JP4593248B2 - 回路遮断器 - Google Patents

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この発明は回路遮断器に関し,特に,接点装置が溶着した場合に外部から接点が溶着したことを視認可能な回路遮断器に関するものである。
図1は従来の回路遮断器の側断面図であり,回路遮断器が閉極状態を示す。図2は,図1の回路遮断器が開極状態であるときを示す側断面図である。図3は,図1の回路遮断器の接点装置を閉極する方向,即ちハンドルをON方向に保持した状態でのトリップ状態を示す側断面図である。図4は,図1の回路遮断器の接点装置を構成する可動接触子と固定接触子が溶着した状態でのトリップ状態を示す側断面図である。図5は,図1の回路遮断器のクロスバーに可動接触子を組み込んだ状態を示す斜視図である。
図1〜図5において,1はカバー,2は基台であり,いずれも合成樹脂で形成され,回路遮断器の絶縁筐体(器体)を構成している。3はハンドルであり,該器体の外部から開閉機構に作用し回路遮断器の接点装置の開極もしくは閉極をおこなう。4は基台2に固定された固定接触子であり,固定接点6が固着されている。7は可動接触子であり,固定接点6に対向して接離する可動接点8が固着されている。
9は接点ばねであり,基台2の凹部2aと可動接触子7間に装着され,可動接触子7を固定接触子4から開離する方向に付勢する。30は絶縁材で形成されたクロスバーであり,図5に示すように可動接触子7を脱落防止して組み付けてあり,基台2に設けられた溝2b内を可動接点8が固定接点6に対向して接離する方向に摺動する。
11はリンクであり,一端部はハンドル3にリンク軸12で軸支され,他端部はローラ連結軸40により軸支されたローラ軸41によりクロスバー30のローラ当接部30dと接離自在に当接する。14は爪片であり,ハンドル3の回転軸15に一端部を軸支され,かつ爪片先端部14aがローラ軸41に当接する。16は作動板であり,軸17で回転自在に軸支され,一端部は前記爪片先端部14aに当接する。なおハンドル3と,リンク11と,リンク軸12と,ローラ軸41と,ローラ連結軸40と,クロスバー30と,爪片14とにより開閉機構が構成されている。19は電磁石装置であり,可動鉄片20を有する。図1に示す状態においては,ハンドルはON位置にある。
クロスバー30は,図5に詳細構造を示すように,絶縁材で形成され,可動接触子7の脱落を防止し保持するための□状の貫通孔30aと,可動接触子7の抜けを防止し回動自在に保持する突起30bが複数形成され,全極に併設されたそれぞれの可動接触子7の略中央部を可動軸受け7aで突起30bに係支している。30eは連結部材31を連結する引掛け部である。なお,クロスバー30は基台2に形成された溝部2b内を可動接点8が固定接点6に対向して接離する方向,すなわち図1において上下方向に摺動する。31はリンク軸12とクロスバー30の引掛け部30eを連結する連結部材であり,連結部材31には両端に連結用の穴を設け一端部の穴31aは,ハンドルを外部からON状態に保持した状態においても,異常電流発生時には可動接点8の開極を阻害することがないように長穴としたものである。
この回路遮断器においては,接点が閉極状態になっている図1において,ハンドル3をOFF方向(時計方向)に倒せば,ハンドル3とリンク11とリンク軸12とローラ軸41で構成されるリンク機構がくの字状に屈曲され,クロスバー30は接点ばね9の付勢力により可動接触子7と共に図1において上方向に押し上げられ,可動接点8が固定接点6から開離され,図2に示す開極状態となる。
図1に示す閉極状態で回路に異常電流が流れると,電磁石部19により可動鉄片20が固定鉄心21に吸引され,可動鉄片20の作動部20aが作動板16の作動部18を蹴ることにより,作動板16が軸17を中心に反時計方向に回動し,作動板16と爪片14との係合が外れ,ローラ軸41はクロスバー30のローラ当接部30dから外れる。クロスバー30は,接点ばね9の付勢力により可動接触子7とともに接点開離方向に押し上げられ,可動接点8が固定接点6から開離され,図2に示すようにハンドル3およびリンク機構はOFF状態の位置になり自動引き外しを完了する。
同様に,ハンドルを外部からON状態に保持した状態においても,異常電流発生時には図3に示すようにクロスバー30の引掛け部30eが連結部材31の長穴31a内を,接点閉極状態の位置(図1に示す位置)から可動接点8の開極を阻害することなく移動する。
図4は,閉極状態で回路に異常電流が流れ,可動接点8と固定接点が溶着した状態で,作動板16と爪片14との係合が解除されて,可動接点8が固定接点6から開離しない場合をしめす。この状態において,図4に示すように作動板16と爪片14との係合が解除されると,ローラ軸41はクロスバー30のローラ当接部30aから外れ,ハンドル3は,図示しないハンドルばねの付勢力によりOFF方向(時計方向)へ駆動されるが,可動接点8と固定接点6の溶着力により固定されたクロスバー30の引掛け部30eとリンク軸12を,連結部材31で連結しているため,ハンドル3はOFF位置まで移動できずON位置とOFF位置の中間位置で停止する。
特開2002−110019号 (第9図)
しかしながら,上記のような従来の回路遮断器は,可動接点と固定接点が溶着状態にあることを表示するために連結部材31が必要であり,製造コストが高くなるという課題があった。
そこで本件の発明の目的とするところは,可動接点と固定接点が溶着状態にあることを,上記連結部材31のような部品を使用することなく,安価に表示することができる回路遮断器を得ることである。
上述の目的を達成するために,本発明の請求項1では,カバーと基台からなる器体と,該器体内に配設されるフレームに回動自在に軸支されるとともに弾性部材により一方向に常時付勢され,前記器体から操作部が突出するハンドルと,該ハンドルの回動操作により器体内に収容された固定接触子と可動接触子からなる接点装置を開極もしくは閉極駆動する開閉機構と,該接点装置部に過電流が流れると動作し開閉機構に作用し接点装置を開極する引外し機構とを備えた回路遮断器において,前記開閉機構は,少なくとも,一端がハンドルに軸支され,他端にはローラ軸と該ローラ軸を回動自在に軸支し一端もしくは両端を前記フレームの外側に突出させたローラ連結軸を設けた,ハンドルの回動動作に連動して動作するリンク部材を備えるとともに,フレームには,該ローラ連結軸のハンドル回動操作に伴って移動する移動軌跡を逃げた開口部が設けられ,前記固定接触子と可動接触子からなる接点装置のうち可動接触子を保持するとともに器体内に配設されて弾性部材により常に開極方向に付勢され前記ローラ軸と当接するローラ当接部と前記ローラ連結軸が引掛かるローラ連結軸引掛部とを設けたクロスバーとを備え,前記ハンドルを接点装置を閉極する方向に回動操作した場合,リンク部材に設けられたローラ軸が前記クロスバーを押圧して接点装置を閉極し,異常電流により接点装置が溶着した場合には前記ローラ連結軸がローラ連結軸引掛部に引掛り,ハンドルの開極方向への付勢力に打ち勝ちハンドル操作部の位置を所定の位置に規制保持するものであって,さらに,前記開口部は,前記接点装置が溶着していない状態でハンドルの操作により接点装置を閉極(ON)または開極(OFF),またはトリップ動作する際において,前記フレームの開口部はクロスバーとローラ連結軸とローラのいずれの干渉もないよう開口されるとともに,開口部の一部には,接点装置を閉極(ON)または開極(OFF)動作をさせる際に前記ローラ連結軸が移動するガイド部を設けるとともに,前記接点装置が溶着した場合には,ハンドルの開極方向への付勢力に打ち勝つようローラ連結軸を支持するローラ連結軸支持部を設け,前記ガイド部とローラ連結軸支持部は段階的に連続して設けられたことを特徴として回路遮断器を提供したものである。
これにより従来のような連結部材を使用することなく,接点の溶着に係る表示を,安価に行う開閉機構を構成することができる。
また,回路遮断器がOFFまたはTRIPした状態においては,前記ローラ連結軸と前記ガイド部のクリアランスが十分にあるため不要な干渉をすることがなく回路遮断器は確実に開極でき,前記接点装置が溶着した状態では,前記ローラ連結軸支持部と前記ローラ連結軸のクリアランスを調整することにより,前記ハンドルの停止位置の調整が容易な回路遮断器を提供したものである。
また請求項では,前記クロスバーに設けられたローラ連結軸引掛部の,開閉機構がONまたはOFF動作をするときに前記ローラ連結軸が移動する方向と直交する方向の長さは,フレームに設けられた開口部においてローラ連結軸が移動可能な前記ローラ連結軸が移動する方向と直交する方向の移動距離の大きさと略等しく設けられ,前記ローラ連結軸がクロスバーのローラ連結軸引掛部から外れないように設けられたことを特徴として,請求項2記載の回路遮断器を提供したものである。
これにより,ローラ連結軸が,クロスバーのローラ連結軸引掛部から外れないように設けることができ,該ローラ連結軸が,ローラ連結軸引掛部から外れてしまい,正常に開閉機構が開閉動作できなくなることがない回路遮断器を提供することができる。
このような請求項1〜の発明によれば,可動接点と固定接点が溶着状態にあることを,上記連結部材31のような部品を使用することなく,安価に表示することができる回路遮断器を安価に提供することができる。

以下,この発明の実施例について図を参照しながら説明する。図6は回路遮断器の外観斜視図,図7は回路遮断器が閉極状態を示す内部側断面図,図8は,図7の回路遮断器が開極状態であるときを示す側断面図である。図9は,図7の回路遮断器のハンドルをON方向に保持した状態でのトリップ状態を示す側断面図である。図10は,図7の回路遮断器の接点が溶着した状態でのトリップ状態を示す側断面図である。図11は,図7の回路遮断器の開閉機構を分解した斜視図である。
図6〜図11において1〜21は上記従来装置と同様なものであり,その説明を省略する。50はクロスバーであり,図11に詳細構造を示すように,絶縁材で形成され,可動接触子7の脱落を防止し保持するための略四角状の貫通孔50aと,可動接触子7の抜けを防止し回動自在に保持する突起50bが複数形成され,全極に併設されたそれぞれの可動接触子7の略中央部を可動軸受け7aで突起50bに係支している。50dはローラ軸41が当接するローラ当接部である。また,50eはフレームから突出したローラ連結軸40と引っ掛かるローラ連結軸引掛部である。なお,クロスバー50は基台2に形成された溝部2b内を可動接点8が固定接点6に対向して接離する方向,すなわち図7において上下方向に摺動する。51は基台に固着されるフレームであり,ハンドル3と爪片14と作動板16を回転自在に軸支し,この軸方向の側面の少なくとも一方または両方には,開口部51aがある。両方に開口がある例を図12に示す。ハンドル3は,その操作部3aが器体の外部に突出し,器体の外部から回路遮断器の開閉操作を行なうことができるように設けられている。リンク11は一端部をハンドル3にリンク軸12で軸支され,他端部にはローラ軸41をローラ連結軸40で軸支し,フレーム51の内側に配置される。ローラ連結軸40の一端または両端は開口部51aからフレーム51の外側へ突出しており,ローラ連結軸引掛部50eの下側に位置する。
この回路遮断器においては,接点が閉極状態になっている図7において,ハンドル3をOFF方向(時計方向)に倒せば,ハンドル3とリンク11とリンク軸12とローラ軸41で構成されるリンク機構がくの字状に屈曲され,クロスバー50は接点ばね9の付勢力により可動接触子7と共に図7において上方向に押し上げられ,可動接点8が固定接点6から開離され,図8に示す開極状態となる。
図7に示す閉極状態で回路に異常電流が流れると,電磁石部19により可動鉄片20が固定鉄心21に吸引され,可動鉄片20の作動部20aが作動板16の作動部18を蹴ることにより,作動板16が軸17を中心に反時計方向に回動し,作動板16と爪片14との係合が外れ,ローラ軸41はクロスバー50のローラ当接部50dから外れる。クロスバー50は,接点ばね9の付勢力により可動接触子7とともに接点開離方向に押し上げられ,可動接点8が固定接点6から開離され,図2に示すようにハンドル3およびリンク機構はOFF状態の位置になり自動引き外し(TRIP)を完了する。
なお,これら開閉機構のON,OFF,TRIP動作は,開口部51aが,フレーム51とクロスバー50とローラ連結軸40とローラ軸41のいずれか2つ以上の干渉がないよう開口されているため,無理なく円滑にできる。
また,開閉機構がONまたはOFF動作をするときにローラ連結軸40が移動する方向と直交する方向において,前記クロスバー50に設けられたローラ連結軸引掛部50eの長さは,フレーム51に設けられた開口部51aにおいてローラ連結軸40が移動可能な前記ローラ連結軸が移動する方向と直交する方向の移動距離の大きさと略等しく設けられ,ローラ連結軸40がクロスバー50のローラ連結軸引掛部50eから外れないように設けられているため,いかなる場合でもローラ連結軸40はローラ連結軸引掛部50eから外れてしまうことがなく,クロスバー50の開極動作を阻害したり,ローラ軸41とローラ当接部50dの係合が正常にできず,正常に再閉極できなくなることはない。
図10は,閉極状態で回路に異常電流が流れ,可動接点8と固定接点6が溶着した状態で,作動板16と爪片14との係合が解除されて,可動接点8が固定接点6から開離しない場合をしめす。この状態において,図10に示すように作動板16と爪片14との係合が解除されると,ローラ軸41はクロスバー50のローラ当接部50aから外れ,ハンドル3は,図示しないハンドルばねの付勢力によりOFF方向(時計方向)へ駆動されるが,可動接点8と固定接点6の溶着力により固定されたクロスバー50のローラ連結軸引掛部50eとフレーム51の開口部51aの一部であるローラ連結軸支持部51bによりローラ連結軸40の動作が規制されるため,ハンドル3はOFF位置まで移動できずON位置とOFF位置の中間位置で停止する。
なお,回路遮断器が開極状態のときにローラ連結軸40が位置するフレーム51のガイド部51cはローラ連結軸支持部51bよりも,開閉機構がON・OFF動作をするときにローラ連結軸40が移動する方向と直交する方向へ大きく開口されているため,開閉機構がOFFやTRIPするときには,ローラ連結軸40とフレームのクリアランスには十分な余裕があるためハンドル3は確実にOFF位置へ回動できるとともに,回路遮断器は確実に開極でき,可動接点8と固定接点6が溶着した状態ではローラ連結軸40の水平方向への動きを最小限に規制し,ハンドル3がON位置とOFF位置の中間位置で停止することができる。
この結果,ハンドル3により,トリップ状態であることを表示できるとともに,接点溶着状態であることが表示されることとなり,開極状態であるとの誤認を防止できる。また,本方法によれば,従来の構成部品,すなわちクロスバーやリンクやフレームなどから部品を増やす必要がなく,形状を変更するのみでよいから,コストが増加することがない。
本件の発明の実施例として3極の回路遮断器の例を示したが,1極や2極の回路遮断器に適用を行うことにより,電路の異常により,機構はトリップ状態であっても,可動接点と固定接点が溶着している場合は,ハンドルが所定の位置,すなわちONとOFFの中間位置に停止して,接点が開いているとの誤認を防止できる回路遮断器を安価に提供でき,安全性が向上できる可能性がある。
従来の回路遮断器が接点閉状態である構造図。 従来の回路遮断器が接点開状態である構造図。 従来の回路遮断器のハンドルをON拘束してトリップしたときの図。 従来の回路遮断器が接点溶着をおこしてトリップした状態の図。 従来の回路遮断器のクロスバーと可動接触子の組み合わせ図。 回路遮断器の外観図。 本件発明の回路遮断器が接点閉状態である構造図。 本件発明の回路遮断器が接点開状態である構造図。 本件発明の回路遮断器のハンドルをON拘束してトリップしたときの図。 本件発明の回路遮断器が接点溶着状態でトリップしたときの図。 本件発明の回路遮断器の開閉機構を分解した斜視図。 フレームの両側に開口がある場合の図。
符号の説明
1 カバー
2 基台
3 ハンドル
4 固定接触子
6 固定接点
7 可動接触子
8 可動接点
9 接点ばね
11 リンク
12 リンク軸
14 爪片
16 作動板
20 可動鉄片
40 ローラ連結軸
41 ローラ軸
50 クロスバー
51 フレーム


Claims (2)

  1. カバーと基台からなる器体と,該器体内に配設されるフレームに回動自在に軸支されるとともに弾性部材により一方向に常時付勢され,前記器体から操作部が突出するハンドルと,該ハンドルの回動操作により器体内に収容された固定接触子と可動接触子からなる接点装置を開極もしくは閉極駆動する開閉機構と,該接点装置部に過電流が流れると動作し開閉機構に作用し接点装置を開極する引外し機構とを備えた回路遮断器において,
    前記開閉機構は,少なくとも,一端がハンドルに軸支され,他端にはローラ軸と該ローラ軸を回動自在に軸支し一端もしくは両端を前記フレームの外側に突出させたローラ連結軸を設けた,ハンドルの回動動作に連動して動作するリンク部材を備えるとともに,
    フレームには,該ローラ連結軸のハンドル回動操作に伴って移動する移動軌跡を逃げた開口部が設けられ,
    前記固定接触子と可動接触子からなる接点装置のうち可動接触子を保持するとともに器体内に配設されて弾性部材により常に開極方向に付勢され前記ローラ軸と当接するローラ当接部と前記ローラ連結軸が引掛かるローラ連結軸引掛部とを設けたクロスバーとを備え,
    前記ハンドルを接点装置を閉極する方向に回動操作した場合,リンク部材に設けられたローラ軸が前記クロスバーを押圧して接点装置を閉極し,異常電流により接点装置が溶着した場合には前記ローラ連結軸がローラ連結軸引掛部に引掛り,ハンドルの開極方向への付勢力に打ち勝ちハンドル操作部の位置を所定の位置に規制保持するものであって,さらに,
    前記開口部は,前記固定接触子と前記可動接触子が溶着していない状態でハンドルの操作により接点装置を閉極(ON)または開極(OFF),またはトリップ動作する際において,前記フレームの開口部はクロスバーとローラ連結軸とローラ軸のいずれの干渉もないよう開口されるとともに,開口部の一部には,接点装置を閉極(ON)または開極(OFF)動作をさせる際に前記ローラ連結軸が移動するガイド部を設けるとともに,前記固定接触子と前記可動接触子が溶着した場合には,ハンドルの開極方向への付勢力に打ち勝つようローラ連結軸を支持するローラ連結軸支持部を設け,前記ガイド部とローラ連結軸支持部は段階的に連続して設けられたことを特徴とする回路遮断器。
  2. 前記クロスバーに設けられたローラ連結軸引掛部の,開閉機構がONまたはOFF動作をするときに前記ローラ連結軸が移動する方向と直交する方向の長さは,フレームに設けられた開口部においてローラ連結軸が移動可能な前記ローラ連結軸が移動する方向と直交する方向の移動距離の大きさと略等しく設けられ,前記ローラ連結軸がクロスバーのローラ連結軸引掛部から外れないように設けられたことを特徴とする請求項記載の回路遮断器。

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