JP4587478B2 - 文書提供システムおよび文書管理サーバ - Google Patents

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Description

本発明は、たとえばユーザが登録した文書を保管し、ユーザが所望する時に、所望する文書を、各地拠点に配置された印刷装置から印刷出力して提供するための文書提供システムおよび文書管理サーバに関する。
近年、インターネット等の電気通信網を介して各種の文書の提供が行われるようになっている。特に最近では、電気通信網を利用した遠隔印刷サービスが提案され、実現されている。遠隔印刷サービスでは、コンビニエンスストア等の店舗や企業内、公共施設などに多機能印刷機や多機能複写機などの印刷端末を設置する。そして、中央のホスト等で管理されている文書を電気通信網を介してそれら多機能印刷機や複写機等から印刷出力する。例えば、予めホストにアップロードしておいた文書を、各地に点在するコンビニエンスストアや公共施設に設置した印刷装置から印刷出力させるサービスも提案されている。
特許文献1には、通信網を介し、ユーザからの印刷要求に応じて印刷を実現する文書提供装置が記載されている。その文書提供装置は、ユーザ識別子と文書指定情報とを含む文書予約指示を受け付け、その文書指定情報で特定される文書をユーザ識別子と対応づけて保管する。文書提供装置は、印刷装置から、通信網を介して、ユーザ識別子を含んだ文書出力指示を受け付けると、そのユーザ識別子に対応して保管されている文書を、前記通信網を介して当該印刷装置に送信する。また、特許文献2には、文書データに対するデータ処理の制限情報を、印刷・複製・編集などの操作別に設定し、制御データとして付加して、文書データに対して可能な操作を制限するシステムが説明されている。
特開2002−175241号公報 特開2002−229939号公報
従来の文書提供システムでは、特定の印刷装置を利用できるユーザを限定したり、ユーザが入稿した文書データを印刷させることができるデバイスを限定したりすることはできない。サービスの範囲が全てのユーザについて同一であり、また全ての印刷装置についても同一である。このため、たとえば、ある企業が有する印刷装置を利用できるユーザを企業内ユーザに限定することはできない。また、ある企業の、たとえばロビー等に設置する特定の印刷装置だけを、特定のユーザ、たとえば系列企業や取引先企業ユーザに開放したりすることができない。
また、ユーザが登録した文書を、その文書IDを指定することにより文書を登録したユーザ以外でも印刷可能とする機能を提供するシステムを考える。この場合、指定された文書を印刷できる印刷装置を、たとえば企業内や系列企業内といった特定の場所に設置された印刷装置に限定することができない。従来の文書提供システムでも、それぞれを別サービスとして提供することで実現可能なケースはあるが、コンビニエンスストア、公共施設のようなパブリックな場所に設置される印刷装置で印刷ができなくなるなど柔軟性に欠ける。
本発明はこのような問題に鑑みなされたものであり、所定のサーバ装置から、たとえば企業内や店舗、ホテル等に設置された印刷装置に文書を送信して印刷出力させるシステムにおいて、各ユーザが登録した文書データを、そのユーザのドメイン(グループ)とは異なるドメイン(グループ)に属する印刷装置での印刷の可否を制御する制御を行うことで、利便性を損なうことなく、文書を出力可能な印刷装置を制限することによりセキュリティを高め、印刷装置で出力可能な文書を制限することにより不正利用の防止を可能とする文書提供システムおよび文書管理サーバを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、1あるいは複数のユーザ、および1あるいは複数の印刷装置をまとめるドメインという概念を導入する。ドメインとはグループと同じ概念である。本発明では特に断りがない場合はドメインをグループと同じ意味で扱っているものとする。即ち、特に断りがない場合はドメインをグループに、グループをドメインと読み替えても意味に違いはないものとする。
文書については当該文書を出力許可する印刷装置の属するグループ(ドメイン)を、印刷装置については当該印刷装置で出力許可する文書のグループ(ドメイン)を、それぞれあらかじめ設定しておき、文書および印刷装置のグループ(ドメイン)が、それぞれ互いに出力許可されているグループ(ドメイン)であるかチェック(クロスグループチェッ
ク=クロスドメインチェック)する。
そのために本発明は以下の構成を有する。出力装置所属グループと、ユーザにより設定され前記出力装置に対応付けられた文書ファイルの所属グループである装置対応グループとを関連付けた出力装置管理情報を出力装置毎に格納し、文書ファイル所属グループと、ユーザにより設定され前記文書ファイルに対応付けられた出力装置の所属グループである文書対応グループとを関連付けた文書管理情報を文書ファイル毎に格納する格納手段と、
ユーザからの出力要求を受けた指定出力装置から、ユーザが出力指定した指定文書ファイルの出力指示を受信する受信手段と、
前記受信手段により出力指示を受信したことに応じて、前記格納手段により格納された前記出力装置管理情報および前記文書管理情報を参照し、前記指定出力装置の所属グループと前記指定文書ファイルの所属グループが一致するか否かを判定し、
一致すると判定された場合には、出力許可と判定し、
一致しないと判定された場合には、前記格納手段により格納された前記出力装置管理情報および前記文書管理情報を参照し、前記指定文書ファイルの属するグループが、前記指定出力装置に関連付けられた装置対応グループに含まれており、かつ、前記指定出力装置の属するグループが、前記指定文書ファイルに関連付けられた文書対応グループに含まれている場合に、出力許可と判定する出力許可判定手段と、
前記出力許可判定手段により出力許可と判定された場合、前記指定文書ファイルを前記指定出力装置に送信する送信手段とを備える。
あるいは、出力装置の所属グループと、ユーザにより設定され前記出力装置に対応付けられた文書ファイルの所属グループである装置対応グループとを関連付けた情報である出力装置管理情報を出力装置毎に格納し、文書ファイルの所属グループの情報を文書ファイル毎に格納する格納手段と、
ユーザが出力指定した指定文書ファイルを、ユーザが前記指定文書ファイルを出力したい指定出力装置から出力する場合、前記格納手段により格納された情報を参照し、前記指定出力装置の所属グループと、前記指定文書ファイルの所属グループとが一致するか否かを判定し、
一致しないと判断された場合には、前記格納手段により格納された情報を参照し、前記指定文書ファイルの属するグループが、前記指定出力装置に関連付けられた装置対応グループに含まれている場合に、出力許可と判定する出力許可判定手段と、
前記出力許可判定手段により出力許可と判定された場合は、前記指定文書ファイルを印刷するよう前記指定出力装置を制御する制御手段と
を備える。
本発明によれば、文書を出力可能な印刷装置を制限することにより、セキュリティを向上させることができる。また、印刷装置で出力可能な文書を制限することにより、不正利用を防ぐことが可能となる。
また、利便性を損なわない程度の簡単な設定で、印刷装置、利用者及び文書の管理をより効率的、効果的に行うことが可能となる。
[第1実施形態]
<定義>
まず、本実施形態において用いられる用語について定義する。本実施形態でいう「公開文書(public document)」とは、本発明に係る情報処理システムにおいて、公開文書として登録された文書である。すなわち、文書の公開設定(public setting)が「public」に設定された文書が公開文書である。この登録をパブリック登録と呼ぶ。
また本実施形態でいう「公開ドメイン」とは、あるドメインのドメイン情報のLimited Public設定に登録されたドメインである。公開ドメインに属するユーザは、実施形態で説明するように、その公開ドメインが登録されているドメインに属する印刷装置または文書を使用する権限を有する。
また、前述したように本発明では、1あるいは複数のユーザ、および1あるいは複数の印刷装置をまとめるドメインという概念を導入している。ドメインとは一般的なグループと同じ意味である。本発明では特に断りがない場合はドメインとグループを同義語として扱うものとする。つまり特に断りがない場合はドメインをグループに、グループをドメインと読み替えても意味に違いはないものとする。
<文書提供システムの構成>
以下、本発明の実施形態に関し詳細に説明する。図1は、本発明を適用可能な情報処理システムの構成を説明するブロック図である。なお、本システムにおける文書登録クライアント102及び、印刷装置104、管理クライアント105は、1台または複数台接続されていることを仮定している。
図1において、文書登録クライアントコンピュータ102、文書提供システムサーバ103、管理クライアント105は情報処理装置であり、アプリケーションプログラム等の各種のプログラムを実行可能である。また、印刷装置104も情報処理機能を有し、アプリケーションプログラム等の各種のプログラムを実行可能である。また、文書登録クライアントコンピュータ102、文書提供システムサーバ103、印刷装置104、管理クライアント105は、LAN、WAN、インターネット101にネットワークケーブルを介して接続され、相互に通信可能である。
印刷装置104は印刷制御装置を有するプリンタであり、コンピュータから送信または、コンピュータより取得される印字データを含む印刷ジョブを解析して1ページずつドットイメージに変換して、1ページ毎に印刷する。また、印刷装置104としては、電子写真方式を採用したレーザービームプリンタや、インクジェット方式を採用したインクジェットプリンタや、熱転写方式を利用したプリンタ等様々な方式のものに適応できる。また、A0などの大判印刷を行うプリンタにも適用できる。
また、印刷装置104がアプリケーションプログラム等の各種のプログラムを実行可能とする情報処理機能を有さない場合、印刷装置104とは別に、印刷制御コンピュータ106(図中省略)を配置してもよい。印刷制御コンピュータ106は、アプリケーションプログラム等の各種のプログラムを実行可能な情報処理機能を有し、ユーザからの文書印刷指示の受付、文書提供システムとの通信、印刷装置104の制御を行う。これ以降、印刷装置104は、情報処理機能を有する印刷装置のみならず、印刷装置と印刷制御コンピュータとを有する構成も指す。
文書提供システムサーバ103は、ユーザ及び、文書、印刷装置情報を管理するアプリケーションサーバであり、文書に関する情報、例えば、所有ユーザ、文書ID、文書ファイル、文書属性情報などを保管し、参照可能とする。電子入稿システムサーバ103には、Webサーバ機能を持たせることにより、文書登録クライアントコンピュータ102または管理クライアント105より、Webブラウザを使用してアクセスを可能としてもよい。もしくは、文書登録クライアントコンピュータ102、印刷装置104、管理クライアント105上で動作する専用アプリケーション(Webブラウザとは限らない)から、TCP/IPやHTTPなどの通信プロトコルを使用して、文書提供システムサーバ103へ接続する構成としても構わない(通信プロトコルは限定しないが本実施形態ではLAN上のTCP/IPを用いている)。
文書を登録するユーザは、文書登録クライアント102より、Webブラウザ/アプリケーションを経由して、文書属性、文書ファイルなどを指定して、文書提供システムサーバ103に登録操作を行う。文書を印刷するユーザ(文書を登録するユーザと同一でも構わない)は、印刷装置104より、印刷指示アプリケーションを経由して、文書提供システムサーバ103から、文書情報や文書ファイルを参照及びダウンロードし、印刷などの作業を行う。ユーザを管理する管理者は、管理クライアント105より、Webブラウザ/アプリケーションを経由して、ユーザ管理操作を行う。
図2は、本発明におけるシステムのモジュール構成を説明する図である。まず、主な構成モジュールについて説明する。
Webブラウザ102−1は、文書登録クライアント102上で動作するWebブラウザである。登録側I/F部103−1は、文書提供システムサーバ103の文書登録クライアント向けのインタフェース部であり、Webサーバの機能を持ちHTTP、HTTPSなどによる要求を受付可能である。文書情報管理部103−2は、文書情報と文書ファイルを組にして、登録ユーザ識別子と関連付けて保存、管理する。出力側I/F部103−3は、印刷装置(印刷装置を制御する印刷制御コンピュータを含む)へのインタフェース部である。登録側I/F部103−1と同様にHTTP、HTTPSなどによる要求を受付可能である。ドメイン管理部103−4は、ユーザ情報や、印刷装置情報を管理する。
印刷指示アプリケーション104−1は、印刷装置104上で動作するアプリケーションであり、文書提供システムサーバ103より受け取った文書情報の表示し、文書ファイルの印刷を指示する機能、及び、文書ファイルを文書提供システムサーバ103より受け取り印刷する機能を提供する。管理アプリケーション105−1は、管理クライアント105内で動作するアプリケーションであり、ドメイン管理部103−4と通信しユーザ管理、印刷装置管理機能を提供する。これらの構成は、それを一定の手順を実現するためのプログラムをコンピュータにより実行することで実現できる。
<文書情報の構成>
図15は、文書情報管理部103−2により作成され、管理される文書情報データを格納するためのデータファイルのフォーマットを示している。文書情報として、文書ID(1501)に関連付けて、文書を登録したユーザのユーザID(1503)、印刷体裁設定(1505、1506、1507、1508)、公開設定(1509)などが管理されている。また、文書ファイルも関連付けて管理されるが、文書情報データとは別に管理されており、文書情報データには、その参照情報が保持されている(1517)。しかし、文書情報データ内に文書ファイルを保持しても構わない。文書情報は、文書をクライアントから文書提供サーバに登録する際に文書ファイル毎に関連づけて作成、登録される。文書ID(1501)は文書提供サーバが文書ファイル毎に一意的に付与すればよい。また、ユーザIDは、登録時にその操作を行ったユーザIDを記録しておく。公開設定1510などの印刷属性は、クライアントなどから変更可能である。公開設定1509は、本実施形態ではパブリックかプライベートを選択できる。公開設定がパブリックに設定された文書をパブリック設定の文書と呼ぶ。パブリックが選択されている場合には、図21に示すドメイン情報の設定により、リミテッドパブリック設定となる場合もある。
<ユーザ情報の構成>
図16は、ドメイン管理部103−4により作成、管理されるユーザ情報データを格納するためのデータファイルのフォーマットを示している。ユーザ情報としては、ユーザを一意に識別するユーザID(1601)と、ログインID(1602)、パスワード(1603)、ユーザが所属するドメイン(1604)、公開文書登録制限(1605)、使用可能容量(1606)(登録可能な文書の合計サイズ)が関連付けられて管理される。ユーザ情報は、文書提供システムに新たなユーザが登録されると、ユーザ毎に作成される。ドメイン1604などはユーザ登録時に指定され、後に変更することもできる。
<印刷装置管理情報の構成>
図20は、ドメイン管理部103−4により作成、管理される印刷装置管理情報データ(2000)を格納するためのデータファイルのフォーマットを示している。印刷装置管理情報としては、印刷装置を一意に識別するデバイスID(2001)と、所属ドメイン(2002)、公開設定(2003)、場所情報(2004)が関連付けられて管理される。印刷装置管理情報は、文書提供システムで使用可能な印刷装置が文書提供サーバに登録される際に作成される。所属ドメイン2002は、指定させても良いし、設置場所に応じて決定しても良い。公開設定は、本実施形態ではパブリックかプライベートを選択できる。パブリックが選択されている場合には、図21に示すドメイン情報の設定により、実際上はリミテッドパブリック設定となる場合もある。公開設定等は、登録後に変更可能である。
<ドメイン管理情報の構成>
図21は、ドメイン管理部103−4により作成、管理されるドメイン管理情報データを格納するためのデータファイルのフォーマットを示している。ドメイン管理情報としては、ドメインを一意に識別するドメイン名(2101)と、登録文書のLimited Public設定(2102)、印刷装置のLimited Public設定(2103)、パスワードフラグ(2104)が互いに関連付けられて管理される。登録文書のLimited Public設定(2102)は、文書の公開設定が「パブリック」の場合に参照される。参照されるのは、その文書の属するドメインのドメイン管理情報である。登録文書のLimited Public設定(2102)にドメインが登録されていれば、そのドメインが当該文書の公開される範囲(ドメイン)とされる。印刷装置のLimited Public設定(2103)は、印刷装置の公開設定がパブリックの場合に参照される。参照されるのは、その印刷装置が属するドメインのドメイン管理情報である。印刷装置のLimited Public設定(2103)にドメインが登録されていれば、そのドメインが当該印刷装置の公開される範囲(ドメイン)とされる。
登録文書のLimited Public設定2102は、図24に示すようにユーザの認証にも利用される。その場合には、登録文書のLimited Public設定という意味合いではなく、当該ドメインに属するユーザのリミテッドパブリック設定として、登録文書のLimited Public設定が利用される。
<ユーザ管理>
次に、図16、図17を参照して、管理クライアント105を操作して行うユーザ管理について説明する。ユーザ管理を行うドメイン管理ユーザは、管理クライアント105上で動作するWebブラウザまたは管理アプリケーション105−1を操作し、ドメイン管理部103−4にアクセスする。図17に、その際に表示されるユーザ管理用画面の例を示す。ユーザ管理用画面には、現在の管理作業の対象となるドメインの名前1701が表示されている。その下には、ドメイン管理ユーザが管理するドメインに現在登録されているユーザリスト1702が表示されている。リスト1702上でユーザを選択すると、リストの下部に選択されたユーザの詳細情報が表示され、各種設定が可能である。本例では、ユーザリスト1702には、図16に示すユーザ情報管理テーブル内のユーザID1601、ログインID1602、公開文書登録制限1605(制限)が表示されている。設定可能な項目1703として、選択されたユーザについて「パブリック文書登録を制限する」ためのチェックボックスが表示されている。
図17の1703において、ユーザの公開文書登録制限1605を変更可能である。ユーザの公開文書登録制限1605がONである場合、該当ユーザは文書登録時、文書属性の公開設定1509としてPrivateしか選択できない。このように設定することにより、例えば喫茶店なででの一時的なシステム利用者には、登録した文書を喫茶店内だけでしか印刷できないなどの制限を加えることができる。
<ドメイン設定の管理>
続いて、図18、図21を参照して、管理クライアント105を操作して行う、ドメイン設定管理について説明する。ドメイン設定管理を行うドメイン管理ユーザは、管理クライアント105上で動作するWebブラウザまたは管理アプリケーション105−1を操作し、ドメイン管理部103−4にアクセスする。図18に、その際に表示されるドメイン設定管理用画面の例を示す。ドメイン設定管理用画面には、現在の管理作業の対象となるドメインの名前1801が表示されている。チェックボックス1802では、ドメインにLimited Publicを設定するかどうかを選択可能である。チェックボックス1802において、「Limited Publicを設定する」欄をONとした場合には、ドメイン登録欄1803において、Limited Publicとして設定するドメイン範囲を、複数のドメインを指定することで行う。また、「印刷装置のLimited Publicを別設定とする」欄1804をONにすることで、登録文書のLimited Public2102と、印刷装置のLimited Public2103を別々のドメイン範囲として設定可能である。この場合、印刷装置のLimited Publicを欄1805に設定する。チェックボックス1806では、パスワードフラグ2104を設定可能である。チェックボックス1806をチェックすることでパスワードフラグ2104がONとなる。その場合には、該当ドメインに属するユーザが文書提供サーバに文書を登録する際、その文書の公開設定をPublicに設定すると、文書にアクセスするためのパスワード設定を必須とすることができる。
図18の欄1803に設定されたドメイン名は、ドメイン情報2100に含まれる登録文書のリミテッドパブリック設定2102に登録される。欄1805に設定されたドメイン名は、ドメイン情報2100に含まれる印刷装置のリミテッドパブリック設定2103に登録される。また、チェックボックス1804のチェックが外されると、登録文書のリミテッドパブリック設定2102の内容が、印刷装置のリミテッドパブリック設定2103に複製される。また、チェックボックス1802のチェックが外されると、登録文書のリミテッドパブリック設定2102の内容と、印刷装置のリミテッドパブリック設定2103の内容とがクリアされる。これら操作の代わりに各チェックボックスに対応するフラグをドメイン情報に設けることで、内容の複製やクリアをしなくとも、操作に応じた設定が可能となる。
<印刷装置の管理>
次に、図19、図20を参照して、管理クライアント105を操作して行う、印刷装置管理について説明する。印刷装置管理を行うドメイン管理ユーザは、管理クライアント105上で動作するWebブラウザまたは管理アプリケーション105−1を操作し、ドメイン管理部103−4にアクセスする。図19に、その際に表示される印刷装置の管理用画面の例を示す。印刷装置の管理用画面には、現在の管理作業の対象となる印刷装置の属するドメインの名前1901が表示されている。リスト1902には、ドメイン管理ユーザが管理するドメインに現在登録されている印刷装置の一覧が表示される。リスト1902上で印刷装置を選択すると、リスト1902の下に選択された印刷装置の詳細管理情報が表示され、そこを介して各種設定が可能である。印刷装置リスト1902には、図20に示す印刷装置管理テーブル内のデバイスID2001、場所2004、公開設定2003が表示されている。
図19の公開設定1904において、印刷装置の公開設定2003を変更可能である。印刷装置の公開設定2003がPrivateである場合、該当印刷装置で印刷可能な文書は、その印刷装置と同じドメインに属するユーザが登録した文書のみとなる。また、印刷装置の公開設定2003がPublicである場合には、その印刷装置を用いた印刷について以下の制限が生じる。すなわち、その印刷装置の属するドメインのドメイン管理情報2100に含まれる印刷装置のLimited Public2103にドメインが登録されている場合には、そのドメインに属するユーザが登録した文書と、前記印刷装置と同じドメインに属するユーザが登録した文書のみが印刷可能となる。Limited Public設定にドメインが登録されていない場合には、どのドメインのユーザが登録した文書でも印刷可能である。
また、ドメイン情報の印刷装置のLimited Public設定2103および登録文書のLimited Public設定2102にドメインを登録した場合でも、印刷装置の公開設定2003及び、文書登録時に指定する文書の公開設定1509の値は、PublicまたはPrivateである。これら公開設定としてPublicを指定した場合には、ドメイン情報のLimited Public設定に登録されたドメインが優先される。Limited Public設定に登録されたドメインを越えた印刷は拒否される。
次に図22を参照して、登録文書の公開設定にPublicまたはPrivateを設定した場合に、ドメイン管理情報に設定されているLimited Public設定により文書の印刷動作がどのように影響を受けるかを説明する。なお、図22の例では、登録文書のLimited Public設定と、印刷装置のLimited Public設定とは同一であるとする。したがって、以下の説明ではこれらを区別せず、単にLimited Public設定と呼ぶ。
図22の例では、ドメインAのLimited Public設定に登録されたドメイン が(ドメインA,ドメインB)であり、ドメインBのLimited Public設定に登録されたドメインが(ドメインA、ドメインB、ドメインC)であり、ドメインCのLimited Public設定にはドメインは登録されていないことを前提としている。また、各カラムは、ドメインA、B、Cに属する印刷装置に対応する。これらの印刷装置の管理情報に含まれる公開設定にはPublicが設定されている。各行は、ドメインA、B、Cそれぞれに属するユーザが登録した文書であり、公開設定にPublic/Privateがそれぞれ設定された文書に対応する。表の各欄は、上記各文書を各印刷装置で印刷可能であるか否かを表す。
<クロスドメインチェックの例>
図22の欄2201、2204、2208、2211、2215、2218では、文書を登録したユーザの属するドメインと、印刷を行う印刷装置の属するドメインとが同じであるので、当然印刷可能である。次に欄2205、2206、2210、2212、2216、2217では、文書を登録したユーザのドメインと、印刷を行う印刷装置のドメインが異なる。加えて、文書の公開設定としてPrivateが設定されている。そのため、印刷不可である。欄2202、2207、2209、2214では、文書を登録したユーザのドメインと、印刷を行う印刷装置のドメインとが異なる。しかし、文書の公開設定としてPublicが指定されており、さらに、ユーザの属するドメインのLimited Public設定に、印刷装置のドメインが含まれているか、または、Limited Publicが設定されていない。くわえて、印刷装置の属するドメインのLimited Public設定に登録されたドメインに、ユーザの属するドメインが含まれているか、または、Limited Publicが設定されていない。このため、これら文書は印刷可能となる。
欄2203は、印刷装置のドメインCについてはLimited Publicが設定されていないが、文書を登録したユーザのドメインAについてのLimited Public設定にはドメインCが含まれていない。このため、文書を登録したユーザのドメインA側の制限により印刷は不可である。
欄2213では、文書を登録したユーザのドメインCについてはLimited Publicが設定されていないが、印刷装置のドメインAについてのLimited Public設定にはドメインCが含まれていない。このため、印刷装置のドメインA側の制限により印刷は不可である。
このように、文書を登録したユーザの属するドメインのLimited Public設定と、文書の公開設定と、印刷装置の属するドメインのLimited Public設定と、印刷装置の公開設定とを組合わせ、文書の印刷の可否を制御する。
<文書登録処理>
続いて、図2と、図3〜7、および図25を参照して、文書登録の処理の流れを説明する。
ユーザは、文書登録クライアント102内で動作するWebブラウザ102−1を操作し、ネットワーク101を経由して、文書提供システムサーバ103の登録側I/F(インターフェース)部103−1へアクセスすると、まず、メニュー選択フォームが返され、Webブラウザ102−1上に表示される(図3)。
ユーザが「新しいドキュメントを登録する」メニュー0301を選択すると(図25のS2501)、メニュー選択情報がメニュー選択フォームに設定され、登録側(すなわち文書提供サーバ側)I/F部へ送信される。続いて、登録側I/F部は、ログイン画面フォームを返し(図25のS2511)、Webブラウザ102−1上には、ログイン画面フォームが表示される(図4、図25のS2502)。ユーザはログインID(0401)とパスワード(0402)を入力し、「ログインする」ボタンを押下すると(図25のS2503)、ログイン情報がログイン画面フォームに設定され、登録側I/F部103−1へ送信される。該ログイン情報は、登録側I/F部103−1を経由して、ドメイン管理部103−4に渡され、ユーザ認証処理が行われる(図25のS2512,S2513)。認証結果は登録側I/F部103−1に返される。ユーザがシステムに登録されているユーザであることが確認されると(図25のS2513)、続いて登録文書指定フォームが返され(図25のS2514)、Webブラウザ102−1上に表示される(図5、図25のS2504)。
ユーザは、登録文書指定フォーム内の登録ファイル指定部0501において、登録ファイル名及びパスを指定し、「次へ進む」ボタンを押下することにより(図25のS2505)、登録ファイル指定部0501で指定された文書ファイルが読み出されて登録側I/F部103−1へ送信される(図25のS2506)。登録側I/F部103−1は、送信された文書ファイルを文書情報管理部103−2に転送し、文書情報管理部103−2において、文書ファイルを保存する。続いて、登録側I/F部103−1は、文書属性情報指定フォームを返し(図25のS2515,S2516)、Webブラウザ102−1上に表示される(図6、図25のS2507)。
文書属性情報指定フォームでは、文書印刷時の印刷設定として、印刷サイズ0601、印刷面(片面/両面)0602、ページレイアウト0603、カラー/モノクロ0604を指定可能である。また、印刷時の印刷体裁変更可否0608において、印刷時の印刷体裁指定を不可とし、必ず登録時に指定した印刷体裁で印刷させることを指定することも可能である。文書の公開設定0605としてPublic(パブリック)、Private(プライベート)が指定可能である。しかし、ログインをしているユーザの公開文書登録制限1605としてPrivate制限が設定されている場合、登録する文書の公開設定としてPublicを指定することはできない。また、その他ドキュメント設定として、印刷可能期間0606、印刷可能回数0607を指定可能である。印刷可能期間0606は、文書登録時からどれだけの期間、登録文書の印刷が可能であるかを指定する。印刷可能期間が過ぎると、文書は削除され、その後の印刷は不可となる。印刷可能回数0607は、登録文書を何回印刷可能であるかを指定する。印刷可能回数で指定された回数だけ印刷が行われると文書は削除され、その後の印刷は不可となる。ユーザが欄0609をチェックし、パスワード欄0610にパスワードを登録することで、文書にパスワード設定を行うことができる。文書にアクセスするためのパスワードが登録された場合、その文書を印刷する際にはパスワードが要求され、正しいパスワードが入力されない場合に、印刷は拒否される。これは、文書を登録したユーザ以外のユーザが、文書IDを指定することでその文書の印刷を可能とする場合でも、文書IDとパスワードとを要求することにより、文書を保護するための機能である。ログインをしているユーザが属するドメインのドメイン管理情報の「パスワードフラグ」2104がONとなっている場合には、公開設定がパブリックである文書についてはパスワードの登録が強制される。そのために、文書の公開設定0605としてPublicを選択した場合、パスワードを設定しないで「次へ進む」を押下しても入力エラーとされる。そして再度、文書属性情報指定フォームを表示する。文書属性情報としては、この他の設定を可能としてもよい。
ユーザが、文書属性を指定し、「次へ進む」ボタンを押下すると(図25のS2508)、指定された文書属性情報がフォームに設定され、登録側I/F部103−1へ送信される。登録側I/F部103−1では、受信したフォームに入力された各設定値を解析、抽出し、文書属性情報を作成し、ログイン中のユーザのユーザIDと共に文書情報管理部103−2に転送する。ここで文書情報管理部103−2において文書を登録したユーザIDと、文書属性情報と、文書ファイルとを関連付けて保存し、文書IDを発行し、登録側I/F部103−1に返す。登録側I/F部103−1は、文書IDを含む文書ID通知フォームを作成し、Webブラウザ102−1に返す(図25のS2517)。Webブラウザ102−1上では、文書ID通知画面が表示される(図7,図25のS2509)。
図7の画面を見たユーザは、文書ID通知画面に表示された文書ID(ドキュメントID0701のこと)を使用することで、文書を印刷することが可能となる。
<印刷処理>
次に、図2と、図8〜13、図23、図24、図26乃至図28を参照して、文書印刷時の処理の流れを説明する。なお、図26は文書ファイルを文書IDにより指定して印刷する際のシーケンス、図27、図28は文書ファイルのリストを文書提供サーバに要求してそこから印刷する文書ファイルを選択する際のシーケンスである。なおシーケンス図では、サーバ内部のモジュールについては考慮せず、文書提供サーバと記載した。また印刷指示アプリケーションは、印刷装置と記載した。
ユーザは、印刷装置104に付属するタッチパネル形式等の操作部を操作して、印刷指示アプリケーション104−1を介して文書印刷要求を行う。印刷装置104に付属するタッチパネルには、まず、メニュー選択画面(図8)が表示される。ユーザは、文書IDを指定して印刷を行うか(0801)、自分が登録した文書の一覧から印刷文書を選択して印刷を行うか(0802)を選択する。
(文書指定印刷)
ユーザが、文書IDを指定して印刷(0801)を選択した場合、図9で示す文書ID指定画面が印刷装置のタッチパネルに表示される(図26のS2602)。ユーザは、欄0901に文書ID通知画面(図7)で通知された所望の文書IDを入力する。また、文書にパスワードが設定されている場合には、欄0902にパスワードを入力する。文書IDやパスワードの入力は、例えば印刷装置操作部に設けられたキーボード(タッチパネルを利用したソフトウエアキーボードでもよい)から入力する。
「次へ」ボタンが指示されると、印刷指示アプリケーション104−1は、指定された文書ID及びパスワード、処理対象の印刷装置に割り当てられたデバイスIDを出力側I/F部103−3に送信する(図26のS2603)。出力側I/F部103−3は、文書情報管理部103−2に対して文書ID、パスワード、デバイスIDを指定して文書情報の取得要求を発行する。文書情報管理部103−2は、指定された文書IDに関連付けられた文書の文書情報を検索し、文書情報より「登録ユーザID」(1503)及び公開設定(1509)を取得し、デバイスIDと共にドメイン管理部103−4に送信し、印刷許可を問合せる。ドメイン管理部103−4では、ユーザ情報テーブルより、該登録ユーザIDに関連付けられたユーザ情報を検索し、該当ユーザの「所属ドメイン」(1604)を取得し、さらに該当ドメインの「登録文書のLimited Public」(2102)を検索し取得する。また、印刷装置管理テーブルより、指定されたデバイスIDに関連付けられた印刷装置管理情報を検索し、該当印刷装置の所属ドメイン(2002)及び、公開設定(2003)を取得し、さらに印刷装置の所属ドメインの「印刷装置のLimited Public」(2103)を検索し取得する。ドメイン管理部103−4は、これらの情報を元に印刷時のクロスドメインチェックを行い、印刷が許可されるかを判定する(図26のステップS2612)。
<クロスドメインチェック(印刷時)>
印刷時のクロスドメインチェックの流れを図23を用いて説明する。必要な情報を獲得する手順(S2300)は説明上済んでいるので、入力説明はステップ2301から開始される。なお印刷対象の文書をターゲット文書、用いる印刷装置をターゲット印刷装置と呼ぶ。まず、ステップ2301において、ターゲット文書を登録したユーザの「所属ドメイン」(1604)がターゲット印刷装置の「所属ドメイン」(2002)と等しいかを検査する。等しければ、印刷を許可し、判定終了とし、等しくない場合には、ステップ2302へ進む。次に、ステップ2302では、ターゲット文書の公開設定(1509)について検査し、Privateである場合には、印刷を不許可とし、判定を終了する(Privateの文書は異なるドメインの印刷装置では印刷不可)。判定結果は所定の記憶領域に記憶される。Publicである場合には、ステップ2303に進む。ステップ2303では、ターゲット印刷装置の公開設定(2003)について検査し、Privateである場合には、印刷を不許可とし、判定を終了し、Publicである場合には、ステップ2304に進む。続いてステップ2304では、ターゲット文書を登録したユーザのドメインの「登録文書のLimited Public」(2102)を検査し、設定されていない場合には、ステップ2306に進む。「登録文書のLimited Public」が設定されている場合には、ステップ2305に進む。ステップ2305では、「登録文書のLimited Public」(2102)に、ターゲット印刷装置の所属ドメインが含まれているかを検査し、含まれていない場合には不許可とし、判定を終了する。含まれている場合にはステップ2306に進む。ステップ2306では、ターゲット印刷装置の所属ドメインの「印刷装置のLimited Public」(2103)を検査し、設定されていない場合には、印刷を許可し、判定を終了する。「印刷装置のLimited Public」(2103)が設定されている場合には、ステップ2307に進む。ステップ2307では、ターゲット印刷装置の所属ドメインの「印刷装置のLimited Public」(2103)に、ターゲット文書を登録したユーザの所属ドメイン(1604)が含まれるかを検査し、含まれる場合には、印刷を許可、含まれない場合には、不許可とし、判定を終了する。
ドメイン管理部103−4は、このドメインクロスチェック判定の結果を、文書情報管理部103−2に返す。文書情報管理部103−2は印刷許可を受けると(図26のステップS2613)、パスワードが正当であるかをチェックし(図26のステップS2614)、正当であれば、文書情報を出力側I/F部103−3を介して印刷指示アプリケーション104−1に返し(図26のS2615)、印刷指示アプリケーション104−1において文書情報を表示する(図10、図26のステップS2606)。
図10では、文書の詳細情報表示1002や、印刷体裁の指定1003、部数の指定1004が可能である(図26のステップS2608)。印刷体裁設定画面を図14に示す。
図10の「プリント開始」ボタン1001が押下されると、印刷指示アプリケーション104−1は、出力側I/F部103−3に文書IDを指定して文書ファイル取得要求を出す(図26のS2607)。それを受けて出力側I/F部103−3は文書情報管理部103−2に文書取得要求を発行する。文書情報管理部103−2は、指定された文書IDに関連付けられた文書の文書情報を検索し、文書情報より「登録ユーザID」(1503)及び公開設定(1509)を取得し、デバイスIDと共にドメイン管理部103−4に送信し、印刷許可を問合せる。ドメイン管理部103−4では、前述の印刷時のドメインクロスチェックを行い印刷が許可されるかを検証し、結果を返す(図26のステップ2612)。文書情報管理部103−2は、印刷が許可された場合にのみ、文書ファイルを出力側I/F部103−3を経由して印刷指示アプリケーション104−1に送信する(図26のステップ2616)。印刷指示アプリケーション104−1は受信した文書ファイルを、ユーザに指定された印刷体裁、部数に従い、印刷する(図26のステップS2609)。
(文書一覧からの選択印刷)
ユーザが、メニュー選択画面(図8)において文書の一覧から選択して印刷(0802)を選択した場合(図27のステップS2801)、図11に示すログイン画面が表示される(図27のS2802)。
ユーザが、ユーザ名(ログインID)1101とパスワード1102を入力して「次へ」ボタンを押すと、文書リストの要求と印刷指示アプリケーション104−1は、出力側I/F部103−3にログインIDとパスワード、デバイスIDを送信する(図27のステップS2803)。出力側I/F部103−3は、文書情報管理部103−2に対して、これらの情報を指定し、文書情報リストの取得を要求する。文書情報管理部103−2は、ドメイン管理部103−4に認証処理を要求を出す。ドメイン管理部103−4は、ユーザIDに関連付けられたユーザ情報を検索し、システムに登録されているユーザであることを確認し、パスワードが正当であるかを検証する(図27のステップS2812)。正当であれば(図27のステップS2813)、続いて、検索されたユーザ情報より所属ドメイン(1604)を取得し、該当ユーザの所属ドメインの「登録文書のLimited Public」(2102)を検索し取得する。さらに、指定されたデバイスIDに関連付けられた印刷装置管理情報を検索し、所属ドメイン(2003)及び公開設定(2003)と、ターゲット印刷装置の所属ドメインの「印刷装置のLimited Public」(2103)を検索し取得する。ここで、ログイン時のクロスドメインチェックを行う(図27のステップS2814)。
<クロスドメインチェック(ログイン時)>
ログイン時のクロスドメインチェックについて図24を用いて説明する。まず、ステップ2401において、ログインしたユーザの「所属ドメイン」(1604)がターゲット印刷装置の「所属ドメイン」(2002)と等しいかを検査する。等しければ、ログインを許可し、判定終了とし、等しくない場合には、ステップ2402へ進む。次に、ステップ2402では、ターゲット印刷装置の公開設定(2003)について検査し、Privateである場合には、ログインを不許可とし、判定を終了し、Publicである場合には、ステップ2403に進む。続いてステップ2403では、ユーザのドメインの「登録文書のLimited Public」(2102)を検査し、設定されていない場合には、ステップ2405に進む。「登録文書のLimited Public」が設定されている場合には、ステップ2404に進む。ステップ2404では、「登録文書のLimited Public」(2102)に、ターゲット印刷装置の所属ドメインが含まれているかを検査し、含まれていない場合にはログインを不許可とし、判定を終了する。含まれている場合にはステップ2405に進む。ステップ2405では、ターゲット印刷装置の所属ドメインの「印刷装置のLimited Public」(2103)を検査し、設定されていない場合には、ログインを許可し、判定を終了する。「印刷装置のLimited Public」(2103)が設定されている場合には、ステップ2406に進む。ステップ2406では、ターゲット印刷装置の所属ドメインの「印刷装置のLimited Public」(2103)に、ユーザの所属ドメイン(1604)が含まれるかを検査し、含まれる場合には、ログインを許可、含まれない場合には、不許可とし、判定を終了する。
ドメイン管理部103−4は、クロスドメインチェックの結果を文書情報管理部103−2に返し、文書情報管理部103−2はログインが許可された場合のみ処理を継続し、拒否された場合には、認証エラーを印刷指示アプリケーション104−1に返す(図27のステップ2815)。
ログインが許可された場合、続いて、指定ユーザが登録した文書を検索し、文書情報リスト作成する(図27のステップ2816)。さらに、作成された文書情報リストの各文書に関して、ドメイン管理部103−4に対して印刷時のドメインクロスチェックを要求し、印刷が許可されない文書を文書リストから削除する(図28のステップ2817〜S2811)。なおステップ2817における次の文書とは、文書リスト中の次の文書であり、最初のステップS2817実行時には、文書リストの先頭の文書を意味する。
結果として作成された文書情報リストを出力側I/F部103−3に返す。出力側I/F部103−3は、文書情報リストを印刷指示アプリケーション104−1に返し(図28のステップ2821)、印刷指示アプリケーション104−1で文書リストを表示する(図12、図28のステップ2805)。図12では、1201の文書リストにおいて印刷を所望する文書の選択が可能であり、ボタン1202において文書の詳細情報を表示することが可能である。図12において文書を選択し「次へ」ボタンを押下すると(図28のステップ2806)、図13の印刷指示画面が表示される(図28のステップ2807)。
図13では、文書の詳細情報表示1302や、印刷体裁の指定1303、部数の指定1304が可能である(図28のステップ2809)。印刷体裁設定画面を図14に示す。図13の「プリント開始」ボタン1301が押下されると、印刷指示アプリケーション104−1は、出力側I/F部103−3に文書IDを指定して文書ファイル取得要求を出す(図28のステップ2808)。
それを受けて出力側I/F部103−3は文書情報管理部103−2に文書取得要求を発行する。文書情報管理部103−2は、指定された文書IDに関連付けられた文書の文書情報を検索し、文書情報より「登録ユーザID」(1503)及び公開設定(1509)を取得し、デバイスIDと共にドメイン管理部103−4に送信し、印刷許可を問合せる。ドメイン管理部103−4では、前述の印刷時のドメインクロスチェックを行い印刷が許可されるかを検証し、結果を返す(図28のステップ2822)。文書情報管理部103−2は、印刷が許可された場合にのみ、文書ファイルを出力側I/F部103−3を経由して印刷指示アプリケーション104−1に送信する(図28のステップ2823)。印刷指示アプリケーション104−1は受信した文書ファイルを、ユーザに指定された印刷体裁、部数に従い、印刷装置において印刷を行う(図28のステップ2810)。ここで二度目の印刷のためのクロスドメインチェックを行うのは、文書提供システムサーバ103では、文書情報取得要求、文書リスト取得要求、文書取得要求を別々の要求として扱っており、文書取得要求時にクロスドメインチェックを行わないことにしてしまうと、文書情報取得や文書リスト取得をせずに文書取得をするような印刷指示アプリケーションが存在した場合には、クロスドメインチェックが行われないことになってしまうからである。また、この二度目のクロスドメインチェックにより、最初の(図28のステップS2818)クロスドメインチェックの後に、文書情報や印刷装置管理情報の公開設定や、ドメイン情報のリミテッドパブリック設定が変更された場合にも、文書取得時に最新の設定でチェックを行うことができる。
以上の手順により本実施形態の文書提供システムでは、印刷装置と、文書(厳密にはそれを登録したユーザ)とについて、それぞれ公開ドメインを設定できる。公開ドメインは、公開設定がプライベートなら、文書や装置が属するドメインと同一のドメインである。公開設定がパブリック(リミテッドパブリックを除く)ならば、すべてのドメインである。公開設定がリミテッドパブリックであれば、指定されたドメインである。印刷装置については、その公開ドメインに属する文書に限り印刷を認め、逆に、文書については、その公開ドメインに属する印刷装置に限り印刷を認める。そして、印刷装置と文書との両方について、同時に印刷が認められた場合に限って、印刷は許可される。これがクロスドメインチェックであり、これにより、文書について印刷を許可する印刷装置、印刷装置について印刷を許可する文書を厳格かつ簡単に管理することができる。なお、このクロスドメインチェックは印刷許可についてのみ行われるのではなく、ユーザのログインにおいても同様に行われている。
なお、図26において、パスワード認証をクロスドメインチェックの前に行っても良い。また、図27においてユーザ認証をクロスドメインチェックの後に行っても良い。
[変形例]
なお、本実施形態では、文書ファイルと印刷装置それぞれの公開設定に、プライベート、パブリック、リミテドパブリックと3つの区分(公開区分)を設けている。リミテドパブリックの場合については、公開ドメインを個別に設定させていた。これは利用者の便宜のためであって、プライベート、パブリックの区分がない場合であっても、実施形態と同様の管理は可能である。すなわち、文書ファイル、印刷装置ともに公開設定の区分はリミテドパブリックのみとする(すなわち公開ドメインは必ず指定する必要がある)。この場合に公開区分をプライベートとするためには、当該印刷装置あるいは文書の所属ドメインのみを公開ドメインとして設定しておく。たとえば、ある印刷装置の属するドメインがドメインAである場合、印刷装置の公開設定をパブリックとしておき、ドメインAのドメイン情報の「印刷装置のリミテドパブリック」としてドメインAのみを登録しておく。こうすることで、その印刷装置は、その公開設定をプライベートと設定したと同様の公開ドメインを持つ。一方、パブリック設定とするためには、すべてのドメインを公開ドメインとして設定しておく。こうすることで、プライベート、パブリックという公開区分を設けなくとも、プライベート、パブリックと同様の公開区分を設定可能である。
逆にいえば、上記実施形態では、印刷装置の公開設定がプライベートの場合、印刷装置が許可している文書の属するドメイン(装置対応ドメインすなわち装置の公開ドメイン)は、当該印刷装置の属するドメインのみであると見なされた場合であるといえる。また、印刷装置の公開設定がパブリックであり、かつ、装置対応ドメインの設定がない場合(すなわちリミテッドパブリックドメインの指定がない場合)、装置対応ドメインはすべてのドメインであると見なされた場合と考えられる。さらに、印刷装置の公開設定がパブリック指定であり、かつ、装置対応ドメインの設定がある場合(すなわちリミテッドパブリックドメインの指定がある場合)、装置対応ドメインはリミテッドパブリックドメインとして設定されたドメインであるとみなされる。こうして、クロスチェックが実行されると考えることができる。これは文書のドメインについても同様である。
また、上記実施形態では、文書の属するドメインはなく、文書はその登録ユーザの属するドメインに属するものとして従属的に扱われている。しかしながら、より一般的には、文書自体にその所属ドメインをもたせて、プリンタ、文書、ユーザすべてについて所属ドメインとが設定でき、プリンタと文書、プリンタとユーザ、それぞれの関係において、公開ドメイン(すなわちクロスチェック対象となるドメイン)を設定することもできる。この様に考えれば、上記実施形態の構成は、文書ファイルについては、その所属ドメインとして、ユーザの所属ドメインが適用されるという、特殊な場合である(すなわち文書の所属ドメインはユーザのドメインに従属する)と考えることができる。
以上説明したように、所定のサーバ装置から店舗、ホテル等に設置された印刷装置に文書を送信して印刷出力させる文書提供システムにおいて、文書を出力可能な印刷装置を制限することにより、セキュリティが高まり、印刷装置で出力可能な文書を制限することにより、不正利用を防ぐことが可能となる。さらに、ドメイン管理者のみがLimited Publicの設定を可能とすることで、情報漏洩を最小限にできる。また、利便性を損なわない程度の簡単な設定で、印刷装置、利用者及び文書の管理をより効率的、効果的に行うことが可能となる。
本発明の実施の形態における文書提供システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における文書提供システムのモジュール構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における文書提供システムの文書登録フォームにおけるメニュー選択画面の例を示す図である。 本発明の実施の形態における文書提供システムの文書登録フォームにおけるログイン画面の例を示す図である。 本発明の実施の形態における文書提供システムの文書登録フォームにおける登録文書指定画面の例を示す図である。 本発明の実施の形態における文書提供システムの文書登録フォームにおける文書属性情報指定画面の例を示す図である。 本発明の実施の形態における文書提供システムの文書登録フォームにおける文書ID通知画面の例を示す図である。 本発明の実施の形態における文書提供システムの印刷指示におけるメニュー選択画面の例を示す図である。 本発明の実施の形態における文書提供システムの印刷指示における文書ID指定画面の例を示す図である。 本発明の実施の形態における文書提供システムの印刷指示における印刷設定指定画面の例を示す図である。 本発明の実施の形態における文書提供システムの印刷指示におけるログイン画面の例を示す図である。 本発明の実施の形態における文書提供システムの印刷指示における印刷文書選択画面の例を示す図である。 本発明の実施の形態における文書提供システムの印刷指示における複数文書選択時の印刷設定指定画面の例を示す図である。 本発明の実施の形態における文書提供システムの印刷指示における印刷体裁指定画面の例を示す図である。 文書提供システムサーバにおける文書情報の保管形態の一例を説明するための図である。 文書提供システムサーバにおけるユーザ情報の保管形態の一例を説明するための図である。 文書提供システムサーバにおけるユーザ管理画面の例を示す図である。 文書提供システムサーバにおけるドメイン管理画面の例を示す図である。 文書提供システムサーバにおける印刷装置管理画面の例を示す図である。 文書提供システムサーバにおける印刷装置管理情報の保管形態の一例を説明するための図である。 文書提供システムサーバにおけるドメイン情報の保管形態の一例を説明するための図である。 文書提供システムサーバにおけるドメインクロスチェック結果の例を示す図である。 文書提供システムサーバにおける印刷時のドメインクロスチェックの流れを示す図である。 文書提供システムサーバにおけるログイン時のドメインクロスチェックの流れを示す図である。 文書提供システムサーバに文書を登録する際のシーケンス図である。 文書提供システムサーバから文書を指定して印刷する際のシーケンス図である。 文書提供システムサーバから文書リストを獲得し、そのリストから文書を指定して印刷する際のシーケンス図である。 文書提供システムサーバから文書リストを獲得し、そのリストから文書を指定して印刷する際のシーケンス図である。

Claims (9)

  1. 出力装置所属グループと、ユーザにより設定され前記出力装置に対応付けられた文書ファイルの所属グループである装置対応グループとを関連付けた出力装置管理情報を出力装置毎に格納し、文書ファイル所属グループと、ユーザにより設定され前記文書ファイルに対応付けられた出力装置の所属グループである文書対応グループとを関連付けた文書管理情報を文書ファイル毎に格納する格納手段と、
    ユーザからの出力要求を受けた指定出力装置から、ユーザが出力指定した指定文書ファイルの出力指示を受信する受信手段と、
    前記受信手段により出力指示を受信したことに応じて、前記格納手段により格納された前記出力装置管理情報および前記文書管理情報を参照し、前記指定出力装置の所属グループと前記指定文書ファイルの所属グループが一致するか否かを判定し、
    一致すると判定された場合には、出力許可と判定し、
    一致しないと判定された場合には、前記格納手段により格納された前記出力装置管理情報および前記文書管理情報を参照し、前記指定文書ファイルの属するグループが、前記指定出力装置に関連付けられた装置対応グループに含まれており、かつ、前記指定出力装置の属するグループが、前記指定文書ファイルに関連付けられた文書対応グループに含まれている場合に、出力許可と判定する出力許可判定手段と、
    前記出力許可判定手段により出力許可と判定された場合、前記指定文書ファイルを前記指定出力装置に送信する送信手段と
    を備えることを特徴とする文書管理サーバ。
  2. 前記出力管理情報にはさらに装置公開設定が含まれ、該装置公開設定がプライベート指定の場合、前記装置対応グループは当該出力装置の属するグループであるとし、前記装置公開設定がパブリック指定であり、かつ、前記装置対応グループの設定がない場合、前記装置対応グループはすべてのグループであるとし、前記装置公開設定がパブリック指定であり、かつ、前記装置対応グループの設定がある場合、前記装置対応グループは前記ユーザにより設定された前記出力装置に対応付けられたグループであるとし、
    前記文書管理情報にはさらに文書公開設定が含まれ、該文書公開設定がプライベート指定の場合、前記文書対応グループは、当該文書ファイルの属するグループであるとし、前記文書公開設定がパブリック指定であり、かつ、前記文書対応グループの設定がない場合、前記文書対応グループはすべてのグループであるとし、前記文書公開設定がパブリック指定であり、かつ、前記文書対応グループの設定がある場合、前記文書対応グループは前記ユーザにより設定された前期文書ファイルに対応付けられたグループであるとして、前記出力許可判定手段により判定が行われることを特徴とする請求項に記載の文書管理サーバ。
  3. 前記文書ファイルの所属グループは、その文書ファイルを前記文書管理サーバに登録したユーザの所属グループであることを特徴とする請求項1または2に記載の文書管理サーバ。
  4. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の文書管理サーバと、該文書管理サーバと接続されて、指定出力装置により指定文書ファイルを出力する旨の指示、または、ユーザIDとともに指定出力装置により指定文書ファイルの一覧を出力する旨の指示を送信するクライアント端末とを備えることを特徴とする文書管理システム。
  5. 出力装置所属グループと、ユーザにより設定され前記出力装置に対応付けられた文書ファイルの所属グループである装置対応グループとを関連付けた出力装置管理情報を出力装置毎に格納し、文書ファイル所属グループと、ユーザにより設定され前記文書ファイルに対応付けられた出力装置の所属グループである文書対応グループとを関連付けた文書管理情報を文書ファイル毎に格納した格納手段を備えた文書管理サーバによる文書出力管理方法であって、
    前記文書管理サーバの受信手段が、ユーザからの出力要求を受けた指定出力装置から、ユーザが出力指定した指定文書ファイルの出力指示を受信する受信工程と、
    前記文書管理サーバの出力許可判定手段が、前記受信工程により出力指示を受信したことに応じて、前記格納手段により格納された前記出力装置管理情報および前記文書管理情報を参照し、前記指定出力装置の所属グループと前記指定文書ファイルの所属グループが一致するか否かを判定し、
    一致すると判定された場合には、出力許可と判定し、
    一致しないと判定された場合には、前記格納手段により格納された前記出力装置管理情報および前記文書管理情報を参照し、前記指定文書ファイルの属するグループが、前記指定出力装置に関連付けられた装置対応グループに含まれており、かつ、前記指定出力装置の属するグループが、前記指定文書ファイルに関連付けられた文書対応グループに含まれている場合に、出力許可と判定する出力許可判定工程と、
    前記文書管理サーバの送信手段が、前記出力許可判定工程により出力許可と判定された
    場合、前記指定文書ファイルを前記指定出力装置に送信する送信工程と
    を有することを特徴とする文書出力管理方法。
  6. 出力装置の所属グループと、ユーザにより設定され前記出力装置に対応付けられた文書ファイルの所属グループである装置対応グループとを関連付けた出力装置管理情報を出力装置毎に格納し、文書ファイルの所属グループと、ユーザにより設定され前記文書ファイルに対応付けられた出力装置の所属グループである文書対応グループとを関連付けた文書管理情報を文書ファイル毎に格納する格納手段と、
    ユーザからの出力要求を受けた指定出力装置から、ユーザが出力指定した指定文書ファイルの出力指示を受信する受信手段と、
    前記受信手段により出力指示を受信したことに応じて、前記格納手段により格納された前記出力装置管理情報および前記文書管理情報を参照し、前記指定出力装置の所属グループと前記指定文書ファイルの所属グループが一致するか否かを判定し、
    一致すると判定された場合には、出力許可と判定し、
    一致しないと判定された場合には、前記格納手段により格納された前記出力装置管理情報および前記文書管理情報を参照し、前記指定文書ファイルの属するグループが、前記指定出力装置に関連付けられた装置対応グループに含まれており、かつ、前記指定出力装置の属するグループが、前記指定文書ファイルに関連付けられた文書対応グループに含まれている場合に、出力許可と判定する出力許可判定手段と、
    前記出力許可判定手段により出力許可と判定された場合、前記指定文書ファイルを前記指定出力装置に送信する送信手段と
    してコンピュータを機能させるためのプログラム。
  7. 出力装置の所属グループと、ユーザにより設定され前記出力装置に対応付けられた文書ファイルの所属グループである装置対応グループとを関連付けた情報である出力装置管理情報を出力装置毎に格納し、文書ファイルの所属グループの情報を文書ファイル毎に格納する格納手段と、
    ユーザが出力指定した指定文書ファイルを、ユーザが前記指定文書ファイルを出力したい指定出力装置から出力する場合、前記格納手段により格納された情報を参照し、前記指定出力装置の所属グループと、前記指定文書ファイルの所属グループとが一致するか否かを判定し、
    一致しないと判断された場合には、前記格納手段により格納された情報を参照し、前記指定文書ファイルの属するグループが、前記指定出力装置に関連付けられた装置対応グループに含まれている場合に、出力許可と判定する出力許可判定手段と、
    前記出力許可判定手段により出力許可と判定された場合は、前記指定文書ファイルを印刷するよう前記指定出力装置を制御する制御手段と
    を備えることを特徴とする文書提供システム。
  8. 前記出力許可判定手段は、さらに、前記指定文書ファイルに対し、ユーザから所属グループが設定されているか否かを判定し、前記指定文書ファイルに所属グループが設定されておらず、かつ前記指定文書ファイルの属するグループが、前記指定出力装置に関連付けられた装置対応グループに含まれている場合に出力許可と判定することを特徴とする請求項7に記載の文書提供システム。
  9. 前記出力許可判定手段は、前記指定出力装置の所属グループと、前記指定文書ファイルの所属グループとが一致すると判定された場合にも、出力許可と判定することを特徴とする請求項7に記載の文書提供システム。
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