JP6438862B2 - 装飾画材、装飾画材組み込み体、ステンドガラス調装飾ボード及びそれらの製造方法 - Google Patents

装飾画材、装飾画材組み込み体、ステンドガラス調装飾ボード及びそれらの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、プリザーブドフラワーを用いた装飾画材及びその製造方法、前記装飾画材を組み込んでなる装飾画材組み込み体及びその製造方法、前記装飾画材と前記装飾画材組み込み体との少なくとも一方を備えてなるステンドガラス調装飾ボード及びその製造方法に関する。
近年、生花や葉を特殊加工したプリザーブドフラワーを用いてフラワーアレンジメントや装飾品を作製することが広く行われている。このようなプリザーブドフラワーを用いたフラワーアレンジメントや装飾品を示す従来技術として、下記特許文献1、2がある。
特開2007−320305号公報 特開2014−4745号公報
上記特許文献1の技術は、プリザーブドフラワーアレンジメントの造形方法に関する発明で、葉8の裏側にU字型に形成したワイヤー18を接着剤19で貼り付けることで、プリザーブドフラワーの造形が型崩れしない構成が開示されている。
また上記特許文献2の技術は、プリザーブドフラワーを材料とした装飾品の製造方法に関する発明で、花や葉や蝶の形に形成した装飾用ワイヤー51に、接着剤を介して、分解したプリザーブドフラワーの花や葉を貼り付けることで、独創的なアクセサリーやブーケ、アレンジメントの装飾品を製造できる構成が開示されている。
しかし、上記特許文献1のプリザーブドフラワーアレンジメントの造形方法においては、一枚の葉の裏側にワイヤーを貼り付けるだけの構成であることから、オリジナル性のあるアレンジメントができないと共に、葉が破れ易いという問題があった。
また上記特許文献2のプリザーブドフラワーを材料とした装飾品の製造方法においては、複数枚の花びらや葉を重ねて補強する構成であるものの、ワイヤーにプリザーブドフラワーの花びらや葉を直接貼り付ける構成であることから、依然としてプリザーブドフラワーの花びらや葉が破れ易いという問題があった。
そこで本発明は上記従来における問題点を解決し、オリジナル性と美感に富むと共に、立体感を効果的に演出でき、またプリザーブドフラワーが損傷し難い、プリザーブドフラワーを用いた装飾画材及びその製造方法、前記装飾画材を組み込んでなる装飾画材組み込み体及びその製造方法、前記装飾画材と前記装飾画材組み込み体との少なくとも一方を備えてなるステンドガラス調装飾ボード及びその製造方法の提供を課題とする。
上記課題を達成するため、本発明の装飾画材は、装飾画材の輪郭を形成する金属製で且つ閉環形状の輪郭体と、該輪郭体で囲まれる領域の全体を輪郭体の底側から裏打ちする台紙と、前記輪郭体の内側において前記台紙の上の全面に隙間なく積層される1乃至複数種類のプリザーブドフラワーと、を少なくとも備え、前記プリザーブドフラワーは、花びらと葉との少なくとも一方であると共に、色、枚数、大きさ、向きの少なくとも何れか一つを部分的に異ならせて台紙の上に複数枚積層されており、これによって前記花びらと前記葉との少なくとも一方が台紙の上に一枚だけ積層されている単数枚積層領域と、前記花びらと前記葉との少なくとも一方が台紙の上に複数枚積層されている複数枚積層領域とを輪郭体の内側に混在させた状態に構成してあり、且つ複数枚のプリザーブドフラワーを、前記輪郭体の高さ方向の厚みを超えない範囲で前記台紙の上に積層させてあることを第1の特徴としている。
また本発明の装飾画材は、上記第1の特徴に加えて、透明の保護膜で覆ってあることを第2の特徴としている。
また本発明の装飾画材は、上記第1又は第2の特徴に加えて、台紙は、透明のフィルムからなることを第3の特徴としている。
また本発明の装飾画材は、上記第1〜第3の何れか1つの特徴に加えて、台紙は、プリザーブドフラワーと同色の紙ナプキンからなることを第4の特徴としている。
また本発明の装飾画材組み込み体は、プリザーブドフラワーの花と、該花の底に貼り付けられる台紙と、前記プリザーブドフラワーの花の花びら間に組み込まれる請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の装飾画材と、を備えることを第5の特徴としている。
また本発明のステンドガラス調装飾ボードは、透明のアクリル板の所定領域に帯状の鉛をダイアゴナル状に備えてなる支持板と、前記所定領域に取り付けられる、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の装飾画材と請求項5に記載の装飾画材組み込み体との少なくとも一方と、を備えることを第6の特徴としている。
また本発明の装飾画材の製造方法は、金属製の線材を折り曲げて装飾画材の輪郭をなす閉環形状の輪郭体を形成する輪郭体形成工程と、前記輪郭体を台紙の表面に貼り付ける輪郭体貼り付け工程と、前記輪郭体の内側の前記台紙の表面に1乃至複数種類のプリザーブドフラワーを貼り付けるプリザーブドフラワー貼り付け工程と、前記輪郭体の外周に沿って前記台紙を切り抜く台紙切抜き工程と、を備え、前記プリザーブドフラワー貼り付け工程においては、プリザーブドフラワーとして、花びらと葉との少なくとも一方を用い、且つ色、枚数、大きさ、向きの少なくとも何れか一つを部分的に異ならせて台紙の表面の全面に隙間なく複数枚積層させて貼り付け、これによって前記花びらと前記葉との少なくとも一方が台紙の上に一枚だけ積層されている単数枚積層領域と、前記花びらと前記葉との少なくとも一方が台紙の上に複数枚積層されている複数枚積層領域とを輪郭体の内側に混在させた状態に構成すると共に、複数枚のプリザーブドフラワーを、前記輪郭体の高さ方向の厚みを超えない範囲で前記台紙の表面に貼り付けることを第7の特徴としている
た本発明の装飾画材組み込み体の製造方法は、プリザーブドフラワーの花の花床部分を水平に切除して花びら毎に分離可能な状態とする花びら分離工程と、分離可能な状態とされた複数枚の花びらの底を台紙の上に一体的に貼り付ける花びら貼り付け工程と、前記台紙に貼り付けた複数枚の花びらにおいて、隣接する花びら間の隙間を広げる隙間拡張工程と、該隙間拡張工程で拡張された隙間に、請求項7に記載の装飾画材の製造方法によって製造される装飾画材を組み込んで貼り付ける装飾画材組み込み工程と、複数枚の前記花びらの底を含む領域で前記台紙を切り抜く台紙切抜き工程と、を備えることを第8の特徴としている。
また本発明のステンドガラス調装飾ボードの製造方法は、透明のアクリル板の所定領域に帯状の鉛をダイアゴナル状に貼り付けて支持板を形成する支持板形成工程と、前記所定領域に、請求項7に記載の装飾画材の製造方法によって製造される装飾画材と請求項8に記載の装飾画材組み込み体の製造方法によって製造される装飾画材組み込み体との少なくとも一方を貼り付ける貼り付け工程と、を備えることを第9の特徴としている。
また本発明のステンドガラス調装飾ボードの製造方法は、上記第9の特徴に加えて、貼り付け工程において、装飾画材を複数個が重なるように貼り付けることを第10の特徴としている。
上記第1の特徴による装飾画材によれば、装飾画材の輪郭を形成する金属製で且つ閉環形状の輪郭体と、該輪郭体で囲まれる領域の全体を輪郭体の底側から裏打ちする台紙と、前記輪郭体の内側において前記台紙の上の全面に隙間なく積層される1乃至複数種類のプリザーブドフラワーと、を少なくとも備え、前記プリザーブドフラワーは、花びらと葉との少なくとも一方であると共に、色、枚数、大きさ、向きの少なくとも何れか一つを部分的に異ならせて台紙の上に複数枚積層されており、これによって前記花びらと前記葉との少なくとも一方が台紙の上に一枚だけ積層されている単数枚積層領域と、前記花びらと前記葉との少なくとも一方が台紙の上に複数枚積層されている複数枚積層領域とを輪郭体の内側に混在させた状態に構成してあり、且つ複数枚のプリザーブドフラワーを、前記輪郭体の高さ方向の厚みを超えない範囲で前記台紙の上に積層させてあることから、台紙を備える構成とすることで、プリザーブドフラワーに破れ等の損傷が生じ難い装飾画材とすることができる。また1乃至複数種類のプリザーブドフラワーを輪郭体の内側の台紙の上に積層する構成とすることで、1乃至複数種類のプリザーブドフラワーを効率的に積層することができ、製造効率の良い装飾画材とすることができる。
また厚みや色相、明度、彩度が部分的に異なる装飾画材とすることができる。よってオリジナル性と美感に富むと共に、立体感を効果的に演出できる装飾画材とすることができる。
また上記第2の特徴による装飾画材によれば、上記第1の特徴による作用効果に加えて、透明の保護膜で覆ってあることから、プリザーブドフラワーに破れ等の損傷が一段と生じ難い装飾画材とすることができる。よって耐久性、保存性に優れた装飾画材とすることができる。
また上記第3の特徴による装飾画材によれば、上記第1又は第2の特徴による作用効果に加えて、台紙は、透明のフィルムからなることから、プリザーブドフラワーの自体が持つ色相、明度、彩度を損なうことのない装飾画材とすることができる。
また上記第4の特徴による装飾画材によれば、上記第1又は第2の特徴に加えて、台紙は、プリザーブドフラワーと同色の紙ナプキンからなることから、プリザーブドフラワー自体が持つ色相、明度、彩度に沿った新たな趣きを演出することができる装飾画材とすることができる。
また上記第5の特徴による装飾画材組み込み体によれば、プリザーブドフラワーの花と、該花の底に貼り付けられる台紙と、前記プリザーブドフラワーの花の花びら間に組み込まれる請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の装飾画材と、を備えることから、従来のプリザーブドフラワーの花では演出することができなかった、オリジナル性と新たな美感とを演出できる装飾画材組み込み体とすることができる。
また上記第6の特徴によるステンドガラス調装飾ボードによれば、透明のアクリル板の所定領域に帯状の鉛をダイアゴナル状に備えてなる支持板と、前記所定領域に取り付けられる、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の装飾画材と請求項5に記載の装飾画材組み込み体との少なくとも一方と、を備えることから、オリジナル性に富むと共に、色鮮やかで立体感のあるプリザーブドフラワーを用いたステンドガラス調装飾ボードとすることができる。
また上記第7の特徴による装飾画材の製造方法によれば、金属製の線材を折り曲げて装飾画材の輪郭をなす閉環形状の輪郭体を形成する輪郭体形成工程と、前記輪郭体を台紙の表面に貼り付ける輪郭体貼り付け工程と、前記輪郭体の内側の前記台紙の表面に1乃至複数種類のプリザーブドフラワーを貼り付けるプリザーブドフラワー貼り付け工程と、前記輪郭体の外周に沿って前記台紙を切り抜く台紙切抜き工程と、を備え、前記プリザーブドフラワー貼り付け工程においては、プリザーブドフラワーとして、花びらと葉との少なくとも一方を用い、且つ色、枚数、大きさ、向きの少なくとも何れか一つを部分的に異ならせて台紙の表面の全面に隙間なく複数枚積層させて貼り付け、これによって前記花びらと前記葉との少なくとも一方が台紙の上に一枚だけ積層されている単数枚積層領域と、前記花びらと前記葉との少なくとも一方が台紙の上に複数枚積層されている複数枚積層領域とを輪郭体の内側に混在させた状態に構成すると共に、複数枚のプリザーブドフラワーを、前記輪郭体の高さ方向の厚みを超えない範囲で前記台紙の表面に貼り付けることから、1乃至複数種類のプリザーブドフラワーを台紙に貼り付ける構成とすることで、プリザーブドフラワーに破れ等の損傷が生じ難い装飾画材を製造することができる。また1乃至複数種類のプリザーブドフラワーを輪郭体の内側の台紙の表面に積層する構成とすることで、1乃至複数種類のプリザーブドフラワーを効率的に台紙に貼り付けることができる。よって作業効率の良い装飾画材の製造方法とすることができる。
また上記第8の特徴による装飾画材組み込み体の製造方法によれば、プリザーブドフラワーの花の花床部分を水平に切除して花びら毎に分離可能な状態とする花びら分離工程と、分離可能な状態とされた複数枚の花びらの底を台紙の上に一体的に貼り付ける花びら貼り付け工程と、前記台紙に貼り付けた複数枚の花びらにおいて、隣接する花びら間の隙間を広げる隙間拡張工程と、該隙間拡張工程で拡張された隙間に、請求項7に記載の装飾画材の製造方法によって製造される装飾画材を組み込んで貼り付ける装飾画材組み込み工程と、複数枚の前記花びらの底を含む領域で前記台紙を切り抜く台紙切抜き工程と、を備えることから、従来のプリザーブドフラワーの花では演出することができなかった、オリジナル性と新たな美感とを演出できる装飾画材組み込み体を製造することができる。
また上記第9の特徴によるステンドガラス調装飾ボードの製造方法によれば、透明のアクリル板の所定領域に帯状の鉛をダイアゴナル状に貼り付けて支持板を形成する支持板形成工程と、前記所定領域に、請求項7に記載の装飾画材の製造方法によって製造される装飾画材と請求項8に記載の装飾画材組み込み体の製造方法によって製造される装飾画材組み込み体との少なくとも一方を貼り付ける貼り付け工程と、を備えることから、オリジナル性に富むと共に、色鮮やかで立体感のあるプリザーブドフラワーを用いたステンドガラス調装飾ボードを製造することができる。
また上記第10の特徴によるステンドガラス調装飾ボードの製造方法によれば、上記第9の特徴に加えて、貼り付け工程において、装飾画材を複数個が重なるように貼り付けることから、一段と立体感のあるステンドガラス調装飾ボードを製造することができる。よって一段とオリジナル性のあるプリザーブドフラワーを用いたステンドガラス調装飾ボードとすることができる。
本発明の装飾画材によれば、プリザーブドフラワーに破れ等の損傷が生じ難い装飾画材とすることができる。またプリザーブドフラワーを効率的に積層することができ、製造効率の良い装飾画材とすることができる。更にオリジナル性と美感に富むと共に、立体感を効果的に演出できる装飾画材とすることができる。
また本発明の装飾画材組み込み体によれば、従来のプリザーブドフラワーの花では演出することができなかった、オリジナル性と新たな美感とを演出できる装飾画材組み込み体とすることができる。
また本発明のステンドガラス調装飾ボードによれば、オリジナル性に富むと共に、色鮮やかで立体感のあるプリザーブドフラワーを用いたステンドガラス調装飾ボードとすることができる。
た本発明の装飾画材の製造方法によれば、プリザーブドフラワーに破れ等の損傷が生じ難い装飾画材を製造することができる。またプリザーブドフラワーを効率的に台紙に貼り付けることができ、作業効率の良い装飾画材の製造方法とすることができる。
また本発明の装飾画材組み込み体の製造方法によれば、従来のプリザーブドフラワーの花では演出することができなかった、オリジナル性と新たな美感とを演出できる装飾画材組み込み体を製造することができる。
また本発明のステンドガラス調装飾ボードの製造方法によれば、オリジナル性に富むと共に、色鮮やかで立体感のあるプリザーブドフラワーを用いたステンドガラス調装飾ボードを製造することができる。
本発明の第1の実施形態に係るステンドガラス調装飾ボードを示す図であり、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A線断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る装飾画材の製造方法によって装飾画材を製造する工程を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る装飾画材の製造方法によって装飾画材を製造する工程を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る装飾画材の製造方法によって装飾画材を製造する工程を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るステンドガラス調装飾ボードの製造方法によってステンドガラス調装飾ボードを製造する工程を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るステンドガラス調装飾ボードの製造方法によってステンドガラス調装飾ボードを製造する工程を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るステンドガラス調装飾ボードを示す正面図である。 本発明の第2の実施形態に係るステンドガラス調装飾ボードを構成する装飾画材組み込み体の製造方法によって装飾画材組み込み体を製造する工程を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るステンドガラス調装飾ボードを構成する装飾画材組み込み体の製造方法によって装飾画材組み込み体を製造する工程を示す図である。
以下、各図面を参照して、本発明の実施形態に係る装飾画材及びその製造方法、前記装飾画材を組み込んでなる装飾画材組み込み体及びその製造方法、前記装飾画材と前記装飾画材組み込み体との少なくとも一方を備えてなるステンドガラス調装飾ボード及びその製造方法を説明し、本発明の理解に供する。しかし、以下の説明は特許請求の範囲に記載の本発明を限定するものではない。
まず図1〜図6を参照して、本発明の第1の実施形態に係る装飾画材20及び装飾画材20を備えてなるステンドガラス調装飾ボード1、装飾画材20の製造方法及び装飾画材20を備えてなるステンドガラス調装飾ボード1の製造方法を説明する。
図1を参照して、本発明の実施形態に係るステンドガラス調装飾ボード1は、支持板10と、装飾画材20と、装飾品30とから構成される。
前記支持板10は、ステンドガラス調装飾ボード1の骨格を形成するものである。本発明の第1の実施形態においては、図1(a)に示すように、支持板10を矩形状とする構成としてある。
この支持板10は、図1に示すように、アクリル板11と、鉛12と、吊り下げ用貫通孔13とで構成される。
前記アクリル板11は、支持板10の土台を構成するものある。本発明の第1の実施形態においては、透明で矩形状のアクリル板11を用いる構成としてある。
なお、アクリル板11の大きさや厚みは、本実施形態のものに限るものではなく、ステンドガラス調装飾ボードの仕様に合わせて適宜変更可能である。
前記鉛12は、支持板10の表面の所定領域に貼り付けられて模様を構成するためのものである。本発明の第1の実施形態においては、図1に示すように、アクリル板11の表面側と、外周端の表裏とに細長い帯状の鉛12を配置する構成としてある。
より具体的には、図1(b)に示すように、接着剤Sを介して、アクリル板11の表面側の全体に細長い帯状の鉛12をダイアゴナル状(一定間隔で並列配置される複数の斜線が交差する形状)に貼り付ける構成としてある。また接着剤Sを介して、ダイアゴナル状に貼り付けた鉛12の長手方向端部を覆うように、アクリル板11の外周端の表面側から裏面側に細長い鉛12を折り返して貼り付ける構成としてある。
なお鉛12の幅、厚み、傾斜角度等は、本実施形態のものに限るものではなく、ステンドガラス調装飾ボードの仕様に合わせて適宜変更可能である。
前記吊り下げ用貫通孔13は、ステンドガラス調装飾ボード1を壁等に吊り下げるための吊り下げ具(図示しない)を通すための孔である。
なお、吊り下げ具としては、紐、ワイヤー等、ステンドガラス調装飾ボード1を壁等に吊り下げることができるものであれば、如何なる物であってもよい。
前記装飾画材20は、支持板10に貼り付けられて、ステンドガラス調装飾ボード1の立体的な色つき絵柄を構成するものである。
本発明の第1の実施形態においては、図1に示すように、葉っぱの形状をなす第1の装飾画材20a及び第2の装飾画材20bと、ぶどうの房の一粒の実の形状をなす第3の装飾画材20cとを備える構成としてある。つまり、本実施形態におけるぶどうの房の形状は、複数個の第3の装飾画材20cを一部分が重なるような箇所を設けて貼り付けて装飾画材集合体200を形成することで構成されている。
この装飾画材20は、主として台紙21と、輪郭体22と、プリザーブドフラワー23と、保護膜24とから構成される。
前記台紙21は、輪郭体22の底側を裏打ちすることで、装飾画材20の土台を形成するものである。
本発明の第1の実施形態においては、台紙21として、透明のフィルムを用いる構成としてある。また、台紙21の形状と大きさを、装飾画材の輪郭を構成する輪郭体22と略同一形状で、輪郭体22の外周を囲む大きさに構成してある。
なお、台紙21の厚みは、本実施形態のものに限るものではなく、装飾画材20の仕様に合わせて適宜変更可能である。
前記輪郭体22は、所望の絵柄を構成する装飾画材の輪郭を構成するものである。
本発明の第1の実施形態においては、輪郭体22として、細長い金属製の線材を用いる構成としてある。より具体的には、手で容易に折り曲げ可能な細長い針金を用いる構成としてある。
なお、輪郭体22の太さは、本実施形態のものに限るものではなく、装飾画材20の仕様に合わせて適宜変更可能である。また、線材も針金に限るものではなく、他の線材を用いる構成としてもよい。
また既述したように、この輪郭体22の底側には、図1(b)に示すように、台紙21が裏打ちされている。
前記プリザーブドフラワー23は、輪郭体22の内側の台紙21上に1乃至複数種類が積層されて(貼り付けられて)色つき絵柄を構成するものである。
本発明の第1の実施形態においては、第1の装飾画材20a及び第2の装飾画材20bには、緑色のプリザーブドフラワーの葉23aを用い、第3の装飾画材20cには、赤色や紫色のプリザーブドフラワーの花びら23bを用いる構成としてある。勿論、このような構成に限るものではなく、葉っぱの形状をなす装飾画材にプリザーブドフラワーの花びら23bを用いる構成としてもよいし、花の形状をなす装飾画材にプリザーブドフラワーの葉23aを用いる構成としてもよい。更に、プリザーブドフラワーの葉23aとプリザーブドフラワーの花びら23bとを組み合わせて用いるような構成としてもよい。
本発明の第1の実施形態においては、図1(a)に簡略化して示すように、一つの輪郭体22内に、複数枚のプリザーブドフラワーの花びら23bやプリザーブドフラワーの葉23aを貼り付けると共に、貼り付けるプリザーブドフラワーの花びら23bやプリザーブドフラワーの葉23aの種類、色、枚数、大きさ、向きの少なくとも何れか一つを一つの輪郭体22の内部で部分的に異ならせて貼り付ける構成としてある。
つまり、本発明における「プリザーブドフラワーの種類」とは、花びらと葉というような植物学的な種類の違いはもとより、色相の違い、明度の違い、彩度の違い、大きさの違い、厚みの違い等が異なるものは違う種類であるとする概念である。
更に本発明の第1の実施形態においては、葉っぱの形状をなす第1の装飾画材20aと第2の装飾画材20bとには、主脈を表現する位置に接着剤S(図示しない)を介して細長い針金25を貼り付ける構成としてある。
本発明の第1の実施形態においては、針金25として、輪郭体22を構成する針金と同じ部材を用いる構成としてある。
なお、針金25の長さ、太さ等は、装飾画材20の仕様に合わせて適宜変更可能である。
前記保護膜24は、プリザーブドフラワー23に破れや傷等の損傷や汚れが生じることを防止するための表面保護材である。
本発明の第1の実施形態おいては、保護膜24を形成する表面保護材として、ウレタン樹脂塗料と水とを混合させた混合液を用いる構成としてある。ウレタン樹脂塗料としては、例えば和信化学工業株式会社製、商品名「アクレックス No.3400 木部用ウレタンクリヤー」、商品名「アクレックス No.3405 木部用ウレタンフラット」等を用いることができる。
勿論、保護膜24は本実施形態のものに限るものではなく、適宜変更可能である。
前記装飾品30は、ステンドガラス調装飾ボード1の絵柄を構成するものである。
本発明の第1の実施形態においては、装飾品30として、細長い木の枝を用いる構成としてある。また図1(a)に簡略化して示すように、接着剤S(図示しない)を介して、アクリル板11とダイアゴナル状に貼り付けられた鉛12の所定位置に装飾品30を貼り付ける構成としてある。
勿論、装飾品30の材質、形状、長さ等は、本発明の第1の実施形態のものに限るものではなく、適宜変更可能である。また装飾品30は必ずしも必要なものではなく、装飾品30を設けない構成であってもよい。
次に図2〜図6を参照して、本発明の第1の実施形態に係る装飾画材20の製造方法及び装飾画材20の製造方法を用いて製造される装飾画材20を用いて製造されるステンドガラス調装飾ボード1の製造方法を説明する。
なお、本発明の第1の実施形態において、第1の装飾画材20aと第2の装飾画材20bとは同じ製造工程で製造されるものである。また第3の装飾画材20cは、第1の装飾画材20aの製造工程と同様な製造工程で製造されるものである。よって装飾画材20の製造法としては、第1の装飾画材20aの製造方法のみを以下で説明するものとする。
本発明の第1の実施形態に係る装飾画材20aの製造方法は、台紙準備工程と、輪郭体形成工程と、輪郭体貼り付け工程と、プリザーブドフラワー貼り付け工程と、主脈形成工程と、台紙切抜き工程と、保護膜形成工程とで主として構成される。
まず、図2(a)を参照して、台紙準備工程Bにおいて、下敷きシート40の上に、フィルムで構成される台紙21を敷いて固定する。なお、下敷きシート40としては、普通紙、画用紙、発砲スチロール等、如何なる材質のものを用いてもよい。また下敷きシート40上に台紙21を固定する方法は、まち針での仮止め方法等、下敷きシート40上に台紙21を一時的に固定できる方法であれば如何なる方法を用いてもよい。つまり、下敷きシート40は、台紙21を仮置きするための台座となるものである。
また下敷きシート40は必ずしも必要なものではなく、下敷きシート40を用いない構成としてもよいが、作業効率を考慮すれば、下敷きシート40を用いることが望ましい。
次に図示しない輪郭体形成工程において、金属製の線材である細長い針金を折り曲げることで、葉っぱの形状(絵柄)の輪郭をなす輪郭体22を形成する。
図2(b)を参照して、輪郭体貼り付け工程Cにおいて、台紙21の表面に接着剤S(図示しない)を介して輪郭体22を貼り付ける。
次に図2(c)を参照して、プリザーブドフラワー貼り付け工程Dにおいて、まず輪郭体22で囲まれた台紙21の表面全面に接着剤Sを塗布する。
そして図3(a)、図3(b)を参照して、輪郭体22で囲まれた台紙21の表面に、1乃至複数種類のプリザーブドフラワー23を貼り付ける。より具体的には、分解したプリザーブドフラワーの葉23aを隙間なく貼り付ける。
なお、貼り付けるプリザーブドフラワーの葉23aは、一枚の葉の形状そのままの形で貼り付ける構成と、一枚の葉をちぎって小片としたものを貼り付ける構成との何れであってもよいし、それらを組み合わせた構成であってもよい。
更にプリザーブドフラワー貼り付け工程Dにおいては、図3(b)に簡略化して示すように、一つの輪郭体22の内側に、複数枚のプリザーブドフラワーの葉23aを、少なくとも互いの一部分が重なるように貼り付けると共に、貼り付けるプリザーブドフラワーの葉23aの種類、色、枚数、大きさ、向きの少なくとも何れか一つを輪郭体22内で部分的に異ならせて貼り付ける構成としてある。より具体的には、第1の装飾画材20aの製造工程においては、貼り付けるプリザーブドフラワーの葉23aの種類は同じであるが、色、枚数、大きさ、向きを輪郭体22の内部で部分的に異ならせて貼り付ける構成としてある。
なお、図1(b)に示すように、複数枚のプリザーブドフラワーの葉23aが上下に重なる部分については、接着剤Sを介して貼り付けることが必要である。
次に図3(c)を参照して、葉脈形成工程Eにおいて、貼り付けたプリザーブドフラワーの葉23aの表面のうち、主脈を表現する箇所に接着剤S(図示しない)を介して細長い針金25を貼り付ける。これによって、葉っぱの形状をなす装飾画材20に立体的な主脈が形成される。
次に図3(c)、図4(a)を参照して、台紙切抜き工程Fにおいて、下敷きシート40から台紙21を離し、はさみ等を用いて輪郭体22の外周に沿って台紙21を切り抜く。
以上の工程により、装飾画材20が形成される。
なお本実施形態においては、図4(b)を参照して、更に保護膜形成工程Gを行う。
具体的には、液体の表面保護材24aの中に装飾画材20を浸漬させた後、乾燥させる。
これによって、図4(c)に示すように、装飾画材20の表面に保護膜24が被覆される。
なお、装飾画材20に保護膜24を被覆させる方法は、本実施形態のものに限るものではなく、スプレー法等、他の塗布方法を用いる構成としてもよい。
第2の装飾画材20bは、既述した第1の装飾画材20aと同じ製造工程において、輪郭体22の形状、大きさ、貼り付けるプリザーブドフラワー23の葉23aの色、枚数、大きさ、向きを異なる構成として製造することができる。
また第3の装飾画材20cは、既述した第1の装飾画材20aの製造工程に対して、輪郭体形成工程で円形の輪郭体22を形成すると共に、プリザーブドフラワー貼り付け工程Dでプリザーブドフラワーの葉23aに代えてプリザーブドフラワーの花23bを貼り付ける構成とし、更に葉脈形成工程Eを省くことで製造することができる。
次に図5、図6を参照して、本発明の第1の実施形態に係るステンドガラス調装飾ボード1の製造方法を説明する。
まず図5(a)を参照して、支持板形成工程Hにおいて、支持板10を形成する。
より具体的には、接着剤S(図示しない)を介して、透明のアクリル板11の表面側に細長い帯状の鉛12をダイアゴナル状に貼り付ける。その後、接着剤S(図示しない)を介して、ダイアゴナル状に貼り付けた鉛12の長手方向端部を覆うように、アクリル板11の外周端の表面側から裏面側に細長い帯状の鉛12を折り返して貼り付ける。これによって、支持板10が形成される。
その後、図5(a)に示すように、支持板10の上部中央に、吊り下げ用貫通孔13を一対形成する。
次に図5(b)、図6(a)を参照して、貼り付け工程Iにおいて、装飾画材20を貼り付けるための下絵5を備える下絵シート50を準備し、支持板10の下に敷く。本発明の第1の実施形態においては、第1の装飾画材20a用の第1の下絵5aと、第2の装飾画材20b用の第2の下絵5bと、第3の装飾画材20c用の第3の下絵5cと、装飾品30用の第4の下絵5dの四つの下絵5を備える下絵シート50を用いる構成としてある。
次に図6(a)、図6(b)を参照して、下絵5に沿って、第1の装飾画材20a、第2の装飾画材20b、第3の装飾画材20c、装飾品30を支持板10に接着剤S(図示しない)を介して貼り付ける。
なお、本発明の第1の実施形態に係るステンドガラス調装飾ボード1においては、図1(b)に示すように、接着剤Sを介して鉛12に装飾画材20を貼り付ける構成としてある。
この際、図6(b)に示すように、第3の装飾画材20cを用いてぶどうの房の絵柄を形成する際は、接着剤S(図示しない)を介して、複数個の第3の装飾画材20cを、互いに一部分が重なるように貼り付ける箇所を設けることが必要である。これによって、複数個の第3の装飾画材20cでぶどうの房の形状をなす装飾画材集合体200が形成される。
なお貼り付け工程Iにおいては、本発明の第1の実施形態に係るステンドガラス調装飾ボード1のように、接着剤Sを介して鉛12に装飾画材20を貼り付ける構成としてもよいし、接着剤Sを介してアクリル板11に装飾画材20、装飾品30を貼り付ける構成としてもよい。また、それらの組み合わせとする構成としてもよい。更に装飾画材20や装飾品30のうち、アクリル板11若しくは鉛12と接する接地面の一部分だけを支持板10に貼り付ける構成としてもよいし、アクリル板11若しくは鉛12と接する接地面の全部を支持板10に貼り付ける構成としてもよい。
以上により、図6(b)に示す、本発明の第1の実施形態に係るステンドガラス調装飾ボード1が製造される。
このような構成からなる本発明の第1の実施形態に係る装飾画材20及び装飾画材を備えてなるステンドガラス調装飾ボード1、装飾画材20の製造方法及び装飾画材20の製造方法で製造される装飾画材20を備えるステンドガラス調装飾ボード1の製造方法は、以下の効果を奏する。
輪郭体22の底側を裏打ちする台紙21を備えると共に、輪郭体22の内側の台紙21上にプリザーブドフラワーの葉23aやプリザーブドフラワーの花びら23bを貼り付ける構成とすることで、プリザーブドフラワー23に破れ等の損傷が生じ難い装飾画材20とすることができる。また輪郭体22で囲まれた台紙21の上にプリザーブドフラワーの葉23aやプリザーブドフラワーの花びら23bを貼り付けることができることで、複数枚のプリザーブドフラワーの葉23aや複数枚のプリザーブドフラワーの花びら23bを効率的に貼り付けることができ、製造効率のよい装飾画材20とすることができる。
また複数枚のプリザーブドフラワーの葉23aや複数枚のプリザーブドフラワーの花びら23bを台紙21に貼り付ける構成に加えて、装飾画材20の表面に保護膜24を設ける構成とすることで、プリザーブドフラワーの葉23aやプリザーブドフラワーの花びら23bに一段と破れ等の損傷が発生し難く、汚れが付き難い装飾画材20とすることができる。よって、耐久性、保存性に優れた装飾画材20とすることができる。
更に保護膜24を形成する表面保護材として、ウレタン樹脂塗料を含む混合液を用いる構成とすることで、色あせ難く、光沢感に優れる装飾画材20とすることができる。加えて、ウレタン樹脂塗料は乾くと硬度が増すことから、葉23aや花びら23bに破れ等の損傷が一段と発生し難い装飾画材20とすることができる。
またプリザーブドフラワーの葉2aやプリザーブドフラワーの花びら23bを複数枚貼り付ける際に、貼り付けるプリザーブドフラワーの葉23aやプリザーブドフラワーの花びら23bの種類、色、枚数、大きさ、向きの少なくとも何れか一つを輪郭体22内で部分的に異ならせて貼り付ける構成とすることで、厚みや色相、明度、彩度が部分的に異なる絵柄で構成される装飾画材20を製造することができる。よって、オリジナル性と美感に富むと共に、立体感を効果的に演出できる装飾画材20とすることができる。
また透明のフィルムで台紙21を構成することで、プリザーブドフラワー23自体が持つ色相、明度、彩度を損なうことのない装飾画材20とすることができる。またプリザーブドフラワーの葉23aが備える葉脈やプリザーブドフラワーの花びら23bが備えるや花脈を効果的に見せることができ、一段と美感に優れ、立体感のある装飾画材20とすることができる。
またアクリル板11に帯状の鉛12をダイアゴナル状に貼り付けて支持板10を形成すると共に、このような支持板10に装飾画材20を貼り付けてステンドガラス調装飾ボード1を形成する構成とすることで、ダイアゴナル状の模様と装飾画材20とが相まって、あたかも油絵のような立体感のある絵画の趣きを持ったステンドガラス調の装飾ボードを形成することができる。従ってプリザーブドフラワーを用いた装飾品の分野において、従来にはなかった、オリジナル性に富んだ新しい室内用及び室外用の装飾品を提供することができる。
また第3の装飾画材20cを複数個が一部分で重なるような箇所を設けて貼り付け、ぶどうの房の形状をなす装飾画材集合体200を形成する構成とすることで、一段と立体感のあるステンドガラス調装飾ボード1を製造することができる。よって、一段とオリジナル性のあるプリザーブドフラワーを用いたステンドガラス調装飾ボード1とすることができる。
また透明のアクリル板11で支持板10を形成する構成とすることで、下絵シート50に備える下絵5を確認しながら装飾画材20を支持板10に貼り付けることができる。よって作業効率の良いステンドガラス調装飾ボードの製造方法とすることができる。
次に図7〜図9を参照して、本発明の第2の実施形態に係るステンドガラス調装飾ボード3の製造方法を説明する。
本発明の第2の実施形態に係るステンドガラス調装飾ボード3は、既述した本発明の第1の実施形態に係るステンドガラス調装飾ボード1に対して、装飾画材に加えて装飾画材組み込み体を支持板に貼り付ける構成としたものである。その他の主たる構成は、既述した本発明の第1の実施形態に係るステンドガラス調装飾ボード1と同じものであることから、同一部材、同一機能を果たすものには、同一番号を付し、説明は省略するものとする。
本発明の第2の実施形態に係るステンドガラス調装飾ボード3は、具体的には図7を参照して、矩形状のアクリル板11の中央部分に帯状の鉛12をダイアゴナル状に貼り付けると共に、ダイアゴナル状に貼り付けた鉛12の長手方向端部を覆うように楕円形状に構成した鉛12をアクリル板11に貼り付ける構成としてある。
また楕円形状の鉛12で囲まれる領域内に、装飾画材20と、装飾画材組み込み体60とを貼り付ける構成としてある。
更に詳しくは図示していないが、アクリル板11の裏面に、アクリル板11と同じ形状、大きさの白色の紙ナプキンを貼り付ける構成としてある。
以下においては、ステンドガラス調装飾ボード3の特徴的な構成である装飾画材組み込み体60及びその製造方法と、ステンドガラス調装飾ボード3及びその製造方法について説明を行うものとする。
図7〜図9を参照して、装飾画材組み込み体60は、プリザーブドフラワーの花4と、花4の底に貼り付けられる台紙21と、プリザーブドフラワー4の花びら4a間に組み込まれる装飾画材20とで構成される。より具体的には、プリザーブドフラワーの花4の隣接する花びら4a間に装飾画材20を組み込んで(挿し込んで)貼り付けたものである。
ここで、本発明の第2の実施形態においては、組み込む装飾画材20の構成として、プリザーブドフラワー4の花びら4aと同様の形状、大きさ、色の装飾画材20とする構成としてある。
更に本発明の第2の実施形態に係る装飾画材組み込み体60においては、プリザーブドフラワーの花4の隣接する花びら4a間に、花びら4aの形に模した針金25も組み込んで(挿し込んで)貼り付ける構成としてある。
このような構成の装飾画材組み込み体60は、以下の製造方法によって製造される。
まず図8(a)を参照して、花びら分離工程Jにおいて、プリザーブドフラワーの花4(本実施形態においてはバラの花)の花床部分を二点鎖線で示す切断線に沿って水平に切除して、花びら4a毎に分離可能な状態とする。
次に図8(b)を参照して、花びら貼り付け工程Kにおいて、下敷きシート40上に仮置きされる台紙21の表面に、接着剤S(図示しない)を介して、分離可能な状態とされた複数枚の花びら4aの底(根元)を一体的に貼り付ける。
そして図8(c)を参照して、隙間拡張工程Lにおいて、台紙21に貼り付けた複数枚の花びら4aの隣接する花びら4a間の隙間を拡張する。なお、この隙間拡張工程Lは、花びら貼り付け工程Kで使用する接着剤Sが乾くまでに行うことが望ましい。また、この隙間拡張工程Lにおいては、後述する装飾画材20や針金25を挿しこむ所定箇所だけ隙間の拡張を行えばよい。
次に図9(a)を参照して、装飾画材組み込み工程Mにおいて、隣接する花びら4a間の所定箇所に第4の装飾画材20dを組み込み(挿み込み)、接着剤S(図示しない)を介して花びら4aの底(根元部分)に貼り付ける。
この際、プリザーブドフラワー4の花びら4aと同様の形状、大きさ、色の装飾画材20を用いることが必要である。
また本発明の第2の実施形態においては、図9(a)、図9(b)に示すように、隣接する花びら4a間の別の所定位置に、花びら4aの形に模した針金25を組み込み(挿し込み)、接着剤S(図示しない)を介して花びら4aの底(根元部分)に針金25を貼り付ける。
その後、図示しない台紙切抜き工程において、下敷きシート40から台紙21を離し、はさみ等を用いて、複数枚の花びら4aの底(根元)を含む領域で台紙21を切り抜く。
以上の工程により、装飾画材組み込み体60が製造される。
また図7を参照して、矩形状のアクリル板11の中央部分に、接着剤S(図示しない)を介して、細長い帯状の鉛12をダイアゴナル状に貼り付けると共に、ダイアゴナル状に貼り付けた鉛12の長手方向端部を覆うように、楕円形状に形成した鉛12をアクリル板11に貼り付ける。
その後、アクリル板11の裏面に、アクリル板11と同じ形状、大きさの白色の紙ナプキンを貼り付ける。
以上の工程により、支持板10が形成される。
そして図7を参照して、楕円形状の鉛12で囲まれる領域内の所定位置に、接着剤S(図示しない)を介して、第4の装飾画材20dを備える花の形状をなす第1の装飾画材組み込み体60aと、第5の装飾画材20eを備える花の形状をなす第2の装飾画材組み込み体60bと、葉っぱの形状をなす第6の装飾画材20fとを貼り付ける。
以上の工程により、ステンドガラス調装飾ボード3が製造される。
このような構成からなる本発明の第2の実施形態に係る装飾画材組み込み体60及びその製造方法と、装飾画材組み込み体60と装飾画材20とを備えるステンドガラス調装飾ボード3及びその製造方法は、以下の効果を奏する。
プリザーブドフラワーの花4と、花4の底に貼り付けられる台紙21と、花びら4a間に組み込まれる装飾画材20と、花びら4a間に組み込まれる花びら4aの形に模した針金25とを組み合わせて装飾画材組み込み体60とすることで、従来のプリザーブドフラワーの花では演出することができなかった、自然美と人工美とが組み合わさった新たな美感と立体感とを演出可能なオリジナル性の高い装飾品とすることができる。
また組み込む装飾画材20の構成として、プリザーブドフラワー4の花びら4aと同様の形状、大きさ、色の装飾画材20とする構成とすることで、花びら4aと装飾画材20とに一体感を持たせることができ、全体としてまとまりのある花の装飾品とすることができる。
また装飾画材組み込み体60を備えてなるステンドガラス調装飾ボード3とすることで、プリザーブドフラワーを用いた装飾品の分野において、従来にはなかった、一段とオリジナル性に富んだ新しい室内用及び室外用の装飾品を提供することができる。
更にアクリル板11の裏面に、アクリル板11と同じ形状、大きさの白色の紙ナプキンを貼り付ける構成とすることで、ダイナゴナル状に貼り付けた鉛12で構成される模様を目立たせることができ、趣の違ったステンドガラス調装飾ボード3とすることができる。
なお、既述した本発明の第1の実施形態に係る装飾画材20の製造方法においては、輪郭体貼り付け工程を行い、その後、プリザーブドフラワー貼り付け工程を行う構成としたが、必ずしもこのような構成に限るものではない。
例えば第1の実施形態に係る装飾画材20の製造工程において、台紙の表面の所定領域に、分解したプリザーブドフラワーの花びらや葉を貼り付けるプリザーブドフラワー貼り付け工程をまず行い、その後、プリザーブドフラワーが貼り付けられた台紙の所定領域に、輪郭体を貼り付ける輪郭体貼り付け工程を行うような構成としてもよい。
また既述した本発明の第1の実施形態に係る装飾画材20においては、台紙21として、透明のフィルムを用いる構成としたが、必ずしもこのような構成に限るもではない。例えばプリザーブドフラワーの花びらや葉と同色の紙ナプキンを用いるような構成としてもよい。
このような構成とすることで、プリザーブドフラワー自体が持つ色相、明度、彩度に沿った新たな趣きを演出することができる装飾画材とすることができる。
また既述した本発明の第2の実施形態に係る装飾画材組み込み体60においては、組み込む装飾画材20の構成として、プリザーブドフラワー4の花びら4aと同様の形状、大きさ、色の装飾画材20を用いる構成としたが、必ずしもこのような構成に限るものではなく、花びら4aと異なる形状、大きさ、色の装飾画材20を用いる構成としてもよい。
また本発明の実施形態に係るステンドガラス調装飾ボード1、3は、何れも支持板10の土台を透明のアクリル板で形成する構成としたが、必ずしもこのような構成に限るものではない。例えば透明のアクリル板に替えて、透明のガラスで支持板10の土台を形成する構成とすることができる。このような構成とすることで、一段とステンドガラス調の装飾ボードとすることができる。
また本発明の実施形態に係るステンドガラス調装飾ボード1、3は、アクリル板11と鉛12とで構成される支持板10だけで外形を構成するものであるが、必ずしもこのような構成に限るものではない。例えば額縁のようなフレームに支持板10を嵌め込むことで額縁風のステンドガラス調装飾ボードとする構成としてもよい。
このような構成とすることで、一段と絵画のようなステンドガラス調装飾ボードとすることができる。
また本発明の実施形態に係るステンドガラス調装飾ボード1、3においては、鉛12をダイアゴナル状に貼り付ける構成としたが、支持板10の模様を構成する鉛12の貼り付け方はこのようなものに限るものではなく、格子状等、他の形状を構成する貼り付け方としてもよい。
本発明によれば、オリジナル性と美感に富むと共に、立体感を効果的に演出でき、また、プリザーブドフラワーが損傷し難い、プリザーブドフラワーを用いた装飾画材と、装飾画材を組み込んでなる装飾画材組み込み体と、装飾画材と装飾画材組み込み体の少なくとも何れか一つを備えてなるステンドガラス調装飾ボードとを提供できることから、プリザーブドフラワーを用いたフラワーアレンジメントや装飾品の分野における産業上の利用性が高い。
1 ステンドガラス調装飾ボード
3 ステンドガラス調装飾ボード
4 プリザーブドフラワーの花
4a 花びら
5 下絵
5a 第1の下絵
5b 第2の下絵
5c 第3の下絵
5d 第4の下絵
10 支持板
11 アクリル板
12 鉛
13 吊り下げ用貫通孔
20 装飾画材
20a 第1の装飾画材
20b 第2の装飾画材
20c 第3の装飾画材
20d 第4の装飾画材
20e 第5の装飾画材
20f 第6の装飾画材
21 台紙
22 輪郭体
23 プリザーブドフラワー
23a プリザーブドフラワーの葉
23b プリザーブドフラワーの花びら
24 保護膜
24a 表面保護材
25 針金
30 装飾品
40 下敷きシート
50 下絵シート
60 装飾画材組み込み体
60a 第1の装飾画材組み込み体
60b 第2の装飾画材組み込み体
200 装飾画材集合体
B 台紙準備工程
C 輪郭体貼り付け工程
D プリザーブドフラワー貼り付け工程
E 葉脈形成工程
F 台紙切抜き工程
G 保護膜形成工程
H 支持板形成工程
I 貼り付け工程
J 花びら分離工程
K 花びら貼り付け工程
L 隙間拡張工程
M 装飾画材組み込み工程
S 接着剤

Claims (10)

  1. 装飾画材の輪郭を形成する金属製で且つ閉環形状の輪郭体と、該輪郭体で囲まれる領域の全体を輪郭体の底側から裏打ちする台紙と、前記輪郭体の内側において前記台紙の上の全面に隙間なく積層される1乃至複数種類のプリザーブドフラワーと、を少なくとも備え、前記プリザーブドフラワーは、花びらと葉との少なくとも一方であると共に、色、枚数、大きさ、向きの少なくとも何れか一つを部分的に異ならせて台紙の上に複数枚積層されており、これによって前記花びらと前記葉との少なくとも一方が台紙の上に一枚だけ積層されている単数枚積層領域と、前記花びらと前記葉との少なくとも一方が台紙の上に複数枚積層されている複数枚積層領域とを輪郭体の内側に混在させた状態に構成してあり、且つ複数枚のプリザーブドフラワーを、前記輪郭体の高さ方向の厚みを超えない範囲で前記台紙の上に積層させてあることを特徴とする装飾画材。
  2. 透明の保護膜で覆ってあることを特徴とする請求項1に記載の装飾画材。
  3. 台紙は、透明のフィルムからなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の装飾画材。
  4. 台紙は、プリザーブドフラワーと同色の紙ナプキンからなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の装飾画材。
  5. プリザーブドフラワーの花と、該花の底に貼り付けられる台紙と、前記プリザーブドフラワーの花の花びら間に組み込まれる請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の装飾画材と、を備えることを特徴とする装飾画材組み込み体。
  6. 透明のアクリル板の所定領域に帯状の鉛をダイアゴナル状に備えてなる支持板と、前記所定領域に取り付けられる、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の装飾画材と請求項5に記載の装飾画材組み込み体との少なくとも一方と、を備えることを特徴とするステンドガラス調装飾ボード。
  7. 金属製の線材を折り曲げて装飾画材の輪郭をなす閉環形状の輪郭体を形成する輪郭体形成工程と、前記輪郭体を台紙の表面に貼り付ける輪郭体貼り付け工程と、前記輪郭体の内側の前記台紙の表面に1乃至複数種類のプリザーブドフラワーを貼り付けるプリザーブドフラワー貼り付け工程と、前記輪郭体の外周に沿って前記台紙を切り抜く台紙切抜き工程と、を備え、前記プリザーブドフラワー貼り付け工程においては、プリザーブドフラワーとして、花びらと葉との少なくとも一方を用い、且つ色、枚数、大きさ、向きの少なくとも何れか一つを部分的に異ならせて台紙の表面の全面に隙間なく複数枚積層させて貼り付け、これによって前記花びらと前記葉との少なくとも一方が台紙の上に一枚だけ積層されている単数枚積層領域と、前記花びらと前記葉との少なくとも一方が台紙の上に複数枚積層されている複数枚積層領域とを輪郭体の内側に混在させた状態に構成すると共に、複数枚のプリザーブドフラワーを、前記輪郭体の高さ方向の厚みを超えない範囲で前記台紙の表面に貼り付けることを特徴とする装飾画材の製造方法。
  8. プリザーブドフラワーの花の花床部分を水平に切除して花びら毎に分離可能な状態とする花びら分離工程と、分離可能な状態とされた複数枚の花びらの底を台紙の上に一体的に貼り付ける花びら貼り付け工程と、前記台紙に貼り付けた複数枚の花びらにおいて、隣接する花びら間の隙間を広げる隙間拡張工程と、該隙間拡張工程で拡張された隙間に、請求項7に記載の装飾画材の製造方法によって製造される装飾画材を組み込んで貼り付ける装飾画材組み込み工程と、複数枚の前記花びらの底を含む領域で前記台紙を切り抜く台紙切抜き工程と、を備えることを特徴とする装飾画材組み込み体の製造方法。
  9. 透明のアクリル板の所定領域に帯状の鉛をダイアゴナル状に貼り付けて支持板を形成する支持板形成工程と、前記所定領域に、請求項7に記載の装飾画材の製造方法によって製造される装飾画材と請求項8に記載の装飾画材組み込み体の製造方法によって製造される装飾画材組み込み体との少なくとも一方を貼り付ける貼り付け工程と、を備えることを特徴とするステンドガラス調装飾ボードの製造方法。
  10. 貼り付け工程において、装飾画材を複数個が重なるように貼り付けることを特徴とする請求項9に記載のステンドガラス調装飾ボードの製造方法。
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