JP3164208U - 装飾体 - Google Patents

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Abstract

【課題】花弁を芯材に対して固着させやすくして容易に製造できるようにするとともに、花弁の芯材に対する取り付け強度の向上を図った装飾体を提供する。【解決手段】可撓性の木材シートを切断して形成された複数の花弁1と、複数の花弁1の基端部1aが固着される芯材10とを備え、花弁1を、着色するとともに波状に形成し、芯材10を、芯部11及び芯部11に複数設けられる鱗片12を有した松笠10aで構成し、花弁1の基端部1aを松笠10aの鱗片12の間隙13に差し込んで接着して花に模して形成した。【選択図】図1

Description

本考案は、花に模して形成され、例えば、造花,ブローチや髪飾り等のアクセサリー等に使用可能な装飾体に関する。
従来、この種の装飾体としては、例えば、特許文献1(特開2005−89962号公報)に記載されたものが知られている。
図5に示すように、この装飾体Saは、木材としてのヒノキを所定厚さにスライスした可撓性の木材シートを切断して形成された複数の花弁100と、複数の花弁100の基端部101が固着される芯材102とを備えて花に模して形成されている。
芯材102は、木材シートを縦方向に切断して糸状に形成した小片103を束ねて、その根元をワイヤー104で縛ることにより形成されている。
花弁100は、木材シートを湿潤状態にして切断して形成されており、その基端部101が芯材102に巻きつけられて芯材102の根元側で紐105等により芯材102に結ばれている。
特開2005−89962号公報
しかしながら、この従来の装飾体Saにおいては、芯材102が木材シートを糸状にした小片103で形成されているので、その根元をワイヤー104で縛ったとしても強度が低く、そのため、花弁100の基端部101を芯材102に固着させにくく、それだけ、製造しにくいという問題があった。また、花弁100の芯材102に対する固着が不安定なので、花弁100が芯材102から取れやすいという問題もある。
本考案は、このような問題点に鑑みてなされたもので、花弁を芯材に対して固着させやすくして容易に製造できるようにするとともに、花弁の芯材に対する取り付け強度の向上を図った装飾体を提供することを目的とする。
このような目的を達成するため、本考案の装飾体は、可撓性の木材シートを切断して形成された複数の花弁と、該複数の花弁の基端部が固着される芯材とを備え、花に模して形成される装飾体において、上記芯材を、芯部及び該芯部に複数設けられる鱗片を有した松笠で構成し、上記花弁の基端部を上記松笠の鱗片の間隙に差し込んで接着した構成としている。
これにより、本装飾体を作成するときは、花弁を、木材シートを適宜の形に切断して作成し、芯材を、松笠を鱗片が開いた状態になるまで乾燥させて作成する。そして、花弁の基端部を松笠の鱗片の間隙に差し込んで、例えば、接着剤等で花弁の基端部を松笠の鱗片に接着させ、花に模して形成することにより行なう。
この場合、芯材は松笠を乾燥させたものであるので、芯材の強度を比較的高くすることができる。また、花弁の基端部を松笠の鱗片の間隙に差し込んで接着するだけで、花弁を芯材に対して固着することができるので、容易に製造することができる。更に、花弁の芯材に対する固着が安定するので、花弁の芯材に対する取り付け強度を向上させることができ、それだけ、花弁が芯材から取れにくくなる。
このように作成された装飾体は、花を模して形成されているので、例えば、そのまま造花として使用することができ、また、ピンやクリップ等を設けて、ブローチや髪飾り等のアクセサリーとしても使用することができる。この場合、芯材が松笠で構成されているので、花弁の間から鱗片で形成される松笠の鱗状部分が見え、あるいは松笠の鱗片が花びらのように見え、そのため、デザイン的におもしろく形成することができ、外観品質を向上させることができる。
そして、必要に応じ、上記花弁を着色した構成としている。
これにより、装飾体を、様々な色の花弁を用いて作成することができ、また、異なる色の花弁を組み合わせて作成することができるので、それだけ、外観品質を向上させることができる。また、松笠に着色することもできる。
また、必要に応じ、上記花弁を波状に形成した構成としている。
これにより、花弁に動きをつけることができるので、より一層花に見えるようになり、それだけ、外観品質を向上させることができる。
更に、必要に応じ、上記松笠の先端部を表側中央に露出させた構成としている。
松笠の先端部を雄しべや雌しべのある種子部として表出することができ、それだけ、花に近い形にすることができる。この場合、松笠の先端部に着色することができる。
本考案の装飾体によれば、木材シートを切断して作成した花弁の基端部を、松笠を鱗片が開いた状態になるまで乾燥させて作成した芯材の鱗片の間隙に差し込んで、例えば、接着剤等で花弁の基端部を松笠の鱗片に接着させ、花に模して形成すると、芯材は松笠を乾燥させたものなので、芯材の強度を比較的高くすることができ、また、花弁の基端部を松笠の鱗片の間隙に差し込んで接着するだけで、花弁を芯材に対して固着することができるので、容易に製造することができる。また、花弁の芯材に対する固着が安定するので、花弁の芯材に対する取り付け強度を向上させることができ、それだけ、花弁が芯材から取れにくくすることができる。更に、芯材が松笠で構成されているので、花弁の間から鱗片で形成される松笠の鱗状部分が見え、あるいは松笠の鱗片が花びらのように見え、そのため、デザイン的におもしろく形成することができ、外観品質を向上させることができる。
本考案の実施の形態に係る装飾体を示し、(a)は平面図、(b)は正面視断面図である。 本考案の実施の形態に係る花弁の製造工程を示す図である。 本考案の実施の形態に係る芯材としての松笠を鱗片が開いた状態で示し、(a)は斜視図、(b)は正面視断面図である。 本考案の実施の形態に係る円板を装飾体に取り付けた状態で示す斜視図である。 従来の装飾体の一例を示す図である。
以下、添付図面に基づいて本考案の実施の形態に係る装飾体を説明する。
図1乃至図4には、本考案の実施の形態に係る装飾体Sを示している。本装飾体Sは、可撓性の木材シート3を切断して形成された複数の花弁1と、複数の花弁1の基端部1aが固着される芯材10とを備えて花に模して形成されている。以下に、作成方法の一例を示す。
花弁1は、図2に示すように、先ず、木材2としての南部赤松を所定厚さにスライスして可撓性の木材シート3を形成する。例えば、経木としても用いることができる厚さにスライスする。次に、この木材シート3に、例えば、紫色や橙色、白色や黄色等の適宜の色を着色し、それから、この着色された木材シート3を適宜の形に切断し、最後に、この切断した木材シート3を、例えば、電気コテ等を用いて加熱して熱によって波状に変形させることにより作成する。この花弁1は、大きさ、色、波形状がそれぞれ数種類ずつ作成される。
芯材10は、図3に示すように、芯部11及び芯部11に複数設けられる鱗片12を有した松笠10aを用い、この松笠10aを乾燥させて、鱗片12が開いて上下に隣接する鱗片12の間に間隙13が形成されるようにする。
このように作成された花弁1及び芯材10を、芯材10に花弁1を固着させて装飾体Sを作成する。詳しくは、複数の花弁1の基端部1a夫々に接着剤4を塗布し、この複数の花弁1の基端部1aを、芯材10としての松笠10aの鱗片12の間隙13に互いの位相をずらして差し込み、花弁1の基端部1aと鱗片12とを接着剤4によって接着して固着する。このとき、松笠10aの先端部14側の間隙13に差し込む花弁1の大きさよりも松笠10aの根元部15側の間隙13に差し込む花弁1の大きさを大きいものとし、花弁1と芯材10とで花を模すように形成する。この場合、松笠10aの先端部14を表側中央に露出させ、雄しべや雌しべのある種子部16として表出している。この場合、松笠10aの先端部14に着色することができる。
従って、本発明の装飾体Sによれば、芯材10は松笠10aを乾燥させたものであるので、芯材10の強度を比較的高くすることができる。また、花弁1の基端部1aを松笠10aの鱗片12の間隙13に差し込んで接着するだけで、花弁1を芯材10に対して固着することができるので、容易に製造することができる。更に、花弁1の芯材10に対する固着が安定するので、花弁1の芯材10に対する取り付け強度を向上させることができ、それだけ、花弁1が芯材10から取れにくくなる。
また、花弁1を着色しているので、装飾体Sを様々な色の花弁1を用いて作成することができ、また、異なる色の花弁1を組み合わせて作成することができるので、それだけ、外観品質を向上させることができる。
更に、花弁1を加熱して波状に形成したので、花弁1に動きをつけることができ、そのため、より一層花に見えるようになり、それだけ、外観品質を向上させることができる。また、松笠10aの先端部14を表側中央に露出させ、雄しべや雌しべのある種子部16として表出させたので、花に近い形にすることができる。この場合、芯材10が松笠10aで構成されているので、花弁1の間から鱗片12で形成される松笠10aの鱗状部分が見え、あるいは松笠10aの鱗片12が花びらのように見え、そのため、デザイン的におもしろく形成することができ、外観品質を向上させることができる。
また、本発明の装飾体Sは、花を模して形成されているので、例えば、そのまま造花として使用することができ、また、ブローチや髪飾り等のアクセサリーとしても使用することができる。この場合、松笠10aの根元部15側に金属製の円板20を取り付け、この円板20の松笠10aが取り付けられていない側の面に、ブローチとして使用する際に用いられる安全ピン21、髪飾りとして使用する際に用いられるヘアクリップ22等を設ければ良い。これによって、安全ピン21やヘアクリップ22等が取り付けやすくなり、多種多様な用途に用いることができる。
尚、上記実施の形態において、花弁1を木材シート3のみで構成したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、他の材料、例えば、紙,繭を切断したもの,プラスチックシート,金属シート等で形成した花弁を併用しても良い。
また、上記実施の形態において、木材シート3を南部赤松で形成したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、木材であれば良く、適宜変更して差支えない。
更に、本発明は上述した造花,ブローチや髪飾り等のアクセサリーの他、例えば、リース,照明器具の飾り等、どのような用途に利用しても良いことは勿論である。
S 装飾体
1 花弁
1a 基端部
2 木材
3 木材シート
4 接着剤
10 芯材
10a 松笠
11 芯部
12 鱗片
13 間隙
14 先端部
15 根元部
20 円板
21 安全ピン
22 ヘアクリップ

Claims (4)

  1. 可撓性の木材シートを切断して形成された複数の花弁と、該複数の花弁の基端部が固着される芯材とを備え、花に模して形成される装飾体において、
    上記芯材を、芯部及び該芯部に複数設けられる鱗片を有した松笠で構成し、
    上記花弁の基端部を上記松笠の鱗片の間隙に差し込んで接着したことを特徴とする装飾体。
  2. 上記花弁を着色したことを特徴とする請求項1記載の装飾体。
  3. 上記花弁を波状に形成したことを特徴とする請求項1または2記載の装飾体。
  4. 上記松笠の先端部を表側中央に露出させたことを特徴とする請求項1乃至3何れかに記載の装飾体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016052727A (ja) * 2014-09-03 2016-04-14 金子 美枝 経木を用いた装飾品
JP2019044299A (ja) * 2017-09-03 2019-03-22 相原木材株式会社 木材シートを用いて形成した装飾品、及びその製造方法

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