JP4585232B2 - 造花の花飾り - Google Patents

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この発明は、1本の柔軟な金属線材に複数の造花を固定的に配置した花飾りに関するもので、各造花が真珠、石、木の実、ビーズなどの珠の複数個で形成され、ネックレス、ブローチ、髪飾り、壁掛け、置物などとして利用される花飾りに関するものである。
リボンや複数の真珠で花弁や花芯を形作った造花は公知であり、このような造花を1本の紐に複数個取り付けた花飾りも公知である。また、リボンや真珠で1個の造花を作るに際し、柔軟な金属線材を用いてリボンの形や真珠の配置を整えることも従来から行われている。
また、手芸教室などにおいて、リボンやビーズ、真珠などと金属線材とを用いて作った造花を適宜束ねたり連結したりして種々の美観を備えた花飾りを作る手法が教授されている。
実開平5−85301号公報 特開平10−236097号公報
複数の造花を紐やワイヤで連結した従来の花飾りは、造花を1つ1つ製作した上で連結用の紐やワイヤに造花を1つ1つ取り付けてゆくという方法で製作されている。従って、製作に手数がかかり、造花と連結用のワイヤや紐との結合部分で造花が外れやすいという問題があった。そして、耐久性に優れたものは、製作に専用の道具や機械を必要として、手芸教室などで教授するのに適しておらず、また、簡単に作れるものは耐久性が十分でなく、商品価値が低いという欠点があった。
この発明は、手芸教室等で教授できる程度に製作が容易で、作り方が稚拙でも造花がこれを連結しているワイヤから脱落するおそれが全くなく、作り方に習熟することによって堅牢で装飾性の高い造花を作ることができ、かつ作ったものを種々の身飾品や部屋飾りなどとして利用することが可能な商品価値にも優れた花飾りを得ることを課題としている。
この発明の花飾りは、真珠、石、木の実、ビーズなどの珠1、2を柔軟な金属線材3で締結して花弁と花芯の形に配置することによって各造花8が形成されており、個々の造花8を形成するために用いられている金属線材と、当該形成された複数の造花を連結している金属線材とが同一の1本の金属線材3であることを特徴とするもので、1本の金属線材3の所望箇所に当該金属線材自体で複数の珠1、2を所定形状に締結して造花8を形成するという手順で次々と造花8を形成することにより、複数の造花8が金属線材3で連結された花飾りを得るというものである。
上記のようにして製作されたこの発明の造花の花飾りは、1本の柔軟な金属線材3に、所定間隔で複数の造花8が配置された花飾りであって、各造花8は、長手方向に挿通孔4を有する楕円ないし長円形の花弁用珠1の複数個と、背後側に挿通孔5を有する略球形ないし正多角形形状の花芯用珠2と、前記金属線材の一部分とで形成され、前記複数個の花弁用珠は、その挿通孔に挿通して背後から戻した前記金属線材をその戻し側端で順次絡ませることにより放射状に配置され、前記花芯用珠は、その挿通孔に花弁用珠の戻し側端で絡ませたあとの金属線材の一方を挿通して当該金属線材を花弁用珠の背後で他方の金属線材と撚り合わせることにより、放射状に配置した花弁用珠1の手前側中央に位置している。
上記構造の花弁用珠1として真珠を用いることとすれば、形状や大きさの揃ったものが得やすく、またこのとき花芯用珠2として石を用いると、真珠と色の質感や色の相違により、装飾性に優れた造花を得ることができる。
また、請求項3に記載のように、造花8を繋ぐ金属線材にリボン9を巻き付けたり、また逆にリボン9に造花8を繋いでいる部分の金属線材を巻き付けることにより、装飾性の高いネックレスや壁飾りを得ることができる。また、金属線材3をチェンや袋編みの紐に挿通しながら造花8を作ってゆくこともでき、これにより外見上は複数の造花がチェンや紐で連結された構造に見える花飾りを得ることができる。
この発明の花飾りは、金属線材3を延ばした状態でネックレスや壁飾りとして用いることができるほか、造花と造花の間の線材長さを短くしたり、線材を途中で折り曲げて隣接する造花相互を接近させた状態で束ねたりすることにより、ブローチ、髪飾り、置物などに用いることができる。
この発明により、造花が金属線材から脱落するおそれが全くなく、特殊な道具や機械を用いなくても容易に製作することができる装飾性及び耐久性に優れた造花の花飾りを得ることができるという効果がある。
以下、図面を参照してこの発明の実施形態を説明する。図1は、この発明の花飾りの製造手順を示したものである。材料は淡水産の楕円ないし長円形の真珠1と、石(宝石)2と、細くて柔軟な金属線材(以下「ワイヤ」とも言う。)3である。真珠1は、長手方向にワイヤ挿通孔4を穿設したものを用い、石2もワイヤ挿通孔5を穿設したものを用いる。石2のワイヤ挿通孔5は、珠の中心から偏倚した位置に設けるのが好ましい。
これらの材料を用い、以下の手順で花飾りを製作する。手順に付した符号(a)、(b)・・・は図1の(a)、(b)・・・に対応する。
(a)1個の真珠(花弁用珠)1をワイヤ3に挿通して所望の位置に留め、(b)花弁の先端となる側から引き出されているワイヤ3を花弁の背後を通るように折り戻して、(c)花弁の中心側から引き出されているワイヤ3と1、2回撚り合わせる。
(d)次に撚り合わされたワイヤ3、3aの一方に次の1個の真珠1を花弁の中心となる側から挿通し、(e)前記(b)と同様に花弁の先端となる側から引き出されているワイヤ3bを花弁の背後となる側で折り返して、(f)短い根元側のワイヤ3と1、2回撚り合わせる。
更に(d)から(f)の手順を繰り返すことにより、所望の数の花弁を作ってゆく。(g)花弁6を3個以上作ってワイヤ3、3xを花弁の背後に引き出すようにすると、作られた花弁6は放射状に配置され、次に追加する花弁(真珠)1は、既存の花弁6の間に割り込むようにして追加されてゆく。隣接する真珠相互を繋いでいる捩じられたワイヤの長さを短くし過ぎると、所望数の花弁を作ることができなくなり、また長すぎると真珠1相互の固定が緩くなって、花の形が安定しない。この花弁中心部のワイヤの撚り合わせ長さを希望する花弁の数や真珠の形状に応じて適切な長さとすることで安定な整った形の造花8を製作することができる。
(h)以上の手順によって所望数の、花弁(真珠)6(1)が配置されたら、(i)花弁の背後側に延びている2本のワイヤ3、3xの一方を花弁の間から前方へ引き出して花芯となる石2を挿通し、(j)当該ワイヤ3xを略反対側の花弁の間から再び花弁の背後側へと引き戻すことにより、放射状に配置された花弁6の中心に花芯7となる石2が配置される。
そこで(k)下方に引き出した2本のワイヤ3、3xを1、2回捩じって左右に引き出し、(l)その1本に次の造花の花弁となる真珠1を花弁の中心となる側から挿入して、前記(a)〜(k)の手順を繰り返すことにより、(m)1本のワイヤ3に真珠の花弁6と石の花芯7とで形成された造花8が所望数連結されたこの発明の花飾りが得られる。
以上の実施例では、真珠1や石2に挿通したワイヤ相互を捩じって絡ませているが、単に引っ掛けて絡ませるようにしてもよい。どのように絡ませるかは、使用するワイヤ3の柔軟性や太さを考慮して適宜選択すればよい。
以上のようにして製作した花飾りは、1本のワイヤ3に複数の造花8が連結された構造となるので、そのワイヤの両端を連結し、造花8を避けるようにしてワイヤ3にリボン9を絡めることにより、図2に示すようなリング状の花飾りを得ることができる。この発明の花飾りは、隣接する造花8の間隔を自由に設定することができ、かつ造花8を繋いでいるワイヤが柔軟に折り曲げることが可能な金属線材であるので、ワイヤを自由な形に折り曲げて複数の造花8を空間内の自由な位置に設定することも可能である。隣接する造花相互の間のワイヤを短くして、造花が密集した状態にすれば、ブローチや髪飾りとなり、またワイヤを隣接する造花相互の間で折り曲げてリボンなどで束ねれば、花束のような外観の花飾りを得ることができる。
この発明の花飾りの製造手順の一例を示す図 ワイヤのリボンを絡めてリング状にした花飾りの一例を示す斜視図
符号の説明
1 真珠
2 石
3 金属線材
4 挿通孔
5 挿通孔
8 造花
9 リボン

Claims (3)

  1. 1本の柔軟な金属線材(3)に、所定間隔で複数の造花(8)が配置された花飾りであって、各造花(8)は、長手方向に挿通孔(4)を有する楕円ないし長円形の花弁用珠(1)の複数個と、背後側に挿通孔(5)を有する略球形ないし正多角形形状の花芯用珠(2)と、前記金属線材の一部分とで形成され、前記複数個の花弁用珠は、その挿通孔に挿通して背後から戻した前記金属線材をその戻し側端で順次絡ませることにより放射状に配置され、前記花芯用珠は、その挿通孔に花弁用珠の戻し側端で絡ませたあとの金属線材の一方を挿通して当該金属線材を花弁用珠の背後で他方の金属線材と撚り合わせることにより、放射状に配置した花弁用珠(1)の手前側中央に位置している、造花の花飾り。
  2. 花弁用珠が真珠であり、花芯用珠が石である、請求項1記載の造花の花飾り。
  3. 隣接する前記造花(8)相互の間の金属線材(3)にリボン(9)を絡めた、請求項1又は2記載の花飾り。
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