JP4601808B2 - 窒化物半導体装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高密度光記録に用いる青色レーザなどの窒化物半導体装置に関するものである。
【0002】
図14は、特開平8−153931に開示されている窒化物半導体レーザ装置を示しており、該半導体レーザ装置においては、(0001)面を主面とするサファイア基板1の上に、(0001)面を主面とする窒化物系半導体層よりなる、第1のクラッド層2、活性層4及び第2のクラッド層6が順次成長してなる積層体を形成した後、該積層体をサファイア基板1の(1−100)面と等価な面で切断することにより光共振器面を得ている。尚、本件明細書においては、−1は1の反転を意味し、−2は2の反転を意味する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の窒化物半導体レーザ装置は、六方晶系結晶よりなるサファイア基板1の(0001)面を主面としているため、基板表面の原子ステップが少ないので、活性層4において組成分離が生じやすいという問題がある。活性層4において組成分離が生じると、レーザの閾値電流が増大して消費電力が増大するので、活性層4における組成分離はできるだけ低減する必要がある。
【0004】
このような問題は、活性層を有する窒化物半導体レーザに限られず、トランジスタ等のように他の機能領域を有する窒化物半導体装置においても生じる。
【0005】
前記に鑑み、本発明は、活性層などの機能領域における組成分離を低減することにより、窒化物半導体装置の歩留まりを向上させることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するため、本発明に係る第1の窒化物半導体装置は、窒素を含むIII−V族化合物半導体からなる基板と、基板の主面上に形成された窒素を含むIII−V族化合物半導体層からなる機能領域とを備え、基板の主面は{0001}面から13°以上且つ90°以下傾斜した面である。
【0007】
第1の窒化物半導体装置によると、基板の主面は{0001}面から13°以上の傾斜した面であるため、機能領域において組成分離が生じないので、窒化物半導体装置の歩留まりが向上する。
【0008】
第1の窒化物半導体装置において、基板の主面は{11−20}面に垂直であることが好ましい。
【0009】
このようにすると、スクライブカッターの刃を主面に対して垂直にして、{11−20}面に沿う方向に力を加えることにより、基板の全体に亘って{11−20}面に沿って1次劈開を行なうことができる。
【0010】
第1の窒化物半導体装置において、機能領域は光を放出する活性層であり、基板の{11−20}面は光共振器面であることが好ましい。
【0011】
このようにすると、基板の主面に垂直である{11−20}面を光共振器面とする半導体レーザ装置を実現できる。
【0012】
第1の窒化物半導体装置において、基板の主面は{1−100}面であることが好ましい。
【0013】
このようにすると、基板の主面と垂直である{0001}面に沿って2次劈開を行なうことができるので2次劈開が容易になると共に、直方体状のデバイスを形成することができる。
【0014】
基板の主面が{1−100}面である場合、機能領域は光を放出する活性層であり、基板の{0001}面は光共振器面であることが好ましい。
【0015】
このようにすると、2次劈開面を光共振器面とする直方体状の半導体レーザ装置を実現することができる。
【0016】
第1の窒化物半導体装置において、基板の主面は{0001}面から[1−100]方向と等価な方向に向かって28.1°傾斜した面であることが好ましい。
【0017】
このようにすると、基板の主面と垂直である{1−101}面に沿って2次劈開を行なうことができるので2次劈開が容易になると共に、直方体状のデバイスを形成することができる。
【0018】
基板の主面が{0001}面から[1−100]方向と等価な方向に向かって28.1°傾斜した面である場合、機能領域は光を放出する活性層であり、基板の{1−101}面は光共振器面であることが好ましい。
【0019】
このようにすると、2次劈開面を光共振器面とする直方体状の半導体レーザ装置を実現することができる。
【0020】
本発明に係る第2の窒化物半導体装置は、窒素を含むIII−V族化合物半導体からなる基板と、基板の主面上に形成された窒素を含むIII−V族化合物半導体層からなる機能領域とを備え、基板の主面は{1−101}面に垂直な面である。
【0021】
第2の窒化物半導体装置によると、基板の主面は{0001}面から13°以上の傾斜角を有することになるので、機能領域において組成分離が生じないので、窒化物半導体装置の歩留まりが向上する。
【0022】
第2の窒化物半導体装置において、機能領域は光を放出する活性層であり、基板の{1−101}面は光共振器面であることが好ましい。
【0023】
このようにすると、1次劈開面を光共振器面とする半導体レーザ装置を実現することができる。
【0024】
第2の窒化物半導体装置において、基板の主面は{11−20}面であることが好ましい。
【0025】
このようにすると、基板の主面と垂直である{0001}面に沿って2次劈開を行なうことができるので2次劈開が容易になる。
【0026】
基板の主面が{11−20}面である場合、機能領域は光を放出する活性層であり、基板の{1−101}面は光共振器面であることが好ましい。
【0027】
このようにすると、1次劈開面を光共振器面とする直方体状の半導体レーザ装置を実現することができる。
【0028】
第2の窒化物半導体装置において、基板の主面は{0001}面から[1−100]方向に向かって28.1°傾斜した面であることが好ましい。
【0029】
このようにすると、基板の主面と垂直である{11−20}面に沿って2次劈開を行なうことができるので2次劈開が容易になると共に、直方体状のデバイスを形成することができる。
【0030】
基板の主面が{0001}面から[1−100]方向に向かって28.1°傾斜した面である場合、機能領域は光を放出する活性層であり、基板の{11−20}面は光共振器面であることが好ましい。
【0031】
このようにすると、2次劈開面を光共振器面とする直方体状の半導体レーザ装置を実現することができる。
【0032】
基板の主面が{0001}面から[1−100]方向に向かって28.1°傾斜した面である場合、機能領域は光を放出する活性層であり、基板の{10−10}面は光共振器面であることが好ましい。
【0033】
このようにすると、2次劈開面を光共振器面とする半導体レーザ装置を実現することができる。
【0034】
本発明に係る第3の窒化物半導体装置は、窒素を含むIII−V族化合物半導体からなる基板と、基板の主面上に形成された窒素を含むIII−V族化合物半導体層からなる機能領域とを備え、基板の主面は{0001}面から13°以上且つ90°以下傾斜した面である。
【0035】
第3の窒化物半導体装置によると、基板の主面は{0001}面から13°以上の傾斜した面であるため、機能領域において組成分離が生じないので、窒化物半導体装置の歩留まりが向上する。
【0036】
第3の窒化物半導体装置において、機能領域は光を放出する活性層であり、基板の{1−100}面は光共振器面であることが好ましい。
【0037】
このようにすると、1次劈開面を光共振器面とする半導体レーザ装置を実現することができる。
【0038】
第3の窒化物半導体装置において、基板の主面は{11−20}面であることが好ましい。
【0039】
このようにすると、スクライブカッターの刃を主面に対して垂直にして、{11−20}面に沿う方向に力を加えることにより、基板の全体に亘って{11−20}面に沿って1次劈開を行なうことができる。
【0040】
基板の主面が{11−20}面である場合、機能領域は光を放出する活性層であり、基板の{0001}面は光共振器面であることが好ましい。
【0041】
このようにすると、2次劈開面を光共振器面とする直方体状の半導体レーザ装置を実現することができる。
【0042】
第3の窒化物半導体装置において、基板の主面は{0001}面から[1−100]方向に向かって28.1°傾斜した面であることが好ましい。
【0043】
このようにすると、基板の主面と垂直である{1−100}面に沿って2次劈開を行なうことができるので2次劈開が容易になる。
【0044】
基板の主面は{0001}面から[1−100]方向に向かって28.1°傾斜した面である場合、機能領域は光を放出する活性層であり、基板の{10−11}面は光共振器面であることが好ましい。
【0045】
このようにすると、1次劈開面を光共振器面とする半導体レーザ装置を実現することができる。
【0046】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施形態に係る窒化物半導体装置について、図面を用いて説明する。尚、以下の説明においては、例えば{11−20}とは(11−20)面及び(11−20)面と等価ないずれかの面の総称を意味し、[11−20]方向とは<11−20>方向及び<11−20>方向と等価ないずれかの方向の総称を意味する。
【0047】
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態に係る窒化物半導体レーザ装置及びその製造方法について、図1、図2及び図3を参照しながら説明する。
【0048】
図1に示すように、有機金属気相成長装置(以下、MOCVD装置と称する)のチャンバー内で基板温度を1000℃に設定して、主面を{11−20}面に垂直で且つ{0001}面から所定の角度だけ傾斜した(オフした)面とするn型の窒化ガリウム基板10の上に、n型AlGaN層よりなる第1のクラッド層11及びn型GaN層よりなる第1の光ガイド層12をそれぞれ成長させる。
【0049】
次に、基板温度を800℃に下げた状態で、第1の光ガイド層12の上に、アンドープInGaN層よりなり量子井戸構造を有する活性層13を成長させる。
【0050】
次に、基板温度を再び1000℃に設定して、活性層13の上に、p型GaN層よりなる第2の光ガイド層14、p型AlGaN層よりなる第2のクラッド層15及びn型AlGaN層よりなる電流ブロック層16を順次成長する。
【0051】
次に、試料をMOCVD装置からリアクティブイオンエッチング装置(以下、RIE装置と称する)に移送して、電流ブロック層16に対してエッチングを行なって、[11−20]方向に延びる幅2μmのストライプ状の電流狭窄領域(以下、ストライプ領域と称する)を形成する。
【0052】
次に、試料を再びMOCVD装置に搬入して、基板温度を1000℃に設定して、ストライプ領域が形成されている電流ブロック層16の上に、p型AlGaN層よりなる第3のクラッド層17及びp型GaN層よりなるコンタクト層18を順次成長する。これによって、半導体層の成長工程は完了する。この成長工程における各半導体層の主面の方位は、窒化ガリウム基板10の主面の方位と同じである。
【0053】
次に、窒化ガリウム基板10の下面にn型のTi/Au膜よりなる負電極21を形成すると共に、コンタクト層18の上面にp型のNi/Au膜よりなる正電極21を形成すると、ウェハープロセスは完了する。
【0054】
次に、ウェハー状の窒化ガリウム基板10に対して{11−20}面を1次劈開面とする1次劈開を行なって、基板の主面に垂直である{11−20}面よりなる光共振器面を得る。
【0055】
この場合、基板の主面を{11−20}面と垂直な面に設定しているため、スクライブカッターの刃を主面に対して垂直に位置させた状態で、{11−20}面に沿う方向に力を加えることにより、ウエハーの全面に亘って{11−20}面に沿って1次劈開でき、これによって、レーザ装置が並んだバー状の積層体を得ることができる。
【0056】
次に、1次劈開が行なわれたバー状の積層体に対して2次劈開を行なうと、第1の実施形態に係る半導体レーザ装置が得られる。
【0057】
図2及び図3は、第1の実施形態に係る半導体レーザ装置における、{0001}面からの傾斜角(以下、単に傾斜角と称する)θと1次劈開面と2次劈開面との関係を示している。
【0058】
図2から分かるように、傾斜角θが90°以下で且つ45°以上のときには、2次劈開面は{0001}面となる。また、図2に示す場合においては、ストライプ領域の方向は[11−20]方向である。
【0059】
特に、傾斜角θが90°のとき、すなわち主面が{1−100}面のときには、2次劈開面も主面と垂直な{0001}面になるので、2次劈開も非常に容易になると共に直方体状のデバイスを得ることができる。
【0060】
傾斜角θが13°以上で且つ45°未満のときには、2次劈開面は{1−101}面である。
【0061】
特に、傾斜角θが28.1°のときは、2次劈開面も主面と垂直な{1−101}面となるので、2次劈開が非常に容易になると共に直方体状のデバイスを得ることができる。
【0062】
尚、第1の実施形態においては、傾斜角θが90°又は28.1°のときには、2次劈開面が主面と垂直になるため、ストライプ領域の方向を[11−20]方向と異ならせることができる。以下、これらの場合について、図3を参照しながら説明する。
【0063】
傾斜角θが90°のときには、図3の上段に示すように、ストライプ領域の方向を[0001]方向に設定して、1次劈開面を{0001}面とすると共に2次劈開面を{11−20}面とすることができる。
【0064】
傾斜角θが28.1°のときには、図3の下段に示すように、ストライプ領域の方向を[1−101]方向に設定して、1次劈開面を{1−101}面とすると共に2次劈開面を{11−20}面とすることができる。
【0065】
図2に示すように、傾斜角θが13°未満で且つ0°以上のときは、2次劈開面は{1−100}面である。
【0066】
ところで、傾斜角が90°、28.1°及び0°以外のときには、2次劈開面は主面に垂直にならないため、2次劈開は若干困難になるが、レーザ装置がバー状に並んだ積層体を短辺方向に2次劈開することになり、2次劈開の長さが極めて短いので、斜め方向の2次劈開は可能である。
【0067】
以下、第1の実施形態において、傾斜角θは13°以上であることが好ましい理由について説明する。
【0068】
図12(a)、(b)は、半導体レーザ装置に閾値電流以下の電流を注入したときの発光スペクトル、つまり自然発光スペクトルを表わしており、図12(a)は、第1の実施形態において、傾斜角θを90°に設定した場合、つまり{1−100}面に半導体層を成長させて得た半導体レーザ装置の場合を示し、図12(b)は、従来例の半導体レーザ装置に相当し、傾斜角θを0°で設定した場合、つまり{0001}面の上に半導体層を成長させて得た半導体レーザ装置の場合を示している。尚、実際には、発光スペクトルには共振器モードに対応して数nm周期の発光の強弱が現れるが、本測定では、感度を高めるため分光器の分解能を下げており、発光スペクトルの包絡線が観測されている。
【0069】
図12(b)に示されるように、傾斜角θが0°のときには、強度ピークが2つ観測されるのに対して、図12(a)に示されるように、傾斜角θが90°のときには、強度ピークは1つしか観測されない。
【0070】
傾斜角θが0°のときには、{0001}面上で組成分離が起こるため、つまり2つの組成が存在するため、2つの強度ピークが観測されるのである。また、発振波長と異なるバンドギャップを有する領域はレーザ発振に寄与しない。このため、発振に寄与する活性層の実質的な体積は低減する。
【0071】
また、傾斜角θが0°のときのみならず、傾斜角θが13°未満のときに、組成分離が観測された。
【0072】
これに対して、傾斜角θが13°以上のときには、組成分離は殆ど観測されなかった。
【0073】
尚、結晶の対称性により、傾斜角θが90°を超えるときは、傾斜角θが90°未満の場合と同じ結果が得られる。
【0074】
図13は、傾斜角θと、電流光密度特性のうちのレーザ発振閾値との関係について示しており、図13から分かるように、傾斜角θが13°未満になると、閾値電流は急激に大きくなる。
【0075】
従って、傾斜角θが13°未満であると、組成分離が起こり、これによって、閾値電流が増大することを確認できる。
【0076】
第1の実施形態に係る半導体レーザ装置によると、主面は、いずれも{0001}面から13°以上の傾斜角を有しているので、活性層においては組成分離は生じない。
【0077】
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態に係る窒化物半導体レーザ装置及びその製造方法について、図4、図5、図6及び図7を参照しながら説明する。
【0078】
第2の実施形態に係る窒化物半導体レーザ装置は、主面が{1−101}面に垂直な面に設定された半導体レーザ装置である。{1−101}面に垂直な面の一例として、{0001}面から[1−100]方向に28.1°傾斜した面が挙げられる。
【0079】
以下、このような主面を有する窒化物半導体レーザ装置の製造方法について説明する。
【0080】
MOCVD法により、主面を{1−101}面に垂直な面とするn型の窒化ガリウム基板10の上に、n型AlGaN層よりなる第1のクラッド層11、n型GaN層よりなる第1の光ガイド層12、アンドープInGaN層よりなり量子井戸構造を有する活性層13、p型GaN層よりなる第2の光ガイド層14、p型AlGaN層よりなる第2のクラッド層15及びn型AlGaN層よりなる電流ブロック層16を順次成長する。
【0081】
次に、電流ブロック層16に対してエッチングを行なって、電流ブロック層16に、[1−101]方向に延びるストライプ状の電流狭窄領域(以下、ストライプ領域と称する)を形成する。
【0082】
次に、MOCVD法により、ストライプ領域が形成されている電流ブロック層16の上に、p型AlGaN層よりなる第3のクラッド層17及びp型GaN層よりなるコンタクト層18を順次成長する。
【0083】
次に、窒化ガリウム基板10の下面に負電極21を形成すると共に、コンタクト層18の上面に正電極21を形成すると、ウェハープロセスは完了する。
【0084】
次に、ウェハーに対して{1−101}面を1次劈開面とする1次劈開を行なって、レーザ装置の光共振器面を得る。
【0085】
この場合、基板の主面を{1−101}面と垂直な面に設定しているため、スクライブカッターの刃を主面に対して垂直に位置させた状態で、{1−101}面に沿う方向に力を加えることにより、ウエハーの全面に亘って{1−101}面で1次劈開でき、これによって、レーザ装置が並んだバー状の積層体を得ることができる。
【0086】
次に、1次劈開が行なわれたバー状の積層体に対して2次劈開を行なうと、第2の実施形態に係る半導体レーザ装置が得られる。
【0087】
図5〜図7は、第2の実施形態に係る半導体レーザ装置における、{0001}面からの傾斜角θと1次劈開面と2次劈開面との関係を示している。
【0088】
第2の実施形態においては、主面を{1−101}面に垂直な面に設定している。また、窒化ガリウムの場合、{1−101}面は{0001}面に対して61.9°傾斜しているため、{0001}面からの傾斜角θが28.1°未満である主面はあり得ない。
【0089】
図5から分かるように、傾斜角θが45°以上のときには、{0001}面を2次劈開面とする2次劈開が可能である。
【0090】
特に、傾斜角θが90°のときには、主面が{11−20}面となり、2次劈開面が主面に垂直な{0001}面となるため、2次劈開が容易になって好ましい。この場合、{0001}面は{1−101}面に対して61.9°傾斜しているため、主面の平面形状は平行四辺形となるが、光共振器面をストライプ領域に対して垂直に設定すると、レーザ発振が可能であるから、レーザ動作に支障は生じない。
【0091】
傾斜角θが45°以上で且つ90°未満のときには、光共振器面の形状も平行四辺形となるが、一対の1次劈開面が互いに平行であるため、レーザ装置の製造は可能である。
【0092】
傾斜角θが45°未満で且つ28.1°以上のときには、{11−20}面を2次劈開面とする2次劈開が可能である。
【0093】
特に、{0001}面から[1−100]方向に等価な方向に向かって28.1°傾斜した面を基板の主面とすると、2次劈開面は、主面及び光共振器面の両方に対して垂直である{11−20}面となり、レーザ装置は直方体状になるので好ましい。
【0094】
尚、傾斜角θが45°近傍では、2次劈開面を{0001}面とすることも{11−20}面とすることも可能である。具体的には、スクライブカッターの刃に対して力を加える方向を制御することにより、2次劈開面を制御することができる。
【0095】
図6は、傾斜角θが45°未満で且つ28.1°以上であるときに、図5に示す2次劈開面と異なる2次劈開面で2次劈開を行なった場合を示している。図6から分かるように、傾斜角θが45°未満で且つ28.1°以上であるときには、2次劈開面を{10−10}面とすることが可能である。
【0096】
窒化ガリウムの場合、特定の面である(1−101)面と、(10−10)面とのなす角は63.8であると共に、特定の面である(1−101)面と、(−1010)面、(01−10)面及び(0−110)面とのなす角も63.8°である。ところが、C面内で(−1101)面と同じ方向にある面同士のなす角、例えば(1−101)面と(1−100)面とのなす角及び(1−101)面と(−1100)面とのなす角はいずれも28.1°である。以下の説明においては、1番目から3番目の指数の順序を変えることによって、例えば{1−100}面に対して{10−10}面と指数を変えて表記することによって、C面内における他の方向の等価な面を指すこととする。窒化ガリウムの場合、{1−100}面となす角が63.8°である面を、1番目から3番目の指数の順序を変えて{10−10}面の総称とする。
【0097】
特に、{0001}面から[1−100]方向と等価な方向に向かって28.1°傾斜する面を主面とすると、2次劈開面は主面に対して垂直な{1−100}面となり、2次劈開が容易になるので好ましい。
【0098】
尚、傾斜角θが45°未満で且つ28.1°以上であるときには、2次劈開面として{11−20}面と{1−100}面との2つの面を選択可能であるが、スクライブカッターの刃に加える力の方向を制御するか又はけがき線を劈開方向に沿って設けておく等の方法をとることにより、得られる2次劈開面を制御することが可能である。
【0099】
尚、第2の実施形態においては、傾斜角θが90°又は28.1°のときには、2次劈開面が主面と垂直になるため、ストライプ領域の方向を[1−101]方向と異ならせることができる。以下、これらの場合について、図7を参照しながら説明する。
【0100】
図5における傾斜角θが90°のときには、図7の上段に示すように、ストライプ領域の方向を[0001]方向に設定して、1次劈開面を{0001}面にすると共に2次劈開面を{1−101}面とすることができる。
【0101】
図5における傾斜角θが28.1°のときには、図7の中段に示すように、ストライプ領域の方向を[11−20]方向に設定して、1次劈開面を{11−20}面にすると共に2次劈開面を{1−101}面にすることができる。
【0102】
図6における傾斜角θが28.1°のときには、図7の下段に示すように、ストライプ領域の方向を[10−10]方向に設定して、1次劈開面を{10−10}面にすると共に2次劈開面を{1−101}面にすることができる。
【0103】
第2の実施形態に係る半導体レーザ装置によると、主面は、いずれも{0001}面から13°以上の傾斜角を有することになるので、活性層においては組成分離は生じない。
【0104】
(第3の実施形態)
以下、第3の実施形態に係る窒化物半導体レーザ装置及びその製造方法について、図8、図9、図10及び図11を参照しながら説明する。
【0105】
第3の実施形態に係る窒化物半導体レーザ装置は、主面が{1−100}面に垂直で且つ{0001}面からの傾斜角θが13°以上である面に設定された半導体レーザ装置である。主面が{1−100}面に垂直で且つ{0001}面からの傾斜角θが13°以上である面の例としては{11−20}面が挙げられる。
【0106】
以下、このような主面を有する窒化物半導体レーザ装置の製造方法について説明する。
【0107】
MOCVD法により、主面を{1−100}面に垂直な面とするn型の窒化ガリウム基板10の上に、n型AlGaN層よりなる第1のクラッド層11、n型GaN層よりなる第1の光ガイド層12、アンドープInGaN層よりなり量子井戸構造を有する活性層13、p型GaN層よりなる第2の光ガイド層14、p型AlGaN層よりなる第2のクラッド層15及びn型AlGaN層よりなる電流ブロック層16を順次成長する。
【0108】
次に、電流ブロック層16に対してエッチングを行なって、電流ブロック層16に、[1−100]方向に延びるストライプ状の電流狭窄領域(以下、ストライプ領域と称する)を形成する。
【0109】
次に、MOCVD法により、ストライプ領域が形成されている電流ブロック層16の上に、p型AlGaN層よりなる第3のクラッド層17及びp型GaN層よりなるコンタクト層18を順次成長する。
【0110】
次に、窒化ガリウム基板10の下面に負電極21を形成すると共に、コンタクト層18の上面に正電極21を形成すると、ウェハープロセスは完了する。
【0111】
次に、ウエハーに対して{1−100}面を1次劈開面とする1次劈開を行なって、レーザ装置の光共振器面を得る。
【0112】
この場合、基板の主面を{1−100}面に垂直な面に設定しているため、スクライブカッターの刃を主面に対して垂直に位置させた状態で、{1−100}面に沿う方向に力を加えることにより、ウエハーの全面に亘って{1−100}面で1次劈開でき、これによって、レーザ装置が並んだバー状の積層体を得ることができる。
【0113】
次に、1次劈開が行なわれたバー状の積層体に対して2次劈開を行なうと、第3の実施形態に係る半導体装置が得られる。
【0114】
図9〜図11は、第3の実施形態に係る半導体レーザ装置における、{0001}面からの傾斜角と1次劈開面と2次劈開面との関係を示している。
【0115】
図9から分かるように、傾斜角θが45°以上で且つ90°以下のときには、{0001}面を2次劈開面とする2次劈開が可能である。
【0116】
特に、傾斜角θが90°のときには、主面が{11−20}面となるため、2次劈開面が光共振器面及び基板主面と同じ面になり、レーザ装置は直方体状になるので好ましい。
【0117】
また、このような主面を有する基板を用いると、[0001]方向のストライプ領域を有するレーザ装置を製造することができる。
【0118】
傾斜角θが45°未満のときには、{11−20}面を2次劈開面とすることが可能である。
【0119】
傾斜角θが13°未満のときには、2次劈開面は{11−20}面であるが、活性層において組成分離が発生するので、好ましくない。
【0120】
半導体レーザの主面を、{0001}面から13°以上の傾斜角を有する面に設定すると、活性層においては組成分離は発生しない。
【0121】
図10は、傾斜角θが45°未満であるときに、図9に示した2次劈開面と異なる2次劈開面で2次劈開を行なった場合を示している。図10から分かるように、傾斜角θが45°未満であるときには、2次劈開面を{10−11}面とすることが可能である。
【0122】
窒化ガリウムの場合、{10−11}面を、{1−100}面に対して63.8°の角度をなす面の総称とする。
【0123】
{10−11}面は、{1−100}面と63.8°の角度をなしているので、主面の形状は平行四辺形となるが、ストライプ領域は光共振器面と垂直であるから、レーザ発振に支障はない。
【0124】
傾斜角θが13°未満のときには、活性層において組成分離が発生して、レーザの閾値の増加を招くので好ましくない。
【0125】
尚、傾斜角θが45°未満で且つ28.1°以上であるときには、2次劈開面として{11−20}面と{1−100}面との2つの面を選択可能であるが、スクライブカッターの刃に加える力の方向を制御するか又はけがき線を劈開方向に沿って設けておく等の方法をとることにより、得られる2次劈開面を制御することが可能である。
【0126】
尚、第3の実施形態においては、傾斜角が90°又は28.1°のときには、2次劈開面が主面と垂直になるため、ストライプ領域の方向を[1−100]方向と異ならせることができる。以下、これらの場合について、図11を参照しながら説明する。
【0127】
図9における傾斜角θが90°のときには、図11の上段に示すように、ストライプ領域の方向を[0001]方向に設定して、1次劈開面を{0001}面にすると共に2次劈開面を{1−100}面とすることができる。
【0128】
図10における傾斜角θが28.1°のときには、図11の下段に示すように、ストライプ領域の方向を[10−11]方向に設定して、1次劈開面を{10−11}面にすると共に2次劈開面を{1−100}面にすることができる。
【0129】
第3の実施形態に係る半導体レーザ装置によると、主面は、いずれも{0001}面から13°以上の傾斜角を有しているので、活性層においては組成分離は生じない。
【0130】
尚、第1〜第3の実施形態においては、窒化ガリウムよりなる基板を用いたが、これに代えて、窒化アルミニウムガリウムインジウムよりなる基板を用いても、同様の効果が得られる。
【0131】
もっとも、窒化アルミニウムガリウムインジウムよりなる基板を用いる場合又は基板に歪みが存在する場合には、格子定数のずれによって傾斜角θが所定の角度よりも若干前後に変化することはいうまでもない。
【0132】
また、第1〜第3の実施形態においては、半導体レーザ装置について説明したが、本発明に係る窒化物半導体装置は、トランジスタ等のように他の機能領域を有する装置にも適用できる。この場合でも、劈開によるチップの分離が容易であると共に、組成分離が抑制されて動作電流を低減できるという効果が得られることはいうまでもない。
【0133】
【発明の効果】
本発明に係る第1〜第3の窒化物半導体装置によると、機能領域において組成分離が生じないので、窒化物半導体装置の歩留まりが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る半導体レーザ装置の斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る半導体レーザ装置における、傾斜角θと1次劈開面と2次劈開面との関係を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る半導体レーザ装置における、傾斜角θと1次劈開面と2次劈開面との関係を示す図である。示している。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る半導体レーザ装置の斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る半導体レーザ装置における、傾斜角θと1次劈開面と2次劈開面との関係を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係る半導体レーザ装置における、傾斜角θと1次劈開面と2次劈開面との関係を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施形態に係る半導体レーザ装置における、傾斜角θと1次劈開面と2次劈開面との関係を示す図である。
【図8】本発明の第3の実施形態に係る半導体レーザ装置の斜視図である。
【図9】本発明の第3の実施形態に係る半導体レーザ装置における、傾斜角θと1次劈開面と2次劈開面との関係を示す図である。
【図10】本発明の第3の実施形態に係る半導体レーザ装置における、傾斜角θと1次劈開面と2次劈開面との関係を示す図である。
【図11】本発明の第3の実施形態に係る半導体レーザ装置における、傾斜角θと1次劈開面と2次劈開面との関係を示す図である。
【図12】(a)、(b)は、半導体レーザ装置に閾値電流以下の電流を注入したときの発光スペクトルを表わす図であり、(a)は第1の実施形態の場合であり、(b)は従来例の場合である。
【図13】半導体レーザ装置における傾斜角θとレーザ発振閾値との関係を示す特性図である。
【図14】従来の半導体レーザ装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 窒化ガリウム基板
11 第1のクラッド層
12 第1の光ガイド層
13 活性層
14 第2の光ガイド層
15 第2のクラッド層
16 電流ブロック
17 第3のクラッド層
18 コンタクト層
21 負電極
22 正電極

Claims (6)

  1. 窒素を含むIII−V族化合物半導体からなる基板と、
    前記基板の主面上に形成された窒素を含むIII−V族化合物半導体層からなる機能領域とを備え、
    前記基板の主面は{0001}面から[1−100]方向と等価な方向または[11−20]方向と等価な方向に向かって傾斜しており、その傾斜角度が13°以上且つ90°以下であり、
    前記機能領域は光を放出する活性層であり、前記基板の{1−101}面は光共振器面であることを特徴とする窒化物半導体装置。
  2. 窒素を含むIII−V族化合物半導体からなる基板と、
    前記基板の主面上に形成された窒素を含むIII−V族化合物半導体層からなる機能領域とを備え、
    前記基板の主面は{0001}面から[1−100]方向と等価な方向または[11−20]方向と等価な方向に向かって傾斜しており、その傾斜角度が13°以上且つ90°以下であり、
    前記基板の主面は{0001}面から[1−100]方向と等価な方向に向かって28.1°傾斜した面であることを特徴とする窒化物半導体装置。
  3. 前記傾斜角度が、13°以上且つ45°未満であることを特徴とする請求項1又は2に記載の窒化物半導体装置。
  4. 前記機能領域は光を放出する活性層であり、前記基板の{1−100}面は光共振器面であることを特徴とする請求項2に記載の窒化物半導体装置。
  5. 前記機能領域は光を放出する活性層であり、前記基板の{11−20}面は光共振器面であることを特徴とする請求項2に記載の窒化物半導体装置。
  6. 前記機能領域は光を放出する活性層であり、前記基板の{0001}面は光共振器面であることを特徴とする請求項2に記載の窒化物半導体装置。
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