JP3153447U - 装飾品およびその装飾品を構成する装飾体 - Google Patents
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Abstract
Description
どの装飾体を線材又は棒材によって多数連結することで、首飾りや冠、腕輪などの装身具
として構成される装飾品と、その装飾品を構成する装飾体に関するものである。
材によって製作されている。このような人工素材から成る造花を多数連結し、首飾りや冠
、腕輪などといった装身具を製作する場合には、例えば、下記特許文献1,2などに開示
されているような巻きテープや樹脂製結束部品を用いることが一般的であった。
結の自由度が小さく、所望の形状を得ることが困難なものであった。特に、首飾りや冠、
腕輪などといった多数の造花を線材又は棒材によって複数連結して構成される装飾品につ
いては、花束のように単に造花を束ねるだけで完成するものではなく、従来の連結手段を
用いたのでは、美観に優れた装飾品を製作することが非常に困難であり、しかも多くの製
作時間を要してしまうという課題が存在していた。
や人造葉などの装飾体を線材又は棒材によって簡単に連結することができ、しかも美観に
優れた装飾品を実現することのできる技術を提供することにある。
る装飾品であって、前記装飾体は、装飾部材と、前記装飾部材を支持固定する軸部材と、
を有し、前記軸部材には、前記線材又は棒材を導通させるための開口孔が形成されている
ことを特徴とする。
軸方向に貫通して形成される縦開口孔と、前記軸部材の軸方向に直交する方向に貫通して
形成される横開口孔と、によって構成することができる。
飾部材は、前記造花を形成する花冠部材又は前記人造葉を形成する枚葉部材として構成し
、前記軸部材は、前記造花又は前記人造葉を形成する茎部材として構成することができる
。
人造木の実、人造種又はリボンのうちの少なくとも1つによって構成され、これらが単一
の種類だけで、あるいは複数種類が組み合わされた状態にて前記線材又は棒材によって多
数連結されることにより、首飾り、冠、腕輪を含む装身具として構成することができる。
る装飾品に用いられる前記装飾体であって、装飾部材と、前記装飾部材を支持固定する軸
部材と、を有し、前記軸部材には、前記線材又は棒材を導通させるための開口孔が形成さ
れていることを特徴とする。
軸方向に貫通して形成される縦開口孔と、前記軸部材の軸方向に直交する方向に貫通して
形成される横開口孔と、によって構成することができる。
飾部材は、前記造花を形成する花冠部材又は前記人造葉を形成する枚葉部材として構成し
、前記軸部材は、前記造花又は前記人造葉を形成する茎部材として構成することができる
。
はリボンのうちの少なくとも1つによって構成され、これらが単一の種類だけで、あるい
は複数種類が組み合わされた状態にて前記線材又は棒材によって多数連結されることによ
り、首飾り、冠、腕輪を含む装身具としての前記装飾品を構成可能とすることができる。
とができ、しかも美観に優れた装飾品を実現することができる。
、以下の実施形態は、各請求項に係る考案を限定するものではなく、また、実施形態の中
で説明されている特徴の組み合わせの全てが考案の解決手段に必須であるとは限らない。
2は、本実施形態に係る装飾体の具体的構成を説明するための分解斜視図である。なお、
本実施形態に係る装飾体は、造花として構成される場合を例示するものである。
花冠部材11を支持固定するための軸部材としての茎部材21とを有して構成されている
。
茎部材21の周方向に張り出した傘形状21aが形成されている。この傘形状21aは、
後述する花冠部材11を構成する複数の部材を係止する役割を担っている。なお、図1お
よび図2で例示する本実施形態に係る茎部材21の傘形状21aは、傘形状21aを係止
する機能を発揮することのみを考慮した単純な形状とされているが、この箇所に雌しべや
雄しべ等の装飾を施すことにより、より美観や装飾性に優れた造花10を実現することが
できる。
1に対して確実に係止するための3個のストッパー部材11b,11d,11fとから構
成されている。3枚の人造花弁11a,11c,11eは、例えば布や紙などの人工素材
に対して所望の着色が施された部材であり、3枚それぞれが折り重ねられて茎部材21に
対して設置されることにより、現実の花冠やつぼみのような形態を実現することが可能と
なっている。3個のストッパー部材11b,11d,11fは、例えば無色透明の合成樹
脂などの人工素材によって構成されており、人造花弁11a,11c,11eの形状を創
出しながらも茎部材21に対する人造花弁11a,11c,11eの係止状態を維持する
機能を有している。また、この人造花弁11a,11c,11eは、現実の花において花
弁の外側に形成された萼のような形態にて形成することにより、さらに美観や装飾性に優
れた造花10を実現することが可能となる。
d,11fの全てには、茎部材21に対して嵌め込むための開口孔が形成されている。こ
の開口孔は、茎部材21における軸本体部21bの外径と比べてほぼ同じか若干小さい径
にて形成されており、人造花弁11a,11c,11eやストッパー部材11b,11d
,11fが茎部材21に対してスムーズに嵌め込み可能であるとともに、これらが嵌め込
まれた後でも容易に脱落しないように構成されている。
して第一の人造花弁11aを嵌め込んだ後、カップ形状をした第一のストッパー部材11
bを嵌め込むことで花冠部材11における最中心部の花弁が形成される。続いて、茎部材
21に対して第二の人造花弁11cを嵌め込んだ後、萼形状をした第二のストッパー部材
11dを嵌め込む。このとき、第二のストッパー部材11dは、カップ形状をした第一の
ストッパー部材11bよりも開かれた開放形状をしているので、この第二のストッパー部
材11dによって形状を創出される第二の人造花弁11cは、花冠部材11における中間
部の花弁として形成されることとなる。さらに引き続き、茎部材21に対して第三の人造
花弁11eを嵌め込んだ後、萼形状をした第三のストッパー部材11fを嵌め込む。第三
のストッパー部材11fは、花冠部材11全体の形状を決定する形状を有しているととも
に、現実の花の萼に近似した形状を有している。これにより、第三の人造花弁11eが花
冠部材11における最も外側の花弁を形成し、美観や装飾性に優れた造花10が完成する
こととなる。
が、さらに特徴的な形態として、茎部材21に対して複数の開口孔が形成されているとい
う有意な特徴を有している。すなわち、本実施形態に係る茎部材21には、茎部材21の
軸方向に貫通して形成される縦開口孔22と、茎部材21の軸方向に直交する方向に貫通
して形成される横開口孔23とが形成されている。これら2つの開口孔22,23は、装
飾体としての造花10を多数連結して用いる際に利用されるものであり、図3に例示する
ように、縦開口孔22については造花10に対して符号αにて指示される糸等の線材を軸
方向に貫通させることができるようになっており、横開口孔23については、茎部材21
の軸方向に直交する方向に対して符号βにて指示される糸等の線材を貫通させることがで
きるようになっている。したがって、本実施形態に係る装飾体としての造花10は、従来
技術に比べて非常に容易に連結できるようになっているので、多数の造花を連結して製造
される首飾りや冠、腕輪などの装身具を容易に製作することが可能となっている。
場合を例示して説明したが、本考案の適用範囲は造花10のみには限られず、例えば、図
4にて示すような人造葉40として構成することも可能である。この場合、造花10を形
成する際に花冠部材11として形成された装飾部材については、人造葉40を形成する枚
葉部材41として構成し、軸部材については、造花10の場合と同様の茎部材21を採用
することによって、人造葉40を得ることができる。このような人造葉40の場合にも、
茎部材21に形成された縦開口孔22と横開口孔23とを利用することで、非常に容易に
多数の人造葉40を連結することが可能となる。
孔23とを利用して多数連結することで、図5に例示するような首飾り50を形成するこ
とができる。また、このような首飾り50を形成する際に、様々な種類の装飾体(造花1
0や人造葉40など)を組み合わせることで、美観に優れた装飾品を実現することができ
る。このような首飾り50の製作に際しても、茎部材21に形成された縦開口孔22と横
開口孔23との効果によって、非常に容易に装飾体を連結できる。また、縦開口孔22と
横開口孔23という2種類の開口孔の存在によって、多数連結を行う際の装飾体の方向性
に高い自由度が得られるので、あらゆるデザインの装飾品を簡単に製作できるという効果
を得ることができる。
態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態には、多様な変更又は改良を加えること
が可能である。
たが、装飾体の採り得る形態は造花10や人造葉40のみには限られない。例えば、本考
案に係る装飾体は、造花10や人造葉40のほか、人造果実、人造木の実、人造種、リボ
ンなどのようなものとすることができる。
40を組み合わせたものであったが、本考案に係る装飾品は、単一の種類の装飾体だけで
構成されても良いし、複数種類の装飾体が組み合わされて構成されても良い。
に対して糸等の線材を貫通させた場合を例示して説明したが、装飾体を多数連結する手段
については、線材のほか、棒材等も採用することができる。また、線材や棒材の種類につ
いても、あらゆるものを採用することができ、例えば、線材については、糸やチェーン、
ワイヤー、紙縒りなどを採用することができ、棒材については、金属棒や木製棒、樹脂棒
、セラミック棒などを採用することができる。
合わせにて多数連結することにより、首飾りや冠、腕輪などを含む様々な装身具として本
考案に係る装飾品を構成することが可能である。
案登録請求の範囲の記載から明らかである。
材、11c 第二の人造花弁、11d 第二のストッパー部材、11e 第三の人造花弁
、11f 第三のストッパー部材、21 茎部材、21a 傘形状、21b 軸本体部、
22 縦開口孔、23 横開口孔、40 人造葉、41 枚葉部材、50 首飾り。
Claims (8)
- 多数の装飾体を線材又は棒材で連結することによって構成される装飾品であって、
前記装飾体は、
装飾部材と、
前記装飾部材を支持固定する軸部材と、
を有し、
前記軸部材には、前記線材又は棒材を導通させるための開口孔が形成されていることを
特徴とする装飾品。 - 請求項1に記載の装飾品において、
前記軸部材に形成される開口孔は、
前記軸部材の軸方向に貫通して形成される縦開口孔と、
前記軸部材の軸方向に直交する方向に貫通して形成される横開口孔と、
によって構成されることを特徴とする装飾品。 - 請求項1又は2に記載の装飾品において、
前記装飾体は、造花又は人造葉であり、
前記装飾部材は、前記造花を形成する花冠部材又は前記人造葉を形成する枚葉部材とし
て構成され、
前記軸部材は、前記造花又は前記人造葉を形成する茎部材として構成されることを特徴
とする装飾品。 - 請求項1又は2に記載の装飾品において、
前記装飾体は、造花、人造葉、人造果実、人造木の実、人造種又はリボンのうちの少な
くとも1つによって構成され、これらが単一の種類だけで、あるいは複数種類が組み合わ
された状態にて前記線材又は棒材によって多数連結されることにより、首飾り、冠、腕輪
を含む装身具として構成されることを特徴とする装飾品。 - 多数の装飾体を線材又は棒材で連結することによって構成される装飾品に用いられる前
記装飾体であって、
装飾部材と、
前記装飾部材を支持固定する軸部材と、
を有し、
前記軸部材には、前記線材又は棒材を導通させるための開口孔が形成されていることを
特徴とする装飾体。 - 請求項5に記載の装飾体において、
前記軸部材に形成される開口孔は、
前記軸部材の軸方向に貫通して形成される縦開口孔と、
前記軸部材の軸方向に直交する方向に貫通して形成される横開口孔と、
によって構成されることを特徴とする装飾体。 - 請求項5又は6に記載の装飾体において、
当該装飾体は、造花又は人造葉であり、
前記装飾部材は、前記造花を形成する花冠部材又は前記人造葉を形成する枚葉部材とし
て構成され、
前記軸部材は、前記造花又は前記人造葉を形成する茎部材として構成されることを特徴
とする装飾体。 - 請求項5又は6に記載の装飾体において、
造花、人造葉、人造果実、人造木の実、人造種又はリボンのうちの少なくとも1つによ
って構成され、これらが単一の種類だけで、あるいは複数種類が組み合わされた状態にて
前記線材又は棒材によって多数連結されることにより、首飾り、冠、腕輪を含む装身具と
しての前記装飾品を構成可能であることを特徴とする装飾体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009004364U JP3153447U (ja) | 2009-06-25 | 2009-06-25 | 装飾品およびその装飾品を構成する装飾体 |
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Family Applications (1)
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JP2009004364U Expired - Lifetime JP3153447U (ja) | 2009-06-25 | 2009-06-25 | 装飾品およびその装飾品を構成する装飾体 |
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-
2009
- 2009-06-25 JP JP2009004364U patent/JP3153447U/ja not_active Expired - Lifetime
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