸
部20Aの両端側からカバー筒18の軸方向に向けて延
び、後述するロッド用挿通穴22の近傍位置に配設され
る締着部としての衝合凸部20B,20Bとから構成さ
れ、該各衝合凸部20Bには、各ボルト21が挿通され
るボルト挿通穴20B1 が形成されている。
【0036】そして、前記各クランプ部20は、各ボル
ト21にナットを螺着して各衝合凸部20Bを互いに強
く衝合させることにより、各円弧状凸部20A間でロッ
ド11Bの先端側を径方向両側からクランプし、この状
態でロッド11Bの先端側に締着される。
【0037】かくして、カバー筒18は、各クランプ部
20の円弧状凸部20A間でロッド用挿通穴22を形成
し、このロッド挿通穴22内にロッド11Bの先端側を
挿通させた状態で、取付アイ11C全体を外側から覆う
ように配設される。
【0038】19はカバー筒18の一端側開口に設けら
れたシート部材を示し、該シート部材19は、カバー筒
18と同一または別体の可撓性樹脂材料により横断面が
略「C」字形状をなす環状体として形成され、カバー筒
18と同様の位置で切り離されている。そして、シート
部材19は、基端側がカバー筒18の一端側開口に焼付
けまたは接着され、先端側はボス部10のフランジ部1
0Cに向けテーパ状に拡開している。
【0039】ここで、筒カバー18の各クランプ部20
をロッド11Bに一体に取付けた状態では、シート部材
19はその先端側がボス部10の側面10C1 に締代を
もって摺接されるようになる。そして、ブームシリンダ
11を伸縮させるに伴い取付アイ11Cがブーム7に対
し相対回動したときには、飛散防止カバー17のカバー
筒18は、シート部材19がボス部10の側面10C1
に対して周方向に摺動することにより、ボス部10との
間を液密状態に保持するものである。
【0040】23,23はカバー筒18の開口端18A
側に着脱可能に設けられた蓋板を示し、該蓋板23は、
図3および図5に示す如く、樹脂材料等によりカバー筒
18に対応した外径をもって円板状に形成されている。
そして、蓋板23の裏面側には、カバー筒18内に嵌合
する環状突部23Aが一体形成され、該環状突部23A
の外周側には円環状をなすシールリング24が装着され
ている。また、蓋板23の外周部には、カバー筒18の
各ねじ座18Bに対応した位置に半円形状の突出部23
B,23B,…が一体形成され、該各突出部23Bには
後述するねじ25用のねじ挿通穴が形成されている。
【0041】そして、前記蓋板23は、カバー筒18の
開口端18Aとの間にシールリング24を介在させた状
態で、環状突部23Aがカバー筒18内に嵌合され、各
ねじ25(2個のみ図示)を介してカバー筒18の開口
端18Aを施蓋する構成になっている。従って、蓋板2
3とカバー筒18との間は、シールリング24により液
密にシールされ、飛散防止カバー17内に捕捉された潤
滑油が外部に漏洩するのを防止することができる。
【0042】26は各ブームシリンダの取付アイ11C
に設けられた給脂具としてのグリースニップル(一方の
み図示)を示し、該グリースニップル26は、その基端
側がグリース注入路11Dと連通するように取付アイ1
1Cに螺着され、先端側はカバー筒18の給脂用穴18
Cを介して外部に突出している。そして、該グリースニ
ップル26は、その突出端側(先端側)に各給脂配管2
7(一方のみ図示)等が接続されることにより、旋回フ
レーム3側に搭載したグリースタンク(図示せず)から
のグリースを連結ピン15と各取付アイ11Cとの摺動
面間に定期的に注入するものである。
【0043】本実施の形態によるピン結合部14の潤滑
油飛散防止装置は上述の如き構成を有するもので、次に
その作動について説明する。
【0044】まず、ブームシリンダ11のチューブ11
A内に圧油を給排すると、ロッド11Bがチューブ11
Aに対して伸縮動作を行い、これに追従してブーム7が
旋回フレーム3に対して回動することにより、作業装置
6全体を上部旋回体2の前部側で俯仰動させる。
【0045】そして、このときにブームシリンダ11の
取付アイ11Cと連結ピン15との摺動面間には、グリ
ースニップル26等を介して外部から潤滑油が充填され
ることにより、取付アイ11Cは連結ピン15に対して
円滑に相対回動を行う。
【0046】ここで、取付アイ11C側には有蓋筒状の
飛散防止カバー17を設けることにより、ブームシリン
ダ11の作動時等に取付アイ11Cとブーム7のボス部
10との摺動面間から潤滑油が外部に漏出した場合で
も、この潤滑油を飛散防止カバー17内に捕捉すること
ができ、これによって、漏出した潤滑油が運転室4の外
側面等に飛散するのを防止でき、外観上の美観を良好に
保つことができる。
【0047】ところで、ピン結合部14に潤滑油を給脂
するときには、連結ピン15と取付アイ11Cとの摺動
面間に潤滑油が十分に供給されたか否かを確認するため
に、ブーム7のボス部10と取付アイ11Cとの摺動面
間等からグリースが滲み出す(漏れ出す)のを目視等で
確認する必要がある。
【0048】そこで本実施の形態では、飛散防止カバー
17の蓋板23を各ねじ25を介してカバー筒18の開
口端18Aに着脱可能に設ける構成としている。これに
より、ピン結合部14への給脂作業時には、予め蓋板2
3をカバー筒18から取外しておくことができ、この状
態で作業者はカバー筒18の開口端18A側からピン結
合部14側を覗くことにより、ブーム7のボス部10と
取付アイ11Cとの摺動面間等から潤滑油が漏れ出すの
を目視で容易に確認することができる。
【0049】また、ボス部10とカバー筒18との間、
およびカバー筒18と蓋板23との間には、それぞれシ
ート部材19およびシールリング24により常に液密状
態に保持されるから、飛散防止カバー17内に漏れ出し
た潤滑油が外部に漏洩するのを確実に防止することがで
きる。さらに、ブームシリンダ11のロッド11Bとカ
バー筒18との間についても、各クランプ部20を各ボ
ルト21によりロッド11Bの先端側外周面に締代をも
って強く密着させることができ、これによっても、ロッ
ド11Bの先端側と各クランプ部20との間からの潤滑
油の漏洩を確実に防止することができる。
【0050】従って、本実施の形態によれば、給脂作業
時に作業者は他の従来技術で述べたように飛散防止カバ
ー17全体をピン結合部14から取外すような面倒な作
業を省くことができ、全体の作業効率を高めることがで
きる。そして、ブームシリンダ11と連結ピン15との
ピン結合部14からの潤滑油の漏れを目視でチェックで
き、この潤滑油の漏れ量を必要最小限に抑えることがで
きる。
【0051】また、給脂作業時に仮りにピン結合部14
側から一定量の潤滑油が漏れ出したとしても、この潤滑
油をカバー筒18内に捕捉しておくことができるから、
この捕捉した潤滑油を適宜に拭き取ることにより、潤滑
油がピン結合部14の周囲、ブーム7側またはブームシ
リンダ11のロッド11B側に垂れ落ちたりするのを確
実に防止でき、当該潤滑油飛散防止装置の美観をさらに
良好に保つことができる。
【0052】さらに、カバー筒18を可撓性材料により
形成したから、該カバー筒18をピン結合部14に取付
けるときには、カバー筒18の各クランプ部20側を図
5中に示す矢示F,F′方向へと引張ることにより、各
衝合凸部20B間の間隔がロッド11Bの外径よりも少
なくとも大きくなるまでカバー筒18を撓ませることが
できる。
【0053】これにより、ロッド11Bを各衝合凸部2
0B間の隙間を介して各円弧状凸部20A間に挿入配置
でき、この状態で前述した矢示F,F′方向への引張力
を解除することにより、ロッド11Bをロッド用挿通穴
22内に挿通させた状態でピン結合部14をカバー筒1
8内に収容でき、飛散防止カバー17全体の取付作業を
容易に行うことができる。
【0054】さらにまた、カバー筒18の取付時には、
グリースニップル26の先端側をロッド用挿通穴22か
ら離れた位置で給脂用穴18C内に挿通でき、カバー筒
18の取付け作業を一層容易に行うことができる。そし
て、カバー筒18の取付け後には、該カバー筒18の外
側で給脂配管27をグリースニップル26の先端側に容
易に接続することができ、接続作業時の作業性を向上す
ることができる。
【0055】次に、図6ないし図8は本発明の第2の実
施の形態を示し、本実施の形態の特徴は、飛散防止カバ
ーのカバー筒を別体のクランプ部材を介してブームシリ
ンダのロッド先端側(ピン結合部)に取付ける構成とし
たことにある。なお、本実施の形態では前記第1の実施
の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明
を省略するものとする。
【0056】31は本実施の形態で用いる飛散防止カバ
ーを示し、該飛散防止カバー31は、カバー筒32と後
述の蓋板39とを有し、前記第1の実施の形態で述べた
飛散防止カバー17とほぼ同様に構成され、ピン結合部
14から漏出した潤滑油を捕捉するものである。
【0057】32はブームシリンダ11のロッド11B
先端側に設けられたカバー筒を示し、該カバー筒32
は、開口端32A、ねじ座32B、給脂用穴32Cおよ
びシート部材33等を有し、前記第1の実施の形態で述
べたカバー筒18とほぼ同様に構成されている。しか
し、該カバー筒32は、その下側部位が軸方向に沿って
平板状に延びた平坦部32Dとして形成され、全体とし
て横断面が略D字状をなしている点で前記第1の実施の
形態のものとは異なっている。
【0058】ここで、前記平坦部32Dには、その一端
側から長さ方向中間部に向けて略U字状に切欠かれた切
欠部32Eと、後述する各ねじ37用の各ねじ挿通穴3
2Fとが形成されている。そして、該切欠部32Eは、
その底部側がロッド11Bの外径に対応した曲率をもっ
て円弧状に湾曲し、後述するクランプ部材34,35の
切欠部34A,35Aと共に、ブームシリンダ11のロ
ッド11Bをカバー筒32内に挿通させるロッド用挿通
穴を構成している。
【0059】また、ねじ挿通穴32Fは、切欠部32
E,34A,35A(ロッド用挿通穴)の近傍に位置し
て、平坦部32Dと共にカバー筒32をロッド11Bの
先端側に締着する締着部を構成している。
【0060】33はカバー筒32の一端側開口に設けら
れたシート部材で、該シート部材33は、前記第1の実
施の形態によるシート部材19とほぼ同様に構成され、
その下側部位が切欠部32Eに対応して径方向に分離さ
れている。そして、シート部材33は、その先端側がボ
ス部10の側面10C1 に締代をもって当接され、カバ
ー筒32と側面10C1 との間を液密にシールするもの
である。
【0061】34,35はカバー筒32をブームシリン
ダ11のロッド11Bに取付けるクランプ部材を示し、
該クランプ部材34,35のうち一方のクランプ部材3
4は、樹脂材料等からカバー筒32の平坦部32Dに対
応して略長方形の角板状に形成され、その一端側には他
のシート部材36の基端側が固着されている。そして、
該シート部材36の先端側は、シート部材33に対応し
て略「し」字状に湾曲している。
【0062】また、該クランプ部材34には、その他端
側から長さ方向中間部に向けて前記切欠部32Eとは反
対向きに略U字状の切欠部34Aが形成され、該切欠部
34Aについても、その奥部側がロッド11Bの外径に
対応した曲率をもって円弧状に湾曲している。
【0063】そして、クランプ部材34は、平坦部32
Dの裏面側に衝合した状態で各ねじ37によりカバー筒
32に着脱可能に取付けられ、この状態でシート部材3
6は、カバー筒32のシート部材33のうち、その分離
された端部間を隙間なく埋めるように配設され、該シー
ト部材33と共にボス部10の側面10C1 に締代をも
って当接する円環状のシール部材を構成している。
【0064】一方、他方のクランプ部材35は、樹脂材
料等により略T字型の平板状に形成され、その一端側に
はロッド11Bの外径に対応した曲率をもって半円弧状
に切欠かれた切欠部35Aが形成されている。そして、
該切欠部35Aは、クランプ部材34の切欠部34Aと
共にカバー筒32側に円形穴を形成し、ブームシリンダ
11のロッド11Bをカバー筒32内に挿通させてい
る。また、該クランプ部材35の他端側には、図8中の
上,下に向けて張出部35B,35Bが突設されてい
る。
【0065】ここで、クランプ部材35は、クランプ部
材34の切欠部34A内に嵌合された状態で、各張出部
35Bがカバー筒32と一体となったクランプ部材35
の他側端部に各ボルト38により一体的に取付けられて
いる。これにより、飛散防止カバー31は、クランプ部
材34,35の切欠部34A,35A間でブームシリン
ダ11のロッド11Bを径方向両側から強くクランプし
た状態で該ロッド11Bの先端側に締着される。そし
て、この状態では、クランプ部材34,35はロッド1
1Bの外周側に強く密着するようになり、クランプ部材
34,35とロッド11Bとの間は液密にシールされ
る。
【0066】39はカバー筒32の開口端32A側に着
脱可能に設けられた蓋板を示し、該蓋板39は、前記第
1の実施の形態による蓋板23とほぼ同様に構成され、
カバー筒32の開口端32Aを施蓋している。
【0067】ここで、前記蓋板39は、カバー筒32と
対応した外形状をもって形成され、その上部には切欠部
39Aを有する突部39Bが突設されている。そして、
蓋板39は下部側がねじ40等によりクランプ部材35
の他側端部に着脱可能に取付けられ、上部側が切欠部3
9Aを介して蝶ねじ41によりカバー筒32のねじ座3
2Bに取付けられている。そして、蝶ねじ41を締付け
た状態では、蓋板39はカバー筒32の開口端32Aに
衝合状態で強く密着するようになり、蓋板39とカバー
筒32との間が液密にシールされる。
【0068】かくして、このように構成される本実施の
形態でも、給脂作業時には蝶ねじ41を緩めつつ蓋板3
9を例えば矢示A方向へとスライドさせることにより、
蓋板39をカバー筒32から予め取外しておくことがで
き、前記第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得る
ことができる。
【0069】なお、前記各実施の形態では、飛散防止カ
バー17(31)をロッド11B(ブームシリンダ11
の取付アイ11C側に設けるものとして述べたが、これ
に替えて、飛散防止カバー17(31)をチューブ11
Aの基端側に設けた取付アイの周囲に取付ける構成とし
てもよい。さらに、アームシリンダ12の取付アイ側ま
たはバケットシリンダ13の取付アイ側に設けてもよ
い。
【0070】また、前記各実施の形態では、当該潤滑油
飛散防止装置を油圧ショベルに適用するものとして述べ
たが、本発明はこれに限らず、例えば油圧クレーン等の
他の建設機械に設けた作業装置のピン結合部に適用して
もよい。
【0071】
【発明の効果】以上詳述した通り本発明によれば、請求
項1に記載の如く、シリンダ装置の取付アイと相手方部
材とのピン結合部に給脂した潤滑油が外部に飛散するの
を防止するためにシリンダ装置の取付アイ側に飛散防止
カバーを設け、該飛散防止カバーは、軸方向両端側が開
口したカバー筒と、前記相手方部材の側面に摺接するよ
うに該カバー筒の一端側開口に設けられたシート部材
と、該カバー筒の他端側開口に着脱可能に設けられた蓋
板とから構成したから、給脂作業時には飛散防止カバー
の蓋板をカバー筒から予め取外しておくことにより、作
業者はピン結合部からの潤滑油の漏れを目視で容易に確
認でき、潤滑油の漏れ量を必要最小限に抑えることがで
きると共に、漏れた潤滑油をカバー筒内に捕捉(貯留)
でき、ピン結合部の周囲を潤滑油で汚すことなく外観上
の美観を良好に保つことができる。そして、他の従来技
術で述べたように給脂作業時等に飛散防止カバー全体を
ピン結合部から取外すような面倒な作業を省くことがで
き、全体の作業効率を向上できる。
【0072】また、請求項2の発明では、取付アイをシ
リンダ装置のロッド先端側に設け、カバー筒には、シリ
ンダ装置のロッド先端側が挿通されるロッド用挿通穴
と、カバー筒をロッドの先端側に締着するための締着部
とを設けたから、シリンダ装置のロッド先端側をカバー
筒のロッド用挿通穴内に挿通させた状態で、該飛散防止
カバーを締着部を介してロッド側に一体に取付けること
ができ、飛散防止カバーの取付構造を簡略化することが
できる。
【0073】さらに、請求項3の発明では、取付アイと
連結ピンとの間に潤滑油を給脂するための給脂具を取付
アイ側に設け、カバー筒には給脂部の先端側をカバー筒
外に突出させるための給脂用穴をロッド用挿通穴から離
れた位置に設ける構成としたから、取付アイに対してカ
バー筒を取付けるときに、給脂具の先端側をカバー筒の
ロッド用挿通穴から離れた位置で給脂用穴内に容易に挿
通でき、取付時の作業性等を向上できる。また、カバー
筒の取付け後には、カバー筒の外側で給脂配管を給脂具
の先端側に容易に接続することができ、該給脂配管の接
続作業を容易に行うことができる。
【0074】さらにまた、請求項4の発明では、シリン
ダ装置を油圧ショベルのブームを俯仰動させるブームシ
リンダから構成し、相手方部材をブームに設けたボス部
材により構成したから、給脂時にブームとブームシリン
ダとのピン結合部からはみ出した潤滑油がボス部材の周
囲等に垂れ落ちるのを防止でき、該ブームの外観上の美
観を常に良好に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるピン結合部の
潤滑油飛散防止装置が適用される油圧ショベルを示す外
観図である。
【図2】ブームとブームシリンダのピン結合部を示す図
1中の矢示II−II方向からみた拡大断面図である。
【図3】ピン結合部および飛散防止カバー等を示す図2
中の要部拡大図である。
【図4】蓋板をカバー筒から取外した状態で示す図3の
右側面図である。
【図5】図3中のカバー筒と蓋板とを分解して示す分解
斜視図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態によるピン結合部の
潤滑油飛散防止装置を示す要部拡大断面図である。
【図7】図6中の開閉カバーをカバー筒から取外した状
態で示す図6中の右側面図である。
【図8】図6中のカバー筒およびクランプ部材等を分解
して示す分解斜視図である。
【符号の説明】
7 ブーム(相手方部材) 10 ボス部(ボス部材) 10A ピン穴 10C1 側面 11 ブームシリンダ(シリンダ装置) 11C 取付アイ 14 ピン結合部 15 連結ピン 17,31 飛散防止カバー 18,32 カバー筒 18A,32A 開口端 18C,32C 給脂用穴 19,33,36 シート部材 20B 衝合凸部(締着部) 22 ロッド用挿通穴 23,39 蓋板 26 グリースニップル(給脂具) 32D 平坦部(締着部) 32E,34A,35A 切欠部(ロッド用挿通穴)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ装置の取付アイを相手方部材に
    連結ピンを介して連結してなるピン結合部と、該ピン結
    合部の取付アイと連結ピンとの間に給脂した潤滑油が外
    部に飛散するのを防止するため前記シリンダ装置の取付
    アイ側に設けられる飛散防止カバーとからなるピン結合
    部の潤滑油飛散防止装置において、 前記飛散防止カバーは、前記取付アイを径方向外側から
    取囲むように前記連結ピンの軸方向に延びる筒状体とし
    て形成され、軸方向両端が開口したカバー筒と、該カバ
    ー筒の一端側開口に環状に設けられ、前記相手方部材の
    側面に摺接するシート部材と、前記カバー筒の他端側開
    口に着脱可能に設けられ、該カバー筒の他端側を施蓋す
    る蓋板とから構成したことを特徴とするピン結合部の潤
    滑油飛散防止装置。
  2. 【請求項2】 前記取付アイは前記シリンダ装置のロッ
    ド先端側に設けられ、前記カバー筒には、前記シリンダ
    装置のロッド先端側が挿通されるロッド用挿通穴と、該
    ロッド用挿通穴の近傍に形成され前記カバー筒をロッド
    の先端側に締着するための締着部とを設けてなる請求項
    1に記載のピン結合部の潤滑油飛散防止装置。
  3. 【請求項3】 前記取付アイには連結ピンとの間に潤滑
    油を給脂するための給脂具を設け、前記カバー筒には、
    該給脂具をカバー筒外に突出させるため該給脂具の先端
    側が挿通される給脂用穴を前記ロッド用挿通穴から離れ
    た位置に設けてなる請求項1または2に記載のピン結合
    部の潤滑油飛散防止装置。
  4. 【請求項4】 前記シリンダ装置は油圧ショベルのブー
    ムを俯仰動させるブームシリンダからなり、前記相手方
    部材は、前記ブームに設けられ前記連結ピンが挿通され
    るピン穴が形成されたボス部材により構成してなる請求
    項1,2または3に記載のピン結合部の潤滑油飛散防止
    装置。
JP25605997A 1997-09-04 1997-09-04 ピン結合部の潤滑油飛散防止装置 Pending JPH1181371A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100814475B1 (ko) 2007-07-05 2008-03-17 엔케이티이 주식회사 건설장비용 핀 결합구조
JP2018177454A (ja) * 2017-04-12 2018-11-15 コベルコ建機株式会社 クレーン

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KR100814475B1 (ko) 2007-07-05 2008-03-17 엔케이티이 주식회사 건설장비용 핀 결합구조
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