JPH06295654A - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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JPH06295654A
JPH06295654A JP7954393A JP7954393A JPH06295654A JP H06295654 A JPH06295654 A JP H06295654A JP 7954393 A JP7954393 A JP 7954393A JP 7954393 A JP7954393 A JP 7954393A JP H06295654 A JPH06295654 A JP H06295654A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
crossbar
shaft
round hole
notch
Prior art date
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Pending
Application number
JP7954393A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Fujii
博 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP7954393A priority Critical patent/JPH06295654A/ja
Publication of JPH06295654A publication Critical patent/JPH06295654A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立性が良好で自動組立が容易に行える回路
遮断器を提供する。 【構成】 丸穴26aとこの丸穴の径より小さい切欠き
26bとからなる軸支穴26をクロスバー6の可動接点
側に有する導電機構部201Aをベース2内に取付け、
クロスバーを起して切欠きから軸支穴に開閉トグルリン
ク機構部202Aの下部リンク9の小判形支軸27を挿
入して、開閉トグルリンク機構部をベース内に取付ける
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は回路遮断器、特にその
自動組立を可能にする回路遮断器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は例えば実開昭59−17884
4号公報に示される従来の回路遮断器を示す断面図であ
る。図において、1はカバー、2はベースで、カバー1
とベース2とによって筐体Aを構成する。筐体A内には
遮断機構100が内蔵されている。遮断機構100は反
発接触子3,この反発接触子3と接離する可動接触子
4,過電流が流れたときに可動接触子4を反発接触子3
から開離させるトグルリンク機構T,電磁引きはずし機
構や熱動引きはずし機構からなる応動装置R,および消
弧板5を有している。反発接触子3には反発接点3a,
可動接触子4には可動接点4aがそれぞれ対向して設け
られており、これらの接点3a,4aの近傍に消弧板5
が配置されている。6は絶縁材からなるクロスバーで、
可動接触子4はこのクロスバー6に保持されており、軸
7を中心としてクロスバー6と共に回動するようになっ
ている。
【0003】8はクロスバー6に軸着されたピンで、こ
のピン8にはトグルリンク機構Tの一部を構成する下部
リンク9の下端部が結合している。下部リンク9の上端
部はピン10によって上部リンク11の下端部と結合さ
れており、上部リンク11の上端部はピン12によって
クレドル13に結合されている。クレドル13は軸14
に回動自在に枢支されており、自由端において係止部1
3aを有している。15は操作レバー16とピン10と
の間に張設されたスプリングである。応動装置Rは、ソ
レノイド17,バイメタル18,トリップバー19,ラ
ッチ20,係止レバー21などを有している。22は電
源側端子、23は電源側端子22と反発接触子3とを電
気的に接続するシャント、24は負荷側端子である。
【0004】つぎに動作について説明する。通常の状態
においては、操作レバー16を右方へ倒すことによっ
て、図10に示すように上部リンク11と下部リンク9
が伸長され、クロスバー6が軸7を中心として時計方向
の回動力を与えられるために、可動接点4aは反発接点
3aに接触する。このとき、クレドル13の係止部13
aは係止レバー21に係止しているので、上部リンク1
1と下部リンク9の伸長状態が保持され、接点3a,4
aは接触を保持したままである。すなわち電路は閉路状
態にある。
【0005】いま、上記閉路状態において、電路に過電
流が流れると、ソレノイド17もしくはバイメタル18
が作動し、トリップバー19を軸19aを中心として時
計方向へ回動させ、ラッチ20を軸20aを中心として
反時計方向へ回動させる。その結果、ラッチ20と係止
レバー21との係合が解除され、係止レバー21は図示
しないスプリングの付勢力により軸21aを中心として
反時計方向に回動して、クレドル13の係止部13aが
係止レバー21から外れる。このため、上部リンク11
と下部リンク9とが座屈し、クロスバー6が軸7を中心
にして反時計方向の回動力を受けるので、可動接点4a
は反発接点3aから開離する。このとき、反発接触子3
も電磁反発力を受けて軸3bを中心として時計方向に回
動し、可動接触子4から開離する。これによって、電路
は自動的に遮断される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の回路遮断器は以
上のように構成されているので、これを組立てるときに
は、図11に示すようにベース2内に反発接触子3を軸
3bにより取り付けてシャント23により電源側端子2
2に接続したベース側201に、別途組立てた遮断機構
100,応動装置Rなどからなる機構ユニット側202
を、矢印25の方向に挿入して図10に示すように組立
てるのであるが、機構ユニット側202は部品が多くま
とまりが悪いので組立性が悪く、自動組立がしにくいと
いう問題点があった。
【0007】この発明はかかる問題点を解消するために
なされたもので、組立性が良好で自動組立が容易に行え
る回路遮断器を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る回路遮断
器は、丸穴とこの丸穴の径より小さい切欠きとからなる
軸支穴をクロスバーの可動接点側に有する導電機構部を
ベース内に取付け、前記クロスバーを起して切欠きから
軸支穴に開閉トグルリンク機構部の下部リンクの小判形
またはD形の支軸を挿入して、前記開閉トグルリンク機
構部をベース内に取付けるようにしたものである。
【0009】
【作用】この発明においては、導電機構部をベース内に
取付け、これとは別に開閉トグルリンク機構部を組立て
た後、この開閉トグルリンク機構部の下部リンクの支軸
を前記導電機構部のクロスバーの切欠きから軸支穴に挿
入して、開閉トグルリンク機構部をベース内に取付け
る。
【0010】
【実施例】
実施例1.この発明の一実施例を図1〜図3について説
明する。図1は断面図、図2は組立前の状態を示す断面
図、図3は組立途中を示す断面図であり、前記従来のも
のと同一または相当部分には同一符号を付して説明を省
略する。図において、26はクロスバー6の可動接点側
に設けた軸支穴で、丸穴26aとこの丸穴26aの径よ
り小さい切欠き26bとからなっている。27は下部リ
ンク9に設けた小判形の支軸で、打出しによりリンク側
面に突設されている。
【0011】これを組立てるときには、ベース2に電源
側端子22,消弧板5,クロスバー6,可動接触子4,
ソレノイド17,バイメタル18,負荷側端子24を取
付けて導電機構部201Aを組立て、片や別個に機構フ
レーム28にトグルリンク機構T,クレドル13,トリ
ップバー19,ラッチ20,係止レバー21を取付けて
開閉トグルリンク機構部202Aを組立てる。この後、
図2に示すようにクロスバー6を起して開閉トグルリン
ク機構部202Aを矢印25の方向から導電機構部20
1Aに組立てるのであるが、その際図3に示すように下
部リンク9の支軸27をその小判形状を利用してクロス
バー6の切欠き26bから丸穴26a内に嵌め込んでお
く。図1に示すように機構フレーム28をベース2に取
付けカバー1をベース2に固定した状態では、小判形状
の支軸27が切欠き26bから抜け出ることがなく、下
部リンク9はクロスバー6に従来のピン8と同様に連結
される。
【0012】このように開閉トグルリンク機構部202
Aを矢印25の一方向に挿入することによりベース2に
組立てできるので自動組立が可能になると共に、その際
機構フレーム28に部品がまとまっているので組立性が
良い。なお、上記実施例では支軸27を打出しにより下
部リンク9に形成しているが、下部リンク9に別途支軸
(断面小判状)を設けてもよい。
【0013】実施例2.上記実施例1では小判形の支軸
27を示したが、図4に示すようにD形の支軸27Aで
あっても同様の効果が得られる。
【0014】実施例3.この発明の他の実施例を図5〜
図7について説明する。図5は断面図、図6は組立前の
状態を示す断面図、図7は組立途中を示す断面図であ
り、前記従来のものと同一または相当部分には同一符号
を付して説明を省略する。図において、26Aは下部リ
ンク9の上側面に設けた軸支穴で、丸穴26aとこの丸
穴26aの径より小さい切欠き26bとからなってい
る。27Bは上部リンク11に設けた小判形の支軸で、
打出しによりリンク側面に突設されている。
【0015】この実施例では図6に示すように下部リン
ク9をピン8によりクロスバー6に取付け、図7に示す
ように上部リンク11の支軸27Bを下部リンク9の切
欠き26bから丸穴26a内に嵌めることにより、図5
に示すように組立てるので、上記実施例と同様に自動組
立が可能になる。
【0016】実施例4.上記実施例3では小判形の支軸
27Bを示したが、図8,図9に示すようにD形の支軸
27Cであっても同様の効果が得られる。
【0017】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば組立性
が良好で自動組立が容易に行えるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す断面図である。
【図2】組立前の状態を示す断面図である。
【図3】組立途中を示す断面図である。
【図4】この発明の実施例2を示す断面図である。
【図5】この発明の実施例3を示す断面図である。
【図6】組立前の状態を示す断面図である。
【図7】組立途中を示す断面図である。
【図8】この発明の実施例4を示す要部側面図である。
【図9】図8のリンク機構を示す側面図である。
【図10】従来装置を示す断面図である。
【図11】組立前の状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 カバー 2 ベース 4 可動接触子 5 消弧板 6 クロスバー 9 下部リンク 10 ピン 11 上部リンク 22 電源側端子 26 軸支穴 26a 丸穴 26b 切欠き 27 支軸 28 機構フレーム 201A 導電機構部 202A 開閉トグルリンク機構部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 丸穴とこの丸穴の径より小さい切欠きと
    からなる軸支穴をクロスバーの可動接点側に有する導電
    機構部をベース内に取付け、 前記クロスバーを起して前記切欠きから軸支穴に、開閉
    トグルリンク機構部の下部リンクの小判形またはD形の
    支軸を挿入して、前記開閉トグルリンク機構部をベース
    内に取付けるようにしたことを特徴とする回路遮断器。
  2. 【請求項2】 丸穴とこの丸穴の径より小さい切欠きと
    からなる軸支穴を上側面に有する下部リンクを備えた導
    電機構部をベース内に取付け、 開閉トグルリンク機構部を、その上部リンクの小判形ま
    たはD形の連結軸を前記切欠きから軸支穴に挿入してベ
    ース内に取付けるようにしたことを特徴とする回路遮断
    器。
JP7954393A 1993-04-06 1993-04-06 回路遮断器 Pending JPH06295654A (ja)

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JP7954393A JPH06295654A (ja) 1993-04-06 1993-04-06 回路遮断器

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011142012A (ja) * 2010-01-07 2011-07-21 Mitsubishi Electric Corp 回路遮断器
WO2014122685A1 (ja) * 2013-02-05 2014-08-14 三菱電機株式会社 回路遮断器
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CN108022811A (zh) * 2018-01-18 2018-05-11 常熟开关制造有限公司(原常熟开关厂) 一种具有热脱扣器的断路器

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