JP4593249B2 - 回路遮断器 - Google Patents

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この発明は回路遮断器に関し,特に,その接点装置をの小型化することができる回路遮断器の構造に関するものである。
図10は従来の回路遮断器の側断面図であり,回路遮断器が閉極状態を示す。図11は,図10の回路遮断器が開極状態であるときを示す側断面図である。図12は,図10の回路遮断器の接点周辺の構造を示す斜視図である。
図10〜図12において,1はカバー,2は基台であり,いずれも合成樹脂で形成され,回路遮断器の絶縁筐体(器体)を構成している。3はハンドルであり,該器体の外部から開閉機構に作用し回路遮断器の接点装置の開極もしくは閉極をおこなう。4は基台2に固定された固定接触子であり,固定接点6が固着されている。7は可動接触子であり,固定接点6に対向して接離する可動接点8が固着されている。
9は接点ばねであり,基台2の凹部2aと可動接触子7間に装着され,可動接触子7を固定接触子4から開離する方向に付勢する。10は絶縁材で形成されたクロスバーであり,図12に示すように可動接触子7を脱落防止して組み付けてあり,基台2に設けられた溝2b内を可動接点8が固定接点6に対向して接離する方向に摺動する。なお,固定接点6と,可動接触子7と,可動接点8と,クロスバー10により接点装置が構成されている。
11はリンクであり,一端部はハンドル3にリンク軸12で軸支され,他端部はローラ軸13を軸支する。ローラ軸13はクロスバー10のローラ当接部10dと接離自在に当接する。14は爪片であり,ハンドル3の回転軸15に一端部を軸支され,かつ爪片先端部14aがローラ軸13に当接する。16は作動板であり,軸17で回転自在に軸支され,一端部は前記爪片先端部14aに当接する。なおハンドル3と,リンク11と,リンク軸12と,ローラ軸13と,爪片14とにより開閉機構が構成されている。19は電磁石装置であり,可動鉄片20を有する。図10に示す状態においては,ハンドルはON位置にある。
クロスバー10は,図12に詳細構造を示すように,絶縁材で形成され,可動接触子7の脱落を防止し保持するための略四角状の貫通孔10aと,可動接触子7の抜けを防止し回動自在に保持する突起10bが複数形成され,全極に併設されたそれぞれの可動接触子7の略中央部を可動軸受け7aで突起10bに係支している。なお,クロスバー10は基台2に形成された溝部2b内を可動接点8が固定接点6に対向して接離する方向,すなわち図10において上下方向に摺動する。
80は消弧装置であり,略コの字形をしたグリッド81が複数と,グリッドを一定間隔に保持する絶縁壁82とにより構成される。消弧装置80は,固定接点6と可動接点8を,グリッド81のコの字が取り囲むように配置される。
この回路遮断器においては,接点が閉極状態になっている図10において,ハンドル3をOFF方向(時計方向)に倒せば,ハンドル3とリンク11とリンク軸12とローラ軸13で構成されるリンク機構がくの字状に屈曲され,クロスバー10は接点ばね9の付勢力により可動接触子7と共に図10において上方向に押し上げられ,可動接点8が固定接点6から開離され,図11に示す開極状態となる。
図10に示す閉極状態で回路に異常電流が流れると,電磁石部19により可動鉄片20が固定鉄心21に吸引され,可動鉄片20の作動部20aが作動板16の作動部18を蹴ることにより,作動板16が軸17を中心に反時計方向に回動し,作動板16と爪片14との係合が外れ,ローラ軸13はクロスバー10のローラ当接部10dから外れる。クロスバー10は,接点ばね9の付勢力により可動接触子7とともに接点開離方向に押し上げられ,可動接点8が固定接点6から開離され,図11に示すようにハンドル3およびリンク機構はOFF状態の位置になり自動引き外しを完了する。
なお,OFF・TRIP動作において発生したアークは,消弧装置80により,速やかに消弧される。
特開2002−110019号 (第9図)
しかしながら,上記のような従来の回路遮断器は,器体内にクロスバーと接点を別々に配置するスペースが必要となり各々の配置スペースが必要となることから,接点装置の小型化は困難であり,器体の小型化を図る場合の妨げとなるという課題があった。
このような課題に鑑み,本件の発明の目的とするところは,接点装置の小型化ができ,ひいては器体の小型化をすることができる回路遮断器を得ることである。
上述の目的を達成するために,本発明の請求項1では,カバーと基台からなる器体と,該器体から操作部が突出するハンドルと,該ハンドルの回動操作により,前記器体内に収容された少なくとも固定接点が固着された固定接触子と可動接点が固着された可動接触子と複数の該可動接触子を同時に開閉可能なように保持するクロスバーとからなる接点装置部と,該接点装置部に作用し該接点装置を開極もしくは閉極駆動する開閉機構と,前記可動接触子及び固定接触子に過電流が流れると動作するとともに前記開閉機構に作用し前記接点装置を開極する引外し機構と,を備えた多極回路遮断器において,前記クロスバーは,前記可動接触子を該クロスバーと連動して一体に動作するよう保持するともに,前記可動接点の移動軌跡上または移動軌跡の延長上に配置され,さらに,前記接点装置が開極状態から閉極状態に動作する場合,可動接点と固定接点とが接触するとともに,前記可動接点と前記固定接点は摺動するよう,クロスバーには可動接触子を嵌合保持する嵌合保持部を設け,該嵌合保持部にはクロスバーが接点装置閉極方向に移動する場合に,可動接点が該接点装置閉極方向と直交する方向に移動するよう傾斜状のガイド部を設けて構成したことを特徴として回路遮断器を提供したものである。
これにより開閉機構の開閉動作において,クロスバーの移動軌跡の範囲内もしくは移動軌跡の延長上に可動接点を配置できるため,接点とクロスバーをほぼ同一の空間に配置でき,接点装置の小型化を行うことができ,ひいては器体の小型化ができる。また,可動接点または固定接点の表面に酸化膜があったり,可動接点と固定接点の間に微小な異物が挟まった場合の閉極においても,可動接点と固定接点とが摺動動作することにより回路遮断器の開閉動作に伴って前記酸化膜や異物の除去を行うことができ,可動接点と固定接点が導通不良となることを防止でき,接点の接触信頼性の向上が行える。
また請求項2では,カバーと基台からなる器体と,該器体から操作部が突出するハンドルと,該ハンドルの回動操作により,前記器体内に収容された少なくとも固定接点が固着された固定接触子と可動接点が固着された可動接触子と複数の該可動接触子を同時に開閉可能なように保持するクロスバーとからなる接点装置部と,該接点装置部に作用し該接点装置を開極もしくは閉極駆動する開閉機構と,前記可動接触子及び固定接触子に過電流が流れると動作するとともに前記開閉機構に作用し前記接点装置を開極する引外し機構と,前記可動接触子を取り囲むように配置されて開極時のアークを消弧するための消弧装置と,を備えた多極回路遮断器において,前記クロスバーは,前記可動接触子を該クロスバーと連動して一体に動作するよう保持するともに,前記可動接点の移動軌跡上または移動軌跡の延長上に配置され,さらに,前記接点装置が開極状態から閉極状態に動作する場合,可動接点と固定接点とが接触するとともに,前記可動接点と前記固定接点は摺動するよう,クロスバーには可動接触子を嵌合保持する嵌合保持部を設け,該嵌合保持部にはクロスバーが接点装置閉極方向に移動する場合に,可動接点が該接点装置閉極方向と直交する方向に移動するよう傾斜状のガイド部を設けて構成したことを特徴として請求項1記載の回路遮断器を提供したものである。
これにより短絡遮断容量の拡大を行うことができ,電流遮断性能を低下させることなく,器体の小型化ができる。また,可動接点または固定接点の表面に酸化膜があったり,可動接点と固定接点の間に微小な異物が挟まった場合の閉極においても,可動接点と固定接点とが摺動動作することにより回路遮断器の開閉動作に伴って前記酸化膜や異物の除去を行うことができ,可動接点と固定接点が導通不良となることを防止でき,接点の接触信頼性の向上が行える。
本発明によれば,接点装置を小型化できるような構成とし,また該可動接触子の周りには消弧装置を備え,さらには接点間の異物等を回路遮断器の開閉動作に伴って除去できるような構成としているため,消弧性能を低下することなく,接点の接触信頼性を向上できるとともに,接点装置の小型化ができ,ひいては器体の小型化をすることができる回路遮断器を提供することができる。
以下,この発明の実施例について図を参照しながら説明する。図1は回路遮断器の外観斜視図,図2は回路遮断器が閉極状態を示す内部側断面図,図3は,図2の回路遮断器が開極状態であるときを示す側断面図である。図4は,図2の回路遮断器のクロスバーを基台へ組込む状態を示す斜視図である。図5は,図2の回路遮断器の接点周辺の構造を示す斜視図である。図6は,図2の回路遮断器(閉極状態)のクロスバーの外壁をカットし,収容部を露望させた状態の斜視図である。図7は,図6の斜視図を別の角度から見た斜視図である。図8は,図3の回路遮断器(開極状態)のクロスバーの外壁をカットし,収容部を露望させた状態の斜視図である。図9は,図8の斜視図を別の角度から見た斜視図である。
図1〜図9において1〜6,11〜21は上記従来装置と同様なものであり,その説明を省略する。50はクロスバーであり,図5に示すように,絶縁材で形成される。
可動接触子60には可動接点61が固着され,接点ばね62とともにクロスバー50の外壁50jで仕切られた収容部50cに収容される。接点ばねは一端がクロスバー50のばね受け部50fを押圧し,他端が可動接触子60を押圧する。なお,接点ばね62は可動接点と略同一中心上に配置される。
図8および図9に示すように,可動接触子60は,第一の受かり部60aがクロスバー50の第一の嵌合保持部50aに,第二の受かり部60bがクロスバー50の第二の嵌合保持部50bに,それぞれ脱落防止されるように保持される。また,クロスバー50から可動接触子60が接点ばね62の押圧方向と略垂直の方向へ抜けないよう,クロスバー50の突起50dが第一の受かり部60aを,クロスバー50の嵌合保持部50bに設けられた溝部50eが第二の受かり部60bを,それぞれ移動規制する。
このように,突起50dには第一の斜面50gが形成され,溝部50eには第一の斜面50gと同じ方向の傾きを持つ第二の斜面50hが形成されている。
また,クロスバー50と可動接触子60と可動接点61と固定接点6により接点装置63が構成される。
50iはローラ軸13が当接するローラ当接部である。図4に示すように,2fは開離ばね64とクロスバー50の極間絶縁壁50kを収容する極間絶縁溝であり,クロスバー50は極間絶縁溝2f内を可動接点61が固定接点6に対向して接離する方向,すなわち図2において上下方向に摺動する。なお,開離ばね64は極間絶縁壁50kを,接点装置63が開極する方向へ付勢する。
80は消弧装置であり,略コの字形をしたグリッド81が複数と,グリッドを一定間隔に保持する絶縁壁82とにより構成される。消弧装置80は,接点装置63を,グリッド81のコの字が取り囲むように配置される。
なお,消弧装置は,アークの接触により消弧性のガスを放出するような絶縁材料により構成されても良い。(図示せず)
この回路遮断器においては,接点が閉極状態になっている図2において,ハンドル3をOFF方向(時計方向)に倒せば,ハンドル3とリンク11とリンク軸12とローラ軸13で構成されるリンク機構がくの字状に屈曲され,クロスバー50は開離ばね64の付勢力により可動接触子60と共に図2において上方向に押し上げられ,可動接点61が固定接点6から開離され,図3に示す開極状態となる。
図2に示す閉極状態で回路に異常電流が流れると,電磁石部19により可動鉄片20が固定鉄心21に吸引され,可動鉄片20の作動部20aが作動板16の作動部18を蹴ることにより,作動板16が軸17を中心に反時計方向に回動し,作動板16と爪片14との係合が外れ,ローラ軸13はクロスバー50のローラ当接部50iから外れる。クロスバー50は,開離ばね64の付勢力により可動接触子60とともに接点開離方向に押し上げられ,可動接点61が固定接点6から開離され,図3に示すようにハンドル3およびリンク機構はOFF状態の位置になり自動引き外し(TRIP)を完了する。
なお,OFF・TRIP動作において発生したアークは,接点装置63の周囲に配置された消弧装置80により,速やかに消弧される。
図8および図9に示すように,可動接点61と固定接点6が接触していない状態において,可動接触子60は,接点ばね62により固定接点6に近づく方向つまり図面下方向に付勢され,可動接触子60の第一の受かり部60aがクロスバー50の第一の保持部50aに,第二の受かり部60bがクロスバー50の第二の保持部50bに,それぞれ保持される。さらに,突起50dと溝部50eと外壁50jが,第一の受かり部60aと第二の受かり部60bの接点ばね62の付勢方向と略垂直方向への移動を規制するため,可動接触子60が収容部50cから脱落することがない。
次に回路遮断器の開閉時の動作について説明を行う。回路遮断器をOFFからONにする動作において,開閉機構の作用にともないクロスバー50と可動接触子60は閉極する方向へ移動するが,可動接点61と固定接点6が接触してから,閉極動作が完了するまでのオーバートラベルの間は,可動接触子60は固定接点6により閉極方向つまり図面下方向への動きを止められるが,クロスバー50は図面下方向への移動を続ける。
このオーバートラベルの動作においては,図6および図7に示すように,可動接触子60が接点ばね62の付勢力に抗して収容部50cの図面上方向へ入り込むとともに,可動接触子60の第二の受かり部60bは,クロスバー50の第二の斜面50hに当接する。このとき第二の斜面50hは,第二の受かり部60bに対し,くさびを打つような作用を与え,可動接触子60は図面右方向へと移動するため,可動接点61と固定接点6は摺動する。
したがって,可動接点61または固定接点6の表面に酸化膜があったり,可動接点61と固定接点6の間に微小な異物が挟まった場合の閉極においても,可動接点61と固定接点6が導通不良となることはない。
なお,ONからOFFになるときには,第一の受かり部60aが第一の斜面50gを滑り動くことで,可動接触子60は所定の位置へ戻されるため,何度開閉してもほぼ同量の摺動が得られる。
また,摺動量は第二の斜面50hの傾斜角を変えることで調整できる。
以上のように本発明によれば,消弧性能を低下することなく,接点の接触信頼性を向上できるとともに,接点装置の小型化ができ,ひいては器体の小型化をすることができる回路遮断器を提供することができる。
本件の発明の実施例として3極の回路遮断器の例を示したが,1極や2極の回路遮断器においても,消弧性能を低下することなく,接点の接触信頼性を向上できるとともに,接点装置の小型化ができ,ひいては器体の小型化をすることができる回路遮断器を提供することができる可能性がある。
回路遮断器の外観図。 本件発明の回路遮断器が接点閉状態である構造図。 本件発明の回路遮断器が接点開状態である構造図。 本件発明の回路遮断器のクロスバーを基台へ組込む状態を示す斜視図。 本件発明の回路遮断器の接点周辺の構造を示す斜視図 本件発明の回路遮断器が接点閉状態での収容部の詳細斜視図。 図6を別の角度から見た斜視図。 本件発明の回路遮断器が接点開状態での収容部の詳細斜視図。 図8を別の角度から見た斜視図。 従来の回路遮断器が接点閉状態である構造図。 従来の回路遮断器が接点開状態である構造図。 従来の回路遮断器の接点周辺の構造を示す斜視図。
符号の説明
1 カバー
2 基台
2f 極間絶縁溝
3 ハンドル
4 固定接触子
6 固定接点
11 リンク
12 リンク軸
13 ローラ軸
14 爪片
14a爪片先端部
16 作動板
17 軸
18 作動部
19 電磁石装置
20 可動鉄片
20a作動部
21 固定鉄心
50 クロスバー
50a第一の保持部
50b第二の保持部
50c収容部
50d突起
50e溝部
50fばね受け部
50g第一の斜面
50h第二の斜面
50iローラ当接部
50j外壁
50k極間絶縁壁
60 可動接触子
60a第一の受かり部
60b第二の受かり部
61 可動接点
62 接点ばね
63 接点装置
64 開離ばね
80 消弧装置
81 グリッド
82 絶縁壁

Claims (2)

  1. カバーと基台からなる器体と,該器体から操作部が突出するハンドルと,該ハンドルの回動操作により,前記器体内に収容された少なくとも固定接点が固着された固定接触子と可動接点が固着された可動接触子と複数の該可動接触子を同時に開閉可能なように保持するクロスバーとからなる接点装置部と,該接点装置部に作用し該接点装置を開極もしくは閉極駆動する開閉機構と,前記可動接触子及び固定接触子に過電流が流れると動作するとともに前記開閉機構に作用し前記接点装置を開極する引外し機構と,を備えた多極回路遮断器において,前記クロスバーは,前記可動接触子を該クロスバーと連動して一体に動作するよう保持するともに,前記可動接点の移動軌跡上または移動軌跡の延長上に配置され,さらに,前記接点装置が開極状態から閉極状態に動作する場合,可動接点と固定接点とが接触するとともに,前記可動接点と前記固定接点は摺動するよう,クロスバーには可動接触子を嵌合保持する嵌合保持部を設け,該嵌合保持部にはクロスバーが接点装置閉極方向に移動する場合に,可動接点が該接点装置閉極方向と直交する方向に移動するよう傾斜状のガイド部を設けて構成したことを特徴とする回路遮断器。
  2. カバーと基台からなる器体と,該器体から操作部が突出するハンドルと,該ハンドルの回動操作により,前記器体内に収容された少なくとも固定接点が固着された固定接触子と可動接点が固着された可動接触子と複数の該可動接触子を同時に開閉可能なように保持するクロスバーとからなる接点装置部と,該接点装置部に作用し該接点装置を開極もしくは閉極駆動する開閉機構と,前記可動接触子及び固定接触子に過電流が流れると動作するとともに前記開閉機構に作用し前記接点装置を開極する引外し機構と,前記可動接触子を取り囲むように配置されて開極時のアークを消弧するための消弧装置と,を備えた多極回路遮断器において,前記クロスバーは,前記可動接触子を該クロスバーと連動して一体に動作するよう保持するともに,前記可動接点の移動軌跡上または移動軌跡の延長上に配置され,さらに,前記接点装置が開極状態から閉極状態に動作する場合,可動接点と固定接点とが接触するとともに,前記可動接点と前記固定接点は摺動するよう,クロスバーには可動接触子を嵌合保持する嵌合保持部を設け,該嵌合保持部にはクロスバーが接点装置閉極方向に移動する場合に,可動接点が該接点装置閉極方向と直交する方向に移動するよう傾斜状のガイド部を設けて構成したことを特徴とする回路遮断器。
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