JPH09275239A - 半導体レーザ素子 - Google Patents

半導体レーザ素子

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JPH09275239A
JPH09275239A JP7976496A JP7976496A JPH09275239A JP H09275239 A JPH09275239 A JP H09275239A JP 7976496 A JP7976496 A JP 7976496A JP 7976496 A JP7976496 A JP 7976496A JP H09275239 A JPH09275239 A JP H09275239A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高出力動作時に端面劣化が無く長期安定動作
する半導体レーザ素子を歩留まり良く提供すること。 【解決手段】 一対の共振器端面を有する半導体レーザ
素子において、共振器端面に界面準位又は界面ダメージ
が小さい第1の誘電体単層膜18及び19を形成し、第
1の誘電体単層膜上に化学的及び熱的に安定な第2の誘
電体単層膜20又は誘電体多層膜21及び22を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体レーザ素子
に関し、特に、光学損傷による共振器端面の劣化を抑制
して高出力安定動作を行うことのできる半導体レーザ素
子に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、AlGaAs系及びAlGaI
nP系の半導体材料によって構成された半導体レーザ素
子では、その光出力の増加に応じて共振器端面の劣化
(光学損傷、Catastrophic Optica
l Damage:COD)が生じることが知られてい
る。そして、このような光学損傷は高出力動作に伴う共
振器端面の温度上昇に起因している。つまり、共振器端
面において、表面準位を介してレーザ光が光吸収され、
局所的に発熱する。そして、この光吸収は、共振器端面
の酸化及び結晶欠陥の発生によって増加する。上記の発
熱による温度上昇によって端面近傍の禁制帯幅が縮小
し、さらに光吸収が増加して端面温度が上昇することに
なり、この正帰還ループによって、最終的には共振器端
面が溶融して劣化が生じる。
【0003】従来、半導体レーザ素子の共振器端面にお
ける光吸収を抑制するため、レーザ光に対して透明な材
料を共振器端面に形成するようにした種々の窓構造が試
みられている。例えば、1989年のアイ・イー・イー
・イー・ジャーナル・クォンタム・エレクトロニクス
(IEEE J.Quantum Electro
n.)第25巻、1495〜1499頁の報告によれ
ば、共振器端面での光吸収を抑制するための窓構造を形
成する際、活性領域における共振器端面パターニング、
選択エッチング、及び埋め込み再成長のプロセスが施さ
れている。
【0004】図8に上述の窓構造形成の際のプロセスの
一例を示す。
【0005】図8を参照して、p−GaAs基板30に
メサ形状31を形成する(図8(a))。続いて、第1
のLPE成長を行う。つまり、p−GaAs基板30上
にn−GaAs層(ブロック層)32を形成する(図8
(b))。そして、リッジ(ridge)33を形成す
る(図8(c))。
【0006】その後、第2のLPE成長を行う。つま
り、ブロック層32上に順次クラッド層(p−GaAl
As)34、グリッド層(p−GaAlAs)35、活
性層(GaAlAs)36、コンファインメント層(n
−GaAlAs)37、及びバッファ層(n−GaAl
As)38を形成する(図8(d))。
【0007】続いて、エッチングによってファセット領
域を形成した後(図8(e))、順次、MOCVD成長
によってクラッド層(n−GaAlAs)39及びコン
タクト層(n−GaAs)40を形成する(図8
(f))。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来、
半導体レーザの端面劣化を抑制するためには、端面おけ
る光吸収を抑制するための窓構造の形成が必要である。
しかしながら、このような窓構造を形成する際には、上
述のように、活性領域における共振器端面のパターニン
グ、選択エッチング、及び埋め込み再成長のプロセスが
必要となる。
【0009】Al系の材料を用いた半導体レーザでは、
再成長界面に強固な酸化膜が形成されるため、再成長界
面は界面準位の多い窓構造となる。そして、これらの界
面準位は光吸収を増加させるから、Al系の材料を用い
た半導体レーザでは、COD劣化を充分抑制することは
できない。さらに、上述のような窓構造を加えることに
よって、レーザ素子構造は極めて複雑となり、各工程に
おける歩留まりに起因して生産性が著しく低下するとい
う問題点がある。
【0010】また、通常用いられる誘電体膜のパッシベ
ーションでは、共振器端面の反射率の抑制、及び大気中
における酸化促進を抑制するだけである。従って、従来
ように誘電体膜を共振器端面に形成しただけでは、CO
D劣化を改善することは困難である。
【0011】本発明の目的は、誘電体膜を用いて共振器
端面の劣化を防止して高出力で安定動作するレーザ素子
を提供することにある。つまり、本発明では、レーザ光
が共振器端面より出射される半導体レーザ素子におい
て、共振器端面の反射率を制御する誘電体膜の層構造、
成膜条件、及び成膜材質を制御して、界面準位及び界面
ダメージが少なく、かつ化学的及び熱的に安定な共振器
端面を実現し、これによって、端面の劣化を抑制して高
出力で安定動作するレーザ素子を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、一対の共振器
端面を有する半導体レーザ素子ににおいて、少なくとも
一方の共振器端面に界面準位又は界面ダメージが少ない
第1の誘電体単層膜を形成し、その上に、化学的及び熱
的に安定な第2の誘電体単層膜又は誘電体多層膜を形成
することを特徴とする。つまり、本発明では、COD劣
化を効果的に抑制するため、界面準位及び界面タメージ
の少ない誘電体/半導体を形成し、かつ化学的及び熱的
に安定して共振器端面を保護するようにしている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明について図面を参照し
て説明する。
【0014】まず、図1を参照して、初めに、InGa
As歪量子井戸構造を有する発振波長0.98μm帯の
横モード制御型半導体レーザウェハの製造方法について
説明する。
【0015】図示の半導体レーザウェハは、常圧MOV
PE装置によって成長する。SiドープしたGaAs
(001)基板1上に、GaAs:Siバッファー層2
(不純物濃度=1×1018cm-3)を0.5μm、Al
0.4 Ga0.6 As:Siクラッド層3(不純物濃度=1
×1017cm-3)を2μm、成長温度700℃で、V/
III 比100で成長する。
【0016】次に、成長温度を680℃として、V/II
I 比80でAl0.2 Ga0.8 As光ガイド層4を40n
m、GaAsバリア層5を20nm、In0.24Ga0.76
As活性層6を4.5nm、GaAsバリア層7を5n
m、In0.24Ga0.76As活性層8を4.5nm、Ga
Asバリア層9を20nm順次成長する。
【0017】続いて、Al0.2 Ga0.8 As光ガイド層
10を40nm、Al0.4 Ga0.6As:Mgクラッド
層11(不純物濃度=1×1018cm-3)を1.5μ
m、GaAs:Mgキャップ層12(不純物濃度=1×
1019cm-3)を1μm、気相成長させる。
【0018】次に、図2及び図3を参照して、上述した
半導体レーザウェハを横モード制御型レーザに加工する
工程を示す。図2は、[−110]方向のメサストライ
プが形成された後の半導体レーザウェハの(−110)
断面図を示す。
【0019】まず、図1に示した半導体レーザウェハの
最上層のGaAsキャップ層12にSiO2 を成膜し、
フォトリソグラフィ技術によって図2に示す[−11
0]方向に幅4μmのSiO2 ストライプ13を形成す
る。このSiO2 ストライプ13をマスクとして選択エ
ッチング技術によってAl0.4 Ga0.6 As:Mgクラ
ッド層11が0.3μm残る深さまでエッチングを行
い、図2に示すメサストライプを形成する。
【0020】続いて、上記SiO2 ストライプをマスク
として用いた選択成長技術によって、図3に示すによう
に、メサストライプの側部を膜厚0.8μmのAl0.6
Ga0.4 As:Si電流ブロック層14(不純物濃度=
1×1018cm-3)及び膜厚0.8μmのGaAs:S
i電流ブロック層15(不純物濃度=1×1018
-3)で順次埋め込み成長を行う。
【0021】さらに、SiO2 マスクを除去した後、膜
厚1μmのGaAs:Mgキャップ層16(不純物濃度
=1×1019cm-3)を成長して、横モード制御型半導
体レーザウェハを得る。
【0022】このレーザウェハの両面にコンタクト電極
を蒸着し、その後、レーザのストライプに直行する[1
10]方向に共振器長が700μmになるように劈開し
て、レーザバーを得る。
【0023】次に、共振器端面における界面準位又は界
面ダメージを低減し、かつ化学的及び熱的に安定な端面
を実現するためのパッシベーション方法について説明す
る。
【0024】ここでは、誘電体膜の堆積には、多極スパ
ッタ装置を用いた。図4に示すように、上述の半導体材
料からなる0.98μm帯歪量子井戸レーザバー17に
おいて、まず、第1誘電体層として膜厚30nmのSi
x 膜18及び19を成膜温度150℃として、スパッ
タパワー密度4W/cm-2で共振器端面上に堆積する。
SiNx 膜は非酸化物系の材料であるためIII −V族化
合物半導体との反応性は低い。従って、準位の少ない界
面を得ることができる。また、成膜条件の最適化によっ
て表面ダメージも低減することができる。
【0025】次に、図5に示すように、大気中における
SiNx 膜の酸化及び不純物混入を抑制するとともに、
化学的及び熱的に安定な端面を形成し、かつ共振器端面
の反射率を制御するため、第1誘電体膜であるSiNx
膜上に第2誘電体膜であるAl2 3 単層膜20及びA
2 3 膜21とアモルファスSi膜22の多層膜を堆
積して、前面3%、及び裏面95%の端面反射率にし
た。このとき、Al2 3 膜21とアモルファスSi膜
22とは、成膜温度240℃で成膜し、スパッタパワー
密度はそれぞれ8.5および6W/cm-2とした。
【0026】ここで、Al2 3 膜21は第1誘電体膜
のSiNx 膜18及び19に比べて成膜時のダメージが
大きいが、SiNx 膜に比べて化学的及び熱的安定性に
優れている。従って、第2誘電体層として有効的に用い
ることができる。
【0027】共振器端面に直接成膜する第1誘電体単層
膜の材質は、レーザ素子の構造、材料構成、及び動作光
出力によって種々選択することができる。第1誘電体単
層膜として用いられる誘電体膜材料として、上述のSi
x の他に、例えば、、SiC、Ge、Siがある。
【0028】上記のパッシベーション工程終了後に、レ
ーザバーを個々のレーザ素子に劈開しヒートシンクに融
着することによって半導体レーザ素子は完成する。な
お、上述の例では、0.98μm帯半導体レーザについ
て説明したが、0.98μm帯半導体レーザだけでな
く、その他の波長帯の半導体レーザ(0.6〜0.8μ
m帯半導体レーザ)にも適用できる。
【0029】上述の例では、第1誘電体単層膜とこの第
1の誘電体膜に接する第2誘電体膜が異なる材料により
構成されているが、共振器端面近傍の成膜条件を変化さ
せることによって。第1及び第2誘電体層に同一材料を
用いて、端面劣化寿命を改善することができる。
【0030】以下、第1及び第2誘電体層に同一材料を
用いた半導体レーザ素子の例について説明する。なお、
この例で用いる半導体レーザウェハは、図1で説明した
半導体レーザウェハと同一のものを用いた。
【0031】まず、コンタクト電極が形成された横モー
ド制御型半導体レーザウェハをレーザストライプに直行
する[110]方向に、共振器長が700μmになるよ
うに劈開して、レーザバー23を得る。
【0032】図6に示すように、このレーザバー23の
共振器端面に、第1誘電体膜である膜厚30nmのAl
2 3 膜24及び25を成膜温度180℃、スパッタパ
ワー密度3.5W/cm-2で形成する。この際、成膜時
のスパッタパワーを下げることによって、高エネルギー
粒子の散乱衝突が減少し、成膜時の界面ダメージが軽減
する。しかし、誘電体膜の密度が減少するために化学的
及び熱的に充分安定な膜は得られない。
【0033】続いて、図7に示すように、第2誘電体膜
であるAl2 3 膜26の単層膜及びAl2 3 膜27
とアモルファスSi膜28との多層膜を形成し、これに
によって前面3%及び裏面95%の端面反射率に制御し
た。この際、Al2 3 膜27とアモルファスSi膜2
8sは、成膜温度240℃で成膜し、スパッタパワー密
度をそれぞれ8.5および4W/cm-2とした。
【0034】第2誘電体膜であるAl2 3 膜27の成
膜スパッタパワー密度を上げることによって、成膜時の
ダメージは増加するが膜の密度も増加する。従って、化
学的及び熱的に安定な誘電体膜を得ることができる。
【0035】誘電体膜の特性を変化させることができる
成膜パラメータ(成膜条件のパラメータ)として、例え
ば、成膜材料、成膜温度、スパッタパワー、成膜時のA
r圧、ターゲットとサンプルとの距離がある。
【0036】最後に、レーザバーを個々のレーザ素子に
劈開しヒートシンクに融着することによって半導体レー
ザ素子が完成する。
【0037】このように、同一誘電体膜の成膜条件を変
化させることによって、端面の劣化を改善できる材料
は、Al2 3 膜だけでなく、例えば、SiNX 、Si
C、Ge、又はSiの各材料においても可能である。
【0038】なお、上述の例では、0.98μm帯半導
体レーザについて説明したが、0.98μm帯半導体レ
ーザだけでなく、その他の波長帯の半導体レーザ(0.
6〜0.8μm帯半導体レーザ)にも適用できる。
【0039】上述した工程は、従来の窓構造の形成にみ
られるような複雑なプロセスはなく、従来行われていた
誘電体膜パッシベーションとほぼ同じ工程数で済む。従
って、生産性が低下することはない。さらに、各種の半
導体レーザ素子において幅広い適用性がある。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、第1
の誘電体層及び第2の誘電体層の成膜材料又は成膜条件
を変化させるようにしたから、界面ダメージ及び界面準
位が少ない界面が形成されるとともに化学的及び熱的に
安定な共振器端面を実現することができるという効果が
ある。そして、界面準位及び界面ダメージの低減は、共
振器端面における光吸収を減少させるから、COD劣化
の抑制には極めて有効である。さらに、化学的及び熱的
に安定な層で共振器端面を被覆することによって、不純
物の混入及び端面の継時劣化を抑制して長期信頼性が得
られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】半導体レーザウェハの層構造を示す断面図であ
る。
【図2】半導体レーザウェハをSiO2 ストライプによ
って選択エッチングした際の断面図であるる
【図3】選択エッチングした半導体レーザウェハに埋め
込み再成長を行った際の断面図である。
【図4】半導体レーザバーへの第1の誘電体膜のコーテ
ィングの一例を説明するための断面図である。
【図5】半導体レーザバーへの第2の誘電体膜のコーテ
ィングの一例を説明する図である。
【図6】半導体レーザバーへの第1の誘電体膜のコーテ
ィングの他の例を説明する図である。
【図7】半導体レーザバーへの第2の誘電体膜のコーテ
ィングの他の例を説明する図である。
【図8】従来の半導体レーザ素子の製造方法を説明する
ための図である。
【符号の説明】
1 GaAs基板 2 GaAs:Siバッファー層 3 Al0.4 Ga0.6 As:Siクラッド層 4 Al0.2 Ga0.8 As光ガイド層 5 GaAsバリア層 6 In0.24Ga0.76As活性層 7 GaAsバリア層 8 In0.24Ga0.76As活性層 9 GaAsバリア層 10 Al0.2 Ga0.8 As光ガイド層 11 Al0.4 Ga0.6 As:Mgクラッド層 12 GaAs:Mgキャップ層 13 SiO2 ストライプ 14 Al0.6 Ga0.4 As:Si電流ブロック層 15 GaAs:Si電流ブロック層 16 GaAs:Mgキャップ層 17,23 半導体レーザバー 18,19 SiNx 膜 20,21,24,25,26,27 Al2 3 膜 22,28 アモルファスSi膜

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の共振器端面を有する半導体レーザ
    素子において、少なくとも一つの共振器端面に形成され
    界面準位又は界面ダメージが小さい第1の誘電体単層膜
    と、該第1の誘電体単層膜上に形成され化学的及び熱的
    に安定な第2の誘電体膜とを有することを特徴とする半
    導体レーザ素子。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された半導体レーザ素子
    において、前記第2の誘電体膜は単層膜であることを特
    徴とする半導体レーザ素子。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載された半導体レーザ素子
    において、前記第1の誘電体単層膜はSiNx 、Si
    C、Si、又はGeのいずれかであり、前記第2の誘電
    体膜は前記第1の誘電体単層膜とその膜材料が異なるこ
    とを特徴とする半導体レーザ素子。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載された半導体レーザ素子
    において、前記第2の誘電体膜は前記第1の誘電体単層
    膜とその膜材料が同一であり、前記第1の誘電体単層膜
    と前記第2の誘電体単層膜としその成膜条件が異なるこ
    とを特徴とする半導体レーザ素子。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載された半導体レーザ素子
    において、前記第2の誘電体膜は多層膜であることを特
    徴とする半導体レーザ素子。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載された半導体レーザ素子
    において、前記第1の誘電体単層膜はSiNx 、Si
    C、Si、又はGeのいずれかであり、前記第2の誘電
    体膜において前記第1の誘電体単層膜と接する膜は前記
    第1の誘電体単層膜とその膜材料が異なることを特徴と
    する半導体レーザ素子。
  7. 【請求項7】 請求項2に記載された半導体レーザ素子
    において、前記第2の誘電体膜において前記第1の誘電
    体単層膜と接する膜は前記第1の誘電体単層膜とその膜
    材料が同一であり、前記第1の誘電体単層膜と前記膜と
    はその成膜条件が異なることを特徴とする半導体レーザ
    素子。
  8. 【請求項8】 請求項4又は7に記載された半導体レー
    ザ素子において、前記成膜条件として成膜温度、成膜速
    度、成膜スパッタパワー、Arガス圧、及びターゲット
    とサンプル間の距離が規定されたスパッタ法によって前
    記第1及び前記第2の誘電体膜は成膜され、該成膜際、
    前記成膜温度、前記成膜速度、前記成膜スパッタパワ
    ー、前記Arガス圧、及び前記ターゲットとサンプル間
    の距離の少なくとも一つが異なることを特徴とする半導
    体レーザ素子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH09283843A (ja) * 1996-04-17 1997-10-31 Hitachi Ltd 半導体レーザ
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