JP3251859B2 - 軸受装置 - Google Patents

軸受装置

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JP3251859B2
JP3251859B2 JP20316496A JP20316496A JP3251859B2 JP 3251859 B2 JP3251859 B2 JP 3251859B2 JP 20316496 A JP20316496 A JP 20316496A JP 20316496 A JP20316496 A JP 20316496A JP 3251859 B2 JP3251859 B2 JP 3251859B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C11/00Pivots; Pivotal connections
    • F16C11/04Pivotal connections
    • F16C11/045Pivotal connections with at least a pair of arms pivoting relatively to at least one other arm, all arms being mounted on one pin
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2350/00Machines or articles related to building
    • F16C2350/26Excavators

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  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば建設機械に
装備される作業装置のピン結合部等に好適に用いられる
軸受装置に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧ショベル等の建設機械に装備される
作業装置には、ブーム、アームおよびバケット等を連結
ピンを介して回動可能に支持するために複数の軸受装置
が設けられている。
【0003】そこで、この種の従来技術による軸受装置
を備えた油圧ショベルを図9に示す。
【0004】図において、1は油圧ショベルを示し、該
油圧ショベル1の上部旋回体2には、掘削作業等を行な
う作業装置3が俯仰動可能に配設されている。
【0005】ここで、作業装置3は、上部旋回体2にピ
ン結合されたブーム4と、該ブーム4の先端側にピン結
合されたアーム5と、該アーム5の先端側にピン結合さ
れたバケット6等とから大略構成され、これらブーム
4、アーム5およびバケット6は、それぞれピン結合部
を介して連結されたブームシリンダ7、アームシリンダ
8、バケットシリンダ9およびリンク10等を作動させ
ることにより回動動作を行なう。
【0006】そして、これら各ピン結合部のうち、例え
ばアーム5の先端側とバケット6とは図10に示す軸受
装置11を介して互いに回動可能に連結されている。
【0007】ここで、12はアーム5の先端側に設けら
れたボス部材、13はバケット6に突設された相手方部
材としての左,右一対のブラケットをそれぞれ示し、ボ
ス部材12とブラケット13とは連結ピン14を介して
相対回転可能に連結されている。15,15はボス部材
12の軸方向両端側に設けられたブッシュ嵌合穴12
A,12Aに嵌着された左,右一対のブッシュで、該各
ブッシュ15の内周面が連結ピン14との摺動面となっ
ている。
【0008】16,16はボス部材12とブラケット1
3との間に位置してボス部材12の外周側に設けられた
Oリング、17,17はブラケット13と各ブッシュ1
5との間に位置して連結ピン14に嵌着された環状のダ
ストシールをそれぞれ示し、Oリング16はボス部材1
2の軸方向端面とブラケット13との間の隙間を閉塞
し、土砂等がボス部材12の端面とブラケット13との
間に侵入するのを防止すると共に、ボス部材12内に充
填されたグリスが外部に漏れるのを防止している。ま
た、ダストシール17は、ボス部材12とブラケット1
3との間から侵入した土砂等が連結ピン14とブッシュ
15との摺動面等に侵入するのを阻止するものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による軸受装置11では、ボス部材12と各ブラ
ケット13との間に組立上の隙間が形成されているた
め、油圧ショベル1の掘削作業時に、ボス部材12がブ
ラケット13間で連結ピン14の軸方向にがたつきを生
じてしまう。
【0010】このため、掘削作業時にボス部材12の端
面とブラケット13との間でOリング16のシール性が
損なわれたり破損を生じ易い。このように、Oリング1
6のシール性が不完全になると、ボス部材12の端面と
ブラケット13との摺動面がそこに侵入した土砂等によ
って早期に摩耗してしまい、その結果、軸受装置の安定
した作動を長期に亘って保てなくなるという問題があ
る。
【0011】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、ボス部材と相手方部材との摺動面が土砂
等によって早期に摩耗してしまうのを防止し、ボス部材
と相手方部材との円滑な回転を長期に亘って補償できる
ようにした軸受装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、内周面にブッシュ嵌合穴が
設けられたボス部材と、該ボス部材を軸方向で挟み、他
のブッシュ嵌合穴が形成された相手方部材と、該相手方
部材と前記ボス部材とを回転可能に連結する連結ピン
と、前記ボス部材のブッシュ嵌合穴に嵌着される筒部を
有し、該筒部の外端側が前記ボス部材の端面に当接する
鍔部となった鍔付きブッシュと、前記相手方部材のブッ
シュ嵌合穴に嵌合して設けられた円筒ブッシュと、該円
筒ブッシュとは別部材として形成され、前記鍔付きブッ
シュの鍔部と軸方向で摺接するように前記ボス部材と相
手方部材との間に位置して前記連結ピンに支持して設け
られたホルダと、前記鍔付きブッシュの鍔部端面と該ホ
ルダの端面とのいずれか一方の端面に前記連結ピンを囲
むように設けられた環状シール溝と、該環状シール溝に
嵌着され前記鍔付きブッシュの鍔部と前記ホルダとの間
をシールするシール部材と、前記ホルダと前記相手方部
材との間に着脱可能に設けられ、該ホルダと前記鍔付き
ブッシュの鍔部との間の隙間を調整するシムとから構成
したことにある。
【0013】上記構成によれば、相手方部材とホルダと
の間にシムを挿入して鍔付きブッシュの鍔部とホルダと
の間の隙間を調整することにより、シール部材が最適な
シール性をもって鍔部とホルダとの間をシールすること
ができる。
【0014】また、請求項2の発明は、前記相手方部材
には、軸方向にボルト挿通用の透孔を穿設すると共に、
前記ホルダには該透孔と同軸にボルト螺合用のねじ穴を
穿設し、前記相手方部材に対して前記ホルダを締着する
ために、前記透孔から前記ねじ穴に締付ボルトを取付け
たことにある。
【0015】上記構成によれば、相手方部材の透孔に挿
通した締付ボルトをホルダのねじ穴に螺入することによ
り、相手方部材に対してホルダを固定することができ
る。
【0016】さらに、請求項3の発明は、前記相手方部
材と前記ホルダとの間に前記シムを挿入する隙間を形成
するために、前記相手方部材には、前記ホルダを前記シ
ール部材の弾性力に抗して前記鍔付きブッシュ側に押圧
する押付ボルトを軸方向に螺出入可能に設ける構成とし
たことにある。
【0017】上記構成によれば、押付ボルトを相手方部
材に螺入してホルダを鍔付きブッシュ側に押圧すること
により、相手方部材とホルダとの間に隙間を確保するこ
とができる。この状態で、当該隙間内に適宜枚数のシム
を挿入することにより、鍔付きブッシュの鍔部とホルダ
に対するシール部材の密着力をシムの枚数に応じて適宜
に調整することができる。
【0018】そして、請求項4の発明は、前記シムは、
半円弧状をした一対の半割体を衝合することにより形成
し、該各半割体には前記締付ボルトを挿通するから穴を
設けると共に、該各半割体の衝合端面には前記押付ボル
トを案内するボルト案内溝を設けたことにある。
【0019】上記構成によれば、シムが一対の半割体か
らなっているから、ホルダを押付ボルトによって鍔付き
ブッシュ側に押圧した状態で、ホルダと相手方部材との
間に形成された隙間に連結ピンの径方向から各半割体を
挿入することにより、当該隙間内に容易にシムを挿入で
きる。この際、各半割体の衝合端面にはボルト案内溝が
設けられているから、相手方部材に螺入した押付ボルト
の先端がホルダの端面に当接していたとしても、ホルダ
と相手方部材との隙間内で各半割体を衝合させることに
より、当該隙間内に確実にシムを挿入できる。そして、
この状態で締付ボルトを相手方部材の透孔に挿入すれ
ば、該締付ボルトは各半割体のから穴を介してホルダに
螺入され、これにより、シムが締付ボルトによって抜止
めされた状態で相手方部材に対してホルダを固定するこ
とができる。
【0020】また、請求項5の発明は、前記相手方部材
には前記連結ピンを軸方向で抜止めする蓋体を設け、該
蓋体には前記ボス部材内に充填されるグリスの圧力を調
整するグリス圧力調整機構を設けたことにある。
【0021】上記構成によれば、ボス部材内に充填され
たグリスの圧力が過剰となったときに、グリス圧力調整
機構によって余剰のグリスを外部に排出することができ
る。従って、鍔付きブッシュの鍔部とホルダとの摺動面
間に設けたシール部材を介して余剰のグリスを外部に排
出する必要がなくなる分、該シール部材のシール性を高
めることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例による軸受
装置を図1ないし図8に基づいて説明する。
【0023】図において、21は本実施例による軸受装
置を示し、該軸受装置21は、従来技術による軸受装置
11に代えて油圧ショベル1のアーム5とバケット6と
を回転可能に連結している。
【0024】22はアーム5の先端側に設けられたボス
部材としてのボスを示し、該ボス22はほぼ円筒状に形
成され、軸方向の両端側内周には後述の鍔付きブッシュ
25が嵌合するブッシュ嵌合穴22A,22Aが形成さ
れている。また、ボス22の軸方向両端側には、外周側
から各ブッシュ嵌合穴22Aに貫通するグリス注入孔2
2B,22Bが穿設され、該各グリス注入孔22Bはグ
リスニップル23によって閉塞されている。
【0025】24,24はバケット6から外側に突設さ
れ、ボス22を軸方向で挟む相手方部材としての一対の
ブラケットで、該各ブラケット24には後述の円筒ブッ
シュ28が嵌合するブッシュ嵌合穴24A,24Aが形
成されている。
【0026】ここで、図3に示すように、各ブラケット
24には、後述する各締付ボルト36が挿通される4個
の透孔24B,24B,…が互いに90度の間隔をもっ
て穿設され、さらに、後述の押付ボルト43が螺入する
2個のねじ穴24C,24Cが互いに180度の間隔を
もって穿設されている。
【0027】25,25はボス22の各ブッシュ嵌合穴
22Aに圧入嵌合された鍔付きブッシュで、該各鍔付き
ブッシュ25は耐摩耗性に優れた材料から全体として段
付き円筒状に形成され、ブッシュ嵌合穴22Aに嵌着す
る筒部25Aと、該筒部25Aの外端側がフランジ状に
拡径しボス22の端面に当接する鍔部25Bとからなっ
ている。そして、該鍔付きブッシュ25の筒部25A内
周側には後述する連結ピン34が摺動可能に挿嵌され、
該連結ピン34との摺動面を形成している。
【0028】26は各鍔付きブッシュ25に形成された
グリス通路で、該グリス通路26は、鍔付きブッシュ2
5の外周側に全周に亘って形成された外周環状溝26A
と、内周側に全周に亘って形成された内周環状溝26B
と、該各環状溝26A,26B間を連通する連通穴26
Cとからなり、ボス22に設けられたグリス注入孔22
Bに連通するものである。27はグリス通路26の近傍
に位置して鍔付きブッシュ25の内周側に全周に亘って
形成された環状溝で、該環状溝27は、連結ピン34の
後述する面取り部34Aを介してグリス通路26に連通
している。
【0029】28,28は各ブラケット24のブッシュ
嵌合穴24A内に圧入嵌合された円筒ブッシュで、該各
円筒ブッシュ28の内周側には連結ピン34が摺動可能
に挿嵌され、該連結ピン34との摺動面を形成してい
る。また、円筒ブッシュ28の内周側には、その全周に
亘って環状溝29が形成され、該環状溝29は鍔付きブ
ッシュ25に設けられた環状溝27に連通している。
【0030】30,30はボス22の軸方向両端面と各
ブラケット24との間に位置し、円筒ブッシュ28を介
して連結ピン34に支持して設けられたホルダを示し、
該各ホルダ30は耐摩耗性に優れた材料から全体として
中空円板状に形成され、後述するリップシール32、O
リング33を保持するものである。
【0031】ここで、ホルダ30の中心部には円筒ブッ
シュ28が摺動可能に挿通されるブッシュ挿通穴30A
が形成され、該ホルダ30は、鍔付きブッシュ25側に
押圧されることにより円筒ブッシュ28に沿って軸方向
に摺動し、ブラケット24との間に後述する各シム37
が挿入される隙間を形成するようになっている。また、
該ホルダ30には図4に示すように、締付ボルト36が
螺入する4個のねじ穴30B,30B,…が90度の間
隔をもって穿設され、該各ねじ穴30Bは、ブラケット
24に穿設された各透孔24Bと同軸となっている。
【0032】31は各ホルダ30の端面に設けられた環
状シール溝で、該各環状シール溝31は、鍔付きブッシ
ュ25の鍔部25Bに対向するホルダ30の端面に環状
に設けられている。
【0033】32は環状シール溝31内に嵌着された環
状のリップシールを示し、該リップシール32は、鍔付
きブッシュ25側に突出したリップ部を鍔部25Bに密
着させることにより、土砂等のダストが鍔付きブッシュ
25の鍔部25Bとホルダ30との摺動面等に侵入する
のを防止すると共に、ボス22内に充填されたグリス
が、鍔部25Bとホルダ30との摺動面から外部に漏れ
るのを防止するものである。
【0034】33は円筒ブッシュ28とホルダ30との
摺動面間に設けられたOリングを示し、該Oリング33
は、ホルダ30の内周面に全周に亘って形成された環状
溝に嵌着されている。そして、Oリング33は、掘削作
業時の土砂等がホルダ30とブラケット24との間から
連結ピン34と円筒ブッシュ28との摺動面に侵入する
のを防止し、かつ、円筒ブッシュ28と連結ピン34と
の摺動面を潤滑するグリスが外部に漏れるのを防止する
ものである。
【0035】34はボス22と各ブラケット24とを連
結する連結ピンで、該連結ピン34は各鍔付きブッシュ
25の筒部25Aと各円筒ブッシュ28の内周側に摺動
可能に挿嵌されている。ここで、連結ピン34の外周面
には複数の面取り部34A,34A,…が設けられ、該
各面取り部34Aは、鍔付きブッシュ25に設けられた
グリス通路26および環状溝27と、円筒ブッシュ28
に設けられた環状溝29とに連通している。
【0036】35は各ブラケット24の外端面に配設さ
れ、連結ピン34を軸方向で抜止めする段付き円板状の
蓋体で、該蓋体35は大径のフランジ部35Aを有し、
該フランジ部35Aには、ブラケット24に設けられた
各透孔24Bとねじ穴24Cと同軸に6個のボルト挿通
穴35B,35B,…が穿設されている。
【0037】36,36,…は蓋体35の各ボルト挿通
穴35Bからブラケット24の各透孔24Bに挿通され
た4本の締付ボルト(2本のみ図示)で、該各締付ボル
ト36をホルダ30の各ねじ穴30Bに螺入することに
より、ホルダ30と蓋体35とが各締付ボルト36を介
してブラケット24に共締めされ、連結ピン34が各蓋
体35によって軸方向に抜止めされる構成となってい
る。
【0038】37,37,…はブラケット24とホルダ
30との間に配設された複数のシムを示し、該各シム3
7は図5に示すように、左,右一対の半円弧状を有する
シム半割体38,38として形成されている。そして、
各シム半割体38は連結ピン34を挟んで衝合端面38
Aを衝合させることにより、該連結ピン34を挟んで対
をなすものである。ここで、各シム半割体38は、ブラ
ケット24の各透孔24Bに対応し締付ボルト36が挿
通される2個のから穴38B,38Bを有し、また、各
衝合端面38Aにはブラケット24の各ねじ穴24Cに
対応し、押付ボルト43を案内する2個のボルト案内溝
38C,38Cが凹設されている。
【0039】そして、各シム37は、ブラケット24と
ホルダ30との間に挿入され、締付ボルト36が各から
穴38B内に挿通されることにより、ブラケット24と
ホルダ30との間に抜止め状態に取付けられる。そし
て、ブラケット24とホルダ30との間に挿入されるシ
ム37の厚みや枚数を調整することにより、ホルダ30
と鍔付きブッシュ25の鍔部25Bとの間の隙間を調整
し、鍔付きブッシュ25の鍔部25Bに対するリップシ
ール32の密着力を調整できる構成となっている。
【0040】39は蓋体35とブラケット24との当接
面間に設けられたシールリングで、該シールリング39
は、円筒ブッシュ28を囲むように蓋体35の端面に形
成された環状溝に嵌着されている。そして、シールリン
グ39は、掘削作業時の土砂等がブラケット24と蓋体
35との間から連結ピン34と円筒ブッシュ28との摺
動面に侵入するのを防止し、かつ、円筒ブッシュ28と
連結ピン34との摺動面を潤滑するグリスが外部に漏れ
るのを防止するものである。
【0041】40は蓋体35に設けられたグリス圧力調
整機構としてのリリーフ装置を示し、該リリーフ装置4
0は、一端側が円筒ブッシュ28の内周側に開口し、他
端側が蓋体35の外周面に全周に亘って形成された円周
溝35Cに開口したグリス排出通路41と、蓋体35の
円周溝35Cに所定の緊縛力をもって嵌着され、グリス
排出通路41の他端側を閉塞するOリング42とからな
っている。
【0042】そして、リリーフ装置40は、鍔付きブッ
シュ25および円筒ブッシュ28と連結ピン34との摺
動面等を潤滑すべくボス22内に充填されたグリスの圧
力が低いときには、Oリング42によってグリス排出通
路41を閉塞し、グリスの圧力が過剰になるとOリング
42の弾性変形によってグリス排出通路41を開放し、
余剰のグリスを蓋体35の外部に排出するようになって
いる。
【0043】本実施例による軸受装置21は上述の如き
構成を有するもので、以下、該軸受装置21の組立手順
について述べる。
【0044】まず、ボス22のブッシュ嵌合穴22Aに
鍔付きブッシュ25を圧入嵌合し、ブラケット24のブ
ッシュ嵌合穴24Aに円筒ブッシュ28を圧入嵌合す
る。
【0045】次に、円筒ブッシュ28の外周側にホルダ
30を挿嵌した後、図6に示すように締付ボルト36を
ブラケット24の透孔24Bに挿通し、ホルダ30のネ
ジ穴30Bに螺入することにより、ホルダ30をブラケ
ット24側に移動させる。これにより、各ホルダ30の
間隔を広げることができ、左,右のブラケット24,2
4間にボス22を嵌め込むときに、該各ホルダ30とボ
ス22の端面との間に大きな隙間Aを形成することがで
き、ボス22の嵌込み作業を容易に行うことができる。
【0046】そして、左,右のブラケット24,24間
にボス22を嵌込んだ後、円筒ブッシュ28および鍔付
きブッシュ25の筒部25A内周側に連結ピン34を挿
嵌する。これにより、ボス22と各ブラケット24とが
連結ピン34を介して回転可能に連結される。
【0047】次に、締付ボルト36をホルダ30および
ブラケット24から抜取り、蓋体35を各ブラケット2
4の外端面に当接させた状態で、図7に示すように蓋体
35のボルト挿通穴35Bに押付ボルト43を挿通し、
該押付ボルト43をブラケット24のねじ穴24Cに螺
入していく。これにより、ホルダ30が押付ボルト43
に押圧され、環状シール溝31に嵌着されたリップシー
ル32の弾性力に抗して鍔付きブッシュ25側に移動す
る。
【0048】かくして、押付ボルト43によってホルダ
30を押圧することにより、ホルダ30とブラケット2
4との間にはシム37を挿入するための隙間Bが形成さ
れる。
【0049】そして、該隙間B内にシム37をなす各シ
ム半割体38を連結ピン34の径方向から挿入し、該シ
ム半割体38の各ボルト案内溝38Cを押付ボルト43
の外周に係合させることにより、シム半割体38の各か
ら穴38Bを、蓋体35の各ボルト挿通穴35B、ブラ
ケット24の各透孔24Bおよびホルダ30の各ねじ穴
30Bに一致させる。
【0050】この場合、シム半割体38を挿入するホル
ダ30とブラケット24との間の隙間Bは押付ボルト4
3によって確保されているから、シム半割体38の挿入
作業を簡単かつ確実に行うことができる。
【0051】そして、ホルダ30とブラケット24との
間に適宜枚数のシム半割体38を挿入した後、蓋体35
のボルト挿通穴35Bおよびブラケット24の透孔24
Bに締付ボルト36を挿通し、該締付ボルト36を、シ
ム半割体38のから穴38Bを介してホルダ30のねじ
穴30Bに螺入する(図2参照)。
【0052】かくして、ホルダ30と蓋体35とが各締
付ボルト36を介してブラケット24に共締めされ、蓋
体35によってブラケット24のブッシュ嵌合穴24A
が閉塞されて連結ピン34が軸方向に抜止めされる。こ
のとき、ホルダ30とブラケット24との間に挿入され
た適宜枚数のシム37によって隙間Bが確保されること
により、ホルダ30と鍔付きブッシュ25の鍔部25B
との間に設けられたリップシール32を、最適な圧力を
もって鍔付きブッシュ25の鍔部25Bに密着させ、該
リップシール32のシール性を高めることができる。
【0053】そして、軸受装置21を組立てた後、グリ
スニップル23からグリスガン等を用いてボス22内に
グリスを注入すると、該グリスはグリス通路26を通じ
て鍔付きブッシュ25と連結ピン34との摺動面に供給
されると共に、連結ピン34の面取り部34A、鍔付き
ブッシュ25の環状溝27、円筒ブッシュ28の環状溝
29等を通じて円筒ブッシュ28と連結ピン34との摺
動面に供給される。
【0054】ここで、鍔付きブッシュ25の鍔部25B
に対するリップシール32のシール性を高めると、グリ
スニップル23からボス22内に注入されたグリスのう
ち余剰のグリスをリップシール32を介して外部に排出
できなくなるが、この場合には、余剰のグリスは円筒ブ
ッシュ28と連結ピン34との摺動面から蓋体35のグ
リス排出通路41に導かれ、蓋体35の円周溝35Cに
嵌着されたOリング42を押しのけて外部に排出され
る。
【0055】即ち、蓋体35に設けたリリーフ装置40
によって余剰のグリスを外部に排出することにより、鍔
付きブッシュ25の鍔部25Bに対するリップシール3
2のシール性を大きくすることができ、鍔部25Bとホ
ルダ30との摺動面にダスト等が侵入するのを確実に防
止できる。
【0056】そして、上述の如き軸受装置21を介して
アーム5の先端側にピン結合されたバケット6は、バケ
ットシリンダ9の作動に応じてアーム5の先端側で回動
動作を行なう。
【0057】このとき、鍔付きブッシュ25の鍔部25
Bとホルダ30との間をシールするリップシール32
は、鍔部25Bとホルダ30との間の隙間を各シム37
によって適宜に調整することにより、最適な密着力をも
って鍔部25Bの端面に密着する。この結果、リップシ
ール32のシール性を向上することができ、掘削作業時
の土砂等が鍔部25Bとホルダ30との摺動面に侵入す
るのを効果的に防止できる。
【0058】この結果、鍔付きブッシュ25および円筒
ブッシュ28と連結ピン34との摺動面、あるいは鍔付
きブッシュ25の鍔部25Bとホルダ30との摺動面等
に確実にグリスを供給することができ、該各摺動面が早
期に摩耗するのを確実に防止できる。
【0059】そして、長期間の使用によって鍔付きブッ
シュ25の鍔部25Bとホルダ30との摺動面が自然摩
耗した場合には、該鍔付きブッシュ25またはホルダ3
0を交換することにより、例えばボス22やブラケット
24等を交換する場合に比較して、交換作業を短時間で
効率よく行うことができる。
【0060】なお、前記実施例では、ボス22内に充填
されるグリスの圧力を調整するためのリリーフ装置40
を、蓋体35に形成されたグリス排出通路41と、該グ
リス排出通路41をグリスの圧力に応じて開,閉するO
リング42とから構成した場合を例に挙げたが、本発明
はこれに限るものではなく、例えば図8に示すように、
蓋体35′に設けたグリス排出通路41′を、穴付きプ
ラグ44A、コイルばね44Bおよびボール弁体44C
からなる逆止弁44によって開,閉するように構成して
もよい。
【0061】また、前記実施例では、鍔付きブッシュ2
5の鍔部25Bとホルダ30との摺動面間を封止するリ
ップシール32を、ホルダ30に形成した環状シール溝
31に嵌着した場合を例に挙げたが、本発明はこれに限
らず、例えば図6中に二点鎖線で示すように、鍔付きブ
ッシュ25側に設けた環状シール溝31′にリップシー
ル32′を嵌着させる構成としてもよい。
【0062】さらに、前記実施例では、油圧ショベル1
のアーム5とバケット6とのピン結合部に適用した場合
を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例え
ばバケット6とリンク10とのピン結合部、アーム5と
アームシリンダ8とのピン結合部等、他のピン結合部に
も広く適用することができる。
【0063】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
れば、ボス部材のブッシュ嵌合穴に鍔付きブッシュを設
け、相手方部材のブッシュ嵌合穴には円筒ブッシュを設
け、該円筒ブッシュとは別部材として形成されたホルダ
を、前記鍔付きブッシュの鍔部と軸方向で摺接するよう
に前記ボス部材と相手方部材との間に位置して連結ピン
に支持して設けると共に、該ホルダと鍔付きブッシュの
鍔部との摺動面間にシール部材を設け、かつ相手方部材
とホルダとの間に該ホルダと鍔付きブッシュの鍔部と
の間の隙間を調整するシムを設ける構成としたから、相
手方部材とホルダとの間にシムを挿入することにより、
シール部材の密着力を適宜に調整することができ、シー
ル部材が最適なシール性をもって鍔部とホルダとの摺動
面をシールすることができる。
【0064】この結果、例えば掘削作業時の土砂等が鍔
部とホルダとの摺動面に侵入するのを阻止し、該摺動面
が早期に摩耗してしまうのを防止でき、ボス部材と相手
方部材との円滑な回転を長期に亘って補償することがで
きる。
【0065】また、請求項2の発明によれば、相手方部
材に軸方向にボルト挿通用の透孔を穿設すると共に、ホ
ルダに該透孔と同軸にボルト螺合用のねじ穴を穿設し、
透孔からねじ穴に締付ボルトを取付けることにより、相
手方部材に対してホルダを締着する構成としたから、相
手方部材とホルダとの間からシムを離脱させた状態で締
付ボルトを締め込むことにより、ホルダがシムの厚み分
だけ相手方部材側に移動するから、相手方部材間にボス
部材を容易に嵌め込むことができる。
【0066】さらに、請求項3の発明によれば、ホルダ
をシール部材の弾性力に抗して鍔付きブッシュ側に押圧
することにより、相手方部材とホルダとの間に隙間を確
保することができ、当該隙間内に適宜枚数のシムを挿入
することにより、鍔付きブッシュの鍔部とホルダに対す
るシール部材の密着力をシムの枚数に応じて適宜に調整
することができる。そして、この状態で相手方部材とホ
ルダとの間に形成された隙間内にシムを挿入することに
より、ホルダが鍔付きブッシュの鍔部に対して位置決め
され、シール部材のシール性を最適に保つことができる
から、鍔部とホルダとの摺動面に土砂等が侵入するのを
確実に阻止できる。
【0067】また、請求項4の発明によれば、シムを半
円弧状をした一対の半割体を衝合することにより形成
し、各半割体には締付ボルトが挿通されるから穴を設け
ると共に、衝合端面に押付ボルトを案内するボルト案内
溝を設けたから、押付ボルトによってホルダを鍔付きブ
ッシュ側に押圧した状態で、ホルダと相手方部材との間
に形成された隙間に連結ピンの径方向から各半割体を挿
入することにより、当該隙間内に容易にシムを挿入でき
る。
【0068】この場合、各半割体の衝合端面にはボルト
案内溝が設けられているから、相手方部材に螺入した押
付ボルトの先端がホルダの端面に当接していたとして
も、ホルダと相手方部材との隙間内で各半割体を衝合さ
せることにより、当該隙間内に確実にシムを挿入でき
る。そして、この状態で締付ボルトを相手方部材の透孔
に挿入すれば、該締付ボルトは各半割体のから穴を介し
てホルダに螺入され、これにより、シムが締付ボルトに
よって抜止めされた状態で相手方部材に対してホルダを
固定することができる。
【0069】さらに、請求項5の発明によれば、ボス部
材内に充填されたグリスの圧力が過剰となったときに、
グリス圧力調整機構によって余剰のグリスを外部に排出
することができるから、鍔付きブッシュの鍔部とホルダ
との摺動面間に設けたシール部材のシール性を一層高め
ることができる。この結果、ボス部材内に充填されるグ
リスの圧力を増大させることにより、鍔付きブッシュの
鍔部とホルダとの摺動面、または鍔付きブッシュと連結
ピンとの摺動面等に確実にグリスを供給することがで
き、該各摺動面を一層効果的に潤滑することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例による軸受装置を示す縦断面図であ
る。
【図2】図1中の鍔付きブッシュ、ホルダ等を拡大して
示す拡大縦断面図である。
【図3】図2中の矢示 III−III 方向からみた横断面図
である。
【図4】図2中の矢示 IV −IV方向からみた横断面図で
ある。
【図5】図2中の矢示V−V方向からみた横断面図であ
る。
【図6】ホルダを締付ボルトによってブラケット側に移
動させた状態を示す拡大縦断面図である。
【図7】ホルダを押付ボルトによって鍔付きブッシュ側
に移動させた状態を示す拡大縦断面図である。
【図8】リリーフ装置の変形例を示す拡大縦断面図であ
る。
【図9】従来技術による軸受装置が適用される油圧ショ
ベルを示す外観図である。
【図10】従来技術による軸受装置を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
22 ボス(ボス部材) 22A ブッシュ嵌合穴 24 ブラケット(相手方部材) 24B 透孔 24C ねじ穴 25 鍔付きブッシュ 25 鍔部 30 ホルダ 31 環状シール溝 32 リップシール(シール部材) 34 連結ピン 36 締付ボルト 37 シム 38 シム半割体(半割体) 38A 衝合端面 38B から穴 38C ボルト案内溝 40 リリーフ装置(グリス圧力調整機構)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−317749(JP,A) 特開 平8−210344(JP,A) 実開 平4−121520(JP,U) 実開 昭62−138758(JP,U) 実開 昭64−29531(JP,U) 実開 昭60−73923(JP,U) 実開 昭53−49301(JP,U) 実開 昭63−152020(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16C 11/04 E02F 9/12

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周面にブッシュ嵌合穴が設けられたボ
    ス部材と ボス部材を軸方向で挟み、他のブッシュ嵌合穴が形成
    された相手方部材と 相手方部材と前記ボス部材とを回転可能に連結する連
    結ピンと 記ボス部材のブッシュ嵌合穴に嵌着される筒部を有
    し、該筒部の外端側が前記ボス部材の端面に当接する鍔
    部となった鍔付きブッシュと 前記相手方部材のブッシュ嵌合穴に嵌合して設けられた
    円筒ブッシュと、 該円筒ブッシュとは別部材として形成され、前記鍔付き
    ブッシュの鍔部と軸方向で摺接するように 前記ボス部材
    と相手方部材との間に位置して前記連結ピンに支持して
    設けられたホルダと 記鍔付きブッシュの鍔部端面と該ホルダの端面とのい
    ずれか一方の端面に前記連結ピンを囲むように設けられ
    た環状シール溝と 環状シール溝に嵌着され前記鍔付きブッシュの鍔部と
    前記ホルダとの間をシールするシール部材と 記ホルダと前記相手方部材との間に着脱可能に設けら
    れ、該ホルダと前記鍔付きブッシュの鍔部との間の隙間
    を調整するシムとから構成してなる軸受装置。
  2. 【請求項2】 前記相手方部材には、軸方向にボルト挿
    通用の透孔を穿設すると共に、前記ホルダには該透孔と
    同軸にボルト螺合用のねじ穴を穿設し、前記相手方部材
    に対して前記ホルダを締着するために、前記透孔から前
    記ねじ穴に締付ボルトを取付けてなる請求項1に記載の
    軸受装置。
  3. 【請求項3】 前記相手方部材と前記ホルダとの間に前
    記シムを挿入する隙間を形成するために、前記相手方部
    材には、前記ホルダを前記シール部材の弾性力に抗して
    前記鍔付きブッシュ側に押圧する押付ボルトを軸方向に
    螺出入可能に設ける構成としてなる請求項1または2に
    記載の軸受装置。
  4. 【請求項4】 前記シムは、半円弧状をした一対の半割
    体を衝合することにより形成し、該各半割体には前記締
    付ボルトを挿通するから穴を設けると共に、該各半割体
    の衝合端面には前記押付ボルトを案内するボルト案内溝
    を設けてなる請求項3に記載の軸受装置。
  5. 【請求項5】 前記相手方部材には前記連結ピンを軸方
    向で抜止めする蓋体を設け、該蓋体には前記ボス部材内
    に充填されるグリスの圧力を調整するグリス圧力調整機
    構を設けてなる請求項1,2,3または4に記載の軸受
    装置。
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